ハイエンドオーディオ情報 Feed

2019年9月21日 (土)

【こんなアンプを待っていた!?】HDMI入力に対応したHi-Fiアンプ、NR1200のご案内です!


みな様、こんにちは!
朝の気温も下がり、ようやく秋の訪れを感じつつあるとうふです!

しかし毎度の事とはいえ、前回からまた1ヶ月。。。
もう少しブログに登場しないと。。。存在をわすれられてしまいそうです。
さて、今回ご案内させていただくのも、先日発表となった新製品。

4951035069912 マランツ
ネットワークオーディオレシーバー
NR1200


マランツから新ジャンルとなる、『HDMI入力に対応した』ステレオプリメインアンプです!

モデルネームにある「NR」はニューレシーバーの意味だそうです。

NRと言えば、
NR1501から始まり、NR1600シリーズ、NR1700シリーズへ。
間で機能特化の弟分NR1400シリーズなどと、薄型AVアンプの高品位モデルを開発し続けてきた事でいまや薄型AVアンプの絶対的存在のモデルネームですね。

さて、そんな「NR」を関するNR1200ですが。。。AVアンプではありません
なんだ、多chのAVアンプをステレオ用にして搭載アンプを削った廉価モデルか』とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんがそれも違います。

このNR1200は
HDMI入力機能を持った』、『専用に設計された部材や回路で構成された新設計のHi-Fiステレオアンプなのです!

昨今HDMI対応のゲーム機や、メディアストリーミング端末も増えており、
AVアンプでは大仰過ぎたり、もっと気軽に使える映像入力に対応したアンプの需要は増えているのでしょう。
実際(メーカー調べですが)NRシリーズを利用しているユーザーの中でも高確率で2chのステレオ運用がされているようです。
さらに、海外でも映像機器との融和性が高いHi-Fiレシーバーアンプの需要が増加傾向にあると聞きます。
このNR12000はそんな、時代のニーズに応じて生まれ出てきた新世代のアンプ、と言えるかもしれませんね。

TVとの融和性も高いARC対応のHDMI出力や、ネットワークやBluetoothへの対応。
ピュアオーディオとホームシアターの間を繋ぐ、新世代のオーディオアンプとしてこのNR1200は注目のアンプですね!
10月中旬頃発売予定です

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年8月16日 (金)

【デノンエントリーモデルがリニューアル!】DCD-600NE、PMA-600NEが登場!


みな様、こんにちは!
世間は長期休暇の真っ只中という方もいらっしゃるでしょう!!
しかしそんな中でも鋭意活動中のとうふです!

さて、今回ご案内させていただくのは先日発表となった新製品です
デノン製CDプレーヤーのニュー・エントリーモデル、

デノン
CDプレーヤー
DCD-600NE


そしてプリメインアンプのニュー・エントリーモデル

デノン
プリメインアンプ
PMA-600NE

です。

これまでデノンの"エントリーモデル"と言えば
CDプレーヤーの【DCD-755
そしてプリメインアンプの【PMA-390】でした。

その歴史は古く、
プリメインアンプの
1991年発売の【PMA-390】
1995年発売の【PMA-390Ⅱ】
1998年発売の【PMA-390Ⅲ】
2000年発売の【PMA-390Ⅳ】
2006年発売の【PMA-390AE】
2009年発売の【PMA-390SE】
2012年発売の【PMA-390RE】
と、実に28年、30年近くも続いていた歴史のあるアンプです。

特に私の印象に残っているのが、2000年発売の【PMA-390Ⅳ】です。
音に厚みがあり、家にあったハイコンポやパソコンに簡易で接続していたアンプ内蔵スピーカーと全く異なる表現に感動しました。
学生だった私に据置オーディオの面白さを体感させてくれた、非常に思い出深いアンプです。
2006年発売の【PMA-390AE】からアンプデザインがガラリと変ったのも印象的ですね。
それまでの質実剛健!といったデザインから流線型のお洒落なデザインに変っています。

CDである【DCD-755】を冠したモデルはアンプ程古くなく、
2000年発売の【DCD-755】が初代となります。
その後
2002年発売の【DCD-755Ⅱ】
2006年発売の【DCD-755AE】
2009年発売の【DCD-755SE】
2012年発売の【DCD-755RE】
と代を重ねていき、20年近くも続いたこちらもまた、歴史のあるプレーヤーといえるでしょう。
ちなみにCDプレーヤーも2006年発売の【DCD-755AE】から流線型のお洒落なデザインに変更されていますね。

