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2017年9月23日 (土)

アコースティック・リヴァイブ ブランド創設20周年に寄せて ~日本のオーディオ業界にとって『縁の下の力持ち』?!~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、オーディオアクセサリーのヒット製品を発表し続けている、アコースティック・リヴァイブを取り上げます。20年にわたり、日本のオーディオ業界を引っ張ってきた『縁の下の力持ち』です。


アコースティック・リヴァイブとは

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アコースティック・リヴァイブ(ACOUSTIC REVIVE)は、オーディオ周辺機器の販売会社「関口機械販売株式会社」として、1994年に群馬県伊勢崎市で創業されました。

1997年に、「アコースティック・リヴァイブ(以下 アコリヴァ)」のブランドで、CD用消磁器「RD-1」を発表してから今年で20年。当時、私が在籍していた河口無線のユーザー向け情報誌には、

「これは凄い!これからの必需品!!LPレコードだけではなくCDソフトも帯磁していたのです。その犯人はアルミ蒸着面とラベル塗料に含まれる僅かな鉄分だったのです。俄には信じ難いことですが、これは本当です。CDソフトの裏表8秒ずつの作業で消磁が完了します。その効果には目を見張ります。透明度が向上し、高域のヌケが良くなります。音像も立体的になり、緻密になります。この効果を一度体験してしまうと、もう絶対手放せなくなってしまいます。」とあります。

この記録的なヒット製品となった「RD-1」が、2001年末に「RD-2」に、そして2006年夏に『RD-3』と進化して、現在に至るまで超ロングセラーを続けています。その結果、アコリヴァは一躍オーディオファイルに認知されるアクセサリーブランドとなったのでした。

アコリヴァのホームページによりますと、同社のブランド理念は「何も引かない 加えない」とあります。「ソースに刻まれた信号をピュアに伝送し、よりリアルな音のステージをリスニングルームに解き放つ。」ACOUSTIC REVIVEの理念がここにあるとしています(REVIVE=よみがえる)。

そして製品開発においては、「テクノロジーから素材の物性の至るまで、既成概念にとらわれず、技術と感性を惜しみなく注ぎ、妥協することなく突き詰める」としています。その頑固一徹さが、時には摩擦を起こすこともありますが・・・。

アコースティック・リヴァイブの歩み

その後、1999年爆発的なヒットを記録したのが、接地工事なしにアース効果が得られるスーパーアースリンク「RE-9」でした。当時すでにCD全盛期を迎えており、アースが死語に近いものとなっていました。オーディオ機器自体にもアース端子のないものが多い上、例えアースを壁コンセントのアース端子(あくまで洗濯機などでの感電防止用)に繋いだところで、かえって音の悪くなることも多かったのでした。

そこに問題点を投げかけたのが「RE-9」だったのです。「RE-9」は機器のシャーシ電位を大幅に下げることができ、S/Nを改善し、音質を大きく向上させたのです。2001年末には「RE-9II」へとバージョンアップされたのですが、直後某社製品でトラブルが頻発し、販売中止に追い込まれたのでした。

惜しむらくは、その後この手の製品が全く何処からも発売されてないことで、あの効果を体験した者にとっては、今でも歯がゆくて、しようがありません。何とかこの場を借りて改良復活を望みたいものです。

そして、2000年ハイエンド電源タップ「RTP-6」を発売。航空グレードのアルミ合金くり抜きシャーシを使用し、内部には電磁波吸収剤(グリーンカーボランダム)を採用。ロジウムメッキのコンセントとインレットを使用した完成度の高いタップでした。

色づけのない安定感のある音で、各オーディオ専門店での試聴の際の標準器的な存在となったのでした。その後、2003年「Evolutionシリーズ」、2007年「Ultimateシリーズ」とバージョンアップされ、2015年末「absoluteシリーズ」4世代目(Nを含めると5世代目?)として、『RTP-6 absolute』が登場。高額にもかかわらず『RTP-2 absolute』『RTP-4 absolute』と共にヒットを続けています。

『RTP-6 absolute 』は再生音にプラスになることは全てやり尽くした「電源タップ」といえるもので、その効果は、明らかにクリーン電源やアイソレーショントランスをも上回る鮮度を実現しています。電源事情は住環境によって全く違いますが、音の源(音楽は商用電流を加工した結果)である電源を強化することが、良い音を得られる最短距離だということを実証したとも言える電源タップです。

21世紀となった2001年、シリーズとして超々ロングセラーを続ける「RR-7」が登場します。その後2002年「RR-77」を経て、2012年『RR-777』と2回に亘ってバージョンアップされてきた製品です。「777」ですら発売からすでに5年が経過しているのもかかわらず今もって大ベストセラーを続けています。

『RR-777』は、シューマン共鳴波(地球が地表と電離層との間に発生させている 7.83Hz の共鳴波)の電波を人工的に発生させて音質を改善する超低周波発生装置で、リスニングルームの空間の乱れを緩和し、部屋の音響特性を改善するのです。

これによりオーディオ機器はもちろんリスナーにも良好な効果を発揮し、音場感が広く明瞭で、自然な空間を再現できるのです。私自身、今となっては『RR-777』のない音楽再生は考えられません。

