ハイエンドオーディオ情報 Feed

2019年2月 6日 (水)

【安価でもタンノイサウンドが楽しめる!】MERCURY 7.4を限定数量でご用意しました!


みな様、こんにちは!
今年の花粉は例年より凄いと聞いて、今から戦々恐々のとうふです。
しかし毎年の事とはいえ、某ワインの新酒のようなキャッチコピーに過敏に反応してしまっていますね。。。

さて、今回ご案内の製品はこちら!

タンノイ
フロア型スピーカー【1本】
MERCURY 7.4WL

タンノイのエントリークラスシリーズ"MERCURY 7"。
そのトールボーイモデル7.4です。

MERCURYシリーズはそのコストパフォーマンスの高さから非常に人気があり
入手性の高い価格帯である事、
小型ブックシェルフ、センタースピーカーもラインナップしている事、
よって一式もリーズナブルに導入できる事、
等オーディオユース以外のシアターユーザーにも人気があり、また妥協の無い音作りから
「価格はエントリーだけど、表現力はエントリーではない」と評価も高いモデルです。

特にこの7シリーズは仕上げが大きく向上したことで、高級感も加わり
シアターユース以外にもホームオーディオユースにも人気がありましたが。。。
メーカーの製造完了に伴い、残念ながら2018年春に完了となってしまいました。

しかし今回、特別にJoshinWebだけのためにメーカー在庫を集めてもらい、
トールボーイモデルの【MERCURY 7.4WL】を『限定品』としてご用意させていただきました!

低域ユニットで高域ユニットを挟み込んだ、特徴的なバーチカル・ツイン構成のユニット配置。
定位の良い表現をもち、7シリーズ用に開発されたユニットが持つ明瞭さと、オーディオグレードの部品を潤沢に採用したネットワーク部により、より生々しい、リアルな表現力を得ています。

エンクロージャー(筐体)も内部に配置された添木と構造により、堅牢性が向上。
安価なトールボーイスピーカーにありがちな"ぶよっとした低域"とは無縁、脚色されない非常に整った"オーディオらしい"表現を楽しめます

スピーカー端子はバイワイヤ接続にも対応し、オーディオアクセサリでの音質変化も楽しめます。

輸入オーディオ機器は値上げの報告が続く中、高すぎず、しかしオーディオアクセサリ等の使いこなしで長く楽しめるスピーカーとしていかがでしょうか。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年2月 2日 (土)

【今が購入のチャンス!?】大幅値上げのその前にMAGICO A3を再度ご案内します


みな様、こんにちは!
1月があっという間に過ぎてもう2月。
時の経つ早さに認識が追いついていないとうふです。

先日、ハイエンドブログで「あさやん」がご紹介しました、 アメリカのハイエンドオーディオスピーカー"マジコ"。
その価格破壊モデルとも言える【A3】がなんと。。。3月1日受注分から大幅値上げとなってしまうのです!
※あさやんのレビュー「MAGICOから手を伸ばせば届くスピーカー『 A3 』登場!!

マジコ
3ウェイ4スピーカーフロア型スピーカー
MAGICO A3



2月末までのメーカー代理店希望小売価格は1,300,000円(ペア・税別)ですが、
3月1日以降のご注文分は1,500,000円(ペア・税別)1割以上の値上げです。

マジコと言えばこのA3が出るまでは一番安いモデルである【S1Mk2】がペア2,400,000円(税別)から、という超・ハイエンドメーカー。
このA3が出た時にはその表現力の高さと挑戦的な価格に度肝を抜かされたものです。

1,300,000円という価格でも「安すぎる!」と思わされるほどの堂々とした表現力。
当然オーディオ誌でもその評価は高く、需要に対して生産が全く追いついていないほどとの事です。

現在日本だけでなく世界中でも注文が殺到しており、お届けは"秋以降"が確定していますが。。。
値上げ幅も大きく、また今年には消費税増税も控えておりますので。。。それでもお待ち頂く価値はあるでしょう!
それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年1月31日 (木)

【木の響きを最大限に活かす】ビクターのハイコンポ、EX-HRシリーズ最新モデル登場しました!


みな様、こんにちは!
急激な冷え込みで体調を崩し気味のとうふです。
身体を温めて、早めの休憩と心も休まる良い音を聴いてぐっすり眠るのが一番ですね!

