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2018年1月31日 (水)

【気軽に本格オーディオ入門】~"デスクトップアンプ"アステルアンドケルンの「ACRO L1000」を聴いてみました~


みな様、こんにちは!
ハイエンドオーディオ担当の"とうふ"です。
先日、新年のご挨拶をしたばかりなのに、はやくも1月が終わろうとしていますね。

さて、今回ご案内の製品はこちら!

アステルアンドケルン
デスクトップ型オーディオアンプ(ガンメタル)
ACRO L1000

Astell&Kern(アステルアンドケルン)の"デスクトップアンプ"ACRO L1000です!

アステルアンドケルンって?
韓国メーカー"アイリバー"の高価格帯オーディオ製品のブランドネームです。
アイリバー製品というと、デジタルオーディオプレーヤー黎明期(MP3プレーヤー時代)には「iriver」ロゴの製品を試された方も多かったのではないでしょうか?
実はポータブルデジタルオーディオプレーヤーのメーカーとしては老舗とも言えるメーカーなのです。
なお余談ですが今から10年以上前に、ポータブルCDプレーヤー形状でMP3データを書き込んだCD-Rを再生できるプレーヤーとして人気だった「RioVolt」はこのアイリバーのOEM生産品だったりします。

話が少しそれましたが、この「アステルアンドケルン」ですが主にデジタルオーディオプレーヤーやヘッドホン/イヤホンに関係する製品が多く、据置オーディオではまだそれほど知名度が高くないメーカーでしょう。
しかし昨今のヘッドホン/イヤホンブームの中、ポータブルオーディオ界隈では間違いなくトップメーカー
海外のオーディオイベントでのブースや、新製品の発表前後になると業界が非常に騒がしくなるのももはや恒例行事になりつつあります

最新チップ等のデジタル技術の取得やユーザーの声を驚異的なスピードで次の製品に反映など製品開発にも非常に意欲的。
エントリー~スーパーハイエンドまで幅広く製品を展開し、そのいずれもがお洒落で高級感のあるデザインという事で現在のポータブルオーディオ業界を牽引しているトップメーカーです。

デスクトップアンプって?
昨今、音楽再生にCDプレーヤーを使わず、PCやスマートフォン/タブレット、デジタルオーディオプレーヤー等をメインに音楽を楽しむ世代もどんどん増えてきています。
そのような背景からオーディオ界隈ではヘッドホン/イヤホンユーザーに対する商品アプローチが増えています。

さらに据置オーディオも皆が皆、大きなスピーカーを設置できるわけでもありません。
ブックシェルフ型スピーカーの表現力も大きく向上しており、以前ほど大型のスピーカーを必要としないユーザーも増えています。

そういった時代背景から昨今では卓上(デスクトップ)利用を想定した小型アンプ/プレーヤーが世界的にもじわじわと流行の兆しを見せている中、ポータブルオーディオのトップメーカー、アステルアンドケルンが世に送り出すデスクトップ用のアンプがこのACRO L1000です。

実機を簡単にご案内
先述の通り音楽再生にCDを使わないとなると最も手軽なのがパソコンを利用したPCオーディオです。
このACRO L1000はノート/デスクトップパソコンの脇に設置ができるコンパクトなデザイン。
Acro_l100_pc目を引く大型ボリュームは掴みやすく操作性抜群です。
回転は非常に滑らかですが、かすかなクリック感とボリュームに沿って配置されたLEDで音量調節も迷いません
※円柱のようなデザインはアクロポリスの丘に建つ、パルテノン神殿の柱をイメージしているそうです。

Acro_l100_rear入力はUSB入力のみ。
端子はMicro-B端子となります。
スピーカー出力も搭載されており、スピーカー出力のON/OFFも背面スイッチで簡単に行えます

Acro_l100_sideヘッドホン端子はさすがと言うか、手のひら大の小さなボディに
・6.3mm標準
・3.5mmステレオミニ
・2.5mm4極
さらに
・背面側にXLR4Pin
と豊富なヘッドホン出力を搭載。

試聴しました
WindowsPCの場合はメーカー代理店であるアユートのホームページからドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。
※Mac/Linuxやスマホ/タブレットからの場合はドライバは不要です。(スマホ/タブレットの場合は動作条件をご確認ください)
このACRO L1000は、旭化成の32bitDAC「AK4490」を搭載。
更にデジタルオーディオ信号を正確に処理する32bit CPUの搭載することでPCM信号は最大32bit/384kHz、DSD信号はDSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生をサポートします。

まずはヘッドホンで試聴しました。
アンバランス接続での鮮度が高くも響きの良い表情を楽しめます。
そしてもはやアステルアンドケルンのお家芸と言っても良い、2.5mm4極接続では重心の低い落ち着いた表現が加わり、リケーブル/接続方法による表情の変化を楽しめます。
バランス出力とアンバランス出力とで表現力の違いを楽しめるのは「さすがアステルアンドケルン」と頷けます。
昨今ではリケーブルに対応したヘッドホン/イヤホンも増えており、ケーブルの交換による音の変化をデスクトップ上でも簡単に楽しめるのは嬉しい事ですね。

バランス接続時に、よりしっかりとした力強い表現力を楽しめる秘密はメーカーホームページに記載のある、
・旭化成の32bitDAC「VERITA AK4490」をL/R独立して1基ずつ搭載。GNDもL/R独立させた、デュアルDAC構成。
・さらにL1000用に再設計を施した新アンプ回路を採用。
この辺りにあるのでしょうね。

次にスピーカーを試聴。

Acro_l100_up15W×2という数値からは「少々無理があるかな?」とは思いつつもクリプトンのKX-3PⅡに接続してみました。
音の傾向としては、ヘッドホンのバランス接続で楽しむような重心の低い、アンプのサイズからは思えない堂々とした表現力です。
低域が遅れることも無く、デスクトップに置くには少し大きい言わざるを得ないサイズのKX-3PⅡを見事に鳴らし、得意の女性ヴォーカルを艶やかに滑らかに楽しめました。

ちなみにあえて"デスクトップアンプ"であるACRO L1000にトールボーイスピーカーを接続してみましたが、結果は以外にも良好でした。
※ただ、大型ユニットを多数搭載している大型トールボーイスピーカーは流石に無理があり、小口径ユニットを少数搭載している所謂ホームシアタースピーカーの中でも入門モデルとの相性がよかった事を追記しておきます。

