ハイエンドオーディオ情報 Feed

2017年12月10日 (日)

【2017年を振り返って】今年の気になるオーディオ機器をご案内~DAC編~


みな様、こんにちは!

あっという間に2017年も終わりとなる最終月、12月ですね。

本年もオーディオ機器は面白い製品が多かったので、今月は2017年に発売・発表のあった機器の中から
とくに私が「これは!!」と感じた物を2017年の締めくくりとしてご案内していきます!
今回はその第1弾として、DAC編をお送りしていきます!

それでは早速
その①

オッポ
ネットワーク対応USBDAコンバータ
SONICA DAC


2017年最もオーディオ業界を沸かせたDACとして、避けては通れないoppoのSONICA DACですね。
詳細は"あさやん"のハイエンドブログをご参照くださいませ。

高級機でしか採用されていなかったDACチップ"ESS9038PRO"をエントリーモデルでも採用。
高音質DAコンバータとしてだけでなく、AirplayやBluetooth機能、ネットワークオーディオ機能まで。
※とうふ個人的にはRadiko.jp対応が地味に嬉しい機能です。
マルチに活躍できる多機能性と、デジタル部にもアナログ部にも妥協なき徹底したこだわりが詰まっているのに、価格帯はエントリーライン
前評判の高さも相まって、発表直後からメーカーの予想を大きく上回る受注があったのを覚えています。

実機を聴いてみるとその人気も頷けます。
解像度は非常に高くも、質感は損なわれずスッと身体に感じ入ります。
インパクトのある音色というよりはただただ自然で丁寧な表現を楽しめました。

初めて聴いた時には「この価格でこの表現力、この多機能性。。。オーディオの価格破壊でしかない」と驚嘆しました。

進歩の早いデジタル関連ですが、そもそもの出発点が時代の2歩、3歩以上先を進んでいたこのSonica DAC、自信を持ってお薦めできる1台です!!

その②

アイファイ・オーディオ
Bluetooth対応DA/DDコンバータ
nano-iONE


オンリー・ワンの技術で毎度業界を沸かせてくれるアイファイ・オーディオの製品です。

今年は既存モデルの改良強化版ブラック・レーベルの発表や、PCオーディオ分野では他社と一線を画す技術力からくるオリジナリティ溢れるアクセサリ類等を多数発表。
とうふ的には「オーディオ業界の台風の目」とも思っているメーカーです。

さて、アイファイ・オーディオ製品の2017年、多数ある新モデルの中でもイチオシなのはこのnano-iONEです。
詳細は以前にハイエンドブログでご案内済みですが再度のご案内です。

なんといっても、メーカーが"デジタル・ハブ"と位置づけるように
手のひらサイズのボディに
・USB入力(通電と共用)
・同軸/光コンボ端子(入出力共用)
・Bluetooth入力
と多数のデジタル入力機能を搭載。
そしてサイズからは驚きのパワフルサウンド!を実現している事です。

手のひらサイズなので場所もとらず、コンポ等の拡張機器として、
多彩な入力系統を活かして、既存環境を家族に目立たせずに多機能化
オーディオ機器を楽しむ可能性を広げてくれます

このサイズのボディにこれだけの機能&表現力は実際にお聴きいただくと驚かれる事でしょう。
先にご案内のSonica DACには表現力・機能面のコストパフォーマンスの高さに驚かされましたが、このnano-iONEにはコンパクト&ハイパワー&多機能さに衝撃をうけました。

ネットワーク入力が無い故にシンプルで深く考えず使えるのも魅力で、
「繋いで」→「聴いて」→「衝撃を受ける」という3ステップをお楽しみ頂けるでしょう!

設置場所に制限はあるけど音質に妥協はしたくない、そんなお悩みに応えられる機器としてこのnano-iONEは強くお薦めです!

その③

ティアック
ネットワーク対応USB-DAコンバータ
NT-505


最後はまだ発売前になりますが、先日のオーディオイベント"オーディオセッション"で実機が国内初お披露目となったティアックのNT-505です。
機能面、構成面は前モデルであるNT-503をそのまま正常進化させたモデルといえますが、
実機を聴いて驚かされたのは、その表現力です。

既存のNT-503の真面目さ、色づけの少なさとはかなり趣の異なる華やかさとリッチな表現を持っており
オーディオセッションの会場でタンノイのEATONを実に華のある音色で魅せていたのです。

現在のNT-503の表現力も良いのですが、NT-505の"激変"といっても良い音の変化には驚きしかなくメーカー営業の方に思わず詰め寄ってしまった程です。
それもそのはず、このNT-505はティアックのハイエンドブランド"Esoteric"のフラッグシップネットワークプレーヤーN-01と構成・部品を共通としている点が多いのも特徴で、更に開発にもEsotericが関わっているからなのです!
ハイエンド機の技術・部材を投入し、かつ開発も共通となると表現力が似てくるのも自明の理、ですね。

むしろBluetooth機能の搭載ヘッドホン出力(3.5mm4極)を搭載している事、そして価格を考えれば、汎用性の高さはNT-505のほうが上(?)とも言えなくもないでしょう。

N-01ですと100万円を大きく上回る価格の"ハイエンド"製品ですが、このNT-505ですとまだ、エントリー~ミドルラインの価格帯と言えます。
その価格帯にも惜しみなくハイエンドブランドの技術を投入する、ティアックの来年以降に私は大きく期待しています。

2018年1月末以降の発売予定ですが既にご予約を多数頂いていますこのNT-505、来年も楽しみなデジタル関連機器の第一弾として強くお薦めです!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年12月 7日 (木)

"UESUGIアンプ"の存在意義とは!?『UESUGIは不滅です!』

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、日本を代表するハイエンド・オーディオ専業メーカー「上杉研究所」の歴史と最近の製品をご紹介いたします。オーディオマニアを惹きつける魅力あるブランドです。

U-BROS-220U-BROS-280


 ■ 上杉研究所製品の取り扱いを再開いたしました

国内のネット通販サイトで、「アキュフェーズ」と「上杉研究所」の両社の製品を取り扱っておりますのは、私どもJoshin webショップ以外にないのではないかと思います。両社とも日本を代表するハイエンド・オーディオ専業メーカーであり、アンプの増幅素子として、片や半導体、片や真空管を使うメーカーの双璧として、長らく国内市場に君臨し続けています。

