ハイエンド注目製品はこれだ! Feed

2018年10月22日 (月)

【エントリーでもその表現力は上位譲り】B&Wのニューエントリーライン600シリーズのご案内です!


みな様、こんにちは!
秋も深まり、オーディオ機器の各社新製品情報がちらほら出始め、ワクワクしているとうふです。
もう1ヶ月すると、東京のインターナショナルオーディオショウや、Joshinの本社がある大阪でも大阪ハイエンドオーディオショウ、オーディオセッション等のイベントが控えています。
今年も色々気になる製品の情報をキャッチしているので。。。今から楽しみですね!

さて、今回ご案内する製品は先日ご紹介したDALIの新スピーカー"OBERON"と同じタイミングで発表となった、B&Wのエントリー最新モデル"新600シリーズ"です。

B&Wの600ラインと言えば、
・リーズナブルな価格帯で展開しつつも上位モデルの技術を贅沢に採用
・B&Wの表現力の特徴をややデフォルメしつつも明快で解りやすい表現
が特徴と私は考えています。

本年発表の新600シリーズは世代としては数えて第6世代
その時々で価格以上のオーディオパフォーマンスを発揮して人気モデルとなってきたこの600シリーズ
期待をしないわけにはいきませんね!

では、新600シリーズの特徴を挙げていきましょう。
今モデルの最も大きな特徴として
①800D3シリーズから採用された新素材のコンティニウム・コーンをエントリーモデルにまで採用!
以前のモデルで採用されていた、黄色いケブラー・コーンからシックな銀色のコーンになっています。

②仕上げはマットブラックとマットホワイトの2色展開
マット仕上げの為、落ち着いた色味に仕上がっており、エントリーとは思えない"上質"な外観です。
※"ホワイトのスピーカー"と言うのは日本国内では不思議と不人気ですが、この仕上げは一度ご覧頂きたいです。

③そしてラインナップが
・トールボーイが1モデル
・ブックシェルフが2モデル
・センタースピーカーが1モデル
・サブウーファーが2モデル(発表が延期されています)
となり、旧モデルからはトールボーイのラインナップが縮小し1モデルになっている事です。

そんな新作の600シリーズの中からとうふが特にお薦めするのはこちら!

B&W
ブックシェルフ型スピーカー
606(マットブラック)【ペア】

ブックシェルフスピーカーの上位モデル、606です。

ユニットが刷新された事で600シリーズが持つ明快な表現はそのままに、
コンティニウムコーンの持つスピード感が上手くマッチして音キレと緻密さが大きく向上

一音一音がピシッと定まり、澄みやかでスッと音が通る。
旧モデルと比較すると、まだ元気さは残しつつも落ち着きのある表情で700シリーズに近い、"ハイエンドオーディオ"的な表現に至っています。
あえて録音の悪いソースを鳴らしても、上品にまとめ聴きやすい。
600シリーズの持つ"距離感の近さ"は持ちつつも緻密で精度の高い表現を楽しめます。

先日ご案内のOBERONが雰囲気を重視した表現とするならば、この新600シリーズは質感を重視した表現とも取れます。
価格はリーズナブルでありながらも表現力が大きく向上したニュー・エントリー・ラインのスピーカーたち。
スピーカーでお悩みでしたら是非候補の1つとしてご検討くださいませ!

その他の600シリーズはこちらより!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年9月22日 (土)

SOULNOTEフラッグシップD/Aコンバーター『 D-2 』が今、大注目!!
~ ESS製DACチップES9038PRO×4とフェムト・クロックにより具現化した究極のデジタルとは ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
CSRがSOULNOTE(ソウルノート)ブランドを引き継いで丸2年。元気の無かった国内オーディオ市場に2016年には「A-1」「C-1」「A-0」、2017年には「E-1」「D-1」と、話題の製品を次々と投入し、少なからずミドルクラスのオーディオ市場を活性化してくれました。

2017年末にはアキュフェーズ、ラックス、エソテリックの御三家に対抗すべく、高級プリメインアンプ「A-2」とフォノイコライザー「E-2」を投入。ハイエンドオーディオ市場に参戦したのです。さらに今夏、フラッグシップD/Aコンバーター『 D-2 』がラインナップに加わりました。自宅での試聴を含めレポートしてまいります!


■ 『 D-2 』に迫る!

『 D-2 』の外観はSOULNOTEの一連の製品と同じく、オリジナリティのある立体的で重量感のあるアルミフロントパネルを採用し、筐体は「A-2」と同じ大きさで、重量は17kgにも達しています。プラチナム・シルバーとプラチナム・ブラックの2色が用意されています。

『 D-2 』の最大のトピックは何と言っても、業界で初めて"ESS製DACチップ「ES9038PRO」"を合計4個搭載し、それにSOULNOTEの得意技「完全対称無帰還ディスクリートアンプ」を組み合わせたことです。初代の「D-1」は「ES9038PRO」を左右独立で2個搭載していましたが、『 D-2 』ではチャンネルあたり2個を割り当てるという徹底ぶりです。



「ES9038PRO」は、IV回路(電流-電圧変換回路)も抵抗1本によるシンプルな回路とし、NFBを採用するアンプで生じるTIM歪(過渡相互変調歪)を排除できたのです。120mAの強力な電流出力を誇る「ES9038PRO」を片チャンネルあたりダブルで使用することで、"さらに自然で生命力に満ち溢れた音楽再生が可能になる"としています。なお、「ES9038PRO」は最高音質の得られるシンクロナスモードで動作させているとのことです。



そしてもう一つのトピックは、DDS(Direct Digital Synthesizer:マスタークロックの出力回路) に、超高精度のTI(テキサスインスツルメント)のPLLatinum™RFシンセサイザー「LMX2594」を採用していることです。

オーディオ機器では数10ps(ピコ秒)オーダーのジッター(クロック立ち上がり波形の揺れ幅)性能のDDS用ICが一般に採用されていますが、『 D-2 』では測定器やレーダー用に開発されたジッター45fs(フェムト秒:フェムトはピコの1/1000)という、世界最高レベルのスペックのオーディオ用DDSを同社として初めて採用したのです。さらに、SOULNOTEとして初めて10MHz外部基準クロック入力も装備しています。やはりデジタルの"肝"はクロックということなのです。

また、従来のFIR(デジタルフィルター)オーバーサンプリングモードに加え、デジタル領域における無帰還化とも言えるNOS(ノンオーバーサンプリング)モードを新たに採用。これにより、FIRオーバーサンプリングのインパルス応答では避けられないプリエコーやポストエコーが発生しないということです。

FIRオーバーサンプリングフィルター
でのインパルス出力波形
NOS モードでのインパルス出力波形
プリエコーやポストエコーはデータを補間するために前後のデータから演算で作り出した人工的な「音」であり、これにより正弦波などの波形は見た目滑らかになりますが、演算のアルゴリズムで音質が変わったり、時間軸的な曖昧さが付加されます。

これは極めて過渡応答性能に優れた無帰還ディスクリートアンプとのコンビネーションで初めて実現できる波形です。音楽波形は高さの違うインパルス波形の連続であるため、NOS モードにより時間軸情報の曖昧さが払拭され、時間軸に対して非常に敏感な人間の聴覚に、よりリアルで自然な音質、空気感をもたらします。(※なお DSD はNOS モードにはなりません。)

デジタル入力はUSB×1と同軸デジタル×2、AES/EBU×1で、USBでは768kHz/32bitまでのPCMと22.6MHzまでのDSDに対応しています。同軸デジタルとAES/EBUではPCMが192kHzまで、DSDは2.8MHzまでです。アナログ出力はXLR(5.6Vrms)とRCA(2.8Vrms)を各1系統を装備しています。




SOULNOTEのお家芸でもあるディスクリート完全対称無帰還差動アンプは、電源整流部も含めて左右チャンネル完全独立のツインモノコンストラクションを採用しています。音声信号や電源経路からコネクターケーブルを排除し、大電流を扱うトランスからの配線も最短化しています。また、各ステージの整流回路を独立させて、相互干渉を防止しています。

電源トランスには、ハイパワーアンプ並の400VAの2次側8巻き線の大型トロイダルトランスを本機のため新開発して搭載。あえてトランスを1個としているのは、振動源であるトランスによって生じる筐体の振動モードのシンプル化を図るためで、不要な振動はトランス直下のスパイク足から筐体外に排出するのだとしています。

動作モードは「STEREO」の他「MONO Lch」「MONO Rch」を選択可能。MONOモード時は反対チャンネル側のES9038PROを停止することで電源の余裕が倍増され、チャンネルセパレーションが事実上無限大にすることができます。

そしてもう一つトピックがあります。それは画期的なデータ転送方法である「Bulk Pet」を採用していることです。一般的にPC-AudioではIsochronous(アイソクロナス:定期的にPCとデバイスの間にデータが流れる通信)転送方式によってデータを転送しています。『 D-2 』ではインターフェイス社が新たに開発したバルク転送方式(※)とする事で、パソコンおよびD/A コンバーターの負荷の軽減が実現でき、再現する音質をさらなる次元へ導くとしています。Bulk Petを使用するには、専用ドライバーのインストールが必要です
※転送するデータの量と転送サイクルをコントロールする事で、転送するデータをできるだけ少なくして、連続的なデータ転送ができ、パソコンやD/A コンバーターの処理負荷を下げることができる。