さて、今回ご案内するのはスピーカーの振動板に木を採用した、"ウッドコーン"で人気のビクター製ハイ・コンポ。
その新シリーズのご案内です!

JVC
Bluetooth対応USB端子搭載ハイコンポーネントシステム
EX-HR99

トップエンドモデルの【EX-HR99】と

JVC
Bluetooth対応USB端子搭載ハイコンポーネントシステム
EX-HR55

その弟分【EX-HR55】の2モデルが展開です!

2003年9月に発表された初代"ウッドコーン"モデル「EX-A1」から15周年を記念した最新モデル
これまでの培った技術を活かし、更にビクタースタジオと共同で行った音響チューニングまで施された贅沢仕様に仕上がっています。

メインユニット(プレーヤー/アンプのレシーバー部)は機能面では特に大きな違いは無く、
トップエンドモデルのみに施された
・サイドウッド
・底板側に施されたアークベース
・真鍮無垢削り出しのインシュレーター(EX-HR55はプラスチックと真鍮のハイブリッド)
が大きな違いです。
"更に高音質へのこだわりを見せた"仕様が心憎いですね。

スピーカーは大きく異なっており、
EX-HR99ではEX-HR55に比べ0.5cm径が大きい、9cm径のフルレンジユニットを搭載。
更にチェリー材の薄型シートを縦・横方向に装着した異方性振動板を採用。
この異方性振動板の効果は非常に高く、ウッドコーンの響きが更にレスポンスが良くなり、響きにも艶のある表現が加わります

磁気回路の後部にウッドブロックを搭載しているのもこのウッドシリーズのスピーカーの特徴ですが、
EX-HR99ではその形状・素材、さらには装着位置までこだわり抜いた設計となっています。
その他にも
吸音材も木のチップ(メイプル)を採用(EX-HR99のみ)
チェリー無垢材のエンクロージャーや
楽器のように響棒(チェリー材)を配置する等
随所に"木の響きへのこだわり、配慮"が見受けられます。

また往年のオーディオファンに心憎い仕上げに、
マスコットキャラクター「ニッパー犬」が本体にプリントされているのもポイントではないでしょうか。
随所に音へのこだわりが施され、
更に名マスコットともいえる"蓄音機に耳を傾ける犬"イラストが燦然と輝く新EX-HRシリーズ!

普通のコンポでは満足できない、ハイエンドオーディオに通ずる音楽性の高い表現をお求めの方にお薦めのハイクラス・コンポです!
お届けは現在2月中旬頃を予定しております。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年1月21日 (月)

【入門向けでも本格仕様!】城下工業の真空管アンプのご案内です


みな様、こんにちは!
寒い日が続き、外に出る頻度が減って正月太り"気味"のとうふです。
ながら運動ができる「バランスボーイ」を導入して音楽を聴きながら筋トレをせねば。。。とも思わなくもありません。
実際にスタッフが試した、試用レポート記事はこちらより

さて、新年代1回目のご案内商品はこちら!

城下工業"サウンドウォーリア"
真空管プリメインアンプ
SW-T20

サウンドウォーリアブランドを擁する城下工業の真空管アンプです!

以前大人気だった城下工業のコンパクト・真空管プリメインアンプが数量限定生産にて復活です!
昨今のアナログ・レコードブームにも柔軟に対応するフォノ入力を搭載してパワーアップ!
フロント面にヘッドホン端子を搭載し、手軽な真空管ヘッドホンアンプとしても使用可能

シンプルに、真空管の持つ旨みを楽しめるお手軽入門アンプです。
しかも長野県にある自社工場で作られたメイド・イン・ジャパン

完全数量限定!
是非この機会をお見逃しなく!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2019年1月 1日 (火)

新年明けましておめでとうございます。



新年明けましておめでとうございます。

いつもJoshinWebをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

2019年も皆様にとってより一層豊かなオーディオライフとなりますように
様々な情報をご提供できるよう、努めてまいりますので
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

 「ハイエンドオーディオ」スタッフ一同

2018年12月 2日 (日)

【この機会に是非オーディオ入門を!】デノンの新世代エントリー「800シリーズ」のご案内です!


みな様、こんにちは!
冬と言えば"室内でオーディオを楽しむ"派のとうふです!