さて、そんな名モデルも時代の流れ、と言うのでしょうか。
同じデノンでも2000シリーズ、1500シリーズがそれぞれ2500シリーズ、1600シリーズとなったように『NEシリーズ』に切り替わる時代がきたようです。
NEとはNew Era新時代新紀元という意味があり、サウンドマネージャーが現在の山内氏に代わった、新時代のデノンサウンドである意味が込められています。

山内氏がデノンサウンドに掲げるVivid&Spaciousの理念。
メリハリと繊細、そして広々とした音場的な表現で、いつまでも聴いていたい、音楽に没頭できる音作りを目指して作られたNEシリーズ。
その最新作は幅広い層にアピールできるエントリーモデルとして歴史のある390、755シリーズを装いも新たに"600シリーズ"として再スタートしたのです。

アンプである【PMA-600NE】では昨今のオーディオ事情を反映したのか、光/同軸入力とBluetooth入力に対応
最近は『音楽ソースはスマホやタブレットが専ら』という人が(世界的にも)増えた為、Bluetoothによる無線入力が追加されたようです。

逆にCDプレーヤーである【DCD-600NE】では原点回帰と言えばいいのでしょうか。
USB-A端子が廃され、純粋なCDプレーヤーに仕上がっています。

エントリーモデルでありながらこの600シリーズはNEシリーズ最新作だけあり、随所にこれまでのシリーズで得られたノウハウを活かした設計がされています。
その表現力は若干青さを感じさせながらも若々しく、エネルギッシュなサウンドで"音楽を耳にして楽しい"と感じさせてくれるオーディオというホビーの楽しさを教えてくれます。

これからオーディオをはじめる人たちにも、そして再びオーディオをはじめようとお考えの人にも。

この新エントリーモデル、600シリーズは"オーディオの楽しさ"、その原点を手軽に体感できるお薦めの組み合わせと言えるでしょう!
※両モデルは9月末発売予定です

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年8月14日 (水)

TRIODE*真空管『 6BQ5 』搭載のかわいいアンプ3機種

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は「暑い季節にこそ、熱い真空管アンプを!」をテーマに、真空管『 6BQ5 』を搭載したトライオードのかわいいアンプ3機種をご紹介いたします。


■ 真空管『 6BQ5 』について
真空管『 6BQ5 』は、1953年にヨーロッパで「EL84」として誕生し、1955年頃に『 6BQ5 』として、米国EIA規格で登録されました。

この『 6BQ5 』を搭載したアンプとして有名なところでは、オーディオ黎明期の1962年に発売の銘機LUX「SQ5B」。近年では、2013年発売のLUXMAN「LX-32u」(生産完了)や、真空管ビギナーに人気のBUTLER「Vacuum 6W MK2」。さらに、今も品切れを起こすほどの人気商品で、2018年発売のLUXMAN「SQ-N150」。そして、今年2019年4月に登場したSoundWarrior(城下工業)「SWL-AA1」と、『 6BQ5 』は60年近くにわたって使われ続けています。

マニアに人気のある真空管KT88や300Bは大きくて見栄えが良く、いかにも真空管という存在感がありますが、『 6BQ5 』は比較的地味な存在です。しかし、『 6BQ5 』を使った小出力のアンプの音は、音の良さではずっと以前から定評がありました。

その『 6BQ5 』を使ったアンプは、昔から優しく、滑らかで、聴く人を疲れさせないサウンドを出すのだといわれてきました。そんな歴史ある『 6BQ5 』を使ったアンプを今も供給し続けてくれているトライオード(TRIODE)の『 6BQ5 』搭載 人気プリメインアンプ3機種(実質2機種)の魅力に迫ります。

■ 真空管プリメインアンプ『 Ruby 』、真空管プリメインアンプ『 Pearl 』

▲真空管プリメインアンプ『 Ruby 』



▲真空管プリメインアンプ『 Pearl 』


『 Ruby 』は2012年、それまでの鉄の塊のような真空管アンプに挑戦するように、以下のようなコンセプトのもと製品化されました。
  1. 「オーディオは男だけのものでは無い!」という概念から生まれ、小型でオシャレなデザイン感覚で設計
  2. プライベートルームやベットルームの片隅でセンスの良い音楽を楽しむ、現代の癒やしの新しい音楽スタイル
このように『 Ruby 』は、明らかに女性ユーザーをターゲットにしており、それまでの真空管アンプにはなかった斬新な考え方で開発されたコンパクトで可愛い製品です。そのオーディオ製品には珍しいレッドカラーの筐体も魅力的で、発売から7年が経過した今も人気を保ち続けています。もちろん、男性に・・・。

