オーディオアクセサリー情報 Feed

2017年11月13日 (月)

【オーディオアクセサリ入門の次のステップ!】ラインケーブルの交換を楽しもう!


みな様、こんにちは!

11月に入り、一年の過ぎる早さに驚愕のとうふです。
本当に最近は時間の経つのが早く感じられ、度々腕時計で時間を確認してしまいます。
そんな腕時計が豊富なJoshinの時計コーナーはこちらより

さて、電源ケーブル同様、ラインケーブルも「ケーブルは機器に付属してたのを使ってる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
前回ご案内の電源ケーブルも変わりますが、このラインケーブルももちろん、表現力は大きく変わります!

オーディオアクセサリ選びのポイントは人それぞれでしょうが、大まかには
・機器の弱点を補う事で表現力の平均値を上げる
・機器の特徴を伸ばす事で求める表現に特化させる
といった方向でのアクセサリ選びになると思います。

色々なジャンルを平均点高く楽しむのか。。。聴くジャンルが固定されているので特化する方向なのか。
ご利用の状況に応じてアクセサリをチョイスしてください!

なお、今回のご案内も『手軽なオーディオ環境のグレードアップ』ですので、コストパフォーマンス重視の製品をピックアップしてのご案内です!
※XLRケーブルは付属している事がほぼ無いので今回は割愛です。

それでは早速ご案内です!
その①

ゾノトーン
RCAケーブル(1.2m・ペア)
Silver Granster AC-1001α-1.2M


ゾノトーンのエントリークラスのRCAケーブルです。
しかしエントリーとは言ってもそこはゾノトーン。
色づけは極力少なく、鮮度の高いストレートな表現が得意で、ミドル~ハイエンドモデルにも通じる"粒立ちの良さ"を存分にお楽しみいただけるでしょう。

特に私がお薦めなのは、ロックやポップス等エネルギッシュな表現の音楽です。
このケーブルの持つ、鮮度が高くスピード感のある表現で更に音楽をお楽しみいただけるでしょう。

その②

オルトフォン
RCAケーブル(1.5m・ペア)
AC-3800SILVER


レコードカートリッジでも人気のオルトフォンのエントリークラスRCAケーブルです。

素朴で癖が少ない、自然な表現が得意でスケール感が大きく向上します。
先にご案内のSilver Granster AC-1001αと比べるとややニュアンスは甘いですが、広がるのあるサウンドはホール感等の空間が良く表現され、ジャズやクラシックをより楽しめるケーブルとしてお薦めです。

その③

オーディオテクニカ
RCAケーブル(1.3m・ペア)
AT-EA1000/1.3


レコード針からヘッドホン、そしてオーディオケーブルやオーディオアクセサリーからなんとオーディオに関係の無い寿司マシーンまで。
日本を代表するオーディオサプライメーカーの巨頭"オーディオテクニカ"のRCAケーブルです。

音の輪郭がハッキリとしたメリハリの効いた表現力を楽しめるケーブルです。
今回ご案内の中では最も安価ですが、快活で解り易い表情なのでジャンルを特に問わず
「何かあった(例えば機器を追加した等)時の1本」
「単品販売されているラインケーブル、そのはじめての1本」
にお薦めの1本です!

~試聴を終えて~
オーディオアクセサリは組み合わせることでその表現力が1+1=2というわけではなく1+1が3にも4にもなる可能性を秘めています
ただ、必ずしも2以上になるわけではなく、組み合わせによっては2以下になる場合もありますのでご注意を!
色々試す中でご自身の"最適"をお探し頂ければと思います

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年11月12日 (日)

【「至高」のさらなる上をいく】ゾノトーンの新・フラッグシップ「7NSP-Shupreme X」が登場です!


みな様、こんにちは!

秋になり、メーカーより続々と新製品の情報が発表されていますね!
新製品情報を聞くたびに、ワクワクがとまらないとうふです。
さて、今回ご案内は発表されたばかりの。。。こちら!

ゾノトーン
スピカーケーブル
7NSP-Shupreme X 2.0 Y2B2


ゾノトーンのフラッグシップとして数々の伝説を残しつつも、部材の完了に伴い生産完了となった「7NSP-Shupreme1」の正統後継モデル。
その名も「ShupremeX(シュプリームエックス)」
※ゾノトーン10周年も込めてギリシャ数字のⅩとかけたようです。

大きな変更点の一つ、導体。
前作Shupreme1ではPCOCCが使われていましたが今回のShupremeXではPCUHDが採用。
昨今、オーディオ線材としてはPC-TripleCが人気ですが、ゾノトーンが求める音質にはこのPCUHDが最適だったのでしょう。

超高純度7NクラスCuを中心にこのPCUHD、純銀コートOFC、特殊銅合金素材等、5種の線材から構成。
さらにそれらを異なる径で組み合わせた、ゾノトーン独自の"異種・異径線材構成"で作られているのです。

。。。と、メーカーや各種情報サイトに書かれてる情報はこの程度で良いでしょう。
実は、この度発売直前にほんの少しだけ試聴する機会があったので、聴かせていただきましたので簡素ではありますが私の感想をご案内。

直感で感じたのが"華がある"
煌びやかで華やか。
華やかといっても派手、という印象は全くなく艶っぽくキラキラとした感じで、以前私が聴いた記憶の中のShupreme1と比べると音に張りがあり、フレッシュで若々しい印象です。
艶や潤いが感じられ、キラキラしつつもキツさのない、リッチな表情を上手く演出してくれます。

若干高域上がりでザラつきを感じましたがこれは本当に卸したてでエージング不足だったのが原因でしょう。
作製したてをお持ちいただいたのでそこに文句は当然言えません

しかしエージング不足でありながらも奥深さや感情の機微、コクは存分に感じられ特に若い女性ヴォーカルにはゾクリとさせられる色気を感じます。
現状でも奥行きや高低の伸び、スケール感も充分でエージングが進めばどうなるのやら。
今回お借りしたような卸したてでも、そのポテンシャルの高さを窺い知れる、非常に楽しみなケーブルです。

後日改めて旧モデルとなる、Shupreme1と比較した結果をご案内したいと思います!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年11月 6日 (月)

【 FURUTECH特集 Vol.2 】意欲的な開発力と高度な技術力!! ~ 新素材NCF、PC-Triple C、ネオダンパーテクノロジーによりさらに飛躍! ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
前回は、フルテックは日本が世界に誇るオーディオアクセサリー・ブランドであり、世界的水準のパーツ開発により生み出された高精度かつ、高信頼性のアクセサリーを時系列でご紹介しました。今回は、FURUTECHの最近の動きを新素材を中心にご紹介します。


コネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster」


 ■ FURUTECHが開発した新素材

「NCF(Nano Crystal² Formula/ナノ・クリスタル・フォーミュラ)」は、同社オリジナルの特殊素材で、2015年11月の発売の電源プラグなど、4アイテム(電源プラグ・インレットプラグ・壁コンセント・ACインレット)に初めて採用されました。


静電気対策として、樹脂部分に「NCF」を調合したことで、静電気によるノイズを強力に除去し、静寂感が高まって音の濁りがなくなることで、ノイズに埋もれていた音源本来の魅力を引き出したのです。その後同社の製品に次々と採用されています。

「NCF」素材は、2種類の「アクティブ」特性を持つ特殊な結晶材料で構成されています。まずは静電気を除去するマイナスイオンを生成し、さらに熱エネルギーを遠赤外線に変換します。その後、これら結晶性材料のナノサイズのセラミック粒子とカーボンパウダーとを一定比率で調合させることで「ピエゾ効果(圧電効果のことで、水晶や特定のセラミックに圧力を加えると、圧力に比例した電荷が発生する現象)減衰特性」を実現します。その結果得られた「NCF」は、究極の電気的および機械的(振動)減衰材料となったのです。


「ネオダンパーテクノロジー」は、機能性樹脂をベースとした特殊制振素材に加え、ナノ単位のセラミックパウダー、カーボンパウダーを調合。さらにカーボンファイバーシートを重ねることで、かつてない制振効果を実現しました。

「ネオダンパーテクノロジー」を採用した最初の製品は、2016年8月発売のインラインフィルター「Flux-50 NCF Filter」で、電源ケーブルとオーディオ機器の間に挿入し、ノイズ成分を除去するアイテムです。NCFによる静電効果、ネオダンパーテクノロジー(ネオダンパーシート + NCFカーボンファイバーシート)による制振効果の組み合わせで、ノイズの発生を抑え、静寂感が高まり、埋もれていた音源本来の魅力を引き出しました。


「PC-TripleC」は既に多くのオーディオケーブル・メーカー(サエク、アコースティック・リバイブ、クリプトン、ナノテックなど)で採用されています。FURUTECHはもともと古河電工のPCOCCの販売が出発点でした。そのPCOCCに代わる素材として登場したのが「PC-Triple C」で、その後のオーディオ市場での評判は皆様ご承知の通りです。

FURUTECHはPCOCCの製造が中止される前から独自にα-OCC素材を開発しており、その影響は受けなかったものの、PCOCCが惜しまれつつも製造中止になったことで、α-OCCと「PC-Triple C」をケーブルに合わせて採用することで今に至っています。

その「PC-Triple C」導体をFURUTECHが初めて採用したのが2015年9月発売のノイズフィルター内蔵型電源ケーブル“Power Guard”シリーズとして2機種発売しました。そして2016年5月には“Studio Power Series”の新モデルとして、電源ケーブル2機種を発売したのです。今後さらに「PC-Triple C」採用のケーブルが増えると予想されます。

 ■ コネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster(NCFブースター)」に迫る!