さらにヒット作は続きます。2002年末にはルームチューニングパネル「RWL-1」を発売。それまで吸音系パネルが一般的だった時代に、特殊素材の深さの異なる溝と湾曲により、スピーカーからの再生音、反射音を理想的に拡散するというパネルです。これには表面に貼られた天然シルク材による所が大きと言われ、良質な調音が可能でした。

2004年「RWL-2」、続いて『RWL-3』にバージョンアップされ、現在に至っています。音響処理材により密度を高めた高性能な素材を充填し、表面の天然シルク材に加え、心臓部の拡散部材にもトルマリンを含ませ、マイナスイオンによる整音効果も圧倒的に高めたとしています。大きな面積にしては重量は極めて軽量で壁かけや天吊りなども簡単で使い易く、ロングセラーとなっています。

USB-DACがブームを迎えつつあった2010年、USBケーブル「USB-1.0SP」が発売されました。USB-A端子を2つ持ち、出力側から信号と電源を完全分離出来る画期的な構造で、電源ラインの輻射ノイズの信号ケーブルへの影響を抑えたことでの効果を実感したものでした。このユニークな発想こそ、アコリヴァの面目躍如と言ったところです。

当時は線材にPCOCC-Aの単線が使用されていましたが、その後PCOCC-Aの生産中止により、2016年新たな線材PC-TripleCを使って『USB-1.0SP-TripleC』として復活を果たしたのでした。USBケーブルとしては異例な程のこだわりを見せており、端子には航空グレードのアルミ合金削り出しボディを採用して、優れた制振効果を得ると共に、オーディオ用ハンダを採用するなどすべてが高音質のために注力されています。私には手放せない存在となっています。

もう少し、アコリヴァのロングセラー製品を挙げていきましょう。2002年発売のマイナスイオン発生器「RIO-5」は、トルマリンを使用して、純粋なマイナスイオンを発生する装置で、CDなどのディスクはもちろん、リスニングルームの音響特性も改善するという一石二鳥のアクセサリーでした。2005年には『RIO-5II』となっています。

2003年には電源コンセントベース「CB-1」を発売。壁コンセントの取付補強が劇的に、音質を向上させるという、ベース・ボードの重要性を再認識させたことで、その後現在まで続く、電源ブームの火付け役ともなった製品です。2007年には『CB1DB』としてさらにグレードアップされています。

2006年オーディオ機器につなぐだけの手軽な方法で優れたアース効果を実現して、S/Nを向上させたグラウンディング・コンディショナー「RGC-24」を発売。2014年にはアースケーブルをテフロン絶縁のPC-tripleC楕円導体に変更した『RGC-24 tripleC-FM』としてバージョンアップしています。2008年にはEMFキャンセラー『REM-8』を開発。トランスから発生する有害電磁波を中和させる音質改善装置で、S/N比や音像定位を大きく改善させました。

その他、今も続く製品としては、2005年天然水晶を素材に用いたインシュレーター『RIQ-5010』『RIQ-5010W』、2007年天然クォーツレゾネーター『QR-8』、2004年当時、あまり一般化していなかった制振構造を取り入れたショートピン「SIP-8」、現在は『SIP-8Q』

2008年これも当時は珍しかったケーブルインシュレーター「RCI-3」を発表。ケーブルインシュレーターのブームが始まったのがこの頃からで、現在は素材をヒッコリー+マホガニーに変更して『RCI-3H』となっています。

2010年電源スタビライザー「RAS-14」という新しい分野を開拓。2016年PC-tripleC化され『RAS-14 TripleC』として現在に至っています。このようにアコリヴァは、20年にわたり次々とオーディオアクセサリーのヒット製品を発表し続けているのです。

“BEST3アクセサリー”をご紹介!

そして最後に、最近の製品で筆者が手放せなくなってしまった“BEST3アクセサリー”をご紹介しておきます。

まずは、3.5スケアPC-TripleC導体を採用した電源ケーブル『POWER STANDARD-TripleC-FM』、圧倒的な情報量と安定感のある低域は使用機器の性能を1ランクも2ランクもアップさせます。PC-TripleCの素材の素晴らしさが実感できます。

ファインメット・マルチノイズサプレッサー『FNS-RCA』は、新磁性体ファインメットによって、高周波のノイズを除去する信号浄化器です。高周波ノイズが如何に音質に悪影響を与えていたかを分からせてくれました。従来のアクセサリーの概念を打ち破るような、インパクトのある音質改善を実現します。

そして最後は、電源アクセサリーの新ジャンル電源コンディショナー『RPC-1』です。ノイズフィルターなどの使用時に感じる、エネルギー感が後退したり音像が痩せるような副作用が一切なく、一方でS/N感や透明度が向上するという、通常は相反する要素を両立させた画期的なアクセサリーです。改めて、超高周波ノイズが如何に音質に悪影響を与えていたか知らしめられました。

最後に
このようにアコリヴァは、画期的なアクセサリーを次々と開発し続け、日本のオーディオ業界を引っ張って来た『縁の下の力持ち』とも言える存在のアクセサリーメーカーです。

これこそ、オーディオの音質改善に情熱を注ぐ、天才的なアイデアマンでもあるアコースティック・リヴァイブ社長の石黒氏の面目躍如と言ったところではないでしょうか。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

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