最後に
"デスクトップアンプ"の名が示すように本体は手のひらよりやや大きめのサイズとなる小さなアンプ(※電源アダプタ除く)に、豊富なヘッドホン出力と表現力には『さすがポータブルオーディオのトップメーカー』と頷けます。
さらにいざ、スピーカーを接続すると『このサイズから!?』と驚かされる、低域に力感のある表現力。

ポータブルオーディオプレーヤーで培った「デザイン性の高さ」と「コンパクトでも高音質」。
その強みを余すところ無くこの手のひら大のボディにおさめ、既存のメーカーでは思いつかないデザイン性の高い製品に仕上げられたこのACRO L1000。
デスクトップ上という限られたスペースでも『良い音を楽しみたい』という、今後増加するであろうオーディオスタイルに対するトップメーカーが贈る理想形の1つと言えるでしょう。


とうふ的ACRO L1000の5段階評価
お薦め度 :★★★★:デザイン/表現力/使いやすさ全てが素晴らしい。『5点』!
表現力  :★★★★:小さいからと侮るなかれ。堂々とした表現です。『5点』!
見た目  :★★★★:既存の国内メーカーでは到達できないある種アート。『5点』!
導入度  :★★★★:サイズ感と表現力。非常にハイレベルです『5点』!
総合評価 :★★★★:ヘッドホン/スピーカー問わず楽しめるまさにお手軽ハイエンドです。『5点』!
 
さて、今回は"あさやん"が送るオーディオブログ風に仕上げてみましたがいかがでしたでしょうか?
本年はどんどん試聴記事や商品のレビューを送れるようにがんばっていきますので、よろしくお願いします!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年1月25日 (木)

【ネットワークオーディオをより身近に】アイ・オーデータのオーディオサーバーSoundgenicのご案内です!


みな様、こんにちは!
少し暖かい日が続いたと思ったら強烈に寒い毎日が続き、体調を崩しそうなとうふです。

さて、早速ですが今回ご案内の製品はこちら!

I/Oデータ
オーディオ用ネットワークサーバー
Soundgenic

アイ・オーデータ製オーディオサーバー(データ保管機)です!

ネットワークオーディオを導入する際に大きな障害となるのがそう、『オーディオサーバー』です。
高音質を謳うオーディオサーバーは数あれど、得てしていずれも高額な製品です。

ネットワークオーディオプレーヤーは身近な価格でもそのデータを保管するオーディオサーバーがあまりに高価。場合によってはプレーヤーの何倍もする事もあったでしょう。
また、パソコンやTV用のサーバーを利用しつつも『オーディオ用』にあこがれた方もいた事でしょう。

そんなネットワークオーディオユーザー(予備軍含む)にまさに福音となるサーバー。
それがこのSoundgenicです!

このサーバーはPCサプライでも実績のあるアイ・オーデータ製
また、オーディオファンからはハイエンドオーディオサーバー【fidata】でも著名なメーカーですね。

ハードウェア面もfidataで培った技術を活かし、
・ファンレス設計
・制振性に優れたゴム足
・輝度を抑えたLED
等、オーディオファンに嬉しい心配りがされた設計!
更に
・USB-DACを接続する事でデジタルトランスポーターとして使用できる。
・USB光学ドライブを接続する事でCDリッピングが可能
・併せてUSB光学ドライブからのCDトランスポーター機能
・PCを介さずe-onkyoから楽曲ダウンロード
等、機能面ではfidataにも決して見劣りしません

私は昨年のオーディオセッションでテスト製品と出会った時の衝撃は今も忘れられません。
そのオーディオサーバーがもう間もなく発売されるのです!(2月中頃発売予定です)

価格はエントリーでも、音質はエントリーではない』。
ネットワークオーディオ導入に躊躇していた皆様に。
PCオーディオはやってみたいけど(既に導入しているけど)極力PCを使いたくない皆様に。

多機能・高音質のオーディオサーバーSoundgenicでどうぞネットワークオーディオ、(極力PCレスの)PCオーディオをはじめませんか!?

Joshinは本年で70周年!
それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

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2018年1月21日 (日)

【祝・80周年!】STAXの限定モデルのご案内です!


みな様、こんにちは!
暦上は大寒。一年で最も寒い季節がやってきましたね。。。
風邪も流行っていますので、皆様体調管理にお気をつけくださいませ。

さて、早速ですが今回ご案内の製品はこちら!

スタックス
コンデンサーヘッドホン【800台限定生産】
SR300Limited

スタックスのイヤースピーカー「SR-L300」の限定モデル

スタックス
STAX専用ドライバユニット【500台限定生産】
SRM-353XBK

そのドライバアンプ「SRM-353X」の限定モデルです!

スタックスというとコンデンサー型イヤスピーカーで国内外に熱烈なファンを持つメーカーです。
スタックス社ホームページにある社史を見ますと、はじめはコンデンサーマイクから歴史は始まったようですね。
流石に私はその頃は知りませんが。。。
過去にはトーンアームやカートリッジ、コンデンサースピーカーなど発売していたのは有名な話。
その、スタックスがなんと今年創業80周年!
80周年を迎えた記念に今回の限定モデルが発表されました。
※実は私たちJoshinの10歳先輩なのです!

限定モデルだけあり、
イヤスピーカー側は上位モデルと同等の発音ユニットを採用
さらにゴールドネームプレートを配し、黒地のボディに絶妙のアクセントに仕上がっています。
ドライバーアンプ側は要望の多かったブラックボディの仕上げ
こちらにもゴールドネームプレートを採用です。ブラック地にゴールドと言うのは何とも映えますよね。
更にハイグレードな"HiFC"を採用したRCAケーブルが付属。

いずれも限定生産モデルとなり、この機会を逃すと手に入らないかもしれません
※2009年にラムダシリーズ誕生30周年を記念して発売されたSR-404 Limitedは瞬く間に市場から消滅しましたので。。。

Joshin Webショップではイヤスピーカーもドライバアンプも若干数確保できておりますが、、、
確保分が完売した場合次がご用意できない場合がございます。
この機会を是非、お見逃し無く!