そして、今回のFURUTECH特集の“一押しアイテム”が、コネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster(NCFブースター)」です。自宅でも実際に使用し試聴もしておりますので、詳しくご紹介して参ります。

オーディオ機器や壁コンセントに接続されているハイエンド電源ケーブルで、その重さのためプラグが外れそうな不安定な状態をよく見掛けます。

「NCF Booster」はその問題を改善すべく開発された製品で、挿し込むプラグをしっかりと底面(床面)に対して平行に固定して、不安定な接続状態の導通を改善します。さらにプラグを上下からしっかり固定することで、振動も押さえ込む構造となっています。


6つのパーツからなる「組み立て式」です。
  1. シャフトバー連結ネジ(黒塗装鉄)
  2. ベースユニット(オーディオグレードABS樹脂/鉄製カウンターウェイト/シリコン注入鉄製プレート)
  3. シャフトバー(ニッケルメッキ真鍮)
  4. 調節ネジ(ニッケルメッキ真鍮)
  5. コネクターホールド下部(オーディオグレードABS樹脂/NCF調合ナイロン樹脂)~コネクターを下から支えます。高さを調整し固定します。
  6. コネクターホールド上部(ステンレスブロック/オーディオグレードNCFナイロン樹脂)~かなり重量があり、自重で上から抑えます。
※付属のエクストラシャフトバーを装着することで、高さが基本設定の80mmから140mmまで調節が可能です。また、さらに極太ケーブルなどを強力に固定するために、2個のシリコン素材のリングが付属しています。

さらに、FURUTECHの独自技術である「マルチマテリアル・ハイブリッド構造」によってコネクターやケーブル部の振動を効果的に吸収し強力に制振することで、それぞれのパフォーマンスを飛躍的に向上させるとしています。前述の特殊素材「NCF」の帯電防止効果や静電気によるノイズ除去を実現した、画期的アイテムです。

「NCF Booster」は、オーディオ機器のコネクターの中でも最も接続が不安定になりやすい電源インレット(IECインレット)入力端子に接続される電源ケーブル側のコネクター(インレットプラグ)に使うのが最も効果的です。

インレットプラグを「NCF Booster」で固定することでプラグやケーブルの重さで垂れ下がり、接続が不安定になることが確実に改善されます。さらにホールド部分に「NCF」素材が使われていることで、制振作用と静電気対策で音質が大きく改善されるのです。

また電源インレット以外でも、壁コンセントや重量級のインターコネクトケーブル、スピーカーケーブルなどの各種ケーブルのスタビライザーとしても応用でき、複数使用することで空中配線も実現できます。もちろんFURUTECH製のケーブルや電源アクセサリー専用ではなく汎用性があります。

筆者自宅での使用例

自宅では電源タップのインレットプラグで確認しました。本機を見ての第一印象は「何と大がかりな・・・」でした。そして同時に、そのズッシリした重さ(710g)は「これは効きそう」とも感じました。

使用しての印象は、従来感じていた若干のザワザワ感が完全に消えて透明感が増し、明らかに静かになったのです。S/Nは間違いなく良くなっておりサウンド全体の純度が上がったのです。さらに音の立ち上がりもスーッと自然なものになったのです。

電源タップの入力インレット部分を強化するだけで、これ程の変わり様を示すとは想像以上です。今までここに着目して強化しようとしたオーディオアクセサリーがなかったことから、これこそFURUTECHの企業理念である《永年にわたる各種ケーブル・コネクター開発製造の経験に裏打ちされた、High-End精神を持って超先端技術を導入し、「Pure Transmission(完璧)」な伝送を目指し、常に優れたクオリティの製品づくりに努める》が実現させたのでしょう。

「NCF Booster」は、FURUTECHがNCF素材を応用・発展させた全く新しいタイプのオーディオアクセサリーです。本機を複数個使用することにより、お使いのオーディオシステムのパフォーマンスがどんどん向上していく画期的アイテムです。

 ■ 最後に

FURUTECHこそ、意欲的な開発力と高度な技術力で、我が国が世界に誇れるオーディオアクセサリー・ブランドです。今後の「Pure Transmission(完璧)」な製品開発が大いに楽しみです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2017年10月31日 (火)

《FURUTECH Vol.1》FURUTECHは世界に誇るオーディオアクセサリー・ブランド ~世界的水準のパーツ開発が生む 高精度かつ高信頼性のアクセサリー群!!~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、世界に誇るオーディオアクセサリー・ブランド「FURUTECH(フルテック)」を取り上げます!
オーディオ用途に適した高精度な超低温冷却技術を独自開発するなど研究に取り組み、世界各国のオーディオファンから信頼と絶大なる支持を得ています。


FURUTECH「FI28M-G」

FURUTECHの誕生

Furutech_2 
FURUTECHは、元々インシナー工業株式会社グループの事業展開として、古河電工のPCOCC(一方向性単結晶高純度無酸素銅)ケーブルの海外販売を目的に1988年に創業されました。翌1989年海外拠点として台湾に進出。1990年から「FURUTECH」ブランドで初のAV専用アクセサリーとケーブルを開発・発売を開始しました。

1992年、PCOCC材質の板材を導入することで導電性に特化した製品開発に着手。世界初となるオーディオ専用のPCOCC金メッキ電源コネクター“FI-15シリーズ”やPCOCC 3芯電源ケーブル、Yプラグを世界のオーディオ市場向けに発売し、世界的に高い評価を得たのでした。

1994年からは一部の製品の台湾生産を開始し、多様なニーズに応えるとともに生産コストを抑えるコストメリットも獲得できたのです。そして1996年、ついに信号系と電源系の経路のすべてをPCOCC素材で統一した《 All PCOCC 》が完成したのです。

これによって同社の企業理念である、《永年にわたる各種ケーブル・コネクター開発製造の経験に裏打ちされた、Hi-End精神を持って超先端技術を導入し、「Pure Transmission(完璧)」な伝送を目指し、常に優れたクォリティーの製品づくりに努める》がここに実現したのです。

FURUTECHの歩み

そして、1997年親会社からの独立を果たし、その後の発展に繋がる『フルテック株式会社』を設立したのです。当時国内の電源ケーブルメーカーでの同社プラグの採用や、国内アクセサリーメーカーとの製品の共同開発、さらには海外市場展開も開始したのでした。

その結果、同社の端子やプラグは海外でも高い評価で、世界各国のオーディオファンから信頼と絶大なる支持を得ています。実際、欧米のハイエンドケーブルやハイエンド機器の端子などでも、FURUTECH製が使用される例が非常に多くなっています。

もちろん、日本のオーディオファンにも高音質で極めて精度の高い各種プラグ類やコンセント等のパーツ部門で絶大な人気を誇り、Audio Accessory誌(音元出版)のオーディオ銘機賞も多数受賞するなどし、もはや全世界のユーザーやケーブルブランドから注文を受けるブランドへと発展して来たのです。

2001年には、日本国内で本格的な完成品ケーブル(D端子ケーブル)の販売を開始し、2004年カーオーディオ用ケーブル・アクセサリーにも参入しています。さらに同年には8口電源タップ“E-TP80”を発売。2005年には振動抑制技術(Axial Locking System)を導入した“e-TP609シリーズ”を発売しています。2006年には完成品のα-OCC(OCCを後述のαプロセス処理行ったもの)導体を採用した電源ケーブル“Absoluteシリーズ”を発売しています。

