2017年4月20日 (木)

ペアー・オーディオ『 Robin Hood SE / Cornet1 』 ~マニアック御用達のアナログプレーヤー登場~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、ベテランの オーディオファイル(マニアック)にお勧めするアナログプレーヤー pear audio『 Robin Hood SE / Cornet1 』をご紹介します! 熟練度や慎重な作業が必要ですが、振動を徹底的に排除し、「完全な静けさ」を実現でき る、本当の意味でのアナログなプレーヤーです。



pear audio「Robin Hood SE / Cornet 1」

pear audio analogue(ペアー・オーディオ)社の歩み

pear audio analogue社は、イタリアの東隣に位置するスロベニアの首都リュブリャーナにあ ります。このブランドは、熱心なオーディオファイルであり、40年以上もオーディオ界に身を置いている人物 で、アナログオーディオの音質向上に邁進してきたというPeter Mezek(ピーター・メゼック)氏によって設立さ れました。

氏は1985年、革新的なリニアトラッキング方式のプレーヤーをJiri Janda(ジリ・ジャンダ )氏と共同で開発し、大きな注目を集めたのです。

その後、ノッティンガム・アナログ・スタジオを創 立した故・Tom Fletcher(トム・フレッチャー)氏と知り合い、アナログ・ターンテーブルの設計思想と技術的 なアプローチに関して多大な影響を受け、他のいかなるアナログプレーヤーでも再現できなかった素晴らしい 音楽性とリアリズムに感銘を受けたのでした。

2005年、トム・フレッチャー氏はノッティンガム社を 退いた後、従来からの自身の設計思想を発展させた「KIDシリーズ」を設計し、ペアー・オーディオで製造され るようになったのです。ここでピーター・メゼック氏とトム・フレッチャー氏は、さらなる探求を続け、アナ ログ・ターンテーブルの基本原理に立ち戻って、究極のアナログサウンドを実現したのだと言います。

トム・フレッチャー氏は、2010年に亡くなられましたが、その後をピーター・メゼック氏が引き継ぎ 、アナログ再生のさらなる高みを目指して、ペアー・オーディオ社で新しい製品を提案し続けているのです。

そして、新たに日本に登場したのが今回ご紹介します『 Robin Hood SE / Cornet1 』です。

「完全な静けさ」を実現する『 Robin Hood SE / Cornet1 』

そのコンセプトは、同社 の基本理念でもある「最先端技術とは真逆の、原点への回帰」と「物量投入でなく、最適素材の選定とそのシ ンプルな組み合わせで最高のパフォーマンスを得る事」を継承しており、『 Robin Hood SE 』は、それらに沿 って製品化されたペアー・オーディオ・ブランドのエントリーモデルという位置づけです。

具体的に は、レコードの音溝に刻まれた情報の全てを再現するために必要なものを、「静粛性(静けさ)」と考え、『 余 分な振動を与えないためには、必要最小限なトルクかつローノイズなモーター 』が必要と考えたのです。

すなわち、アナログプレーヤーでの最大の振動源である駆動モーターに『 必要最小限のトルク=振動 が極小 』なモーターを採用することで、振動を根本から無くして静粛性(静けさ)を追求しているのです。

これは、ターンテーブル(プラッター)が回転する時に、どうしても発生してしまう極僅かな振動が 、レコードの音溝に刻まれた情報をスポイルしてしまうため、とにかく振動を徹底的に排除しようとする考え 方からです。

この考え方は、前述のノッティンガムのプレーヤーと全く同様で、間違いなく直系です 。

その結果、起動時のトルクを持たせていないため、作動開始には手回しによる回転のサポートが必 要です。さらにモーターを別筐体として本体左手前にビルトインし、プレーヤ本体と接触させないことで、周 到にアイソレートして「完全な静けさ」を実現できたと言います。

本機のターンテーブル(プラッタ ー)は、29mm厚あり、質量は6kgにも及ぶ高剛性アルミニウム合金製の削り出しで、ドライブベルトにはシリコ ン製の丸型(平たくない丸い)ベルトが使われています。

ターンテーブルのベルト接触部にガイド溝 を備えることで、プーリー位置を設定し易い構造とし、長時間の使用でも安定した滑らかな回転が実現できま す。

また、33/45回転の速度切替えはプーリーの上下にかけ替えることで行う構造としています。 50/60Hzの電源周波数切替えはプーリー交換での対応となります。

本体の仕上げは、光沢のある非常に 美しい「ポルシェ・バーガンディ」色のラッカー仕上げが施されています。材質は不要な振動を極力抑えるた めに、天然のバルトバーチ材を使用し、12層に積層された18mm厚ボードを2段に重ねた構造としています。

その2枚のボードの間は制振性の高い特殊シリコン樹脂で共振を抑えることで、天然木による優れた音 響特性を実現しています。さらに本体は内部損失の高いPOM(ポリオキシメチレン)材の支柱3本により3点支持 されています。

トーンアーム「Cornet 1」も、故 トム・フレッチャー氏によって基本設計された 『Space Arm』を進化発展させたアームの集大成としています。

特殊加工のカーボンファイバー素材に より、アームの安定性・共振制御を高め、これまでのトーンアームにはなかった高い剛性を実現できたと言い ます。

アーム部のジョイントにはシリコン素材を充填していますが、一般的なシリコン素材は流動性 が高く馴染むまで若干時間が必要で、再生中に音が変化することもあるそうですが、「Cornet 1」に採用した シリコン素材は、流動性を抑え時間をかけずに音が馴染むバランスに優れた特殊なものとしているとのことで す。

カウンターウェイトには多くのユニピボット・トーンアームと同じく偏心カウンターウェイトを 使用し、適切なレコードトレース能力を確保し、位相の誤差を限りなくゼロに近づけているとのことです。ま た、指かけを無くしたのは、指かけによりトーンアームのバランスが崩れ、制御の効かない微細な共振がヘッ ドシェルに拡散するのを防ぐためだそうです。

サイズは、トーンアーム「Cornet 1」を搭載した状態 でも、幅425×奥行355×高さ255mmとコンパクトで、質量が11kgと非常にコンパクトで設置の場所も取らず扱い やすい大きさです。

試聴しました

弊社日本橋1ばん館で、実際にトーンアーム「Cornet 1」付きの 『Robin Hood SE / Cornet1』を操作し、そのサウンドも確認しました。




光沢のある非常に美しく流麗なデザインは、アナログの温か みを感じさせ、所有欲を大いに刺激されました。6kgにも及ぶターンテーブルの重量感は半端ではありません。

ターンテーブルの起動には、1回転させる程のかなり手伝いが必要です。規定の回転数になるまで回さ ないと止まってしまう低トルクさにはビックリしました。

別筐体になっている駆動モーター部に、穴 の空いた本体をかぶせるようにはめ込みます。本体とは接触しない構造です。

トーンアーム「Cornet 1」はシンプル過ぎる位シンプルです。指かけはもちろんカウンターウエイトやインサイドフォースなどの目盛 も一切ありません。これらが全て音のためには余計なものとの考えからでしょう。

このため、カート リッジの取り付けは、アームから直出しされているリード線に慎重に付ける必要がありますし、針圧調整には 別途針圧計が必要ですし、アンチスケーティング(インサイドフォース・キャンセラー)の調整も目盛がない ためテクニックが必要です。

このように『 Robin Hood SE / Cornet1 』は決して操作感抜群とはいか ないプレーヤーですが、ここまでの徹底度には正直脱帽です。そのためユーザーには余計な作業を強いります し、熟練度や慎重な作業も要求する、本当の意味のアナログなプレーヤーです。

最後に
店頭でカートリッジに「マイソニックラボ/ Signature Gold 」(プレーヤーの倍近い価格と、 ちょっと反則ぎみですが)を使用して試聴しました。

やはり、期待した通りの抜群の“静けさ”に感動 しました。物量投入型の高級プレーヤーに感じるある種の重苦しさは全くなく、軽快なサウンドでありながら も安定感を備えた、実に音楽性豊かなものでした。

またカートリッジの持つ能力をスポイルすること なく、全て引き出していると感じさせるトーンアームも魅力的でした。聴き疲れしない優しいサウンドには、 音楽にどっぷりと浸れ、どんどん引き込まれて行きそうなアナログならではの深さを感じました。

こ のように『 Robin Hood SE / Cornet1 』は、ハイエンドクラスの高剛性プレーヤーとは、真逆のアナログサウ ンドの世界を実現する高級プレーヤーとして、ベテランのオーディオファイル(マニアック)のお勧めするア ナログプレーヤーです。

お好みのトーンアームが使えるアームレスの『 Robin Hood SE 』も用意され ています。

2017年4月16日 (日)

【コンパクト&ハイパワー】何でも入りのHR-X101-SCをオーディオアクセサリで楽しもう!