Joshin webショップがその両社の製品を取り扱っていることこそ、Joshin webショップと両社との"会社同士の絆の証"であり、"相互信頼の賜"と自負いたしております。

ただ、「上杉研究所」の製品は、とある理由により昨年末より一時掲載を中止させていただいておりましたが、この度掲載の復活を果たしましたので、改めて同社の歴史と最近の製品を今一度ご紹介させていただきたいと思います。

 ■ 上杉研究所の歴史

有限会社「上杉研究所」は、アンプ設計者であり、オーディオ評論家でもあった、故 上杉佳郎氏(2010年12月9日死去)が1971年に設立した真空管アンプの専業メーカーです。

上杉氏は1964年大学4回生の時、その技術力を買われ、当時高級アンプ・メーカーであった「エロイカ電子工業㈱」に常務取締役技術部長として迎え入れられました。しかし2年後退社、1967年からは、オーディオ雑誌や音楽雑誌の評論家として人気を博しました。しかしアンプ・メーカーへの夢が捨て切れず「上杉研究所」を興したのでした。

その「上杉研究所」の第一作目の製品が、1973年発売の管球式のモノラルパワーアンプ「UTY-1」で、その後数々のヒット作を生み出しています。ただ、上杉氏はオーディオ評論家という立場にありながら、"UESUGIアンプ"に対する評論は一切行なわない立場を堅持したことでも有名です。それ程に真面目で純粋な方でもあったのです。

現在の同社の代表者である藤原伸夫氏は、上杉氏から2009年に「一緒に仕事をしませんか」との誘いを受け、後継者として参加することを決断したのですが、その矢先、同社創業40周年を目前にして上杉氏が急逝されたのでした。しかし藤原氏が、故人の遺志を継ぐ形で2011年に正式に同社の事業責任者となって開発責任を受け継ぎ、事業が継続されることになったのです。

藤原氏は、元ビクターのオーディオ技術者であり、超弩級モノラルパワーアンプ「ME-1000」(1995年当時1台150万円)や高級CDプレーヤーなど、数々の人気機種を世に送り出され、その技術手腕には定評がありました。しかし当時からその能力の高さに決して驕ることなく、非常に紳士的で謙虚な姿勢には感心させられました。

上杉氏と藤原氏の両氏を知る筆者としては、両氏にかなりの共通する部分を感じます。それは、技術力・設計力であるのはもちろんのことですが、両氏のオーディオに対する真摯な姿勢や謙虚さ、そしてクラシック音楽への造詣の深さなど、「上杉研究所」の後継者としては、藤原氏こそドンぴしゃの人選であると感じたものでした。

藤原氏曰く、現在日本でハイエンドオーディオに親しまれているオーディオマニア人口は約10万人。内、"UESUGIアンプ"のユーザーは約1万人いるのだそうです。マーケットとしては小さいものの、一度UESUGIアンプの魅力にはまってしまったマニアは、そこから抜け出せないのだと言います。

ハイエンドオーディオの世界では、ご自分の理想の音を実現することを人生の目標としているようなマニアの方も多く、数十年来の"UESUGIアンプ"もファンがたくさんいらっしゃるとのことです。また同社では、ユーザーからの修理の依頼に十分応えることができ、適切な対応が可能なことから、さらにファンのロイヤリティが高まることにも繋がっているのだと言います。

このように「上杉研究所」はファンを大事にし、個性豊かな製品を世に送り出すことで、海外製品が押し寄せる昨今のグローバル化したハイエンドオーディオ市場にあっても、オーディオマニアをグイグイ惹きつける魅力あるブランドとなっているのです。

 ■ "UESUGIアンプ"の最近の製品をご紹介

①真空管式フォノイコライザーアンプ『 U-BROS-220 』

1993年に発売されロングランを続けていた「U-BROS-20」の後継モデルとして登場。これ程のロングランこそUESUGIならではのことで、移り変わりの激しいオーディオ市場にあって、まさに奇跡と言える製品です。それ程に完成度が高かったとも言えます。

「U-BROS-20」は故 上杉佳郎氏の作でしたが、『 U-BROS-220 』は新メンバーによる製品であるが故に、“UESUGIアンプ”のあの魅力を生かしつつ、アナログ新時代を見据え、現在に通じる高性能化を果したとしています。

イコライザー段には動特性を重視して、無帰還CR型回路を採用。入力はアンバランス2系統に加え、一層の低雑音伝送を可能とするバランス伝送に対応したバランス入力端子を1系統備えています。すべての端子がMM型/MC型カートリッジに対応しています。ただし出力は、同社のプリアンプを前提としているためアンバランスのみです。

特にMC入力には、大型コア採用による低損失、高効率の高性能MCステップアップトランスを内蔵することで、現在主流の低~中インピーダンスMCカートリッジのダイレクト再生を可能としています。ヘッドアンプ受けのフォノイコライザーが大多数を占める中にあって、MCカートリッジのトランス受けは大いに魅力的です。

またこれもUESUGIならではですが、初段の増幅部には、真空管の全盛時代に当時の松下電器に特注した貴重な低雑音の双3極管(12AX7A)が、L/R専用使いで贅沢にも2本使用(本来は1本でL/R両チャンネル受け持たせることができる)されています。この結果L/Rチャンネル間のクロストークも大幅に改善されたのです。

さらに、次段アンプならびに出力バッファーには、フィリップスの軍規格「12AT7」を使用し、高信頼性と共に真空管式フォノアンプの限界ともいえる入力換算雑音値-120dBV 以上(MM)を達成したとしています。このように、『 U-BROS-220 』は、「上杉研究所」が多数ストックしている真空管を惜しげもなく投入した貴重な製品とも言えます。

またL/Rチャンネルを独立シャーシー構造に改め、電源も独立電源にて供給しています。入力切替回路やMCステップアップトランス部は配線の引き回しを最短とするため入力端子の直近に配置しています。電源回路や信号増幅回路にはプリント基板を一切使用せず、40年以上のキャリアのある職人による芸術的ともいえる手配線を引き継いでいます。