熱烈なスタックスオーナーはもとより、これからスタックス導入をお考えの方にも記念モデルで特別仕様の本機はお薦めでございます。

Joshinは本年で70周年!
いつでもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年1月 1日 (月)

新年あけましておめでとうございます。

2018highend

新年明けましておめでとうございます

昨年はひとかたならぬご愛顧をいただきまして、深く感謝いたしております。

本年も、御贔屓いただきますよう、よろしくお願いいたします。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

「HIGH END AUDIO」スタッフ一同。

2017年12月25日 (月)

【2017年を振り返って】今年の気になるオーディオ機器をご案内~アンプ・プレーヤー編~


みな様、こんにちは!

もう、いくつ寝るとお正月♪と、2017年も残りわずかとなりましたね!
なんとか年賀状も印刷がおわり、あとは一筆したためて投函するだけ。の状態にしましたとうふです。
郵便局も本局に持っていけばまだ元旦配送に間に合う!?ようですので、年賀状作製がまだの方には今からでもパパッと凝った年賀状をデザインできる、年賀状ソフトがお薦めです。
※年賀状ソフトのご購入はこちらより

さて今回も2017年に発売・発表のあった機器の中からとくに私が「これは!!」と感じた物を2017年の締めくくりとしてご案内していきます!
今回はその第3弾、アンプ・プレーヤー編をお送りしていきます!

それでは早速
その①

オッポ
ユニバーサル/4K Ultra HD プレーヤー
UDP-205


まずはプレーヤーから。
今年最も人気のあったプレーヤー。それはこのオッポ製のデジタルメディアプレーヤー【UDP-205】でしょう!
こちらは純粋なCD/SACDプレーヤーではなく、4K UHD ブルーレイの再生にも対応したユニバーサル・プレーヤーにあたります。
USB接続による、高性能DACとしても
ネットワーク接続によるネットワークオーディオプレーヤーとしても
更にXLRバランス接続に対応したステレオ出力と、アナログマルチ出力にも対応したライン出力も搭載。
まさに"なんでも来い!"のマルチメディア・プレーヤーです。
※より詳しい音質や使い勝手などは試用レポートをご参照くださいませ。

本来は4K UHD ブルーレイプレーヤー。
しかしその多機能さと表現力の高さから、ピュアオーディオ用のプレーヤーとしても導入されている方も多いと言われるのも納得の完成度です!

表現力と機能面が非常に高いレベルでまとまっており、先日ご案内のSONICA DACと同じくまさに価格破壊!と言えるでしょう。
発売後もファームウェア更新で話題のMQAファイルへの対応など機能拡張が行われており、さらに"遊べる"要素が加わっています。

CDだけでなく、PCオーディオやネットワークプレーヤーも楽しみたい。だけどプレーヤーは複数台持ちたくないし、当然高音質で楽しみたい!
というとても贅沢なお悩みにこの1台でお応えできる、万能プレーヤーとしてUDP-205、お薦めです!

その②

パイオニア
SACD/CDプレーヤー
PD-70AE


次もプレーヤーからご案内。
こちらは純粋なSACD/CDプレーヤーです。
国内メーカー製でこの価格帯のSACD/CDプレーヤーがディスク再生に特化しているのは昨今では珍しいかもしれませんね。

電源・信号回路のシンプル化や、アナログ・デジタル電源の個別化、分離構造の筐体や振動対策を徹底的に施したドライブ等パイオニアの持てる技術を結集し、ディスク再生に特化したプレーヤーです。

SACD/CDでパフォーマンス高く良い音で楽しみたい。他のメディアは(聴かない/別にプレーヤーがあるから)良いんだ!という方にお薦めです。
私は実機をオーディオセッションで聴きましたが。。。
素晴らしい!の一言です。

国産の(エントリークラス)メジャーメーカーの中でも、このようなディスクメディア特化モデルが発売されるのは、ディスク再生メインのとうふには嬉しいのですが、、、
その反面、"ディスク再生特化だから高音質"とアピールしなければならないほどディスク再生が追い込まれているのか、と危惧してしまいます。

ともあれ、SACD/CDの再生にこだわり抜いたこのPD-70AEの表現力はお持ちのCDから新たな魅力を発見いただけるでしょう!

その③

マランツ
プリメインアンプ
PM8006


今度はプリメインアンプです。
マランツのエントリークラスの最上位モデルが今年ニューモデルに切替となりました。
その名も【PM8006】です。

ボリューム部に上位モデルにも採用されているデジタルボリュームを採用。
というのが発表時の売り文句の1つだったように思います。

その他はスペック数値、見た目が前作PM8005とほぼ同じだった為、発表直後は正直とうふ的にはがっかりしたのですが。。。
実機を聴いてその表現力の進化に驚嘆しました。

端整で何でも卒なくこなす、ツンと澄ました印象のPM8005が、
PM8006では肉厚でどっしり、円熟した色気を感じさせるのです!

見た目は同じでも中身にかなり手を加えているようで、脂の乗った味わい深いサウンドになって非常に好印象

価格はエントリークラス(の最上位)ですが、表現力は同価格帯の中では抜きん出ます。
価格・表現力のバランスが良い、入門~中級機としてお薦めのアンプです!

その④

Astell&Kern
デスクトップ型オーディオアンプ
ACRO L1000


最後は先日発売となりました、Astell&Kernのデスクトップ型アンプ【ACRO L1000】です。
Astell&Kern、と言えば今やポータブルオーディオ業界の牽引者
ポータブルオーディオプレーヤーで培ったデジタル技術をコンパクトなデジタル入力ヘッドホン/プリメインアンプに仕上げたのがこの【ACRO L1000】。

大きなボリュームがとにかくインパクトがありますね。
既存の小型アンプとも一線を画すデザイン性に優れた外観をしています。
小型PCや薄型ノートパソコンの隣にセッティングすればフォトジェニックになるのではないでしょうか?

実機を触る機会があったので聴いてみましたので軽く感想を。
どうしてもデジタルプレーヤーの得意なAstell&Kernだから、ヘッドホンドライブに主眼が置かれてるのでは?と思ってしまいますが、スピーカードライブ力もなかなかのものです。
この表現力なら、先日ご紹介のお薦めブックシェルフスピーカーと組み合わせしてみたいですね!

ヘッドホンでは緻密でナチュラルなAstell&Kernらしいサウンドを感じましたが、
スピーカーではサイズからは思った以上に重心の低い、骨太のサウンドを楽しめます

デスク上に設置しても場所を占有せずデザイン性にも富んで、そして高音質な【ACRO L1000】。
"インテリアとしても楽しめるお手軽ハイエンド"としてお薦めのアンプです!