創業20周年を迎えた2008年には、海外52カ国に輸出、フラッグシップとなる最高級電源プラグ&インレットの“FI-50及びFI-52シリーズ”を発売しています。一方でハイC/Pの電源コネクター“FI-28シリーズ”を発売し、こちらもロングセラーを続けています。

2009年にはレコードスタビライザーやシェルリード線、アナログケーブル“Silver Arrows AG-12シリーズ”等のアナログアクセサリーの拡充を図っています。

さらにフラッグシップの最高級ラインケーブルやスピーカーケーブルなどの“Fluxシリーズ”を発売して、ハイエンドケーブル市場に参入しています。こうしてFURUTECHはケーブル類でも次第にラインナップの充実を図り、リファインを重ねて完成度を高めて来ているのです。

2010年にはその後の国内オーディオアクセサリーにとって大きなインパクトを与えた、新機構の壁コンセント“GTXシリーズ”を発売し、2011年には現在でもベストセラーを続けているハイエンドグレードのRCAやバナナ等の各種プラグ類“CFシリーズ”、電源プラグ・インレットの“FI-11シリーズ”を発売しています。

高精度な超低温冷却技術を開発

これまで見てきたFURUTECH製品の中で、特に注目すべき技術が独自の超低温処理&特殊電磁界処理システムです。FURUTECHは最先端のテクノロジーにより、オーディオ用途に適した高精度な超低温冷却技術を開発したのです。

この技術は温度と時間を正確に制御管理することにより、到達温度のコントロールも可能にしています。さらに独自の電磁界処理を行うことで、信号情報の質を大幅に向上させ、S/Nが向上し、微小信号まで明確な再現力を実現させているのです。この加工処理技術がFURUTECHの《αプロセス》です。

この《αプロセス》は、ケーブルの導体を始めコネクターの導通部分などの金属パーツのほぼ全てに施されています。これによりアニール(焼きなまし=熱を加えることによって材料の残留応力を取り除く処理)と同様の効果があるとされ、金属物質のストレスを除去して滑らかな音調が得られると言われています。

世界から高評価を得るFURUTECH
さらにFURUTECHは、端子類の接触や保持機構に関しても、常に非常に高い精度と信頼性を獲得するための構造の研究に取り組んでいます。これにより同社のパーツ類が世界的な水準を達成し高評価を得た結果、海外のオーディオ製品に使われる例が多くなったのです。

ここでFURUTECHの「Pure Transmission(完璧)」の代表的技術を説明しておきます。

①ステンレス・ケーブルクランプ・システム


従来の樹脂材を使用したケーブルクランプ材と比較し、「非磁性特殊ステンレス材」を利用したケーブルクランプ構造は、ケーブル自体から発生する電磁振動を大幅に抑制し、従来品と比較してスタビライザー機能を一層高めています。

②ケーブル・ロッキング機構

通常の結線部は、電極プレート・ナイフ部のベース板に平板形状の「ロック板」をネジにより引き上げて線材を挟み込んで固定するという方法となっています。これを湾曲形状にし、さらに電極プレード・ナイフ一体のベース部に突起を設ける事で線材を曲面でホールドするという全く新しい機構を採用しています。これにより接触面積が約17%アップしました。

③アースジャンパー機能
従来の電源プラグでは外郭(筺体の金属部分)がフローティング状態のため、電源ラインに侵入した雑音電流が外部へ拡散していました。FURUTECHのアースジャンパー機能付の電源コネクターは、プラグの外郭がアースに接続されているので電源ラインに侵入した雑音電流がプラグ内で収束して、外部へ拡散しません。フローティング状態にある電源コネクターの構成部品を導電性の金属プレートと導電性スプリングでアース端子までの回路を構成し、アースに確実に落とし込むことにより、ノイズのプラグ外への放出を防ぎ、電極間の電位差を無くし、整えます。


④「さらなる進化」Pureを求めて「高性能制振素材の開発」
FURUTECHの最新ケーブルシリーズやアクセサリーは振動対策における素材を組み合わせた究極のハイブリッド構造を採用しています。プラグ部は剛性が高く非磁性のスレンレス削り出しを採用、内部絶縁には特殊POM材で絶縁、外装はクロスカーボンといった構成で振動を徹底的に吸収。樹脂成型部品やゴム素材、ケーブル被服のPVCなどにナノテクノロジーを駆使しています。

そして、次回取り上げる予定の『NCF(Nano Crystal2 Formula)』が同社をさらに大きく飛躍させたのです。(あさやん)


2017年10月28日 (土)

【オーディオアクセサリ入門の第一歩!】電源ケーブルの交換で音質のグレードアップをしよう!


みな様、こんにちは!

先日からとあるポータブルオーディオプレーヤーに誘惑されっぱなしのとうふです。
ポータブルオーディオユースから据置オーディオへの案内も容易で、かつ据置オーディオユーザーがお気に入りの音源を手軽に持ち運ぶハイパワーポータブルプレーヤーとして。色々遊べる仕様に今更、このプレーヤーの有用性を再認識中でございます。

さて、今は芸術の秋!それは音楽という芸術。。。すなわちオーディオの秋
来月には大阪ハイエンドオーディオショウも開催され、まさにオーディオを楽しむ絶好の季節といえるでしょう!
そこで今回は簡単に機器の表現力をアップでき、アクセサリー交換による音質変化でオーディオ趣味を楽しむ第一歩。
"電源ケーブルの交換"をご案内していきます!

電源ケーブルの交換でそんなに変わるの?』とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
しかし残念ながら(一部の例外を除いて)海外のハイエンドメーカーですらも大半が「このケーブルを使えば最低限通電するよ」程度のものしか付属されていないのが実情です。
そんな電源ケーブルをケーブルの専業メーカー製販売する為に開発された良いケーブルに交換する事で機器そのものの性能を更に引き出すのです!!

さらに副次的なメリットとしては、良いオーディオアクセサリを導入しておけば、今後機器を買い換えた時にもそのアクセサリは基本的にそのまま使用でき、機器のパフォーマンスを最初からある程度引き出した状態で楽しむ事が出来るというメリットもあるのです!
※コネクタ類は規格が大きく変更されない限りずっと使えます。

なお今回はオーディオ第一歩でもあるため、コストパフォーマンス重視の製品をピックアップしてのご案内です!

その①

ラックス
電源ケーブル(1.8m)
JPA-10000


ハイエンドオーディオメーカーで著名な"ラックス"(Luxman)の電源ケーブルです。
アンプなどを購入すると付属している電源ケーブルの評価があまりに好評で、以前から単品販売を求める声が多かったのですが。。。
この度その声に応え、単品製品として販売されたという経緯があるコストパフォーマンスの高さでは定評の電源ケーブルなのです!

導体に高純度のOFC銅を採用、柔らかく取り回しのよい外皮を採用した、価格的にも使用感的にも非常に優秀な電源ケーブルです。
肝心の音質は"ラックスマン"らしい、温かみがありふくよかで広がりのある表現を楽しめます。

クラシックジャズやヴォーカル等で艶気と温かみのある表現がマッチするのではないでしょうか。

その②

オーディオクエスト
電源ケーブル(1.8m)
NRG-X3


オーディオケーブルメーカーでは著名な"オーディオクエスト"(クエスト)製品です。
こちらはオーディオクエストのセミ・ソリッド・ロング・グレイン・カッパーを導体に採用。
外皮も柔らかく、先にご案内のJPA-10000に近い、取り回しの良い電源ケーブルです。
その音質はオーディオクエスト製品全般にいえる、レンジが広く空間表現に長けた表現力を楽しめます。
音楽の場の空気が広がるような、"スケールの広さ"が魅力なので、ホール系の演奏で聴き比べるとその違いがわかりやすいのではないでしょうか。

なお、このケーブルはコンセント側が3ピンコネクタになっているので、コンセントが3ピンに対応していないと接続できませんのでご注意ください。

その③

ゾノトーン
電源ケーブル(1.8m)
6N2P-3.0 Meister-1.5M


10周年を迎え、新フラッグシップモデルのスピーカーケーブル「ShupremeX」を先日発表したゾノトーンの電源ケーブルです。
6N高純度銅と高純度OFC銅によるハイブリッド構造。
徹底された制振対策の施されたプラグを採用、さらに徹底したシールドを施した事で緻密で繊細、過度な色づけはしない自然で真面目な表現の電源ケーブルに仕上がっています。