暦は師走。本年も残すところあと1ヶ月ですね!
毎度の事ですが年賀状の準備はお早めに頂かないと。。。いざと言う時に「インクが無い!」と言う事態になりますので。。。
そんな交換インクが豊富なジョーシンWebのページはこちらより!

さて、オーディオ界隈の話題と言えばそう!『オーディオ銘機賞』が先日発表されました!
受賞モデルの中には以前にハイエンドブログでもご紹介したDALIの"OBERON"や、B&Wの"新600シリーズ"も挙がっています。
上位モデルの技術を贅沢に採用しながらも、価格を抑えたニュー・エントリーたち!
受賞もむしろ「当然でしょう!」と思わなくもありません。

ハイエンド製品はどんどん高額化していく中、エントリーモデルでも油断できない表現力を持つ顔ぶれが増え、私的には非常に嬉しい限りです!
・OBERONのご紹介ハイエンドブログ記事はこちら
・新600シリーズのご紹介ハイエンドブログ記事はこちら

そんな『手に入れやすい価格帯、だけど表現力は素晴らしい』スピーカーに組み合わせるのにいつも悩むのがアンプやプレーヤーの選択肢なのですが。。。
今年はプレーヤーやアンプにも『手に入れやすい価格帯、だけど表現力は素晴らしい』製品が受賞しているのです!!

それがCDプレーヤーの

デノン
CDプレーヤー
DCD-800NE



次にネットワークプレーヤーの

デノン
ネットワークプレーヤー
DNP-800NE



そして最後にプリメインアンプの

デノン
プリメインアンプ
PMA-800NE

 
新世代コンポーネント「800シリーズ」です!
構成をシンプルにする事で価格を抑え、しかし2500NEや1600NE等上位モデルの技術をふんだんに採用

末尾のNEとはNew Era(新世代)。
その名に相応しい、新世代のニューエントリーとして価格以上のパフォーマンスを発揮します。

上位モデルの譲りの技術、表現力を引き継ぎつつも価格を抑えた意欲作。

「これから据置オーディオ導入を検討しているんだけど。。。」
という入門の方や、
「以前据置オーディオを楽しんでいて、久々に据置オーディオを再開したい」
「セカンドシステムにそれほど予算はかけたくないが、もちろん表現力には妥協したくない」
という方にもきっとご満足いただけるでしょう!

もちろん!DALIの"OBERON"や、B&Wの"新600シリーズ"との相性も抜群!
価格以上に"オーディオの楽しさ"を体感頂けるセットとして強くお薦めします!

この冬、据置オーディオを導入をお考えの際は是非ご検討くださいませ!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年10月22日 (月)

【エントリーでもその表現力は上位譲り】B&Wのニューエントリーライン600シリーズのご案内です!


みな様、こんにちは!
秋も深まり、オーディオ機器の各社新製品情報がちらほら出始め、ワクワクしているとうふです。
もう1ヶ月すると、東京のインターナショナルオーディオショウや、Joshinの本社がある大阪でも大阪ハイエンドオーディオショウ、オーディオセッション等のイベントが控えています。
今年も色々気になる製品の情報をキャッチしているので。。。今から楽しみですね!

さて、今回ご案内する製品は先日ご紹介したDALIの新スピーカー"OBERON"と同じタイミングで発表となった、B&Wのエントリー最新モデル"新600シリーズ"です。

B&Wの600ラインと言えば、
・リーズナブルな価格帯で展開しつつも上位モデルの技術を贅沢に採用
・B&Wの表現力の特徴をややデフォルメしつつも明快で解りやすい表現
が特徴と私は考えています。

本年発表の新600シリーズは世代としては数えて第6世代
その時々で価格以上のオーディオパフォーマンスを発揮して人気モデルとなってきたこの600シリーズ
期待をしないわけにはいきませんね!

