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2017年3月26日 (日)

【人気のクラスを一挙ご紹介!】お薦めのUSB-DAC/ヘッドホンアンプのご紹介です


みなさま、こんにちは!

前回は小型ブックシェルフスピーカーをご案内しましたがいかがでしたでしょうか?
あまりオーディオ雑誌等で紹介される事が少ない機種も含まれていますが、実際にじっくり聴いてコストパフォーマンスの高さに驚かされた機種を選りすぐっていますので機会があれば是非一度ご試聴下さいませ。

さて、今回ご案内するのはUSB-DAC兼ヘッドホンアンプ
今更ではありますが、昨今ではCDプレーヤーを使わず、
・リッピングした音源
・e-Onkyo等のハイレゾ配信音源
などをパソコンやネットワークオーディオプレーヤー等で再生するオーディオスタイルが定着しつつあります。
むしろ、私よりも若い世代にもなるとCDは買わず、配信音源のみを購入している人もいるのだとか。

その中でもUSB-DACを使用したPCオーディオは
1)DACの選択肢の幅広さ
2)ソフトウェアによる音の変化
3)USBケーブルやオーディオアクセサリによる音の変化
等、楽しめる要素が多く、更に普段使い慣れたPCでも簡単に楽しめるなどの導入のしやすさもあってユーザーが多いように感じます。
というわけで今回も実際に試聴してきた中で、価格と表現力のバランスに優れた製品をチョイスしてみました。

お薦めその①

パイオニア
USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ
U-05

パイオニア初のUSB-DAC/ヘッドホンアンプとして発売当時非常に話題となったモデルです。
あさやんのハイエンドオーディオブログ記事はこちらです。

とうふがオススメするU-05のここがポイント!
○豊富な入力端子
USB[B]×1、AES/EBU×1、同軸×2、光[角型]×2は他に類を見ない豊富な入力端子です。
特にAES/EBUを搭載しているのは珍しく、発売当初『あれ、パイオニアにAES/EBUアウトの製品あったっけ?(ありません)』と思ったものです。
○豊富なヘッドホン出力端子
XLR(3pin×2)×1、XLR(4pin)×1、6.3mm標準ステレオジャック×1というこれまた豊富な出力端子。
※今回ご案内の機種の中では最も古い製品となるため、3.5mm4極端子や4.4mm5極端子等には当然対応しておりません。
○こだわりの内部パーツ、構成
電源トランスとDAC部分を別室にする構造や、肉厚ボディによるしっかりとした筐体等

等々、思わずニヤリとさせられる、パイオニアのこだわりと意気込みが込められたモデルです。
USB-DACとしては明るく、輪郭のクッキリとしたわかりやすい表現で、明るくカラリとした表情が非常に好印象。
多数の出力端子を揃えるだけあり、ヘッドホンアンプとしても優秀で、低能率の業務用ヘッドホンなども楽々と鳴らしてくれるパワーで魅せてくれました。

また、アナログ出力はボリュームに連動させることもできるので、パワーアンプを接続すればデジタル入力専用プリアンプとしても使用できます。
プリアンプとしても性能は意外と高く、感情の起伏に富んだエネルギッシュな表現も楽しめます。
もう、『色々詰め込みすぎだろう!』と言いたくなるような内容ですがいずれの機能も非常にハイレベルに纏まっており、欲張りな方にはピッタリの仕上がりです。

全体的には明るくカラッとした表現なので、ポップスやロックが好きな方にはイチオシです。
 
とうふ的U-05の5段階評価
お薦め度 :★★  :多機能過ぎるのが逆に弱点になるかも?『3点』
表現力  :★★★★:明朗快活。カラッとした明るさが好きです。『5点』
見た目  :★★  :多数のヘッドホン出力とツマミ。人を選ぶかな『3点』
機能性  :★★★★:圧倒的多機能。デジタルプリとしても優秀『5点』!
総合評価 :★★★★:多機能+判りやすい表現力。マルチに活躍します『5点』



その②はこちら

マランツ
USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ
HD-DAC1

マランツ初のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ専用機としてこれも非常に話題になったモデルです。
あさやんのハイエンドオーディオブログ記事はこちらです。

とうふがオススメするHD-DAC1のここがポイント!
○高級感の溢れるデザイン
ウッド調のサイドパネル(プラ製です)
1980年代のモデルにあった側面ウッドパネルを彷彿とさせる懐かしくも新しいデザイン。(しつこいですがプラ製です)
○高級機種と共通のヘッドホンアンプ回路
マランツお得意のHDAM-SA2+フルディスクリート無帰還型出力バッファー構成のヘッドホンアンプ部。
○可変/固定の2系統のRCA出力を搭載
プリアンプとしても使用してもよし、出力固定のDACとしても使用してもよし。
○実はアナログ入力があります
3.5mmステレオミニプラグですがアナログ入力があります。
ポータブルプレーヤーなどのライン出力を簡単に入力できます。
○USBメモリ/iOS機器の接続が可能
PC以外の再生機能を搭載

といったオススメポイントが多々ある、マランツからの初・USB-DAC/ヘッドホン特化モデルです。
マランツらしい明瞭度が高く、ホールで聴くような広がりのある表現力と高級感のあるデザイン。

先にご案内のU-05と比べると非常にシンプルなデザインですが、ヘッドホンからの出力はマランツ高級モデルと遜色が無い、自然でゆとりのある表現力。
このコンパクトなボディからは驚きの、懐の広い表現を楽しめました。
高級機種譲りのヘッドホンアンプ回路を搭載しているので、能率の低いヘッドホンなどもゆとりを持って鳴らしてくれます。

また、USB-DACだけでなく、フロントのUSB[A]端子にiOS機器やUSBメモリを接続する事も可能。
HD-DAC1だけで音源を再生することも可能というのもHD-DAC1の隠れた魅力と言えるでしょう。
マランツ高級機種の技術がこの小さなボディにギュッとつまった『機能特化の上級キラー』と言えます。
空間表現と自然で広がりのある表現を得意としているので、クラシックやJazzの好きな方には強くオススメします。

とうふ的HD-DAC1の5段階評価
お薦め度 :★★★ :上品に纏まったデザインとコンパクトさ。『4点』
表現力  :★★★★:上位モデルのDAC部を抽出した贅沢機『5点』
見た目  :★★★★:ウッド調のサイドパネルに高級機譲りのデザイン『5点』
機能性  :★★  :シンプルすぎるのが玉に瑕?『3点』
総合評価 :★★★★:高級機種で聴くような充実感。驚きです。『5点』!



