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2013年7月16日 (火)

貴方はヘッドホンリスニングで満足してますか?

あさやん「担当者のコメント」 by asakura

アクティブスピーカーで、ヘッドホンを上回るリスニング環境が実現できる!

 最近のオーディオ界の話題の“ナンバーワン”は何と言っても「ヘッドホン」です。しかし、私のようなオーディオを趣味として45年、仕事として37年もかかわっている人間の本音はと言うと、実は“ナンバーワン”であって欲しくないのです。

 ヘッドホンとは、本来オーディオファンにとっては、サブ用のリスニングアイテムであって、それはi-Podやウォークマンなどのデジタルオーディオを外出先で聴くのが関の山、と言った程度の認識でしかないはずです。

 しかし最近は世の中、ヘッドホンの方が《主》で、スピーカーが《従》と言う状況になってしまっています。・・・誠に残念ですが・・・ 確かに、ヘッドホンは究極の《ニアフィールド(近接)リスニング》であり、外部からの雑音が入りにくいことから、音質チェック用としては非常に有用ではあります。しかし、音像がリスナーの眼前ではなく頭内定位し、本来ソフトの製作者が意図した音像・音場表現とは似て非なるものとなってしまっているのもまた現実なのです。

 オーディオ再生とは、空気中を音波が伝わって耳の鼓膜を刺激することによって、実際の演奏現場を再現しようとするものです。そのためにはスピーカーによって音波を空間に放射する形のリスニングこそが、必須条件のはずです。百歩譲って、例え小型であってもスピーカーは必要不可欠であり、ヘッドホンリスニングだけでオーディオを語って欲しくはありません。

 しかし、現在世の中はヘッドホン中心に動いており、そのヘッドホンを鳴らすためのヘッドホンアンプが持てはやされ、そのヘッドホンアンプにはUSB DACさえ内蔵されていると言う状況です。ヘッドホンによるパソコン直結のPCオーディオが若い人の間では、ごくごく一般的なリスニングスタイルになっています。

 もちろん、スピーカーリスニングにはお部屋の制約や音量の制限もあるでしょうが、最低限スピーカーによるオーディオを楽しめる環境だけは何とか確保していただきたいのです。そして本当のオーディオを、貴方のお部屋の空気で体感していただきたいのです。

 今回は、スピーカーで本格的《ニアフィールドリスニング》を実現できる「アクティブスピーカー」をご紹介します。それが、クリプトンの「KS-3HQM」です。

Ks3hqm_2

 株式会社クリプトンは、1984年の創業以来、高品質にこだわった医療・教育・シミュレーター・音楽・映像・サービスメンテナンス等のシステム、製品、ソフトウェアを、一歩先を考えて提供して来ている企業です。そんなクリプトンが本格的にオーディオ、特にスピーカーの開発を始めたのは今から約8年前の2005年です。それは私の尊敬する元ビクターのスピーカーエンジニアの渡邊 勝氏が技術開発室長として迎え入れられてからのことです。氏は同社で「KX-3」「KX-3M」「KX-3P」「KX-1000P」「KX-5」と次々をヒット作を生みだして来ました。その渡邊氏の最新作が今回ご紹介する「KS-3HQM」と言う訳です。

 話は少しそれますが、私が渡邊氏を尊敬する理由を、ここで少しご披露してみたいと思います。今から約40年前、私が学生時代、始めて本格的なスピーカーを購入したのがビクターの「SX-3」でした。当時の価格は1本27,900円だったと記憶していますが、西独(当時はまだドイツは東西に分断されていました)のクルトミューラー社製のコーン紙を採用した、25cmウーファーに5cmのシルクのソフトドームツィーター、エンクロージャーは白木、ウーファーにはサランネットではなくパンチングメタルのガード、ツィーターにはディフューザーと言った当時としては非常に珍しい構成で個性的なデザインのスピーカーでした。

 音質は、当時の中高級スピーカーの定番であったホーンやローコストスピーカーで使われたコーンのツイーターのあの所謂、「カンカン」「コンコン」の高域ではない、ソフトドームならではの“しっとり、滑らかな”中高域は、国産スピーカーとしては画期的なサウンドでした。さらに、アコースティックサスペンションの完全密閉型のダブつきのない、適度な締まりのある低域も魅力的でした。そのスピーカーを設計されたのが若き日の渡邊勝氏だったのです。それを知ったのは私が当社に入社して、渡邊氏がスピーカーのプロモートにお店に来られた時ですので、かなり後になってからのことです。その後、氏はビクターで数々のスピーカーの銘機「SXシリーズ」や「ZEROシリーズ」を開発されました。

 その渡邊氏が、新時代のスピーカーの方向性を示したのが「KS-3HQM」です。一応その前身である「KS-1HQM」のバージョンアップ版と言う位置付けですが、その音質的な完成度と最新ハイレゾソフトへの対応度は、圧倒的に優れています。この小型の「KS-3HQM」は、近接設置(ディスクトップはもちろんスピーカーからの距離1.5m位まで)による《ニアフィールドリスニング》に最適なスピーカーです。そのサウンドはヘッドホンサウンドとは次元の違う自然さで、条件によっては大型システムを広いお部屋で聴く以上のリアル感、音場感、立体感をも再現可能です。

 今回ご紹介した「KS-3HQM」が一般的なアクティブスピーカーや通常のオーディオシステムを凌駕する程の優れたパフォーマンスを《ニアフィールドリスニング》において示す理由(わけ)は、

1.USB DACを搭載しており、PCからUSB経由で最短距離でダイレクトに、スタジオマスターレベルのハイレゾ音源(96~192kHz/24bit)の再生が可能である。

Ks3hqm_illust_2

2. 従来型DAC内蔵アクティブスピーカーは、デジタルデータ音源を一旦DACによりアナログ波形に変換した後、アンプによって増幅させていましたが、「KS-3HQM」はデジタルデータのまま増幅(DDC回路)させてアナログ波形としてダイレクトに音声出力させるため、音質的にも電気的にもロスがなく、PCオーディオのメリットを最大限に引き出します。

3. 小さなボディからは想像もつかない25W+25Wのハイパワーを実現し、24bitの広大なダイナミックレンジも楽々再現し、伸び伸びとした大型システムを思わせるサウンドを実現します。

4. オールアルミ製の頑丈な筐体と小型であるが故の共振の無さなどが、サイズを遙かに超えた迫力ある高音質を実現。背面の密閉式に近いダンプドバスレフのポートの採用が大音量時の安定性と中低域の分解能を高めています。

5. スピーカーユニットには、デンマークのティンファニー社(旧ピアレス社)のダイナミックで高品位な音質で定評のある6.35cmフルレンジを採用しています。

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6. 1台約700gの鉄球入りの専用スピーカーベースとハイカーボンインシュレーターも付属しており、スピーカー本体の振動を吸収し、置き場所を選ばず豊かな低音を引き出します。

7. その他、光(S/PDIF)入力、ステレオミニによるアナログ入力も可能です。音量調節や入力切替の可能な専用リモコンも付属しています。

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 このようなこだわりを持った「アクティブスピーカー」は従来存在しませんでした。「KS-3HQM」による《ニアフィールドリスニング》は、ヘッドホンリスニングはもちろん通常のスピーカーリスニングもある面では上回るサウンドを実現します。これこそ音を知り尽くした「匠」が成せる「技」と言えるのではないでしょうか。

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