なお、SOULNOTE製品は音質と安全性を最重視して回路電流を決めています。一般的にトランジスタの温度が高いほど性能が上がり、音質も良くなる傾向にあります。SOULNOTE製品は全て問題のない範囲で高めのトランジスタの温度設定としており、一般的な製品と比較して、セット温度は高めとなっています。

また、筐体、特にトップカバーやシャーシを防振し過ぎると、オーディオ再生のために必要な良い鳴きも止めてしまうとの考えから、音質を最重視して、あえてトップカバーやシャーシ等の防振は行っていません。叩くと素材の音がします。

これらは旧SOULNOTE時代から一貫しており、初めてお使いの方は、夏場の発熱量の多さやトップカバーを叩いた際に驚かれると思います。これらは全て音質のためなのです。


■ 試聴しました
『 D-2 』は自宅でも短時間ですが試聴を行いました。



梱包を開けた際の本体の大きさ、重さに圧倒されました。まさに物量投入型の最たるもで、ちょっとしたパワーアンプ並の筐体でした。D/Aコンバーターとしては異例な大きさで実に存在感のあるものです。

まずは、CDプレーヤーのデジタル出力を同軸ケーブルで接続しました。スケールの大きな安定感のあるサウンドで、アナログを彷彿とさせる立体的なサウンドで、生き生きとした自然で、吹っ切れ感のある、実に伸びやかなサウンドでした。

良い意味で国産屈指のハイエンドサウンドと言えるもので、圧倒的な情報量の多さ、細部の表現力、力強く伸びきった低音は、高精度クロック、強力な電源、そして何よりDACチップ「ES9038PRO」に負う所が大きいとも感じました。

ただ、ゆったり感や抱擁力と言うより、正確無比で、エネルギー感、スピード感、そしてデジタルの素晴らしさを、さらに追求したい方にお勧めします。これだけの説得力のあるD/Aコンバーターはかつて聴いたことがないと断言します。

USB入力でのPCオーディオでも同様の傾向のハイエンドサウンドで、「Bulk Pet」の効果も大きく、細部の表現、安定感、透明感には一日の長があり、PCオーディオのさらなる可能性を大いに感じさせてくれました。

国産最高峰のD/AコンバーターSOULNOTE『 D-2 』が、かつてない究極のデジタルサウンドを実現します。(あさやん)


2018年9月18日 (火)

MQA-CD特集 第5弾!! デジタルオーディオの最先端をひた走るカクテルオーディオ『 X45pro 』 ~ カクテルオーディオのミュージックサーバーがさらに大きく進化! ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、MQA-CD特集 第5弾!!と題しまして、"MQA-CD"にも早々と対応した最新鋭のミュージックサーバー カクテルオーディオ『 X45Pro 』に迫ります!




■ ミュージックサーバーとは!?

韓国NOVATRON社はユニークなマルチメディア・オーディオシステム(ミュージックサーバー)の開発・製造を目的に2003年に創設され、Cocktail Audio(カクテルオーディオ)は、そのハイファイオーディオ製品専用のブランドです。

ミュージックサーバーという単語は、様々な解釈の仕方があるため、日本ではあまり浸透していませんが、厳密に定義すれば、「音源の管理(サーバー)から再生機能(プレーヤー)までを備えるオーディオ機器」と言うことができます。すなわち「ストレージ(データを保管しておくための補助記憶装置)内蔵ネットワークオーディオプレーヤー」と言い換えることもできます。

このミュージックサーバーのメリットは、「1台でデジタルオーディオ再生に必要なことが全て賄える」ということにあります。

アナログレコードやCDがメインソースだった時代は、ごくシンプルだったオーディオシステムが、PCオーディオやネットワークオーディオの時代になって複雑になってしまいました。

PCオーディオならパソコンやUSB-DACが必要で、加えて複雑な設定も必要になりました。一方ネットワークオーディオでは、ネットワークプレーヤーに加えて、サーバーの働きをするNASや、CDをリッピングしたりメタデータを整理するためのパソコンも必要になりました。

オーディオ機器ではないパソコンや、NASを含めた複数の機器を、USBケーブルやLAN接続しなければ、音が再生できないという状況になってしまったのです。これでは従来からのオーディオファンがPCオーディオやネットワークオーディオを「難しい」と感じるのは当然のことだと思います。

そんな中、カクテルオーディオのミュージックサーバーは、こうした複雑さを排除して、1台でデジタルオーディオの魅力を存分に手軽に味わえる製品として登場したのです。

CDのリッピング、メタデータの管理、そしてファイル音源やネットワークでのストリーミング再生はもちろん、CDソフトの直接再生まで1台で行えます。本体大型ディスプレイと付属のリモコンで快適な操作が行えるように設計されているため、別途タブレットやスマホを用意する必要もありません。

そんなカクテルオーディオのミュージックサーバーの現行全機種がファームウェアのバージョンアップによって、今話題の"MQA-CD"のダイレクト再生が可能となったのです。もちろんリッピングしての再生も可能です。

そこで今回は、最新鋭の『cocktailAudio X45Pro(以下X45Pro)』を中心に、カクテルオーディオのミュージックサーバーの魅力に迫ります。


■ カクテルオーディオ『 X45Pro 』に迫る!

現在、カクテルオーディオのミュージックサーバーは4機種(それぞれブラック・シルバーの2色合計8機種)あり、100W+100Wの大出力アンプまで内蔵した、まさにオールインワンの「X35」、機能的にも価格的にも中心的な存在の「X45」、D/Aコンバーター非搭載で筐体を大幅に強化してトランスポートに徹した「X50D」、そして高性能D/Aコンバーターを搭載した同社のフラッグシップとも言える『 X45Pro 』です。

同社メイン機種「X45」の上位モデルという位置づけですが、その外観にはかなりの違いが見られ、大型ディスプレイを中央に置き、CDスロットがそのディスプレイの上に来て、左右対称のスッキリしたデザインになっています。

また、13mmの極厚のフロントパネルを含め、全ての筐体が厚手のアルミプレートに精密な切削加工と、綺麗なブラスト処理(艶消し加工)を施した総アルミ仕上げとなり、上面パネルにはブランド名まで刻印されています。まさにハイエンド仕様と言えます。

機能面は「X45」と同じで、本体背面にストレージ(HDD/SSDドライブ)用のスロットを装備しており、2.5インチHDDやSSDは2TBまで、3.5インチHDDは8TBまで対応しており、それらを使い分けることもできます。

名前が示す通り、ネットワークに接続することで、プレーヤー機能、サーバー機能、さらにインターネットラジオ、TIDAL、Deezerなどのストリーミングサービスにも対応しています。

デジタル入力は、RCA同軸、TOSLINK、AES/EB、USBの4系統、デジタル出力は、RCA同軸、TOSLINK、AES/EBU、USB、HDMIの5系統を装備しています。さらにEthernet、USBメモリや外付けHDD用のUSB3.0×2、USB2.0を装備し、多彩なインターフェースが可能です。

アナログでは、RCA入力とPHONO(MMフォノイコライザー)入力が1系統ずつ、出力はXLRバランスとRCAアンバランスが1系統ずつ装備されています。さらにFMチューナーまで内蔵されており録音も可能です。

電源回路も「X45」より強化されており、アナログ系とデジタル系を分離し、アナログ系には大型のトロイダルトランスを採用。デジタル系のスイッチング電源も大型化されたようです。さらにトロイダルトランスとデジタル系の電源部はそれぞれアルミのシールドケースで覆うという徹底ぶりで、ノイズ干渉を抑えることで高音質を目指しています。

さて本機の最大のトピックであるデジタル系の内部構成を見てみましょう。

DACチップには言わずと知れた最新&最上位のESSの32bitタイプの「ES9038Pro」を1個、ステレオモードで搭載し、140dBものダイナミックレンジと低歪み、低ノイズを実現しています。因みに「X45」は同じESSの「ES9018K2M」です。

「ES9038Pro」には放熱器が付けられ、100MHzというマスタークロックが注入されています。元々発熱量が多い「ES9038Pro」ですが、あえて高い周波数のクロック信号を注入することで、更に発熱は増えるのですが、確実にジッターの低減とDA変換特性の向上が図れるとのことです。

この結果、現時点での再生フォーマットはほぼ網羅しており、PCM:32bit/768kHz、DSD:512(22.4MHz)、DXD:24bit/352.8kHz、HD FLAC:24bit/192kHz、HD WAV:24bit/192kHz、そして"MQA"などハイレゾフォーマットを含む様々なフォーマットに対応できたのです。

その他、同社の他機種との共通点は、
1) 内蔵CDドライブによる簡単CDリッピング。CD情報はFreeDBやGracenoteなどのサイトから取り込み可能。
2) 取り込んだ音楽データは、カバーアート表示、文字表示、使い易い検索機能などが可能な独自のミュージックデータベースに蓄積・管理。
3) PHONO入力(X50は非搭載) からアナログレコードを24bit/192kHzのハイレゾで録音可能。
4) フロントパネルには見やすい7インチの大型ディスプレイを搭載。操作画面、ファイル情報、カバーアートなどが表示可能。
5) 専用のリモートコントロールアプリNOVATRON「MusicX」をiOS/Androidなどのスマホやタブレットにダウンロードすることで、ネットワーク経由で操作可能。

■ 最後に
このように『 X45Pro 』は従来通りの使い易さに加え、内部構成の充実や筐体の強化により、他社製品を圧倒するハイエンド機器としてのパフォーマンスを獲得したのです。

さらに"MQA-CD"にも早々と対応した『 X45Pro 』こそ、デジタルオーディオの最先端をひた走る進化したミュージックサーバーです。これ一台で、いとも簡単にデジタルオーディオを極めることができます。

PC&ネットワークオーディオなどデジタルオーディオのパフォーマンスは認めつつも、その煩雑さにグレードアップを躊躇されていたオーディオファンにこそ、『 X45Pro 』をお勧めします。

カクテルオーディオのミュージックサーバーは、"MQA-CD"の魅力が最も手軽に高音質で味わえる最先端オーディオ機器なのです。(あさやん)

※カクテルオーディオの"MQA-CD"への対応内容は以下の通りです。DACを内蔵したX35/X45/X45Proでは、MQA-CDをフルデコード再生して、最大352.8kHz/24bitの信号をD/A変換してアナログ出力します。デジタル出力時は、MQAの規定に準拠したデジタル信号を出力します。DAC非搭載のX50Dについては、デジタル出力から、MQA規定に準拠したデジタル信号が出力されます。(新ファームウェアのバージョンはR1298です。)

2018年9月17日 (月)

【小さき存在の中でも王様の表現力】DALIのニュー・エントリーモデル"OBERON(オベロン)"のご案内です!


