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2018年4月25日 (水)

驚異の電源ノイズフィルター iFi-Audio『 iPurifier AC 』その効果を体感!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、電源電流に起因するノイズを減少させる、iFi-Audioの電源ノイズフィルター『 iPurifier AC 』をご紹介! 実際に使用してみた結果もレポートいたします。

■ 電源の質こそが、オーディオ機器の音質を左右!

オーディオ機器に幾らお金をかけても、それらを駆動するには電気が必要です。その電気はオーディオにとっては単なるエネルギー以上の存在なのですが、AC電源はもちろんDC電源でも様々なノイズに悩まされている昨今です。その電源の質こそが、オーディオ機器の音質を左右すると言っても過言ではありません。

特にデジタル機器の普及、特に携帯電話やインバーター、最近ではLED照明など、リスニング環境はありとあらゆるノイズに曝されています。中でもAC電源では、家中の電気製品から屋内配線を通じて流れ込んで来るノイズに加え、空中を飛び交っている高周波のデジタルノイズが屋内配線や、電源ケーブルに飛び込んで来るケースが、日に日に増加傾向にあるのはご承知の通りです。

従来はオーディオ回路にノイズが飛び込まないようにシールドを強化したり、デジタル部とアナログ部を分離させたりと、色々な方法で対策が取られてきましたが、大概は不完全であり、さらに同一筐体内にノイズ発生源がある場合は、シグナル・グラウンドを介してノイズがオーディオ回路に入り込んでしまいました。

さらに日本の一般のご家庭の電源環境では、コンセントにはアースが来ておらず(接地されていません)、例え壁コンセントにアース端子があっても、それは洗濯機や電子レンジなどでの感電防止のための簡易アースで、本来のアースである【0V】ではありません。

■ アクティブ電源ノイズキャンセラー『 iPurifier AC 』の効果を徹底検証!

今回、以前このコーナーでTELOSのアクティブアース発生器「GNR mini3.1」をご紹介した際にも少し触れました、iFi-Audio(アイファイオーディオ)のアクティブ電源ノイズキャンセラー『 iPurifier AC 』の効果を筆者宅で徹底検証しましたので、ご報告します。

『 iPurifier AC 』はAC電源の壁コンセントや電源タップの空いた3Pタイプのコンセントに挿して使う並列型の電源ノイズフィルターで、その機能は以下の4つあります。

【1】アクティブノイズキャンセレーション(軍事技術:特許技術)等のテクノロジーを応用して、電源タップに差し込むだけで電源電流に起因するノイズを100分の1以下に減少させる。
【2】コンセントの極性をLEDで判別※(通常は検電ドライバーが必要)できる。
 ※極性判別にはアースが取れている(=アースLEDが緑色)必要があります。
【3】壁コンセントなどのアース端子が実際にアースされているかLEDで確認できる。
【4】並列タイプでは珍しいのですが、家庭内の上流の機器で何らかの電源トラブルが起きた場合、最大で25000A(8/50μ秒)の「サージプロテクション(Overvoltage Surge Protection)」効果がある。

そしてiFi-Audio曰く、『 iPurifier AC 』はさらに以下の様な効果を発揮するとしています。

【1】電源プラグの2本のピンに同相で存在する「コモンモード・ノイズ」(電源の+側、-側で同方向に流れるノイズ電流)の除去~これには大地アースが基準電位になることが必要。
→『 iPurifier AC 』のEarth(アース)表示のステータスLEDが緑に点灯すれば「コモンモード・ノイズ」が除去できる。赤では動作しません。

【2】電源プラグの2本のピンの間にのみ存在する「ディファレンシャル(ノーマル)・ノイズ」(電源電流と同一経路で流れるノイズ電流で行きと戻りの向きが逆)が除去できる。
→『 iPurifier AC 』のEarth(アース/右LED)表示のステータスLEDが赤のままでも「ディファレンシャル(ノーマル)・ノイズ」は除去できます。


『 iPurifier AC 』は一般的なノイズフィルターの様なパッシブ型(MHz以上の高周波ノイズにのみ有効)ではなく「アクティブ型」であるため、広い周波数帯域に亘ってノイズを40dB低減させるとしています。

コモン・モード・ノイズは、一般にはあらゆるスイッチング電源によってさまざまな程度のノイズが生み出され、これが最大の問題となります。『 iPurifier AC 』の上部にあるアース・ポート(バナナプラグのメス)から、最大のノイズ源となっている機器(通常は電力消費量のいちばん大きい機器)のケースにアース線を加えることによって、相当なノイズ・リダクションを実現することは可能です。この場合、機器の電位が十分に低く『 iPurifier AC 』がアースとして認識できる必要があります。

アース線を加えることによって『 iPurifier AC 』が、アースとして認識すれば相当なノイズ・リダクションを実現することが可能ですが、基本的には本格的アース工事(最低でも10万円以上かかる)が必要になります。ご検討下さい。なお、TELOSの「GNR mini3.1」「GNR(Grounding Noise Reducer)」でも可能なことは自宅で確認済みです。


また、Polarity(ポラリティー:極性/左LED)表示のステータスは、ピン配列が間違っている場合には、赤になり自動的にそれを知らせてくれます。「極性不明(undefined polarity)」として検知し、その結果LEDが赤色になるのです。しかしこうなっても、家庭内で配線ミスがあるということではありません。※日本の集合住宅やマンション・雑居ビルでアースLEDが緑色で、かつ極性を挿し換えても赤色になる場合も、ほとんどが「バランス型トランス」を介した電源を設置してあるケースだと考えられます。

このようにアースと極性のすべてが問題ない場合は、緑のLEDが2個とも点灯します。なお、「サージプロテクション」は、LEDが2つとも赤であっても正常に動作するとのことです。

■ 使ってみました
自宅で実際に『 iPurifier AC 』を使ってみました。まずはその時の状況から・・・

【1】最初、空いた壁コンセントに 『 iPurifier AC 』を差し込みました。
-LEDは、Polarity(左)、Earth(右)とも赤が点灯(写真左)。
-サウンドは、しなやかで柔らかく透明感が向上しました。全体的に静かになりました。

【2】次に『 iPurifier AC 』のアース・ポートにバナナプラグ付きのスピーカーケーブルで、前述のTELOSのアクティブアース発生器「GNR mini3.1」(写真中央)に繋ぎました。
-LEDは、Polarity、Earthとも緑が点灯(写真右)。
-サウンドは、立体的になり、滑らかでヌケが良くなり、質感はナチュラルになりました。


【3】電源タップの空きコンセントに「GNR mini3.1」からアースを取った『 iPurifier AC 』を差し込みました。
-LEDは、Polarityは赤、Earthは緑に点灯。
※タップの右上の2Pプラグが左右逆と言うことが判明。差し替えると両方とも緑が点灯。
-サウンドは、輪郭がはっきりし音離れが良くクッキリしました。


【4】アースを取った『 iPurifier AC 』を壁コンセントに、もう1個『 iPurifier AC 』を追加してタップに差し込みました。
-LEDは、Polarity、Earthともすべて緑が点灯。
-サウンドは、さらに立体的になり、奥行き感もたっぷりで、音像がコリッとして分離良く、響きも非常に豊かになりました。明らかにS/Nが向上しました。



■ 最後に
最後に『 iPurifier AC 』をすべて外した時のサウンドは、明らかに分解能が悪くなり、音像は中央に集まり、音場はのっぺりとして平面的になってしまいました。

結果、筆者は迷わず1個『 iPurifier AC 』を購入したのでした。今後複数個を導入予定です。

お願い:本文中のTELOS「GNR mini3.1」や、上級機「Grounding Noise Reducer」では確実にアースは取れますが、他にもアースを取る方法はございます。接地アース工事はもちろんですが、音質を確認しながら壁コンのアース端子に繋いでみる(ノイズを拾って反って音質が悪化する場合もあります)。また、これはあくまでも自己責任でお願いしたいのですが、鉄の水道管や庭の鉄杭などからアースを取って見て下さい。筆者も自宅の庭に1mのアース棒を打ち込んでアースが取れました。しかし、アースの接地抵抗を下げるには本格的なアース工事(10万円以上)が必要になります。 (あさやん)


2018年4月17日 (火)

これぞオーディオ装置のアース対策の決定版!?

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
アース問題に大きな一石を投じた、台湾メーカーTELOS(テロス)のアクティブアース発生器『 Grounding Noise Reducer 』。今回は、それを小型化した『 GNR Mini 3.1 』をご紹介! 試用した結果もレポートいたします!



