PCオーディオ&ネットワークオーディオ Feed

2018年2月11日 (日)

ついに最新鋭Brooklynのオーナーになってしまった! ~「PCオーディオに再チャレンジしてみませんか」第2弾~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は「PCオーディオに再チャレンジしてみませんか」第2弾と題し、2016年6月のこのコーナーで取り上げた「Brooklyn DAC」の最新バージョン『 Brooklyn DAC+(プラス) 』を満を持してレポートいたします!




■ マイテック・デジタル『 Brooklyn DAC + 』の概要

米国マイテック・デジタル社は、ニューヨーク・マンハッタンの二大スタジオ(ザ・ヒットファクトリー、スカイライン・レコーディオング・スタジオ)でエンジニアだったミハル・ユーリビッチ氏によって、1992年に設立されたプロ用レコーディング機器メーカーです。

同社は数多くのA/DコンバーターやD/Aコンバーターを、マスタリングやその他のプロユース用として開発してきました。そしてDSDフォーマットの確立に際しても、マスターレコーダーのプロトタイプの開発から関わり、SACDの立ち上げにも大いに貢献したのでした。

その後、オーディオファイルにプロの現場の音。すなわち、スタジオスペックのD/Aコンバーターの音を聴いて欲しいとの願いから、同社初の民生機となったD/Aコンバーター「Stereo 192-DSD(生産終了)」(※)を発売。その非常に高い完成度(当時の最新スペックPCM:32bit/192kHz、DSD:2.8MHz/5.6MHzに対応)が評判を呼び、大ヒットを記録したのでした。 ※「Stereo192-DSD」の機能は今現在も進化しつづけています。「Stereo192-DSD」のドライバとファームウェアは マイテック・デジタルの手により常に更新され続けており、しかもお客様自身の手でもアップデートが可能です。この分野において今後もトップランクの性能を保ち続ける事が出来るのです。非常にユーザビリティの高い製品なのです。

そのマイテックが、2014年にハイエンドDACとしては異例のヒット作となったフルサイズのフラッグシップ機「Manhattan DAC」を発売したのでした。その翌年、弟機ともいうべきハーフサイズ(横幅216mm)の「Brooklyn DAC」を市場に投入。こちらも大ヒットを記録したのです。

そして2017年、「Manhattan DAC」が『 Manhattan DAC II 』に、「Brooklyn DAC」が『 Brooklyn DAC+ 』にバージョンアップを果たして発売されました。

■ 驚きの超多機能ぶり!

拙宅では『 Brooklyn DAC + 』を、従来から使用していたプリアンプは使用せず、パワーアンプに直接バランスケーブルで繋ぎ、DACプリとして使用しています。ボリュームはアナログボリューム(※)を使用しています。
※ボリュームコントロールはDIGITAL/ANALOG(いずれも1dBステップ)の選択が可能ですが、音質で選んだ結果、ビット落ちのないアナログにしています。


とにかく、最初は本機の超多機能ぶりにはぶったまげました。フロントの高精密ディスプレイと、その両側にある2個ずつ計4個のプッシュスイッチ、それと右端の大型ロータリーノブ(ボリュームノブ兼用)で、あらゆる設定を可能にしているのです。

音源別には、パソコン(PCM:384kHz、DSD:DSD256/11.2MHzに対応)からは、USBケーブルでUSB-B(USB 2.0 Class 2)端子に、CDプレーヤーからはSPDIF(同軸:2、TOS:1選択可能)に同軸ケーブルで、アナログプレーヤーは、Analog-InputのPHONO-MM(LINE、P-MM、P- MCから選択可能)入力に、それぞれ接続しています。さらにデジタル入力ではAES/EBU、アナログ出力はシングルエンド(RCA)とバランス(XLR)の2系統を装備しています。

ここで、その多機能ぶりをざっとご披露しますと、出力(アンプ又はヘッドホン、及び両方)の選択、クロック(内蔵の超高精度・低ジッターのFemtoクロックと外部ワードクロック)の選択、MQA信号の入力選択、出力位相の反転機能、バランス(左chを絞る)、3種類のPCMフィルターの選択、ディスプレイ機能(オートオフやスクリーンセーブに戻る秒数・各種明るさ、さらにMytekマークの色)の選択とまさに至れり尽くせりです。リモコンはAppleリモコンを代用しています。

『 Brooklyn DAC + 』のサウンドをソース別に見て参りますと、まずはCDプレーヤーのデジタルアウトからのSPDI入力では、CDプレーヤーが2グレード以上あがり、CDソフトがこんなに音がいいのだと改めて納得させられました。光(TOS)と同軸で確認しましたが、光は爽やか系、同軸は高解像度系で、結局同軸に落ち着きました。

ファイル音源では、CDのリッピングソフト(16/44.1)が実に力強く、特に低域の伸び、重心の低さはかつてなかったレベルでした。また中高域もPCMを感じさせない抜けの良さ、滑らかさがあり、これで十分だと感じました。しかし、プレイソフトにFoober2000を使った、DSD128:5.6MHzにアップコンバートしたサウンドはさらに繊細で透明感が向上し、ボーカル系では間違いなくこちらを選択してしまいます。


CDリッピングソフトをFoober2000を使ってDSD128(5.6MHz)にアップコンバートして再生。

ハイレゾファイルは、サンプリング周波数に忠実に反応し、そのソフトに入っているすべての情報を引き出していると感じさせる程、従来の各種USB-DACで聴いてきたサウンドとの違いに圧倒されました。

『 Brooklyn DAC + 』でのアナログレコード再生のサウンドは想定外でした。

PHONO-MMにしてアナログレコードを再生。カートリッジにはSPU-GTE(生産終了)を使用。

聴いた瞬間、正直「なかなかやるねぇ」でした。通常リスニングではこれで十分というレベルに達しています。当初フォノイコライザー回路はデジタル処理されているのではと考えていましたが、輸入元(今井商事)に問い合わせた所、完全なアナログだということで、それが証拠にデジタルボリューム使用時はレコードは再生できません。

■ 「MQA」対応について

次に筆者にとって大いに魅力的な機能で、本機の購入に至った最大の理由でもある『 Brooklyn DAC + 』の「MQA」対応について触れておきたいと思います。


MQA-CD再生時ディスプレイには24bit/176.4kHzと表示されます。

MQAは、英国の老舗オーディオメーカーであるメリディアン社が提唱している新しいロスレス圧縮コーデックで、今後のハイレゾによるストリーミング配信の主流となりうるフォーマットとして今注目を浴びています。データ量の多いハイレゾファイルを一旦圧縮変換する、いわゆるFLACに似た可逆圧縮方式のような形式です。

例えば、352.8kHz/24bitのハイレゾファイルを44.1kHz/24bitにまで、実に約1/8にまで圧縮。これにより、大容量ハイレゾファイルのダウンロードにかかる大幅な時間短縮や、HDDなどストレージの節約にもなります。膨大な情報量を持つスタジオクオリティの音声ファイルを、CD並のコンパクトなサイズにロスレスで圧縮する独自技術で『 オーディオ折り紙 』とも例えられる非常に巧妙な圧縮技術です。

DSDブームを作り出したマイテックが、今度は「MQAといえばマイテック」といわれるかも知れない可能性を秘めてもいるのです。常に、デジタル再生の最先端を切り拓いてきたマイテックが、MQAにいち早く目を付けた意味はやはり大きいと思います。

さて、『 Brooklyn DAC + 』によるMQA-CD(※)再生は、想像を遙かに超えるサウンドでした。MQA-CDをプレイした瞬間、本機のディスプレイにはいきなり「24bit / 176.4kHz」と表示されました。そのサウンドはPCMなのに実にDSDライクなのです。キメの細かさ、音場の広さ、音像の立体感は圧巻でした。まだソフトが限定されているため、これ以上のコメントは避けますが、このMQA-CDがSACDに取って代わるポテンシャルは十分あるのではないでしょうか。MQA-CDがパッケージメディア進化の最終形かも知れないとも感じました。 ※MQA-CDは、通常のCD(SACD)プレーヤーでは16bit / 44.1kHzの通常のCD音質で再生されます。ディスクのコストアップも殆どないと思われます。また、『 Brooklyn DAC + 』ではMQAデコードのオン/オフが可能で、この機能は現時点ではマイテックだけです。


■ 最後に
『 Brooklyn DAC + 』を聴き込んでいく程に、本機がプロの世界で鍛え上げられたマイテックと、開発者のユーレビッチ氏が、一音楽愛好家の立場での試聴を繰り返しつつ製品化したということに納得させられました。

そのサウンドは、深く厚みのある低域、エネルギーに満ち溢れた中域、高域の圧倒的な情報量、厚みのある豊潤なサウンド、生音のような立ち上がりや響きを再現し、非常に説得力のあるものです。

マイテック・デジタル『 Brooklyn DAC + 』こそ、オーディオファイルが待ち望んでいた"新世代のUSB-DAC"だと思います。その性能・機能は従来のUSB-DACを完全に凌駕していると断言します。今年こそ本機で「PCオーディオ」にもう一度チャレンジしてみませんか?(あさやん)

2018年2月 9日 (金)

今年は 『 PCオーディオ 』に再チャレンジしてみませんか?