今回試聴した中では最もプラグが重く、メーカーにその理由を伺うと
プラグ側は「特殊素材で成型」し、その上に「PVC被膜を被せる」という二重構成を採用しているとの事。
さらに1本1本を手作業で仕上げるというゾノトーンのこだわり。
手間のかかりようから『メーカーのコストに合わないのでは。。。?』と余計な心配をしてしまいます。

肝心の音質ですが、明瞭かつ繊細で派手さはありません。
音色が自然で明確。ストレートで自然な表現力で、ジャンルを問わず楽しめるでしょう。

~試聴を終えて~
オーディオアクセサリはピンからキリまで多種多様にあります。
それは当然電源ケーブルも同様です。
今回は所謂入門の導入部たる"ピン"の部分をご案内ですが。。。
まずは1本、お気に入りの機器の電源ケーブル交換からお試し頂く事で奥深いオーディオアクセサリの世界へ第一歩を踏み出して下さい!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年10月27日 (金)

iFI Audio ガルバニック・アイソレーター『 iGalvanic3.0 』~PCオーディオに画期的音質改善アイテム登場!!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、PCオーディオの性能を究極にまで押し上げる、iFIオーディオのガルバニック・アイソレーター『 iGalvanic3.0 』を取り上げます!
PCオーディオでUSBにおける問題点「ガルバニック」という現象を解決しうる画期的なアイテムです。


iFIオーディオ『 iGalvanic3.0 』


 ■ PCオーディオの現在

PCオーディオ(PCとUSB-DACによるハイレゾ音源再生)がオーディオの新たなジャンルに加わって早10年近くになろうとしています。この間、据置あるいはポータルタイプのUSB-DACが多数発売され、さらにはそこから枝分かれしたネットワークオーディオも大きな地位を占めるに至っています。

しかし、最近は一時の爆発的なブームは沈静化し、その一部はアナログレコードに向かってしまったり、CDに回帰してしまいましたが、PCオーディオも最終的には、オーディオリスニングにおける1つのジャンルを確立した感があります。

一時は、パソコンメーカーを中心に雨後の竹の子のごとく発売されていたポータブルタイプのDACはそのほとんどが淘汰され一部を残すのみとなり、一方の据置タイプも音質的に一日の長のある国内のオーディオメーカー製と、画期的な海外製品のみが生き残り、これらが現時点では、残存者利益を享受しているのは明らかです。

そんな中、新たな発想によるPCオーディオの音質を改善する画期的アイテムが登場したのです。それがiFI Audio(アイファイ・オーディオ)の『 iGalvanic3.0 』です。

 ■ 「Galvanic(ガルバニック)」とは!?

「Galvanic」。ほとんどの方は初めてお聞きになる言葉だと思います。

かく言う私自身も新製品のレビュー資料を見るまでは、一度も聞いた覚えのない名前でした。その「ガルバニック現象」に着目して開発されたのが、今回ご紹介します『 iGalvanic3.0 』というわけです。

まずは、「ガルバニック」の説明から始めたいと思います。

PCオーディオには必須のUSB。そのUSBにおける問題点の最も効果的な解決策の一つが「ガルバニック・アイソレーション(絶縁)」であるのだそうです。しかし、実際にはその対策はほとんど実行されていないのが現状で、そこには技術的に乗り越えるべき、大きな壁が存在したのです。iFI Audioは、その調査に2年を費やした「技術的な挑戦」の結果、『 iGalvanic3.0 』が開発されたのだと言います。

「ガルバニック現象」とは、異種金属が接触した際、それぞれの金属のイオン化傾向(金属元素のイオンへの成り易さ)の違いによって電流が流れるのですが、この電流が「ガルバリック電流」と言われるものです。金属製のスプーンや銀紙を噛むとピリッとする(いわゆる歯が浮く)ことがありますが、これが「ガルバニック電流」の仕業だそうです。(通常「ガルバニック絶縁」は、この電流が流れないように異種金属間を電気的に絶縁するため、塗装や樹脂コーティングなどによって行われることが多いと言います。)

通常PCオーディオにおいては、PCとUSB-DACの接続にはアシンクロナス伝送を採用してジッターの影響を抑えていますが、信号ライン及びグラウンドラインからのノイズの混入は音質を損ねる大きな要因で、USBバスパワーを利用する際はさらに大きく影響を受けてしまいます。

従来からPCオーディオにおいては、PCからのノイズを遮断するため、USB-DAC側にデジタル・アイソレーターが採用される場合が多いのですが、そのほとんどが汎用チップによるアイソレートです。それは、トランスでの磁気エネルギー変換やフォトカプラによる光変換などで行われています。しかしそれらのチップではデータの転送速度が最大でも150Mbps程度で、今後広く普及するであろうUSB3.0規格の5Gbpsにも及ぶハイスピード伝送には対応できません。

USB3.0規格は、伝送ラインと受信ラインがそれぞれ独立しており、大量のデータを扱うにはUSB2.0よりも優れており、プロのオーディオ用途を含め、民生用のオーディオ関連機器でも将来的には間違いなく普及します。 『 iGalvanic3.0 』は、USB3.0(もちろんUSB2.0)に完全に準拠しており、すべてのスピード(1.5Mbps~5Gbps)とすべての伝送モードにも対応しているとしています。

このハイスピード伝送を解決すべく、iFI Audioはその母体でもある英国AMR(Abbingdon Music Research)がもつノウハウや技術を駆使して、従来技術では避ける事のできなかったレイテンシー(データ処理の遅延)のないUSB信号の絶縁技術を開発したのです。この技術を使って完成したのが、USB3.0に完全対応した、世界初のガルバニック・アイソレーター『 iGalvanic3.0 』なのです。

 ■  PCオーディオの性能を究極にまで押し上げた『 iGalvanic3.0 』

『 iGalvanic3.0 』に採用された「ガルバニック絶縁」は、信号ラインだけではなく、電力やアースラインを含めて完全な絶縁を行っており、USBでの高速伝送時のノイズの混入を防止し、アースループも遮断できたとしています。これにより従来技術では叶わなかった正確でノイズのない高速伝送が実現できたのです。さらにバスパワー電源も超低ノイズ電源に変換して供給されるとしています。

お持ちのPCオーディオシステムへの『 iGalvanic3.0 』の接続は非常に簡単で、パソコンとUSB-DACの中間に挿入するだけです。パソコンと本機の間は付属のケーブルで繋ぎ、本機とUSB-DACの間は従来のケーブルを使います。また、特にUSB3.0を使ってのUSB信号伝送では、信号経路が従来のUSB2.0より遙かにシンプルとなるため、より効果的にPCからのノイズのアイソレーションが可能になるとしています。

この『 iGalvanic3.0 』こそ、PCオーディオの性能を究極にまで押し上げたと言えます。その効果は、従来のデジタル・アイソレーション搭載機器で感じるS/Nの良さを遙かに凌駕する圧倒的な静かさを実現したとしています。

 ■  試聴しました

サウンドは、実機をお借りして短時間ですが、弊社リファレンスシステムで確認しました。

まず感じたのは、スピーカーから音が完全に離れたのです。結果、臨場感が素晴らしく、左右はもちろん奥行き方向の再現は抜群で、奥の奥まで見通せるように感じました。特にライブ音源(ビル・エヴァンストリオ「ワルツ・フォー・デビィ」)で、会場でのグラスが当たる音や咳払いなどのザワザワ感が従来より明らかにはっきり聴き取れました。バイオリンの艶、ボーカルの喉の湿り気のある質感、深く沈む低域、さらにピアノは立ち上がりの良さに加え、響きの消えゆく感じも忠実に再現されたのです。

トータルでは、解像度が非常に高く表現が緻密になり、特に締まりの良い低域、曖昧さのない中低域、充実した安定感のある中域、透明度の高い高域など、これがPCオーディオかと思わせる程でした。ソフトに入っているすべての情報が再現されているのではとも感じました。また、ハイレゾソフトのグレードが上がる程『 iGalvanic3.0 』の効果が現れるとも感じました。

 ■ 最後に

本機のパフォーマンスを更に引き上げるために、iFIが提案しているのは、同社のUSBパワーフィルター「iDefender3.0」とDC電源アダプター「iPower」を併用することです。