■ 難しいアース対策

オーディオ装置のアース対策。それはオーディオ歴の長いオーディオファイル程、その難しさを痛感されていることと思います。洗濯機やエアコンなどに付いているアースは、あくまでも感電防止用の物であり、一般家庭の壁にあるアース端子にオーディオ機器を繋ぐと、かえってノイズが増えたり音質を損ねたりする弊害の方が多いのです。

かく言う筆者自身も、田舎在住故、都市部にお住まいの方やマンション住まいの方よりは、かなり条件的には恵まれていると思います。それでも一時チャレンジしようと試みた、庭に穴を掘って1m程度の銅棒を埋める等の「大地アース※」の設置は今もって実現できていません。※接地抵抗10Ω以下の本格的なアース工事を行うには通常10万円以上必要。

また、これまでにもオーディオアクセサリーとして各社から、「仮想アース」「バーチャルアース」、商品名では「グランドボックス」「グランディング・コンディショナー」などとして市販されてはいますが、これらは銅板や鉱物粉を使用したパッシブタイプがほとんどで、構造的にはシンプルでコストも抑えられるのですが、実際には「電圧変化を軽減※」する程度にとどまっていたのです。※もちろん音質改善効果はあります。

アースにノイズが流れ込むためには、十分に基準電圧が低く、インピーダンスが極めて低くなければならず、パッシブタイプではそれを実現できないのだそうです。それはパッシブタイプでは筐体サイズが限定されるため、接続したオーディオ機器の電圧変動に影響されて、安定化することができないためとしています。

因みに、今から10数年前にアコースティックリバイブが「RE-9」「RE-9MK2」という、商品名「スーパーアースリンク※」として発売していたことをご記憶の方もいらっしゃると思います。筆者自身もその効果を大いに認めていたのですが、残念ながら接続した一部のメーカー製品でトラブルが発生するなど事故が相次ぎ、惜しまれつつ生産中止に追い込まれた経緯があります。※機器の電位を電気的に下げるアクティブタイプ。

また大地を基準としたアースも、前述のような本格的なものでない限り、容量的には問題ないものの、配線などの都合でオーディオ機器以外の一般的な電気製品からのノイズが干渉してしまうケースが多いと言います。特にインバーターエアコンやパソコンのスイッチング電源などからのノイズがアースラインから回り込み、かえって汚染してしまうそうです。

■ アース問題に大きな一石を投じたTELOS(テロス)

こんな経験はありませんか? あるオーディオ機器があるお店では非常にいい音だったのに、別のお店や自宅で聴くと大したことがなかったと・・・。これは繋がれるオーディオ機器やセッティング方法、もちろんリスニングルームにも大きく影響を受けてはいるのですが、その機器の置かれているアース環境も密に関係している場合もあるらしいのです。

昨年(2017年)夏大きな話題となった台湾のメーカーTELOS(テロス)の『 Grounding Noise Reducer(GNR) 』が、このアース問題に大きな一石を投じたのでした。筐体内部のCPUを使用して、アースの基準値となる高精度な電圧を計算により生成し、極めて短時間に接続された機器の電圧変動に対応して、それぞれの機器に一貫した基準電圧を与えるのです。

さらに基準電圧の伝送は極めて低いインピーダンスで行われるため、本格的な大地アースと同じ効果を得ることができると言います。もちろん「GNR」で生み出されたアース電位は、オーディオ機器だけに使われるため、他の電化製品やパソコンのノイズからは完全に隔絶された、ノイズのない純粋なアースが実現出来るのです。

このアイデアを製品化したテロスを主宰するジェフ・リン氏は、元は台北でオーディオ専門店を営んでいたそうです。氏は「どんなに機器が素晴らしくても、設置環境によってその実力が引き出せない」という、オーディオ機器の宿命に対してあえてチャレンジされたのです。

今回ご紹介します『 Grounding Noise Reducer Mini 3.1(GNR Mini 3.1※) 』は、世界初のアクティブアース「Grounding Noise Reducer(GNR)」を小型化し、よりお求めやすい価格で登場したのです。「GNR」には、さらに後述の「QNR3.1※」が2基搭載されています。※Version3.1を冠した製品はパーツの選別基準を従来品の約16倍厳密に行なった製品です。

■ アクティブアース発生器『 Grounding Noise Reducer Mini 3.1(GNR Mini 3.1) 』



トップが半透明で内部パーツが見えます。

『 GNR Mini 3.1 』はパッシブタイプの「仮想アース」と同様、オーディオ機器のシャーシアースに1本の付属ケーブル(Yラグ⇔Yラグ)で接続します。これによりオーディオシステムのアース電位はほぼ0V(ゼロボルト)になると言います。従来の「仮想アース」では、音質の変化はあるもののアース電位の変化は殆どないことから、これだけでもテロスの凄さに驚かされます。

オーディオ機器の増幅回路は、基準電圧(0V)を前提に設計されています。しかし機器を電源に接続するだけで、機器自体がそれぞれ違う電位を持ってしまいます。さらにこれらをラインケーブルで接続すると、平均化されて共通したある電位となってしまい、結局基準電位とは違う電位で動作することになります。これまでは、この問題の解決策は前述の「大地アース」の設置しかなかったのです。

『 GNR Mini 3.1 』の背面にはアース接続端子が2個あり、これらとご使用機器のアース端子と付属のアースケーブルで接続します。本機2台をデジタル機器用とアナログ機器用に分けて使うことも出来ます。

電源タップには、アース端子がある場合はアース端子に、ない場合は2P-3P変換アダプターのアース端子に、そしてさらに完璧を期すには、今大人気のiFi-AudioのAC電源用アクティブノイズクリーナー「iPurifier AC」を介して接続することをお勧めします。これにより「iPurifier AC」のコモンモード・ノイズ・リダクション回路も活用出来ます。

機器にアース端子がない場合には、筐体のネジを少し弛めYラグをネジ止めすることも可能です。この場合、対象機器の保証外になる可能性もございますので、あくまでも自己責任にて接続して下さい。また接続方法によってはアースループができてしまい、音質が損なわれる可能性もあります。最適な接続方法はシステムによって異なりますので、ケースバイケースでの調整が必要になります。

■ 電源ノイズ低減機『 Quantum Noise Resonator 3.1(QNR3.1) 』



QNR3.1

『 QNR3.1 』は『 GNR Mini 3.1 』と同じ半透明トップの筐体で、電源ノイズ成分を同調回路に送り込み、それを光に変換するという画期的な回路設計です。内蔵の量子モジュールは8つの同調回路とCPUで構成され、これらによって電源波形のタイプを検出し、ノイズに同期した位相歪み補正を瞬時に行い、波形を整えるとしています。接続はオーディオ機器を接続している電源タップに、本機の電源ケーブルを挿しこむだけです。

本機では、検出された電源ノイズとサージはエネルギー変換回路を用いて、1kHz以上のノイズを光エネルギーに変換します。このまったく新しいオーディオ処理技術=QNRが音の明瞭度を向上させ、背後の音が無になることで、音楽が一層魅力的で滑らかに聞こえるようになるとのことです。

また本機は並列回路設計を採用しており、従来からある直列接続による電源ノイズフィルターで問題になる供給電力の制限がありません。結果、高電力を供給することができるためダイナミック・レンジが低下したり、細部の情報が低減したり、音がドライになったり、音場が狭くなったりする(こういったことは電力不足が原因)ことがないとしています。


■ 『 GNR Mini 3.1 』を試用しました。



自宅リスニングルームで、アクティブアース発生器『 GNR Mini 3.1 』を試用しました。以下はその音質変化についての感想です。DACプリMytek Digital「Brooklyn DAC+」のアース端子に接続しました。

当初、住宅環境が良いと勝手に思い込んでいる筆者宅で、果たして『 GNR Mini 3.1 』の効果がどれ程あるのか疑問を抱きつつ、CDの音を出した瞬間「何これ!?」でした。

よく聴いているTBMの「ブルー・シティ」のベースが晴れやかに眼前に浮かんだのです。空間が澄みわたり、楽器の前後感がはっきりし、楽器が実在するかのようなリアル感でした。ベースの吹き出し感に圧倒され、分解能の良い低域がググッと下まで伸びきったのです。ボーカルと楽器の掛け合いでは、さらにボーカルが前に出て来て楽器はその後ろにと、はっきり確認出来る程でした。

今話題のCD情家みえ「ETRENNE」では、従来は楽器と重なって多少邪魔されてぎみだったボーカルが、すっきり前に出て来たのです。楽器の立ち上がりが良くなり、ベースが出しゃばることなくクッキリ分離し、低音がズシンと響くのです。スピード感のある楽しいサウンドになりました。やっぱり録音が良かったのだと見直した次第です。

PC(再生ソフト:TuneBrowser)で聴いた女性ボーカル(森川七月)は圧巻でした。元々録音が良いから選択したのではないソフトなのに、ボーカルがいつになく生々しく、口元もコリッと小さく、声の抜けが抜群で空間に浮かぶのでした。背後のドラムスティックの隠れていたごく小さな音まで再現され、低音楽器の情報量の多さ、中高域の伸びやかさは従来とまったく違っていました。


■ 最後に
このように『 GNR Mini 3.1 』の効果は予想を遙かに超えるものでした。TEROSからアナウンスはありませんが、機器のシャーシ電位が下がることで、信号電圧とアース電位の差が大きくなり、エネルギーロスがなくなることが、大きく貢献しているのではないかと考えられます。今さらながら、こんな所にも信号ロスがあったのかと思い知らされました。 (あさやん)


2018年1月25日 (木)

【ネットワークオーディオをより身近に】アイ・オーデータのオーディオサーバーSoundgenicのご案内です!