続いてその③

ティアック
UDB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ
UD-503

ティアックのReference500シリーズのフラッグシップモデルDACです。
DAC機能とヘッドホン機能が大幅に強化されており、様々な部分でTEACの音に対する試みが施された意欲作となっています。
あさやんのハイエンドオーディオブログ記事はこちらです。

とうふがオススメするUD-503のここがポイント!
○11.2MHzのDSDに対応
ティアックのハイエンドブランド「Esoteric」製品にも採用されている旭化成のDACチップが搭載
○DACチップ以外にもこだわりが
電源部や、インシュレーター、完全バランス回路等、上位ブランドの技術も貪欲に採用する意気込みが感じられます。
○バランス出力に対応したヘッドホンアンプ部
6.3mm標準ジャック×2を使用したバランス出力に対応。
○10MHz外部クロック入力に対応
USB-DAC接続時に限りますが外部クロックを導入することが可能です。
○アナログ入力を持ち、プリアンプとしても利用可能
RCA入力を1系統持っており、こういっては何ですが意外と優秀なプリアンプとしても楽しめます。

ティアックのReference500シリーズには501というUSB-DACが既に存在していますが、ユーザーの声、市場のニーズ等に答え機能強化を図ったモデルです。
目立つ所だと「USB-DAC部の強化」や「アナログ入力に対応」「プリアンプ機能搭載」「バランスヘッドホン出力」等、
マニアックな部分では「外部クロックに対応」、「ピンポイントフットの採用」、「LEDディスプレイ採用」などの強化が施されています。

その音質は上位ブランドのEsotericを彷彿とさせる、スッキリとキレのある音色。
繊細ですが、細すぎず一音一音をシッカリと表現し、Esoteric製品ほど隙の無い音色ではないため緊張感をそれほど感じず、気楽に楽しめます。
ティアック製品に多い、耳馴染みのよい表情で平均点が高いバランスの良い表現力です。
クラシックやジャズ等もお薦めですが。。。

とうふ的UD-503の5段階評価
お薦め度 :★★★ :遊べる要素が非常に多いのでオススメです。『4点』
表現力  :★★★★:スピード感と音キレのよさは上位ブランド譲り『5点』
見た目  :★★  :業務用ぽいデザインは賛否両論?『3点』
機能性  :★★★★:外部クロックやプリアンプ部等かなり優秀です『5点』!
総合評価 :★★★★:バランスの良さとアクセサリ等を楽しめる拡張性。『5点』



最後となりますその④

デノン
ハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ
DA-310USB

デノンから発売されています、USB-DAC/ヘッドホンアンプですね。

このモデルは何度かブログでもご案内しております。
私とうふのハイエンドオーディオブログ記事はこちら

とうふがオススメするDA-310USBのここがポイント!
○高機能デジタルアンプ回路DDFAを搭載
弟機といえるのか、プリメインアンプのPMA-50にも搭載されているデジタルアンプ回路をヘッドホンアンプ部に採用。※本機はどちらかと言うと、上位モデルのDNP-2500NEの回路部を引き継いでいます。
○縦置きにも対応
縦置きにすることでスペースを確保する事が出来ます。
○サイズからは考えられないエネルギッシュなサウンド
最大の特徴です。
片手に乗るサイズ(※ACアダプタは除く)でありながら、能率の低いヘッドホンでも楽々と鳴らすパワー感に圧倒されました。

さらに言うと、今回ご案内の中では最も小型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプです。(※ACアダプタ含まず)
筐体サイズからも
入力は光×2、同軸×1、USB×1
出力はRCA×1、6.3mm標準ジャック×1という、先述のマランツのHD-DAC1以上にシンプルです。
しかしよく言う「シンプル イズ ベスト」という言葉にあるように、このDA-310USBの表現力は素晴らしいの一言です。
スピード感はありつつも雑にならず、どっしりパンチの効いた表現を楽しませてくれます。
その表現力は前回に案内の通り、私はヘッドホンアンプでの運用がオススメです。
小さいボディからは思えない、エネルギーのある表現をお楽しみいただけるでしょう!

是非このDA-310USBではポップス、特にロックはグイグイ押し出してくるような表情を楽しめるのでオススメです。


とうふ的DA-310USBの5段階評価
お薦め度  :★★★★:デザインも良く、コンパクト&ハイパワー。お薦めです『5点』
表現力   :★★★★:このボディの何処にこのエネルギーが!?という元気良さ『5点』!
見た目   :★★  :縦置き可能等の設置性の高さは好印象。だがアダプタが...『3点』
機能性   :★★  :シンプルな構成です。可もなく不可もなく『3点』
総合評価  :★★★★:価格と表現力のバランスがよく、非常にオススメです。『5点』


ハイエンド系で他にも色々お薦めしたい機種があるのですが。。。
まだ全ての実機をじっくりとまでは確認できておりませんので今回は保留ですが、いずれは第2弾、第3弾、と続けて行きたいですね!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年2月21日 (火)

【”Superior Sound”】JVCのポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX01』のご紹介です!

