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2016年1月10日 (日)

予想以上の素晴らしさに感動!! B&W フロア型スピーカー『 804 D3 』

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
本日は、B&W注目の新製品「800 Series Diamond」シリーズの中から、3ウェイ4スピーカーフロア型スピーカー『 804 D3 』を取り上げます。
『 804 D3 』『 805 D3 』は上位機種の『 802 D3 』『 803 D3 』に比べあまり注目されず、完成度はさほど高くはないだろうと想像していたのですが、いざ試聴してみると、それは衝撃的で感動的! 今なお、その素晴らしいサウンドが、私の耳の奥に残っています。


最上位機『 802 D3 』を中心に、「800 Series Diamond」シリーズの新製品を試聴!

昨年10月某日、川崎市にあるD&M本社を訪問し、B&W「800 Series Diamond」注目の新製品「800 D3」シリーズに触れ、試聴する機会を得ました。訪問時点では、まだオーディオ評論家の諸先生方も聴いていない、かなり早い段階でしたが、約1時間じっくりと試聴させていただきました。

D&M本社のかなり大きなスペースの試聴室には『 802 D3 』『 803 D3 』『 804 D3 』『 805 D3 』の4機種が勢揃いしており、最上位機である『 802 D3 』を中心に試聴を行いました。


訪問時の私は、ラインナップと価格の情報くらいしか得ていなく、ほとんど前知識のないままでの試聴となりました。新「800 D3」シリーズのコンセプトや技術のレクチャーを受けると、「これはタダモノではない!」との強烈な印象を持ったのでした。

全てが画期的であり、他メーカーでは考えつかないような内容で、その時の私の第一印象は「技術的には世界中のどのスピーカーメーカーより、おそらく10年は進んでいるのではないか?」と感じたものでした。

新製品「800 D3」シリーズとは

まずは、スピーカーユニットから説明いたします。これ以上の性能のものがないとの考えから、ツイーターのダイヤモンドドームこそ従来機と変更がないものの、それ以外のユニットは全て新たに開発されています。

800シリーズの最大の特徴ともなっている、ツイーターが格納されているちょんまげのような部分は、無垢のアルミニウムでできており、ソリッドボディーの剛性の高さは半端なものではありません。これにより、従来機を大きく上回る、透明な高域が実現できたのです。

ミッドレンジ(『 805 D3 』ではミッド/バス)に採用された「コンティニュアム・コーン」は、B&Wが過去数十年にわたって採用してきたケブラーに勝る素材で、8年にもおよぶ集中的な研究により開発されたものです。

このコーン素材は、従来のコーン素材では避けられなかった突然の挙動変化を回避できるため、さらに抜けの良い中域が実現できたといいます。また、『 802 D3 』『 803 D3 』に搭載されている大型のタービンヘッド(黒い頭のような部分)の現物を持ち上げた際、その重量・剛性に「ここまでやるか!」と、開発姿勢に圧倒されました。

また、ウーファーにはエアロフォイルのコーンを採用。これは、コンピューターによる解析と新たなシンタクチック素材により、コーンの厚みに変化を持たせ、最大の剛性を確保できたといいます。これにより、正確なダンピングの効いた低音が実現できたのです。

次にキャビネットにも、画期的な新設計が施されています。上級機の『 802 D3 』『 803 D3 』には、従来と180度発想を転換した「リバースラップ・キャビネット」を採用しています。

従来機の正面が平面のキャビネットから決別し、正面から側面にかけ、連続曲面を描くように合板が特殊な製法により曲げられ、背面部分にネットワークが取りつけられた超高剛性のアルミパネルをはめ込むという、神業的な製法を実現したのです。

キャビネット内部は、従来機同様、格子状のマトリックス構造となっていますが、内部素材の強度を大きくアップさせたことで、B&W製品史上最高の剛性を誇るモノとなったのです。

また、台座も従来機と違いネットワークを背面に移動したことで、共振のない超重量級のソリッド・アルミニウム(35kg)でできており、全体の重心が下がったことで、タービンヘッドの重さを相殺できたとのことです。

そして、『 802 D3 』『 803 D3 』は従来機と同様に移動を考え、底面にキャスターが付いているのですが、本体を寝かさなくても歯車をひねるだけでスパイクでの設置ができたり、セッティングの際の梱包からの出し入れでも持ち上げることなくできることなど、我々販売側にも配慮されているのが非常に心憎いかぎりで、このあたりは日本のメーカーも大いに見習って欲しいところです。

…と、ここまで上級機の『 802 D3 』『 803 D3 』中心に述べてきました。実際に、D&M本社で試聴したのもこの2機種でした。同シリーズのもう2機種『 804 D3 』『 805 D3 』については、「正直そこまでの完成度はないだろう…」と、私自身、たかをくくっていました。

先日、大阪・日本橋にある「ジョーシン日本橋1ばん館」に『 804 D3 』『 805 D3 』が導入されたので、早速試聴してきました。

後日、改めて『 804 D3 』をじっくり試聴してみると…



日本橋1ばん館の試聴室「リファレンスルーム」に行くと、最前列に『 804 D3 』が鎮座していました。

聴き慣れたアキュフェーズのリファレンス機器を使い、聴き慣れたCDソフトの試聴を始めたのですが、その途端、『 804 D3 』の素晴らしさに圧倒され、私の試聴メモには
  • 抜群の透明感
  • 引き締まった低音
  • 素晴らしい立ち上がり
  • 超高解像度だが、キツさは全くなし
  • 超低域までリアルで、引っかかりが全くない
  • とにかく気持ちが良い
と、絶賛の文言で溢れていました。

過去、数多のスピーカーをこの試聴室で聴いてきましたが、正直これほどの感動はありませんでした。それ程に『 804 D3 』のサウンドは私にとって衝撃的でした。

もっと高額のスピーカーを万全のセッティングを施した際のサウンドも、この時、この『 804 D3 』で再生されているサウンドには敵わないと実感したのでした。

確かに、前述の『 802 D3 』『 803 D3 』の凄さは体験済みではありますが、値段相応との思いも頭の片隅にはありました。しかし、『 804 D3 』が比較的イージーなセッティングにもかかわらず、これほどのパフォーマンスを発揮するとは、驚異的ですらあります。

さらに、『 804 D3 』についてのコメントを続けますと『 口が実物大に小さく、スピーカーのど真ん中にピタッと定位 』『 ピアノににじみが全くない 』と感じ、さらに私のリファレンスソフトでの印象たるや、ジェニファー・ウォーンズ「The Hunter」のスケール感に圧倒され、リヴィングストン・テイラー「Ink」の冒頭の口笛にも全くかすれがなく感動! そして、山下達郎のギターの張り加減、彼の染みこむ声、伸びきる声に圧倒されたのです。

最後に、同じく鎮座していた『 805 D3 』についても触れておきます。さすがにブックシェルフの限界は感じ、低域の量こそ『 804 D3 』には及ばないものの非常に引き締まったもので、高域の解像度はやはり「タダモノではない!」と感じました。

中域はさすがにしっかりしており、ボーカルはアーチストの姿・形が見えるようにくっきりとリアルなものでした。

最後に

今回の試聴では、B&W「800 D3」シリーズの底力をまざまざと見せつけられた思いでした。「振動するのは振動板だけ」という、スピーカーの理想に一歩も二歩も近づいたB&W。

今なお、日本橋1ばん館で試聴した『 804 D3 』の素晴らしいサウンドが、私の耳の奥に残っています。そのサウンドに、ただただ脱帽です!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

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