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、復活の兆しが見える 『 PCオーディオ 』 について特集いたします。筆者の考えやこだわりをはじめ、PCオーディオに再チャレンジを検討されている方へのポイントなどもお伝えいたします。

最新鋭DACチップ「ES9038PRO」を採用!!
オッポ 『 Sonica DAC 』


■ 『 PCオーディオ 』 減速の原因を探る!

『 PCオーディオ 』 (パソコンを使ったファイルオーディオ再生)は2008年頃から次第に注目されるようになり、小型USB-DACが海外オーディオメーカー、国内オーディオメーカー、PCメーカー、そして楽器メーカーまでが入り乱れての開発競争となったのは、まだ記憶に新しいところです。しかし2016年頃から次第に元気がなくなり、製造メーカーが一社抜け二社抜けして次々市場から退場していきました。

筆者なりに 『 PCオーディオ 』 減速の原因を分析してみますと、
①PCM・DSDのスペックばかりが強調され過ぎ、またぞろ従来からのオーディオ業界の欠点でもある数字競争に陥ってしまった。
②ハイレゾという言葉のみが一人歩きし、CD以上のスペックであれば録音や音の善し悪しに関係なく、何でも「ハイレゾ=高音質」という間違った認識が蔓延してしまった。
③ピュアオーディオとポータブルオーディオがハイレゾという言葉だけで一緒くたにされ、最も重要な「高音質」が忘れ去られてしまった。
④当然のことながら、PCメーカーなどオーディオのスキルのないメーカー製のUSB-DACのプアなサウンドがオーディオファンに敬遠され、熱が冷めてしまった。
⑤オーディオファン自体のPCのスキル不足が災いし、PCのトラブルに惑わされるケースが増えるにつれ、次第にPC離れが起こってしまった。
⑥ネットワークオーディオが本格化して、PCオーディオとの混乱を生じさせ、どちらに進むべきかとユーザーに迷いを生じさせてしまった。
⑦2014年頃からアナログブームが起き、チープなUSB-DACとの比較ではアナログが優位に立ってしまい、PCオーディオが忘れ去られた。その後はアナログブームも終息。

という具合で、『 PCオーディオ 』 の新しい話題も最近は、とみに少なくなってしまっていました。しかし昨年の半ば頃から、再び 『 PCオーディオ 』 に新たな息吹が感じられるようになってきたのです。今回はその辺りを探ってまいります。

■ 『 PCオーディオ 』 が再注目!

今年(2018年)、『 PCオーディオ 』 が再び注目される理由があります。それは、

①2017年に登場した、OPPO D/Aコンバーター 『 Sonica DAC 』 と、ユニバーサルプレーヤー 『 UDP-205 』 が大ヒット!
②米国プロ用レコーディング機器メーカー MYTEK Digtal の最新鋭D/Aコンバーター+プリアンプ 『 Manhattan DAC II 』 と 『 Brooklyn DAC+ 』 の登場!
③TEACが超ハイスペックのUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプとネットワークプレーヤーの最新鋭機を市場に投入!
④"MQA" (Master Quality Authenticated) 対応のハードとソフトの出現!

特に④の"MQA"は提唱メーカーの英国「メリディアン」に加え、ハード側は国内では「TEAC(ESOTERIC)」「SONY」「PIONEER」「ONKYO」など、海外では「dCS」「iFi-Audio」「LUMIN」「audioquest」「SIMAUDIO」「MYTEK Digtal」などの一流メーカーが既に参入を決定しています。ソフト側でも「Warner」をはじめ、「UNIVERSAL」「SONY」のメジャーレーベルが既に参入を表明していますが、現時点では「e-ONKYO」「TIDAL」などの音楽配信サービスでの展開がその中心となっています。

ただ、"MQA"ファイルの再生には、デコーダーがなくてもそれ自体が通常のCD(PCM)として再生できるという完全な互換性があり、そこが大きな強みです。この特長を生かしたメディアが"MQA-CD"です。すでに「OTTAVA Records」「2L」「Chesky」などオーディオファンが注目するレーベルが発売を開始しました。

■ 『 PCオーディオ 』 にこだわる理由

ここで筆者が「PC&ネットワークオーディオ」、中でも特に 『 PCオーディオ 』 にこだわる理由を今一度、整理しておきたいと思います。
従来からオーディオというものは、マイクで拾った音を一般家庭のスピーカーで再生することでした。しかし、それは気が遠くなる程の長い行程を経て、我々に届けられてきたのです。まずマイクで拾った音は、磁気テープに記録され、マスタリングやディスク化など、複雑な制作過程を経て作られるアナログレコードやCDソフト、それらを再生するためのプレーヤー、レコードならターンテーブル、カートリッジ、アーム、そして、フォノイコライザー。CDでは複雑なメカドライブや、信号を拾うための光ピックアップなど、マイクからスピーカーまでの距離の何と長いことか・・・。

しかし、「PC&ネットワークオーディオ」では音源ファイルの再生となるため、スタジオのマイクで収録した時点で、既にファイルというデジタルデータになっており、それがアナログに変わったり、メカニズムを介したりすることなく、そのままの形で手が加えられることなく我々まで届くのです。これこそ革命とも言える画期的な出来事といえます。

またCDプレーヤーでは、ダイレクトに再生する(信号をピックアップしながら即D/A変換しなければならない)ためには必要不可欠な、補正やピックアップのサーボの電流の増減による音質劣化が、どうしても避けられなかったのです。しかしCDをリッピングしたデジタルファイルであっても、一旦ファイル化してしまうことで、不安定要素から逃れられ、そのメリットには想像以上のものがあります。それは誰もが経験済みだと思います。

ただ、ネットワークオーディオは、家庭内でのネットワークの構築という、多少の敷居の高さもあり、PCオーディオ程には、どなたでも簡単にというわけにはいかないのが現状です。しかもその便利さやスマートさ故、AVアンプやポータブルオーディオ、ミニコンポなど、ホームオーディオの分野の方が先行しており、最近になってやっとハイエンド機が続々と登場してきているのが現状です。

『 PCオーディオ 』 にされるか「ネットワークオーディオ」にされるかは、お使いになるユーザーに委ねたいとは思いますが、特に 『 PCオーディオ 』 に再度チャレンジしていただく場合に、最低限押さえておいていただきたいポイントを最後に挙げておきたいと思います。

■ 最後に
①DACチップには、最新鋭のESS Technologyや旭化成エレクトロニクスなど、歴代最高性能デバイスが採用されている。 ※「ES9038Pro」や「ESS9028Pro」「AK4497」で、これらは単なる数字競争ではなく確かに音質が良い。
②ハイエンド機として、音質にこだわったアナログ回路や、電源回路、高性能なクロック回路が採用されている。
③MQA再生に対応 ※将来ファームウェアによるアップデートの可能性もある。

勿論これらの条件が絶対必要なものではありませんが、あれば将来に亘っての安心感は十分担保されるのではないかと思います。2018年、「PCオーディオ」に再チャレンジしてみようではありませんか。オーディオがもっともっと面白くなるのは間違いありません。"once again PC-Audio"

最後に、PCオーディオ対応の注目製品をご紹介いたします。

ティアック・USB-DAC/ヘッドホンアンプ『 UD-505-B 』『 UD-505-S
定評ある「UD-501」「UD-503」に続く第3弾。ハイエンド・オーディオの設計思想を凝縮させ、PCM 768kHz/32bit、DSD 22.5MHzに対応したデュアルモノーラルUSB-DAC&ヘッドホンアンプ。DACに「AK4497」、10MHzの外部クロック入力対応。ヘッドホン端子は6.3mm標準端子×2+新たに4.4mm 5極端子、Bluetoothも搭載し、現代的な仕様をすべて網羅しています。サウンドはクリアでナチュラル、音場はリアルそのものです。

ティアック・USB-DAC/ネットワークプレーヤー『 NT-505-B 』『 NT-505-S
機能や構成面では前作「NT-503」を進化させたモデルといえますが、サウンドは大きく変貌を遂げています。前作の真面目さや色づけの少なさなどとはかなり趣の異なる華やかでリッチな表現力を持っており、ハイエンドに通じる魅力的なものになっています。本機は、Esotericのフラッグシップ「N-01」と共通部分が多くなっているのも特徴で、DACに「AK4497」、10MHzの外部クロック入力、そして大注目のMQA対応となっています。

オッポ・ネットワークオーディオ・USB-DAC機能搭載D/Aコンバーター『 Sonica DAC
DACには「ES9038PRO」を採用。このクラスの製品としては全く異例です。USB入力ではPCM 768kHz/32bit、DSD 22.6MHz(DSD512)の音源再生対応。さらに再生可能なメディアは、Bluetooth、AirPlay、SponifyとTIDAL、USBメモリ、インターネットラジオと、まさにてんこ盛り状態です。充実した電源回路やフルバランス設計のアナログ回路を採用。サウンドは高分解能で解像度が高く、鮮度感、立ち上がりの速さも抜群です。