本機のサウンドは、最近のフォノイコライザーに見られるような、デジタル音源ではないかと見紛うようなサウンドとは対極にある、実に柔軟で人間的な温もりを感じさせるもので、厚みを伴った安定感のあるサウンドは、アナログの魅力を存分に味わうことができました。

②真空管式ステレオラインプリアンプ(ワイヤレスコンソール付)『 U-BROS-280 』

本機はラインレベル専用のプリアンプで、通常のアンバランス入力に加え、タムラ製作所製のバランス→アンバランス変換トランスを搭載しバランス入力を受けることができます。電源部を含め回路はすべてデュアルモノラル構成とし、L/Rチャンネル間のクロストークはもちろん、f特の向上、歪みやノイズの低減にも寄与しているとしています。

「上杉研究所」初となるリモコン(ワイヤレスコンソール:セレクターとボリュームコントロール)操作が可能で、コントロールノブにアンプ本体と同一部品を使うという懲りようです。

『 U-BROS-280 』のサウンドは、真空管を過度に意識したマイルド一辺倒なレトロなものではなく、最新のハイエンド機器に通じるニュートラルで自然な、実に透明感のあるものです。もちろん艶やかさや温度感は従来の"UESUGIアンプ"の魅力を継承していることは疑いようがありません。

このように新生「上杉研究所」となって早6年。“UESUGIアンプ”の魅力を維持しつつも、そこに新しい現代的なエッセンスを加え、絶妙なハーモニーを奏でる真空管アンプ。

『UESIGIは不滅です!』(あさやん)


2017年12月 6日 (水)

【スペースの限られた環境でも良い音で】お薦めブックシェルフ型スピーカーのご紹介です!


みな様、こんにちは!

12月、師匠も走るほど忙しい師走に突入です。
年齢のせいか、一年が過ぎるのを本当に早く感じますね。。。
気候も急にググっと冷え込んできていますので、皆様体調を崩されないようにお気をつけ下さいませ。
風邪の諸症状を感じられたら。。。早めに風邪薬を飲んで対処ください。
※そんな薬類の取り扱いも豊富なJoshinWebショッピングはこちらより

さて、以前に一度、"入門からサブシステムまで"といったコンセプトで小型ブックシェルフ型スピーカーの比較案内を行いました。。。
が、そろそろ半年以上過ぎましたので今回は次のステップ、"メインシステムとして面白い製品が粒ぞろい"のミドルレンジ・ブックシェルフ型スピーカーのご案内です。

それでは早速ご案内です!
その①

クリプトン
ブックシェルフ型スピーカー(ペア)
KX-0.5


クリプトンの新製品ブックシェルフ型スピーカーです。
最もエントリーモデルにあたり、思い切った試みが多数、採用されています。
最大の特徴といえるのが、クリプトンのスピーカーの代名詞"クルトミュラーのコーン"を採用せず、『より多くの人にクリプトンサウンドを』『よりコストパフォーマンス高く』楽しんで貰う為にと、新開発された"カーボンポリプロピレンのコーン"を採用している事です。
私もクリプトン=クルトミュラーという印象が強く、実機を聴くまでは「ウーファーの径も小さくなってるし、大丈夫(印象がかなり変わってしまっているのでは)かな。。。?」と少し心配していましたが、それは全く不要な心配でした

クリプトン製スピーカーの特徴である美しく響き伸びのある高域と、反応が良くキレのある低域
筐体がコンパクトになっても魅力は損なわれる事は全く無くむしろ"筐体がコンパクトになったからこそ"のメリットが全ての面に現れていると感じました。

立ち位置としては"クリプトンのエントリーモデル"なのでしょうが、その表現力はエントリーどころではない、堂々とした"ハイエンド・オーディオ"の音色です。
既存のKXシリーズに比べると若干音が若々しい印象を受けますが、瑞々しく鮮度の高い音色は新たな表情・魅力として感じられるのではないでしょうか。

女性ヴォーカルをメインがお好きな人には是非聴いて頂きたいオススメの1本です。

その②

PMC
ブックシェルフ型スピーカー(ペア)
DB1 Gold


イギリスのモニター・スピーカー・メーカーでも著名なPMCの製品です。
Professional・Monitor・Companyの頭文字からも解るとおり、元々は録音の現場等で使われるスタジオ・モニター・スピーカーで多くのエンジニアを魅了するメーカーです。
昨今はコンシューマ向けで傾斜のついた、デザイン性と音質を両立した"Twenty"シリーズも好評です。

さて、今回ご案内のDB1 Goldはコンパクト・モニター・スピーカー「DB1」の系譜を正統に進化させ、PMC設立21周年を記念して発売されたモデルです。
現在コンシューマ向けにメイン展開されている"Twenty"シリーズとは少々趣きが異なり、色づけが極力廃されたスタジオ向けの音作りを得意としています。

実際に聴いてみるとストレートで癖の無い表現力で、ジャンルを問わず素直な表現力を楽しめます

特に初めて聴く方が驚くのは筐体サイズからは思えない自然で伸びのある低域でしょう。
それもそのはず、筐体の構造にはPMCの最大の特徴といえるATL(Advanced Transmission Line)構造を採用しており、本体背面の開口部を第二の低域ドライバとして使用。
場の広がりや残響感等、脚色の極力少ない自然で滑らかな広がりが同クラスの他メーカー製品に無い魅力ある表現に繋がっています。

素直な表現力だからこそ、オーディオアクセサリを変えた際の変化幅も非常に解りやすく
・スピーカーケーブル
・ジャンパーケーブル
・インシュレーター
・スタンド
等のアクセサリでより自分好みの音にチューニングして理想に近づける楽しみもあります。

やや玄人好みといえますが、ジャンルを問わない自然な表情と、アクセサリによる音の変化に機敏に反応する表現力は、"音も楽しめ、更にオーディオの機器も楽しめる"スピーカーとしてオススメの1本です。

その③

B&W
ブックシェルフ型スピーカー(ペア)
706S2


日本でもトップクラスの人気を誇る、イギリスのブランド「B&W」。
ミドルクラスであったCMシリーズが今年廃盤になり、以前にあった700シリーズをリニューアルし復活といった運びとなります。