さらに今年(2019年)になって、筐体をパールホワイトにした『 Pearl 』も加わり、コンパクトでお洒落な真空管プリメインアンプ「ジュエリーシリーズ」としてラインナップされました。

使用真空管は、入力段とドライバー段が同じ双三極管の12AX7、終段にはMTタイプの5極管である『 6BQ5 』を、真空管の特色を生かすため、あえてシングル回路を採用して、余裕を持たせて定格出力を純A級 3W+3Wとしています。真空管は、自己バイアスで動作しています。

入力はRCA 2系統、スピーカー端子はバナナにもYラグにも対応しており、いずれも金メッキ削り出しの端子を採用、手抜きはありません。また、近年は必需でもあるヘッドフォン端子は6.3mmタイプを装備しており、ヘッドフォン回路ももちろんICではなく『 6BQ5 』真空管から出力されます。

真空管を下部から照らす照明には『 Ruby 』のオレンジ色から、『 Pearl 』ではパールホワイト塗装に合わせて、ブルーのLEDに変更しています。

出てくる音は到底3W+3Wと思えないしっかりしたもので、フロアタイプのスピーカーも朗々と鳴らしました。とにかく穏やかで、キメの細かなサウンド、爽やかな透明感に、ほのかな温もりが感じられ、それは小出力管でしか味わえない独特の世界です。力ずくでグイグイと迫ってくる大出力管のアンプとは対照的なサウンドです。

小型ブックシェルフスピーカーとの組み合わせ、一人静かに音楽に浸るならこれで十分です。照明を落としたお部屋で、淡い真空管の灯りを見ながら聴く女声ボーカルや小編成のクラシックは、絶品です。

■ 真空管プリメインアンプ『 Luminous 84 』


『 Ruby 』の非常にコンパクトな横幅190mmに比べると、一回り大きな305mm(同社製品の標準横幅は345mmですので若干小さめ)です。しかも、名前の「ルミナス」の「はでやかなイメージ」とは違い、トライオードの上級機TRXシリーズなどに通じる、本格的でスタイリッシュなデザインの真空管アンプで、『 Ruby 』と違い、こちらは男性的です。

真空管は、初段が12AU7×1、ドライバー段が同×2、終段は『 Ruby 』と違い "6BQ5" を左右2本ずつ、UL(ウルトラリニア)接続してAB級プッシュプル動作させ、11W+11Wの出力を得ています。出力管のバイアスは、無調整で安定性に優れた自己バイアス方式としています。

入力はRCA 3系統に加え、MMカートリッジ対応のフォノイコライザー(半導体式)も搭載して、アナログレコードも楽しめ、万全です。出力にはスピーカーが1系統とヘッドホン出力があり、ヘッドフォン回路はもちろん真空管で、真空管アンプの魅力が十分楽しめます。プラグは6.3mm標準プラグ対応です。

確かに、本機の出力管にはミニチュア管が採用されており、伝統的な三極管300BやKT-88・6CA7などのビーム管、五極管を使った他のトライオードの真空管アンプに比べると、デザイン的には少し迫力に欠けるのは否めません。

しかし一方で、ミニチュア管『 6BQ5 』ならではの小気味の良い軽やかなサウンドを評価する声もあり、何より大袈裟にならないコンパクトさと、レトロな雰囲気を併せ持つデザインの良さに惹かれる音楽ファンも多いのではないかと思います。

出力の11W+11Wは何とも貧弱に思われるかも知れませんが、ある意味では三極管のシングルよりパワフルで、ワイドレンジでもあります。スピーカーが余程の超低能率でない限り、十分な音圧は得られます。しかも出力トランスを介してスピーカーをドライブすることで、逆起電力の影響も回避し確実に制動できるため、しっかりした安定感の伴った低音も実現しています。