みな様、こんにちは!
少し暖かい日が続いたと思ったら強烈に寒い毎日が続き、体調を崩しそうなとうふです。

さて、早速ですが今回ご案内の製品はこちら!

I/Oデータ
オーディオ用ネットワークサーバー
Soundgenic

アイ・オーデータ製オーディオサーバー(データ保管機)です!

ネットワークオーディオを導入する際に大きな障害となるのがそう、『オーディオサーバー』です。
高音質を謳うオーディオサーバーは数あれど、得てしていずれも高額な製品です。

ネットワークオーディオプレーヤーは身近な価格でもそのデータを保管するオーディオサーバーがあまりに高価。場合によってはプレーヤーの何倍もする事もあったでしょう。
また、パソコンやTV用のサーバーを利用しつつも『オーディオ用』にあこがれた方もいた事でしょう。

そんなネットワークオーディオユーザー(予備軍含む)にまさに福音となるサーバー。
それがこのSoundgenicです!

このサーバーはPCサプライでも実績のあるアイ・オーデータ製
また、オーディオファンからはハイエンドオーディオサーバー【fidata】でも著名なメーカーですね。

ハードウェア面もfidataで培った技術を活かし、
・ファンレス設計
・制振性に優れたゴム足
・輝度を抑えたLED
等、オーディオファンに嬉しい心配りがされた設計!
更に
・USB-DACを接続する事でデジタルトランスポーターとして使用できる。
・USB光学ドライブを接続する事でCDリッピングが可能
・併せてUSB光学ドライブからのCDトランスポーター機能
・PCを介さずe-onkyoから楽曲ダウンロード
等、機能面ではfidataにも決して見劣りしません

私は昨年のオーディオセッションでテスト製品と出会った時の衝撃は今も忘れられません。
そのオーディオサーバーがもう間もなく発売されるのです!(2月中頃発売予定です)

価格はエントリーでも、音質はエントリーではない』。
ネットワークオーディオ導入に躊躇していた皆様に。
PCオーディオはやってみたいけど(既に導入しているけど)極力PCを使いたくない皆様に。

多機能・高音質のオーディオサーバーSoundgenicでどうぞネットワークオーディオ、(極力PCレスの)PCオーディオをはじめませんか!?

Joshinは本年で70周年!
それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

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2018年1月20日 (土)

コスト度外視でおすすめ! "2018年 オーディオアクセサリーBEST 5+1"

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
オーディオアクセサリーの豊作年だった2017年。今回は、その中から価格を度外視して、「これはおすすめ!」と思うアイテムを厳選しました。すべて筆者自身が実際に、効果と音質を確認したものばかりです。お値段はちょっと張りますが、自信を持っておすすめします。

■ オーディオアクセサリーBEST5+1

【1】 ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ) マグネットフローティングインシュレーター『 RMF-1 』



ネオジウム磁石を内部に搭載し、その反発力を利用した浮揚型のインシュレーターです。航空レベルのアルミ合金など、複数のマテリアルを組み合わせることで、インシュレーター自体の癖の発生を完全に抑えたとしています。オーディオ機器自体が出す振動、外部から伝播する振動のいずれの影響からも完全に回避することで、機器本来のサウンドが引き出せるのです。

1個当たりの最大耐荷重は7kgですので、21kgまでの機器には3個の使用となります。SACDプレーヤーでの使用では、プレーヤーのグレードが数ランク上がったと感じる程効果があり、CD再生のサウンドを改めて見直したほどです。それほどにザワザワ感がとれ、透明度の高い、空間表現がハイレゾを思わせるレベルに到達したのでした。

5個にして大型パワーアンプにも使用しましたが、低域がしっかりして沈み込み、中高域のヌケが良くなり、キレが格段に向上しました。重量のある機器に対しても本機の構造が振動を絶妙にコントロールし、十分な効果を発揮したのです。

本機はかつて存在した浮揚式のインシュレーターで感じた曖昧さは皆無で、癖を全く感じさせない、超高S/Nで立体感豊かなクリアサウンドが実現します。ただこのように効果は非常に高いのですが価格も高いため、お使いの全ての機器には難しいかも知れませんが 『 ここぞ!という機器 』 だけでも導入をお考えいただければと思います。

【2】 SPEC(スペック) リアルサウンド・プロセッサー『 RSP-AZ1 』



本機はスピーカーの入力端子に並列接続し、逆起電力を吸収し減衰させる機器で、内部にはコンデンサーと抵抗を組み合わせた補助回路を内蔵しています。従来からも同種の製品は存在していましたが、パーツの問題もあり、そのほとんどが自然消滅してしまいました。

SPECは従来機「RSP-701」から、コンデンサーにはオイルとマイカをブレンドする同社のアンプ開発で培かった技術が使われていますが、今回これらの電子部品を変更し、ウッドケースをスプルース材からやや堅めのクルミ材に一新することで改良を加えた製品です。

本機の効果は抜群で、明らかにエネルギー感が高まり、高域の情報量が多くなり、音場がクリアになって霞が晴れ、ベールが一枚も二枚も剥がれた感じとなったのです。音の立ち上がりが改善され、明瞭度が上がり、情報量も大幅に向上したのです。

やはりこれはアンプの逆起電力によるスピーカーへの負担が減ったことによる効果だと思います。今お使いのスピーカーの音色は気に入ってはいるが、さらに良くしたいとお考えの方にこそお勧めするアイテムです。

【3】 中村製作所(NS) 超大型ノイズ吸収リングコア『 NSSE-01B 』



2017年大ヒットを記録したアモルメットコア。オーディオ用に開発されたノイズフィルターで、音質面での副作用が極めて少ないトロイダル構造のアモルメットを使った製品でした。NSシリーズ(コモンモード専用)が穴径の違う7アイテム、NSTシリーズ(コモンモード/ノーマルモード両用) 4アイテムがラインナップされています。

本機は、巨大なアモルメットコア(外径70mm、穴径43mm)を内部に搭載し、重量のある40mm厚の削り出しアルミブロックを2枚合わせて成型されています。これにより従来使えなかった市販の大型プラグ付きの電源ケーブルや複数のケーブル(左右のスピーカーケーブル2本同時など)にも使用可能になったのです。付属の台座も床面からの振動対策として音響的に選び抜いた木材が使われています。

その効果はこれまでのアモルメットコアと同様で、サウンド全体がナチュラルで、輪郭鮮明・繊細、歪みを感じさせないクリアなものになったのです。また、低音の伸びも明らかに向上しており、それは電源ケーブルで特に顕著でした。電源を含めて、高周波ノイズがいかに再生音に"悪さ"をしていたか、改めて思い知らされました。

【4】 ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ)電源コンディショナー『 RPC-1 』 ※発売は2016年、テストが2017年



赤外線マウスの発明者である故・柴田潤氏のアイデアをHWT(ハイエスト・ワールド・テクノロジー)とアコリバの共同研究によって製品化したもので、内部の特殊コイルを組み合わせた独自の回路設計により、電源経路に乗る超高周波ノイズの除去だけを行うという画期的アイテムです。

繋いだ途端、再生音にまとわりついていた僅かなザワザワ感がなくなり、中高域が滑らかで見通しが明らかに向上しました。また、低域が深々と沈み、お腹に響くようなぶ厚い重低音が感じられるようにもなったのです。スピーカーの置き場所や置き方、アンプの交換でも実現できなかった、実にリアルな低音となったのです。

また、ハイレゾ音源で多少細身と感じていた低域から中域にかけての力強さが増し、中低域のエネルギー感がたっぷりで、立ち上がりスピードも早くなり、それまで感じていた少し淡泊な低音も一本芯が通った音離れの良いリアルな低音になったのです。