今年も色々気になる製品が多数ありましたが、来年はどうなんだろう?
と今からワクワクしているとうふでした!

それでは来年もいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年12月17日 (日)

【2017年を振り返って】今年の気になるオーディオ機器をご案内~ホームシアター編~


みな様、こんにちは!

師匠も走り回るほど忙しい"師走"。
まさに2017年の総決算といわんばかりにめまぐるしい毎日のとうふです。

さて今回も2017年に発売・発表のあった機器の中からとくに私が「これは!!」と感じた物を2017年の締めくくりとしてご案内していきます!
今回はその第2弾、ホームシアター編をお送りしていきます!

それでは早速
その①

ヤマハ
フロントサラウンドシステム
YAS-107


ヤマハのサウンドバー【YAS-107】ですね。
今年最も人気のあった、と言って過言ではない大ヒット製品です。

バースピーカー本体のみ、という非常にシンプルな外観ながら、
内部はメインとなるフルレンジユニットに、低域用のウーファー高域用ツィーターを搭載。
スマホアプリによるコントロールで、「テレビ番組」「映画」「音楽」「スポーツ」「ゲーム」とサラウンドプログラムを切り替え可能
昨今必須ともいえる4K信号にはパススルーにて対応
また、バースピーカーでは世界初の「DTS Virtual:X」に対応、等
機能面でも色々盛り込んだ意欲作!
となっています。
より詳細な音質・使い勝手は試用レポートをご参照くださいませ!

価格は完全にエントリーモデルですが、機能面はエントリーを遥かに超える充実度
これからクリスマス~年末年始、テレビや映画の音声を「手軽に」「安価に」グレードアップが可能です!

※今なら即納が可能ですので、是非ご検討くださいませ!

その②

ソニー
ホームシアターシステム
HT-ST5000


ソニーが11月に発売した、フラッグシップ・シアターバー【HT-ST5000】です。
メインとセンターのスピーカーはツィーターとウーファーが同軸上に配置された"同軸スピーカー"構成
更に両端には"イネーブルドスピーカー"を搭載し、DTS:X・DolbyAtmos等高さ方向の信号も内包した最新フォーマットにも物理的に対応
多彩なサウンドプログラムを搭載。シーンに合わせたお好みのサウンドが楽しめます
ソニー伝統のフルデジタルアンプ、その最新版「S-Master HX」を搭載
ネットワークオーディオ機能を搭載、更にストリーミングサービスにも対応
等々、ソニーのフラッグシップモデルに相応しい「高音質」「多機能」が非常にハイレベルにまとめてあります

より詳細な音質・使い勝手は試用レポートをご参照くださいませ!

シアター時の臨場感の高さステレオ再生時の高音質見事に両立更に多機能とあり、
一度体感してしまうと、この高音質と便利さは病み付きになる事間違いなし!

「ホームシアターは楽しみたいけど、スピーカーをそれだけの数配置できないし。。。」とお悩みの方にベストマッチの製品と言えます!
クリスマス~年末年始、テレビや映画の音声を「リアルに」「存在感溢れる」音にグレードアップが可能です!

※今なら即納が可能ですので、是非ご検討くださいませ!

その③

マランツ
ネットワーク対応 11.2ch AVアンプ
SR8012


最後はシアターバーではなく、AVアンプ
ピュアオーディオメーカーでも著名なマランツが世に送り出す、フラッグシップ・AVアンプ【SR8012】です。
250Wフルディスクリート構成のアンプ回路を×11chで搭載
Dolby Atmos、DTS:X、Auro-3Dの最新3Dフォーマット全てに対応
オーディオグレードパーツ、専用部材をふんだんに採用
等々。
オーディオ視点で見てもワクワクするワードが並んでいます。

【SR8012】を一言で言うと、『ピュアオーディオメーカーが本気を出して、もてる技術の全てをAVアンプの筐体に詰めてみました!』の極地です。
ピュアとシアターが見事に融和。
機能面、音質面、全てがハイレベルで一体しています。
「サウンドバーでは物足らない。やはりスピーカーを実際に揃えないと!」とオーディオ・シアターシステムを既にお持ちの方への最終回答の1つと言えるでしょう。

ピュアもシアターもこの【SR8012】1台で完結する。
多数の入出力系統と、映像・音声の管理をハイレベルでこなす、オーディオ・シアターユーザーへお薦めの一機です。

AV関連はピュアオーディオの技術を意欲的に取り入れ、どんどん高音質・多機能化が進んでいます。
2018年以降も色々楽しみなジャンルですね!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年12月10日 (日)

【2017年を振り返って】今年の気になるオーディオ機器をご案内~DAC編~


みな様、こんにちは!

あっという間に2017年も終わりとなる最終月、12月ですね。

本年もオーディオ機器は面白い製品が多かったので、今月は2017年に発売・発表のあった機器の中から
とくに私が「これは!!」と感じた物を2017年の締めくくりとしてご案内していきます!
今回はその第1弾として、DAC編をお送りしていきます!

それでは早速
その①

オッポ
ネットワーク対応USBDAコンバータ
SONICA DAC


2017年最もオーディオ業界を沸かせたDACとして、避けては通れないoppoのSONICA DACですね。
詳細は"あさやん"のハイエンドブログをご参照くださいませ。

高級機でしか採用されていなかったDACチップ"ESS9038PRO"をエントリーモデルでも採用。
高音質DAコンバータとしてだけでなく、AirplayやBluetooth機能、ネットワークオーディオ機能まで。
※とうふ個人的にはRadiko.jp対応が地味に嬉しい機能です。
マルチに活躍できる多機能性と、デジタル部にもアナログ部にも妥協なき徹底したこだわりが詰まっているのに、価格帯はエントリーライン
前評判の高さも相まって、発表直後からメーカーの予想を大きく上回る受注があったのを覚えています。

実機を聴いてみるとその人気も頷けます。
解像度は非常に高くも、質感は損なわれずスッと身体に感じ入ります。
インパクトのある音色というよりはただただ自然で丁寧な表現を楽しめました。

初めて聴いた時には「この価格でこの表現力、この多機能性。。。オーディオの価格破壊でしかない」と驚嘆しました。

進歩の早いデジタル関連ですが、そもそもの出発点が時代の2歩、3歩以上先を進んでいたこのSonica DAC、自信を持ってお薦めできる1台です!!