オッポ・ユニバーサル/4K Ultra HD プレーヤー『 UDP-205
通常ビデオディスクプレーヤーでの採用は到底不可能な「ES9038PRO」をステレオ用とマルチチャンネル用に独立して贅沢にも2基搭載しており、USB-DACとしても第一級です。高剛性化、低重心化、振動対策などのノウハウが最大限、しかも効率良く投入され、高級オーディオ機器並の徹底度です。サウンドは本格的なもので、安定した厚みのある低域、ヌケの良い中高域は、まさにハイエンドの世界そのものです。

マイテック・D/Aコンバーター(USB-DAC)+プリアンプ『 Brooklyn DAC+(SL) 』『Brooklyn DAC+(BK)
人気の手のひらサイズで機能満載の「Brooklyn DAC」のバージョンアップ版。DACチップを「ESS9018」から「ESS9028Pro」に、アナログボリューム、フォノEQ、ヘッドホンアンプなども大幅グレードアップしています。PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまで対応。しかもMQAレコーダーを内蔵しており、ON-OFFの切替も可能です。フォノEQも優秀で入力系も充実しており、プリアンプとしても第一級です。※詳しくは後日レポート予定

マイテック・D/Aコンバーター(USB-DAC)+プリアンプ
Manhattan DAC II(SFM) 』『 Manhattan DAC II(GS) 』『 Manhattan DAC II(BM)

「Manhattan DAC」の改良版で、DACに「ESS9038PRO」を搭載、内部基板も完全に一新され、筐体もより堅牢になっています。フェムトクロック、抵抗ラダー型のアナログボリューム、強力な電源部を持ち、デジアナ分離は勿論、回路別にローカル電源を配置するという高品位電源です。MQAにも対応しています。サウンドはプロ機を得意とする同社らしく、スタジオの微細な音やミュージシャンの姿形まで再現する高解像度を実現しています。(あさやん)

2018年1月31日 (水)

【気軽に本格オーディオ入門】~"デスクトップアンプ"アステルアンドケルンの「ACRO L1000」を聴いてみました~


みな様、こんにちは!
ハイエンドオーディオ担当の"とうふ"です。
先日、新年のご挨拶をしたばかりなのに、はやくも1月が終わろうとしていますね。

さて、今回ご案内の製品はこちら!

アステルアンドケルン
デスクトップ型オーディオアンプ(ガンメタル)
ACRO L1000

Astell&Kern(アステルアンドケルン)の"デスクトップアンプ"ACRO L1000です!

アステルアンドケルンって?
韓国メーカー"アイリバー"の高価格帯オーディオ製品のブランドネームです。
アイリバー製品というと、デジタルオーディオプレーヤー黎明期(MP3プレーヤー時代)には「iriver」ロゴの製品を試された方も多かったのではないでしょうか?
実はポータブルデジタルオーディオプレーヤーのメーカーとしては老舗とも言えるメーカーなのです。
なお余談ですが今から10年以上前に、ポータブルCDプレーヤー形状でMP3データを書き込んだCD-Rを再生できるプレーヤーとして人気だった「RioVolt」はこのアイリバーのOEM生産品だったりします。

話が少しそれましたが、この「アステルアンドケルン」ですが主にデジタルオーディオプレーヤーやヘッドホン/イヤホンに関係する製品が多く、据置オーディオではまだそれほど知名度が高くないメーカーでしょう。
しかし昨今のヘッドホン/イヤホンブームの中、ポータブルオーディオ界隈では間違いなくトップメーカー
海外のオーディオイベントでのブースや、新製品の発表前後になると業界が非常に騒がしくなるのももはや恒例行事になりつつあります

最新チップ等のデジタル技術の取得やユーザーの声を驚異的なスピードで次の製品に反映など製品開発にも非常に意欲的。
エントリー~スーパーハイエンドまで幅広く製品を展開し、そのいずれもがお洒落で高級感のあるデザインという事で現在のポータブルオーディオ業界を牽引しているトップメーカーです。

デスクトップアンプって?
昨今、音楽再生にCDプレーヤーを使わず、PCやスマートフォン/タブレット、デジタルオーディオプレーヤー等をメインに音楽を楽しむ世代もどんどん増えてきています。
そのような背景からオーディオ界隈ではヘッドホン/イヤホンユーザーに対する商品アプローチが増えています。

さらに据置オーディオも皆が皆、大きなスピーカーを設置できるわけでもありません。
ブックシェルフ型スピーカーの表現力も大きく向上しており、以前ほど大型のスピーカーを必要としないユーザーも増えています。

そういった時代背景から昨今では卓上(デスクトップ)利用を想定した小型アンプ/プレーヤーが世界的にもじわじわと流行の兆しを見せている中、ポータブルオーディオのトップメーカー、アステルアンドケルンが世に送り出すデスクトップ用のアンプがこのACRO L1000です。

実機を簡単にご案内
先述の通り音楽再生にCDを使わないとなると最も手軽なのがパソコンを利用したPCオーディオです。
このACRO L1000はノート/デスクトップパソコンの脇に設置ができるコンパクトなデザイン。
Acro_l100_pc目を引く大型ボリュームは掴みやすく操作性抜群です。
回転は非常に滑らかですが、かすかなクリック感とボリュームに沿って配置されたLEDで音量調節も迷いません
※円柱のようなデザインはアクロポリスの丘に建つ、パルテノン神殿の柱をイメージしているそうです。

Acro_l100_rear入力はUSB入力のみ。
端子はMicro-B端子となります。
スピーカー出力も搭載されており、スピーカー出力のON/OFFも背面スイッチで簡単に行えます

Acro_l100_sideヘッドホン端子はさすがと言うか、手のひら大の小さなボディに
・6.3mm標準
・3.5mmステレオミニ
・2.5mm4極
さらに
・背面側にXLR4Pin
と豊富なヘッドホン出力を搭載。

試聴しました
WindowsPCの場合はメーカー代理店であるアユートのホームページからドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。
※Mac/Linuxやスマホ/タブレットからの場合はドライバは不要です。(スマホ/タブレットの場合は動作条件をご確認ください)
このACRO L1000は、旭化成の32bitDAC「AK4490」を搭載。
更にデジタルオーディオ信号を正確に処理する32bit CPUの搭載することでPCM信号は最大32bit/384kHz、DSD信号はDSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生をサポートします。

まずはヘッドホンで試聴しました。
アンバランス接続での鮮度が高くも響きの良い表情を楽しめます。
そしてもはやアステルアンドケルンのお家芸と言っても良い、2.5mm4極接続では重心の低い落ち着いた表現が加わり、リケーブル/接続方法による表情の変化を楽しめます。
バランス出力とアンバランス出力とで表現力の違いを楽しめるのは「さすがアステルアンドケルン」と頷けます。
昨今ではリケーブルに対応したヘッドホン/イヤホンも増えており、ケーブルの交換による音の変化をデスクトップ上でも簡単に楽しめるのは嬉しい事ですね。

バランス接続時に、よりしっかりとした力強い表現力を楽しめる秘密はメーカーホームページに記載のある、
・旭化成の32bitDAC「VERITA AK4490」をL/R独立して1基ずつ搭載。GNDもL/R独立させた、デュアルDAC構成。
・さらにL1000用に再設計を施した新アンプ回路を採用。
この辺りにあるのでしょうね。

次にスピーカーを試聴。

Acro_l100_up15W×2という数値からは「少々無理があるかな?」とは思いつつもクリプトンのKX-3PⅡに接続してみました。
音の傾向としては、ヘッドホンのバランス接続で楽しむような重心の低い、アンプのサイズからは思えない堂々とした表現力です。
低域が遅れることも無く、デスクトップに置くには少し大きい言わざるを得ないサイズのKX-3PⅡを見事に鳴らし、得意の女性ヴォーカルを艶やかに滑らかに楽しめました。

ちなみにあえて"デスクトップアンプ"であるACRO L1000にトールボーイスピーカーを接続してみましたが、結果は以外にも良好でした。
※ただ、大型ユニットを多数搭載している大型トールボーイスピーカーは流石に無理があり、小口径ユニットを少数搭載している所謂ホームシアタースピーカーの中でも入門モデルとの相性がよかった事を追記しておきます。

最後に
"デスクトップアンプ"の名が示すように本体は手のひらよりやや大きめのサイズとなる小さなアンプ(※電源アダプタ除く)に、豊富なヘッドホン出力と表現力には『さすがポータブルオーディオのトップメーカー』と頷けます。
さらにいざ、スピーカーを接続すると『このサイズから!?』と驚かされる、低域に力感のある表現力。

ポータブルオーディオプレーヤーで培った「デザイン性の高さ」と「コンパクトでも高音質」。
その強みを余すところ無くこの手のひら大のボディにおさめ、既存のメーカーでは思いつかないデザイン性の高い製品に仕上げられたこのACRO L1000。
デスクトップ上という限られたスペースでも『良い音を楽しみたい』という、今後増加するであろうオーディオスタイルに対するトップメーカーが贈る理想形の1つと言えるでしょう。


とうふ的ACRO L1000の5段階評価
お薦め度 :★★★★:デザイン/表現力/使いやすさ全てが素晴らしい。『5点』!
表現力  :★★★★:小さいからと侮るなかれ。堂々とした表現です。『5点』!
見た目  :★★★★:既存の国内メーカーでは到達できないある種アート。『5点』!
導入度  :★★★★:サイズ感と表現力。非常にハイレベルです『5点』!
総合評価 :★★★★:ヘッドホン/スピーカー問わず楽しめるまさにお手軽ハイエンドです。『5点』!
 
