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2014年1月31日 (金)

究極のPCオーディオ SONY 「HAP-Z1ES」

あさやん「担当者のコメント」 by asakura

★PCオーディオの大トリ『SONY』が革新的な“HDDハイレゾプレーヤー”!!

昨今大ブームのPCオーディオやネットワークオーディオに関して、“我関せず ”を貫き通してきたSONYが、ついに長~い沈黙を破って、画期的PCオーディオ再生機器を発表しました。それがハードディスクオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」です。

何が画期的かと申しますと、本体に1TB(テラバイト)のHDD(ハードディスク・ドライブ)を内蔵しており、パソコンにこれまで溜めてきたハイレゾ※1音源を含む音楽データを、自動的に内蔵HDDに転送してくれるのです。※1:ハイレゾとはハイレゾリューションの略で、一般にCD(44.1kHz/16bit)、およびDAT(48kHz/16bit)を超える情報量を持つ、PCMやDSDフォーマットの音源を指します。

さらに入手したすべての楽曲ファイルを、5.6MHzのDSD信号にアップサンプリングした後に再生してくれるのです。対象ファイルはDSD(2.8/5.6MHz)はもちろん、192kHz/24bitまでのPCMデータ、MP3、WMA、AAC、FLAC、Apple Lossless(ALAC)、さらにSONYならではのATRAC(DRMなし)に至るまで形式は何でも来いです。しかもシームレスなギャップレス再生を可能としています。

従来の《PCオーディオ》では、パソコンの内蔵のHDDまたはパソコンの外付けHDDに音楽データを収納していることから、音楽を聴く度にパソコンの電源を入れなければならず、パソコンが立ち上がるまでじっと待たされなければなりませんでした。しかし、この「HAP-Z1ES」の素晴らしい所は、音楽データは内蔵HDDに収納しているため、電源投入後すぐに再生ができると言う便利さです。

また英国LINNを筆頭に音楽配信と共に普及してきた《ネットワークオーディオ》は、有線か無線LANかの環境が必要であり、さらに音楽の保存場所として外部記録装置であるNAS(ネットワークアタッチトストレージ)が必要でした。また、これは以前販売されていた、HDDとCDドライブの両方を搭載した米国製ネットワークオーディオプレーヤー「Olive(オリーブ)※2 」と言う製品がありましたが、確かにパソコンを介さずにCDリッピングができ、完全にパソコンは不要と言うメリットはありましたが、自己完結ゆえに発展性は犠牲にされていました。 (※2:現在は輸入されていません。)

それでは「HAP-Z1ES」の素晴らしさを、さらに詳しく掘り下げてみましょう。

既にe-ONKYOやOTOTOY、あるいは米国HD Tracksや英国LINNなどの音楽配信サービスサイト※3から、楽曲データをダウンロードされている方はすでに感じていらっしゃと思いますが、余りにジャンルやアーティストが偏っており、ご自分のお好きなアーティストのハイレゾの楽曲の入手にはなかなか難しいものがあります。そこで、やはりどうしてもCDからのリッピングが増えてしまう傾向にあるのですが、この「HAP-Z1ES」に搭載されている、SACDの開発メーカーSONYならではの『DSDマスタリングエンジン』が、CDリッピングに大活躍してくれるのです。※3:10月17日からSONYの音楽配信サイト「mora(モーラ)」からハイレゾ音源の配信が開始されています。

その『DSDマスタリングエンジン』とは、入手したすべての楽曲ファイルを、一旦5.6MHzのDSD形式(DSD128)に変換した後再生するのです。「HAP-Z1ES」ではDSD信号のD/A変換方式としてアナログFIRフィルタを、左右チャンネル独立して搭載。片チャンネル当たり4個のフィルターユニットを1クロックディレイ差動合成させることで、DSD信号の高域ノイズを効果的に低減できるのだそうです。ここにはSONYならではのDSDオーバーサンプリング(Direct8倍)技術やノイズシェーパー(Extended SBM)などのノウハウがたっぷり活かされています。専用ICと32bitDSPの組み合わせで、リアルタイムに5.6MHzDSDに変換がされるのです。マスタークロックには位相ノイズの極めて低い水晶発振器を採用しており、よりクリアな音場表現を実現しています。

この技術こそ、SACDのフォーマット作成で培ったDSD処理技術そのもので、これにはスタジオマスタリング時のDSDアップコンバーター技術、圧縮や量子化で失われた情報をオリジナルに近づける高音質化技術である高域補間技術「DSEE」などが結集されているのです。この結果、DSDやPCM音源はもちろん、家庭内でリッピングしたAACやmp3などの圧縮音源なども高音質で楽しめるのです。 (ただしDSEEはDSDには対応していません。)

ただここで気になるのは、DSD変換処理のメリットは認めつつも、やはり我々オーディオファイルとしては、オリジナルのサンプリングのPCM音源はそのままでも聴きたいと思うのですが、そこはSONYも考えてくれており、今後配信予定のファームウェアでDSDリマスタリングのOFF設定も可能になるとのことで、ひと安心です。

