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2017年9月 9日 (土)

アキュフェーズの中核プリアンプが『 C-2450 』としてリファイン!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、アキュフェーズ最新鋭プリの第3弾『 C-2450 』をご紹介。「C-2420」をフルモデルチェンジして上位機に肉薄する性能を身につけています!日本橋1ばん館での試聴も含めレポートいたします。


Accuphase 「C-2450」


アキュフェーズ プリアンプの歩み

いつかは“アキュフェーズ”いずれは“セパレート”をとお考えのオーディオファンの方々。高級プリメインアンプとは一味もふた味も違うセパレートアンプに一歩足を踏み込んでみてはいかがでしょうか。そこには次元の違うハイエンドオーディオの世界が広がっています。

創業1972年のアキュフェーズが、その翌年発売した最初のプリアンプが「C-200」でした。以来、名機の誉れ高いベストセラー「C-280」シリーズ、「C-290」シリーズ、その後2000年代になって4桁型番の「C-2800」シリーズ 。その廉価版として2003年に登場したのが「C-2400」です。以後「C-2400」シリーズとして2007年「C-2410」、2012年「C-2420」とバージョンアップされて来ました。この度、シリーズ第4世代機として「C-2420」をフルモデルチェンジして『 C-2450 』が登場しました。

『 C-2450 』は、アキュフェーズのプリアンプのフラッグシップである2015年発売の「C-3850」、同社の中心的存在で2016年発売の「C-2850」に続く最新鋭プリの第3弾でもあります。

この『 C-2450 』の存在意義は非常に大きく、「C-3850」「C-2850」がいずれも100万円を大きく超える価格であり、内外の音質評価には非常に高いものがありますが、何とかこれら上位機の性能を維持して、100万円を切った価格でプリアンプが欲しいとの多くのユーザーのご要望に応えたプリアンプだと推測されます。

『 C-2450 』の実力に迫る!

それでは、今やアキュフェーズの中核的存在とも言える『 C-2450 』が、上位機にいかに肉薄する性能を身につけたか詳細に見て参りましょう。

ご存知のようにプリアンプとして最も重要な要素はボリュームコントロールです。『 C-2450 』は、まずここに上位機の開発で得たノウハウが投入されています。

これこそ同社のオリジナル技術としてお馴染みのAAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier/アキュフェーズの特許)方式で、「C-2850」同様、入力した音楽信号を16種類の重み付けされた電流に変換し、ボリュームノブの位置に応じて16種類の電流を組み合わせて音量を決めます。これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。

さらに本機のV-I(電圧-電流)変換アンプは上位2種類を2パラ構成とし、さらに最上位アンプにはバッファーが2回路搭載され、片チャンネル18個で構成されたことで、V-I変換アンプの出力を従来機の2倍にしています。これによってI-V変換アンプの入力インピーダンスが2分の1になり、熱雑音が低下したことでS/N比が1dB改善しています。

またV-I変換アンプから出力された信号電流を合成して出力信号を作り出すI-V(電流-電圧)変換アンプに、最先端の回路設計が用いられたテキサス・インスツルメンツ社の「LME49720」を採用することで、超低歪み、低ノイズ、高スルーレート化が実現できたと言います。さらにV-I変換が高出力化されたことで抵抗値が下がり、この部分でも約10%のノイズ低減が実現したとしています。

本機のボリュームノブは、アナログ式の可変抵抗タイプではなく、ボリュームセンサー機構によるものですが、前作同様アルミブロックから削り出したフレームを採用し、高い剛性と精度を兼ね備えています。ノブ回転時のフィーリングは高級感たっぷりで、繊細かつ重圧な感触が味わえます。

さらに、この機構とプリアンプの筐体との接続部分に、経年変化の少ないシリコンゴムを使用したインシュレーターを介して、フローティングさせています。これによりリモコン操作時のモーター振動が伝わらず、静粛性を向上させたとしています。

エネルギー源である電源部にもプリアンプとしては異例のこだわりを見せており、新たに本機用にカスタマイズされた4個のニチコン製10,000μFの大容量を誇るアルミ電解コンデンサーを搭載。

これにより素子としての箔をケースの限界ギリギリまで巻くことで素子を動かなくし、音質に悪影響を及ぼす素子固定材を排除できたとしています。耐圧や容量は従来機と同様です。

電源トランスには、左右チャンネルを独立させたモノ・コンストラクション構造を前作同様採用されており、入力から出力までの全ての回路に強力で安定した電力を供給しています。これら充実した電源の下支えにより、高音質を実現できたとも言えます。

その他、前作からの改良点は、ヘッドホンアンプの出力部のトランジスターを安全性や信頼性を目指して大型に強化されています。前面ディスプレイも表示部を整理して見やすく変更が加えられています。

トッププレート(アルミ天板)にもヘアライン加工が施され、サイドパネルを優美な自然木目仕上げとすることで高級感のあるデザインとなっています。オプションのフォノイコライザー・ユニット「AD-2850」を増設することで、最高級のアナログ再生も可能としています。

試聴しました


音質は、日本橋1ばん館のリファレンスルームで確認しました。CDプレーヤー「DP-430」、パワーアンプ「A-47」を使用しました。

まず驚かされたのは、サウンドの鮮度感です。透明度が極めて高く、立ち上がり立ち下がりのキレが良く、輪郭がクッキリ、シャッキリ描かれたのです。中高域のヌケの良さには高級プリメインアンプとの明かな差を感じました。

低域は十分な安定感があり、ぼける所が全くなく、芯があり存在感のある再現性でした。ここにも電源を独立させたことによる、プリメインアンプ(プリとパワーの電源が共有)との差が現れたと感じました。音場も奥行き感たっぷりで広がりもあり、楽器やボーカルの定位も極めて鮮明でした。

クラシックのストリングスの滑らかさ、艶っぽさ、雑味の無さは圧巻で、オーケストラのダイナミックレンジも十分に再現され、楽器の質まで感じ取れる程で、この当たりは上位機に肉薄していると感じました。

ジャズのエネルギー感も十分再現され、ソースの情報量を余すことなく出し切ったサウンドとも感じました。ソースの質がもろに出てくる所に怖ささえ覚えました。

最後に
この『 C-2450 』こそ、アキュフェーズのくそ真面目な、不断の努力による正確さの追求こそが、高音質を実現できることを証明したことになるのではないでしょうか。

恐らく、大多数のオーディオファンの方はプリメインアンプで十分とお考えのことでしょう。確かにセパレートアンプを導入するのは莫大な出費が伴います。しかし、その投資に見合う結果が高級セパレートアンプには存在するのもまた事実なのです。

なお、セパレートアンプではプリアンプの方が相対的に音質への影響度は大きく、再生される音質を大きく左右します。

今、高級プリメインアンプをお使いのオーディオファン方々の次のステップアップとして、プリアンプ『 C-2450 』の導入をぜひお考え下さい。もちろんすでにセパレート化されているオーディオマニアの方にも、『 C-2450 』によるグレードアップを自信を持ってお勧めします。(あさやん)

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