さて、今回は"あさやん"が送るオーディオブログ風に仕上げてみましたがいかがでしたでしょうか?
本年はどんどん試聴記事や商品のレビューを送れるようにがんばっていきますので、よろしくお願いします!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年1月 6日 (土)

マランツ『 PM8006 』『 ND8006 』上級機のノウハウを徹底投入した新世代機

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
マランツから、上級機のノウハウを徹底投入した、プリメインアンプ『 PM8006 』と、ネットワークCDプレーヤー『 ND8006 』をご紹介!
日本橋1ばん館での試聴内容もレポートいたしましたので、併せてご覧ください。



■ 新世代機『 PM8006 』『 ND8006 』登場!

プリメインアンプ『 PM8006 』は、2014年発売の「PM8005」の後継機です。「PM5005」から「PM6006」「PM7005」までの入門機と、ハイエンド機「PM14S1」「PM-10S1」のラインナップのド真ん中に位置し、マランツの中核を担うプリメインアンプです。

一方の『 ND8006 』も、同じく2014年に発売された USB-DAC搭載SACD/CDプレーヤー「SA8005」の後継機と言いたい所ですが、それは、これから説明しますように、全くの別物といえるネットワークCDプレーヤーという新しいコンセプトの製品です。

■ プリメインアンプ『 PM8006 』~電子ボリュームを採用~

まずはプリメインアンプ『 PM8006 』からです。本機はマランツの4桁型番のプリメインとしては、初めて電子ボリューム(JRC製)を採用しています。これはある面では、上級機で採用しているデバイスより優れた特性を有しており、左右チャンネル間のクロストークやギャングエラーを極小化し、小音量時の音量調整精度も向上したとされています。

プリ部、パワー部とも同社の上級機同様、フルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路を採用し、ハイスピード、高S/N、低歪率を実現しているようです。またプリ、パワー、トーンコントロールの各回路を独立させ、これも上級機のノウハウによって左右チャンネルの等長化、平行配置を徹底することで高音質を目指しています。

さらに、フォノイコライザーにも手抜きはなく、MM型のみの対応ながら新開発のNF-CR型「Marantz Musical Phono EQ」を搭載し、低歪化を実現しています。また、J-FET入力の前段アンプを採用することでカップリングコンデンサーを排除でき、信号経路の純度も向上したのです。

電源トランスには、高効率で振動と漏れ磁束の少ない大容量のトロイダルコアトランスを搭載しています。シールドは、垂直方向の磁束漏れを抑えるアルミ製ショートリングに水平方向の磁束漏れを抑える珪素鋼板シールドを加えた2重シールドとし、固定用のボルトにも非磁性体の真鍮を採用するという徹底ぶりです。

ブロックコンデンサーには、上級機のノウハウをフィードバックしたニチコン製のカスタム品(18000μF)を採用。大容量と高速な電源供給能力を両立させています。 さらに、大型の放熱板を採用することで、プッシュプルで70W(8Ω)、100W(4Ω)と十分な出力を確保、ダンピングファクターも100を実現しており、ドライブ能力を高めています。

機能的には、人間が最も敏感なヴォーカルや、楽器の基音をカバーする中域もコントロールできる3バンド(BASS / MID / TREBLE)トーンコントロールを装備。スピーカー端子はオリジナルのスピーカーターミナル(SPKT-1+)で、従来のニッケル下地+金メッキの2層から厚みのある1層のニッケルメッキに、音質を考慮して変更したとしています。

■ ネットワークCDプレーヤー『 ND8006 』~万能デジタルプレーヤー~

次に、ネットワークCDプレーヤー『 ND8006 』です。従来の8005シリーズのSACD/CDプレーヤー「SA-8005」と、ネットワークプレーヤー/USB-DACの「NA-8005」が統合された形で、1台であらゆるデジタルソフトの再生手段に対応する、万能デジタルプレーヤーという新コンセプトの製品です。ただ筆者としては、SACDの再生機能が省略されたのが返す返すも残念ではありますが・・・。

圧倒的なソフト数を誇るCD再生(CD-R&CD-RW再生対応)に加え、PC再生、フロントUSB-A入力を使ってのUSBメモリやHDD(FAT16/32対応)から、DSDファイルなどのハイレゾ音源が再生できます。ネットワークプレーヤー機能も搭載しており、PCやNASなどのミュージックサーバーに保存した、DSDファイルなどのハイレゾ音源のネットワーク再生も可能です。 ※ハイレゾ音源はDSDファイル:5.6MHz、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで対応。DSDネイティブ再生はアップデートにより対応予定

さらに、現在大注目の音楽ストリーミングサービス(Amazon Prime Musicや、AWA、Spotify、SoundCloud)や、音楽・トーク・ニュースなど世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。 ※MP3、WMA、AACフォーマットで配信されている放送に対応。

Wi-Fi伝送による、スマホなどで再生アプリ「HEOS」を使った多彩な音源の再生(本機の操作も「HEOS」で可能)、AirPlayや、Bluetoothにも対応しているため、iOSデバイスやスマホの音声も高音質で楽しめます。現時点でのほとんどの音源と再生方式に対応している万能型デジタルプレーヤーといえます。 ※「HEOS」は、デノンが提案するWi-Fiでつなぐワイヤレスオーディオ。

ただ、上記の多機能だけが『 ND8006 』の売りではありません。内蔵D/Aコンバーターにも全く手抜きはありません。最新のハイレゾスペックに対応した、高性能なESSの32bit型DAC「ES9016K2M」を採用しています。低ジッターと122 dBの広ダイナミックレンジを誇る高性能デバイスです。

USB-DACでは最大DSD:11.2 MHzと、PCM:384 kHz / 32 bitの入力に対応。DSDの再生方式は、ASIOドライバー(Windowsのみ)によるネイティブ再生および、DoP(DSD Audio over PCM Frames)の両方式に対応しています。また、本機の超低位相雑音クロック回路によって生成される、マスタークロックで制御するアシンクロナスモードにも対応しています。

そして、D/A変換部には、一般的に用いられるD/Aコンバーター内蔵のデジタルフィルターではなく、最上位機「SA-10」譲りのマランツオリジナルのアルゴリズムによる、デジタルフィルター「MMDF(Marantz Musical Digital Filtering)」を搭載し、音色の異なる2つのフィルター(フィルター 1:ハイスピード&ストレート、フィルター 2:アナログ的な音質傾向)が選択できます。D/Aコンバーターのロックレンジを狭めることで、ジッターを低減する「ロックレンジ切り替え機能」も搭載しています。

また、接続したPCやネットワーク機器から流入する高周波ノイズおよび、本機のデジタル回路から発生する高周波ノイズによる音質への悪影響を排除するために、デジタルオーディオ回路とDAC回路の間の信号ラインを絶縁し、さらにデジタルオーディオ回路とアナログオーディオ回路のグラウンドを分離させてノイズの回り込みを防止しています。

アナログ部には、同社オリジナルのHDAMモジュールを採用。電源部にもこだわりを見せ、2重シールドされた大容量トロイダル型電源トランスと、ニチコン社と共同開発した大容量3,300μFのカスタム・ブロックコンデンサーを採用しており、この種の製品としては非常に規模が大きく贅沢な電源回路となっています。

■ 試聴しました


上が『 PM8006 』、下が『 PM8005 』

音質は日本橋1ばん館で、『 PM8006 』を「PM8005」と比較しながら確認しました。スピーカーにはB&W「706S2」とKRIPTON「KX-0.5」を使用し、『 ND8006 』はCDでのみ試聴しました。

まずは前作「PM8005」を試聴しました。低域方向の量感は少ないものの、フラットで中高域はスッキリして、高域方向も十分な伸びが感じられ、中級クラスのアンプによくあるメリハリ調ではなく、癖のない穏やかな印象で、聴き飽きないサウンドでした。