この新700シリーズ、最新のモデルと言う事で、800シリーズ譲りの素材、新設計のパーツ等が惜しみなく投入されています。
CMシリーズからはガラリと変わった、より上質でリッチな表現力。
これは単なる"CMシリーズの後継モデル"ではなく、明らかに"フラッグシップモデルの弟分"という気品と説得力のある表情を楽しめます。

新700シリーズのブックシェルフモデルで展開される中では、"ちょんまげ"などの愛称で呼ばれる飛び出たツィーターが搭載された705の完成度の高さは"流石"と唸らせられます。
しかし、あえて今回ピックアップしたのはブックシェルフシリーズの中では真ん中の706S2。
とにかく「感情表現が豊か」と言えばいいのか、エネルギーに溢れた元気のある表情を楽しめます。
声の張りや、楽器の打音が小気味良く響き、"耳にして楽しい"表現を楽しめます。
私だけかもしれませんが、705で感じた小音量時の違和感が少なく、音のまとまり感も高いため新700シリーズの中でも必聴の1本とオススメしたいです。

さて肝心の表現力ですが、先にご紹介のスピーカーたちに比べると少々荒削りのように感じるかもしれません。
しかしそれでも耳にして"楽しい音"が聴けるのがこの706S2です。
感情表現がストレートで、エネルギッシュ。素直に"楽しい音"を感じさせてくれます。
ロック等のライブ音源を再生すると躍動感のある表現がさらに活きるのではないでしょうか。

限られたスペース、環境でもその表現力を最大限に活かせるブックシェルフ型スピーカー。
今回ご案内の製品以外にも色々面白い製品もありますので、気になられましたら是非こちらからお選びくださいませ。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年9月 9日 (土)

アキュフェーズの中核プリアンプが『 C-2450 』としてリファイン!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、アキュフェーズ最新鋭プリの第3弾『 C-2450 』をご紹介。「C-2420」をフルモデルチェンジして上位機に肉薄する性能を身につけています!日本橋1ばん館での試聴も含めレポートいたします。


Accuphase 「C-2450」


アキュフェーズ プリアンプの歩み

いつかは“アキュフェーズ”いずれは“セパレート”をとお考えのオーディオファンの方々。高級プリメインアンプとは一味もふた味も違うセパレートアンプに一歩足を踏み込んでみてはいかがでしょうか。そこには次元の違うハイエンドオーディオの世界が広がっています。

創業1972年のアキュフェーズが、その翌年発売した最初のプリアンプが「C-200」でした。以来、名機の誉れ高いベストセラー「C-280」シリーズ、「C-290」シリーズ、その後2000年代になって4桁型番の「C-2800」シリーズ 。その廉価版として2003年に登場したのが「C-2400」です。以後「C-2400」シリーズとして2007年「C-2410」、2012年「C-2420」とバージョンアップされて来ました。この度、シリーズ第4世代機として「C-2420」をフルモデルチェンジして『 C-2450 』が登場しました。

『 C-2450 』は、アキュフェーズのプリアンプのフラッグシップである2015年発売の「C-3850」、同社の中心的存在で2016年発売の「C-2850」に続く最新鋭プリの第3弾でもあります。

この『 C-2450 』の存在意義は非常に大きく、「C-3850」「C-2850」がいずれも100万円を大きく超える価格であり、内外の音質評価には非常に高いものがありますが、何とかこれら上位機の性能を維持して、100万円を切った価格でプリアンプが欲しいとの多くのユーザーのご要望に応えたプリアンプだと推測されます。

『 C-2450 』の実力に迫る!

それでは、今やアキュフェーズの中核的存在とも言える『 C-2450 』が、上位機にいかに肉薄する性能を身につけたか詳細に見て参りましょう。

ご存知のようにプリアンプとして最も重要な要素はボリュームコントロールです。『 C-2450 』は、まずここに上位機の開発で得たノウハウが投入されています。

これこそ同社のオリジナル技術としてお馴染みのAAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier/アキュフェーズの特許)方式で、「C-2850」同様、入力した音楽信号を16種類の重み付けされた電流に変換し、ボリュームノブの位置に応じて16種類の電流を組み合わせて音量を決めます。これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。

さらに本機のV-I(電圧-電流)変換アンプは上位2種類を2パラ構成とし、さらに最上位アンプにはバッファーが2回路搭載され、片チャンネル18個で構成されたことで、V-I変換アンプの出力を従来機の2倍にしています。これによってI-V変換アンプの入力インピーダンスが2分の1になり、熱雑音が低下したことでS/N比が1dB改善しています。

またV-I変換アンプから出力された信号電流を合成して出力信号を作り出すI-V(電流-電圧)変換アンプに、最先端の回路設計が用いられたテキサス・インスツルメンツ社の「LME49720」を採用することで、超低歪み、低ノイズ、高スルーレート化が実現できたと言います。さらにV-I変換が高出力化されたことで抵抗値が下がり、この部分でも約10%のノイズ低減が実現したとしています。

本機のボリュームノブは、アナログ式の可変抵抗タイプではなく、ボリュームセンサー機構によるものですが、前作同様アルミブロックから削り出したフレームを採用し、高い剛性と精度を兼ね備えています。ノブ回転時のフィーリングは高級感たっぷりで、繊細かつ重圧な感触が味わえます。

さらに、この機構とプリアンプの筐体との接続部分に、経年変化の少ないシリコンゴムを使用したインシュレーターを介して、フローティングさせています。これによりリモコン操作時のモーター振動が伝わらず、静粛性を向上させたとしています。

エネルギー源である電源部にもプリアンプとしては異例のこだわりを見せており、新たに本機用にカスタマイズされた4個のニチコン製10,000μFの大容量を誇るアルミ電解コンデンサーを搭載。

これにより素子としての箔をケースの限界ギリギリまで巻くことで素子を動かなくし、音質に悪影響を及ぼす素子固定材を排除できたとしています。耐圧や容量は従来機と同様です。