みな様、こんにちは!
ブログでは少しご無沙汰しておりました、とうふです。
暦は秋にさしかかり、そろそろオーディオ新製品が続々発表される頃でワクワクしますね!

そこで今回は先日発表されたばかりのDALIの新型スピーカー"OBERON(オベロン)"のご案内です。

オベロン、と言えばシェークスピアの戯曲『真夏の世の夢』に登場する妖精女王ティターニアの夫、妖精王の名前で有名です。
妖精王という立場からその他ファンタジー作品でも著名な存在なので、非常に耳馴染みのある名称では無いでしょうか。

さて、このオベロンですがDALIの製造コンセプトとして
・妖精のような可愛いらしい価格帯の中でも王たる表現力を込めて
・上位モデルに通じる技術をふんだんに採用し、DALIラインナップの上級モデルと同じく末尾が"ON"で終わるように
・呼び名の響き
等様々な条件から選ばれたそうです。
邪推ですが、『どちらかと言うと妖精王という意味は後付では。。。?』と思わなくもありませんね。

大きな特徴としては
①SMCマグネット・システムを採用したウーファーを採用。
フラッグシップモデルの"EPICON(エピコン)"から採用されたDALIの特許技術SMC(ソフト・マグネティック・コンパウンド)を採用。
エントリー向け価格帯でありながらも、フラッグシップモデルの技術を惜しみなく投入されています。


②大口径29mmツイーターを採用。
一般的に多い、25mmツィーターではなくやや大型の29mmツィーターを採用。
ツィーターを大型化することでミッドレンジ/ウーファーへの音の繋がりが向上し、自然でバランスのとれた中域表現を実現。


③4色の色展開
フロントがブラック仕上げの
・ダークウォルナット
・ブラックアッシュ
そしてフロントがホワイト仕上げの
・ライトウォールナット
・ホワイト
です。

更にフロントがホワイト仕上げのモデルは付属するサランネットも濃淡の組み合わせが美しい"マウンテングレイ"が採用されています。

家具でも著名なデンマーク・デザインが栄えますね。

新作のオベロンシリーズの中から特にお薦めはこちら!

ダリ
コンパクト・フロア型スピーカー
OBERON5(ライトオーク)【ペア】

DALIの得意としているコンパクトなトールボーイスピーカーです。

人気のあった"Tower(タワー)"から、"ZENSOR5(センソール5)"と連綿と受け継がれたDALIのコンパクト・トールボーイ・シリーズ。
他のトールボーイシリーズには無い、バランスの良さと質感の高さから派手さは無いながらも非常に根強い人気を誇るサイズのスピーカーです。
この"OBERON5(オベロン5)"にも期待しないわけには行きません!

その他のオベロンシリーズはこちらより!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年9月 7日 (金)

遅れてやって来たアナログプレーヤーの雄! "プロジェクト社"のラインナップがさらに充実! ~ 本格的にアナログをやってみようとお考えの方にこそおすすめ! ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、本物のアナログの世界を味わいたい方におすすめの"プロジェクト社"のプレーヤーをご紹介! その前に、ここ数年来の「アナログブーム」とは何だったのかを今一度、振り返ってみたいと思います。




■ アナログブームとは!?

アナログがここ数年ブームと騒がれ、一般のマスコミで次々取り上げられました。それにアナログ未経験世代が飛びつき、数千円から2~3万円台の普及クラスのプレーヤーが一時期爆発的に売れました。しかしこの1年ほどは、そのブームが嘘のように静かなアナログオーディオ市場となっています。完全にブーム以前の状態に戻ってしまった感さえあります。

この今回のアナログブーム(※)は何だったのでしょう?筆者なりに考えてみました。※アナログブームは2000年前後にも一度ありました。

ブームの始まりは2014年、オーディオファンがPCオーディオやネットワークオーディオ、一般の方はDAP(デジタルオーディオプレーヤー)やスマートフォンによるヘッドホンリスニングが最普及期を迎えた丁度その頃でした。当時一部のオーディオマニアを除いては、誰もがそれらのデジタルサウンドで十分満足していたのでした。

そんな折り、アナログレコードを始めて聴かれた方がそのサウンドの魅力に驚き、SNSなど様々な媒体で、その噂が拡散された結果、マスコミが取り上げ、さらにブームに拍車が掛かったのだと考えられます。そして、中国製を中心にした廉価なプレーヤーが大量に出回り、ネット販売市場は言うに及ばず、街の最新グッズのお店やレンタル店など、あらゆるルートで販売されたのでした。

しかし、ブームとは"熱しやすく冷め易い"のが常で、昨年(2017)あたりから急速にそのブームは下火になってしまったのでした。

確かにアナログレコードは、デジタルに慣れた耳には温かく血の通った音に聞こえたのでしょう。でもそれは果たして、レコードが本来持っているはずのポテンシャルの何%出せていたのでしょうか。ペラペラのターンテーブル(プラッター)、非力なモーター、軽量で華奢なキャビネット、お粗末なカートリッジやアームだったのですから・・・。しかもレコードクリーナーなどのメンテナンス用品も往年の種類の比ではなく、しかもビギナーには高価過ぎたのでした。


■ プロジェクト社のポリシーは「ハイレベルな音質」を" リーズナブル "に!

そんなピークを過ぎようとしていた、昨年(2017)6月、プロジェクト(正式名Pro-Ject Audio Systems)製品の輸入元が、ナスペックからD&M(株式会社ディーアンドエムホールディングス)に引き継がれました。それは丁度プロジェクト社の創業25周年のタイミングと重なってのディストリビューターの変更だったのでした。

プロジェクト社は、創立者Heinz Lichtenegger(ハインツ・リヒテネガー)氏によって1991年にウィーンに設立されたオーディオメーカーで、同社のポリシーは"シンプル・イズ・ザ・ベスト"が基本で「ハイレベルな音質」を"リーズナブル"に音楽ファンに提供することだと言います。

また同社は、自社製品だけではなく世界各国のアナログメーカーに、プレーヤーやトーンアームを供給してきており、他社に比較してコストパフォーマンスに優れた製品が提案できるのです。もちろんプーリーや駆動ベルトなどのパーツ類も全部自社生産です。

再登場の第一弾は、ビートルズの伝説的名盤の誕生から50年を記念して作られた特別仕様の「ESSENTIAL-3SGT」で、それに続いて発売された『 The Classic 』が国内で大ヒットとなり、プロジェクトのプレーヤーがマニアの間で急速に注目を集めるようになったのです。※ブログ:「創業25周年記念の本格的アナログプレーヤー『 The Classic 』登場!!~プロジェクト・オーディオの輸入元がD&Mに!~」

『 The Classic 』は、懐かしい伝統的な箱形のフレームデザインを踏襲したモデルです。コンパクトでシンプルかつエレガントな少し懐かしさを覚えるようなデザインで、かつてのベストセラー機であったトーレンスの「TD166MKII」の「シンプルで洗練されたデザインのプレーヤーの再現」を目指したのだともされています。創業25周年記念のプレーヤーでもありました。

しかし『 The Classic 』は単にリバイバルや名器の復活を狙っただけではなく、各部に最新技術を投入して、それらを見事に昇華して製品化されていました。さらに究極の速度安定性を目指して、低ノイズのACモーターを利用したベルトドライブ方式を採用し、カップリング・インシュレーターや新設計のトーンアームを搭載するなど魅力的な製品となっています。

続いて、第一弾の「ESSENTIAL-3SGT」の原型モデルでもある「ESSENTIAL-3」(ブラックとレッドの2色)、ビートルズの伝説的ツアーのオリジナル・チケットとパンフレットのコピーをモチーフとしたデザインの特別仕様の「1964」を発売しました。

そして今年(2018)になって3月にThe Rolling Stonesとのコラボレーションモデル「ROLLINGSTONES」、続いて5月に『2XPERIENCE(正式名:2Xperience SB S-shape)』、6月に『1XPRESSION(1Xpression Classic S-Shape)』、さらに7月『XTENSION9(Xtension 9 S-shape)』と弟機『XTENSION9EVO(Xtension 9 Evolution)』と立て続けに発表したのです。

それでは『2XPERIENCE』『1XPRESSION』『XTENSION9』を順にレポートします。


■ 『2XPERIENCE』


ターンテーブルの設計に25年の経験を注ぎ込んだと言う「2Xperience」は、 ベルトドライブの概念に基づいて電子速度制御による精密モータの追加と、ハイエンド 9inch S字型トーン・アームを採用。創業者自身一押しのプレーヤーです。