セルフパワーのUSB-DACをお使いの場合は、これらをPC側に配置しPCの電源を完全に切り離すことで、PCのソフトウェアのジッターを低減することができ、PCでの再生が向上します。また、「iDefender3.0」と「iPower」を『 iGalvanic3.0 』の出力側に配置することで、通常のUSBよりも強力な電流を供給することができ、ノイズをさらに低減することができます。特に高出力のUSB-DAC付きヘッドフォンアンプには有効だとしています。

「iDefender3.0」のみを『 iGalvanic3.0 』の上流側に配置してPCの電源を遮断します。これによって『 iGalvanic3.0 』とUSB-DACの上流側にクリーンな電力を供給します。最終的には『 iGalvanic3.0 』の上流と下流の両方を試してみて音の良い方を選んで欲しいとしています。

『 iGalvanic3.0 』は、PCオーディオとアース設定のために、ゼロから開発された専用のUSB3.0アイソレーションによって、いかなるPCオーディオにも高度な技術で対応しているのです。それは、部品カタログからチップやコンデンサを適当に選んで寄せ集めたものなどでは決してありません。本当に時間をかけて、あらゆるノウハウを駆使して開発したのです。

これこそがiFIオーディオにしかできない《 PCオーディオへの解答 》です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)


2017年10月22日 (日)

《Zonotone Vol.2》 国産では希有な存在!それは作り手の顔が見える音楽性重視のケーブル!!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回も、前回に引き続き、「Zonotone Vol.2」として、"前園サウンド"の製品コンセプトについて迫りたいと思います。また、Zonotone製品の代表的なラインケーブルとスピーカーケーブルもご紹介します。

Zonotone「7NAC-Shupreme 1-RCA-1.0」


"音は人なり"

前回のVol.1では、2007年に創業されたZonotoneが、創業当時から今日に至るまで高い評価を維持している理由を、創業者:前園俊彦氏の存在と結論を導きだしました。

それはZonotoneのケーブルが、1種類の銅だけを使うのではなく、数種類を使用し、独自の黄金比を見つけるために、膨大な試作と時間をかけて徹底的に試聴を繰り返すことで前園氏自身が欲しいものを作っていると。

前園氏は、「僕は心の中で鳴っている音が最高だと思っているから、いい音なんてない。」と、「だから自分の好きな音を作っているだけだ。」と述べられています。これ程に、"作り手の顔"の見えるケーブルは国産には他に存在しません。

そして結果的に、Zonotoneのケーブルが、"オーディオファイルの心を揺さぶる音楽の深い感動"を与えることに成功し、我が国を代表するケーブルとして圧倒的な存在感を確立することになったのです。そしてZonotoneのケーブルは、すべてメイド・イン・ジャパンです。

Zonotoneケーブルについてのオーディオ業界での一般的な認識は、"正統派そのもののサウンドで、厚手のエネルギー感と緻密で彫りの深い表現が絶妙な、音楽性豊かなサウンド"と言うもので、国内オーディオ市場での評価はすでに定着しています。

そして何より、これ見よがしに高解像度を振りかざす巷に蔓延る、単なるハイファイ指向のケーブルとは一線を画し、抜けが良く、ストレスを全く感じさせない空間の拡がりを実現し、それは聴き手を優しく包んでくれるような包容力のある上質なサウンドなのです。まさに"音は人なり"、これこそ"前園サウンド"なのです。

"前園サウンド"に迫る!

ここで"前園サウンド"の製品コンセプトをもう少し深く見ていきましょう。

それは、信号ロスのない純粋伝送サウンド"ピュア&パワー"を求めた『DMHC』構造に尽きます。DMHCの『D』はディスクリート(独立)、『M』はマルチハイブリッドコンダクター(多芯導体)、『H』はヘリ/パラレル(螺旋・並行)、そして『C』はコンストラクション(構造)の頭文字です。

ホット、コールドの2本であることが多いステレオケーブルの導体ですが、DMHCは多芯導体で、最小単位でも4芯であり、5芯×2(合計10芯)や7芯×2(合計14芯)のケーブルもあります。構造は、独立多芯導体を中心コアの周囲に円筒形に配置し、プラス側とマイナス側とを絶縁ダミー材を挟んで隔絶させる方式を採用しています。

芯線材料も一様ではなく、7NCu、6NCu、5NCuというプレミアム銅をはじめ、最新素材である古河電工の高純度無酸素銅線「PCUHD」や日立金属の高機能銅「HiFC」といったそれぞれの高純度素材に秘められた"音の息吹"をZonotoneは発見したのです。そして、それら様々な異種素材、異種線径を複雑に絡み合わせたハイブリッド多芯導体が実現したのです。

Zonotone製品をご紹介!

それでは、多彩なZonotoneファミリーを、代表的なラインケーブルとスピーカーケーブルとを以下にご紹介して参ります。

【Shupreme Series(シュプリーム)】~スーパー・グレード
本来の「Supreme(スプリーム:至高)」に「h」を加えたShupreme(シュプリーム)となっているのは、「至高」のさらなるhigh(高み)を意味するのです。「ケーブルはZonotone」という定評に安住せず、"異次元の感動"をテーマに、培ってきた独自な発想力、柔軟な開発力、斬新な技術力を昇華させ、「至高」のさらなる高みに到達したスーパー・グレードな製品群です。※スピーカーケーブルは残念ながら生産完了。次期モデル開発中。

7NAC-Shupreme 1(【RCAケーブル】 1.0mペア)
導体:7NCu、特殊銅合金、PCOCC、純銀コートOFCなど5種類/2.5スケア(4芯)×2
立ち上がりの瞬発力と切れの良さは圧巻。エネルギーと音数が圧倒的で抜群のリアル感。

7NAC-Shupreme LE(【RCAケーブル】1.0mペア)
導体:7NCu、特殊銅合金、PCOCC、純銀コートOFCなど5種類/2.5スケア(4芯)×2
「Shupreme 1」に肉薄。空気感の再現、力強い低域と瑞々しい中高域。芸術性が際立つ。

【Neo Grandio Series(ネオ・グランディオ)】~ニュー・グレード
コストという制約を取り除き、贅を尽して、つくりたいケーブルをつくってみる。このチャレンジ精神で至上のケーブルづくりにトライしたのが「Grandio Series」です。新導体の採用、新構造の開発、新発想の技術。そこから生まれた、感動をより深く、より豊かに体感するための究極伝送という成果です。

7NAC-Neo Grandio 10Hi(【RCAケーブル】1.0mペア)
導体:7NCu、特殊銅合金、HiFC、純銀コートOFCなど5種類/1.98スケア(4芯)×2
中域の充実と鳴りっぷりの良さが魅力。音楽性豊かなアナログ・テイストを実現。

7NSP-Neo Grandio 07Hi(Y/B端子付き【スピーカーケーブル】 完成品2.0mペア)
導体:7NCu、特殊銅合金、HiFC、純銀コートOFCなど5種類/3.0スケア(7芯)×2
生き生きとした伸びやかさが魅力。厚手の低域と包まれるような高域。抜群の安定感。

【Royal Spirit Series(ロイヤル・スピリット)】~ニュー・クオリティ・グレード
新しい音へのチャレンジとして、音楽の魅力に溢れる音を追求したと言います。従来のZonotoneサウンドとは、ちょっと個性の異なるサウンドを追求したのです。スケールの大きさにこだわり「拡がり感」「奥行き感」が大きな感動に包みます。

Royal Spirit AC-1(【RCAケーブル】1.0mペア)
導体:7NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/2.5スケア(4芯)×2
音場の拡がり感と鳴りっぷりの良さが魅力。色づけや癖がなく音楽性が際立つケーブル。

Royal Spirit SP-1(Y/B端子付き【スピーカーケーブル】 完成品2.0mペア)
導体:7NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/5.0スケア(8芯)×2
どこにも無理のない自然な均一感。拡がり感と奥行き感を伴ったワイドな音場感が魅力。

【Granster Series(グランスター)】~ニュー・スタンダード・グレード
Zonotoneならではのテクノロジーである革新線材「PCUHD」と「HiFC」のハイブリッドにより「ケーブル新次元」に到達。エントリークラスを超えた、壮大にして立体感のあるサウンドを実現。新しい音で新しい感動を呼び起こします。