みなさま、こんにちは!

スギ花粉はそれほどでもなかったので「ああ、今年は大丈夫だな」と思っていた矢先、四月になってヒノキ花粉で大変な目にあっているとうふです。
 
さて、新生活のこの時期。。。皆様慣れない新生活で疲れが出ているのではないでしょうか?
忙しい時でも音楽を聴くゆとりは忘れないで頂きたいものです。

と、言うわけで今回ご案内の製品はこちら!

ティアック
ハイレゾ対応マイクロコンポーネントシステム
HR-X101-SC

以前にもご案内しましたが、ティアックのコンパクト・オールインワン・システムです。

最大の特徴はなんといっても一体ボディに
・音楽CDはもちろん、MP3音源のCD-ROMも再生できるCDドライブ
・24bit/192kHz入力に対応したUSB-DAC搭載
・aptX、AAC方式に対応したBluetoothレシーバー
・ワイドFM(FM補完放送)に対応したFMチューナー
・比較的肉厚なフルアルミ筐体(アルミ筐体のおかげで縦置きにも対応)
と、これ一台で昨今のオーディオ事情をほぼ全部カバーする事ができる、まさに小さな巨人!なのです。

セットになっているスピーカーもサイズにしては鳴りっぷりが良く、ジャンルを問わず楽しめます!

本機はTEACが設計しているだけあり、単品発売されているスピーカー、アンプのノウハウが随所に活かされています。
・インシュレーター
・スピーカーケーブル
を交換するだけでも表現力が向上し、『まさかこの小さなステレオコンポから!?』と驚いていただけるでしょう!

ここでとうふがお薦めする、コストパフォーマンス+見た目も重視したアクセサリの組合せです!

インシュレーターに

オーディオテクニカ
ハイブリッドインシュレーター(8個入り)
AT-6089CK

コルクと真鍮を組み合わせた小型のインシュレータで低域の厚みが向上します。
見た目と効果を両立し、まさにオーディオアクセサリの入門機に相応しいインシュレーターです。

そしてスピーカーケーブルに

サエク
切売スピカーケーブル
SPC-350

オーディオ専用導体「PC-TripleC」を採用した、サエクのエントリークラススピーカーケーブルですが、耳に美味しい絶妙な響きは価格以上の感動を与えてくれます
価格はシリーズで最も安価となりますが、"あさやん"が以前記事にしていましたがそのバランスの良さからリファレンス・ケーブルになっている程です。

付属のシリコンフットやスピーカーケーブルから交換する、少しの投資で驚きの表現をお楽しみ頂ける、 全て入りの製品としては破格の表現力を持ち、またオーディオアクセサリで"遊べる"製品としてかなりオススメです!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年4月14日 (金)

個性派のCD専用機が勢揃い! ~ご自慢のCDライブラリーを最大限生かすために、国産CD専用機を検討されみてはいかがでしょう~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
先日のこのコーナーで“ディスク再生の最終到達地点(マイルストーン)としてESOTERICのSACD/CDトランスポート『P-05X』とD/Aコンバーター『D-05X』”をご紹介したばかりで、「まだ舌の根も乾かないうちに」と、お叱りを受けそうですが、今回はCD専用機のご紹介です。


CD専用機の購入は今がチャンス!

それと言いますのも、今からSACDのソフトを買い集め、ライブラリーを増やすのは至難の技ですし、今お持ちのCDソフトのライブラリーを有効かつ末永く生かしつつ、今後もオーディオを存分に楽しまれるおつもりなら「CD専用機」がお勧です。

CD専用機には、まだまだ個性的な機種も揃っており、CDプレーヤーも日々進化していることから、買い換え、買い増しは今がチャンスであるとも言えます。

やっぱりディスクで音楽を聴きたいという方におすすめ!

“ハイレゾ”という言葉が一般化し、オーディオ初心者のみならず、ウォークマンやスマホでしか音楽を聞かない若者にまで浸透し、当たり前のように使われている昨今です。

しかし、我々オーディオファンの多くは、やはりディスクで音楽を聴きたいという欲求からは、今もって逃れられないのではないでしょうか。

そのディスクには、アナログLPもありますが、こちらを今から本格的に楽しむには、その敷居はかなり高いと言わざるを得ません。

一方、CDソフトは、1982年の発売以来、35年もの長きに亘ってコツコツとコレクションして来られ、今となってはご自身の貴重な音楽財産となっているオーディオ歴の長いファンの方も多いと思います。

そんな方々の中にも、PCオーディオやネットワークオーディオなどの“ファイルオーディオ”にチャレンジされた方も多いと思います。そして、それを極め倒して今も大いに楽しまれているオーディオファンもたくさんいらっしゃるとは思います。

しかし、一度はディスクから離れようとしたにもかかわらず、やはりファイル音源やパソコン、周辺機器などの見えざる敵や異次元の機械に翻弄され、“ファイルオーディオ”に距離をおきたいと思われている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。やはりそれは、ディスクプレーヤーの簡便さやモノとしての信頼が安心感を呼ぶのだと推察します。

その結果、CDプレーヤーの復活とばかりに、従来使ってきたCDプレーヤーを再度使おうとされた際、何らかのトラブルが発生したり、“ファイルオーディオ”に対して音でのメリットをあまり実感できなかったりしたことはないでしょうか。

そんなオーディオファンのために、今回は、個性派の国産CD専用機として、ラックスマン『D-380』、アキュフェーズ『DP-430』のCDプレーヤー、そしてCDトランスポートCEC『TL3-3.0』の3機種をご紹介したいと思います。

一粒で二度美味しい ラックスマン『D-380』

まずは、昨年(2016)秋に同時発売になったプリメインアンプ「LX-380」と同様、ラックスマンならではのロの字型の木箱ケースを採用したCD専用プレーヤー『D-380』です。半導体出力と真空管出力の切り替えが可能な所は前作「D-38u」と同様ですが、本機では前作の機能をさらに進化させています。

真空管出力では、「ECC82」によるバッファー回路に、新たに専用の大型出力トランスを搭載することで適度な倍音成分を付加し、より密度の高い濃厚な表現力を備え、非常に中域の充実した、伸びやかな音楽性豊かなアナログライクなサウンドを実現しています。もちろん半導体出力は生々しいデジタル本来のサウンドで、他の機種にはない違いが楽しめます。

まさに、“一粒で二度美味しい”を実現したCD専用機です。

完成度の高い アキュフェーズ『DP-430』

次に、今春(2017)発売のアキュフェーズ『DP-430』です。

SACDプレーヤーのラインナップをもつアキュフェーズが、あえて『CDをより高品位な音で聴きたい』というオーディオファンからの強いご要望に応えて、自社開発によるCDドライブを搭載したハイエンドCD専用プレーヤーです。