筐体は密度が高く重量のある2種類のMDFを接着。プラッターのメイン素材もMDFで、サブ的にビニールを使っていると言います。理由はレコード自体と同じ素材で、これに勝るモノは無いとのことです。それはサンドイッチ構造をとっており、下の2層がMDF、その上に4mm厚のビニールを使っているのです。

そのビニールは、レコードプレスの会社から購入したリサイクルのビニールを溶解して、MDFの基礎部分と一体化(ターンテーブルマットとして機能)させた上で、MDFを肉抜きしてダイナミックバランスを取っているとのことです。これにより上位機のアルミに肉薄したプラッターになったとしています。

トーンアームには、日本人好みのスタティックタイプの 9インチ S字型アームを採用(ヨーロッパでは9割がストレートアームだそうです)し、素材のアルミパイプ特有の8~12Hzの低周波共振を避けるため、カウンターウェイトの取り付け方にも配慮したとしています。ターンテーブルはハイグロスブラック仕様で、アクリルダストカバーが付属しています。


■ 『1XPRESSION』


筐体がMDF製でハイグロスブラック仕上げでカートリッジレスです。同社としては初代「Pro-Ject1(1991年発売)」から数えて6代目にあたるプレーヤーです。ベルトドライブ方式で、低ノイズACモーターに効率的なモーターデカップリング、高精度DC駆動型ACジェネレータ(ACを一旦DCに変換し更にACにする)を採用し「最高の定速性」を得るとともに、AC電源のノイズの影響も排除しています。

トーンアームは8.6インチS字(寸法218.5mm)を搭載し、もちろんヘッドシェルは着脱可能で、3~9gのMM/MCカートリッジが装着可能です。新たに導入したジンバル設計ではカウンターウェイトが共振を減衰し、カートリッジの種類を問わず最適なパフォーマンスを実現します。

複雑なメイン・プラッター構造は、この価格レンジにはないもので、共振挙動を最適化するため、プラッターは300mm径のアルミニウム製で、アルミニウム合金のサンドイッチ構造には、最先端の熱可塑性エラストマー(TPE)を用いた低共振設計としています。

本体台座部のMDFとTPE採用のインシュレータで共振を減衰させており、インシュレータは高さ調整も可能です。ワウ・フラッターは0.14%と安定した回転を実現、もちろんダストカバー付きです。


■ 『XTENSION9』


もちろんいずれもベルトドライブで、筐体には金属顆粒を充填したMDFシャーシを採用して、高質量と非共振を実現しています。インシュレーターにはメインボディを台座から分離する磁気フットを採用、重量級16kgのプレーヤー本体とを組み合わせる事で、"重量負荷"と"浮遊するターンテーブル"の原理を兼ね備えたとしています。

プラッターは単一金属ではなく、熱可塑性エラストマー(TPE)で制振した合金を新たに採用し、リサイクルのビニールを上面に接着することで、マットの役割を果たし、サンドイッチ構成にした上で精密にバランスをとっています。重さは5.4kgにも達しています。

プラッターは、重量を軽減(6割程度)する目的で、マグネティック・フローティング方式(ネオジウムの反発を利用)をとっており、反転セラミック玉軸受(スピンドルの下にベアリングボールが付いている)を使って無音とも言えるほどの静粛さを確保しています。

さらに、800gの重量級のスタビライザーが付属しており万全です。回転数は33/45を電子制御でスピード可変が可能で、ワウ・フラッターは±0.01%と立派な数字です。もちろんダストカバー付きです。

『XTENSION9』は日本向けとも言えるアルミニウム製S字型トーンアームを搭載で、ヘッドシェルは着脱可能で、カートリッジ(自重:4.0~14g)の交換も可能です。キャビネットはこれも日本人好みの、ツヤ無しのウォールナット仕上げです。

一方の『XTENSION9EVO』は、内容的には『XTENSION9』と全く同様ですが、トーンアームは9インチのカーボンファイバー製(230mm)で4種の重量別カウンターウェイトが同梱されています。キャビネットはツヤのあるメープル仕上げになっています。


■ 最後に
この様にプロジェクトのアナログプレーヤーは、海外製としては価格設定がリーズナブル(ヨーロッパでの値札に近いとのこと)で、しかも日本のマニアが好む、海外製としては希有なS字型アーム(『XTENSION9EVO』以外)を搭載しており、カートリッジの使い分けができるプレーヤーです。

普及クラスのアナログプレーヤーからアナログの素晴らしさを実感され、これから本格的にアナログをやってみようとお考えの方にこそプロジェクトのプレーヤがおすすめです。

もちろんベテランのオーディオファンには、お持ちのカートリッジが使え、過去のDD(ダイレクトドライブ)では味わえなかった本物のアナログの世界がプロジェクトのプレーヤーで実現することでしょう。(あさやん)

2018年9月 3日 (月)

アキュフェーズ純A級パワーアンプ『 A-75 』その完成度に脱帽! ~ パワーアンプでもまだまだやることがあった!? ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
アキュフェーズ純A級ステレオパワーアンプの最高峰「A-70」が4年ぶりにバージョンアップし、『A-75』としてこの夏登場しました。既に完成度が非常に高く、人気の前作「A-70」をどういうアプローチでブラッシュアップしたのか見てまいります。



■ パワーアンプの理想は純A級アンプ

純A級アンプは、アンプの動作方式としては、音質が最も優れている方式とされていますし、事実そうです。それは、アンプは増幅特性が入力に対してリニアである(入力信号に正比例した出力信号が得られる)ことが理想であるからです。

A級アンプは、増幅素子の入出力が比例する直線部分に動作点を設け、入力信号に対し、絶え間なくバイアスを与えることで、入力と相似の出力が得られ、交流信号の+と-を1本のトランジスタで動作させる「シングル」と呼ばれる方式をとります。ただ後述するように、『A-75』では「プッシュプル」構成をとり、A級60Wという大出力を得ています。

A級アンプは、音楽を鳴らしていない時でも常に一定のアイドリング電力を供給しなければならないため、電源効率が50%程度と低く、その分発熱量が多くなってしまいます。つまり電力の半分しかスピーカーを鳴らすためには使われず、あとの半分を熱として放出するという非常に無駄の多いシステムで、特に入力信号のレベルが小さいときほど熱に変換される損失分が増えるため、無音状態で最も熱くなってしまいます。

この効率の悪さこそ音質的には有利に働くことは確かで、過去には多くの銘機が存在しました。筆者も本格的にオーディオをやり始めて50年になろうとしていますが、原体験とも言えるヤマハ「CA-1000」以来、パワーアンプの理想はやはり純A級アンプとの思いが強く残っています。今から考えてもそれ程に音に説得力があったのです。

アキュフェーズもA級アンプに対して筆者と同じような考えを持っており、同社の資料には、「A級アンプが醸し出す魅力的な音色は、オーディオファイル憧れの的となっています。アキュフェーズは1979年に発売した「P-260」以来、これまでに約20機種のA級パワーアンプを開発し、そのノウハウは脈々と次の世代に受け継がれて来ています。」とあります。

『A-75』は同社フラッグシップの純A級モノラルパワーアンプ『A-250』の開発ノウハウを投入し、前作よりさらに高精細な表現力を目指し、音質検討を繰り返して完成させたとしています。


■ 【1】パワーMOSFET 10パラレル・プッシュプル構成のA級動作


図1

公式には発表されていませんが、今回MOSFETが前作から変更されているようです。それを 10パラレル・プッシュプル構成(図1:電力増幅段)とすることで出力を強化し、スピーカーを理想的にドライブできるとしています。

通常のプッシュプル構成では、交流波形の上半分をハイサイド素子で、下半分をローサイド素子で別々に増幅して大出力を得るのですが、『A-75』ではハイサイド素子・ローサイド素子の同じ出力を合算することで、A級でも480W/1Ω(音楽信号に限る)、240W/2Ω、120W/4Ω、60W/8Ωの安定したリニア・パワーを得ているのです。


■ 【2】ディスクリート構成によるフルバランス入力回路&フルバランス伝送化


図2

信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子からのアンプ内部の信号経路をフルバランス伝送化(図2:インスツルメンテーション・アンプ)しています。このため、機器内で発生する雑音を除去する能力やひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上したとしています。


■ 【3】その他の前作「A-70」からの改善点

1)S/N比の改善
各回路の役割分担を明確にし、無理のない安定した性能を引き出すことで低雑音化を図り、S/N比、ひずみ率など諸特性が大幅に向上し、特にS/N比はゲインMAX時122dB(前作:121dB、因みに前作はその前作「A-65」から6dB向上させていました)、ゲイン -12dB時 128dB(127dB)という数字としては僅かですが、このレベルでは驚異的なS/N比のアップと言えます。

2)ダンピングファクター:1000を実現
スピーカーの駆動力を示すダンピング・ファクターは、8Ωのスピーカーに対してパワーアンプの出力インピーダンスがどの位低いかという値で、数値が大きいほどスピーカーからの逆起電力に打ち勝ち、スピーカーを駆動する能力が高くなります。本機では保証値として1,000以上(前作:800)を実現し、スピーカーの理想的な駆動を実現したのです。