ボーダー

いつもJoshin webをご利用いただき、誠にありがとうございます。

最近、知覚過敏気味のボーダーです。こんにちわ。


知覚過敏、といえば『シュミテクト』ですよね。

今、使ってる歯磨き粉が無くなったら、シュミテクトへ切り替えようかと思います。

辛いですよね。飲み物とか特に。


さて、本日はJVCのポータブルヘッドホンアンプ『SU-AX01』のご紹介です!


JVC
ポータブルヘッドホンアンプ
SU-AX01


■【商品概要】■

『SU-AX01』はJVCの”ハイクラス”ブランド「CLASS-S」にカテゴライズされた、ポータブルヘッドホンアンプです。

前機種SU-AX7からは、かなりパワーアップしているモデルとなっており、私自身、試聴してみた結果、「これは試して欲しい!」と強く感じたヘッドホンアンプです。

柔らかいサウンドが特徴的だったSU-AX7は、アナログ的な音が楽しめるヘッドホンアンプと感じているのですが、今回のSU-AX01は、それとは違った趣のヘッドホンアンプでした。

個人的にポータブルヘッドホンアンプは、ソニーの「PHA-3」が長らくトップを堅持していたのですが、ついに変わる時が…。それほどに、まさに”上質”なヘッドホンアンプでした。


まずはスペックをチェック。

SU-AX01は、ハイレゾ音源への対応が飛躍的にパワーアップしています。

前機種SU-AX07と比べると、DSD音源への対応が可能となり、DSDは11.2MHz、PCM音源は384kHz/32bitまで対応を可能にしています。

昨今のハイレゾ音源への対応スペックとしては、十分にカバーしていると言っても過言ではないでしょう。


そして、バランス接続ヘッドホンに対応。

3.5mmステレオミニのL/R端子を装備し、対応のイヤホン/ヘッドホンを接続することが可能です。

JVC純正でリケーブルも発売されておりますので、解像度はより高く、空間表現もさらに自然に音楽を楽しむことが可能です。

CN-HM01MB(MMCX端子)」…対応機種 HA-FW01、HA-FW02、HA-FX1100、HA-FX850

CN-HY01MB(両出しタイプ)」…対応機種 HA-SW01、HA-SW02

CN-HS01MB(片出しタイプ)」…対応機種 HA-SS01、HA-SS02


そして最後に、これがSU-AX01のサウンドを決定づける要因でしょう、「フルバランス構成のアナログ回路搭載」。

メーカーページによると、「DACより以降のアナログ回路をフルバランス構成とすることで、高い解像度と自然な空間表現を実現」とあります。

個人的試聴レビューは後ほど書いてみたいと思いますが、確かに空間表現はとてもナチュラルで、自然なサウンド表情を感じました。

またボリュームも、高精度電子ボリュームを”L/R独立”で採用し、L/R独立電源、L/R独立ヘッドホンジャック等も採用されています。これにより、音のセパレーションはさらに向上し、正確な音像定位を実現している、とのことです。


そして、様々な音源をマスタークオリティに近づける「New K2 Technology」も搭載しています。

音楽信号をビット拡張、周波数帯域拡張、波形補正を行い、ハイレゾ音源も非ハイレゾ音源も、マスタークオリティに近づけるJVC独自の高音質化技術とのことです。


SU-AX01は、10万円を超えるポータブルヘッドホンアンプということで、とても興味があったんです。結構、高価格ですからね…。

それでは果たして、そのサウンドは…。


■【試聴レビュー】■

さて、今回も実機をお借りして試聴してみました。

音源はいつものごとく、各種ハイレゾ音源やCD音源。イヤホンはUltimate Earsの「UE900」です。

非常にまろやかです。バキッとした表情は感じられません。ですが、その深奥にはしっかりと芯が備わっているようでした。

「SU-AX01で聴くとあからさまに凄く特徴的!」というイメージではなく、音楽全体が上品な大人の雰囲気を醸し出し、聴いていると本当に心地よくなる、素晴らしいサウンドです。

「重厚・骨太」や、「超繊細・明瞭」という、どちらかに重きを置いたサウンドではなく、バランス加減が絶妙ということと思います。

音の分離・解像度の高さは言うまでもありません。頭の右左、前後に立体的にイメージが感じられ、ひとつひとつにライトを当てたようなサウンドを感じました。


例えば、中高音域は線が細いイメージというよりも、伸びていく先まで一本芯の通った感触で、そこから先への先端部分は「オーケストラのタクト」のように非常に繊細なのでした。

手嶌葵のボーカルはとても流麗。なのですが、ピシッとしたイメージよりも、豊かな包み込むようなボーカルでした。

低音域については、アタックの強い制動性のあるサウンドを感じます。

ディアンジェロのVoodoo「Africa」ではうなるベースと、乾いた表情のスネア、”厚い”ボーカルを感じました。

EDMのような、跳ねるドラムと豪快なシンセサウンドもしっかりと操ります。この辺りは、SU-AX01の分離感、解像度の高さが立証されているような気がしました。


これまで私ボーダーの中では、ポータブルヘッドホンアンプはソニー「PHA-3」が最も完成されていると考えておりましたが、今回の「SU-AX01」はそれ以上の好感触なポータブルヘッドホンアンプでした。

「PHA-3」が美音、しゃっきり系とすれば、「SU-AX01」は淡麗上品、たおやか系というか…。

予算に余裕があれば、一度試していただきたい完成度の高さと思います。


最後に、今回バランスでのサウンドは試すことができませんでしたが、バランスであれば、さらに音の分離が良くなり、広い音場を感じられるのではないかと思います。

JVCのポータブルヘッドホンアンプ「SU-AX01」は、芯が備わりつつも、上品なサウンドを楽しめるモデルと思います。

まさに、JVCが丹念に磨き上げた「ホンモノの上質」であり【Superior Sound】を追及したモデルなのです。


それでは、いつもお買い得なJoshin webでお待ちしております。

2017年2月19日 (日)

【コスパが高過ぎ】AETのオーディオアクセサリ「VFEシリーズ」をご案内します。


みなさま、こんにちは!