一方、新製品『 PM8006 』の第一印象は、正直かなり上のクラスのアンプではないかと感じさせるサウンドでした。透明感があり中高域はクッキリと粒立ちが良くさわやかで、中低域はゆったりとして厚みがあり、低域方向も解像度が高く伸びやかで、肉厚感も感じられました。全体的に躍動感があり、生き生きとしたリッチなサウンドでした。

余り悪くは書きたくないのですが『 PM8006 』を聴いたあとの「PM8005」のサウンドは、僅かに薄いベールが掛かり、中域が薄く少し軽く感じました。大きくグレードアップしたにも拘わらず、ほんの僅かな価格アップに抑えられたのは驚きです。

また『 ND8006 』のCDのサウンドは予想以上のものがありました。同社のフルサイズのコンポーネンツでは初めて採用されたESSのDACもあってか微小レベルの分解能が高く、音場感の表現もSACDに肉薄するレベルと感じました。残念ながら今回はUSB-DACなどファイルオーディオでは試聴できませんでしたが、前述のようにESS「ES9016K2M」を最大限生かすべく設計されていることから、サウンドは間違いないと思います。

■ 最後に
このようにマランツの上級機のノウハウを徹底投入し、新しいデジタルコンセプトとアナログオーディオの基本を充実させ完成させた、新世代機『 PM8006 』『 ND8006 』。中級コンポーネントに新たな選択肢が加わったことは、オーディオファンにはとっては大いなる朗報です。(あさやん)

2017年12月25日 (月)

【2017年を振り返って】今年の気になるオーディオ機器をご案内~アンプ・プレーヤー編~


みな様、こんにちは!

もう、いくつ寝るとお正月♪と、2017年も残りわずかとなりましたね!
なんとか年賀状も印刷がおわり、あとは一筆したためて投函するだけ。の状態にしましたとうふです。
郵便局も本局に持っていけばまだ元旦配送に間に合う!?ようですので、年賀状作製がまだの方には今からでもパパッと凝った年賀状をデザインできる、年賀状ソフトがお薦めです。
※年賀状ソフトのご購入はこちらより

さて今回も2017年に発売・発表のあった機器の中からとくに私が「これは!!」と感じた物を2017年の締めくくりとしてご案内していきます!
今回はその第3弾、アンプ・プレーヤー編をお送りしていきます!

それでは早速
その①

オッポ
ユニバーサル/4K Ultra HD プレーヤー
UDP-205


まずはプレーヤーから。
今年最も人気のあったプレーヤー。それはこのオッポ製のデジタルメディアプレーヤー【UDP-205】でしょう!
こちらは純粋なCD/SACDプレーヤーではなく、4K UHD ブルーレイの再生にも対応したユニバーサル・プレーヤーにあたります。
USB接続による、高性能DACとしても
ネットワーク接続によるネットワークオーディオプレーヤーとしても
更にXLRバランス接続に対応したステレオ出力と、アナログマルチ出力にも対応したライン出力も搭載。
まさに"なんでも来い!"のマルチメディア・プレーヤーです。
※より詳しい音質や使い勝手などは試用レポートをご参照くださいませ。

本来は4K UHD ブルーレイプレーヤー。
しかしその多機能さと表現力の高さから、ピュアオーディオ用のプレーヤーとしても導入されている方も多いと言われるのも納得の完成度です!

表現力と機能面が非常に高いレベルでまとまっており、先日ご案内のSONICA DACと同じくまさに価格破壊!と言えるでしょう。
発売後もファームウェア更新で話題のMQAファイルへの対応など機能拡張が行われており、さらに"遊べる"要素が加わっています。

CDだけでなく、PCオーディオやネットワークプレーヤーも楽しみたい。だけどプレーヤーは複数台持ちたくないし、当然高音質で楽しみたい!
というとても贅沢なお悩みにこの1台でお応えできる、万能プレーヤーとしてUDP-205、お薦めです!

その②

パイオニア
SACD/CDプレーヤー
PD-70AE


次もプレーヤーからご案内。
こちらは純粋なSACD/CDプレーヤーです。
国内メーカー製でこの価格帯のSACD/CDプレーヤーがディスク再生に特化しているのは昨今では珍しいかもしれませんね。

電源・信号回路のシンプル化や、アナログ・デジタル電源の個別化、分離構造の筐体や振動対策を徹底的に施したドライブ等パイオニアの持てる技術を結集し、ディスク再生に特化したプレーヤーです。

SACD/CDでパフォーマンス高く良い音で楽しみたい。他のメディアは(聴かない/別にプレーヤーがあるから)良いんだ!という方にお薦めです。
私は実機をオーディオセッションで聴きましたが。。。
素晴らしい!の一言です。

国産の(エントリークラス)メジャーメーカーの中でも、このようなディスクメディア特化モデルが発売されるのは、ディスク再生メインのとうふには嬉しいのですが、、、
その反面、"ディスク再生特化だから高音質"とアピールしなければならないほどディスク再生が追い込まれているのか、と危惧してしまいます。

ともあれ、SACD/CDの再生にこだわり抜いたこのPD-70AEの表現力はお持ちのCDから新たな魅力を発見いただけるでしょう!

その③

マランツ
プリメインアンプ
PM8006


今度はプリメインアンプです。
マランツのエントリークラスの最上位モデルが今年ニューモデルに切替となりました。
その名も【PM8006】です。

ボリューム部に上位モデルにも採用されているデジタルボリュームを採用。
というのが発表時の売り文句の1つだったように思います。

その他はスペック数値、見た目が前作PM8005とほぼ同じだった為、発表直後は正直とうふ的にはがっかりしたのですが。。。
実機を聴いてその表現力の進化に驚嘆しました。

端整で何でも卒なくこなす、ツンと澄ました印象のPM8005が、
PM8006では肉厚でどっしり、円熟した色気を感じさせるのです!

見た目は同じでも中身にかなり手を加えているようで、脂の乗った味わい深いサウンドになって非常に好印象

価格はエントリークラス(の最上位)ですが、表現力は同価格帯の中では抜きん出ます。
価格・表現力のバランスが良い、入門~中級機としてお薦めのアンプです!

その④

Astell&Kern
デスクトップ型オーディオアンプ
ACRO L1000


最後は先日発売となりました、Astell&Kernのデスクトップ型アンプ【ACRO L1000】です。
Astell&Kern、と言えば今やポータブルオーディオ業界の牽引者
ポータブルオーディオプレーヤーで培ったデジタル技術をコンパクトなデジタル入力ヘッドホン/プリメインアンプに仕上げたのがこの【ACRO L1000】。

大きなボリュームがとにかくインパクトがありますね。
既存の小型アンプとも一線を画すデザイン性に優れた外観をしています。
小型PCや薄型ノートパソコンの隣にセッティングすればフォトジェニックになるのではないでしょうか?

実機を触る機会があったので聴いてみましたので軽く感想を。
どうしてもデジタルプレーヤーの得意なAstell&Kernだから、ヘッドホンドライブに主眼が置かれてるのでは?と思ってしまいますが、スピーカードライブ力もなかなかのものです。
この表現力なら、先日ご紹介のお薦めブックシェルフスピーカーと組み合わせしてみたいですね!

ヘッドホンでは緻密でナチュラルなAstell&Kernらしいサウンドを感じましたが、
スピーカーではサイズからは思った以上に重心の低い、骨太のサウンドを楽しめます

デスク上に設置しても場所を占有せずデザイン性にも富んで、そして高音質な【ACRO L1000】。
"インテリアとしても楽しめるお手軽ハイエンド"としてお薦めのアンプです!

今年も色々気になる製品が多数ありましたが、来年はどうなんだろう?
と今からワクワクしているとうふでした!

それでは来年もいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年12月10日 (日)

【2017年を振り返って】今年の気になるオーディオ機器をご案内~DAC編~


みな様、こんにちは!

あっという間に2017年も終わりとなる最終月、12月ですね。

本年もオーディオ機器は面白い製品が多かったので、今月は2017年に発売・発表のあった機器の中から
とくに私が「これは!!」と感じた物を2017年の締めくくりとしてご案内していきます!
今回はその第1弾として、DAC編をお送りしていきます!

それでは早速
その①

オッポ
ネットワーク対応USBDAコンバータ
SONICA DAC


2017年最もオーディオ業界を沸かせたDACとして、避けては通れないoppoのSONICA DACですね。
詳細は"あさやん"のハイエンドブログをご参照くださいませ。

高級機でしか採用されていなかったDACチップ"ESS9038PRO"をエントリーモデルでも採用。
高音質DAコンバータとしてだけでなく、AirplayやBluetooth機能、ネットワークオーディオ機能まで。
※とうふ個人的にはRadiko.jp対応が地味に嬉しい機能です。
マルチに活躍できる多機能性と、デジタル部にもアナログ部にも妥協なき徹底したこだわりが詰まっているのに、価格帯はエントリーライン
前評判の高さも相まって、発表直後からメーカーの予想を大きく上回る受注があったのを覚えています。

実機を聴いてみるとその人気も頷けます。
解像度は非常に高くも、質感は損なわれずスッと身体に感じ入ります。
インパクトのある音色というよりはただただ自然で丁寧な表現を楽しめました。

初めて聴いた時には「この価格でこの表現力、この多機能性。。。オーディオの価格破壊でしかない」と驚嘆しました。

進歩の早いデジタル関連ですが、そもそもの出発点が時代の2歩、3歩以上先を進んでいたこのSonica DAC、自信を持ってお薦めできる1台です!!