アキュフェーズが多くのデジタル機器の開発で蓄積したノウハウをつぎ込み、前作「DP-410」を大幅に改良した、完成度の非常に高いCD専用機に仕上がっています。

特に変更が大きいのはフィルターアンプで、新開発の「ANCC」(フィードフォワード回路)を搭載したことです。これにより、ノイズ低減のために初段の増幅度を高くすることで悪化する歪みを打ち消し、低ノイズ・低歪み率を同時に達成できたそうです。

DACチップは、従来機はTI社製「PCM1796」を4回路並列動作させていましたが、『DP-430』では、新たに旭化成エレクトロニクス社製「AK4490EQ」を採用し、4回路並列動作としています。

この新規採用のDACチップと「ANCC」との組み合わせにより、S/Nが従来機の114dBから117dB、歪み率が0.001%から0.0008%に、数字としては僅かですが、実質的にはかなり大きく向上させています。

USB入力では、前作はPCM:192kHzまででしたが、本機では、PCM:384kHzに加えて、DSD:11.2MHzまで再生可能と大幅にグレードアップされています。これにより本格的USB-DACとしてPCオーディオやファイルオーディオ再生にも十分対応できる内容になり将来的にも安心です。

サウンドは2月某日、Joshin日本橋1ばん館で確認しました。


まず感心したのはS/Nの良さで静かなのです。音楽が生き生きとしており、枠にはめられたようなデジタルの堅苦しさが全く感じられませんでした。また、44.1kHzのCDサウンドにどうしても感じられる、まとわりつくようなノイズ感も少なく、じつに素直でクリアなサウンドでした。

筆者の感想としては“そのサウンドが、殊CD再生に関して、SACD/CD一体型プレーヤーより‘上では?’”と感じる場面もあったことを付け加えておきます。

独自の世界を確立した CEC『TL3-3.0』

最後に、CDプレーヤーではなく、今春発売されたばかりのCD専用トランスポートCEC『TL3-3.0』のご紹介です。

本機をプレーヤーと同等に扱うことにはご異論もあろうかと思います。しかし、筆者としては、USB-DACをはじめ本格的なD/Aコンバーターをお持ちのオーディオファンの皆様に、これまでのデジタル機器では味わえない独自のデジタルサウンドを実現すべく、ディスク駆動にベルトドライブを採用したCECのトランスポートを、新たな選択肢に加えていただきたいとの思いから、今回あえて取り上げさせていただきました。

一般のCDプレーヤーやトランスポートは、ディスク用ターンテーブルの真下にモーターが配置され、ターンテーブルを直接駆動するダイレクトドライブ方式です。しかし、安定的な回転のためには、大きなモーターが必要であり、そのモーターから発生する振動や電磁ノイズによって生じる信号の歪みから逃れることには難しいものがあります。

これらを解決するために、CECは従来から独自のベルトドライブ方式を採用。重量級CDスタビライザーを使用することでターンテーブルの質量を上げ、慣性の力で極めて滑らかで安定したディスクの回転を得ているのです。また小さなモーターが使え、回転軸から離れた位置に配置してベルト駆動をすることで、振動を吸収でき、しかもノイズ源とも距離をおくことができるのです。

さらに、『TL3-3.0』にはCDの44.1kHzを88.2kHzまたは176.4kHzへアップサンプリングしての出力が可能で、高いサンプリング周波数特有の緻密さや滑らかさがを加えることができます。しかも過去によく言われた、ベルトドライブへのマイナスイメージでもあった“まったりしたサウンド”は本機では全く感じませんでした。

何処か高級アナログプレーヤーのサウンドに似ていながら、十分メリハリ感も維持しつつ、安定した有機的な血の通ったサウンドをCDで実現してくれるのです。

それは、希少価値を通り越して、CECが“独自のハイエンドオーディオの世界を確立”しているとも言えるのではないでしょうか。

最後に
今回ご紹介したCD専用機3機種は、いずれも個性的で、お気に入りのCDソフトに新たな息吹をもたらしてくれることは間違いありません。

ハイレゾ一辺倒できたこの数年ですが、ここらで一旦立ち止まってみて、今こそご自身が目指す新たなオーディオの道筋を改めて探ってみる段階に来ているのかも知れません。

ご自慢のCDライブラリーを最大限生かすためにも、国産CD専用機を検討されてみてはいかがでしょうか。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2017年4月13日 (木)

【e-TP66】フルテックからの新製品!スリム電源タップの登場です!



ボーダー

いつもJoshin webをご利用いただき、誠にありがとうございます。

先日、家から出かけようとした時に、スーツのズボンを履こうとしたボーダーです、こんにちわ。


手に取るだけならまだしも、ハンガーから外して片足を突っこむまでまったく何も感じませんでしたからね。

重症です。


さて、本日はフルテックの新製品!電源タップ『e-TP66』のご紹介です。


フルテック
6口電源タップ
e-TP66

■【商品概要】■

『e-TP66』はフルテックの電源タップの新シリーズ「Slimline Power Series」の第一弾のモデルとなっています。

横幅約65cmの筐体にα導体採用の高品質オーディオグレードコンセントを6口装備しています。

それぞれのコンセントは24K金メッキされた3極コンセントを使用。ロスのないエネルギー伝達を可能にしているとのことです。


また、e-TP66は本体内部の底面に特殊な振動吸収材を使用し、電源の微小な振動までも排除するように設計されています。

細身の筐体でありながら、クリーンな電源を供給できるように工夫された電源タップとなっているのです。


■【試聴レビュー】■

今回も、フルテック様より実機をお借りして試聴してみました。(またしてもっ…またしても写真を撮り忘れたっ…。)


一聴して感じるのは、「e-TP60」の時と同じく『全体的な音圧と明瞭さの向上』です。

ボーカルの雑味が取れ、声に残像があるような印象がスッキリと消え、焦点がしっかり合うイメージが感じられます。

手嶌葵の「明日への手紙」では、清涼感に溢れたボーカルが楽しめ、楽曲自体により感情がこもるような印象を受けます。

高音域もクリアに爽やかに楽しめました。


低音域については、一段と打ち込みが強くなる印象を受けます。

平面的な打ち込みに立体感が加わり、重く、厚みのあるサウンドになりました。

「ドッ」から「ドンッ」へ、「ズン」から「ズゥン」になるような、響きもさることながら芯の強さが変わる印象を持ちました。


フルテックの「Slimline Power Series」として登場したe-TP66ですが、各種パーツに抜かりはありませんし、スリムな筐体をしている為、置き場所も選びや すいと思います。

価格的にもかなり手頃な部類と思いますので、ぜひ試していただきたいと思います。


この他、ハイエンドオーディオブログでは、さまざまな機種を取り上げ、日々、記事を綴っております。こちらもあわせて、ご一読ください。


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それでは、いつもお買い得なJoshin webでお待ちしております。

2017年4月 8日 (土)

KOJO「Force bar EP」 ~仮想アースを考える~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。

以前、このコーナーで取り上げましたKOJO(光城精工)「Force bar」シリーズ最新鋭のバーチャル・リアリティ(仮想現実)アース機器「Force bar EP」を試聴した結果を踏まえ、“仮想アース”について少し掘り下げてみたいと思います。



光城精工「Force bar EP」

永遠のテーマ「ノイズ対策」

オーディオシステム構築においてノイズ対策は永遠のテーマであり、そのノイズ対策のひとつとしてあるのが接地(大地アース)です。

通常家庭にあるアース端子は、電子レンジや水を使う洗濯機やウォシュレットなどの家電製品の安全対策(漏電、感電)として考えられており、オーディオ機器をこれら家庭用アースに接続した場合は、逆にノイズを拾ってしまう場合が多く、逆効果になる場合が多いのです。特に集合住宅のアースはさらに恐ろしいことに、全戸が共通というとんでもないものもあるようです。