スーパーに並ぶ野菜の価格で春を感じているとうふです。
徐々にですが日差しも柔らかく、気候も暖かくなっているように感じますね。
毎年毎年言われているような気がするのですが、今年は花粉が凄いようなので、空気清浄機を導入されていない方はお早めにご用意下さい。。。
※そんな空気清浄機が豊富でお得なJoshin Webの特設コーナーはこちらより

さて、今回ご案内するのはオーディオアクセサリです。
最近はやや高額の製品のご案内が続いていたので、私が試してきた中でもダントツにコスパが高い製品をご案内します。

AET
インシュレーター
VFE4005シリーズ

高級オーディオケーブルなどで著名なAETのオーディオアクセサリです。
しかし、昨今は高級ケーブルばかりでなく、コストパフォーマンスの高いケーブルや、今回ご案内のインシュレーター等も続々発表しており、エントリーユーザーからハイエンドユーザーまで幅広くフォローするオーディオアクセサリメーカーになっていますので、『高級ケーブルメーカー!?』と敬遠される必要は全くありません。

さて今回ご案内のVFE4005はとうふが近年試した中でも価格と効果に驚かされた製品で、見た目はスポンジ状のシートです。
最初見た時に「え?あのAETがこんなのを。。。?」と正直馬鹿にしていました。。。が、効果と価格で驚かされたのを思い出します。
ちなみに型番には意味があり、
VFE=素材名です。ヴィスコマティック・フォームド・エラストマーの略
40=一辺の長さ
05=厚み
アルファベット=硬さ(S=ソフト、H=ハード、U=ウルトラハード)
となっています。
なのでサイズの違いで他にも「2005」「4010」「8015」などがありますので、使用環境/機器サイズ等に合わせてチョイスできるのもうれしいポイントです。

スピーカー直下や、機器のインシュレーターの下、またオーディオボードの下など、様々な箇所の制振に役立ち、またサイズも薄型・小型なので設置性も非常に高いのが魅力です。

とうふ視点による各モデルの特徴
○Sモデル
最も柔らかいモデル。振動を非常に吸収するので、プレーヤー等にお薦めです。
音に温かみが加わりますが、柔らかさも加わるので使いどころにご注意を。

とうふはオーディオNASやPCへ、オーディオボードと併用して使用しています。

○Hモデル
適度な弾力を持つ、とうふが最もお薦めのモデルです。
スピーカーやサブウーファーの音がブーミーに感じるようでしたらインシュレーター下にお試し下さい。
この適度な弾力が音を引き締め、耳辺り良くしてくれるでしょう。

とうふはプレーヤー、DACに使用しています。

○Uモデル
最も硬いモデル。
音の輪郭がハッキリとしつつも強調しすぎない、絶妙な表現力です。
重量のあるパワーアンプや、スピーカー下部に敷くオーディオボードの下等にお薦めです。

とうふはスピーカー下のオーディオボードとオーディオボードの間に使用しています。
※オーディオボードを重ねて使用しています。

このように様々な場所・用途に応じて最適な組合せを楽しむ事ができ、かつ数あるオーディオアクセサリの中でも最安の部類に入るアクセサリです。
しかし効果も解り易く、使いどころによっては非常に大きな効果を発揮するので、オーディオを楽しみ始めた入門者の方にも、しっかりとしたシステムをお持ちのハイエンドユーザーの方にもお薦めできるアクセサリに仕上がっています。


とうふ的VFE4005の5段階評価
お薦め度 :★★★★:複数買っても高級オーディオアクセサリ1個よりも安い『5点』!
音の変化 :★★★★:硬さで音が変わるので良くお選びください『4点』
見た目   :    :どうせ隠れるんだから気にしない!しかし見た目は...『1点』
コスパ   :★★★★:価格と音の変化幅を考えたら安すぎる。と感じました『5点』!
総合評価 :★★★★:入門から玄人まで、全ての人にお薦めできます。『5点』!


それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年2月10日 (金)

【NewVintage】TEACの新世代フラッグシップモデル「NR-7CD」をご紹介します


みなさま、こんにちわ!

節分の豆まきで最近、一部の幼稚園では最後に「鬼は改心したので仲良くしましょう」と、一緒に遊ぶといったオチになっていると聞いて愕然としているとうふです。

さて今回ご案内の製品はこちら!

ティアック
ネットワーク対応CDレシーバー
NR-7CD-S

本年1月21日発売となったTEACのフラッグシップモデル”NewVintage”シリーズ、
その第一弾CDレシーバーの『NR-7CD』です。

内容的には標準コンポーネントサイズなCDレシーバーで、構成/素材等が一般のCDレシーバーとは大きく異なり、見た目だけではないプレミア感を演出します。

とうふが選ぶ「NR-7CD」が他のレシーバーと違うオススメポイント!