その②

アイファイ・オーディオ
Bluetooth対応DA/DDコンバータ
nano-iONE


オンリー・ワンの技術で毎度業界を沸かせてくれるアイファイ・オーディオの製品です。

今年は既存モデルの改良強化版ブラック・レーベルの発表や、PCオーディオ分野では他社と一線を画す技術力からくるオリジナリティ溢れるアクセサリ類等を多数発表。
とうふ的には「オーディオ業界の台風の目」とも思っているメーカーです。

さて、アイファイ・オーディオ製品の2017年、多数ある新モデルの中でもイチオシなのはこのnano-iONEです。
詳細は以前にハイエンドブログでご案内済みですが再度のご案内です。

なんといっても、メーカーが"デジタル・ハブ"と位置づけるように
手のひらサイズのボディに
・USB入力(通電と共用)
・同軸/光コンボ端子(入出力共用)
・Bluetooth入力
と多数のデジタル入力機能を搭載。
そしてサイズからは驚きのパワフルサウンド!を実現している事です。

手のひらサイズなので場所もとらず、コンポ等の拡張機器として、
多彩な入力系統を活かして、既存環境を家族に目立たせずに多機能化
オーディオ機器を楽しむ可能性を広げてくれます

このサイズのボディにこれだけの機能&表現力は実際にお聴きいただくと驚かれる事でしょう。
先にご案内のSonica DACには表現力・機能面のコストパフォーマンスの高さに驚かされましたが、このnano-iONEにはコンパクト&ハイパワー&多機能さに衝撃をうけました。

ネットワーク入力が無い故にシンプルで深く考えず使えるのも魅力で、
「繋いで」→「聴いて」→「衝撃を受ける」という3ステップをお楽しみ頂けるでしょう!

設置場所に制限はあるけど音質に妥協はしたくない、そんなお悩みに応えられる機器としてこのnano-iONEは強くお薦めです!

その③

ティアック
ネットワーク対応USB-DAコンバータ
NT-505


最後はまだ発売前になりますが、先日のオーディオイベント"オーディオセッション"で実機が国内初お披露目となったティアックのNT-505です。
機能面、構成面は前モデルであるNT-503をそのまま正常進化させたモデルといえますが、
実機を聴いて驚かされたのは、その表現力です。

既存のNT-503の真面目さ、色づけの少なさとはかなり趣の異なる華やかさとリッチな表現を持っており
オーディオセッションの会場でタンノイのEATONを実に華のある音色で魅せていたのです。

現在のNT-503の表現力も良いのですが、NT-505の"激変"といっても良い音の変化には驚きしかなくメーカー営業の方に思わず詰め寄ってしまった程です。
それもそのはず、このNT-505はティアックのハイエンドブランド"Esoteric"のフラッグシップネットワークプレーヤーN-01と構成・部品を共通としている点が多いのも特徴で、更に開発にもEsotericが関わっているからなのです!
ハイエンド機の技術・部材を投入し、かつ開発も共通となると表現力が似てくるのも自明の理、ですね。

むしろBluetooth機能の搭載ヘッドホン出力(3.5mm4極)を搭載している事、そして価格を考えれば、汎用性の高さはNT-505のほうが上(?)とも言えなくもないでしょう。

N-01ですと100万円を大きく上回る価格の"ハイエンド"製品ですが、このNT-505ですとまだ、エントリー~ミドルラインの価格帯と言えます。
その価格帯にも惜しみなくハイエンドブランドの技術を投入する、ティアックの来年以降に私は大きく期待しています。

2018年1月末以降の発売予定ですが既にご予約を多数頂いていますこのNT-505、来年も楽しみなデジタル関連機器の第一弾として強くお薦めです!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年10月27日 (金)

iFI Audio ガルバニック・アイソレーター『 iGalvanic3.0 』~PCオーディオに画期的音質改善アイテム登場!!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、PCオーディオの性能を究極にまで押し上げる、iFIオーディオのガルバニック・アイソレーター『 iGalvanic3.0 』を取り上げます!
PCオーディオでUSBにおける問題点「ガルバニック」という現象を解決しうる画期的なアイテムです。


iFIオーディオ『 iGalvanic3.0 』


 ■ PCオーディオの現在

PCオーディオ(PCとUSB-DACによるハイレゾ音源再生)がオーディオの新たなジャンルに加わって早10年近くになろうとしています。この間、据置あるいはポータルタイプのUSB-DACが多数発売され、さらにはそこから枝分かれしたネットワークオーディオも大きな地位を占めるに至っています。

しかし、最近は一時の爆発的なブームは沈静化し、その一部はアナログレコードに向かってしまったり、CDに回帰してしまいましたが、PCオーディオも最終的には、オーディオリスニングにおける1つのジャンルを確立した感があります。

一時は、パソコンメーカーを中心に雨後の竹の子のごとく発売されていたポータブルタイプのDACはそのほとんどが淘汰され一部を残すのみとなり、一方の据置タイプも音質的に一日の長のある国内のオーディオメーカー製と、画期的な海外製品のみが生き残り、これらが現時点では、残存者利益を享受しているのは明らかです。

そんな中、新たな発想によるPCオーディオの音質を改善する画期的アイテムが登場したのです。それがiFI Audio(アイファイ・オーディオ)の『 iGalvanic3.0 』です。

 ■ 「Galvanic(ガルバニック)」とは!?

「Galvanic」。ほとんどの方は初めてお聞きになる言葉だと思います。

かく言う私自身も新製品のレビュー資料を見るまでは、一度も聞いた覚えのない名前でした。その「ガルバニック現象」に着目して開発されたのが、今回ご紹介します『 iGalvanic3.0 』というわけです。

まずは、「ガルバニック」の説明から始めたいと思います。

PCオーディオには必須のUSB。そのUSBにおける問題点の最も効果的な解決策の一つが「ガルバニック・アイソレーション(絶縁)」であるのだそうです。しかし、実際にはその対策はほとんど実行されていないのが現状で、そこには技術的に乗り越えるべき、大きな壁が存在したのです。iFI Audioは、その調査に2年を費やした「技術的な挑戦」の結果、『 iGalvanic3.0 』が開発されたのだと言います。

「ガルバニック現象」とは、異種金属が接触した際、それぞれの金属のイオン化傾向(金属元素のイオンへの成り易さ)の違いによって電流が流れるのですが、この電流が「ガルバリック電流」と言われるものです。金属製のスプーンや銀紙を噛むとピリッとする(いわゆる歯が浮く)ことがありますが、これが「ガルバニック電流」の仕業だそうです。(通常「ガルバニック絶縁」は、この電流が流れないように異種金属間を電気的に絶縁するため、塗装や樹脂コーティングなどによって行われることが多いと言います。)

通常PCオーディオにおいては、PCとUSB-DACの接続にはアシンクロナス伝送を採用してジッターの影響を抑えていますが、信号ライン及びグラウンドラインからのノイズの混入は音質を損ねる大きな要因で、USBバスパワーを利用する際はさらに大きく影響を受けてしまいます。

従来からPCオーディオにおいては、PCからのノイズを遮断するため、USB-DAC側にデジタル・アイソレーターが採用される場合が多いのですが、そのほとんどが汎用チップによるアイソレートです。それは、トランスでの磁気エネルギー変換やフォトカプラによる光変換などで行われています。しかしそれらのチップではデータの転送速度が最大でも150Mbps程度で、今後広く普及するであろうUSB3.0規格の5Gbpsにも及ぶハイスピード伝送には対応できません。

USB3.0規格は、伝送ラインと受信ラインがそれぞれ独立しており、大量のデータを扱うにはUSB2.0よりも優れており、プロのオーディオ用途を含め、民生用のオーディオ関連機器でも将来的には間違いなく普及します。 『 iGalvanic3.0 』は、USB3.0(もちろんUSB2.0)に完全に準拠しており、すべてのスピード(1.5Mbps~5Gbps)とすべての伝送モードにも対応しているとしています。

このハイスピード伝送を解決すべく、iFI Audioはその母体でもある英国AMR(Abbingdon Music Research)がもつノウハウや技術を駆使して、従来技術では避ける事のできなかったレイテンシー(データ処理の遅延)のないUSB信号の絶縁技術を開発したのです。この技術を使って完成したのが、USB3.0に完全対応した、世界初のガルバニック・アイソレーター『 iGalvanic3.0 』なのです。