私達は、日頃何気なく「アースを取る」「アースを落とす」という言葉を使っていますが、「アース」の本来の意味は、「地球の電位は一定なので、機器の一部を大地と接触し、同電位にして機器の電位の異常増大やふらつきを防ぐ」ということです。

従来、アナログプレーヤーのアースをアンプのアース(GND)端子に接続する以外は、ほとんど何もして来なかったのが実情です。しかし、アンプのシャーシとアースの間には数10ボルトオーダーの交流電位があり、しかもこれには色々なノイズが乗って来ているのです。このシャーシに存在する電位が、数ミリボルトから大きくても数百ミリボルトの音声信号に想像以上の悪影響を及ぼし、音質を汚し、位相のズレを生じさせているのです。

従いまして、この交流電位を0ボルトに近づけることで、音質を飛躍的に向上させることが十分ご想像いただけると思いますし、その重要性もご理解いただけると思います。ただ、本格的なアース工事は、ご家庭の庭や路地裏などに1メートル程度の穴を掘り、直径10~15ミリ、長さ1メートルの銅棒を木炭などと一緒に埋めるという大変な作業が必要になります。マンションやアパートでは、それは到底不可能な工事です。

「Force bar EP」とは?

今回ご紹介します「Force bar EP」は、「遠くのアースより近くのアース」。オーディオ機材の直近にアースを持ち込み接地することで、立地条件の厳しい場所にあっても、大地アース(仮想現実アース)された環境でオーディオを楽しむことが可能になると言います。

大地(地面)はその多くが砂、石、粘土質、土でできており、これらはとても導体とは言えず抵抗体です。しかし、中学校で習う合成抵抗の考え方を適用すれば、抵抗値は並列接続されることでどんどん小さくなり、地球をその抵抗体の集まりと考えると、それらが全て並列になっているとも考えられることから、地球規模で見た場合には、その抵抗値は限りなく0オームに近いと言える訳です。

「Force bar EP」は、その内部抵抗を0オームに近づけるため、様々な導体を組み合わせて構成しています。近年、携帯電話の普及や電子機器の普及によって、それらが出すノイズは高周波成分のものが特に多くなっています。その高周波を取り込む導体には、インピーダンス(抵抗)値が低いものが望まれます。

また、高周波電流は導体を流れる場合、その導体の表面を流れる特性(表皮効果)があります。そのため導体の表面積を増やすことで高周波電流を流れやすくできる訳です。それはアンテナ線や同軸ケーブルなど高周波信号を扱うものに、撚り線や編組シールドを使用していることからもご理解いただけると思います。その高周波電流の表皮効果を利用して、アースプレートを銅+真鍮(黄銅)+スチールの6層の積層構造としています。

同社のこれまでの“Force barシリーズ”は、供給される電源のアース線と筐体がショートされていますが、「Force bar EP」はアースループ(回り込み)を避けるため、電源アースと筐体は構造的に分離されているため、“Force barシリーズ”を連結(内部配線はスルー配線されている)しても、仮想現実アースに単独で接続(接地)することができます。

試聴しました。

「Force bar EP」には、接続用のケーブルが2種類同梱されています。いずれも2mで、「RCAプラグ-丸端子ケーブル」と「丸端子-丸端子ケーブル」です。これらを使うことで、オーディオ機器(メーカーはCDプレーヤーやプリアンプを推奨)のシャーシやRCA(空き)端子、さらにはスピーカーのマイナス端子と接続(L/Rのスピーカーを一緒には接続できないため2台必要)します。

ただし、オーディオ機器と「Force bar EP」は、基本的には1対1での接続が基本ですが、更なる効果を狙う場合は、複数台の仮想アース端子同士を前述の「丸端子-丸端子ケーブル」での接続が推奨されています。

まず、「Force bar EP」をUSB-DACに「RCAプラグ-丸端子ケーブル」を空いているRCA端子に接続して自宅で試聴しました。

・再生音場の見通しが良くなり、情報量も明らかにアップしました。
・サウンドにまとわりついていた僅かなザワツキ感が完全に取れました。
・サウンドの芯がしっかりして安定感が出てきました。
・低音はさらに下に伸びる感じで、しかも締まったものになりました。
・ボーカルはグッと前に出てきて、肉質感のあるリアルなものとなりました。
・中高域の透明度が上がり、アコースティック系の楽器はマイルドになりました。
 ※外すと明らかにくぐもったサウンドに戻りました。

次に、「Force bar EP」を2台用意し、左右のスピーカー端子のマイナス側にそれぞれ1台ずつ接続して試聴しました。

・透明度がアップし、ステージの奥行き方向の見通しが良くなりました。
・ボーカルが中央にすくっと定位し、口が小さく感じました。
・サウンド全体がまろやかになり、刺激的な部分がなくなり聴きやすくなりました。
・クラシックが実にゆったり滑らかな、心地良いサウンドとなりました。
 ※刺激的な部分が取れるため、迫力を求める方には少し優し過ぎるかも知れません。

このようにS/Nの向上による効果は明らかで、従来聴き取れなかった微妙なニュアンスが再現されました。これはアースによってサウンド全体のノイズフロアが下がった結果であり、全体的にクリアなクッキリしたものとなったのです。

「Force bar EP」を2台使い、相互に接続しても試しましたが、さらに静けさや透明度が改善されました。また、付属のケーブル以外にも、余ったスピーカーケーブルを使っても試して見ましたが、変化がありました。一度お試しいただくのも良いかと思います。


USB-DACのRCA端子に接続

スピーカーの-端子に接続

Force bar EPを2台使ってのテスト

最後に
このように「Force bar EP」の効果は確実に体験できました。ただ筆者の自宅は、田舎の一戸建てであり、高周波による影響は都会の集合住宅からすれば非常に少ないと思われ、すこぶる贅沢なリスニング環境であることを付け加えておきます。

これまでにも“仮想アース”機器は存在していましたが、いずれも高価なことや大型なことから、導入を見送られていたオーディオファイルの皆様にこそ本機をお勧めします。

また、この「Force bar EP」を含めた“仮想アース”の導入は、その効果を確実なものとするためにも、電源ケーブルやタップなどの電源系の対策の後にしていただくようにお願いします。

2017年4月 6日 (木)

【e-TP60】電源タップへの入門に!

ボーダー

いつもJoshin webをご利用いただき、誠にありがとうございます。

最近、新しいCDが欲しくなってきたボーダーです、こんにちわ。


いつも聴いている音楽も、ちょっとヘビーローテーション気味になってくると、少し新しい風というか、気分転換したくなりますよね。

80年代か、90年代か、最近はやりのアイドルの曲でも、EDMでも…。


さて、本日はフルテックの電源タップ『e-TP60』のご紹介です。


フルテック
電源タップ
e-TP60

■【商品概要】■

『e-TP60』はフルテックの電源タップで、エントリークラスの位置付けとなっております。

内部配線にフルテックの「μ-14」を使用し、コンセントもフルテックの高品質なオーディオグレードのものを採用。このコンセントは24K金メッキ処理のα導体によって、ロスのない信号伝達を可能にしています。

また、本体の底部には特殊な電磁波吸収素材「GC-303」を使用し、非接触でノイズ対策を施しています。


コンセントについては、3極タイプを6口としているので、口数としては、ほぼ事足りるのではと思います。プリアンプ、パワーアンプ、CDプレーヤーにDAC、パソコン、アナログプレーヤー…。

コンパクトな筐体サイズですし、お値段も結構お手頃な部類ではないでしょうか。


それではさっそく、試してみましょう。


■【試聴レビュー】■

今回もメーカーより実機をお借りして聴いてみました。(写真を撮り忘れた…!!)