本機は、通常のクリーン電源とは全く違うアプローチによる画期的な電源改善アイテムですが、その使用法は至って簡単で、壁や電源タップの空いたコンセントに、本体から伸びているAC(3P)プラグを差し込むだけです。これだけで、よく言われるデジタルサウンドの欠点が、明らかに改善できていたのです。

【5】 SAEC(サエク)STRATOSPHERE

RCAケーブル(1.2m・ペア)
『 SL-1 1.2M 』


XLRケーブル(1.2m・ペア)
『 XR-1 1.2M 』


新導体「PC-Triple C/EX」を使ったRCAケーブルとXLRケーブルです。このケーブルにもスピーカーケーブル「SP-10」同様、トップエンドの意味で"STRATOSPHERE"という称号が付けられています。

導体構造は中心にPC-Ttriple Cの単線を5N純銀素材で覆う(実際には銀パイプの中に銅を圧入し、さらに鍛造をかけて組織を整えた)「PC-Triple C/EX」を採用し、外周部導体にもそれぞれ絶縁を1本ずつに施したスーパーストラタム構造とすることで、圧倒的な広帯域再生と静けさを実現できたとしています。

自宅での使用時、サウンドの変化が驚異的でインパクトが強過ぎました。とにかく圧倒的な情報量で非常に鮮度が高く、空間の表現が実にリアルなものになったのです。歪み感や色づけを全く感じさせない、本来のソフトの情報を忠実に再現しているであろうと納得させられるサウンドでした。

少々価格は張りますが、ワールドワイドで考えても間違いなく新世代ケーブルといえる超高忠実度ケーブルです。画期的素材&構造が実現したことで、ケーブルに音楽性云々を要求する時代はすでに終わったのかも知れません。

【番外編】 ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ)

RCAケーブル(1.0m・ペア)
『 RCA-absolute-FM 1.0 』


XLRケーブル(1.0m・ペア)
『 XLR-absolute-FM 1.0 』


「桁を間違っているのでは?」と思わせる天文学的な価格のケーブルです。しかしこのケーブルを自宅で聴いた時のショックは、未だもって忘れ難く、正直アンプを替えた時以上の変わりようと感じたものでした。もう手放せないとは感じたものの、価格が価格ですから諦めざるを得なかったのが正直な所です。

導通率が105.0% I.A.C.S.(銅の導電率の国際規格)を誇る世界最高峰の導通率を実現した驚異的な導体「PC-TripleC/EX」を使用(※SAECのSTRATOSPHEREにも使用)。この究極の導体を贅沢にも極太の単線構造にて採用し、絶縁材、緩衝材、シールド、外装などケーブルを構成する素材全てに現在最高峰の性能と音質の素材を投入して完成したとしています。

最終的な伝送スピードを決める比誘電率に優れたテフロン絶縁、静電気の発生を防ぐ天然シルク緩衝材、外来のイズの飛込みを完璧に防ぐフレキシブルテフロンコーティング銅管シールド、帯電除去とダブルシールド効果を実現するカーボンSFチューブ等完全オリジナルの部材の数々によって「PC-TripleC/EX」導体の性能を極限まで引き出したのです。

さらに導通部分の金属をより導通特性に優れたテルル銅に変更し、プラグ部分の導通特性を極め、ノイズ除去素材"ファインメット"をケーブル内部に装着することで、ケーブルの理想に最も近づいた製品になったと思います。

オーディオシステムの何処でも一箇所に使用するだけで、サウンドが生き生きとし、目の前に広々とした音場が拡がり、立体的でリアルな音像が出現したのです。ジャズでは全帯域に亘って切れ味が抜群で力強く、ミュージシャンが目の前で演奏したのです。クラシックは倍音が豊かでDレンジが非常に広く、空間の再現性は演奏会場の広さまで感じられました。ボーカルは実に自然で、生音を聴いている錯覚を覚えました。

もう手放したくない!!が筆者の本音です。こんなケーブルが世の中に存在するとは・・・。

■ 最後に
今回はいずれも「お小遣いで!」とはいかないオーディオアクセサリーばかりになってしまいましたが、オーディオコンポーネントを替える以上の効果を発揮するアイテムばかりです。今年2018年の目標の一つと考えていただく、値打ちのあるオーディオアクセサリーです。(あさやん)

2018年1月 4日 (木)

2018年はオーディオアクセサリー(ネセサリー)が面白い!!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
~今オーディオアクセサリー業界が久々に熱くなっています。~
今回は、筆者が選ぶ "2017年オーディオアクセサリーBEST 5" をご紹介いたします。
どれもお小遣い程度でご購入いただけ、使用個数が多ければ多いほど効果が大きく、オーディオがもっとおもしろくなるアイテムばかりです。

■ オーディオアクセサリーを制するものはオーディオを制する!

40年を越えるオーディオ歴、ある意味オーディオを極・め・た?筆者が今日至った結論。それが「オーディオアクセサリーを制するものはオーディオを制する!」ということであり「オーディオアクセサリー=オーディオネセサリー(necessary:必需品)」なのだ! ということです。

オーディオコンポーネントには、勿論最低限の性能は必要です。機器にコストを掛ければ掛けるほど音が良くなる可能性はあります。しかしそれだけでは、機器が本来持つパフォーマンスは十分発揮されません。そこには組合せテクニックと、使いこなしテクニックが必要なのも、皆様ご承知の通りです。

ここで「オーディオアクセサリー=オーディオネセサリー」が登場してくるのです。オーディオファンの中にも、アクササリーに興味のない方もいらっしゃるとは思いますが、筆者からすると、それは非常に「もったいない」ことだと思うのです。

最初に断っておきますが、全てのオーディオアクセサリー(各種ケーブルを含む)がネセサリーではありません。費用対効果(いわゆるC/P)も重要なのは言う迄もありませんし、効果があるからといって何でもかんでも使えば良いというものではなく、適材適所への使用が好ましいのは当然です。

また、一般的にオーディオアクセサリーは数を使えば使うほど良くなるのではなく、同じアクセサリーをこれでもかと大量に使ったり、同じ種類のケーブルをコンポーネント全ての接続に使ったりすることは、必ずしも良い結果が得られる訳ではなく、そこには弊害も出て来ます。やはりあくまでも適正数での使用が必要です。

ただ、これからご紹介します "オーディオアクセサリーBEST 5" のアイテムは、いずれも複数個使用でき、使用箇所が多ければ多いほど効果が大きくなるアクセサリーばかりです。絶対に多数使用での弊害のない、勿論1個使用でも効果が大きいオーディオアクセサリーばかりです。筆者が自信を持ってお勧めします。


■ 筆者が選ぶ! "2017年オーディオアクセサリーBEST 5"

【1】 中村製作所(NS):ノイズ吸収リングコア『 Amormet(アモルメット・コア) 』7種類



"Amormet" は本来ノイズ防止用のチョークコイルのコアに使われ、オーディオ再生で特に有害な高周波ノイズを除去するための重要なパーツです。中村製作所の『 アモルメットコア 』は、オーディオ専用に特に音質を重視して設計された、副作用がなく安心して使えるトロイダル・フィルタで、ケーブルを通すことでコモンモード用チョークコイルとなります。

その効果は抜群で、高周波ノイズを取り去ることで、これだけ音質が向上することと、本来耳には聞こえない高周波ノイズが、これほど再生音に "悪さ" をしていたことに改めて驚かされました。従来からあるノイズフィルタでは、例えノイズは取れても、本来持っている音楽のエネルギーまで削がれてしまい、痩せた面白くない音になってしまうのが常でした。『 アモルメットコア 』の最大のメリットは、それらを微塵も感じさせないところが "素晴らしい" そして"画期的 "と感じました。


【2】 クライナ(KRYNA):ケーブルインシュレーター『 Helca1(ヘリカワン)


従来のケーブルインシュレーターは、床に並べてケーブルを浮かせるタイプでした。床を這っている場合にしか効果はなく、しかも外れたり倒れたりし易く、使い勝手の面や効果、コストの面でも納得できる製品はありませんでした。しかしクライナは、発案以来5年の歳月をかけて、螺旋状の樹脂製のチューブにダンピング用として特殊溶液を封入して、ケーブルの周囲を360度囲む(合体させる)という、かつてなかった方法を編み出したのです。

ケーブルは、この溶液が充填された螺旋状のチューブの内側を通ることで、仮想的に浮いた状態になり、外部からの振動やノイズの影響を受けず、同時に自身が発する振動やノイズが外部に漏れることもないのです。この "溶液のバネ" が有害振動を吸収し、音楽再生に特に影響のある微振動を消滅させるのです。

使用すると、ケーブル類がいかに振動やノイズの影響を受け、サウンドが濁ってしまっていたかが実感できます。また、副作用が全くないのも大きなメリットです。さらに、HDMIなどの映像系や、USBケーブルなどPC用ケーブルにも効果が大きく、高周波ノイズの除去に大変有効です。