その②

アイファイ・オーディオ
Bluetooth対応DA/DDコンバータ
nano-iONE


オンリー・ワンの技術で毎度業界を沸かせてくれるアイファイ・オーディオの製品です。

今年は既存モデルの改良強化版ブラック・レーベルの発表や、PCオーディオ分野では他社と一線を画す技術力からくるオリジナリティ溢れるアクセサリ類等を多数発表。
とうふ的には「オーディオ業界の台風の目」とも思っているメーカーです。

さて、アイファイ・オーディオ製品の2017年、多数ある新モデルの中でもイチオシなのはこのnano-iONEです。
詳細は以前にハイエンドブログでご案内済みですが再度のご案内です。

なんといっても、メーカーが"デジタル・ハブ"と位置づけるように
手のひらサイズのボディに
・USB入力(通電と共用)
・同軸/光コンボ端子(入出力共用)
・Bluetooth入力
と多数のデジタル入力機能を搭載。
そしてサイズからは驚きのパワフルサウンド!を実現している事です。

手のひらサイズなので場所もとらず、コンポ等の拡張機器として、
多彩な入力系統を活かして、既存環境を家族に目立たせずに多機能化
オーディオ機器を楽しむ可能性を広げてくれます

このサイズのボディにこれだけの機能&表現力は実際にお聴きいただくと驚かれる事でしょう。
先にご案内のSonica DACには表現力・機能面のコストパフォーマンスの高さに驚かされましたが、このnano-iONEにはコンパクト&ハイパワー&多機能さに衝撃をうけました。

ネットワーク入力が無い故にシンプルで深く考えず使えるのも魅力で、
「繋いで」→「聴いて」→「衝撃を受ける」という3ステップをお楽しみ頂けるでしょう!

設置場所に制限はあるけど音質に妥協はしたくない、そんなお悩みに応えられる機器としてこのnano-iONEは強くお薦めです!

その③

ティアック
ネットワーク対応USB-DAコンバータ
NT-505


最後はまだ発売前になりますが、先日のオーディオイベント"オーディオセッション"で実機が国内初お披露目となったティアックのNT-505です。
機能面、構成面は前モデルであるNT-503をそのまま正常進化させたモデルといえますが、
実機を聴いて驚かされたのは、その表現力です。

既存のNT-503の真面目さ、色づけの少なさとはかなり趣の異なる華やかさとリッチな表現を持っており
オーディオセッションの会場でタンノイのEATONを実に華のある音色で魅せていたのです。

現在のNT-503の表現力も良いのですが、NT-505の"激変"といっても良い音の変化には驚きしかなくメーカー営業の方に思わず詰め寄ってしまった程です。
それもそのはず、このNT-505はティアックのハイエンドブランド"Esoteric"のフラッグシップネットワークプレーヤーN-01と構成・部品を共通としている点が多いのも特徴で、更に開発にもEsotericが関わっているからなのです!
ハイエンド機の技術・部材を投入し、かつ開発も共通となると表現力が似てくるのも自明の理、ですね。

むしろBluetooth機能の搭載ヘッドホン出力(3.5mm4極)を搭載している事、そして価格を考えれば、汎用性の高さはNT-505のほうが上(?)とも言えなくもないでしょう。

N-01ですと100万円を大きく上回る価格の"ハイエンド"製品ですが、このNT-505ですとまだ、エントリー~ミドルラインの価格帯と言えます。
その価格帯にも惜しみなくハイエンドブランドの技術を投入する、ティアックの来年以降に私は大きく期待しています。

2018年1月末以降の発売予定ですが既にご予約を多数頂いていますこのNT-505、来年も楽しみなデジタル関連機器の第一弾として強くお薦めです!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年12月 7日 (木)

"UESUGIアンプ"の存在意義とは!?『UESUGIは不滅です!』

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、日本を代表するハイエンド・オーディオ専業メーカー「上杉研究所」の歴史と最近の製品をご紹介いたします。オーディオマニアを惹きつける魅力あるブランドです。

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 ■ 上杉研究所製品の取り扱いを再開いたしました

国内のネット通販サイトで、「アキュフェーズ」と「上杉研究所」の両社の製品を取り扱っておりますのは、私どもJoshin webショップ以外にないのではないかと思います。両社とも日本を代表するハイエンド・オーディオ専業メーカーであり、アンプの増幅素子として、片や半導体、片や真空管を使うメーカーの双璧として、長らく国内市場に君臨し続けています。

Joshin webショップがその両社の製品を取り扱っていることこそ、Joshin webショップと両社との"会社同士の絆の証"であり、"相互信頼の賜"と自負いたしております。

ただ、「上杉研究所」の製品は、とある理由により昨年末より一時掲載を中止させていただいておりましたが、この度掲載の復活を果たしましたので、改めて同社の歴史と最近の製品を今一度ご紹介させていただきたいと思います。

 ■ 上杉研究所の歴史

有限会社「上杉研究所」は、アンプ設計者であり、オーディオ評論家でもあった、故 上杉佳郎氏(2010年12月9日死去)が1971年に設立した真空管アンプの専業メーカーです。

上杉氏は1964年大学4回生の時、その技術力を買われ、当時高級アンプ・メーカーであった「エロイカ電子工業㈱」に常務取締役技術部長として迎え入れられました。しかし2年後退社、1967年からは、オーディオ雑誌や音楽雑誌の評論家として人気を博しました。しかしアンプ・メーカーへの夢が捨て切れず「上杉研究所」を興したのでした。

その「上杉研究所」の第一作目の製品が、1973年発売の管球式のモノラルパワーアンプ「UTY-1」で、その後数々のヒット作を生み出しています。ただ、上杉氏はオーディオ評論家という立場にありながら、"UESUGIアンプ"に対する評論は一切行なわない立場を堅持したことでも有名です。それ程に真面目で純粋な方でもあったのです。

現在の同社の代表者である藤原伸夫氏は、上杉氏から2009年に「一緒に仕事をしませんか」との誘いを受け、後継者として参加することを決断したのですが、その矢先、同社創業40周年を目前にして上杉氏が急逝されたのでした。しかし藤原氏が、故人の遺志を継ぐ形で2011年に正式に同社の事業責任者となって開発責任を受け継ぎ、事業が継続されることになったのです。

藤原氏は、元ビクターのオーディオ技術者であり、超弩級モノラルパワーアンプ「ME-1000」(1995年当時1台150万円)や高級CDプレーヤーなど、数々の人気機種を世に送り出され、その技術手腕には定評がありました。しかし当時からその能力の高さに決して驕ることなく、非常に紳士的で謙虚な姿勢には感心させられました。