 ■  PCオーディオの性能を究極にまで押し上げた『 iGalvanic3.0 』

『 iGalvanic3.0 』に採用された「ガルバニック絶縁」は、信号ラインだけではなく、電力やアースラインを含めて完全な絶縁を行っており、USBでの高速伝送時のノイズの混入を防止し、アースループも遮断できたとしています。これにより従来技術では叶わなかった正確でノイズのない高速伝送が実現できたのです。さらにバスパワー電源も超低ノイズ電源に変換して供給されるとしています。

お持ちのPCオーディオシステムへの『 iGalvanic3.0 』の接続は非常に簡単で、パソコンとUSB-DACの中間に挿入するだけです。パソコンと本機の間は付属のケーブルで繋ぎ、本機とUSB-DACの間は従来のケーブルを使います。また、特にUSB3.0を使ってのUSB信号伝送では、信号経路が従来のUSB2.0より遙かにシンプルとなるため、より効果的にPCからのノイズのアイソレーションが可能になるとしています。

この『 iGalvanic3.0 』こそ、PCオーディオの性能を究極にまで押し上げたと言えます。その効果は、従来のデジタル・アイソレーション搭載機器で感じるS/Nの良さを遙かに凌駕する圧倒的な静かさを実現したとしています。

 ■  試聴しました

サウンドは、実機をお借りして短時間ですが、弊社リファレンスシステムで確認しました。

まず感じたのは、スピーカーから音が完全に離れたのです。結果、臨場感が素晴らしく、左右はもちろん奥行き方向の再現は抜群で、奥の奥まで見通せるように感じました。特にライブ音源(ビル・エヴァンストリオ「ワルツ・フォー・デビィ」)で、会場でのグラスが当たる音や咳払いなどのザワザワ感が従来より明らかにはっきり聴き取れました。バイオリンの艶、ボーカルの喉の湿り気のある質感、深く沈む低域、さらにピアノは立ち上がりの良さに加え、響きの消えゆく感じも忠実に再現されたのです。

トータルでは、解像度が非常に高く表現が緻密になり、特に締まりの良い低域、曖昧さのない中低域、充実した安定感のある中域、透明度の高い高域など、これがPCオーディオかと思わせる程でした。ソフトに入っているすべての情報が再現されているのではとも感じました。また、ハイレゾソフトのグレードが上がる程『 iGalvanic3.0 』の効果が現れるとも感じました。

 ■ 最後に

本機のパフォーマンスを更に引き上げるために、iFIが提案しているのは、同社のUSBパワーフィルター「iDefender3.0」とDC電源アダプター「iPower」を併用することです。

セルフパワーのUSB-DACをお使いの場合は、これらをPC側に配置しPCの電源を完全に切り離すことで、PCのソフトウェアのジッターを低減することができ、PCでの再生が向上します。また、「iDefender3.0」と「iPower」を『 iGalvanic3.0 』の出力側に配置することで、通常のUSBよりも強力な電流を供給することができ、ノイズをさらに低減することができます。特に高出力のUSB-DAC付きヘッドフォンアンプには有効だとしています。

「iDefender3.0」のみを『 iGalvanic3.0 』の上流側に配置してPCの電源を遮断します。これによって『 iGalvanic3.0 』とUSB-DACの上流側にクリーンな電力を供給します。最終的には『 iGalvanic3.0 』の上流と下流の両方を試してみて音の良い方を選んで欲しいとしています。

『 iGalvanic3.0 』は、PCオーディオとアース設定のために、ゼロから開発された専用のUSB3.0アイソレーションによって、いかなるPCオーディオにも高度な技術で対応しているのです。それは、部品カタログからチップやコンデンサを適当に選んで寄せ集めたものなどでは決してありません。本当に時間をかけて、あらゆるノウハウを駆使して開発したのです。

これこそがiFIオーディオにしかできない《 PCオーディオへの解答 》です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)


2017年9月25日 (月)

【人気モデルがパワーアップして新登場!】デノンのコンパクトプリメインアンプ"PMA-60"のご案内です!


みな様、こんにちは!

日中の気温差が激しく、体調維持に苦労しているとうふです。
風邪ははじめが肝心。初期症状を感じられたら早めに薬を飲んで、ゆっくり身体を休めてくださいませ。
そんな医薬品の品揃えが豊富なJoshinネットショッピングの医薬品コーナーはこちらより
さて、今回ご案内は。。。こちら!

デノン
USB-DAC搭載プリメインアンプ
PMA-60-SP


『コンパクト』『ハイパワー』そして『スタイリッシュ』で人気を博したデジタルプリメインアンプ「PMA-50」の正当後継機、【PMA-60】です!

本機の特徴としてまず、外せないのが
【デジタルアンプ回路(DDFA)を最新版に更新】が挙げられます。
以前レビューした、"DA-310USB"と回路自体は共通ですが、デノン独自のアナログ波形再現技術「αプロセッシング」は最新版の「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。
より滑らかで原信号に近い音楽データを復元するとの事です。

次に機能面としては【PC-USB入力時のPCM最大384kHz/32bit、DSD11.2MHzに対応】です。
※ただし、11.2MHz入力にはAL32処理を行う為PCM変換を行ってDDFA回路に入力されます。

入力端子や出力端子等に大きな変更は無く、縦置きにも対応したデザインや大型のボリュームなど外観は『シンプル&スマート』な"PMA-50"と一緒です。 デザインはほぼ完成の域に達しているので、内面の充実に注力したモデルなのでしょう。
なお、この【PMA-60】と同時に発表された弟モデル"PMA-30"もあります。
アンプ回路にDDFAを非採用、USB-DAC機能非搭載、NFC非対応と機能を抑えている分、価格を抑えたエントリー・モデルです!

最新機能がぎゅっと詰まったコンパクト&ハイパワーの【PMA-60】か、
機能は抑え目だけどシンプル&スマートな【PMA-30】か。
用途によって選べる楽しさが加わったデノンのデザイン・シリーズ!
今秋ニューモデルの中でも非常に気になるアンプです!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年8月28日 (月)

“ここまでやるか!” ~OPPO ユニバーサルプレーヤー『 UDP-205 』をオーディオ目線で徹底解説~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、OPPOのユニバーサルプレーヤー『 UDP-205 』をご紹介。本機1台で、ほぼ全てのデジタル音源を聴くことができるうえ、一般的な映像機器とは次元が違う本格的なオーディオ機器です。


OPPO「UDP-205」


OPPOのユニバーサルプレーヤー

OPPO Digital社は、米カリフォルニア州のIT最先端のシリコンバレーに2004年に創業したエレクトロニクスメーカーで、同社の製品はアメリカのR&D(研究開発)チームにより設計・開発されています。

特にユニバーサルプレーヤーは同社を代表する製品として、過去には「BDP-83」「BDP-93/BDP-95」「BDP-103JP/BDP-105JP」「BDP-103DJP/BDP-105DJP」「BDP-105D JAPAN LIMITED 」そして現在大ヒット中の「UDP-203」に至るまでいずれも人気を博してきました。

OPPOのユニバーサルプレーヤーが人気となったのは、その映像技術もさることながら、オーディオ的、特に音質的に国産のユニバーサルプレーヤーやブルーレイプレーヤーとは一線を画す高音質がオーディオファンの間で認められたからに他なりません。

Ultra HDブルーレイ(ユニバーサル)プレーヤー『 UDP-205 』をオーディオ的見地から詳細に見ていく前に、若干映像系のフィーチャーについても触れておきたいと思います。

「UDP-203」と本機『 UDP-205 』を比較!

まず、OPPOが先行発売した「UDP-203」と本機『 UDP-205 』のいずれにおいても、最新の“UHB BD規格※”に国内大手メーカー並のスピードで対応できたのは、過去のBDプレーヤでのノウハウの蓄積がものを言ったのではないかと思います。(※UHB BD規格=Blu-ray Discの後継となる4K対応の次世代ブルーレイディスク規格)

「UDP-203」と『 UDP-205 』の映像回路には共通した部分が多く「HDR10」(ハイ・ダイナミック・レンジの略、旧来の方式に比べ明暗差を4倍きめ細やかに表現できる映像技術)と「ドルビービジョン」(明暗差をさらに4倍も緻密に表現できる)にも対応しています。

また、HDMI出力を2系統搭載しており、「HDMI 2.0」に対応する映像・音声出力用メイン端子と、「HDMI 1.4」に対応する音声出力専用端子を搭載しています。

「HDMI 2.0」対応端子は最新のUHD規格対応のディスプレイやプロジェクター、AVアンプとの接続を想定し、「HDMI 1.4」対応端子は旧来のAVアンプと接続することを想定しています。

フレームレートは最大4K/60P(4:4:4/4:2:2/4:2:0)まで対応しており、高性能の映像出力が可能です。

それでは音声回路について詳しく見て参りましょう。

音声回路の基本設計と仕様に関しては、「UDP-203」と『 UDP-205 』の間にはかなり差が見られます。まず心臓部とも言えるDACチップは、「UDP-203」が旭化成エレクトロニクス製の「AK4458VN」なのに対し、『 UDP-205 』では最高レベルの再生パフォーマンスを目指して、ESS Technology社の最新世代フラッグシップDACチップ「ES9038PRO」を、再生音の純度を高める目的でステレオ用とマルチチャンネル用に独立して2基搭載すると言う贅沢さです。もちろん、通常ビデオディスクプレーヤーでの採用は到底不可能な最高級DACです。

「ES9038PRO」はESS SABRE PROシリーズのフラッグシップ製品で、32ビットHyperStream2テクノロジーを採用した最高級D/Aコンバーター製品用のDACチップで、140dB以上のダイナミックレンジを誇ります。

余談ですが、「ES9038PRO」は、Accuphaseの最高級D/Aコンバーター「DC-950」をはじめ、AYRE「QX-5 Twenty」、SOULNOTEの「D-1」、そしてOPPO「Sonica」といういずれも音質評価の高い高級機が採用しており、旭化成の「AK4497」ともに、現時点でのハイエンドDACの地位を確立しています。

本機はもちろんSACDにも対応しており、それは純粋なオーディオファンには不要かも知れませんが7.1ch/5.1chのBDマルチ再生(HDMIをサポートしていない従来のAVアンプ用)に加えて、SACDのマルチチャンネル(3.0~5.1ch)再生も可能となっています。

ハイレゾでも最先端!?