①まず、生産が東京、青梅”MADE IN TOKYO”です。
ハイエンドオーディオを見慣れた方には”ピン”とくる背面レイアウト

そう、この「NR-7CD」はTEACのハイエンドブランド”Esoteric”と同じ工場で作られているのです。

筐体も厚手のアルミ材を採用し、更に内部ではアナログ部とデジタル部で上下に分割した、”ダブルデッキ構造”を採用。
持つと思った以上に重くどっしりとしており、 指で弾いても音が鈍く、”コツコツ”というよりは”ゴンゴン”と詰まった音がします。
無駄な”鳴き”がないしっかりとした筐体です。

さらに脚部インシュレーターもエソテリック製品にも採用されていピンポイントフットによる三点支持で、これは下位モデルとなるUD-503から引き続き採用されています。
※あさやんのUD-503レビューはこちらより


②LDACにも対応したBluetoothレシーバー機能。
SBC、AAC、aptXの他に、ソニーが開発したハイレゾ転送にも対応したBluetoothコーデック「LDAC」にも対応しています。
※本機が発表された頃、ソニー製品以外では初のLDAC対応製品でした。

ウォークマンはA30シリーズ、Signatureシリーズ共に非常に人気が高く、外でヘッドホン/イヤホンで聴いているハイレゾ音源を帰宅後も機器を直接接続する事無く「高音質に」楽しむ事が出来るのは非常に大きいのではないでしょうか?
※LDACでの音質に関しては、残念ながらとうふはLDAC対応製品を持っていないので今回は未チェックです。

③古い...けど新しいアナログメーター
まるでTEACのオープンリールデッキを彷彿とさせる左右独立のアナログメーター。

アナログメーターがあるだけで不思議と「オーディオを聴いてる」という気分になれるアナログメーターです。

④見やすい表示ディスプレイ。

有機ELディスプレイを採用。
筐体サイズに応じ大型なので再生トラック数や再生時間等の情報が増えても格段の視認性です。
他にもメーカーホームページを見ると様々な特徴が記載されていましたが。。。実機を見てとうふが特にお薦めしたい点を上記に簡単にまとめました。

さて、肝心の音質ですが、メーカーから実機をお借りすることが出来たのでリファレンスシステムのE-370を一旦退けて様々なソースで試聴してみました。


中高域は上位ブランドのエソテリック製品に良く似た伸びやかさを持ちますが、化粧気は少ないナチュラルで上質なサウンドです。
低域はややタイトながらも抑揚のある、しっかりとした表現が楽しめますが、全体的には少々あっさりとした表現で、ハードロックやヘヴィメタルを聴くと少々大人しく感じるのではないでしょうか。

一聴すると全体的に”これ”といった特徴に欠ける表現のように感じますが、しばらく聴いていると解る、『非常に耳馴染みの良い表情』に気づかされます。
500ラインシリーズや300ラインシリーズのようなある種の『解りやすさ』とは全く異なる、自然でリスナーからは一歩引いた表現でアプローチし、『オーディオを聴く、と考えると物足りない』ですが、生活の中で”耳に馴染む、リスナーに寄り添う”『音楽的表現をする』プレーヤーといえます。

オーディオ過ぎない、音楽的な表現を楽しめるハイエンド・CDレシーバーとして「NR-7CD」は既製品とは一線を画す製品としてご紹介します。
なお、メーカー開発の方に以前うかがった所、次なるラインナップも計画中との事で、まだまだ目が離せないシリーズとなっていく事でしょう!


とうふ的NR-7CDの5段階評価
表現力  :★★★★:自然で音楽的な表現を楽しめます。断然『5点』!
機能性  :★★  :非常に多機能。しかし痒い所に手が届かない...『3点』
高級感  :★★★ :メーターや筐体デザイン等が良いですね。『4点』!
コスパ   :★   :表現もデザインも良い。ですが価格が難しい...『2点』。
総合評価 :★★  :非常に判断に悩みます。難しいですが『3点』!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年1月29日 (日)

PCオーディオに再チャレンジ!! Part.2 PCオーディオのグレードを大幅に高める『 最新鋭USB-DAC 』をご紹介!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
本日は、前回のテーマ『 PCオーディオに再チャレンジ!! 』のPart.2として、「PCオーディオ」の再生環境をさらにグレードアップするためのご提案をさせていただきます。

PCオーディオに再チャレンジ!! Part 2

前回はiFIオーディオ製品を中心に「PCオーディオ」の音質改善アイテムをご紹介いたしましたが、ご覧いただいた方から予想以上の反響をいただきました。

このことからも、私自身「PCオーディオは、まだまだ捨てたものではない。」「一時の爆発的なブームが終わっただけで、オーディオファイルにはしっかり浸透してきている。」「あのブームは、ヘッドホンマニアの数字競争に踊らされただけだった。」との確信を持つに至り、再び『 PCオーディオに再チャレンジ!! 』を提案させていただくことに意を強くしました。

多大な反響にお応えするかたちで、新年第1回目のコラムは、今や重要なリスニング・ソースとなっているPCオーディオの再生環境を、さらに大幅にグレードアップするのに最適な、2世代目あるいは3世代目としてお勧めしたい据置型の『 USB-DAC 』をクローズアップしてまいります。

筆者おすすめの『 USB-DAC 』

① KORG『 DS-DAC-10Rスタッフブログ紹介記事はこちら

言わずと知れたベストセラー機。人気の秘密はそのサウンドの素晴らしさと使い易さです。KORG独自の再生・編集ソフト「AudioGate 4」により、44.1kHzのCDサウンドがいとも簡単に192kHz PCMや5.6MHz DSDに変換でき、おまけにアナログ入力まであり、ライン入力はもちろんフォノ入力まで備え、A/Dコンバーターとして使用できるのです。

そのサウンドには全く癖がなく、DSDに変換した場合の自然さは特筆ものです。また、アナログレコードもDSDにアーカイブでき、そのサウンドは実際にアナログを聴いているのかとの錯覚してしまうほどです。

この『 DS-DAC-10R 』と、他のUSB-DACとの大きな違いは、DAC自体でアップリングしたり、フォノイコライザーを搭載しているのではなく、本機はあくまでシンプルな設計に徹し、前述の「AudioGate 4」がこれらの作業を全てやってくれることだと思います。

唯一の欠点はバスパワー駆動(手軽である反面、電源の質には問題が出る)であることですが、それも前回ご紹介したUSBオーディオ用パワーサプライのiFI『 nano iUSB3.0 』や『micro iUSB3.0』と、同社のUSBケーブル『GEMINI』などデュアルヘッド(信号ラインと電源ラインを分離)のUSBケーブルをお使いになることで完全に解決できます。