では、新600シリーズの特徴を挙げていきましょう。
今モデルの最も大きな特徴として
①800D3シリーズから採用された新素材のコンティニウム・コーンをエントリーモデルにまで採用!
以前のモデルで採用されていた、黄色いケブラー・コーンからシックな銀色のコーンになっています。

②仕上げはマットブラックとマットホワイトの2色展開
マット仕上げの為、落ち着いた色味に仕上がっており、エントリーとは思えない"上質"な外観です。
※"ホワイトのスピーカー"と言うのは日本国内では不思議と不人気ですが、この仕上げは一度ご覧頂きたいです。

③そしてラインナップが
・トールボーイが1モデル
・ブックシェルフが2モデル
・センタースピーカーが1モデル
・サブウーファーが2モデル(発表が延期されています)
となり、旧モデルからはトールボーイのラインナップが縮小し1モデルになっている事です。

そんな新作の600シリーズの中からとうふが特にお薦めするのはこちら!

B&W
ブックシェルフ型スピーカー
606(マットブラック)【ペア】

ブックシェルフスピーカーの上位モデル、606です。

ユニットが刷新された事で600シリーズが持つ明快な表現はそのままに、
コンティニウムコーンの持つスピード感が上手くマッチして音キレと緻密さが大きく向上

一音一音がピシッと定まり、澄みやかでスッと音が通る。
旧モデルと比較すると、まだ元気さは残しつつも落ち着きのある表情で700シリーズに近い、"ハイエンドオーディオ"的な表現に至っています。
あえて録音の悪いソースを鳴らしても、上品にまとめ聴きやすい。
600シリーズの持つ"距離感の近さ"は持ちつつも緻密で精度の高い表現を楽しめます。

先日ご案内のOBERONが雰囲気を重視した表現とするならば、この新600シリーズは質感を重視した表現とも取れます。
価格はリーズナブルでありながらも表現力が大きく向上したニュー・エントリー・ラインのスピーカーたち。
スピーカーでお悩みでしたら是非候補の1つとしてご検討くださいませ!

その他の600シリーズはこちらより!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年9月17日 (月)

【小さき存在の中でも王様の表現力】DALIのニュー・エントリーモデル"OBERON(オベロン)"のご案内です!


みな様、こんにちは!
ブログでは少しご無沙汰しておりました、とうふです。
暦は秋にさしかかり、そろそろオーディオ新製品が続々発表される頃でワクワクしますね!

そこで今回は先日発表されたばかりのDALIの新型スピーカー"OBERON(オベロン)"のご案内です。

オベロン、と言えばシェークスピアの戯曲『真夏の世の夢』に登場する妖精女王ティターニアの夫、妖精王の名前で有名です。
妖精王という立場からその他ファンタジー作品でも著名な存在なので、非常に耳馴染みのある名称では無いでしょうか。

さて、このオベロンですがDALIの製造コンセプトとして
・妖精のような可愛いらしい価格帯の中でも王たる表現力を込めて
・上位モデルに通じる技術をふんだんに採用し、DALIラインナップの上級モデルと同じく末尾が"ON"で終わるように
・呼び名の響き
等様々な条件から選ばれたそうです。
邪推ですが、『どちらかと言うと妖精王という意味は後付では。。。?』と思わなくもありませんね。

大きな特徴としては
①SMCマグネット・システムを採用したウーファーを採用。
フラッグシップモデルの"EPICON(エピコン)"から採用されたDALIの特許技術SMC(ソフト・マグネティック・コンパウンド)を採用。
エントリー向け価格帯でありながらも、フラッグシップモデルの技術を惜しみなく投入されています。


②大口径29mmツイーターを採用。
一般的に多い、25mmツィーターではなくやや大型の29mmツィーターを採用。
ツィーターを大型化することでミッドレンジ/ウーファーへの音の繋がりが向上し、自然でバランスのとれた中域表現を実現。


③4色の色展開
フロントがブラック仕上げの
・ダークウォルナット
・ブラックアッシュ
そしてフロントがホワイト仕上げの
・ライトウォールナット
・ホワイト
です。

更にフロントがホワイト仕上げのモデルは付属するサランネットも濃淡の組み合わせが美しい"マウンテングレイ"が採用されています。

家具でも著名なデンマーク・デザインが栄えますね。

新作のオベロンシリーズの中から特にお薦めはこちら!

ダリ
コンパクト・フロア型スピーカー
OBERON5(ライトオーク)【ペア】

DALIの得意としているコンパクトなトールボーイスピーカーです。

人気のあった"Tower(タワー)"から、"ZENSOR5(センソール5)"と連綿と受け継がれたDALIのコンパクト・トールボーイ・シリーズ。
他のトールボーイシリーズには無い、バランスの良さと質感の高さから派手さは無いながらも非常に根強い人気を誇るサイズのスピーカーです。
この"OBERON5(オベロン5)"にも期待しないわけには行きません!