3)新開発のケミコンを採用
これも公式にはアナウンスされていませんが、アルミ電解コンデンサーも性能や音質を重視して箔の材質やエッチング、電解液などを選び抜いた特注品を採用した100,000μF(前作:82,000μF)の超大容量型を2個搭載し、揺るぎない余裕度を誇っています。

4)"ガラス布フッ素樹脂基材(通称:テフロン)"基板を採用
電気的・音質的に重要な要素を占めている電力増幅段には、非常に高価で入手と加工が難しく、高周波特性が優れた素材のガラス布フッ素樹脂基材によるプリント基板(前作:ガラスエポキシ樹脂)を採用し、さらに音質と信頼性の向上を図っています。

5)見やすくなったバーグラフ・メーターを搭載
アナログ・メーターをシミュレートした動作によるバーグラフ(38ポイントLED表示)パワーメーターを装備。ドットを大型化し、指標を太くすることで視認性を向上させ、-50dBの表示(前作:-40dB)を可能にしました。


■ 試聴しました

日本橋1ばん館リファレンスルームでの『A-75』の試聴は、「DP-750」→「C-2850」→『A-75』→各種スピーカーで行いました。写真のようにまずは前作「A-70」との比較試聴から始めました。(上:前作「A-70」下:『A-75』)

「A-70」と比べて一瞬で静かだと感じました。“僅か1dB、されど1dB”を実感させられました。サウンドが澄みわたり見通しも良くなり、くっきり鮮明でした。声が瑞々しく息遣いも分かる程でした。

情報量も圧倒的で、ワイドレンジで音数がとにかく多く感じました。駆動力も前作を上回り、B&W「802D3」も難なくドライブし、特に低域の駆動力には一日の長がありました。

しばらく聴くうちに、写真のように見た目は余程詳しく見ないと分からない違いなのですが、正直その音を聞き比べるだけで「A-70」と『A-75』が分かってしまいました。このクラスの、しかもパワーアンプで、まだまだやることがあったのには驚きとともに、アキュフェーズの底力を感じました。(あさやん)


2018年8月11日 (土)

"MQA-CD"特集 第4弾 ~ "MQA-CD"の凄さ! 対応機が続々登場! ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
過去3回にわたって"MQA-CD"についてレポートしてまいりましたが、今回はリニアPCM、DSDに続く第3のオーディオコーデック(※)としての"MQA"の凄さを解き明かします。
※コーデックとは、データのエンコード(符号化)と、デコード(復号)を双方向にできるソフトウェアのこと


■ 全く新しいオーディオコーデック

"MQA"は2016年頃から音楽ファイルのダウンロードや、ストリーミング配信に使用され始め、ハイレゾ音源をCD並のコンパクトなサイズに限りなくロスレスで圧縮する「オーディオ折り紙」とも言われる技術を使った、全く新しいオーディオコーデックです。

これを開発したのは英国のメリディアン社で、創業者のボブ・スチュアート氏の「デジタルでもアナログのように柔らかく、広がりのある高音質を再現したい。」との思いから生み出されたのです。

スチュアート氏は「20世紀の英国におけるオーディオの巨人」とも評され、FLACの原型とも呼ばれるロスレスコーデック「MPL(Merideian Lossless Packing)」を1990年代に発表した、デジタルの最先端技術をもつエンジニアです。

氏は、「アナログ時代は凄くいい音を聞けていたのに、デジタルになって音が不自然で硬くなってしまった。」これを何とかしたいと考え、開発に着手、その集大成が"MQA"だとしています。


■ これまでの高音質CDとの違い

従来、音楽ファイルは帯域を拡張して情報量を増やすことで高音質を追求してきましたが、情報量が増えれば音は良くなるものの、必要な容量が大きくなってしまい、ダウンロードに時間が掛かったり、ストリーミング配信で聞ける環境が制限されたりしていました。

またスチュアート氏は、帯域を拡張することで《ありがたみカーブ》が寝てくることにも危惧していました。それはサンプリング周波数をCDの44.1kHzから96kHzにした場合、音の変化には非常に大きいものがあるものの、384kHz、768kHz当たりまで来ると音質の変化が少なく、《ありがたみカーブ》(=サンプリングを上げることによる御利益)が少なくなってしまうと言います。

そこで着目したのが「音の時間軸解像度」という考え方です。時間軸とは、どの位の短時間で音の変化を認識できるかの尺度で、人間は一説には50マイクロ秒(※)とも10マイクロ秒とも言われます。
※マイクロ秒=100万分の1秒、10マイクロ秒は10万分の1秒

それに対し、CDの時間軸解像度は4000マイクロ秒、ハイレゾ96kHz/24bitリニアPCMでさえ400マイクロ秒程度だそうで、これは人間より400倍も40倍も悪いことになります。その結果、音が硬く、不自然に感じるのだとの結論に至ったのです。

スチュアート氏は、既存のリニアPCM音源の時間軸解像度を細かく再設定できる特別なフィルターを開発し、これを使って音楽ファイルをエンコードすることで、高音質化を果たしたのが"MQA"で、解像度は何と10マイクロ秒を実現したと言います。

そもそも人間の耳は、周波数より時間軸解像度に対して5倍から50倍も敏感なのだそうです。特にハイレゾソースでは時間軸の精度を改善することで音質が向上するのですが、その悪化する一因はデジタル信号に含まれるリンギング(音のボケ)で、その対策として"MQA"ではリンギングを除去する処理をし、音のヌケ、透明度が向上するとのことです。

さらに"MQA"は、「オーディオ折り紙」効果により容量を抑えることができ、折りたたむことでCDと同等のデータ容量になり、通常のCDプレーヤーで音楽を聴くことができる上に、専用のデコーダーを通すことで「折り紙」が広がり、元の広帯域での再生できるのです。

しかし、氏は当初"MQA"はストリーミングに使うことが主眼で、CD化については全く考えていなかったのだそうです。日本のレコードレーベル:UNAMASの沢口氏とシンタックスジャパンの村井氏が"MQA"がCDと同等の容量になることに着目し"MQA-CD"を発想したのだそうです。実際に作ってみたら、通常CDプレーヤーで再生でき、MQAデコーダーを通すと、見事ハイレゾサウンドが再生できたのです。これは快挙という他ありません。

そして"MQA-CD"が日本から登場したのは、欧米ではすでにストリーミングがメインソース(ダウロードは減少に転じた)になる中、日本は未だにCD大国としてパッケージメディアが根強く人気を保っており、実際レコード各社はCDの高音質化を続け「SHM-CD」や「HQCD」などを投入して来ています。

しかし"MQA-CD"がこれまでの高音質CDと違うのは、従来の改良はCDの材料や製造方法であったのに対し、"MQA-CD"は信号処理方法にメスを入れたと言うことです。さらにMQAデコーダーを使わず通常のCDプレーヤーで再生した場合でも、MQAでエンコードされることで、CD帯域でも時間軸解像度が細かくなっていることで高音質化が図れるのです。これによって今後すべてのCDが"MQA-CD"になる可能性も出て来ました。

さらに朗報として、これまで取り上げてきた対応機種以外に、新たにトライオードが輸入元となっているオーディオブランド「cocktailAudio(カクテルオーディオ)」のマルチメディアプレーヤーが、ファームウェアのバージョンアップ(R1298)を行い、アップデートすることで"MQA-CD"に対応できるようになったとのことです。

X45prococktail Audio X45Pro

カクテルオーディオのアナログ出力を装備した「X35」「X45」「X45Pro」については、"MQA-CD"に記録された信号を352.8kHz/24bitなどのハイレゾ仕様にデコードし、アナログ出力ができます。これらにはフロントローディングのCDドライブが装備されているため"MQA-CD"のダイレクト再生が可能です。自己完結できる優れものです。また「X35」「X45」「X45Pro」及び「X50D」のデジタル出力からは、MQAの規定に準拠したデジタル信号が出力され、MQA対応の外部D/Aコンバーターでもハイレゾ再生できます。今後こういう形での製品化が増えてくる可能性が高くなって来ました。


■ 最後に


最後に、筆者が一部入手したユニバーサル・ミュージックの『 ハイレゾCD名盤シリーズ(生産限定版) 』の"MQA-CD"のサウンドについて少し触れておきたいと思います。いずれも「Brooklyn DAC+」を使用し352.8kHz/24bitで再生しています。

【1】カーペンターズ「シングルス1969~1973」
筆者自身学生時代、カーペンターズを聴きまくった人間で、LPはほとんど所有していますが、CDになって前述のスチュアート氏同様「音が違う」と感じ、その印象はSACD盤でもそれ程変わりませんでした。カレンの声が冷たく、リチャードのピアノが硬かったのです。しかし、"MQA-CD"では何と瑞々しいボーカルでしょう。滲みのピアノでしょう。アナログ時代のサウンドが蘇って来ました。

【2】オスカー・ピーターソン・トリオ「プリーズ・リクエスト」
お馴染みのJAZZのスタンダードで、アナログ時代はリファレンスにしていました。しかしCDになってからは薄っぺらく軽いサウンドになり、ピアノも甲高く、やはり1964年の録音はこの程度のものだと感じていました。しかし"MQA-CD"では魂を吹き込まれたようにホットで、臨場感たっぷりのサウンドに変身したのです。

【3】キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイビス「サムシン・エルス」
音楽史上に輝く不滅の一枚。マイルスのトランペットの生々しさ、キャノンボールのアルトの伸びやかさ。これが1957年の録音とはにわかには信じられないリアルさです。ステレオ初期の単純な定位ながら立体感が素晴らしく、あの時代にこの録音ができたのは、現在の様にいじくり回さない単純な録音方式の賜だと改めて感じました。