上杉氏と藤原氏の両氏を知る筆者としては、両氏にかなりの共通する部分を感じます。それは、技術力・設計力であるのはもちろんのことですが、両氏のオーディオに対する真摯な姿勢や謙虚さ、そしてクラシック音楽への造詣の深さなど、「上杉研究所」の後継者としては、藤原氏こそドンぴしゃの人選であると感じたものでした。

藤原氏曰く、現在日本でハイエンドオーディオに親しまれているオーディオマニア人口は約10万人。内、"UESUGIアンプ"のユーザーは約1万人いるのだそうです。マーケットとしては小さいものの、一度UESUGIアンプの魅力にはまってしまったマニアは、そこから抜け出せないのだと言います。

ハイエンドオーディオの世界では、ご自分の理想の音を実現することを人生の目標としているようなマニアの方も多く、数十年来の"UESUGIアンプ"もファンがたくさんいらっしゃるとのことです。また同社では、ユーザーからの修理の依頼に十分応えることができ、適切な対応が可能なことから、さらにファンのロイヤリティが高まることにも繋がっているのだと言います。

このように「上杉研究所」はファンを大事にし、個性豊かな製品を世に送り出すことで、海外製品が押し寄せる昨今のグローバル化したハイエンドオーディオ市場にあっても、オーディオマニアをグイグイ惹きつける魅力あるブランドとなっているのです。

 ■ "UESUGIアンプ"の最近の製品をご紹介

①真空管式フォノイコライザーアンプ『 U-BROS-220 』

1993年に発売されロングランを続けていた「U-BROS-20」の後継モデルとして登場。これ程のロングランこそUESUGIならではのことで、移り変わりの激しいオーディオ市場にあって、まさに奇跡と言える製品です。それ程に完成度が高かったとも言えます。

「U-BROS-20」は故 上杉佳郎氏の作でしたが、『 U-BROS-220 』は新メンバーによる製品であるが故に、“UESUGIアンプ”のあの魅力を生かしつつ、アナログ新時代を見据え、現在に通じる高性能化を果したとしています。

イコライザー段には動特性を重視して、無帰還CR型回路を採用。入力はアンバランス2系統に加え、一層の低雑音伝送を可能とするバランス伝送に対応したバランス入力端子を1系統備えています。すべての端子がMM型/MC型カートリッジに対応しています。ただし出力は、同社のプリアンプを前提としているためアンバランスのみです。

特にMC入力には、大型コア採用による低損失、高効率の高性能MCステップアップトランスを内蔵することで、現在主流の低~中インピーダンスMCカートリッジのダイレクト再生を可能としています。ヘッドアンプ受けのフォノイコライザーが大多数を占める中にあって、MCカートリッジのトランス受けは大いに魅力的です。

またこれもUESUGIならではですが、初段の増幅部には、真空管の全盛時代に当時の松下電器に特注した貴重な低雑音の双3極管(12AX7A)が、L/R専用使いで贅沢にも2本使用(本来は1本でL/R両チャンネル受け持たせることができる)されています。この結果L/Rチャンネル間のクロストークも大幅に改善されたのです。

さらに、次段アンプならびに出力バッファーには、フィリップスの軍規格「12AT7」を使用し、高信頼性と共に真空管式フォノアンプの限界ともいえる入力換算雑音値-120dBV 以上(MM)を達成したとしています。このように、『 U-BROS-220 』は、「上杉研究所」が多数ストックしている真空管を惜しげもなく投入した貴重な製品とも言えます。

またL/Rチャンネルを独立シャーシー構造に改め、電源も独立電源にて供給しています。入力切替回路やMCステップアップトランス部は配線の引き回しを最短とするため入力端子の直近に配置しています。電源回路や信号増幅回路にはプリント基板を一切使用せず、40年以上のキャリアのある職人による芸術的ともいえる手配線を引き継いでいます。

本機のサウンドは、最近のフォノイコライザーに見られるような、デジタル音源ではないかと見紛うようなサウンドとは対極にある、実に柔軟で人間的な温もりを感じさせるもので、厚みを伴った安定感のあるサウンドは、アナログの魅力を存分に味わうことができました。

②真空管式ステレオラインプリアンプ(ワイヤレスコンソール付)『 U-BROS-280 』

本機はラインレベル専用のプリアンプで、通常のアンバランス入力に加え、タムラ製作所製のバランス→アンバランス変換トランスを搭載しバランス入力を受けることができます。電源部を含め回路はすべてデュアルモノラル構成とし、L/Rチャンネル間のクロストークはもちろん、f特の向上、歪みやノイズの低減にも寄与しているとしています。

「上杉研究所」初となるリモコン(ワイヤレスコンソール:セレクターとボリュームコントロール)操作が可能で、コントロールノブにアンプ本体と同一部品を使うという懲りようです。

『 U-BROS-280 』のサウンドは、真空管を過度に意識したマイルド一辺倒なレトロなものではなく、最新のハイエンド機器に通じるニュートラルで自然な、実に透明感のあるものです。もちろん艶やかさや温度感は従来の"UESUGIアンプ"の魅力を継承していることは疑いようがありません。

このように新生「上杉研究所」となって早6年。“UESUGIアンプ”の魅力を維持しつつも、そこに新しい現代的なエッセンスを加え、絶妙なハーモニーを奏でる真空管アンプ。

『UESIGIは不滅です!』(あさやん)


2017年12月 6日 (水)

【スペースの限られた環境でも良い音で】お薦めブックシェルフ型スピーカーのご紹介です!


みな様、こんにちは!