壁からe-TP60への電源ケーブルはごく一般的なものを使用しています。


さて、一聴して感じるのは『音がグイと持ち上がる』感触です。

e-TP60を使う前に比べると、全体的に沈み込んだ印象だったサウンドが、ガラリと一変。

先程まで、座り込んでいたサウンドが、ガッと持ち上がり、前に出てくるような立体感を感じます。


低音については、ひとつひとつの音がキリッと絞まり、さらに重さが加わるような印象でした。

ドラムやスネアのビート感が一層的確になり、ハキハキしたサウンドに感じます。


中高音域については、焦点がパチッと合い明瞭さが向上。さらに、それぞれの音に磨きをかけ、長年のホコリを落としたような「ピカピカした印象」を受けます。

ボーカルは滲みが無くなって前に出てくるようで、クリアな印象が強くなり、高音域は鋭敏な印象が強くなります。強いパキパキした印象ではなく、爽やかなサウンドを感じます。


電源タップへの入門に、ぜひおすすめしたいと感じましたね。


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それでは、いつもお買い得なJoshin webでお待ちしております。

2017年3月31日 (金)

【宝石と金属のあわせ技!】ナガオカのハイブリッドインシュレーターの取り扱いを開始しました!


みなさま、こんにちは!

桜の開花宣言がされるようになり、ようやっと春の到来を実感しつつあるとうふです。
あと2週間もすれば大阪屈指の桜の名所、造幣局の『桜の通り抜け』ですね。
デジタルカメラを持って、ベストショットを今年も撮りに行こう!と今からワクワクしています。
そんなデジタルカメラが豊富でお得なJoshin Webのカメラコーナーはこちらより
※なお、大阪市の造幣局の桜の通り抜け、2017年は4月11日~17日のようです。

さて、今回は新規取り扱いのご案内です!

ナガオカ
インシュレーター
INS-SU01(ステンレス/ルビー)

ナガオカ
インシュレーター
INS-BR02(真鍮/ルビー)

レコードカートリッジや、メディアカバーなどのアクセサリで著名なナガオカトレーディングから発表された複合素材インシュレータです。

ナガオカトレーディングは先に挙げたとおり、『レコードカートリッジ』でも有名です。
このインシュレーターはその製品開発で培った技術でダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ単結晶素材のルビーを採用したインシュレーターを世界で初めて発表したのです。

円錐状の金属部トップにルビー球を採用した独自の形状で、付属の受け皿(金属部と同素材)と組み合わせて使用します。
※インシュレーターの高さがそれなりにあるので、転倒の危険を回避するため機器と貼り付ける両面シールが付属します。
機器の重量がかかる部分にルビー球を採用することで、インシュレーター間の振動を分離する効果が高まるようです。
金属の素材も「ステンレス」と「真鍮」の2種類でラインナップされており、
メーカー発表では
「ステンレス」モデルは『低域が締まり、中高域のクリアさ、解像度、音像の定位感が向上する』らしいですね。
そして「真鍮」モデルは『帯域のバランスはそのままに、豊かな響きとクリアさ、解像度、定位感が向上する』様子。

私個人的には他にも真鍮製のインシュレーターを何種類か使用しており、「INS-BR02」が気になっています。
いずれメーカーから試聴機をお借りしてレビューしたいと思います。

なお、本製品は製造には精密な加工が求められ、一月の生産量は極わずかとのこと。
在庫も不安定になりがちですので。。。在庫のあるこのチャンスをお見逃し無く!
※初回ロットをメーカー様のご好意で4セットずつ確保させて頂きました。(ペアの場合は2ペアずつとなります。)
 現在ですと次回入荷予定が5月頃になるかも...との事ですのでご注文の際はお急ぎ下さいませ!

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2017年3月26日 (日)

【人気のクラスを一挙ご紹介!】お薦めのUSB-DAC/ヘッドホンアンプのご紹介です


みなさま、こんにちは!

前回は小型ブックシェルフスピーカーをご案内しましたがいかがでしたでしょうか?
あまりオーディオ雑誌等で紹介される事が少ない機種も含まれていますが、実際にじっくり聴いてコストパフォーマンスの高さに驚かされた機種を選りすぐっていますので機会があれば是非一度ご試聴下さいませ。

さて、今回ご案内するのはUSB-DAC兼ヘッドホンアンプ
今更ではありますが、昨今ではCDプレーヤーを使わず、
・リッピングした音源
・e-Onkyo等のハイレゾ配信音源
などをパソコンやネットワークオーディオプレーヤー等で再生するオーディオスタイルが定着しつつあります。
むしろ、私よりも若い世代にもなるとCDは買わず、配信音源のみを購入している人もいるのだとか。

その中でもUSB-DACを使用したPCオーディオは
1)DACの選択肢の幅広さ
2)ソフトウェアによる音の変化
3)USBケーブルやオーディオアクセサリによる音の変化
等、楽しめる要素が多く、更に普段使い慣れたPCでも簡単に楽しめるなどの導入のしやすさもあってユーザーが多いように感じます。
というわけで今回も実際に試聴してきた中で、価格と表現力のバランスに優れた製品をチョイスしてみました。

お薦めその①

パイオニア
USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ
U-05

パイオニア初のUSB-DAC/ヘッドホンアンプとして発売当時非常に話題となったモデルです。
あさやんのハイエンドオーディオブログ記事はこちらです。

とうふがオススメするU-05のここがポイント!
○豊富な入力端子
USB[B]×1、AES/EBU×1、同軸×2、光[角型]×2は他に類を見ない豊富な入力端子です。
特にAES/EBUを搭載しているのは珍しく、発売当初『あれ、パイオニアにAES/EBUアウトの製品あったっけ?(ありません)』と思ったものです。
○豊富なヘッドホン出力端子
XLR(3pin×2)×1、XLR(4pin)×1、6.3mm標準ステレオジャック×1というこれまた豊富な出力端子。
※今回ご案内の機種の中では最も古い製品となるため、3.5mm4極端子や4.4mm5極端子等には当然対応しておりません。
○こだわりの内部パーツ、構成
電源トランスとDAC部分を別室にする構造や、肉厚ボディによるしっかりとした筐体等

等々、思わずニヤリとさせられる、パイオニアのこだわりと意気込みが込められたモデルです。
USB-DACとしては明るく、輪郭のクッキリとしたわかりやすい表現で、明るくカラリとした表情が非常に好印象。
多数の出力端子を揃えるだけあり、ヘッドホンアンプとしても優秀で、低能率の業務用ヘッドホンなども楽々と鳴らしてくれるパワーで魅せてくれました。

また、アナログ出力はボリュームに連動させることもできるので、パワーアンプを接続すればデジタル入力専用プリアンプとしても使用できます。
プリアンプとしても性能は意外と高く、感情の起伏に富んだエネルギッシュな表現も楽しめます。
もう、『色々詰め込みすぎだろう!』と言いたくなるような内容ですがいずれの機能も非常にハイレベルに纏まっており、欲張りな方にはピッタリの仕上がりです。

全体的には明るくカラッとした表現なので、ポップスやロックが好きな方にはイチオシです。
 
とうふ的U-05の5段階評価
お薦め度 :★★  :多機能過ぎるのが逆に弱点になるかも?『3点』
表現力  :★★★★:明朗快活。カラッとした明るさが好きです。『5点』
見た目  :★★  :多数のヘッドホン出力とツマミ。人を選ぶかな『3点』
機能性  :★★★★:圧倒的多機能。デジタルプリとしても優秀『5点』!
総合評価 :★★★★:多機能+判りやすい表現力。マルチに活躍します『5点』