音場感こそハイエンドクラスのアンプには及ばないものの、濃密でエネルギーに溢れたホットなサウンドが、このクラスのアンプで得られることには正直驚かされます。とにかく音楽を楽しく聴かせることに関しては、同価格帯のトランジスタアンプを大きく超えていると思います。

期待通り、特に楽しいのはボーカルでした。眼前に生身のボーカリストを感じる程、温かく湿り気を伴ったボーカルは出色で、ダイナミックレンジを狙った大出力アンプではない、小出力の真空管アンプならではと感じました。

ジャズもなかなか魅力的で、汗が飛び散る脂ぎったサウンドとは対照的な、細身な音像表現ながら分離が抜群で、ソロ楽器が自然に浮かび上がる印象的なものです。大編成のクラシックもスケール感たっぷりに鳴らしきったのには驚かされました。

アナログレコードでも真空管ならではのたっぷり感のある豊潤なサウンドを楽しめることから、初心者や女性の音楽ファンはもちろん、酸いも甘いも知り尽くしたオーディオファンのサブシステムとしてもお勧めしたいと思います。

■ 最後に
『 Ruby 』『 Pearl 』は、お洒落に一人静かに、『 Luminous84 』は本格的に、でも堅苦しさを感じることなく、世の中の嫌なことを忘れ、ただゆったり、ひたすら好きな音楽に浸っていたい・・・。そんな気分にさせてくれます。

省エネとは真逆ですが、暑い季節にこそ、熱い真空管アンプを冷房のギンギン効いたお部屋で聴きたいですね・・・。
(あさやん)

2019年7月18日 (木)

MQA-CD特集『 MQA対応機器の可及的速やかな発売を! 』

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。

2018年9月以来、久々のMQA-CD特集です。その間、我が家ではMQA-CDを約30タイトル揃え、存分に楽しんで参りましたが、遅々としてハードの普及が進まないことに、歯がゆさを感じておりました。

そんな折も折、音元出版のオーディオアクセサリー誌173号(2019 Summer)に、MQAを聴き比べるための「サンプラーCD」が付録として、付いてきました。そのCDを自宅のMytek「Brooklyn DAC+」で聴いたところ、その歴然とした差に驚くとともに、ぜひこのパフォーマンスを、一人でも多くのオーディオファイルに体験いただきたいと、心から願うようになったのでした。


■ サンプラーCDに収録のMQAについて
この「MQAサンプラーCD」の内容は、福岡出身のジャズボーカリスト 山口葵さんが歌う「祈りの伝統楽曲集」というタイトルで、4曲がそれぞれ3パターンの音源で合計12トラック収録されています。

MQAとは、従来CDと同じデータ容量の中に、ハイレゾ音源情報を折り畳んで入れ込む(エンコード)手法のことですが、これをCDにしたのがMQA-CDで、MQA対応機器で再生することで、折り畳まれたデータを正確に展開し、元のハイレゾデータとして再生することができるというものです。MQA対応機器を持っていなくても、通常の44.1kHz/16bitのデータとして再生は可能です。

さらにMQAの素晴らしいところは、通常の44.1kHz/16bitのCDデータでもMQA化することで、時間軸が正確に再現できることです。単にデータの容量を小さく詰め込むだけではなく、音源データそのものを本来あるべき音にする効果もあるのです。

その時間軸とは、どの位の短時間で音の変化を認識できるかの尺度のことですが、人間は一説には50マイクロ秒(2万分の1秒)とも10マイクロ秒(10万分の1秒)の変化を認識できるとも言われます。それに対し、CDの時間軸解像度は4000マイクロ秒、ハイレゾ96kHz/24bitリニアPCMでさえ400マイクロ秒程度だそうで、これは人間より400倍も40倍も悪いことになります。そのため、CDは音が硬く、平板で奥行きがなく、不自然なのだと言われています。

MQAでは、既存のリニアPCM音源の時間軸解像度をより細かく再設定できる特別なフィルター(De-Blur:デブラー)を開発し、音源をエンコードすることで高音質化を果たしたのです。その解像度は何と10マイクロ秒を実現したと言います。そもそも人間の耳は、周波数より時間軸解像度に対して、5倍から50倍も敏感なのだそうで、時間軸の精度を改善することで音質が向上するのです。

この時間軸解像度の改善を体感できるのが、今回のCDのトラック02、05、08、11の「44.1kHz/16bit MQA」の音源です。このトラックは従来のMQA非対応のCDプレーヤーで、その効果を確認することができるという画期的な、おそらく史上初の試みだと思います。ぜひ一度ご体験いただければと思います。