その他のオベロンシリーズはこちらより!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年8月 3日 (金)

MQA-CD特集 第3弾!! ~ユニバーサルミュージックの"MQA-CD"! そのサウンドに感動!!~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、ユニバーサルミュージックより、『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』が発売されましたので、"MQA-CD"の特長と試聴結果をレポートいたします。

今回発売された、ユニバーサルミュージック(以下、ユニバーサル)の"MQA-CD"は通常のCD盤ではなく「UHQCD」仕様です。さらに「グリーン・レーベルコート」が施され、現時点では最高峰の高音質CD仕様となっています。
(※なお、音元出版・オーディオアクセサリー誌169号付録の"MQA-CD"は「UHQCD」ではなく通常CD仕様です。)

"MQA-CD"の説明に入る前に「UHQCD」仕様と「グリーン・レーベルコート」について少し触れておきます。


■ "UHQCD"の原理やメリットとは?



「UHQCD」はメモリーテックが開発した、既存のCD製法を根本から見直したCD規格に準拠した高音質のディスクメディアです。通常CDとは違い、スタンパーとポリカーボネートの間(上図参照)に、ピットの奥まで届く液体状のフォトポリマー(紫外線硬化樹脂)を注入することで、転写性能が飛躍的に向上(ピットのエッジが丸まらない)したのです。

一方、「グリーン・レーベルコート」とは、レーベル面にCDプレーヤー内で乱反射する不要なピックアップからの光を吸収する、緑色のレーベルコート(緑色は赤色のレーザー光とは補色の関係)で、過去にはCDエッジに塗る緑色のペイントや、緑色のターンテーブルシートが販売されていたことをご記憶の方もいらっしゃると思います。それらと同じ考え方です。

そして本題の"MQA-CD"ですが、過去このコーナーでもその原理やメリットについて縷々述べてきましたが、今回はユニバーサルの『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』を中心にそのこだわりを探ってまいります。


■ ハイレゾデータを折り畳んでCDに収納する"MQA"

MQAはハイレゾのクオリティを維持しながらファイルサイズを小さく折りたたむ手法で、ハイレゾ配信サイトを中心に現時点で入手できる音源は、すでに約3,000タイトルに達しており、世界中で50社以上が音源とハードウェアを提供していると言います。

一方"MQA-CD"は、昨年(2017年)登場したものの、マイナーレーベルやバイノーラル仕様のCDなど約30タイトルしかなかったのですが、今回ユニバーサルから発売された100タイトルでかなり選択肢は増えたと言えます。

とは言うものの、今回の"MQA-CD"は過去のアナログマスターの音源を、一旦DSDに変換した後、352.8kHz/24bitのPCMにしているため、ほとんどが1970年代以前のアナログ音源です。実際の作業は、DSDマスターを英国のMQA社に送り、そこでMQAへのエンコード処理と44.1kHz/16bitへの変換処理を行った上で、CD規格の音源をユニバーサルが受け取るのだそうです。

過去の貴重なアナログマスターのテープの劣化がどんどん進んでいることから、早急なデジタル化が必要ですが、ユニバーサルは以前からSACD用にDSD化をしてきており、今回の"MQA-CD"には、新たにDSD化したものも含め、すべてDSDマスターを使用しています。

また、デジタル(PCM)黎明期からCD初期にかけて録音された、48kHzや44.1kHzのPCM録音のマスターでは、こういった作業(DSD化)があまり意味をなさないことから、やはり今回の"MQA-CD"は、1950年代~70年代のアナログ全盛期の高音質アナログマスターのMQA化が中心となっており、これは我々にとって非常に魅力的です。

筆者としては、かつてのアナログ時代に高音質音源として持て囃され、今や伝説となっている「シェフィールド」や「TBM(スリー・ブラインド・マイス)」、「オーディオラボ」などが"MQA-CD"で復活して欲しいと思っています。


■ "ハイレゾCD名盤シリーズ"はここが違う!