電源トランスには、左右チャンネルを独立させたモノ・コンストラクション構造を前作同様採用されており、入力から出力までの全ての回路に強力で安定した電力を供給しています。これら充実した電源の下支えにより、高音質を実現できたとも言えます。

その他、前作からの改良点は、ヘッドホンアンプの出力部のトランジスターを安全性や信頼性を目指して大型に強化されています。前面ディスプレイも表示部を整理して見やすく変更が加えられています。

トッププレート(アルミ天板)にもヘアライン加工が施され、サイドパネルを優美な自然木目仕上げとすることで高級感のあるデザインとなっています。オプションのフォノイコライザー・ユニット「AD-2850」を増設することで、最高級のアナログ再生も可能としています。

試聴しました


音質は、日本橋1ばん館のリファレンスルームで確認しました。CDプレーヤー「DP-430」、パワーアンプ「A-47」を使用しました。

まず驚かされたのは、サウンドの鮮度感です。透明度が極めて高く、立ち上がり立ち下がりのキレが良く、輪郭がクッキリ、シャッキリ描かれたのです。中高域のヌケの良さには高級プリメインアンプとの明かな差を感じました。

低域は十分な安定感があり、ぼける所が全くなく、芯があり存在感のある再現性でした。ここにも電源を独立させたことによる、プリメインアンプ(プリとパワーの電源が共有)との差が現れたと感じました。音場も奥行き感たっぷりで広がりもあり、楽器やボーカルの定位も極めて鮮明でした。

クラシックのストリングスの滑らかさ、艶っぽさ、雑味の無さは圧巻で、オーケストラのダイナミックレンジも十分に再現され、楽器の質まで感じ取れる程で、この当たりは上位機に肉薄していると感じました。

ジャズのエネルギー感も十分再現され、ソースの情報量を余すことなく出し切ったサウンドとも感じました。ソースの質がもろに出てくる所に怖ささえ覚えました。

最後に
この『 C-2450 』こそ、アキュフェーズのくそ真面目な、不断の努力による正確さの追求こそが、高音質を実現できることを証明したことになるのではないでしょうか。

恐らく、大多数のオーディオファンの方はプリメインアンプで十分とお考えのことでしょう。確かにセパレートアンプを導入するのは莫大な出費が伴います。しかし、その投資に見合う結果が高級セパレートアンプには存在するのもまた事実なのです。

なお、セパレートアンプではプリアンプの方が相対的に音質への影響度は大きく、再生される音質を大きく左右します。

今、高級プリメインアンプをお使いのオーディオファン方々の次のステップアップとして、プリアンプ『 C-2450 』の導入をぜひお考え下さい。もちろんすでにセパレート化されているオーディオマニアの方にも、『 C-2450 』によるグレードアップを自信を持ってお勧めします。(あさやん)

2017年8月26日 (土)

【メーカー部材限りの超CPケーブル!】ゾノトーンの7NAC-Shuppeme LEのご案内です!


みな様、こんにちは!

いつの間にやら騒がしいと感じていた蝉の鳴き声も遠く、確実に秋が近づいているのを感じているとうふです。
芸術(音楽含む)の秋、の楽しい季節がやってきますね!

さて、今回ご案内の商品はこちら!

ゾノトーン
RCAケーブル
7NAC-Shupreme LE

XLRモデルもあります!


今年の春にゾノトーンから発表されました【7NAC-Shupreme LE】のご案内です!
本製品はゾノトーンのフラッグシップモデル7NAC-Shupreme 1の弟分。(以下Shupreme 1、Shupreme LE)
線材はそのままに、大きな違いと言えるのがShupreme 1の特徴の一つでもある、
"鋼製スプリングシールドをあえて使わず"コストパフォーマンス高くフラッグシップモデルの線材の素晴らしさを楽しめるモデルに仕上げています。
※副次的なメリットとして長尺ケーブル(特注)にも対応する事が可能となりました。

今回、メーカーの夏休みの間に試聴機をお借りする事が出来たので試聴してみました!
まず一聴して感じたのが、Shupreme 1と比べ、表現の緻密さ、重厚感が少し穏やかに感じられた事で、鋼製スプリングシールドの存在・重要度を再認識。
ひとまず、第一印象では多少の物足りなさを感じつつ楽曲を色々変えながらしばらく聴いてみました。

しかし色々楽曲を変えて聴いていくうちにShupreme 1にはない、Shupreme LEならではの良さに気づき始めます。
・ヴォーカルの質感や小編成の楽音を聴くにおいては、耳あたりが良く開放的。
・小編成の楽音では柔らかな広がりが感じられ、むしろShupreme 1よりも好印象です。

大編成ともなるとやはり密度感が穏やかなのでリスナーの好み次第と言えるでしょうが。。。
決して密度感が足らないわけではなく、あくまでShupreme 1比較という程度です。
むしろ耳あたりの良さが大きなプラスに働いて、楽音に浸る感覚は上ではないかとも思います。

全体的にとうふ個人的に強く感じた事は『肩の力を抜いて気楽に聴ける、親しみやすさ』といった印象でしょうか。
価格も下がって、耳なじみの良い表現力。さらには長尺にも対応できるようになった!と良い事尽くしではありませんか!
。。。なのですがこのケーブルは残念ながらメーカーの部材限り

ドドッとご注文が重なり、いきなり無くなるとも限りません。
気になられる方は。。。お早めにご注文くださいませ!


とうふ的7NAC-Shupreme LEの5段階評価
お薦め度 :★★★★:エネルギーと空間が高度に両立。素晴らしい!『5点』!
表現力  :★★★★:とうふ的には【Shupreme LE】のが好みです。『5点』!
見た目  :★★★★:外皮や造形等は流石こだわりのゾノトーン。完璧です。『5点』!
導入度  :★★  :10万円を超えるので気軽には。。。『3点』
総合評価 :★★★★:価格も抑えて表現力も良し。言う事無し!『5点』!!



それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年6月16日 (金)

【今だからこそCD?】シンプル・高音質なCDプレーヤーはいかがでしょうか。


みなさま、こんにちは!