■ 聴いてみました
今回の試聴は、我が家のCDプレーヤーの同軸デジタルアウトをMytek Digital「Brooklyn DAC+」のS/PDIF1に入力し行いました。


「Brooklyn DAC+」にはMQAのインジケーターがあり、「44.1kHz/16bit PCM」は点灯せず、「44.1kHz/16bit MQA」はグリーンに、「88.2kHz/24bit MQA Studio」はブルーに点灯するため確実に確認できます。


▲ 44.1kHz/16bit PCM


▲ 44.1kHz/16bit MQA


▲ 88.2kHz/24bit MQA Studio

以下は3パターンのサウンドの第一印象のメモです。

◆ゴンドラの唄 ~ 1915年に発表された歌謡曲。黒澤明監督映画『生きる』の劇中歌。
・トラック01:44.1kHz/16bit PCM
44.1kHz/PCMでよく感じるように、ピアノの音が滲んでしまう。ボーカルの口が大きく膨らんでしまう。ヌケが悪く声を張り上げた時にきつく感じる。

・トラック02:44.1kHz/16bit MQA
ピアノがスッキリし、滲みがなくなる。ボーカルの口が見えてくる。ただ、声を張り上げた場合、まだ少しきつさが残る。

・トラック03:88.2kHz/24bit MQA Studio
ピアノがコロコロと小気味良くなり、滲みが全く感じられない。ボーカルの顔や姿が見える程にリアルになる。張り上げてもヒステリックにならず、声が落ち着いて自然になる。全体的にはダイナミックレンジが広くなったように感じる。


◆鳥の歌 ~ 作曲者不詳のスペイン・カタルーニャ民謡
・トラック04:44.1kHz/16bit PCM
弦がギコギコして不自然。ボーカルの位置が不明瞭で、詰まった感じに聞こえる。音場が平面的で、奥行き感に欠ける。

・トラック05:44.1kHz/16bit MQA
弦の振動が自然に感じる。ボーカルは立体的になるが、奥行きは余り出ない。

・トラック06:88.2kHz/24bit MQA Studio
弦が繊細でしなやかになる。声に響きが加わり立体感が出る。音場も奥行き方向に深くなる。


◆The Last Rose Of Summmer(録り下ろし) ~「庭の千草」として知られる名曲
・トラック07:44.1kHz/16bit PCM
ボーカルのサシスセソのヌケが悪い。弦がややきつく感じる。サウンドが左右スピーカーの間のみで、前後が出て来ない。

・トラック08:44.1kHz/16bit MQA
弦が滑らかでスッキリする。低音弦は深く沈む。ボーカルの顔は実物大になる。音場も奥に拡がり立体的になる。

・トラック09:88.2kHz/24bit MQA Studio
弦がまろやかで気持ちよく響く。ボーカルは生々しくなり、伸びやかで弾んでくる。中央少し後ろにボーカルの姿まで見えてくる。


◆The Water Is Wide(録り下ろし) ~ 山口葵さん作詞、作曲者不詳のスコットランド民謡
・トラック10:44.1kHz/16bit PCM
ピアノの抜けが悪く滲む。ボーカルがかなり膨らむ。シンバルは詰まって感じる。

・トラック11:44.1kHz/16bit MQA
ピアノがクリアで軽快にはずむ。声が自然でボーカルは中央に立体的に見える。シンバルがスッキリ分離する。ベースが沈み込み音程もしっかりしている。

・トラック12:88.2kHz/24bit MQA Studio ※本CDの最優秀録音トラック
ピアノが非常に生々しくなり、低音の響きが豊かになり沈む込む。ボーカルが中央に小さく実物大になる。それぞれの楽器が一つ一つ見えるように定位する。ベースは堂々として、シンバルはクリアに散りばめられる。

■ 最後に
この「MQAサンプラーCD」を聴いての印象は、44.1kHz/16bit MQAでの改善度合いが予想以上に大きいことで、さらに88.2kHz/24bit MQA Studioでここまで再現されるとは想像を絶するものがあります。この3パターンの差は目をつむっていても十分判別できました。