今回の『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』は、その企画段階では、DSDマスターを176.4kHz/24bitに変換して収録する予定だったそうですが、製作段階において、より音質面でのアドバンテージが認められた、352.8kHz/24bitでの収録に変更されたのだそうです。確かにディスクの外装の帯には176.4kHz/24bitと表記されており、急遽決定したものと思われます。

前述のように今回の『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』は、"MQA-CD"と「UHQCD」という2つの仕様を併せ持っており、従来のCDプレーヤーでも通常CDとして再生が可能です。そしてMQAデコードに対応したD/Aコンバーターにデジタル出力を繋ぐと、352.8kHz/24bitのハイレゾ再生が出来るという画期的なCDソフトとなったのです。

さらに通常のCDプレーヤーでの再生時にも、「UHQCD」としての長所はもちろん、MQAエンコードの際の時間軸解像度(音像のにじみ)の改善効果がそれに加わるため、既存のCDよりも高音質での再生が可能だとされています。

このあたりはSACDや過去にあったDVDオーディオとも違う"MQA-CD"の大きなメリットと言えます。そして何より価格が各3,000円、2枚組4,000円(いずれも税別)という所も見逃せないメリットです。

さらにユニバーサルが日本国内で一気に100タイトルもの"MQA-CD"を発売した訳は、ハイレゾとCDが両立する"MQA-CD"という形が、日本市場に適しているという判断からだと考えられます。

筆者を含めベテランのオーディオファンほど、ハイレゾには興味はあるものの、ファイル再生やストリーミング再生はハードルが高いし面倒と考える方が多いのではないかと思います。また、同じ音源を配信で入手できる場合でも、出来ればディスクの形で持っていたいという方も多いと思います。

そして、お好きなソフトをSACDでお持ちの方は別として、昨今対応プレーヤーが少なくなりつつあり、しかも高級機のみとなってきている現状では、どうしてもSACDの導入に二の足を踏んでしまいがちです。さらにポップスやロック、邦楽などがSACD化されるケースも少なく、恐らく今後も期待できないのではないかと思います。

その点、"MQA-CD"は馴染みのあるCDでハイレゾ音質が実現でき、手元にMQAの対応機器がなくても、とりあえず高音質CDとして楽しめるというメリットは非常に大きいと思います。またD/AコンバーターなどがアップデートでMQA対応化されれば、ハイレゾ再生が可能になることも十分に考えられます。

さらには、配信されているハイレゾ音源とほぼ同等の価格で、"MQA-CD"ディスクとそれをリッピングしたファイルの両方の形でハイレゾ音源が入手できるというのも、今後大きなメリットになるとも考えられます。欧米ではすでに音楽配信が頭打ちとなっており、無料のストリーミングでの聴取がメインとなりつつあるようです。

このように "MQA-CD"は、現時点では想像出来ない程の大きなメリットや可能性を秘めており、日本のハイエンドオーディオに大きな地殻変動が起こるかも知れません!


■ 最後に
今回"MQA-CD"の試聴は、筆者宅でリファレンスD/Aコンバーター MYTEK『 Brooklyn DAC+ 』と、輸入元:エミライよりお借りした『 Liberty DAC 』で行いました。

【 筆者宅で試聴 】



MYTEK『 Brooklyn DAC+ 』と『 Liberty DAC 』で聴いた「MQA-CD」のサウンドはほぼ共通したもので、深く厚みのある低域、エネルギーに満ち溢れた中域、高域の圧倒的な情報量、厚みのある豊潤なサウンド、生音のような立ち上がりや響きを再現し、非常に説得力のあるハイエンド・サウンドでした。

『 Liberty DAC 』は、表示こそLEDを多用し色分けすることで、かなり簡略化されてはいますが、バランス(TRS:要アダプター)出力やヘッドホン出力、AES/EBUやボリュームコントロール、さらにAC電源が直接使えるなど一切手抜きはありません。

『 Liberty DAC 』こそ、そろそろ限界を感じておられる国産USB-DACユーザーには打ってつけの製品であり、"MQA-CD"再生だけではなく、高性能な“新世代のUSB-DAC”としてお勧めします。

Libertydac 
■ 予告
『 Liberty DAC 』についての詳細とユニバーサルミュージック「MQA-CD」の試聴記は後日レポートいたします。

※音楽ソフトは、2,500円以上のご購入で《 送料無料 》。また、他の商品とは別精算となります。


2018年7月14日 (土)