【3】 フルテック(FURUTECH):コネクタ/ケーブル用制振アダプター『 NCF Booster



オーディオ機器や壁コンセントに接続されているハイエンド電源ケーブルで、その重さのためプラグが外れそうな不安定な状態をよく見掛けます。『 NCF Booster 』は、その問題を改善すべく開発された製品で、挿し込むプラグをしっかりと底面(床面)に対して平行に固定して、不安定な接続状態の導通を改善します。また、プラグを上下からしっかり固定することで、振動も押さえ込む構造になっています。

さらに独自の特殊素材「NCF」により、帯電防止や静電気によるノイズの除去も実現したのです。電源インレット以外でも、壁コンセントや重量級のインターコネクトケーブル、スピーカーケーブルなどの各種ケーブルのスタビライザーとしても応用でき、複数個使用することで空中配線も実現できます。

電源タップの入力インレット部分を強化するだけで、これほどの変わり様を示すとは想像以上です。本機を複数個使用することにより、お使いのオーディオシステムのパフォーマンスがどんどん向上していく画期的なアイテムです。


【4】 アイファイ・オーディオ(iFi-audio):USBノイズフィルター『 iSilencer3.0


本機はUSBノイズフィルターで、PCとUSBケーブルの間に挿入します。PCがUSB端子を複数搭載している場合や、ハブを使用している場合は、その空きポートにも使用することでさらに効果がアップします。PC内部のノイズを抑制し音質の向上に役立ちます。採用されている回路「ANC+R」は、軍事分野のテクノロジーを応用したもので、ノイズ信号と同一の信号を正反対の位相で発生させることによって、あらゆるノイズを能動的にキャンセルします。USBオーディオを破綻させてしまう、電源ノイズを除去するための完璧な「解毒剤」ともいえます。

また、本機のノイズ除去能力は数を増やしてもデメリットはなく、逆に相乗効果を期待できるのが魅力の一つです。複数個使用することで回路の数が倍になり、ノイズの低減も倍になるという単純計算が成り立つため、2個使用すればノイズは1個使用した場合の2倍カットされ、4個使用すれば、4倍カットされるのです。指先サイズのオーディオアクセサリーですが、小粒でもぴりりと辛い、効果的なUSBノイズフィルターです。


【5】 アイテック(AiTEC):インシュレーター『 Λ8.24 for Digital 』&『 Λ8.24 The Professional



最後は既発売(2016年発売)の『 Λ8.24 for Digital 』の強化型として登場した 『 Λ8.24 The Professional 』です。『 Λ8.24 for Digital 』は、Digital機器・ハイレゾ音源のための新時代のインシュレーター。そして "世界初! オンリーワン" というふれこみの画期的なアイテムでした。

筆者は、オーディオルームでの最大の厄介モノであるノートパソコンの下に、手前に2個、奥の真ん中に1個で使用し、その激変ぶりに一瞬我が耳を疑ったほどです。PCから発生し筐体内に蠢き、サウンドを汚していた静電気や電磁波が取り除かれることによってS/Nが良くなったため、劇的に静かになり透明度が向上し、従来ノイズに埋もれていた余韻が再現可能になったのです。

そして「Λ8.24 for Digital」の耐荷重は7kg/1個でしたが 『 Λ8.24 The Professional 』では15kg/1個と2倍以上に強化されており、パワーアンプなどにも使用できるようになりました。また、その強化は耐荷重には止まらず、同社のルームチューニングアクセサリー「Λ3.16」のノウハウを投入したことで、さらに魅力的な究極のインシュレーターとなったのです。

効果面では、通常のインシュレーターと全く違うのは『 Λ8.24 for Digital 』と同じですが、全体にさらに音がほぐれ、しなやかで潤いのあるサウンドながら、しっかりした芯のある実に自然なものです。音楽が心から楽しめる生き生きしたサウンドに感動しました。


■ 最後に
2017年の筆者が選ぶ "オーディオアクセサリーBEST 5" は以上としましたが、BEST 5に絞り込むのには大変苦労しました。それほどに2017年は豊作だったということです。

今回は、一応お小遣いでご購入いただけ、複数個の使用も前提としているため、あえて5万円以内のオーディオアクセサリーに限らせていただきました。(コストを度外視すれば、まだまだお勧めしたいアクセサリーがあるのですが、それは別の機会とさせていただきます。)

まずは "オーディオアクセサリーBEST 5" の中から、どれか1アイテムで結構ですのでお試し下さい。きっとオーディオがもっともっと面白くなります。 「オーディオアクセサリー=オーディオネセサリー」を実感していただけるはずです。(あさやん)

2017年11月24日 (金)

KRYNA『 Helca 1 』は新発想による驚異のケーブルインシュレーター

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、知る人ぞ知る大ヒット製品!! ケーブルインシュレーター KRYNA『 Helca 1 』をご紹介!設置状況の影響を受けずにケーブル本来のサウンドを蘇らせることができます。


KRYNA「Helca1」


『 Helca 1 』は"ヘリカワン"と読みます。初めてこの名前をお聞きの方も多いと思います。しかしこの製品こそ知る人ぞ知る製品で、今年9月7日の発売以来(発売前の予約段階から)大ヒットが続いています。まずはそのブランド"KRYNA"のご紹介から・・・

 ■ KRYNAの考え方

"KRYNA"の製品開発の考え方は、『KRYNAはオーディオ装置はただの音楽を流す「道具」と考え、その「道具」としての価値を高める事が最重要としています。そのため、音楽のジャンルにとらわれることなく、常に音源の縁の下の力持ち(黒子)であるための製品づくりにこだわっています。』とあります。

"KRYNA"の会社沿革から、
1978年06月 サウンドミネ 創業
1980年05月 サウンドミネ株式会社 設立
1985年05月 KRYPTON真空管アンプ MH-25GC、ML-33発売
1989年05月 KRYPTONスピーカーシステム HAD-35発売
2002年10月 KRYPTON真空管アンプ Levy9シリーズ発売
2005年11月 KRYPTON株式会社へ社名変更
2005年05月 KRYPTON Professionalシリーズ 発売
2007年02月 社名をKRYNA & PLUTON株式会社に変更
2011年09月 社名をKRYNA株式会社に変更

そう、オールドマニアの方はご存知でしょう、実はあの真空管アンプの"サウンドミネ"なのです。社名は変遷を経て現在の"KRYNA(クライナ)"になったのが2011年。そこからオーディオアクセサリーでの快進撃が始まるのです。

直近のKRYNAはオーディオボードの「Palette Board」、スピーカースタンドの「Stage」、各種インシュレーター「D-PROP extend」「C-PROP extend」「T-PROP」等の振動対策製品に"一日の長"があり、これらは特に人気を博しています。KRYNAは、インシュレーターの役割には2つあるとしています。

①システムの振動をシステムの外に逃がす事
②外部の振動からシステムを守る事

そのための構造を、同社では"メカニックダイオード"(スパイクタイプのインシュレーターの「決まった方向にしか、振動を伝えない」性質)だとしています。

その他、スピーカーケーブル「Spca」、インターコネクトケーブル「Inca」、バランスケーブル「Balca」、デジタルケーブル「Dica01」、電源ケーブル「Acca5」のケーブル類、そしてルームチューニング用の吸音材、拡散材など多数のヒット製品を擁しています。

 ■ インシュレーション溶液が決定的な他社との差別化に!?