ハイレゾのファイル再生でも最先端のスペックを実現しており、USB入力では最大22.4MHzのDSD(MacではDoP方式で最大11.2MHz)とPCMで768kHz/32bitまでサポートしており、USB-DACとしても第一級です。さらにネットワークとUSBメモリーからは、ステレオに加えてDSD5.6MHzを含むマルチチャンネル音源にも対応しており万全です。

下の内部写真は、左が『 UDP-205 』、右が「UDP-203」です。

基板のレイアウトや大きさ(シャーシの空きスペース)、高品位パーツの採用など違いが非常に大きく、これはもう一目瞭然です。

特に電源部は、デジタル回路用とアナログオーディオ回路用に分割し、ノイズ干渉を低減する設計となっています。また、日本仕様の『 UDP-205 』は特に100V・50Hz/60Hzという日本の環境向けに専用設計された強力なトロイダルコア・トランスによって、クリーンで安定した電源供給が行なわれていると言います。

本格的なオーディオ機器として。

もう一つ、オーディオ再生に欠かせない要素として、プレーヤー自体の静粛性があります。本機は自然冷却できるよう、内部のレイアウトとシャーシ構造の設計がなされています。

入念に配置されたヒートシンクと放熱口によって、再生時のS/Nの悪化をもたらす内部ファンや外部ファンを必要とせず、低い温度と静粛性を保ったまま動作させることが可能になったことで、一般的な映像機器とは違う本格的なオーディオ機器と言えるのです。

ドライブメカにも注力しており、高精度光学レーザーを用いたカスタムメイドのハイプレシジョン・ディスクローダー・メカニズムを採用。特別なチューニングを施しあらゆる光学ディスクの再生において、高速な読み取りだけでなく、強力なエラー検知・訂正機能を持ち、安定した再生が可能としています。

また、前作「BDP-105D JAPAN LIMITED」で培った、高剛性化、低重心化、振動対策などのノウハウを最大限投入したとしています。

二重構造の筐体の採用、ドライブメカの取り付け位置を低くし、同社としては初となる金属製のインシュレーターを採用するなど、高級オーディオ機器並の徹底した振動対策を施しています。

『 UDP-205 』のステレオ音声出力には、XLRバランス出力とRCA出力が各1系統搭載されています。特に、バランス出力はDACからの差動出力をダイレクトに伝送することが可能で、コモンモードノイズを低減させることができるため、バランス入力付きのアンプをお使いの方にはメリットが非常に大きいと思います。

フラッグシップ仕様のDACならではのダイナミックレンジの広さやS/N感の再現性はハイエンドオーディオ機器そのものと言えます。

さらにデジタル出力にも注力しており、独自の「HDMIオーディオジッターリダクション回路」(HDMI出力からの音声信号のタイミング・エラーを除去し、信号のゆらぎを軽減)を音声専用のHDMI出力部に投入し、ジッターを大幅に低減させています。

この結果、同端子から出力したデジタル音声でも圧倒的な情報量と豊かな音場感を再現できたとしています。

その他、音声デジタル入力として同軸デジタル入力端子および光デジタル入力端子を搭載。最新鋭D/Aコンバーターとして、デジタル出力を持つ機器を最大限生かすこともできます。

また高性能ヘッドホンアンプも内蔵しており、そのヘッドホンアンプが「ES9038PRO」の出力からダイレクトに接続されていることから、従来機からは明らかに進化しており、ヘッドホンを強力にドライブできます。

さて、そのサウンドは、音質は短時間ですが、当社「リファレンスシステム」で確認しました。音を出した瞬間、これは只者ではないと感じました。とにかく本格的なのです。

安定した厚みのある低域、ヌケの良い中高域は、まさにハイエンドの世界そのものです。通常CDを小音量でプレイしても、微塵の曇りもなく、非常に透明度の高い、瑞々しいサウンドでした。これがユニバーサルプレーヤーだとは俄には信じられませんでした。


最後に
このように魅力たっぷりの『 UDP-205 』は、ある意味オーディオファン・音楽ファンにとって、ディスクプレーヤーとしてのみならず、デジタル入力機器としての“最終型”とも言えるのではないでしょうか。

本機が1台あれば、ディスクからハイレゾまで、ほぼ全てのデジタル音源を聴くことができる万能性はもちろん、徹底的な音質対策による音質面でのメリットは、ハイエンドオーディオとして十二分に通用する高品位なものです。

『 UDP-205 』は1台で二度美味しいにとどまらず、五度も六度も美味しい画期的なユニバーサルプレーヤーです。本機の内容を詳細に見てきた筆者の本音は“ここまでやるか!”でした。(あさやん)

2017年8月20日 (日)

【新時代?それとも。。。!?】ヤマハの新アプローチプリメインアンプR-N803のご案内です!


みな様、こんにちは!

まだまだ秋には遠い天気が続く毎日ですね。。。
早く食欲の秋芸術の秋を楽しみたいと思っているとうふです。

さて今回ご案内の製品は、ヤマハから発表のあった、こちら!

ヤマハ
ネットワークHi-Fiレシーバー
R-N803

ネットワーク機能搭載プリメインアンプR-N803です!
※シルバーとの二色展開です!

ぱっと機能面を確認すると本機は
・FM/AM(ワイドFM対応)チューナー
・ハイレゾ・DSD対応のネットワークオーディオ機能
・USBメモリのデータ再生に対応
・Bluetooth、Wi-Fi
・MMフォノ入力を含むアナログ入力
と、『なんだ、ネットワークプレーヤー機能付きのプリメインアンプか』と言われそうですが。。。
本機には他のプリメインアンプには無い機能が搭載されているのが最大の特徴です。
それは"「YPAO(ヤマハ・パラメトリック・ルーム・アコースティック・オプティマイザー)」による自動音場補正機能"です!!

~「YPAO」とは?~
ヤマハと言えばAVアンプやサウンドバーも人気のメーカー。
特に音場補正技術や音響効果には定評があり、この「YPAO」AVアンプなどに採用されている視聴環境最適化システムです。
付属マイクで部屋の形状や壁の材質、スピーカーとの距離(AVアンプだとスピーカーの本数等も含む)等の機器環境・情報を測定し、自動でそのリスニング環境に最適な状態に仕上げてくれる、何とも便利な機能です。
その機能がなんと、このR-N803に搭載されているのです!!
簡単な注意点としてはAVアンプと違い、直接画面を接続する事が出来ないプリメインアンプのため、 タブレットやスマホ等のアプリから設定の確認を取る必要があることくらいでしょうか。
また、YPAOによる最適化を不要とされる場合もご安心ください。
これら処理を通さないピュアダイレクトモードもちゃんと搭載されていますので!

日本のオーディオメーカーの中でも早くからネットワーク専用プレーヤーに注目し、さらに無線LANルーター等のネットワーク関連の商品も自社技術で展開するヤマハ。
さらにヤマハらしい、ユーザー視点の使い勝手を考えた作りと最新機能に貪欲な姿勢がよく現れたこの「R-N803」非常に楽しみな製品です。
現在好評ご予約受付中(8月末発売予定です)のこの「R-N803」、
ヤマハの新時代プリメインアンプとして今年のアンプ製品群の中でも"台風の目"となるかもしれませんよ!?

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

Joshin webショップ

  • Joshin webショップ 家電・PC・ホビーの大型専門店

ジョーシン店舗
高級オーディオ情報!

  • 下記店舗では、ハイレゾからアナログまで、Accuphase・B&Wなどのハイエンド オーディオ製品やオーディオアクセサリーが充実。試聴室完備で比較試聴も できます。

    日本橋1ばん館 4F
    (大阪 日本橋)

    三宮1ばん館 B1F
    (神戸 三宮)