7NAC-Granster 5000α(【RCAケーブル】1.0mペア)
導体:7NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/2.12スケア(2芯)×2
ハイスピード・高解像度で純度の高さは抜群。高コントラストで抜けの良い低域が魅力。

6NAC-Granster 3000α(【RCAケーブル】1.0mペア)
導体:6NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/1.56スケア(4芯)×1
透明度の高い明快な中域。低域は締まりが良く力もある。バランスの良い滑らかな音質。

6NAC-Granster 2000α(【RCAケーブル】1.0mペア)
導体:6NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/0.78スケア(2芯)
ニュートラルで透明度が高く高解像度。低域は力と締まりがあり、バランスの良さが魅力。

6NSP-Granster 7700α(Y/B端子付き【スピーカーケーブル】 完成品2.0mペア)
導体:6NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/3.1スケア×4芯
高速レスポンスによる中低域の力感。迫力あるエネルギー感。抜群のスケール感を実現。

6NSP-Granster 5500α【切り売りスピーカーケーブル】
導体:6NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/2.0スケア×4芯
ダイナミックなエネルギー伝送と高解像度を両立。多目的でスターカッド接続も可能。

6NSP-Granster 2200α【切り売りスピーカーケーブル】
導体:6NCu、HiFC、PCUHD、OFC 4種ハイブリッド/2.0スケア×2芯
エントリーながら充実した表現力。ハイブリッドならではの高純度、高解像度を実現。

最後に
これらご紹介したZonotoneケーブルは、いずれも一般生活者の趣味としてオーディオを楽しんでもらうためにすべてが適価であり、巷に溢れる超高額な金満家の趣味のためのケーブルではないと前園氏は述べています。

そして充実した製品ラインナップは、Zonotoneがオーディオファイルの声に耳を傾け「誰のために何を成すべきか」を常に追求する姿勢から生み出されたのです。それは、オーディオファイルと感動を共有することです。Zonotoneのケーブルは、「オーディオファイルの皆さまとつくるケーブル」だとしています。

作り手の顔が見える音楽性重視のZonotoneケーブル。日本人にはやはり"メイド・イン・ジャパン"のケーブルが最も似合うのではないでしょうか。(あさやん)

2017年10月21日 (土)

《Zonotone Vol.1》 国産では希有な存在! それは作り手の顔が見える音楽性重視のケーブル!!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、国産オーディオケーブルブランドZonotoneと、その創業者 前園俊彦氏について取り上げます。前園氏は"いい音"に基準はなく、"自分はこういう音が好きなんだ"という考え方で、徹底して品質にこだわっています。
また、氏が考える、オーディオ装置でのケーブルを替えるべき順番についてもご紹介します。


Zonotone「6NLW-GRANSTER」


2007年に創業 Zonotoneに迫る!

オーディオケーブルには、国内外合わせて実に93ブランド(音元出版「ケーブル大全2017」より)もあります。その傾向はと言いますと、一般的に、海外製は「理論と個性」を重視し、国産は「素材と構造」を重視している様に思われます。そんな中での国産ブランドZonotoneの立ち位置は・・・。今回はその当たりを探って参ります。

Zonotoneは、今から10年前の2007年に創業されました。私の印象では「まだ10年?」です。それ程にオーディオ業界にZonotoneブランドは浸透していますし、その評価は創業当時から高く、現在も日に日に高まっているように感じられるからでしょう。

Zonotoneの歴史を短く感じる原因は、創業者の前園俊彦氏の存在が非常に大きいのだと思います。それではまずは、我々オーディオに長く関わる人間が、これまでどのように前園氏と関わってきたか、前園氏の経歴からまずはお話を始めたいと思います。

前園氏の徹底的な品質へのこだわり


前園氏は、元々演劇志望だったといいます。その後1957年当時オーディオ御三家の一角であった山水電気に、超難関を突破して入社されたそうです。そして広告宣伝を担当されたのです。

そして、年配の方なら誰しも印象に残っている、あの女優・浅丘ルリ子のセパレートステレオのテレビCM(他に、司葉子、長嶋茂雄、石原裕次郎も起用)を製作し、サンスイを全国的に有名なステレオメーカーに押し上げたのでした。

その後、商品企画部を新設し、その部長と広告宣伝部長を兼務し、さらに東京新宿のオーディオセンター(ショールーム)の所長まで兼務されたのです。そして氏が手掛けられたのは、いずれも今となっては伝説の「AU-111」「AU-777」と言った"ブラックフェイス"のアンプや日本の伝統工芸品の"組子細工"を採用したスピーカーだったのです。

そして1987年、その後ケーブルに関わることになる切っ掛けとなった、オルトフォン・ジャパン(デンマークortofon A/S の子会社)の社長に就任されました。

同社ではカートリッジの開発にも関わっておられたのですが、前園氏はカートリッジのコイルに使うワイヤーの純度が重要との考えから、すでにオルトフォンのカートリッジに使われていた6N銅に替わる素材として7N銅が欲しいと、ケーブルメーカーである同和鉱業に打診した所、カートリッジ用では取引き単位が小さすぎるという理由で一旦は断られたそうです。しかし、その後、奇跡が起こるのです。

後日、同和鉱業側から突然OKとの電話があったのです。その理由が・・さもありなんなのです。たまたま担当者の上司が熱心なオルトフォンのファンだったと言うのです。

先方としては会社の知名度を上げるためにも、ぜひ使って欲しいと言うことになったのだそうです。この事が、氏にとっても、ケーブル業界にとっても、さらにはオーディオ業界にとっても実に大きなターニングポイントになったのでした。

前園氏の考え方はこうです。とにかく銅にしろ銀にしろ純度がポイントだと・・。不純物は血管中のコレステロールに例えられると言います。7Nとは99.99999%ですから不純物の割合が1千万分の1、つまり東京都の全人口の内のおよそ1人だけ。それ程綺麗なのです。いい音のためには、いい素材がどうしても不可欠で、とにかく最初に"純度ありき"という考えが氏には一貫してあるのだと言います。

それには国産素材でなければならないとも氏は言います。そこには日本人のDNAにある、いい加減なことをするのを許さない、徹底的な品質へのこだわりがあるからなのです。

それではZonotoneの音作りに対する氏の考え方をご披露しておきます。

Zonotoneの音作り。"いい音"とは何か?

氏は、オーディオにおいての"いい音"とは何か?答えがなければ限界もない。自分の心の中で鳴っている音が最高だと思っていると。"いい音"の基準はないと言います。

その結果、"原音再生"という得体の知れないものにこだわるのではなく、もっと単純にあなたや私の好きな音という次元で話ができればオーディオはもっと面白くなるのに・・と。前園氏のこの考え方がZonotoneケーブルのサウンドの根底に生きているのです。

氏ははっきり述べています。Zonotoneとは"前園の音"で、氏自身が「こういう音が好きなんだ。」と言っているのだと。それが合うか合わないかは聴く人が考えればいいとも。Zonotoneケーブルは氏が納得した音ではあるが、すべての皆さんにとっていい音かどうかは分からないと。

また、いいケーブルと悪いケーブルの違いについては、いいケーブルとは入ってきた信号を100%そのまま伝送してくれるもので、情報量が減ってしまうのが悪いケーブルだとも述べています。信号の中の微小な間接音や高調波成分が重要で、これが最終的に奥行きや高さ、拡がりという3次元を超える形で再現されるのだと。しかし場合によっては音が中央に寄り集まった、音の粗いケーブルの方が「パワーがある」と評価されることもりますが、これは正しい情報が再現されている訳ではないとしています。

そして氏は、シンプルな材料を使ったケーブルは、その素材独特の癖が出てしまい感動が薄いと。やりすぎはダメだが旨み成分を加えるためにも素材のハイブリッドが好ましいともしています。

その結果、Zonotoneケーブルは、1種類の銅だけのケーブルはなく、数種類(安価な製品でも最低2種類)を使い、自分なりの黄金比を見つけるために、時間をかけて徹底的に試聴を繰り返すのだそうです。前園氏自身が欲しいものを作っているのです。

氏は、「僕は心の中で鳴っている音が最高だと思っているから、いい音なんてない。」と、「だから自分の好きな音を作っているだけだ。」とも述べられています。これ程に、"作り手の顔"の見えるケーブルは国産には他に存在しません。