私自身、これまでユニバーサルのMQA-CDのサンプリング周波数が352.8kHzだからMQA-CDが素晴らしいのだと思っていました。しかし88.2kHzでここまで改善されるなら、これで十分とも感じました。CD制作時、88.2kHzのマスター録音が多いことから、もっともっと新録音のMQA-CDソフトの供給を望みたいと思います。

そして、現状(2019年6月)ではMQA-CDを聴けるハードが非常に少なく、多くのオーディオファイルにお聴きいただけないのが実に残念でなりません。可及的速やかな対応ハードの発売を望みたいと思います。

最新情報では、パイオニアが「PD-50AE」(発売未定)をはじめ、トライオード、マークレビンソンがMQA-CD再生機を発売予定とのアナウンスがされています。ソフトもワーナージャパンが参入予定です。ゆっくりですが、MQA-CDファミリーが増えてきています。期待しましょう!。
(あさやん)

2019年7月 7日 (日)

【ポータブル?もはや据置型DAC/プレーヤー!】アステルアンドケルンのKANN-CUBEのご案内です。


みな様、こんにちは!
永らくご無沙汰しておりました"とうふ"です。
更新履歴を辿っても、ハイエンドブログではなんと2月以降登場しておりませんでした。。。
もう少し頻度を上げて色々な機器をご紹介できるように精進しますので、今後とも何とぞよろしくお願いいたします。

さて、今回ご案内させていただくのはポータブルプレーヤーでございます。

アステルアンドケルン
デジタルオーディオプレイヤー 128GBメモリ内蔵+外部メモリ対応(ウルフグレイ)
KANN CUBE


ハイエンドブログをご覧頂いているオーディオ諸兄の皆様には
何だよ、ポータブルプレーヤーかよ。。。(がっかり)』とされる方もいらっしゃるかも知れませんがそこは一寸お待ちください。
この【KANN-CUBE】、ハイエンドブログでも"推したい"魅力が一杯なのです!

なおメーカー様より試聴機をお借りして、一通りの使用感などは試用レポートでもご案内しております。
もし宜しければそちらもご覧いただけましたなら幸いでございます。


①【KANN-CUBE】は凄い!
何が凄いかと言うと、据置機器向けのDACチップ、ESSの"ES9038PRO"をデュアル構成で搭載している事です。
この構成は一世を風靡した人気DAC、oppoの【SONICA】と同じ構成です。
SONICAは既に生産完了ですがあさやんの書いたハイエンドブログ記事はこちらより。

もちろんDACチップだけで音が決定するわけではありません。
DAC以降の回路や電源周り等重要なポイントは多数ありますが、その辺りはメーカーは充分承知。
なぜなら、【SE100】というモデルで既に採用しているからです。
※SE100では8chチップをシングル構成。つまり4ch/4chで使用しています。

【KANN-CUBE】では既にもっているノウハウを更に昇華させ、大型ボディを採用した事で余裕のある回路設計と大容量バッテリーを搭載した事で問題点を解決しているのです。

②【KANN-CUBE】は大きい!
これは見たままですね。
私も仕様発表を見た当初、「サイズといい、仕様といいポータブルとは言い難いな。。。」と思い、軽く「ポータブルプレーヤーの定義って何だ?」と自問しました。

しかし、実機をお借りしてみると思った以上に違和感はありません。
試用レポートでもレビューしましたが、持ちやすさやボタン配置等が絶妙だったからです。

大きいけど不思議と手への収まりが良く、使い勝手が良い。
不思議なプレーヤーです。

③【KANN-CUBE】は楽しい!
これは前モデル【KANN】同様ですね。
KANNとはドイツ語です。意味は英語のCAN、つまり「可能」。
ポータブルでの楽しみ方、据置プレーヤーとしての楽しみ方。ユーザー毎の「可能」があります。
さらに【KANN-CUBE】ではMQA音源への対応光デジタルアウト「Open APP Service」対応による機能拡張等、機能面でも進化しており、
"外ではポータブルプレーヤー"、"自宅ではUSB-DACや各種ストリーミングサービスの据置デジタルプレーヤー”等、更に「可能」の幅が広がっています。

高出力なヘッドホン出力を搭載、そして独立したラインアウトも搭載。
ポータブル機でありながら、据置プレーヤーのような使い方も楽しめる。
ユーザー毎に「可能」がある、オーディオプレーヤー/DACとして【KANN-CUBE】、音質と使い手の良さ、両面でお薦めです!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年2月 6日 (水)

【安価でもタンノイサウンドが楽しめる!】MERCURY 7.4を限定数量でご用意しました!