さらに、iFIのUSB信号純化アダプター『 iPurifier 2 』、アコリバのファインメット・マルチノイズサプレッサー『 FNS-RCA 』、そして、『 DS-DAC-10R 』の底面にアイテックのインシュレーター『 Λ8.24 for Digital 』をお使いになることで更なるグレードアップが可能です。

しかし総額では、かるく本機『 DS-DAC-10R 』の価格を上回ってしまうことから、本末転倒とも言えますが、間違いなく従来のPCオーディオの枠を超えた素晴らしいサウンドが実現できます。


② DENON『 DA-310USBスタッフブログ紹介記事はこちら

人気の「DA-300USB」のグレードアップ版。DSD音源は11.2MHz、PCM音源は32bit/384kHz対応となり、機能強化が図られています。ヘッドホンアンプとしてもフルデジタルアンプ回路「DDFA」を採用し、入力されたデジタル信号は一度もアナログに変換されることなくボリューム調整が行われ、ヘッドホン用のDクラスアンプに送られる設計です。

特にクロックを重視しており、PC側のジッターを多く含んだクロックに依存せず、内蔵の超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードに対応し、同社の高級SACDプレーヤーに採用された高音質DACを搭載しています。小型USB-DACらしからぬ芯のある本格的サウンドを実現しています。


③ SoundWarrior『 SWD-DA20スタッフブログ紹介記事はこちら

ヒット作となった前作『 SWD-DA10 』からの改善点は、本機だけでDSD 5.6MHzやPCM384kHzへのアップサンプリングが可能となったことです。フロントパネルのボタンを押すことで、周波数の切替が可能です。

お持ちのCDプレーヤーのデジタルアウトを、本機の同軸や光デジタル入力に接続することで、高次のPCMやDSDにアップサンプリングができます。さらに同社のクロックジェネレータ「SWD-CL10(OCX)」の高精細クロックで同期動作させることで、更なるに高品位再生が可能です。


④ LUXMAN『 DA-150スタッフブログ紹介記事はこちら

上位機種『 DA-250 』の内容を多く受け継ぎ、デジタル回路をはじめ、USB入力でのPCM 192kHz/32bit、DSD 5.64MHzへ対応。

特に電源部には、このクラスのUSB-DACでは一般的なACアダプターを使用しない本格的内蔵型です。十分な容量を確保して、各回路独立のレギュレーターを設け、音質最優先の電源環境を作り上げています。立ち上がりの良い生々しいサウンドは、デジタル本来の音の良さを狙ったものではないかと思います。


⑤ LUXMAN『 DA-250スタッフブログ紹介記事はこちら

ハイエンドオーディオを知り尽くしたラックスサウンドが魅力のUSB-DACで、オリジナルプレイソフト「LUXMAN Audio Player」を使ってのPCM再生では、非常に滑らかで透明度が高く、自然な空間表現がクラシックを表情豊かに聴かせます。

DSDでは更に自然で上品な、アナログに通じるような有機的なサウンドで、ファイルオーディオであることを忘れさせてくれる程の上質なサウンドを実現します。


⑥ TEAC『 UD-503スタッフブログ紹介記事はこちら

本機の魅力は、TEACや同社のハイエンドブランドESOTERICが特にこだわりを見せるクロックを重視し、44.1kHz系と48kHz系の2基の低位相雑音型を採用していることです。筆者自身「クロックこそデジタルの要」であるとの認識を持っていることから、このTEACのこだわりには大いに拍手を送りたいと思います。

さらに、筆者は「電源こそアナログの要」との認識も持っており、「UD-503」はその電源にも大きくメスを入れています。左右チャンネルに1基ずつ搭載しているトロイダルトランスの大容量化を図っているのです。ハイエンド仕様のUSB-DACとも言えます。


⑦ Mytek Digital『 BROOKLYN DACスタッフブログ紹介記事はこちら

プロの世界で鍛えられたマイテックであることから、こだわりのフェムト・クロック(femto:10のマイナス15乗 秒クラス精度の高精度クロックの総称)を配置。非常に高精度かつ、超低ジッターのクロックで、DACでの高い変換精度と高音質を実現できたのです。

マイテックと、開発者のユーレビッチ氏が、一音楽愛好家の立場での試聴を繰り返しつつ製品化しており、エネルギー感たっぷりで、中域に厚みのある豊潤なサウンドを実現。圧倒的な情報量に、生音のような立ち上がりや響きを再現する、非常に説得力のあるサウンドとなっています。

⑧ EXOGAL『 "Comet Computer DAC" COMET SLスタッフブログ紹介記事はこちら

WADIA DIGITALの黄金期を築いた技術者達が起ち上げたオーディオメーカーで、ハイエンドオーディオの世界を知り尽くした技術者達が、その技術と音楽性の両立を目指し開発したDACです。

国産のUSB-DACには感じられない中低域の厚みは、アメリカ・ハイエンドにも通じる充実感を感じました。クォリティーをさらに高める「Upgraded Power Supply」を組み合わせたセットモデル『 COMET PLUS SL 』も追加されています。


⑨ T+A『 DAC 8 DSDスタッフブログ紹介記事はこちら

PCMとDSDに独立したDACを搭載し、出力直前まで別経路で動作するユニークな構成。DSD DACをPCM DACから完全に分離することで、DSDデータの特質を最大限に活かした再生音を堪能できるのです。

PCM信号に対しては4種類フィルターが用意されており、アナログ波形に最も近いと言われるビジェフィルターが搭載されています。サウンド全体が力強く、実に生々しく、非常に抜けの良いもので、まさにアナログそのものでした。


⑩ Accuphase『 DC-37スタッフブログ紹介記事はこちら

まさにハイエンド・オーディオファイルが待ち望んだUSB-DAC。サウンドは、アキュフェーズのデジタルプレーヤーに共通する純度の高さ、滲みのない鮮度感、さらに生き生きとした音楽の生命感が再現されます。

本格的PCオーディオ、そしてハイレゾの真の実力を発揮する「ハイエンドUSB-DAC」の決定版です。


最後に
新しい考え方や手法の最新鋭USB-DACや各種の音質改善アイテムを使うことで、まだまだ素晴らしいサウンドを手に入れられる可能性の大きい「PCオーディオ」の世界です。

今年こそ「PCオーディオ」のグレードアップで、貴方のオーディオライフをさらに豊かなものにしてみませんか。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2017年1月26日 (木)

DENONのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ【DA-310USB】を聴いてみました!