前園氏から、ケーブルを替えるべき順番をアドバイス
ということで、今回の《Zonotone Vol.1(Vol.2に続く)》はここまでとさせていただき、前園氏が「ケーブルを初めて見直してみようとお考えの方」へ、替えるべき順番をアドバイスされていますので、ここで紹介しておきます。

まずは入口から替えるべきで、アナログならカートリッジのリード線①②とトーンアームケーブル③④。CDプレーヤーなどのデジタル機器なら電源ケーブル(⑤⑥⑦⑧)。次いで、上流のインターコネクトケーブル(次回Vol.2でご紹介)の順番だと。

それは信号が小さい上流から攻めるのが鉄則との氏の考え方からきています。ここでロスされたら、もう取り返しようがないからです。氏は脳波の様な小さい電流の部分をもっと大事にして欲しいとしています。(あさやん)

①シェルリード線「6NLW-Granster」
②シェルリード線「8NLW-8000Prestage」
③フォノケーブル(RCA⇔RCA/1.5m)「6NTW-6060Meister(RCA)」
④フォノケーブル(RCA⇔RCA/1.2m)「8NTW-8080Prestage(RCA)」
⑤2Pタイプ電源ケーブル(1.5m)「6N2P-3.0Meister」
⑥3Pタイプ電源ケーブル(1.8m)「6NPS-3.5 Meister」
⑦3Pタイプ電源ケーブル(1.8m)「6NPS-Neo Grandio 5.5Hi」
⑧3Pタイプ電源ケーブル(1.8m)「7NPS-Shupreme1」


2017年10月 4日 (水)

【振動を制する者は音質を制する!】お薦めの制振アクセサリのご案内です


みな様、こんにちは!

マイケル・ジャクソンのホラー/サスペンスティスト曲を集めたアルバムが出ると聞いて、発売までワクワクしているとうふです。

ハロウィンといえばホラー。
ホラーといえばガクガク震える程の恐怖!
震えるといえば振動!
振動といえばオーディオの天敵!
と、言うわけで強引な流れで今回はオーディオアクセサリのご案内です。

といっても、オーディオのセッティングには振動対策が非常に重要なのは周知の事実。
如何に上手に振動をコントロールするかで機器の音色は『うそ!?』という位変わります。
今回ご案内のオーディオアクセサリはそんな振動対策製品の中でも実際に試したオススメ製品たちをご案内です!

その①

ジークレフ
オーディオボード(1枚)
BW001 TYPE A4


大阪のメーカー"ジークレフ音響"製のフローティング・オーディオボードです。
独自の吊構造で"機器が理想の状態で浮いた状態"を実現し、機器固有の振動をコントロール。
起伏に富んだ、深く広がりのある表現力が加わります。

その効果は非常に大きく、特に音の広がり・開放感が大きく向上します。
ちなみに私は初めてこのボードを試した時、その音の変化に驚嘆し、即・導入してしまいました。

音に広がりをお求めの方にはマストアイテムとも言えるオーディオアクセサリの一つとして自信を持ってオススメします。
特にCDプレーヤーやレコードプレーヤーに効果的で、私のお薦め導入ポイントです。
また、PCオーディオ/ネットワークオーディオユーザーの方にはPCやNASにもお薦めです。

その②

アコースティックリバイブ
マグネットフローティングインシュレータ
RMF1


"アコリバ"ことアコースティックリバイブのマグネット・フローティング・インシュレータです。
こちらは以前に私がハイエンドブログでもご案内しました!
強力なネオジウム磁石を内部に搭載し、 その反発力を利用した空中浮遊型のインシュレータです。

ジークレフのフローティング・オーディオボードと異なりこちらはインシュレータ状。
単品で販売されている製品なので機器に使用する際は3個以上使用してください。
※1個当たりの耐荷重は7kgです。

機器が"浮いた"状態で保持されるので、機器が持つ振動を阻害されず、濁りの少ないすっきりとストレートな表現が楽しめます
なお、ネオジウムマグネットが非常に強力ですのでRMF-1同士が近いとくっついてしまう場合もありますので、距離にご注意ください。

今回試した中では最も反発力が強く、重量に偏りが有るパワーアンプやスピーカーでも水平が取りやすいように感じました。
実際に音色はシャープになりつつも濁りの無い、澄んだ音色を楽しめるので、アクセサリでの音への色づけを求めない方には是非一度お試し頂きたいオーディオアクセサリです。

1個当たりの価格が非常に高価ですが。。。その分効果は絶大ですので、『この機器にだけは!』というシステムの根幹への導入から始められてはいかがでしょうか?

その③

特許機器
インシュレータ(4個入)
WB-30


防振、制振、除振等、"振動"に関するプロフェッショナル、特許機器株式会社の"風鈴構造"を採用したインシュレータです。
こちらは以前あさやんが詳細をハイエンドブログでご案内です!
特殊なスプリングと風鈴構造によるフローティング構造のインシュレータです。

こちらはアコリバのRMF-1と同じくインシュレータ状。
2個もしくは4個1組でセット販売されているので機器重量に応じてお求め下さい。
※耐荷重は1個当たりWB-30が220g、WB-60が600gとなります。

今回試した中では最も反発力が弱いのですが、音が"ふにゃっ"とせず、奥行きと、音に独特の響きが加わり妙に生々しい表情を楽しめました。

ただ、耐荷重や反発力の弱さからはあまり重量のある機器に使用するのは難しいかも知れません。
※数量を増やす事で対応は可能ですが、設置面積が増える事等からおすすめは難しいです。

プレーヤーや、小型ブックシェルフスピーカーへの導入が音質面からも最も良いでしょう。
パソコン等の軽量で細かな振動をする機器には非常に効果的ですのでオススメです。

また、あさやんのブログ記事にもあるようにWB-30はスピーカーの上に設置する事で、まるで"ツィーター"かのように高域に艶と響きが加わるのです
試して実感。これは是非お試し頂きたい、面白い変化です!

インシュレータとしても使用できるが、それ以外でも使用できる!
1粒で二度美味しいオーディオアクセサリです!

~テストを終えて~
今回ご案内のアクセサリはいずれも"フローティング"という仕組みで高音質を目指していますが、その構造や表現力は全くの別物です。
違いや好み等もあるでしょうが比較してみると
・フワリと優しく広がるジークレフ音響
・スッキリと見通しの良い広がりのアコリバ
・響き、残響感が味わい深く広がる特許機器
といった印象でしょうか。

オーディオ機器にの振動対策は永遠の課題。
そんな振動を制御してどの傾向に調整するのか。
今回の傾向からご参考頂ければ幸いです。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年9月23日 (土)

アコースティック・リヴァイブ ブランド創設20周年に寄せて ~日本のオーディオ業界にとって『縁の下の力持ち』?!~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、オーディオアクセサリーのヒット製品を発表し続けている、アコースティック・リヴァイブを取り上げます。20年にわたり、日本のオーディオ業界を引っ張ってきた『縁の下の力持ち』です。


アコースティック・リヴァイブとは

Photo 
アコースティック・リヴァイブ(ACOUSTIC REVIVE)は、オーディオ周辺機器の販売会社「関口機械販売株式会社」として、1994年に群馬県伊勢崎市で創業されました。

1997年に、「アコースティック・リヴァイブ(以下 アコリヴァ)」のブランドで、CD用消磁器「RD-1」を発表してから今年で20年。当時、私が在籍していた河口無線のユーザー向け情報誌には、

「これは凄い!これからの必需品!!LPレコードだけではなくCDソフトも帯磁していたのです。その犯人はアルミ蒸着面とラベル塗料に含まれる僅かな鉄分だったのです。俄には信じ難いことですが、これは本当です。CDソフトの裏表8秒ずつの作業で消磁が完了します。その効果には目を見張ります。透明度が向上し、高域のヌケが良くなります。音像も立体的になり、緻密になります。この効果を一度体験してしまうと、もう絶対手放せなくなってしまいます。」とあります。

この記録的なヒット製品となった「RD-1」が、2001年末に「RD-2」に、そして2006年夏に『RD-3』と進化して、現在に至るまで超ロングセラーを続けています。その結果、アコリヴァは一躍オーディオファイルに認知されるアクセサリーブランドとなったのでした。

アコリヴァのホームページによりますと、同社のブランド理念は「何も引かない 加えない」とあります。「ソースに刻まれた信号をピュアに伝送し、よりリアルな音のステージをリスニングルームに解き放つ。」ACOUSTIC REVIVEの理念がここにあるとしています(REVIVE=よみがえる)。