その②はこちら

マランツ
USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ
HD-DAC1

マランツ初のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ専用機としてこれも非常に話題になったモデルです。
あさやんのハイエンドオーディオブログ記事はこちらです。

とうふがオススメするHD-DAC1のここがポイント!
○高級感の溢れるデザイン
ウッド調のサイドパネル(プラ製です)
1980年代のモデルにあった側面ウッドパネルを彷彿とさせる懐かしくも新しいデザイン。(しつこいですがプラ製です)
○高級機種と共通のヘッドホンアンプ回路
マランツお得意のHDAM-SA2+フルディスクリート無帰還型出力バッファー構成のヘッドホンアンプ部。
○可変/固定の2系統のRCA出力を搭載
プリアンプとしても使用してもよし、出力固定のDACとしても使用してもよし。
○実はアナログ入力があります
3.5mmステレオミニプラグですがアナログ入力があります。
ポータブルプレーヤーなどのライン出力を簡単に入力できます。
○USBメモリ/iOS機器の接続が可能
PC以外の再生機能を搭載

といったオススメポイントが多々ある、マランツからの初・USB-DAC/ヘッドホン特化モデルです。
マランツらしい明瞭度が高く、ホールで聴くような広がりのある表現力と高級感のあるデザイン。

先にご案内のU-05と比べると非常にシンプルなデザインですが、ヘッドホンからの出力はマランツ高級モデルと遜色が無い、自然でゆとりのある表現力。
このコンパクトなボディからは驚きの、懐の広い表現を楽しめました。
高級機種譲りのヘッドホンアンプ回路を搭載しているので、能率の低いヘッドホンなどもゆとりを持って鳴らしてくれます。

また、USB-DACだけでなく、フロントのUSB[A]端子にiOS機器やUSBメモリを接続する事も可能。
HD-DAC1だけで音源を再生することも可能というのもHD-DAC1の隠れた魅力と言えるでしょう。
マランツ高級機種の技術がこの小さなボディにギュッとつまった『機能特化の上級キラー』と言えます。
空間表現と自然で広がりのある表現を得意としているので、クラシックやJazzの好きな方には強くオススメします。

とうふ的HD-DAC1の5段階評価
お薦め度 :★★★ :上品に纏まったデザインとコンパクトさ。『4点』
表現力  :★★★★:上位モデルのDAC部を抽出した贅沢機『5点』
見た目  :★★★★:ウッド調のサイドパネルに高級機譲りのデザイン『5点』
機能性  :★★  :シンプルすぎるのが玉に瑕?『3点』
総合評価 :★★★★:高級機種で聴くような充実感。驚きです。『5点』!



続いてその③

ティアック
UDB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ
UD-503

ティアックのReference500シリーズのフラッグシップモデルDACです。
DAC機能とヘッドホン機能が大幅に強化されており、様々な部分でTEACの音に対する試みが施された意欲作となっています。
あさやんのハイエンドオーディオブログ記事はこちらです。

とうふがオススメするUD-503のここがポイント!
○11.2MHzのDSDに対応
ティアックのハイエンドブランド「Esoteric」製品にも採用されている旭化成のDACチップが搭載
○DACチップ以外にもこだわりが
電源部や、インシュレーター、完全バランス回路等、上位ブランドの技術も貪欲に採用する意気込みが感じられます。
○バランス出力に対応したヘッドホンアンプ部
6.3mm標準ジャック×2を使用したバランス出力に対応。
○10MHz外部クロック入力に対応
USB-DAC接続時に限りますが外部クロックを導入することが可能です。
○アナログ入力を持ち、プリアンプとしても利用可能
RCA入力を1系統持っており、こういっては何ですが意外と優秀なプリアンプとしても楽しめます。

ティアックのReference500シリーズには501というUSB-DACが既に存在していますが、ユーザーの声、市場のニーズ等に答え機能強化を図ったモデルです。
目立つ所だと「USB-DAC部の強化」や「アナログ入力に対応」「プリアンプ機能搭載」「バランスヘッドホン出力」等、
マニアックな部分では「外部クロックに対応」、「ピンポイントフットの採用」、「LEDディスプレイ採用」などの強化が施されています。

その音質は上位ブランドのEsotericを彷彿とさせる、スッキリとキレのある音色。
繊細ですが、細すぎず一音一音をシッカリと表現し、Esoteric製品ほど隙の無い音色ではないため緊張感をそれほど感じず、気楽に楽しめます。
ティアック製品に多い、耳馴染みのよい表情で平均点が高いバランスの良い表現力です。
クラシックやジャズ等もお薦めですが。。。

とうふ的UD-503の5段階評価
お薦め度 :★★★ :遊べる要素が非常に多いのでオススメです。『4点』
表現力  :★★★★:スピード感と音キレのよさは上位ブランド譲り『5点』
見た目  :★★  :業務用ぽいデザインは賛否両論?『3点』
機能性  :★★★★:外部クロックやプリアンプ部等かなり優秀です『5点』!
総合評価 :★★★★:バランスの良さとアクセサリ等を楽しめる拡張性。『5点』



最後となりますその④

デノン
ハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ
DA-310USB

デノンから発売されています、USB-DAC/ヘッドホンアンプですね。

このモデルは何度かブログでもご案内しております。
私とうふのハイエンドオーディオブログ記事はこちら

とうふがオススメするDA-310USBのここがポイント!
○高機能デジタルアンプ回路DDFAを搭載
弟機といえるのか、プリメインアンプのPMA-50にも搭載されているデジタルアンプ回路をヘッドホンアンプ部に採用。※本機はどちらかと言うと、上位モデルのDNP-2500NEの回路部を引き継いでいます。
○縦置きにも対応
縦置きにすることでスペースを確保する事が出来ます。
○サイズからは考えられないエネルギッシュなサウンド
最大の特徴です。
片手に乗るサイズ(※ACアダプタは除く)でありながら、能率の低いヘッドホンでも楽々と鳴らすパワー感に圧倒されました。

さらに言うと、今回ご案内の中では最も小型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプです。(※ACアダプタ含まず)
筐体サイズからも
入力は光×2、同軸×1、USB×1
出力はRCA×1、6.3mm標準ジャック×1という、先述のマランツのHD-DAC1以上にシンプルです。
しかしよく言う「シンプル イズ ベスト」という言葉にあるように、このDA-310USBの表現力は素晴らしいの一言です。
スピード感はありつつも雑にならず、どっしりパンチの効いた表現を楽しませてくれます。
その表現力は前回に案内の通り、私はヘッドホンアンプでの運用がオススメです。
小さいボディからは思えない、エネルギーのある表現をお楽しみいただけるでしょう!

是非このDA-310USBではポップス、特にロックはグイグイ押し出してくるような表情を楽しめるのでオススメです。


とうふ的DA-310USBの5段階評価
お薦め度  :★★★★:デザインも良く、コンパクト&ハイパワー。お薦めです『5点』
表現力   :★★★★:このボディの何処にこのエネルギーが!?という元気良さ『5点』!
見た目   :★★  :縦置き可能等の設置性の高さは好印象。だがアダプタが...『3点』
機能性   :★★  :シンプルな構成です。可もなく不可もなく『3点』
総合評価  :★★★★:価格と表現力のバランスがよく、非常にオススメです。『5点』


ハイエンド系で他にも色々お薦めしたい機種があるのですが。。。
まだ全ての実機をじっくりとまでは確認できておりませんので今回は保留ですが、いずれは第2弾、第3弾、と続けて行きたいですね!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年3月25日 (土)

SACD/CDトランスポート「P-05X」、D/Aコンバーター「D-05X」
~エソテリック30年の伝統が育んだ、新たなるマイルストーン~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、エソテリックブランド30年のノウハウをすべて投入し、突き抜けた音楽再生能力を実現した「P-05X」「D-05X」をご紹介いたします! パッケージメディアにこだわりつつも、最先端のファイルオーディオにも興味を持つ日本のオーディオファイルにおすすめの製品です。