みな様、こんにちは!

グングン気温が下がって毎日が凍えるような日々が続きますね。
みな様も体調を崩されないようにお気をつけくださいませ。
※年始以降家族が次々と風邪でダウンしていく中1人平常運転だったとうふです。

さて、こうも寒くなると家でお鍋をつつきたくもなりますよね。
小さなお子さんのいらっしゃるご家庭では火を出さない、卓上IH調理器などはいかがでしょうか。
そんな卓上IH調理器も豊富でお買い得なJoshin Webをどうぞよろしくお願いいたします。

と、いうわけで今回ご案内の製品は。。。こちら。

デノン
ハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ
DA-310USB

昨年デノンから発売となったUSB-DAC/ヘッドホンアンプのDA-310USBです。
このハイエンドブログでも発表直後にご案内させて頂いておりましたが、予想通りというかなんと言うか、初回入荷分は即・完売となりました。
※ご購入頂きましたみな様にはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
ただ、今回はメーカーも数をかなり用意していたようで、そうお待たせする事無く以降のお届けが可能でしたのは幸いでしたね。

そして待っていました試聴機!
年内は全国行脚で忙しかったようで、やっと実機を確認です。

今回はお借りできる期間が長かったので、じっくりたっぷり試聴できましたので、そのレビューをご案内。
そして今回テストに使用した試聴ソフトはこちら!
①もう定番となりつつあるQueenのWe Will Rock You(グレイテスト・ヒッツより)

②セリーヌ・ディオンのMy Heart Will Go On(レッツ・トーク・アバウト・ラヴより)
映画『タイタニック』でも採用された超・有名曲ですね。

③石川綾子の君の知らない物語(ANIME CLASSIC)より。
有名バイオリニストのCDは数あれど、あえて選んだ石川綾子。
アニメの楽曲をクラシックと融合したりとかなり挑戦的なので、今回はこちらをチョイス。

④菊地成孔のオリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」
ガンダムアニメとJazzの融合、というガンダム好き、そしてオーディオ好きにはたまらないアニメのサウンド・トラック。
映像と音楽の融合も素晴らしく、世界観も含めまさに「大人のガンダム」。
※映像ソフトもオススメですので是非ご検討下さい。

なお、今回の試聴ではPCリッピング音源でそれぞれを試聴しています。

◎ヘッドホンでの感想
①スピード感と反応の良さは流石!と唸らせられました。
まさに同シリーズのPMA-50をヘッドホンで楽しむようです。
一音一音がハッキリ、クッキリで明朗快活な表情でパンチのあるサウンドでした。

②透明度が高く、全体的にキリッとエッジの効いた表現。
抑揚も良く出て、感情の起伏までも感じるようなライヴな表情です。
音との距離感が近く(ヘッドホンだから耳に近いという意味ではなく)、小口径ウーファーを採用した小型スピーカーで聴くかのようなまとまりの良さを感じました。

③この音源は今回のテストでは失敗だったかもしれません。
弦のキレ、音の分離は非常に良好なのですが、スッキリ、アッサリとしすぎて残響感に乏しい結果となってしまいました。
やはりこれまでの傾向から元気のある楽曲のほうが相性がよいのでしょうか?

④曲を選ばず一通り聴いてみました。
DA-310USBが持つスピード感とエネルギー感、反応の良さが最も良く感じれました。
パワフルで小気味良い、リズム感に富んだ楽曲が多いので、とうふ個人的にも組合せにオススメしたい音源です。
サンダーボルトの世界観に浸れる、「大人なガンダム」のひと時でした。

◎USB-DACとしての感想
①ヘッドホンアンプと同じ傾向かな。。。?と一聴して感じるのは耳に好感度の高いスピード感、反応の良さ。
全体的に音が前に迫ってくるようで、反応の良さと相まって非常に快活で若々しい表情に感じます。
しかし少し気になったのは、ヘッドホンで感じたエネルギーが思った以上に出てこず、低域の力感が少し大人しく感じたことでしょうか。

②透明度の高さと、輪郭のハッキリした表現を楽しめます。ヘッドホンアンプと良く似た傾向です。
抑揚も良く出ており、音の”動き”もしっかりと感じれます。
しかし不思議とヘッドホンに比べると音のスケール感が乏しく、音が”狭く”感じてしまいます。

③ヘッドホンではちょっと。。。とうふ的には不満の残る結果でしたがスピーカーでは如何に?
少し不信感を持ちつつ試聴しましたが、思った以上に悪くはありません。
これまでのテストで感じたような「ヘッドホンの方が良かった」ということはなく、全体的にバランスは取れていたように感じます。
が、やはり次のテストで『DA-310USBの本領はやはり元気のあるサウンドだな』と感じさせられたのであった。。。

④ヘッドホンで感じた感動を更にハイレベルに身体で感じることが出来ました。
今回試聴の中でダントツの高評価です。
スピード感とエネルギー感が両立され、パンチ力のある音が身体全体で楽しめます。