そして、今回ご紹介しますケーブル専用インシュレーター『 Helca 1 』にも使われていますインシュレーション溶液「AudioSpice」が、同社製品の決定的な他社との差別化に繋がったのです。

まずはその「AudioSpice」についてご紹介します。前述の新発想の樹脂系インシュレーター「C-PROPextend」の開発で生まれたインシュレーション溶液"Sticky(スティッキー)"は、4年の歳月をかけ近畿大学工学部機械工学科・西村公伸教授とKRYNAとの共同研究により開発された特殊ダンピング液(特許出願中)です。

その制振・絶縁のメカニズムはきわめて高度な分子レベルのノウハウが生かされ、有害振動を特殊ダンピング液で吸収させ、微振動を消滅させる狙いがあります。溶液が樹脂内部に浸透して入り込むことで仮想的に水に浮かせた状態を作り上げ、接触部の摩擦を減らし、ミクロの鳴きも抑制しながら機器との絶縁に大きな効果をもたらしたのです。

「ステッキー溶液」は数々の実験の結果、純水と高分子材料を使用した特殊混合溶液で、透明度が高く、餅のように粘性をもったリキッドで、バネ性を有しているのが特徴です。水やオイルの場合、回転させればその方向に回りますが、この「スティッキー溶液」は粘って逆回転し、引っ張られる様に戻る性質("溶液のバネ"とも言える不思議な物性)を持っています。

この「ステッキー溶液」の改良タイプと「Natural Liquid」の2種類の溶液を併用することで、効果の持続性を高めたのがアクセサリーとしてKRYNAから発売されているインシュレーション溶液が「AudioSpice」です。

 ■ ケーブル専用インシュレーター『 Helca 1 』とは

ここからがケーブル専用インシュレーター『 Helca 1 』についてです。KRYNAは、スピーカーやアンプにインシュレーターが効果的なように、ケーブルにもインシュレーターで対策を行うことで音質的に有効であると考えたのです。しかし従来のケーブルインシュレーターは床に並べてケーブルを浮かせるタイプで、床を這っている場合にしか効果はなく、しかも外れたり倒れたりし易く、使い勝手の面や効果、コストの面でも納得できる製品はありませんでした。

そこで同社が"白羽の矢"を立てたのが「ステッキー溶液」です。しかしこれをどう使うかが難問でした。発案以来、5年の歳月をかけて、螺旋状(カールコード状)の樹脂製のチューブにダンピング用として「ステッキー溶液」を封入して、ケーブルの周囲を360度囲む(合体させる)という、かつてなかった方法を編み出したのです。

製品開発の際の難関は、液を注入後チューブの端末の蓋(キャップ)をどうするかだったそうです。試行錯誤の結果、樹脂系のネジを接着して固めて封入してしまうことで、液が抜けたり漏れたりする心配はなくなったとのことです。(注意:絶対には故意に回さないで下さい。)

ケーブルは、この「ステッキー溶液」が充填された螺旋状のチューブの内側を通ることで、仮想的に浮いた状態になり、外部からの振動やノイズの影響を受けず、同時に自身が発する振動やノイズが外部に漏れることもないのです。この"溶液のバネ"が有害振動を吸収し、音楽再生に特に影響のある微振動を消滅させるとしています。

ケーブルを『 Helca 1 』に通すことで、設置状況の影響を受けることがなく、またケーブルの構造や種類を問わず使用でき、結果としてケーブル本来のサウンドを蘇らせることができる、ここにケーブル専用インシュレーターが完成したのです。

『 Helca 1 』は直径20mmまでの各種ケーブルに使うことができ、プラグが通ればそのまま螺旋の中に通し、プラグが大きい電源ケーブルなどの場合は巻き付けて使います。長さは伸び縮みするため75~150cmに対応しており、150cm以上の場合は2本を連結すれば使用可能です。またケーブルに装着する場合は、付属のマジックテープで固定や連結ができます。

 ■ 試聴しました

自宅での試聴結果は、

①スピーカーケーブル(スピーカー直近側)


最初Lchのスピーカーのみに『 Helca 1 』を装着しました。Rchに比べ若干音量が上がり、透明度が上がりました。両chに装着すると非常に滑らかなサウンドとなりました。

②電源ケーブル(壁コンセント→電源タップ)
サウンドのヌケが非常に良くなり、若干感じていた濁りが払拭されました。奥行き方向が深くなり音場も広く感じました。特に低音が深く沈み込むようになったのが印象的でした。

③ラインケーブル(USB-DAC→プリアンプ)


明らかにノイズ感が減退し、透明度がアップしました。低域はさらに下までググッと伸びきりました。サウンドも全体的に瑞々しく、ナチュラルなものになりました。

④USBケーブル(PC→USB-DAC)
実在感の伴った生々しいサウンドが得られ、ここで音楽のベースでもある低域がさらに深く厚くなり、同時に締まり具合も改善しました。とにかく低音域の情報量が増え、音色の違う低音楽器がはっきり確認できました。PCオーディオで弱いとされている低音の改善が大きいことには大いに魅力を感じました。

これらの結果、ケーブル類がいかに振動やノイズの影響を受け、サウンドが濁ってしまっていたかが実感できます。また、副作用が全くないのも大きなメリットです。まずは『 Helca 1 』1本からお試し下さい。ただきっと追加したくなるとは思いますが・・・。KRYNAの担当者の話では、お一人で50本以上買われた方もいらっしゃるとか・・・。

 ■ 最後に

今の所、KRYNAからの正式コメントはありませんが、映像系やPC信号のケーブルにも非常に効果が大きいため、高周波ノイズの除去特性もあることが分かったとしています。しかし、これはあくまでも"後付け"の効果で、開発時には見込んでいなかったと言い、良い意味での副産物とも言えそうです。今後この高周波ノイズの除去効果についての検証がなされ、解明もされると思います。(あさやん)


2017年11月13日 (月)

【オーディオアクセサリ入門の次のステップ!】ラインケーブルの交換を楽しもう!


みな様、こんにちは!

11月に入り、一年の過ぎる早さに驚愕のとうふです。
本当に最近は時間の経つのが早く感じられ、度々腕時計で時間を確認してしまいます。
そんな腕時計が豊富なJoshinの時計コーナーはこちらより

さて、電源ケーブル同様、ラインケーブルも「ケーブルは機器に付属してたのを使ってる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
前回ご案内の電源ケーブルも変わりますが、このラインケーブルももちろん、表現力は大きく変わります!

オーディオアクセサリ選びのポイントは人それぞれでしょうが、大まかには
・機器の弱点を補う事で表現力の平均値を上げる
・機器の特徴を伸ばす事で求める表現に特化させる
といった方向でのアクセサリ選びになると思います。

色々なジャンルを平均点高く楽しむのか。。。聴くジャンルが固定されているので特化する方向なのか。
ご利用の状況に応じてアクセサリをチョイスしてください!

なお、今回のご案内も『手軽なオーディオ環境のグレードアップ』ですので、コストパフォーマンス重視の製品をピックアップしてのご案内です!
※XLRケーブルは付属している事がほぼ無いので今回は割愛です。

それでは早速ご案内です!
その①

ゾノトーン
RCAケーブル(1.2m・ペア)
Silver Granster AC-1001α-1.2M


ゾノトーンのエントリークラスのRCAケーブルです。
しかしエントリーとは言ってもそこはゾノトーン。
色づけは極力少なく、鮮度の高いストレートな表現が得意で、ミドル~ハイエンドモデルにも通じる"粒立ちの良さ"を存分にお楽しみいただけるでしょう。

特に私がお薦めなのは、ロックやポップス等エネルギッシュな表現の音楽です。
このケーブルの持つ、鮮度が高くスピード感のある表現で更に音楽をお楽しみいただけるでしょう。

その②

オルトフォン
RCAケーブル(1.5m・ペア)
AC-3800SILVER


レコードカートリッジでも人気のオルトフォンのエントリークラスRCAケーブルです。

素朴で癖が少ない、自然な表現が得意でスケール感が大きく向上します。
先にご案内のSilver Granster AC-1001αと比べるとややニュアンスは甘いですが、広がるのあるサウンドはホール感等の空間が良く表現され、ジャズやクラシックをより楽しめるケーブルとしてお薦めです。

その③

オーディオテクニカ
RCAケーブル(1.3m・ペア)
AT-EA1000/1.3


レコード針からヘッドホン、そしてオーディオケーブルやオーディオアクセサリーからなんとオーディオに関係の無い寿司マシーンまで。
日本を代表するオーディオサプライメーカーの巨頭"オーディオテクニカ"のRCAケーブルです。

音の輪郭がハッキリとしたメリハリの効いた表現力を楽しめるケーブルです。
今回ご案内の中では最も安価ですが、快活で解り易い表情なのでジャンルを特に問わず
「何かあった(例えば機器を追加した等)時の1本」
「単品販売されているラインケーブル、そのはじめての1本」
にお薦めの1本です!

~試聴を終えて~
オーディオアクセサリは組み合わせることでその表現力が1+1=2というわけではなく1+1が3にも4にもなる可能性を秘めています
ただ、必ずしも2以上になるわけではなく、組み合わせによっては2以下になる場合もありますのでご注意を!
色々試す中でご自身の"最適"をお探し頂ければと思います

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年11月12日 (日)

【「至高」のさらなる上をいく】ゾノトーンの新・フラッグシップ「7NSP-Shupreme X」が登場です!


みな様、こんにちは!

秋になり、メーカーより続々と新製品の情報が発表されていますね!
新製品情報を聞くたびに、ワクワクがとまらないとうふです。
さて、今回ご案内は発表されたばかりの。。。こちら!