ESOTERIC「P-05X」「D-05X」

近年のディスクメディア

最近、ファイルオーディオに押され気味で、市販のディスクメディアであるCDやSACD再生が話題になることがめっきり減ってしまっています。また、メディアの販売数も年々減少しています。逆に、アナログディスクに注目が集まっているのは何とも皮肉です。

デジタルオーディオプレーヤーとヘッドホンで音楽を聴いている若い人の中には、ディスクメディアに一度も触れたことがないという層まで出てきているそうです。それは、我々オーディオファンにとっては恐怖でもあります。そういった人達がやっているのも同じオーディオと言われているのですから・・・。

メディアの販売数に比例して、ディスクプレーヤーの製品ラインナップも減少していますが、それがメディアの販売低迷だけが問題ではないところに根の深さを感じます。それはプレーヤーのドライブメカに起因するところが大きいのです。すなわち、メカの供給メーカーの減少です。CDやSACDの開発メーカーであるSONYでさえ、遙か以前に撤退してしまっています。

今やSACD/CDのオーディオ専用(ユニバーサルではない)メカを作り続けてくれているのは、国内では「デノン・マランツ」の「D&Mグループ」と、これからご紹介する「エソテリック」のみとなってしまいました。

1982年に登場して以来、膨大な音楽ソフトを我々に供給してきたCDメディア。1999年に登場し、当時としては革新的なDSDを採用したSACDメディア。残念ながらレーベル数の少なさやマニア向けジャンルのソフトに限定されたことから、広く普及するまでには至りませんでしたが、今のハイレゾ再生ブームに繋がったのは疑いのない事実です。

世界の中でも、CDやSACDのパッケージメディアが好きなのは、日本人とドイツ人だそうです。オーディオ歴の長いオーディオファンほど、アナログレコード時代の習性で、どうしてもジャッケットを重要視してしまいます。やはり、我々日本人は形のある「モノ」が大好きなようで、しかもコレクション(蒐集)することが殊の外好きなのです。

また、日本人はパッケージメディアにこだわりつつも、最先端のファイルオーディオにも興味を持つという、世界中でも希有なオーディオ大国でもあります。そんな日本のオーディオファイルに向けて、30年にわたる「エソテリック」の製品開発の総力を上げて完成させたのが、これからご紹介するSACD/CDトランスポート「P-05X」と、D/Aコンバーター「D-05X」です。その魅力溢れるフューチャーをご紹介して参ります。

SACD/CDトランスポート「P-05X」とは

「P-05X」のオリジナルモデルは、2007年発売の「P-05」で10年もの超ロングセラーを続けてきました。それは他でもない、その完成度の高さ故のことです。「P-05X」はドライブメカ以外、「P-05」のほぼすべてのコンポーネントを刷新した、全く別物と言えるトランスポートです。

その、唯一いじりようのない完成度の高さを誇るのが、「エソテリック」独自の銘ドライブメカ "VRDS-NEO"「VMK-5」です。

ディスク回転時の面振れを補正して読み取り精度を高めるべく、高精度アルミニウム+ポリカーボネート素材のハイブリッド・ターンテーブルを採用。ブリッジ部は、内部損失の高い高剛性BMC(Bulk Molding Compound)素材と、スチールによるハイブリッド構造により、回転振動を大幅に減衰させています。スピンドルモーターは、回転検出信号を使った高度なサーボコントロールにより、信号読み取り精度を高めています。さらに、トレーの開閉からディスククランプまでの動作を独自技術の差動ギア方式で行い、ハイエンドオーディオならではの滑らかなでスムーズなディスク・ローディング動作を実現しています。

ディスク読み取りの心臓部には、同社のフラッグシップ機「Grandioso P1」と同一の軸摺動型ピックアップを搭載し、レンズを移動させたときにレーザーの光軸が常に垂直方向を維持し、高精度な信号読み取りを実現しています。電源回路には大型トロイダル・トランスを備え、シャーシも上位モデルと同一設計思想でより剛性が高く、「D-05X」同様、優雅なラウンド感を強調した贅沢な仕様に進化しています。

そして今回のグレードアップの目玉でもある、更なる高音質を目指して採用された独自のデジタルインターフェースである「ES-LINK4」に対応させています。この「ES-LINK4」は、デジタル処理のほとんどをトランスポート側で行い、HDMIケーブルを利用して、「オーディオデータ」「LRクロック」「ビットクロック」のそれぞれのデータを高速かつワイドレンジに伝送し、DAC側で信号を復調する方法です。これによりD/Aコンバーター側には、オーバーサンプリング処理などの回路負荷が掛からない「Pure D/A」となることで、より高品位なデジタル伝送が可能になったのです。

D/Aコンバーター「D-05X」とは

一方、「D-05X」はこの10年のデジタルオーディオの進化をすべて具現化して完成させています。同社フラッグシップ機「Grandioso D1」から受け継いだDAC設計思想を妥協なく凝縮し、すべての回路コンポーネントをオリジナル「D-05」から刷新しています。

DACには、最新鋭の一体型SACD/CDプレーヤー「Grandioso K1」にも採用された、旭化成エレクトロニクス社製32bitプレミアムDACデバイス「AK4497」が搭載されています。このデバイスをステレオで計8回路(4回路/ch)組み合わせ、圧倒的なリニアリティと低ノイズ化を実現したのです。

PCM信号を34bit解像度でアナログ変換する34bitD/Aプロセッシング・アルゴリズムを新たに採用して、きめ細かく滑らかな質感と高解像度を両立しています。さらにPCMデジタル信号を2/4/8倍にアップコンバートする機能も搭載し万全です。

DSD信号のダイレクト処理のほか、PCMのDSDへの変換機能は、独自のアルゴリズムにより、DSD22.5MHzへアップコンバートするため、より滑らかな音楽再生も可能と言います。

ハイサンプリングに対応する豊富なデジタル入力を持ち、同軸、光入力は、192kHz/24bitまでのPCM、DSD2.8MHz(DoP)入力に対応。XLR×2は、192kHz/48bit(ES-LINK3)、384kHz/24bit(Dual AES8Fs)、およびDSD5.6MHz(DoP、Dualモード)などの入力に対応しています。

前作の「D-05」にはなかった、PCオーディオには必須のUSB端子も当然装備されています。ドライバー、再生用ソフトウェア「ESOTERIC HR Audio Player」はホームページから無償ダウンロードできます。DSD22.5MHz、PCM768kHz/32bitという圧倒的ハイサンプリング再生とアシンクロナス伝送に対応し、スタジオマスター・クオリティのソースの再生も十分可能です。最高級のUSB-DACと言える内容です。

回路的にはデュアル・モノ構成をとっており、左右チャンネルに独立した2つの大型トロイダル・トランスを核とする大容量電源を搭載。心臓部となるD/A変換回路は、前作の倍の物量を投入した差動4回路/chとしています。

さらにアナログ出力には、通常のXLRやRCAのライン出力の他に、エソテリック独自の理想的なアナログ伝送方式である「ES-LINK Analog (※)」が採用されています。本機に搭載されているハイスピードで強力な電流供給能力を誇る「HCLDバッファー回路」の高性能を生かした電流伝送方式により、信号をピュアに力強く伝送することが可能となっています。※対応機器は、2017年3月現在「Grandioso F1」のみです。接続ケーブルは一般的なバランスケーブル(端子形状:XLR)ですが、独自伝送方式のため、対応する機器以外ではご使用いただけません。今後対応機種が増えていく予定です。

最後に
このSACD/CDトランスポート「P-05X」と、D/Aコンバーター「D-05X」は、必ずしも同時購入が必要ではなく、すでに「P-05」をお使いの方や今お持ちのトランスポートを生かしつつ、最新鋭のPCオーディオも目指されるなら、最新鋭DACを搭載した「D-05X」をまずご検討いただきたいと思います。

エソテリックブランド30年のノウハウをすべて投入。結果的に同社のフラッグシップである「Grandioso」を超える内容まで盛り込んで完成した「P-05X」「D-05X」。ハイレゾリューション再生への対応も拡がり、最新鋭パーツの投入や新たな信号伝送方式の採用は、総合的にさらに突き抜けた音楽再生能力を実現したのです。

ディスク再生の最終到達地点 [マイルストーン] と言っても過言ではないと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2017年3月20日 (月)

【入門からサブシステムまで】お薦めの高コスパブックシェルフ型スピーカーのご紹介です


みなさま、こんにちは!