12月、師匠も走るほど忙しい師走に突入です。
年齢のせいか、一年が過ぎるのを本当に早く感じますね。。。
気候も急にググっと冷え込んできていますので、皆様体調を崩されないようにお気をつけ下さいませ。
風邪の諸症状を感じられたら。。。早めに風邪薬を飲んで対処ください。
※そんな薬類の取り扱いも豊富なJoshinWebショッピングはこちらより

さて、以前に一度、"入門からサブシステムまで"といったコンセプトで小型ブックシェルフ型スピーカーの比較案内を行いました。。。
が、そろそろ半年以上過ぎましたので今回は次のステップ、"メインシステムとして面白い製品が粒ぞろい"のミドルレンジ・ブックシェルフ型スピーカーのご案内です。

それでは早速ご案内です!
その①

クリプトン
ブックシェルフ型スピーカー(ペア)
KX-0.5


クリプトンの新製品ブックシェルフ型スピーカーです。
最もエントリーモデルにあたり、思い切った試みが多数、採用されています。
最大の特徴といえるのが、クリプトンのスピーカーの代名詞"クルトミュラーのコーン"を採用せず、『より多くの人にクリプトンサウンドを』『よりコストパフォーマンス高く』楽しんで貰う為にと、新開発された"カーボンポリプロピレンのコーン"を採用している事です。
私もクリプトン=クルトミュラーという印象が強く、実機を聴くまでは「ウーファーの径も小さくなってるし、大丈夫(印象がかなり変わってしまっているのでは)かな。。。?」と少し心配していましたが、それは全く不要な心配でした

クリプトン製スピーカーの特徴である美しく響き伸びのある高域と、反応が良くキレのある低域
筐体がコンパクトになっても魅力は損なわれる事は全く無くむしろ"筐体がコンパクトになったからこそ"のメリットが全ての面に現れていると感じました。

立ち位置としては"クリプトンのエントリーモデル"なのでしょうが、その表現力はエントリーどころではない、堂々とした"ハイエンド・オーディオ"の音色です。
既存のKXシリーズに比べると若干音が若々しい印象を受けますが、瑞々しく鮮度の高い音色は新たな表情・魅力として感じられるのではないでしょうか。

女性ヴォーカルをメインがお好きな人には是非聴いて頂きたいオススメの1本です。

その②

PMC
ブックシェルフ型スピーカー(ペア)
DB1 Gold


イギリスのモニター・スピーカー・メーカーでも著名なPMCの製品です。
Professional・Monitor・Companyの頭文字からも解るとおり、元々は録音の現場等で使われるスタジオ・モニター・スピーカーで多くのエンジニアを魅了するメーカーです。
昨今はコンシューマ向けで傾斜のついた、デザイン性と音質を両立した"Twenty"シリーズも好評です。

さて、今回ご案内のDB1 Goldはコンパクト・モニター・スピーカー「DB1」の系譜を正統に進化させ、PMC設立21周年を記念して発売されたモデルです。
現在コンシューマ向けにメイン展開されている"Twenty"シリーズとは少々趣きが異なり、色づけが極力廃されたスタジオ向けの音作りを得意としています。

実際に聴いてみるとストレートで癖の無い表現力で、ジャンルを問わず素直な表現力を楽しめます

特に初めて聴く方が驚くのは筐体サイズからは思えない自然で伸びのある低域でしょう。
それもそのはず、筐体の構造にはPMCの最大の特徴といえるATL(Advanced Transmission Line)構造を採用しており、本体背面の開口部を第二の低域ドライバとして使用。
場の広がりや残響感等、脚色の極力少ない自然で滑らかな広がりが同クラスの他メーカー製品に無い魅力ある表現に繋がっています。

素直な表現力だからこそ、オーディオアクセサリを変えた際の変化幅も非常に解りやすく
・スピーカーケーブル
・ジャンパーケーブル
・インシュレーター
・スタンド
等のアクセサリでより自分好みの音にチューニングして理想に近づける楽しみもあります。

やや玄人好みといえますが、ジャンルを問わない自然な表情と、アクセサリによる音の変化に機敏に反応する表現力は、"音も楽しめ、更にオーディオの機器も楽しめる"スピーカーとしてオススメの1本です。

その③

B&W
ブックシェルフ型スピーカー(ペア)
706S2


日本でもトップクラスの人気を誇る、イギリスのブランド「B&W」。
ミドルクラスであったCMシリーズが今年廃盤になり、以前にあった700シリーズをリニューアルし復活といった運びとなります。

この新700シリーズ、最新のモデルと言う事で、800シリーズ譲りの素材、新設計のパーツ等が惜しみなく投入されています。
CMシリーズからはガラリと変わった、より上質でリッチな表現力。
これは単なる"CMシリーズの後継モデル"ではなく、明らかに"フラッグシップモデルの弟分"という気品と説得力のある表情を楽しめます。

新700シリーズのブックシェルフモデルで展開される中では、"ちょんまげ"などの愛称で呼ばれる飛び出たツィーターが搭載された705の完成度の高さは"流石"と唸らせられます。
しかし、あえて今回ピックアップしたのはブックシェルフシリーズの中では真ん中の706S2。
とにかく「感情表現が豊か」と言えばいいのか、エネルギーに溢れた元気のある表情を楽しめます。
声の張りや、楽器の打音が小気味良く響き、"耳にして楽しい"表現を楽しめます。
私だけかもしれませんが、705で感じた小音量時の違和感が少なく、音のまとまり感も高いため新700シリーズの中でも必聴の1本とオススメしたいです。

さて肝心の表現力ですが、先にご紹介のスピーカーたちに比べると少々荒削りのように感じるかもしれません。
しかしそれでも耳にして"楽しい音"が聴けるのがこの706S2です。
感情表現がストレートで、エネルギッシュ。素直に"楽しい音"を感じさせてくれます。
ロック等のライブ音源を再生すると躍動感のある表現がさらに活きるのではないでしょうか。

限られたスペース、環境でもその表現力を最大限に活かせるブックシェルフ型スピーカー。
今回ご案内の製品以外にも色々面白い製品もありますので、気になられましたら是非こちらからお選びくださいませ。

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年9月 9日 (土)

アキュフェーズの中核プリアンプが『 C-2450 』としてリファイン!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、アキュフェーズ最新鋭プリの第3弾『 C-2450 』をご紹介。「C-2420」をフルモデルチェンジして上位機に肉薄する性能を身につけています!日本橋1ばん館での試聴も含めレポートいたします。


Accuphase 「C-2450」


アキュフェーズ プリアンプの歩み

いつかは“アキュフェーズ”いずれは“セパレート”をとお考えのオーディオファンの方々。高級プリメインアンプとは一味もふた味も違うセパレートアンプに一歩足を踏み込んでみてはいかがでしょうか。そこには次元の違うハイエンドオーディオの世界が広がっています。

創業1972年のアキュフェーズが、その翌年発売した最初のプリアンプが「C-200」でした。以来、名機の誉れ高いベストセラー「C-280」シリーズ、「C-290」シリーズ、その後2000年代になって4桁型番の「C-2800」シリーズ 。その廉価版として2003年に登場したのが「C-2400」です。以後「C-2400」シリーズとして2007年「C-2410」、2012年「C-2420」とバージョンアップされて来ました。この度、シリーズ第4世代機として「C-2420」をフルモデルチェンジして『 C-2450 』が登場しました。

『 C-2450 』は、アキュフェーズのプリアンプのフラッグシップである2015年発売の「C-3850」、同社の中心的存在で2016年発売の「C-2850」に続く最新鋭プリの第3弾でもあります。

この『 C-2450 』の存在意義は非常に大きく、「C-3850」「C-2850」がいずれも100万円を大きく超える価格であり、内外の音質評価には非常に高いものがありますが、何とかこれら上位機の性能を維持して、100万円を切った価格でプリアンプが欲しいとの多くのユーザーのご要望に応えたプリアンプだと推測されます。

『 C-2450 』の実力に迫る!