みな様、こんにちは!
今年の花粉は例年より凄いと聞いて、今から戦々恐々のとうふです。
しかし毎年の事とはいえ、某ワインの新酒のようなキャッチコピーに過敏に反応してしまっていますね。。。

さて、今回ご案内の製品はこちら!

タンノイ
フロア型スピーカー【1本】
MERCURY 7.4WL

タンノイのエントリークラスシリーズ"MERCURY 7"。
そのトールボーイモデル7.4です。

MERCURYシリーズはそのコストパフォーマンスの高さから非常に人気があり
入手性の高い価格帯である事、
小型ブックシェルフ、センタースピーカーもラインナップしている事、
よって一式もリーズナブルに導入できる事、
等オーディオユース以外のシアターユーザーにも人気があり、また妥協の無い音作りから
「価格はエントリーだけど、表現力はエントリーではない」と評価も高いモデルです。

特にこの7シリーズは仕上げが大きく向上したことで、高級感も加わり
シアターユース以外にもホームオーディオユースにも人気がありましたが。。。
メーカーの製造完了に伴い、残念ながら2018年春に完了となってしまいました。

しかし今回、特別にJoshinWebだけのためにメーカー在庫を集めてもらい、
トールボーイモデルの【MERCURY 7.4WL】を『限定品』としてご用意させていただきました!

低域ユニットで高域ユニットを挟み込んだ、特徴的なバーチカル・ツイン構成のユニット配置。
定位の良い表現をもち、7シリーズ用に開発されたユニットが持つ明瞭さと、オーディオグレードの部品を潤沢に採用したネットワーク部により、より生々しい、リアルな表現力を得ています。

エンクロージャー(筐体)も内部に配置された添木と構造により、堅牢性が向上。
安価なトールボーイスピーカーにありがちな"ぶよっとした低域"とは無縁、脚色されない非常に整った"オーディオらしい"表現を楽しめます

スピーカー端子はバイワイヤ接続にも対応し、オーディオアクセサリでの音質変化も楽しめます。

輸入オーディオ機器は値上げの報告が続く中、高すぎず、しかしオーディオアクセサリ等の使いこなしで長く楽しめるスピーカーとしていかがでしょうか。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年2月 2日 (土)

【今が購入のチャンス!?】大幅値上げのその前にMAGICO A3を再度ご案内します


みな様、こんにちは!
1月があっという間に過ぎてもう2月。
時の経つ早さに認識が追いついていないとうふです。

先日、ハイエンドブログで「あさやん」がご紹介しました、 アメリカのハイエンドオーディオスピーカー"マジコ"。
その価格破壊モデルとも言える【A3】がなんと。。。3月1日受注分から大幅値上げとなってしまうのです!
※あさやんのレビュー「MAGICOから手を伸ばせば届くスピーカー『 A3 』登場!!

マジコ
3ウェイ4スピーカーフロア型スピーカー
MAGICO A3



2月末までのメーカー代理店希望小売価格は1,300,000円(ペア・税別)ですが、
3月1日以降のご注文分は1,500,000円(ペア・税別)1割以上の値上げです。

マジコと言えばこのA3が出るまでは一番安いモデルである【S1Mk2】がペア2,400,000円(税別)から、という超・ハイエンドメーカー。
このA3が出た時にはその表現力の高さと挑戦的な価格に度肝を抜かされたものです。

1,300,000円という価格でも「安すぎる!」と思わされるほどの堂々とした表現力。
当然オーディオ誌でもその評価は高く、需要に対して生産が全く追いついていないほどとの事です。

現在日本だけでなく世界中でも注文が殺到しており、お届けは"秋以降"が確定していますが。。。
値上げ幅も大きく、また今年には消費税増税も控えておりますので。。。それでもお待ち頂く価値はあるでしょう!
それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年1月31日 (木)

【木の響きを最大限に活かす】ビクターのハイコンポ、EX-HRシリーズ最新モデル登場しました!


みな様、こんにちは!
急激な冷え込みで体調を崩し気味のとうふです。
身体を温めて、早めの休憩と心も休まる良い音を聴いてぐっすり眠るのが一番ですね!

さて、今回ご案内するのはスピーカーの振動板に木を採用した、"ウッドコーン"で人気のビクター製ハイ・コンポ。
その新シリーズのご案内です!