【4】アントニオ・カルロス・ジョビン「イパネマの娘」
筆者が好きなボサノバナンバー。ジョビンのピアノが滲まずクリアに、ギターも小気味良く軽く流れ、心地よいサウンドです。CDジャケットには、米国でオリジナル・アナログ・テープから2004年に44.1kHz/24bitにリマスターされたものをDSD化し、さらにMQAエンコードしたとありますが、これは紛れもないハイレゾです。やはり時間軸解像度が効いているとしか考えられません。

これら"MQA-CD"のサウンドは、いずれも通常CDとは全く違う世界です。SACDの線の細さもありません。低音の音程がしっかりし、安定感があり、風圧さえも感じさせてくれます。中高域の張り出し感、突き抜け感は、アナログ時代を思い起こさせてくれます。

この凄い"MQA-CD"の世界を、一刻も早く多くのオーディオファンの皆様に体感していただきたいのです。(あさやん)

2018年8月 7日 (火)

マランツ『PM-12』『SA-12』はどこまで上位機に迫ったか

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、マランツから新たに登場した、プリメインアンプ『PM-12』とSACD/CDプレーヤー『SA-12』をご紹介! どちらも、これまでの上位機に迫る製品となっています。日本橋1ばん館での試聴内容と合わせてレポートいたします。

マランツ プリメインアンプ『PM-12』と、SACD/CDプレーヤー『SA-12』


■ マランツ製品の歩み

マランツのプリメインアンプには、「PM5005」「PM6006」「PM7005」そして「PM8006」に至るエントリーからミドルクラスまでの数字4桁のシリーズと、「PM-14S1(生産完了)」から「PM10」に繋がる数字2桁のプレミアムシリーズの2つのシリーズがあります。

またSACD/CDプレーヤーはさらに少なく、エントリークラスはCDプレーヤーの「CD5005」と「CD6006」、ハイエンドクラスも「SA-14S1(生産完了)」と「SA-10」に、さらに絞られていました。それは「ND8006」というネットワーク機能付きのCDプレーヤーという新しいコンセプトのプレーヤーが出現した結果でもあります。

そこに新たに登場したのが、今回ご紹介させていただきます、プリメインアンプ『PM-12』とSACD/CDプレーヤー『SA-12』です。


■ マランツ プリメインアンプ『PM-12』

D&M(マランツ)が輸入元となっているB&Wの製品を筆頭に、最近の人気スピーカーは、圧倒的なワイドレンジ、高分解能、高S/N、そして広大なサウンドステージと豊かなエネルギー感を実現したものになっています。

それら最新鋭スピーカーをドライブするために、アンプに求められる条件として、マランツが目標としたのが、【1】広帯域にわたり、音量の上下に対してフラットで音の質感が変わらないこと。【2】強力なドライバビリティがあり、最新のスピーカー特有の強力なキックバックに耐えられることでした。

また同社は、アナログアンプにはどうしてもサイズの壁が存在し、プリメインアンプという制限があることが、性能向上の大きなネックとなってしまっており、これを解決する手段として上級機「PM-10」で採用した、スイッチングアンプを『PM-12』でも導入したとしています。

この結果、電源が小型化され、しかもプリアンプとパワーアンプの電源が完全にセパレート化され、アナログプリアンプに使われるスペースが大幅に拡大されたことで、従来のプリメインアンプでは、到底不可能なグレードのプリアンプを搭載できたのです。


左:「PM-14S1」 右:「PM-12」


サイズの成約から解放された大型のプリアンプには、理想的な回路でもある新開発のDCサーボ搭載の電流帰還型を採用し、レイアウトも余裕があり、使用パーツ(JRC製高性能ボリューム素子やHDMA-SA3など)も高品質なものが使われています。

さらには、プリアンプ用としては異例な大型トロイダルトランスや6800μF/35V×2の平滑コンデンサなど、繊細なプリアンプステージを支えるべく高品位な専用パワーサプライを構成しています。この『PM-12』のプリアンプは、従来のプリメインアンプのプリ部とは大きく異なり、音質向上に優位に働くのは確実です。

一方、パワーアンプにはフラッグシップである「PM-10」と同型のスイッチングパワーモジュールHypex社製NC500を採用し、大出力200W/4Ω、100W/8Ωを実現しています。またスピーカーリレーを無くすことで出力経路が短縮化でき、スピーカーのドライブ力に影響するダンピングファクターを「PM-10」の2倍以上にすることができたと言います。そしてパワーアンプの電源部にも「PM-10」と同じHypex社製の「SMPS600」を採用し、入念な放熱対策と強固に固定することで振動対策も万全です。

『PM-12』に採用されているHypexのスイッチングパワーアンプは、いわゆるD級アンプですが、一般的なD級アンプに比べ、インピーダンス変動による周波数特性の変動が少なく、スピーカーによってアンプのキャラクターが左右されないのです。この結果、大出力と正確な再現性を併せ持つパワーアンプとなったのです。

その他、フォノイコライザーも新しく開発され、無帰還アンプ(ゲイン40dB)+MC用ヘッドアンプ(ゲイン20dB)の構成とし、2重シールドケースに封入するなど万全です。スピーカー端子やCD入力/ファノ入力端子を純銅削り出しとし、フロントパネルのディスプレイもフルドット有機ELを採用するなど視認性や操作性も向上しています。


■ マランツ SACD/CDプレーヤー『SA-12』

そのコンセプトはズバリ、全ステージをマランツのオリジナル技術で構成することです。一般的にデジタルプレーヤーやD/Aコンバーターなどでは、メカニズムやDACチップ、デジタルフィルターなどに何が使われているかに注目が集まりがちです。

『SA-12』のドライブメカには、上級機「SA-10」と同じマランツ7世代目にあたる最新の自社開発メカエンジン「SACDM-3」が採用されています。 高剛性スチールシャーシ、アルミダイキャストトレー、アルミ押し出しトレーカバー、そして2mm厚の高剛性スチールベース(「SA-10」は10mm厚でここは上級機には及ばず。)など、これこそ、さすがに今となっては数少ない自社メカを作れるメーカーの強みです。

このメカはCDやSACD以外に、DVD-ROMの再生が可能で、FLAC(32-192kHz/24bit)やDSD(2.8-5.6MHz)などのハイレゾフォーマットにも対応しています。(筆者的には、ここにMQA-CDがあれば完璧なのですが・・・。)

『SA-12』の最大の"売り"は、オリジナルのディスクリートで組んだD/Aコンバーターです。いわゆる、バーブラウンやESSなどのDACチップを使うのではなく、マランツのポリシーを具現化できるオリジナルのアルゴリズムを採用でき、高品位なパーツが自由に使え、DAC内部でデジタル段とアナログ段をアイソレートできるなど、他社との圧倒的な差別化が図れます。

さらに「SA-10」同様、全てのPCMデータを一旦1bitのDSDデータにΔΣ変換(11.2MHzまたは12.3MHz)し、DSDデータと全く同じD/A変換プロセスでCD等が再生できるため、後段はアナログフィルターのみというシンプルな構成を取れるのです。(DSDデーターの時はそのままで信号処理はしません。)

リアパネルには、一般的な同軸と光入出力の他に、B-Type(DSD:11.2MHz、PCM/DXD:384kHz/32bit)1系統、A-Type(DSD:5.6MHz、PCM:192kHz/24bit)1系統のUSB入力を装備しており、USB-DACやUSBメモリからの音楽ファイル再生としても十分な性能を持っています。

デジタル機器の要でもあるクロックには、最新世代の超低位相雑音クリスタルを採用し、後出しジャンケンのメリットでもあり、位相雑音が「SA-10」採用品より15dBも改善されているとのことです。(クロックの強化は確実に音に表れます。)

アナログ回路も電流帰還型差動アンプやパーツを見直すなどで高音質化を実現できたとしています。特に電源部はデジタルプレーヤーとしては異例な規模で、「SA-10」と同一の110VAの大型トロイダルトランス(SA-10は銅メッキシールドケースに封入)やカスタム仕様のブロックコンデンサなど徹底した高音質指向としています。

ヘッドホン回路にまでフルディスクリート電流帰還型アンプを採用するなど、高音質にこだわっています。また、ヘッドホン回路のオン・オフ機能を装備するなど徹底しています。


■ 試聴しました


マランツ『PM-12』と『SA-12』の試聴は、日本橋1ばん館のリファレンスルームで、同社シニアサウンドマネージャー:澤田氏の製品説明に続き行いました。澤田氏はここだけの話として、製品資料にはないことも色々お話いただけました。(一部をご披露)

『PM-12』はスイッチングアンプのシングルエンド構成のプリメインアンプに徹したことで、あらゆる面で余裕が生まれ、音にも表れていると言います。それは張り出し感や、吹っ切れ感といった伸びやかなリアルなサウンドでもあります。

「PM-10」には、ゆったりした音調で、どちらかというと、クラシックを優しく繊細に奏でるという大人のイメージがあったのですが、『PM-12』はあらゆるジャンルの音楽に適し、厚くホットなサウンドは、ジャズやポップスも楽しく聴かせてくれました。

さらに、ダンピングファクターが実質1000を超え、当日使用したスピーカーB&W「802D3」をも難なくドライブし、低音の伸びや厚みを伴った充実感は圧巻でした。とてもプリメインの音とは思えないもので、さすがアンプの設計がB&Wを中心に行われていることから、この難しいスピーカーをこれ程簡単に鳴らせるのだと納得させられました。他社のスピーカーは、もちろんさらに軽々と鳴らしきりました。