それでは、今やアキュフェーズの中核的存在とも言える『 C-2450 』が、上位機にいかに肉薄する性能を身につけたか詳細に見て参りましょう。

ご存知のようにプリアンプとして最も重要な要素はボリュームコントロールです。『 C-2450 』は、まずここに上位機の開発で得たノウハウが投入されています。

これこそ同社のオリジナル技術としてお馴染みのAAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier/アキュフェーズの特許)方式で、「C-2850」同様、入力した音楽信号を16種類の重み付けされた電流に変換し、ボリュームノブの位置に応じて16種類の電流を組み合わせて音量を決めます。これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。

さらに本機のV-I(電圧-電流)変換アンプは上位2種類を2パラ構成とし、さらに最上位アンプにはバッファーが2回路搭載され、片チャンネル18個で構成されたことで、V-I変換アンプの出力を従来機の2倍にしています。これによってI-V変換アンプの入力インピーダンスが2分の1になり、熱雑音が低下したことでS/N比が1dB改善しています。

またV-I変換アンプから出力された信号電流を合成して出力信号を作り出すI-V(電流-電圧)変換アンプに、最先端の回路設計が用いられたテキサス・インスツルメンツ社の「LME49720」を採用することで、超低歪み、低ノイズ、高スルーレート化が実現できたと言います。さらにV-I変換が高出力化されたことで抵抗値が下がり、この部分でも約10%のノイズ低減が実現したとしています。

本機のボリュームノブは、アナログ式の可変抵抗タイプではなく、ボリュームセンサー機構によるものですが、前作同様アルミブロックから削り出したフレームを採用し、高い剛性と精度を兼ね備えています。ノブ回転時のフィーリングは高級感たっぷりで、繊細かつ重圧な感触が味わえます。

さらに、この機構とプリアンプの筐体との接続部分に、経年変化の少ないシリコンゴムを使用したインシュレーターを介して、フローティングさせています。これによりリモコン操作時のモーター振動が伝わらず、静粛性を向上させたとしています。

エネルギー源である電源部にもプリアンプとしては異例のこだわりを見せており、新たに本機用にカスタマイズされた4個のニチコン製10,000μFの大容量を誇るアルミ電解コンデンサーを搭載。

これにより素子としての箔をケースの限界ギリギリまで巻くことで素子を動かなくし、音質に悪影響を及ぼす素子固定材を排除できたとしています。耐圧や容量は従来機と同様です。

電源トランスには、左右チャンネルを独立させたモノ・コンストラクション構造を前作同様採用されており、入力から出力までの全ての回路に強力で安定した電力を供給しています。これら充実した電源の下支えにより、高音質を実現できたとも言えます。

その他、前作からの改良点は、ヘッドホンアンプの出力部のトランジスターを安全性や信頼性を目指して大型に強化されています。前面ディスプレイも表示部を整理して見やすく変更が加えられています。

トッププレート(アルミ天板)にもヘアライン加工が施され、サイドパネルを優美な自然木目仕上げとすることで高級感のあるデザインとなっています。オプションのフォノイコライザー・ユニット「AD-2850」を増設することで、最高級のアナログ再生も可能としています。

試聴しました


音質は、日本橋1ばん館のリファレンスルームで確認しました。CDプレーヤー「DP-430」、パワーアンプ「A-47」を使用しました。

まず驚かされたのは、サウンドの鮮度感です。透明度が極めて高く、立ち上がり立ち下がりのキレが良く、輪郭がクッキリ、シャッキリ描かれたのです。中高域のヌケの良さには高級プリメインアンプとの明かな差を感じました。

低域は十分な安定感があり、ぼける所が全くなく、芯があり存在感のある再現性でした。ここにも電源を独立させたことによる、プリメインアンプ(プリとパワーの電源が共有)との差が現れたと感じました。音場も奥行き感たっぷりで広がりもあり、楽器やボーカルの定位も極めて鮮明でした。

クラシックのストリングスの滑らかさ、艶っぽさ、雑味の無さは圧巻で、オーケストラのダイナミックレンジも十分に再現され、楽器の質まで感じ取れる程で、この当たりは上位機に肉薄していると感じました。

ジャズのエネルギー感も十分再現され、ソースの情報量を余すことなく出し切ったサウンドとも感じました。ソースの質がもろに出てくる所に怖ささえ覚えました。

最後に
この『 C-2450 』こそ、アキュフェーズのくそ真面目な、不断の努力による正確さの追求こそが、高音質を実現できることを証明したことになるのではないでしょうか。

恐らく、大多数のオーディオファンの方はプリメインアンプで十分とお考えのことでしょう。確かにセパレートアンプを導入するのは莫大な出費が伴います。しかし、その投資に見合う結果が高級セパレートアンプには存在するのもまた事実なのです。

なお、セパレートアンプではプリアンプの方が相対的に音質への影響度は大きく、再生される音質を大きく左右します。

今、高級プリメインアンプをお使いのオーディオファン方々の次のステップアップとして、プリアンプ『 C-2450 』の導入をぜひお考え下さい。もちろんすでにセパレート化されているオーディオマニアの方にも、『 C-2450 』によるグレードアップを自信を持ってお勧めします。(あさやん)

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高級オーディオ情報!

  • 下記店舗では、ハイレゾからアナログまで、Accuphase・B&Wなどのハイエンド オーディオ製品やオーディオアクセサリーが充実。試聴室完備で比較試聴も できます。

    日本橋1ばん館 4F
    (大阪 日本橋)

    三宮1ばん館 B1F
    (神戸 三宮)