今回は小型ブックシェルフスピーカーをご案内。 特にコストパフォーマンスの高さに重きを置きつつ、 据置入門の方にも、 既にしっかりとしたシステムをお持ちのハイエンドユーザーの方へのサブシステムにも お楽しみいただける製品をチョイスしてみました。

まずお薦めその①

パイオニア
ブックシェルフスピーカー【ペア】
S-LM2B-LR

パイオニアのホームシアタースピーカー「S-LM2シリーズ」の中からブックシェルフモデルのスピーカーです。

シリーズからは本来、リアスピーカーを想定されていたのでしょうが、実は単体で聴いてもかなりの優等生
流石に(幅)119×(奥行)162mmのサイズでは低域はそれほど出ませんが、反応の良さと明るくエネルギッシュな表現力は"耳にして楽しい"と感じていただけるでしょう。

この「S-LM2シリーズ」の技術・設計思想には上級モデルや超・ハイエンドブランドの技術が活かされており、価格以上の表現力です。
ちなみにトールボーイの「S-LM2-LR」もピュアオーディオ用でもお薦めですので併せてご検討くださいませ。

とうふ的S-LM2の5段階評価
お薦め度 :★★★★:価格、表現力、サイズ感、満点です。『5点』!
表現力  :★★★★:エネルギッシュで若々しい。明朗な表現力です『5点』
見た目  :★★  :唯一の泣き所、見た目が少し安っぽいです『3点』
導入レベル:    :価格は完全に入門機。導入しやすいです。『1点』
総合評価 :★★★★:オーディオ用とは想定されていなかった隠れた名機『5点』!



その②はこちら

ダリ
ブックシェルフスピーカー【ペア】
ZensorPico

デンマークはダリのエントリーモデル「Zensor」からPicoです。

Picoの名の通りZensorシリーズで最も小型のモデルにあたりますが、その表現力はシリーズ随一
美しく華やか、解りやすい表現力のZensorの中でもこのPicoはスピード感に優れ、メリハリのある表情はジャンルを問わず楽しめます
Pico用に新規設計された4.5インチ(115mm)ウーファーがこの楽しさの秘密でしょうか?

コストパフォーマンスの高いZensorシリーズ最小モデルのPico、その存在は"小さな巨人"ともいえるでしょう。

とうふ的ZensorPicoの5段階評価
お薦め度 :★★★★:価格と表現力のバランスの良さ。満点です。『5点』
表現力  :★★★★:シリーズ通して美しい表現にエネルギーが加算。『5点』
見た目  :★★★★:シリーズ統一のデザイン。高級感は高いです。『5点』
導入レベル:★★  :ハイエンドへの登竜門?『3点』
総合評価 :★★★★:個人的にはZensor1よりお薦めです。『5点』



続いてその③

ティアック
ブックシェルフスピーカー【ペア】
S-300NEO

ティアックの同軸型2Wayスピーカー「S-300NEO」です。

独特の形状をした同軸ユニットを搭載したティアックのS-300シリーズが"NEO"の名の通り、2011年に復活したモデルです。

比較的色づけの少ない表現力で、端整だけど真面目過ぎない表現力今回ご案内のスピーカーの中で最も特色に欠けるスピーカーかも知れません
『元気がある』や『メリハリのきいた』等といったことはなく、それほど主張する事がありません。。。
しかし不思議と「また聴きたくなる」、耳に残る、耳に馴染むあえて言うならば『素直な表現力』のスピーカーなのです。

『素直な表現力』のためオーディオアクセサリの反応も良く、オーディオアクセサリの楽しみ方も同時に楽しめる、まさに入門から玄人まで、皆に楽しめるスピーカーともいえます。

とうふ的S-300NEOの5段階評価
お薦め度 :★★★ :個性は少ないので少し人を選びます。『4点』
表現力  :★★★★:不思議と耳に心地よい、不思議な表現です。『5点』
見た目  :★★★ :独特のユニット形状は好き嫌いがわかれます。『4点』
導入レベル:★★  :ZensorPico同様ハイエンドへの登竜門です。『3点』
総合評価 :★★★★:バランスの良さとアクセサリ等を楽しめる拡張性。『5点』



次が最後、その④

Qアコースティクス
ブックシェルフスピーカー【ペア】
Concept20J

イギリスの新興メーカーQアコースティクスよりConcept20Jです。

近年日本にも輸入されるようになり、徐々に知名度が上がっているスピーカーメーカーです。
メーカーの製品コンセプト「いつの時代からか富裕層の所有欲を満たすが為のものとなってしまったオーディオを、誰しもが手軽な値段で高音質を楽しめるオーディオに変える。」
から作られたこのConceptシリーズ。

ブックシェルフ型とは思えない懐の深い音色と、緻密で繊細な表現力が魅力です。
音源をストレートに引き出しつつも真面目過ぎず、自然で耳あたりの良い表情を楽しめます。
この表現力の秘密は大部分として、このスピーカー独特の筐体構造ではないかと、とうふは感じています。
Gelcore(ジェルコア)テクノロジーといわれる独自の構造が採用されており、『2重構造のキャビネットの間にジェルの膜を挟み込むことにより、キャビネットの共振を吸収する。』といった今までにあまり聞かなかった斬新な構造。
この構造が不要な響きを抑え、またバスレフ型ブックシェルフスピーカーでは破格の低域の力感を実現しているのでしょう。
確かに持ってみるとサイズからは思えない重量感で、ズシっと密度のある筐体です。
軽くたたくとゴンゴンッと詰まった響きです。

今回ご案内したスピーカーの中では最も高額であり、サブシステムというよりは確実にメンシステムよりになるかもしれません。
しかし、価格に対しての表現力の高さは今回ご案内の中でも圧倒的です。
初めてこの音を聴いた時に「この価格でこの表現力は反則だろう。。。」と感じたのを思い出します。

ちなみに型番の「J」は日本(Japan)限定モデルを意味しています。


とうふ的Concept20Jの5段階評価
お薦め度 :★★★ :今回ご案内の中では高額とあり。。。『4点』
表現力  :★★★★:他にはないこのメーカーだけの表現力。必聴です。『5点』
見た目  :★★★ :仕上げがピアノ調で高級感は高めです。『4点』
導入レベル:★★★★:最も高額なため導入レベルは高めです。『5点』
総合評価 :★★★★:サブシステムというよりは完全にメインシステム向けの表現力です。『5点』!


以上、今回は4種のスピーカーをご案内いたしましたが。。。
気になったスピーカーはありましたでしょうか?

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

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高級オーディオ情報!

  • 下記店舗では、ハイレゾからアナログまで、Accuphase・B&Wなどのハイエンド オーディオ製品やオーディオアクセサリーが充実。試聴室完備で比較試聴も できます。

    日本橋1ばん館 4F
    (大阪 日本橋)

    三宮1ばん館 B1F
    (神戸 三宮)