日中の湿度も徐々に上昇の気配を見せ、休みの日は何をやるにも億劫になりつつあるとうふです。
そんな時は何も考えず、トレイに入れてスイッチ操作だけで楽しめるCDプレーヤーを重宝しますよね。
実は私とうふは、普段家では専らCD再生なのです。
まぁ流行もありますので、PCオーディオやネットワークオーディオ等も少々嗜んでおりますがやはりメインはCD。
トレイにCDを載せて、あとはリピート再生でゆったりくつろぐ。
暑くて何もする気が無い時に、「簡単」「すばやく」「高音質」に楽しめるCDプレーヤーはこれからの季節、非常に嬉しい存在と言えるでしょう!

さて、先日は我らが"あさやん"が国産CDプレーヤーをご紹介しましたので、今回とうふが最近聴いた海外メーカーの中から厳選した1台をご案内です。

ミリヤード
CD専用プレーヤー
Z210

英国はミリヤードのZ210です

こちらも以前あさやんがブログにも書いている通り、一言で表すならば『優しく、包み込まれるような音色』です。
今回メーカー代理店からも期間を長めにお借りしたのですが、そのふくよかで心地よい音色は昨今の高解像度・情報量の多さを前面におしだすハイレゾ再生とは逆ベクトルのアプローチとして非常に新鮮に感じました。
 あまりの心地よさに、勤務中にも関わらずリラックスしてオーディオを楽しんでしまいました。。。

デザインも機能も非常にシンプルです。デザインはシンプルすぎて素っ気無い印象ですが、その表現力は有機的で耳に心地よく届く「ずっと聴いていたい」と思わせられるプレーヤー。
ミドルレンジクラスの価格帯となりますが、そのポテンシャルの高さは決してハイエンドクラスのプレーヤーに引けをとりません。

シンプルに『トレイに載せて、再生ボタンを押す』。たったそれだけの手軽さで高音質に楽しめる、CDプレーヤーって良いですよね。


とうふ的Z210の5段階評価
お薦め度 :★★★ :シンプルさが逆に仇となる場合も?『4点』
表現力  :★★★★:CD再生に特化。心地よい表現は必聴です『5点』!
見た目  :★★  :CD専用機ならではのシンプルさ。『3点』
機能性  :★★  :アナログRCA1系統と同軸出力という潔さ。『3点』
総合評価 :★★★ :CDの隠れた魅力をシンプルに引き出します『4点』

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年5月12日 (金)

【全てのスタックスユーザーに贈る】至高のドライバユニット『SRM-T8000』登場!


皆様こんにちは!

連日の暑さに早くも辟易しているとうふです。
仕事中に風を送れる卓上扇の導入も視野に入れねば。。。
※そんな卓上扇も豊富でお得な特設コーナーです。

さて、今回ご紹介の製品は、一部の方からは『待っていたんだよ!』の声も多いであろうハイエンド製品

スタックス
スタックス製静電型イヤースピーカー用ドライバーユニット
SRM-T8000

イヤースピーカーを語る上ではこの会社抜きには語れない、STAX(スタックス)のフラッグシップ・ドライバユニット「SRM-T8000」のご案内です。

世界でも珍しい、静電型ドライバ方式専門のイヤースピーカー・メーカー"スタックス"。 これまでも歴史に名だたる名機を輩出してきましたが、やはり近年最高の製品と言えばSR-009でしょう。
私も何度も聴いてきましたが、まるでスピーカーで聴くような自然で耳辺りの良い表現にはうっとりとしたものです。
しかし、2011年にSR-009が発売された当時から、またその直前からフラッグシップモデルのドライバユニットが更新されておらず、当時からメーカーと問答のようにやり取りをしていましたが。。。

SR-009発売直後
『専用ドライバ出るんですよね?』
『現在誠意開発中です!』
『わかりました!待っています!』
翌年から2014年頃
『専用ドライバどうなってますか?』
『まだ開発中です!』
『わかりました!待っています!』
2015頃
『専用ドライバどうなってますか。。。?』
『まだ開発中です!ただ、今年にはアクション起こしますから!』
『わかりました!待っています!』
※ちなみにその年のアクションとはSR-L500、SR-L700発表である。
2016年(昨年)
『専用ドライバ。。。出ますよね?』
『大丈夫です。出します!』
『わかりました!』
そして今年。
満を持して発表されました、最高のドライバユニット!

大きな特徴としては
①初のハイブリッド構成のドライバユニット!
②大型トロイダルトランス採用
③非磁性アルミシャーシ
④拡張スロット(オプションボードはまだ発売未定)
他にも「見た目にも横幅が大きくなった」(構造上当然でしょうが)等もありますが省略。

長らく待っていました、 『静電型イヤースピーカーをより理想的にドライブするために』全てのスタックスユーザーへと贈る、至高のドライバユニットの登場です!

6月中旬発売予定ですが既にご予約多数の「SRM-T8000」、ご予約の際はお早めにお申し付け下さいませ!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年5月11日 (木)

【見た目以上に大きな進化!】ラックスマン最新のヘッドホンアンプP-750uのご案内です!


皆様こんにちは!

ようやっと花粉症の影響から脱しそうなとうふです。
5月に入り日中の気温が高くなり、早くも夏の気配が感じられるようになってきましたね。
室内でも、そして屋外では当然、熱中症などに気をつけて、こまめに水分補給等にお気をつけください。

さて、今回ご紹介の製品は、先月発表となったこちら

ラックスマン
バランス出力対応ヘッドホンアンプ
P-750u

日本の老舗ハイエンドオーディオメーカー"ラックスマン"のハイエンド・ヘッドホンアンプです。

ラックスマンは日本のオーディオメーカーの中でも珍しく、古くからヘッドホン専用の"ヘッドホンアンプ"を発売していたメーカーです。
昨今ではUSB-DAコンバータを内蔵したDAC/ヘッドホンアンプの存在が増えてきていますが、純粋なアナログヘッドホンアンプを古くから開発し、作り続けている会社は私の知る限りではラックスマンオーディオテクニカそして現在は作っていませんがCEC(現エステック)、くらいでしょうか。
※STAXはイヤースピーカー専用のドライバユニットですので除外。