JVC
Bluetooth対応USB端子搭載ハイコンポーネントシステム
EX-HR99

トップエンドモデルの【EX-HR99】と

JVC
Bluetooth対応USB端子搭載ハイコンポーネントシステム
EX-HR55

その弟分【EX-HR55】の2モデルが展開です!

2003年9月に発表された初代"ウッドコーン"モデル「EX-A1」から15周年を記念した最新モデル
これまでの培った技術を活かし、更にビクタースタジオと共同で行った音響チューニングまで施された贅沢仕様に仕上がっています。

メインユニット(プレーヤー/アンプのレシーバー部)は機能面では特に大きな違いは無く、
トップエンドモデルのみに施された
・サイドウッド
・底板側に施されたアークベース
・真鍮無垢削り出しのインシュレーター(EX-HR55はプラスチックと真鍮のハイブリッド)
が大きな違いです。
"更に高音質へのこだわりを見せた"仕様が心憎いですね。

スピーカーは大きく異なっており、
EX-HR99ではEX-HR55に比べ0.5cm径が大きい、9cm径のフルレンジユニットを搭載。
更にチェリー材の薄型シートを縦・横方向に装着した異方性振動板を採用。
この異方性振動板の効果は非常に高く、ウッドコーンの響きが更にレスポンスが良くなり、響きにも艶のある表現が加わります

磁気回路の後部にウッドブロックを搭載しているのもこのウッドシリーズのスピーカーの特徴ですが、
EX-HR99ではその形状・素材、さらには装着位置までこだわり抜いた設計となっています。
その他にも
吸音材も木のチップ(メイプル)を採用(EX-HR99のみ)
チェリー無垢材のエンクロージャーや
楽器のように響棒(チェリー材)を配置する等
随所に"木の響きへのこだわり、配慮"が見受けられます。

また往年のオーディオファンに心憎い仕上げに、
マスコットキャラクター「ニッパー犬」が本体にプリントされているのもポイントではないでしょうか。
随所に音へのこだわりが施され、
更に名マスコットともいえる"蓄音機に耳を傾ける犬"イラストが燦然と輝く新EX-HRシリーズ!

普通のコンポでは満足できない、ハイエンドオーディオに通ずる音楽性の高い表現をお求めの方にお薦めのハイクラス・コンポです!
お届けは現在2月中旬頃を予定しております。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年1月21日 (月)

【入門向けでも本格仕様!】城下工業の真空管アンプのご案内です


みな様、こんにちは!
寒い日が続き、外に出る頻度が減って正月太り"気味"のとうふです。
ながら運動ができる「バランスボーイ」を導入して音楽を聴きながら筋トレをせねば。。。とも思わなくもありません。
実際にスタッフが試した、試用レポート記事はこちらより

さて、新年代1回目のご案内商品はこちら!

城下工業"サウンドウォーリア"
真空管プリメインアンプ
SW-T20

サウンドウォーリアブランドを擁する城下工業の真空管アンプです!

以前大人気だった城下工業のコンパクト・真空管プリメインアンプが数量限定生産にて復活です!
昨今のアナログ・レコードブームにも柔軟に対応するフォノ入力を搭載してパワーアップ!
フロント面にヘッドホン端子を搭載し、手軽な真空管ヘッドホンアンプとしても使用可能

シンプルに、真空管の持つ旨みを楽しめるお手軽入門アンプです。
しかも長野県にある自社工場で作られたメイド・イン・ジャパン

完全数量限定!
是非この機会をお見逃しなく!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年1月 1日 (火)

新年明けましておめでとうございます。



新年明けましておめでとうございます。

いつもJoshinWebをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

2019年も皆様にとってより一層豊かなオーディオライフとなりますように
様々な情報をご提供できるよう、努めてまいりますので
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

 「ハイエンドオーディオ」スタッフ一同

Joshin webショップ

  • Joshin webショップ 家電・PC・ホビーの大型専門店

ジョーシン店舗
高級オーディオ情報!

  • 下記店舗では、ハイレゾからアナログまで、Accuphase・B&Wなどのハイエンド オーディオ製品やオーディオアクセサリーが充実。試聴室完備で比較試聴も できます。

    日本橋1ばん館 4F
    (大阪 日本橋)

    三宮1ばん館 B1F
    (神戸 三宮)