さらに「HAP-Z1ES」は使い勝手の上でも、SONYのノウハウが活かされています。前面の4.3インチのディスプレイは、アルバムアートやアルバム、アーティスト、曲名、フォーマット、サンプリングレートなどの情報が表示され、しかもそのバックの色はアルバムジャケットの色調に合わせると言う懲りようです。例えばアルバムジャケットが赤基調なら背景が赤系になり、これをSONYでは「カラーピッキング」と名付けています。

もちろんパソコンとは独立しているため、本体だけで楽曲検索や再生操作ができ、その反応も非常に小気味の良い速さです。また無線LANとEthernetを装備しており、スマホやタブレットでも専用アプリ「HDD Audio Remote」を使ってアルバムアートを見ながら楽曲のブラウジングや操作ができます。ネットラジオの「vTuner」にも対応しています。

またパソコンから内蔵HDDにコピーする際、“gracenote(グレースノート)”に自動で接続し、楽曲データベースと照合されることでアーティスト名、タイトル名、ジャンル、アルバムジャケット写真などを含んだデータを生成してくれます。これらを本体のジョグダイヤルを使って快適に検索・再生ができます。さらに音楽ファイルをSONY独自の12音解析技術を使って、「リラックス」「ダンスフロア」など13のチャンネルに自動で振り分けてくれる「おまかせチャンネル」機能も備え、気分や時間帯に合わせて音楽が楽しめます。BGMには最適の実に親切な機能です。ディスプレイは最大/高/中/低/オフの5段階で明るさ調整できます。

そのパソコンから内蔵HDDへの自動楽曲転送には、Windows/Macで自動楽曲転送アプリ「HAP Music Transfer」を利用します。Windows PCの場合、初期設定では「マイミュージック」フォルダをコピー元として全楽曲が転送されコピーしてくれます。さらに本体のHDD容量が一杯になっても、外付けHDD(別売、1台のみ)を追加して保存容量を増やすこともできる親切設計です。

最後に、最も重要なSONYの音質への並々ならぬこだわりも「HAP-Z1ES」の魅力を押し上げています。これこそ“ES”の名前に恥じないものです。

アナログ回路用とデジタル回路用に、独立した大型トランスを搭載、巻き線にムラなく均一にワニスを塗布するために、真空含浸処理まで行っています。そして電源ブロックもアナログとデジタルを基板ごと徹底的に分離させ、デジタルノイズの悪影響を徹底的に排除するという念の入れようです。

シャーシの設計や使用パーツにもこだわっています。フレーム・ビーム(FB)シャーシを採用し、高剛性とパーツの高精度取り付けを両立しています。3ピースのケースを採用することで、振動とシャーシの歪みを抑え、底板に採用した2.0mmと1.6mmの厚みの違う2枚の鉄板を組み合わせ、共振周波数を変えることで振動対策と高剛性・定重心を実現しています。さらに「偏心インシュレーター」を採用し、共振を分散して濁りのない音を目指したと言える純アナログ的な手法を採用しています。またSONY独自開発の素材や製法にこだわった高音質抵抗を使用しています。

HDDに付きものの空冷ファンは、ダンパーを介して取り付けることで、HDDや空冷ファン自体の振動や外部振動を極力抑えています。取り付け角度も最適化を図っています。消費電力は25W(待機時0.3W)、外形寸法は標準サイズの横幅430mm、重さはずっしり重い14.5kgと、この手のデジタル機器としては異例な重さで、これにこそ造りの良さが現れています。アナログ出力にはアンバランスRCAを1系統、バランスXLRを1系統備えています。その他の機能としては、スリープタイマー、ボリュームノマライズ(ソースによる音量の違いを揃える)機能、そして便利なリモコンまで付属しています。

この至れり尽くせりのSONYのHDDハイレゾプレーヤー「HAP-Z1ES」。こんなPCオーディオの機械を待っていたとおっしゃるオーディオファイルはきっと多いと思います。私もその一人ですが・・・。

ある面、この「HAP-Z1ES」は究極のPCオーディオ機器と言えるのではないでしょうか。

ぜひ、“ご自身のPCオーディオをさらに新しい段階に進めたい”とお考えのオーディオファイルにこそ使っていただきたいSONY「HAP-Z1ES」です。

Hapz1es_2

              SONY HAP-Z1ES

この「HAP-Z1ES」のパフォーマンスを最大限引き出すSONY「TA-A1ES」、オーディオアンプの原点に戻り、高品位な音楽再生を目指したESクラスのインテグレートステレオアンプです。

Taa1es        SONY TA-A1ES

【試聴のご案内】

SONY「HAP-Z1ES」「TA-A1ES」は、『Joshin日本橋1ばん館4階オーディオフロア』で試聴が可能です。試聴ご希望の方は、直接『Joshin日本橋1ばん館』☆06-6634-2111オーディオフロア☆に試聴をご予約の上、ご来店下さい。

 

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    日本橋1ばん館 4F
    (大阪 日本橋)

    三宮1ばん館 B1F
    (神戸 三宮)