そのラックスマンからこの度発表されたのがこのP-750u。
ぱっと見た目は現行トップエンドモデルのP-700uから、標準ステレオ出力を一つ外してXLR4pinを追加しただけのようですが、中身にも当然改良が施されています。
※P-700uの発売が2012年の年末。改良されて当然ですよね。

大きな変更点としては
①XLR4pinバランス出力に対応
この頃対応が増えてきたXLR4pinに対応。
これでより多くのヘッドホンや、リケーブルによる音の変化を楽しめるようになります。
②独自の高音質帰還回路ODNFのバージョンを更新(3.0→4.0)
増幅回路の出力より、歪成分のみをフィードバックすることで、初期スルーレートの速さとともに超広帯域の再生周波数特性を持つ、ラックスマンの音作りの根幹とも言える機構「ODNF(Only Distortion Negative Feedback)」。
より伸びやかで自然でエネルギー感のある表現が加ったようです。
その最新版を同規模・同一構成4チャンネル分搭載。バランス/アンバランス接続でも素晴らしい表現力を期待できます。
③脚部をアルミ無垢材からグラデーション鋳鉄に変更
外部からの振動を遮断し、よりピュアでストレートな表現力を演出します。

P-700uから回路部が更新され、より伸びやかに自然でエネルギッシュになっているとの事ですので。。。
これは期待せずにはいられませんね!
6月下旬発売予定のこの「P-750u」、現在好評ご予約受付中です!

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2017年3月15日 (水)

【HA-SW01】”木”の振動板を採用し、上質で自然なサウンドを追及したバランス対応ヘッドホンのご紹介です!

ボーダー

いつもJoshin webをご利用いただき、誠にありがとうございます。

ボーダーです。こんにちわ。


さて、本日はJVCのハイレゾ音源対応ヘッドホン『HA-SW01』のご紹介です!


JVC
ハイレゾ対応ヘッドホン
HA-SW01

■【商品概要】■

JVCのヘッドホン「HA-SW01」は”ウッドドーム振動板”を採用したハイレゾ音源対応のヘッドホンです。

先日、ブログに書いたJVCのポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX01』と同じく、JVCのプレミアムシリーズ「CLASS-S 」のモデルですね。

使用されている振動板に「木」を採用していることに加え、厳選の音響ウッドパーツを採用し、バランス接続にも対応しています。


ちょっと写真を撮ってみましたので、まずはこちら。

ウッドドーム振動板が見えていますね。40mm口径ということで、かなりガッチリしたサイズ感です。

写真では映りきりませんでしたが、ウッドドーム振動板を囲むようにブラスリングもチラリと窺えます。

このような内部部材は、通常イヤパッドカバーなどで見えないことが多いと思うのですが、HA-SW01の場合は、シースルーになっています。(個人的には好きですね。)

また、「コンフォータブル」イヤパッドというだけあり、耳への感触は非常に心地良いです。


そして、こちらがバランス対応となる端子部分。

Rchが赤色、Lchが青色で色分けされています。端子は3.5mmのステレオミニプラグとなっていますね。

接続部にアンチバイブレーションジャックを採用しているので接続時にも軽く感触があり、振動対策は万全と思います。

ケーブルは「布巻」になっているので、絡みにくいです。

JVC純正のヘッドホンリケーブルとして「CN-HY01MB」が発売されていますね。


その他、細かいところを見ていきますと、Lchのイヤカップに突起が3箇所ついています。

ここを基準に手に持てば、「あれ?どっちが前かな…?」ということは無いのかも。

細かい気配りかもしれませんが、このような使い心地への配慮は素晴らしいですよね。


さて、前回に続いての"Superior Sound"のCLASS-Sヘッドホン。

ウッドドーム振動板ということで、とても楽しみです。


■【試聴レビュー】■

さて、一聴して感じるのは「かなり明瞭派、元気なサウンド」という点です。

これはボーカルがかなり耳に近い印象で聴こえてくる点が大きいかもしれません。

JVC「ウッドコーン」のミニコンポで先入観みたいなものが入っていたのか、この辺りは少し意外でしたね。「ボーカルのハツラツ感」はしっかり感じ取ることができます。

ボーカル重視の曲や、ボーカルを楽しむのが好きな方には、選択肢の1つとなるヘッドホンかもしれません。


それではボーカル以外はどうなのかというと、これは少し予想外。

低音域については、ドラムやベースなどの迫力・響き・残響感を余すところなく再現し、残響を控えめにした絞まりの効いたビートサウンドというよりは、ガツガツ押してくるような低音を感じます。

ドラムのガツンとしたアタック感、キリリとしたスネア、EDMのドラムは跳ねるようなビートを感じました。

低く沈むベースなどは、より深く響き渡るのですが、しつこい主張などは感じません。このあたりのバランス感覚がとても気持ち良く感じました。


高音域については爽やかな柑橘系のような印象で、キリキリするようなサウンドではありません。

清流のように美しく伸び、うるさい印象は与えずに、サウンド風景が周りに広がるように音楽を楽しめると思います。

個人的には、もう少し耳から離れた位置で聴くことができれば、と感じたのですが…。


HA-SW01の装着感についても、柔らかいイヤパッドが心地よく、縦長のイヤカップで耳をすっぽりと覆ってくれます。

イヤカップから覗く木の振動版が、HA-SW01の魅力をさらに引き立てていると思います。


最後に、HA-SW01は「バランス対応ヘッドホン」になっています。

今回、試すことはできませんでしたが、バランス対応のヘッドホンアンプと併用すれば、さらに面白いかもしれません。。

バランスで聴くことによって音場がさらに広がり、聴き心地がさらに向上すると思います。前回ご紹介した「SU-AX01」などと組み合わせれば、まさに本領を発揮してくれることでしょう。

いつかリベンジの必要がありますね…!


HA-SW01は全体的に明瞭な音を聴かせてくれるヘッドホンと思います。

爽やかなボーカルと、迫力ある低音を楽しめると思いますので、ぜひ一度ご検討ください。


この他、ハイエンドオーディオブログでは、さまざまな機種を取り上げ、日々、記事を綴っております。こちらもあわせて、ご一読ください。


貴方のUSB-DACを“第二ステージ”に進めてみませんか?