"MQA-CD"特集 第一弾 ~画期的なフォーマットがハイエンドオーディオの世界を変える!? ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、画期的なハイレゾ音源"MQA-CD"を取り上げます。"MQA"というフォーマットとは何かという解説と、既存のSACDやBD/DVDとは違う、"MQA-CD"最大のメリットを試聴結果とともにご紹介いたします。



■ 最初に

"MQA"とは《Master Quality Authenticated(マスター品質認証済み)》の略です。筆者がこの単語を初めて目にしたのは、今から約2年前の2016年の秋口のことで、クリプトンが小型高級アクティブ・スピーカー『 KS-9Multi 』を発表した際でした。その謳い文句には「今一部のオーディオメディアや、最先端を自認するオーディオファイルが注目する、最新配信フォーマット"MQA"に対応した世界初のスピーカーシステム」とありました。

しかし当時、筆者には"MQA"の理論的な話(折り紙理論など)をお聞きしても、全くちんぷんかんぷんであり、しかも当初は、配信フォーマットのみということもあって、正直あまり興味が湧かなかったというのが本音です。まずは、"MQA"とは何ぞや?から話を始めたいと思います。

■ "MQA"とは

ハイレゾという言葉が一般化してかなりの年月が経過しますが、ハイレゾ音源の品質を高めようとすればするほど、その音楽ファイル1件当たりのデータ量が、ギガビット単位で膨らんでしまいます。結果、オーディオ機器のストレージ領域やネットワーク再生時の通信容量・速度が問題になってきており、それらを節約する技術が求められていました。

そんな中、2014年に英国メリディアン社が"MQA"を発表したのでした。"MQA"はスタジオの感動をマスター品質のまま、リスナーの耳に届けるべく開発された「アナログ・トゥ・アナログ」の音楽再生プロセスです。そのベースになっているのは「カプセル化」と呼ばれる独自のエンコーディング技術です。

従来のアナログ音声のPCM化の際の問題点は、音楽信号波形の直前と直後に、必然的にリンギング(ノイズ)が発生してしまい、時間軸の「音ボケ」(過渡的な音に滲み)が生じることです。結果、一つ一つの音がどこから来ているのか、厳密には聞き取れなくなってしまいます。録音された音楽がライブと比べて、平坦に聞こえるのはこのためだと言います。

■ 「オーディオ折り紙」が「音ボケ」問題を解決
その「音ボケ」の解決のために"MQA"は、大容量の高解像度ファイルを扱いやすいサイズに、ロスレスで折りたたみます。これを折り紙に例えて「オーディオ折り紙」とも言われます。これによって、既存のプレイヤーでもCD以上の音質で再生でき、さらに"MQA"デコーダーや専用アプリがあれば、「オーディオ折り紙」を展開させて、臨場感に溢れるマスター・クオリティのサウンドを再現できるのです。これはあくまで「圧縮」ではなく「折り畳み」です。

具体的には、音楽を「0~24kHzまでの音楽信号」と「それよりも高周波な音楽信号」に分け、高周波な信号をまるで折り紙を折りたたむように、「0~24kHzまでの音楽信号」の中に、ある耳に聞こえないレベルのノイズ信号の中に移動させる、というイメージだそうです。これにより、192kHzのPCMデータが、48kHzのPCMデータ程度のサイズにカプセル化され、データレートは1Mbpsを少し超える程度になります。再生時には、ノイズの中から高周波を元に戻して再生するカタチだと言うことです。
※さらに詳しくはメリディアンHP( https://www.hires-music.jp/mqa/ )をご参照下さい。

■ "MQA-CD"の最大のメリット
"MQA"は、扱えるデータ量に限りがある環境下で、ハイレゾの高音質を維持しながら、ファイルサイズをWAVデータの数分の1程度に抑えられます。その"MQA"の保存や伝送が手軽という能力を存分に発揮するメリットを、既存のメディアで実用化したのが"MQA-CD"です。さらに"MQA"に対応していないCDプレーヤーやネットワークプレーヤーでデータを再生した場合もCD相当の音質ではありますが、そのまま再生が可能であるという互換性にも優れています。