そして製品開発においては、「テクノロジーから素材の物性の至るまで、既成概念にとらわれず、技術と感性を惜しみなく注ぎ、妥協することなく突き詰める」としています。その頑固一徹さが、時には摩擦を起こすこともありますが・・・。

アコースティック・リヴァイブの歩み

その後、1999年爆発的なヒットを記録したのが、接地工事なしにアース効果が得られるスーパーアースリンク「RE-9」でした。当時すでにCD全盛期を迎えており、アースが死語に近いものとなっていました。オーディオ機器自体にもアース端子のないものが多い上、例えアースを壁コンセントのアース端子(あくまで洗濯機などでの感電防止用)に繋いだところで、かえって音の悪くなることも多かったのでした。

そこに問題点を投げかけたのが「RE-9」だったのです。「RE-9」は機器のシャーシ電位を大幅に下げることができ、S/Nを改善し、音質を大きく向上させたのです。2001年末には「RE-9II」へとバージョンアップされたのですが、直後某社製品でトラブルが頻発し、販売中止に追い込まれたのでした。

惜しむらくは、その後この手の製品が全く何処からも発売されてないことで、あの効果を体験した者にとっては、今でも歯がゆくて、しようがありません。何とかこの場を借りて改良復活を望みたいものです。

そして、2000年ハイエンド電源タップ「RTP-6」を発売。航空グレードのアルミ合金くり抜きシャーシを使用し、内部には電磁波吸収剤(グリーンカーボランダム)を採用。ロジウムメッキのコンセントとインレットを使用した完成度の高いタップでした。

色づけのない安定感のある音で、各オーディオ専門店での試聴の際の標準器的な存在となったのでした。その後、2003年「Evolutionシリーズ」、2007年「Ultimateシリーズ」とバージョンアップされ、2015年末「absoluteシリーズ」4世代目(Nを含めると5世代目?)として、『RTP-6 absolute』が登場。高額にもかかわらず『RTP-2 absolute』『RTP-4 absolute』と共にヒットを続けています。

『RTP-6 absolute 』は再生音にプラスになることは全てやり尽くした「電源タップ」といえるもので、その効果は、明らかにクリーン電源やアイソレーショントランスをも上回る鮮度を実現しています。電源事情は住環境によって全く違いますが、音の源(音楽は商用電流を加工した結果)である電源を強化することが、良い音を得られる最短距離だということを実証したとも言える電源タップです。

21世紀となった2001年、シリーズとして超々ロングセラーを続ける「RR-7」が登場します。その後2002年「RR-77」を経て、2012年『RR-777』と2回に亘ってバージョンアップされてきた製品です。「777」ですら発売からすでに5年が経過しているのもかかわらず今もって大ベストセラーを続けています。

『RR-777』は、シューマン共鳴波(地球が地表と電離層との間に発生させている 7.83Hz の共鳴波)の電波を人工的に発生させて音質を改善する超低周波発生装置で、リスニングルームの空間の乱れを緩和し、部屋の音響特性を改善するのです。

これによりオーディオ機器はもちろんリスナーにも良好な効果を発揮し、音場感が広く明瞭で、自然な空間を再現できるのです。私自身、今となっては『RR-777』のない音楽再生は考えられません。

さらにヒット作は続きます。2002年末にはルームチューニングパネル「RWL-1」を発売。それまで吸音系パネルが一般的だった時代に、特殊素材の深さの異なる溝と湾曲により、スピーカーからの再生音、反射音を理想的に拡散するというパネルです。これには表面に貼られた天然シルク材による所が大きと言われ、良質な調音が可能でした。

2004年「RWL-2」、続いて『RWL-3』にバージョンアップされ、現在に至っています。音響処理材により密度を高めた高性能な素材を充填し、表面の天然シルク材に加え、心臓部の拡散部材にもトルマリンを含ませ、マイナスイオンによる整音効果も圧倒的に高めたとしています。大きな面積にしては重量は極めて軽量で壁かけや天吊りなども簡単で使い易く、ロングセラーとなっています。

USB-DACがブームを迎えつつあった2010年、USBケーブル「USB-1.0SP」が発売されました。USB-A端子を2つ持ち、出力側から信号と電源を完全分離出来る画期的な構造で、電源ラインの輻射ノイズの信号ケーブルへの影響を抑えたことでの効果を実感したものでした。このユニークな発想こそ、アコリヴァの面目躍如と言ったところです。

当時は線材にPCOCC-Aの単線が使用されていましたが、その後PCOCC-Aの生産中止により、2016年新たな線材PC-TripleCを使って『USB-1.0SP-TripleC』として復活を果たしたのでした。USBケーブルとしては異例な程のこだわりを見せており、端子には航空グレードのアルミ合金削り出しボディを採用して、優れた制振効果を得ると共に、オーディオ用ハンダを採用するなどすべてが高音質のために注力されています。私には手放せない存在となっています。

もう少し、アコリヴァのロングセラー製品を挙げていきましょう。2002年発売のマイナスイオン発生器「RIO-5」は、トルマリンを使用して、純粋なマイナスイオンを発生する装置で、CDなどのディスクはもちろん、リスニングルームの音響特性も改善するという一石二鳥のアクセサリーでした。2005年には『RIO-5II』となっています。

2003年には電源コンセントベース「CB-1」を発売。壁コンセントの取付補強が劇的に、音質を向上させるという、ベース・ボードの重要性を再認識させたことで、その後現在まで続く、電源ブームの火付け役ともなった製品です。2007年には『CB1DB』としてさらにグレードアップされています。

2006年オーディオ機器につなぐだけの手軽な方法で優れたアース効果を実現して、S/Nを向上させたグラウンディング・コンディショナー「RGC-24」を発売。2014年にはアースケーブルをテフロン絶縁のPC-tripleC楕円導体に変更した『RGC-24 tripleC-FM』としてバージョンアップしています。2008年にはEMFキャンセラー『REM-8』を開発。トランスから発生する有害電磁波を中和させる音質改善装置で、S/N比や音像定位を大きく改善させました。

その他、今も続く製品としては、2005年天然水晶を素材に用いたインシュレーター『RIQ-5010』『RIQ-5010W』、2007年天然クォーツレゾネーター『QR-8』、2004年当時、あまり一般化していなかった制振構造を取り入れたショートピン「SIP-8」、現在は『SIP-8Q』

2008年これも当時は珍しかったケーブルインシュレーター「RCI-3」を発表。ケーブルインシュレーターのブームが始まったのがこの頃からで、現在は素材をヒッコリー+マホガニーに変更して『RCI-3H』となっています。

2010年電源スタビライザー「RAS-14」という新しい分野を開拓。2016年PC-tripleC化され『RAS-14 TripleC』として現在に至っています。このようにアコリヴァは、20年にわたり次々とオーディオアクセサリーのヒット製品を発表し続けているのです。

“BEST3アクセサリー”をご紹介!

そして最後に、最近の製品で筆者が手放せなくなってしまった“BEST3アクセサリー”をご紹介しておきます。

まずは、3.5スケアPC-TripleC導体を採用した電源ケーブル『POWER STANDARD-TripleC-FM』、圧倒的な情報量と安定感のある低域は使用機器の性能を1ランクも2ランクもアップさせます。PC-TripleCの素材の素晴らしさが実感できます。

ファインメット・マルチノイズサプレッサー『FNS-RCA』は、新磁性体ファインメットによって、高周波のノイズを除去する信号浄化器です。高周波ノイズが如何に音質に悪影響を与えていたかを分からせてくれました。従来のアクセサリーの概念を打ち破るような、インパクトのある音質改善を実現します。

そして最後は、電源アクセサリーの新ジャンル電源コンディショナー『RPC-1』です。ノイズフィルターなどの使用時に感じる、エネルギー感が後退したり音像が痩せるような副作用が一切なく、一方でS/N感や透明度が向上するという、通常は相反する要素を両立させた画期的なアクセサリーです。改めて、超高周波ノイズが如何に音質に悪影響を与えていたか知らしめられました。

最後に
このようにアコリヴァは、画期的なアクセサリーを次々と開発し続け、日本のオーディオ業界を引っ張って来た『縁の下の力持ち』とも言える存在のアクセサリーメーカーです。

これこそ、オーディオの音質改善に情熱を注ぐ、天才的なアイデアマンでもあるアコースティック・リヴァイブ社長の石黒氏の面目躍如と言ったところではないでしょうか。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

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