『SA-12』はアンバランス出力のみとした結果、アナログアンプは半分の規模になったにも関わらず、トランスが「SA-10」と同様と言うことで、余裕のサウンドを実現できたと言います。さらにマスタークロックの精度が「SA-10」を上回っていることも、音質的にもクラス超えたものになったと言えるかも知れません。

滲みや、まとわりつきの無いクリアなサウンド、中低域の厚みや余韻の長さ、S/Nの良さはCDの可能性を十分に引き出してくれました。さらにSACDも聴けるのですから、この価格でこのサウンドは絶対買いだと思います。


■ 最後に

『筆者は、この『PM-12』『SA-12』がいずれも約30万円(税込)というのは、かなり戦略的な価格だと思います。フラッグシップの良い所は残しつつ、ある部分は音質に悪影響がでない範囲で簡略化し、そしてそこに最新のノウハウをつぎ込んで完成した、実にお買い得なプリメインアンプとSACD/CDプレーヤーです。(あさやん)


2018年8月 3日 (金)

MQA-CD特集 第3弾!! ~ユニバーサルミュージックの"MQA-CD"! そのサウンドに感動!!~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、ユニバーサルミュージックより、『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』が発売されましたので、"MQA-CD"の特長と試聴結果をレポートいたします。

今回発売された、ユニバーサルミュージック(以下、ユニバーサル)の"MQA-CD"は通常のCD盤ではなく「UHQCD」仕様です。さらに「グリーン・レーベルコート」が施され、現時点では最高峰の高音質CD仕様となっています。
(※なお、音元出版・オーディオアクセサリー誌169号付録の"MQA-CD"は「UHQCD」ではなく通常CD仕様です。)

"MQA-CD"の説明に入る前に「UHQCD」仕様と「グリーン・レーベルコート」について少し触れておきます。


■ "UHQCD"の原理やメリットとは?



「UHQCD」はメモリーテックが開発した、既存のCD製法を根本から見直したCD規格に準拠した高音質のディスクメディアです。通常CDとは違い、スタンパーとポリカーボネートの間(上図参照)に、ピットの奥まで届く液体状のフォトポリマー(紫外線硬化樹脂)を注入することで、転写性能が飛躍的に向上(ピットのエッジが丸まらない)したのです。

一方、「グリーン・レーベルコート」とは、レーベル面にCDプレーヤー内で乱反射する不要なピックアップからの光を吸収する、緑色のレーベルコート(緑色は赤色のレーザー光とは補色の関係)で、過去にはCDエッジに塗る緑色のペイントや、緑色のターンテーブルシートが販売されていたことをご記憶の方もいらっしゃると思います。それらと同じ考え方です。

そして本題の"MQA-CD"ですが、過去このコーナーでもその原理やメリットについて縷々述べてきましたが、今回はユニバーサルの『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』を中心にそのこだわりを探ってまいります。


■ ハイレゾデータを折り畳んでCDに収納する"MQA"

MQAはハイレゾのクオリティを維持しながらファイルサイズを小さく折りたたむ手法で、ハイレゾ配信サイトを中心に現時点で入手できる音源は、すでに約3,000タイトルに達しており、世界中で50社以上が音源とハードウェアを提供していると言います。

一方"MQA-CD"は、昨年(2017年)登場したものの、マイナーレーベルやバイノーラル仕様のCDなど約30タイトルしかなかったのですが、今回ユニバーサルから発売された100タイトルでかなり選択肢は増えたと言えます。

とは言うものの、今回の"MQA-CD"は過去のアナログマスターの音源を、一旦DSDに変換した後、352.8kHz/24bitのPCMにしているため、ほとんどが1970年代以前のアナログ音源です。実際の作業は、DSDマスターを英国のMQA社に送り、そこでMQAへのエンコード処理と44.1kHz/16bitへの変換処理を行った上で、CD規格の音源をユニバーサルが受け取るのだそうです。

過去の貴重なアナログマスターのテープの劣化がどんどん進んでいることから、早急なデジタル化が必要ですが、ユニバーサルは以前からSACD用にDSD化をしてきており、今回の"MQA-CD"には、新たにDSD化したものも含め、すべてDSDマスターを使用しています。

また、デジタル(PCM)黎明期からCD初期にかけて録音された、48kHzや44.1kHzのPCM録音のマスターでは、こういった作業(DSD化)があまり意味をなさないことから、やはり今回の"MQA-CD"は、1950年代~70年代のアナログ全盛期の高音質アナログマスターのMQA化が中心となっており、これは我々にとって非常に魅力的です。

筆者としては、かつてのアナログ時代に高音質音源として持て囃され、今や伝説となっている「シェフィールド」や「TBM(スリー・ブラインド・マイス)」、「オーディオラボ」などが"MQA-CD"で復活して欲しいと思っています。


■ "ハイレゾCD名盤シリーズ"はここが違う!

今回の『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』は、その企画段階では、DSDマスターを176.4kHz/24bitに変換して収録する予定だったそうですが、製作段階において、より音質面でのアドバンテージが認められた、352.8kHz/24bitでの収録に変更されたのだそうです。確かにディスクの外装の帯には176.4kHz/24bitと表記されており、急遽決定したものと思われます。

前述のように今回の『 ハイレゾCD名盤シリーズ 』は、"MQA-CD"と「UHQCD」という2つの仕様を併せ持っており、従来のCDプレーヤーでも通常CDとして再生が可能です。そしてMQAデコードに対応したD/Aコンバーターにデジタル出力を繋ぐと、352.8kHz/24bitのハイレゾ再生が出来るという画期的なCDソフトとなったのです。

さらに通常のCDプレーヤーでの再生時にも、「UHQCD」としての長所はもちろん、MQAエンコードの際の時間軸解像度(音像のにじみ)の改善効果がそれに加わるため、既存のCDよりも高音質での再生が可能だとされています。

このあたりはSACDや過去にあったDVDオーディオとも違う"MQA-CD"の大きなメリットと言えます。そして何より価格が各3,000円、2枚組4,000円(いずれも税別)という所も見逃せないメリットです。

さらにユニバーサルが日本国内で一気に100タイトルもの"MQA-CD"を発売した訳は、ハイレゾとCDが両立する"MQA-CD"という形が、日本市場に適しているという判断からだと考えられます。

筆者を含めベテランのオーディオファンほど、ハイレゾには興味はあるものの、ファイル再生やストリーミング再生はハードルが高いし面倒と考える方が多いのではないかと思います。また、同じ音源を配信で入手できる場合でも、出来ればディスクの形で持っていたいという方も多いと思います。

そして、お好きなソフトをSACDでお持ちの方は別として、昨今対応プレーヤーが少なくなりつつあり、しかも高級機のみとなってきている現状では、どうしてもSACDの導入に二の足を踏んでしまいがちです。さらにポップスやロック、邦楽などがSACD化されるケースも少なく、恐らく今後も期待できないのではないかと思います。

その点、"MQA-CD"は馴染みのあるCDでハイレゾ音質が実現でき、手元にMQAの対応機器がなくても、とりあえず高音質CDとして楽しめるというメリットは非常に大きいと思います。またD/AコンバーターなどがアップデートでMQA対応化されれば、ハイレゾ再生が可能になることも十分に考えられます。

さらには、配信されているハイレゾ音源とほぼ同等の価格で、"MQA-CD"ディスクとそれをリッピングしたファイルの両方の形でハイレゾ音源が入手できるというのも、今後大きなメリットになるとも考えられます。欧米ではすでに音楽配信が頭打ちとなっており、無料のストリーミングでの聴取がメインとなりつつあるようです。

このように "MQA-CD"は、現時点では想像出来ない程の大きなメリットや可能性を秘めており、日本のハイエンドオーディオに大きな地殻変動が起こるかも知れません!


■ 最後に
今回"MQA-CD"の試聴は、筆者宅でリファレンスD/Aコンバーター MYTEK『 Brooklyn DAC+ 』と、輸入元:エミライよりお借りした『 Liberty DAC 』で行いました。

【 筆者宅で試聴 】



MYTEK『 Brooklyn DAC+ 』と『 Liberty DAC 』で聴いた「MQA-CD」のサウンドはほぼ共通したもので、深く厚みのある低域、エネルギーに満ち溢れた中域、高域の圧倒的な情報量、厚みのある豊潤なサウンド、生音のような立ち上がりや響きを再現し、非常に説得力のあるハイエンド・サウンドでした。

『 Liberty DAC 』は、表示こそLEDを多用し色分けすることで、かなり簡略化されてはいますが、バランス(TRS:要アダプター)出力やヘッドホン出力、AES/EBUやボリュームコントロール、さらにAC電源が直接使えるなど一切手抜きはありません。

『 Liberty DAC 』こそ、そろそろ限界を感じておられる国産USB-DACユーザーには打ってつけの製品であり、"MQA-CD"再生だけではなく、高性能な“新世代のUSB-DAC”としてお勧めします。

Libertydac 
■ 予告
『 Liberty DAC 』についての詳細とユニバーサルミュージック「MQA-CD」の試聴記は後日レポートいたします。

※音楽ソフトは、2,500円以上のご購入で《 送料無料 》。また、他の商品とは別精算となります。


2018年7月30日 (月)

MQA-CD特集 第2弾!! ~デジタルオーディオの最先端を突っ走るマイテック・デジタル~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、デジタルオーディオの最先端を突っ走るマイテックのMQA対応D/Aコンバーター3機種をご紹介! 今話題の"MQA-CD"をダイレクト(S/PDIFのデジタル入力)で再生できる、ほぼ唯一(2018年6月時点)の製品です。


■ MQA-CD特集 第2弾!