すなわち、従来のCD製造時のプレス行程や、プレーヤーのドライブメカなどの基本的な部分を大きく変更することなく、あくまで通常CDとほとんど同じプロセスで、ハイレゾ音源を手にすることができるのです。これは実に画期的なことで、SACDやBD/DVDとは違う、"MQA-CD"の最大のメリットといえます。

■ ハイレゾ配信の"MQA"ソフトはすでに3000タイトル!
今回"MQA"の特集を組ませていただいたのには2つの理由があります。その1つが"MQA-CD"がユニバーサルミュージックから大量にリリースされたため。もう1つは、筆者のリファレンスD/Aコンバーターである『 Brooklyn DAC+ 』を含む、MQA完全対応のMytek Digital製品の輸入元が、従来の今井商事からエミライに変更になり、『 Brooklyn DAC+ 』と『 Manhattan DAC II 』に、よりリーズナブルな新製品『 Liberty DAC 』が加わったためです。

さらには、筆者が常用している『 Brooklyn DAC+ 』による"MQA-CD"のサウンドがあまりに素晴らしく、是非ともオーディオファイルの皆様に"MQA"の素晴らしさを知っていただきたく思ったからに他なりません。

そして、"MQA-CD"をそのままデジタル入力で楽しんでいただける"MQAデコーダー"を搭載した、Mytek Digital製品の他に、一旦"MQA-CD"をリッピングする必要はありますが、M2TECH『 Young III 』やCocktail Audio『 X45 』、ネットワーク経由で再生可能な機器ではLUMIN『 D2 』やTEAC『 NT-505 』、ESOTERIC『 N-01 』などがあります。

また、"MQAレンダラー"という"MQA"の直接デコードは出来ませんが、前段階の展開に対応した再生ソフトウエア(Audirvana Plus3以降やAmarra Luxe※なお6/1時点ではMacのみ対応)が必要ですが、iFi audioやaudioquestなどの製品があります。これら以外にも対応機が今後増えることは確実です。

現時点で、ハイレゾ配信の"MQA"ソフトはすでに3,000タイトルを数え、6月20日に大手レコード会社ユニバーサルミュージックから100タイトルの"MQA-CD"ソフトが発売されます。ジャンルはクラシック、ジャズ、ロック、ポピュラーと多岐に亘っています。

その「 ハイレゾCD 名盤シリーズ 」は"MQA-CD"と"UHQCD"という2つの仕様を併せ持ち、CDプレーヤーでは通常CDとして、"MQA"デコードに対応したDACにデジタル出力を繋ぐと24bit/352.8kHzのハイレゾ再生ができます。さらにCDプレーヤーの再生時にもUHQCDの長所だけでなく、"MQA"エンコードにより前述の通り、時間軸の「音ボケ」改善効果が得られるため、従来CDよりも高音質で楽しめるとしています。

その"MQA-CD"のサンプラー(音元出版オーディオアクセサリー誌169号付録)を筆者宅『 Brooklyn DAC+ 』と貸出機『 Young III 』で再生しました。

■ 試聴しました

CDプレーヤーのデジタル同軸出力を両機に繋ぎますと、『 Brooklyn DAC+ 』では24bit/352.8kHz、『 Young III 』では352.8kと表示されました。

サウンドは通常CDを大きく上回っており、試聴メモには、実にリアル、低域が深く沈む、音数が非常に多い、響きが豊か、ミュジシャンの気配さえを感じる、音像が立体的、楽器の一つ一つに実在感がある、Dレンジが広い、スケールが大きい、ホールの空調まで感じると、素晴らしいコメントが残っています。

一方『 Brooklyn DAC+ 』では"MQA"デコードをOFF出来るため、試してみると、OFFで再生しますとサウンドが全体に軽くなってしまい、左右のスピーカー間だけに集まり、奥行きは浅く、キメも粗くなった様に感じました。やはり44.1kHzの通常CDのサウンドとなってしまいました。


■ 最後に
このように"MQA"は、実感としてPCMの厚み・立体感とDSDの滑らかさ・音場感の"いいとこ取り"をしているとも感じました。

"MQA-CD"の素晴らしい可能性と簡便性を実感し、ハイエンドオーディオ界に新しいハイレゾ音源"MQA-CD"が普及することを大いに期待したいと思います。(あさやん)

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