ゾノトーン
スピカーケーブル
7NSP-Shupreme X 2.0 Y2B2


ゾノトーンのフラッグシップとして数々の伝説を残しつつも、部材の完了に伴い生産完了となった「7NSP-Shupreme1」の正統後継モデル。
その名も「ShupremeX(シュプリームエックス)」
※ゾノトーン10周年も込めてギリシャ数字のⅩとかけたようです。

大きな変更点の一つ、導体。
前作Shupreme1ではPCOCCが使われていましたが今回のShupremeXではPCUHDが採用。
昨今、オーディオ線材としてはPC-TripleCが人気ですが、ゾノトーンが求める音質にはこのPCUHDが最適だったのでしょう。

超高純度7NクラスCuを中心にこのPCUHD、純銀コートOFC、特殊銅合金素材等、5種の線材から構成。
さらにそれらを異なる径で組み合わせた、ゾノトーン独自の"異種・異径線材構成"で作られているのです。

。。。と、メーカーや各種情報サイトに書かれてる情報はこの程度で良いでしょう。
実は、この度発売直前にほんの少しだけ試聴する機会があったので、聴かせていただきましたので簡素ではありますが私の感想をご案内。

直感で感じたのが"華がある"
煌びやかで華やか。
華やかといっても派手、という印象は全くなく艶っぽくキラキラとした感じで、以前私が聴いた記憶の中のShupreme1と比べると音に張りがあり、フレッシュで若々しい印象です。
艶や潤いが感じられ、キラキラしつつもキツさのない、リッチな表情を上手く演出してくれます。

若干高域上がりでザラつきを感じましたがこれは本当に卸したてでエージング不足だったのが原因でしょう。
作製したてをお持ちいただいたのでそこに文句は当然言えません

しかしエージング不足でありながらも奥深さや感情の機微、コクは存分に感じられ特に若い女性ヴォーカルにはゾクリとさせられる色気を感じます。
現状でも奥行きや高低の伸び、スケール感も充分でエージングが進めばどうなるのやら。
今回お借りしたような卸したてでも、そのポテンシャルの高さを窺い知れる、非常に楽しみなケーブルです。

後日改めて旧モデルとなる、Shupreme1と比較した結果をご案内したいと思います!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年11月 6日 (月)

【 FURUTECH特集 Vol.2 】意欲的な開発力と高度な技術力!! ~ 新素材NCF、PC-Triple C、ネオダンパーテクノロジーによりさらに飛躍! ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
前回は、フルテックは日本が世界に誇るオーディオアクセサリー・ブランドであり、世界的水準のパーツ開発により生み出された高精度かつ、高信頼性のアクセサリーを時系列でご紹介しました。今回は、FURUTECHの最近の動きを新素材を中心にご紹介します。


コネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster」


 ■ FURUTECHが開発した新素材

「NCF(Nano Crystal² Formula/ナノ・クリスタル・フォーミュラ)」は、同社オリジナルの特殊素材で、2015年11月の発売の電源プラグなど、4アイテム(電源プラグ・インレットプラグ・壁コンセント・ACインレット)に初めて採用されました。


静電気対策として、樹脂部分に「NCF」を調合したことで、静電気によるノイズを強力に除去し、静寂感が高まって音の濁りがなくなることで、ノイズに埋もれていた音源本来の魅力を引き出したのです。その後同社の製品に次々と採用されています。

「NCF」素材は、2種類の「アクティブ」特性を持つ特殊な結晶材料で構成されています。まずは静電気を除去するマイナスイオンを生成し、さらに熱エネルギーを遠赤外線に変換します。その後、これら結晶性材料のナノサイズのセラミック粒子とカーボンパウダーとを一定比率で調合させることで「ピエゾ効果(圧電効果のことで、水晶や特定のセラミックに圧力を加えると、圧力に比例した電荷が発生する現象)減衰特性」を実現します。その結果得られた「NCF」は、究極の電気的および機械的(振動)減衰材料となったのです。


「ネオダンパーテクノロジー」は、機能性樹脂をベースとした特殊制振素材に加え、ナノ単位のセラミックパウダー、カーボンパウダーを調合。さらにカーボンファイバーシートを重ねることで、かつてない制振効果を実現しました。

「ネオダンパーテクノロジー」を採用した最初の製品は、2016年8月発売のインラインフィルター「Flux-50 NCF Filter」で、電源ケーブルとオーディオ機器の間に挿入し、ノイズ成分を除去するアイテムです。NCFによる静電効果、ネオダンパーテクノロジー(ネオダンパーシート + NCFカーボンファイバーシート)による制振効果の組み合わせで、ノイズの発生を抑え、静寂感が高まり、埋もれていた音源本来の魅力を引き出しました。


「PC-TripleC」は既に多くのオーディオケーブル・メーカー(サエク、アコースティック・リバイブ、クリプトン、ナノテックなど)で採用されています。FURUTECHはもともと古河電工のPCOCCの販売が出発点でした。そのPCOCCに代わる素材として登場したのが「PC-Triple C」で、その後のオーディオ市場での評判は皆様ご承知の通りです。

FURUTECHはPCOCCの製造が中止される前から独自にα-OCC素材を開発しており、その影響は受けなかったものの、PCOCCが惜しまれつつも製造中止になったことで、α-OCCと「PC-Triple C」をケーブルに合わせて採用することで今に至っています。

その「PC-Triple C」導体をFURUTECHが初めて採用したのが2015年9月発売のノイズフィルター内蔵型電源ケーブル“Power Guard”シリーズとして2機種発売しました。そして2016年5月には“Studio Power Series”の新モデルとして、電源ケーブル2機種を発売したのです。今後さらに「PC-Triple C」採用のケーブルが増えると予想されます。

 ■ コネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster(NCFブースター)」に迫る!

そして、今回のFURUTECH特集の“一押しアイテム”が、コネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster(NCFブースター)」です。自宅でも実際に使用し試聴もしておりますので、詳しくご紹介して参ります。

オーディオ機器や壁コンセントに接続されているハイエンド電源ケーブルで、その重さのためプラグが外れそうな不安定な状態をよく見掛けます。

「NCF Booster」はその問題を改善すべく開発された製品で、挿し込むプラグをしっかりと底面(床面)に対して平行に固定して、不安定な接続状態の導通を改善します。さらにプラグを上下からしっかり固定することで、振動も押さえ込む構造となっています。


6つのパーツからなる「組み立て式」です。
  1. シャフトバー連結ネジ(黒塗装鉄)
  2. ベースユニット(オーディオグレードABS樹脂/鉄製カウンターウェイト/シリコン注入鉄製プレート)
  3. シャフトバー(ニッケルメッキ真鍮)
  4. 調節ネジ(ニッケルメッキ真鍮)
  5. コネクターホールド下部(オーディオグレードABS樹脂/NCF調合ナイロン樹脂)~コネクターを下から支えます。高さを調整し固定します。
  6. コネクターホールド上部(ステンレスブロック/オーディオグレードNCFナイロン樹脂)~かなり重量があり、自重で上から抑えます。
※付属のエクストラシャフトバーを装着することで、高さが基本設定の80mmから140mmまで調節が可能です。また、さらに極太ケーブルなどを強力に固定するために、2個のシリコン素材のリングが付属しています。

さらに、FURUTECHの独自技術である「マルチマテリアル・ハイブリッド構造」によってコネクターやケーブル部の振動を効果的に吸収し強力に制振することで、それぞれのパフォーマンスを飛躍的に向上させるとしています。前述の特殊素材「NCF」の帯電防止効果や静電気によるノイズ除去を実現した、画期的アイテムです。

「NCF Booster」は、オーディオ機器のコネクターの中でも最も接続が不安定になりやすい電源インレット(IECインレット)入力端子に接続される電源ケーブル側のコネクター(インレットプラグ)に使うのが最も効果的です。

インレットプラグを「NCF Booster」で固定することでプラグやケーブルの重さで垂れ下がり、接続が不安定になることが確実に改善されます。さらにホールド部分に「NCF」素材が使われていることで、制振作用と静電気対策で音質が大きく改善されるのです。

また電源インレット以外でも、壁コンセントや重量級のインターコネクトケーブル、スピーカーケーブルなどの各種ケーブルのスタビライザーとしても応用でき、複数使用することで空中配線も実現できます。もちろんFURUTECH製のケーブルや電源アクセサリー専用ではなく汎用性があります。

筆者自宅での使用例

自宅では電源タップのインレットプラグで確認しました。本機を見ての第一印象は「何と大がかりな・・・」でした。そして同時に、そのズッシリした重さ(710g)は「これは効きそう」とも感じました。

使用しての印象は、従来感じていた若干のザワザワ感が完全に消えて透明感が増し、明らかに静かになったのです。S/Nは間違いなく良くなっておりサウンド全体の純度が上がったのです。さらに音の立ち上がりもスーッと自然なものになったのです。