予想以上の素晴らしさに感動!!B&Wフロア型スピーカー『804D3』

【Joshin webリファレンスシステムのご紹介!】


それでは、いつもお買い得なJoshin webでお待ちしております。

2017年2月21日 (火)

【”Superior Sound”】JVCのポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX01』のご紹介です!

ボーダー

いつもJoshin webをご利用いただき、誠にありがとうございます。

最近、知覚過敏気味のボーダーです。こんにちわ。


知覚過敏、といえば『シュミテクト』ですよね。

今、使ってる歯磨き粉が無くなったら、シュミテクトへ切り替えようかと思います。

辛いですよね。飲み物とか特に。


さて、本日はJVCのポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX01』のご紹介です!


JVC
ポータブルヘッドホンアンプ
SU-AX01


■【商品概要】■

『SU-AX01』はJVCの”ハイクラス”ブランド「CLASS-S」にカテゴライズされた、ポータブルヘッドホンアンプです。

前機種SU-AX7からは、かなりパワーアップしているモデルとなっており、私自身、試聴してみた結果、「これは試して欲しい!」と強く感じたヘッドホンアンプです。

柔らかいサウンドが特徴的だったSU-AX7は、アナログ的な音が楽しめるヘッドホンアンプと感じているのですが、今回のSU-AX01は、それとは違った趣のヘッドホンアンプでした。

個人的にポータブルヘッドホンアンプは、ソニーの「PHA-3」が長らくトップを堅持していたのですが、ついに変わる時が…。それほどに、まさに”上質”なヘッドホンアンプでした。


まずはスペックをチェック。

SU-AX01は、ハイレゾ音源への対応が飛躍的にパワーアップしています。

前機種SU-AX07と比べると、DSD音源への対応が可能となり、DSDは11.2MHz、PCM音源は384kHz/32bitまで対応を可能にしています。

昨今のハイレゾ音源への対応スペックとしては、十分にカバーしていると言っても過言ではないでしょう。


そして、バランス接続ヘッドホンに対応。

3.5mmステレオミニのL/R端子を装備し、対応のイヤホン/ヘッドホンを接続することが可能です。

JVC純正でリケーブルも発売されておりますので、解像度はより高く、空間表現もさらに自然に音楽を楽しむことが可能です。

CN-HM01MB(MMCX端子)」…対応機種 HA-FW01、HA-FW02、HA-FX1100、HA-FX850

CN-HY01MB(両出しタイプ)」…対応機種 HA-SW01、HA-SW02

CN-HS01MB(片出しタイプ)」…対応機種 HA-SS01、HA-SS02


そして最後に、これがSU-AX01のサウンドを決定づける要因でしょう、「フルバランス構成のアナログ回路搭載」。

メーカーページによると、「DACより以降のアナログ回路をフルバランス構成とすることで、高い解像度と自然な空間表現を実現」とあります。

個人的試聴レビューは後ほど書いてみたいと思いますが、確かに空間表現はとてもナチュラルで、自然なサウンド表情を感じました。

またボリュームも、高精度電子ボリュームを”L/R独立”で採用し、L/R独立電源、L/R独立ヘッドホンジャック等も採用されています。これにより、音のセパレーションはさらに向上し、正確な音像定位を実現している、とのことです。


そして、様々な音源をマスタークオリティに近づける「New K2 Technology」も搭載しています。

音楽信号をビット拡張、周波数帯域拡張、波形補正を行い、ハイレゾ音源も非ハイレゾ音源も、マスタークオリティに近づけるJVC独自の高音質化技術とのことです。


SU-AX01は、10万円を超えるポータブルヘッドホンアンプということで、とても興味があったんです。結構、高価格ですからね…。

それでは果たして、そのサウンドは…。


■【試聴レビュー】■

さて、今回も実機をお借りして試聴してみました。

音源はいつものごとく、各種ハイレゾ音源やCD音源。イヤホンはUltimate Earsの「UE900」です。

非常にまろやかです。バキッとした表情は感じられません。ですが、その深奥にはしっかりと芯が備わっているようでした。

「SU-AX01で聴くとあからさまに凄く特徴的!」というイメージではなく、音楽全体が上品な大人の雰囲気を醸し出し、聴いていると本当に心地よくなる、素晴らしいサウンドです。

「重厚・骨太」や、「超繊細・明瞭」という、どちらかに重きを置いたサウンドではなく、バランス加減が絶妙ということと思います。

音の分離・解像度の高さは言うまでもありません。頭の右左、前後に立体的にイメージが感じられ、ひとつひとつにライトを当てたようなサウンドを感じました。


例えば、中高音域は線が細いイメージというよりも、伸びていく先まで一本芯の通った感触で、そこから先への先端部分は「オーケストラのタクト」のように非常に繊細なのでした。

手嶌葵のボーカルはとても流麗。なのですが、ピシッとしたイメージよりも、豊かな包み込むようなボーカルでした。

低音域については、アタックの強い制動性のあるサウンドを感じます。

ディアンジェロのVoodoo「Africa」ではうなるベースと、乾いた表情のスネア、”厚い”ボーカルを感じました。

EDMのような、跳ねるドラムと豪快なシンセサウンドもしっかりと操ります。この辺りは、SU-AX01の分離感、解像度の高さが立証されているような気がしました。


これまで私ボーダーの中では、ポータブルヘッドホンアンプはソニー「PHA-3」が最も完成されていると考えておりましたが、今回の「SU-AX01」はそれ以上の好感触なポータブルヘッドホンアンプでした。

「PHA-3」が美音、しゃっきり系とすれば、「SU-AX01」は淡麗上品、たおやか系というか…。

予算に余裕があれば、一度試していただきたい完成度の高さと思います。


最後に、今回バランスでのサウンドは試すことができませんでしたが、バランスであれば、さらに音の分離が良くなり、広い音場を感じられるのではないかと思います。

JVCのポータブルヘッドホンアンプ「SU-AX01」は、芯が備わりつつも、上品なサウンドを楽しめるモデルと思います。

まさに、JVCが丹念に磨き上げた「ホンモノの上質」であり【Superior Sound】を追及したモデルなのです。


それでは、いつもお買い得なJoshin webでお待ちしております。

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