この度マイテック・デジタル製品の輸入代理店が、従来の今井商事(株)から、(株)エミライに替わり、D/Aコンバーターのエントリー機『 LIBERTY DAC 』が新たにラインナップに加わりました。

前回このコーナーでMQAの原理、そしてその音質の素晴らしさを述べさせていただきましたが、いよいよ待望のユニバーサルミュージックの"MQA-CD"を入手しましたので、マイテックの新製品『 LIBERTY DAC 』を含め、『 Brooklyn DAC+ 』『 Manhattan II 』の先進性を、音質を含めレポートしたいと思います。


■ 最先端を突っ走るマイテック

米国マイテック・デジタル社は、マンハッタンの2大レコーディング・スタジオである「ザ・ヒットファクトリー」と、「スカイライン・レコーディング・スタジオ」でエンジニアだったミハル・ユーレビッチ氏によって、1992年にニューヨークに設立されました。因みに今回ご紹介しますD/Aコンバーターの名前はいずれもニューヨークの地名です。

当初は、プロユースのマスタリング用A/Dコンバーターや、D/Aコンバーターの開発から始め、その後同社は、DSDのフォーマットを確立する際の、マスターレコーダーのプロトタイプを開発し、DSDの誕生に大いに貢献したのです。そして2012年同社初の民生機「Stereo 192 DSD」を投入。DSDに関する豊富なノウハウに裏打ちされた、高い技術力や完成度が認められ、当時大いに人気を博したのでした。

そして2014年に日本国内で発売された、ハイエンド機の「Manhattan DAC」が、さらに同社の評価を高め、2015年、小型化を果たした「Brooklyn DAC」、そして昨年発売された後継機『 Manhattan II 』『 Brooklyn DAC+ 』は、デジタルオーディオの最先端を走るD/Aコンバーターとして、オーディオ評論家やオーディオファイルに高い評価を受けたのです。今回そこにエントリー機『 LIBERTY DAC 』が加わりました。

これらマイテックのD/Aコンバーター3機種には、MQAフルデコーダーが搭載されており、本家のメリディアンのハイエンド機以外では、今話題の"MQA-CD"をダイレクト(S/PDIFのデジタル入力)で再生できる、ほぼ唯一(2018年6月時点)の製品であり、デジタルオーディオの最先端を突っ走る製品群なのです。

なお、MQAフルデコーダー以外のMQA対応機としては、CDを一旦リッピングしてデータ化すれば再生できるD/Aコンバーターや、特殊なプレイソフト(Audirvana Plus3等)を使用すればMQAソフトが聴けるMQAレンダラー機能を持つ機器などが存在します。

MQAが初めて英国メリディアンから提唱されたのが2015年ですから、同年発売の「Brooklyn DAC」がすでにMQAを採用していたことによる、マイテックの先見性には驚きを隠せません。現時点でもMQA採用に二の足を踏んでいる国内メーカーの数年先を行っている感じです。

筆者は昨年自宅に『 Brooklyn DAC+ 』を導入し、すぐに"MQA-CD"の可能性を確信しました。配信によりダウンロードしたハイレゾ音源やストリーミング音源とは違う安定感のあるサウンド、SACDとは違う切れ味、厚み、そして存在感を伴ったサウンドに魅了されたのでした。そして何より、筆者を含め日本のオーディオファンは、形のあるソフトを好むことからも"MQA-CD"が大いに期待できるとの確信に至ったのです。

さらに業界には、MQAの音質上のメリットについて、「折りたたみ」そして「データ展開」こそが、LP再生のイコライジング「RIAAカーブ」にも通じることから、"MQA-CD"の特に低音の魅力がアナログ的と感じるのでは・・・との意見もあるくらいで、筆者もそう感じました。

それではマイテックのD/Aコンバーター3機種について順に見てまいります。


■ マイテックのD/Aコンバーター3機種に迫る!

【1】 『 LIBERTY DAC 』 (Blackのみ)

Libertydac_4 1/3ラックサイズの横幅140mmのコンパクトな筐体ですが、上位機と同様PCM:32bit/384kHz、DSD:11.2MHz(DSD256)に対応したUSB-DACです。DACチップにはESS Technology社の「ES9018K2M」を採用しています。複数のデジタル入力(USB2.0 Class2、AES / EBU、S / PDIF、Toslink)をもち、上位機同様のデジタル音量コントロール機能、RCAアンバランス音声出力と、TRSバランス出力(TRS→XLR変換プラグが必要、TRSはステレオ標準プラグと同型)を搭載。

ヘッドホンアンプにも、出力インピーダンスが低く強力な駆動力を持つ、3W/300mAの大出力アンプが驕られており、ヘッドホンユーザーをも十分満足させる仕様となっています。さらには前述のMQAフルデコーダーには認証済みのハードウエアを搭載しています。そしてこれもプロ機で鍛えられたマイテックならではの、低ノイズタイプの10psマスタークロック回路を搭載し、エントリー機と言えども手抜きは一切ありません。

【2】 『 Brooklyn DAC+ 』 (Black・Silver)

Brooklyndac 本機は、元々スタジオでのリファレンスとしての音質を備えたUSB-DACとして開発されました。そして同時に、ライン入力とフォノ入力を装備したアナログプリアンプとして、さらにリファレンス・ヘッドホンアンプとしても高い性能を追求したとしています。

DACチップには、ESS のハイエンドグレード「ES9028PRO」を採用。もちろん32bit/384kHzまでのPCMデータ、11.2MHzまでのDSDデータのネイティブ再生に対応しています。そして前述の通り認証取得済みのMQAフルデコーダーを内蔵しています。

クロックには、内部ジッター0.82psを誇る「マイテック フェムトクロック・ジェネレーター」を搭載しています。さらに、外部クロック用のワードクロック入出力まで装備する徹底ぶりです。しかし、余程高性能な外部クロックでないと必要ないレベルです。筆者も従来使っていた外部クロックを使っていません。クロック出力は本機複数台でのスタック用で、マルチチャンネル用とのことです。まさにプロの世界です。

入力は、USB2.0/USB Audio Class2、AES / EBU、S/PDIF同軸デジタル入力2系統、TOS光デジタル入力、さらに SDIF-3入力(DSD最高DSD256、S/PDIF1,2入力兼用)まで装備しており完璧です。そこにアナログRCA入力を1系統を装備しており、ラインレベル入力とフォノ入力(MM/MC対応)をリレーで切り換えできます。フォノ入力も手抜きはなく、高性能アナログ・イコライザー回路を搭載しており、十分なレベルの音質です。

そして本機のもう一つのメリットであるプリアンプ機能です。ボリューム回路はヘッドホン出力にも対応しており、アナログ式とデジタル式(32ビット)の2通りの1dB刻みのアッテネータの切り換えが可能です。もちろんアッテネーターの影響を受けないバイパスモードもあります。

出力はRCA出力1系統とXLRバランス出力1系統を装備しており、同時出力も可能です。筆者はアナログボリュームを使い、パワーアンプにバランスケーブルでダイレクトに繋いでいます。2系統のヘッドホンジャック(500mA, 6W、出力Imp.:0.5Ω)は、高い駆動力を必要とするバランス駆動のヘッドホン用に設計されています。

そのサウンドは、深く厚みのある低域、エネルギーに満ち溢れた中域、高域の圧倒的な情報量、厚みのある豊潤なサウンド、生音のような立ち上がりや響きを再現し、非常に説得力のあるものです。その高性能・多機能さは「新世代のUSB-DAC」だと思います。

【3】 『 Manhattan II 』 (Black・Silver・Gold)

Manhattandac マイテックのコンシューマー用としては最上位のD/Aコンバーターです。DACチップにはESSのフラッグシップDAC「ES9038PRO」が搭載。これに「マイテック フェムトクロック・ジェネレーター」と独自のジッター低減回路「C777クロッキングアーキテクチャ」を組み合わせることで、DACチップの真価を引き出したとしています。

また、筐体を大きくしたことから、アナログ段・デジタル段で電源トランスから独立した電源回路とすることで、ノイズとクロストークを徹底的に低減できたのです。アナログ入力は、RCAライン入力2系統、XLRバランス・ライン入力1系統と強化されています。もちろんMQAフルデコーダー、内蔵アッテネーターもアナログ式と32ビットデジタル式を搭載、MM/MC対応のフォノ入力も装備しています。

さらに、オプションカード(別売)の取り付けによるグレードアップが可能です。高性能フォノプリアンプにグレードアップできるMM/MC対応の、カスタム仕様ニッケルコア昇圧トランスを搭載した、高精度フォノアナログプリアンプカード。"ROON READY"ネットワークカードを加えることで、最大スループット24bit / 192kHzまでのPCMデータと2.8MHzまでのDSDデータのネイティブ再生に対応するネットワークプレーヤーにも変身させることができます。


■ 最後に
マイテックのD/Aコンバーター3機種こそ、プロの世界で鍛えられた多機能と高音質、そしてMQA対応をはじめとした先進性をも兼ね備えた、世界のデジタルオーディオの最先端を突っ走っているといえます。(あさやん)

※お詫び:自宅リファレンスのため、どうしても『 Brooklyn DAC+ 』の説明が長くなってしまいました。

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