電源タップの入力インレット部分を強化するだけで、これ程の変わり様を示すとは想像以上です。今までここに着目して強化しようとしたオーディオアクセサリーがなかったことから、これこそFURUTECHの企業理念である《永年にわたる各種ケーブル・コネクター開発製造の経験に裏打ちされた、High-End精神を持って超先端技術を導入し、「Pure Transmission(完璧)」な伝送を目指し、常に優れたクオリティの製品づくりに努める》が実現させたのでしょう。

「NCF Booster」は、FURUTECHがNCF素材を応用・発展させた全く新しいタイプのオーディオアクセサリーです。本機を複数個使用することにより、お使いのオーディオシステムのパフォーマンスがどんどん向上していく画期的アイテムです。

 ■ 最後に

FURUTECHこそ、意欲的な開発力と高度な技術力で、我が国が世界に誇れるオーディオアクセサリー・ブランドです。今後の「Pure Transmission(完璧)」な製品開発が大いに楽しみです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2017年10月31日 (火)

《FURUTECH Vol.1》FURUTECHは世界に誇るオーディオアクセサリー・ブランド ~世界的水準のパーツ開発が生む 高精度かつ高信頼性のアクセサリー群!!~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、世界に誇るオーディオアクセサリー・ブランド「FURUTECH(フルテック)」を取り上げます!
オーディオ用途に適した高精度な超低温冷却技術を独自開発するなど研究に取り組み、世界各国のオーディオファンから信頼と絶大なる支持を得ています。


FURUTECH「FI28M-G」

FURUTECHの誕生

Furutech_2 
FURUTECHは、元々インシナー工業株式会社グループの事業展開として、古河電工のPCOCC(一方向性単結晶高純度無酸素銅)ケーブルの海外販売を目的に1988年に創業されました。翌1989年海外拠点として台湾に進出。1990年から「FURUTECH」ブランドで初のAV専用アクセサリーとケーブルを開発・発売を開始しました。

1992年、PCOCC材質の板材を導入することで導電性に特化した製品開発に着手。世界初となるオーディオ専用のPCOCC金メッキ電源コネクター“FI-15シリーズ”やPCOCC 3芯電源ケーブル、Yプラグを世界のオーディオ市場向けに発売し、世界的に高い評価を得たのでした。

1994年からは一部の製品の台湾生産を開始し、多様なニーズに応えるとともに生産コストを抑えるコストメリットも獲得できたのです。そして1996年、ついに信号系と電源系の経路のすべてをPCOCC素材で統一した《 All PCOCC 》が完成したのです。

これによって同社の企業理念である、《永年にわたる各種ケーブル・コネクター開発製造の経験に裏打ちされた、Hi-End精神を持って超先端技術を導入し、「Pure Transmission(完璧)」な伝送を目指し、常に優れたクォリティーの製品づくりに努める》がここに実現したのです。

FURUTECHの歩み

そして、1997年親会社からの独立を果たし、その後の発展に繋がる『フルテック株式会社』を設立したのです。当時国内の電源ケーブルメーカーでの同社プラグの採用や、国内アクセサリーメーカーとの製品の共同開発、さらには海外市場展開も開始したのでした。

その結果、同社の端子やプラグは海外でも高い評価で、世界各国のオーディオファンから信頼と絶大なる支持を得ています。実際、欧米のハイエンドケーブルやハイエンド機器の端子などでも、FURUTECH製が使用される例が非常に多くなっています。

もちろん、日本のオーディオファンにも高音質で極めて精度の高い各種プラグ類やコンセント等のパーツ部門で絶大な人気を誇り、Audio Accessory誌(音元出版)のオーディオ銘機賞も多数受賞するなどし、もはや全世界のユーザーやケーブルブランドから注文を受けるブランドへと発展して来たのです。

2001年には、日本国内で本格的な完成品ケーブル(D端子ケーブル)の販売を開始し、2004年カーオーディオ用ケーブル・アクセサリーにも参入しています。さらに同年には8口電源タップ“E-TP80”を発売。2005年には振動抑制技術(Axial Locking System)を導入した“e-TP609シリーズ”を発売しています。2006年には完成品のα-OCC(OCCを後述のαプロセス処理行ったもの)導体を採用した電源ケーブル“Absoluteシリーズ”を発売しています。

創業20周年を迎えた2008年には、海外52カ国に輸出、フラッグシップとなる最高級電源プラグ&インレットの“FI-50及びFI-52シリーズ”を発売しています。一方でハイC/Pの電源コネクター“FI-28シリーズ”を発売し、こちらもロングセラーを続けています。

2009年にはレコードスタビライザーやシェルリード線、アナログケーブル“Silver Arrows AG-12シリーズ”等のアナログアクセサリーの拡充を図っています。

さらにフラッグシップの最高級ラインケーブルやスピーカーケーブルなどの“Fluxシリーズ”を発売して、ハイエンドケーブル市場に参入しています。こうしてFURUTECHはケーブル類でも次第にラインナップの充実を図り、リファインを重ねて完成度を高めて来ているのです。

2010年にはその後の国内オーディオアクセサリーにとって大きなインパクトを与えた、新機構の壁コンセント“GTXシリーズ”を発売し、2011年には現在でもベストセラーを続けているハイエンドグレードのRCAやバナナ等の各種プラグ類“CFシリーズ”、電源プラグ・インレットの“FI-11シリーズ”を発売しています。

高精度な超低温冷却技術を開発

これまで見てきたFURUTECH製品の中で、特に注目すべき技術が独自の超低温処理&特殊電磁界処理システムです。FURUTECHは最先端のテクノロジーにより、オーディオ用途に適した高精度な超低温冷却技術を開発したのです。

この技術は温度と時間を正確に制御管理することにより、到達温度のコントロールも可能にしています。さらに独自の電磁界処理を行うことで、信号情報の質を大幅に向上させ、S/Nが向上し、微小信号まで明確な再現力を実現させているのです。この加工処理技術がFURUTECHの《αプロセス》です。

この《αプロセス》は、ケーブルの導体を始めコネクターの導通部分などの金属パーツのほぼ全てに施されています。これによりアニール(焼きなまし=熱を加えることによって材料の残留応力を取り除く処理)と同様の効果があるとされ、金属物質のストレスを除去して滑らかな音調が得られると言われています。

世界から高評価を得るFURUTECH
さらにFURUTECHは、端子類の接触や保持機構に関しても、常に非常に高い精度と信頼性を獲得するための構造の研究に取り組んでいます。これにより同社のパーツ類が世界的な水準を達成し高評価を得た結果、海外のオーディオ製品に使われる例が多くなったのです。

ここでFURUTECHの「Pure Transmission(完璧)」の代表的技術を説明しておきます。

①ステンレス・ケーブルクランプ・システム


従来の樹脂材を使用したケーブルクランプ材と比較し、「非磁性特殊ステンレス材」を利用したケーブルクランプ構造は、ケーブル自体から発生する電磁振動を大幅に抑制し、従来品と比較してスタビライザー機能を一層高めています。

②ケーブル・ロッキング機構

通常の結線部は、電極プレート・ナイフ部のベース板に平板形状の「ロック板」をネジにより引き上げて線材を挟み込んで固定するという方法となっています。これを湾曲形状にし、さらに電極プレード・ナイフ一体のベース部に突起を設ける事で線材を曲面でホールドするという全く新しい機構を採用しています。これにより接触面積が約17%アップしました。

③アースジャンパー機能
従来の電源プラグでは外郭(筺体の金属部分)がフローティング状態のため、電源ラインに侵入した雑音電流が外部へ拡散していました。FURUTECHのアースジャンパー機能付の電源コネクターは、プラグの外郭がアースに接続されているので電源ラインに侵入した雑音電流がプラグ内で収束して、外部へ拡散しません。フローティング状態にある電源コネクターの構成部品を導電性の金属プレートと導電性スプリングでアース端子までの回路を構成し、アースに確実に落とし込むことにより、ノイズのプラグ外への放出を防ぎ、電極間の電位差を無くし、整えます。


④「さらなる進化」Pureを求めて「高性能制振素材の開発」
FURUTECHの最新ケーブルシリーズやアクセサリーは振動対策における素材を組み合わせた究極のハイブリッド構造を採用しています。プラグ部は剛性が高く非磁性のスレンレス削り出しを採用、内部絶縁には特殊POM材で絶縁、外装はクロスカーボンといった構成で振動を徹底的に吸収。樹脂成型部品やゴム素材、ケーブル被服のPVCなどにナノテクノロジーを駆使しています。

そして、次回取り上げる予定の『NCF(Nano Crystal2 Formula)』が同社をさらに大きく飛躍させたのです。(あさやん)


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