~総評~
全体的にはヘッドホン>USB-DACという表現力に感じました。が、それはあくまでとうふ主観です。
トータルバランスを考えると非常にハイレベルに完成されており、ヘッドホンユースにも据置スピーカーユースにもオススメです!※実際あまりオーディオに興味の無い家人には非常に高評価でした。

特に今回試聴した音源の中では④とは非常に相性が良く、スピーカー/ヘッドホン共に今回の試聴の際に最も長く聴いていました。
ぱっと聴きは昨今のUSB-DACにあるような「解像度が高く、キレのある表現力」のように感じますが、じっくり聴くとこの小さなボディからは思えない、熱いエネルギーとデノンらしい粘り強さを感じる表現を楽しめ、耳にして非常に楽しかったです。



とうふ的DA-310USBの5段階評価
空間表現   :★★★ :少々伸びたらなさを感じますが、濃密で楽しいです。『4点』
エネルギー感:★★★★:このボディーからは驚きの躍動感!文句なしの『5点』
サイズ感   :★★  :設置性の高さは好印象。しかしアダプタが地味に困る『3点』
コスパ     :★★★★:この価格でこの表現力!?と驚きました。モチロン『5点』
総合評価   :★★★★:サイズと表現力のバランスのよさは秀逸!当然『5点』


それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2017年1月14日 (土)

PCオーディオに再チャレンジ!!『音質改善アイテム』で見違える様なサウンドに!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、英国iFIオーディオ製品の『PCオーディオ音質改善アイテム』を中心にご紹介し、“PCオーディオ”への再チャレンジをご提案させていただきます。また、以前取り上げた製品で筆者がすでに手放せなくなっている『音質改善アイテム』も同時にご紹介します。


初心に返って、“PCオーディオ”に!

最近のオーディオの話題は、何と言っても“ブラックディスク”いわゆるアナログレコード再生であり、デジタル音源再生、特に“PCオーディオ”が、話題に上りにくくなっている気がするのは筆者だけではないと思います。

確かにアナログの音は素晴らしいのですが、本当に良い音を出すには、プレーヤーのグレードはもちろん、プレーヤー操作に関するノウハウや経験が必要なのも事実です。

また、プレーヤーなら何でもいいかと言うと決してそんなことはありませんし、現時点で一からアナログ環境を構築するのは、費用の面でも、メンテナンス用のアクセサリー類を含め、選択する製品数の面からも、昔に比べかなりハードルが高いと言わざるを得ません。

一方、CDプレーヤーも次第に選択肢が狭まってきており、ハイエンド・クラスのSACD/CDプレーヤーか、ローコストなCD再生のみの入門機に完全に二極分化してしまっています。

それが証拠にパイオニアは10万円を切ったSACD/CDプレーヤーの生産をついに止めてしまい、ティアックも2万円前後のビギナー層に人気であったCDプレーヤーの生産を中止してしまいました。

さらに、鳴り物入りで今年(2016年)に入って続々と新製品が発売された「ネットワークプレーヤー」も、一部のマニアックには受け入れられているとはいえ、なかなか市場の流れを変える程には至っていません。

それはやはりNASの導入やWiFi環境の構築が必要で、アナログで育ってきた純粋なオーディオファンには、ちょっと荷が重いのではないかとも思います。

筆者を含め、「オーディオを純粋に楽しみたいだけなのに、何で・・・」と言う疑問がついつい湧いてきてしまうのでしょう。

そこでもう一度初心に返って、“PCオーディオ”に再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。すでにUSB-DACをお持ちなら、僅かな出費、あるいはそれ相応の出費で、見違える様なサウンドを手にすることができます。

恐らく今まで何を聴いていたのか?と疑問になることと思います。今回は、そんな“PCオーディオ”に絞った『音質改善アイテム』をご紹介して参ります。

もちろん“PCオーディオ”の黎明期に購入され、スペック的には決して最先端とは言えないUSB-DACをお持ちでも十分に効果が発揮できます。ご安心下さい。

それは初期の製品ほど、デジタルノイズを盛大に出しっ放しであったり、ノイズ対策がほとんど行われたなかったり、そもそもオーディオ経験の乏しいパソコン関連メーカーの製品などは、デジタルノイズという認識(※)さえ持っていなかったと思います。(※パソコンの世界では、‘できる/できない’、‘早い/遅い’だけが問題で、‘良い音で’という認識は当時ほとんど存在しなかったのではないかと、筆者には思えてなりません。)

そんな今なら笑い話にもなりそうな“PCオーディオ”の世界ですが、スペック競争が一段落した最近になって、デジタルノイズ対策に関するノウハウを注入したオーディオアクセサリーが、『音質改善アイテム』として次々登場してきています。

今回は、英国iFIオーディオの製品を中心に、“PCオーディオ”への再チャレンジをご提案させていただきます。

“PCオーディオ”『音質改善アイテム』をご紹介!

“PCオーディオ”で使われるパソコンから出るノイズは、我々の常識を遙かに超えるレベルであり、それがUSBケーブルを経由してUSB-DACに入力されますが、そのUSB-DACもほとんどがバスパワーであったり、ACアダプターを電源としています。

特にACアダプターには効率優先のスイッチング電源が採用され、そこから出てくるデジタルノイズに常に曝されているのが実情です。今回の『音質改善アイテム』は、これらデジタルノイズの対策アイテムのご紹介です。

まずはUSBケーブル対策です。前述のようにパソコンが発する盛大なノイズがUSBケーブルを通じてUSB-DACに流れ込んでしまうのですが、この問題にiFIオーディオは早くから着目し、数々の対策アイテムを開発しています。

iFIオーディオの基本的な考え方は、ノイズ信号と同一の信号を正反対の位相で発生させることで、あらゆるノイズを積極的に打ち消す「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション」、USB信号の再クロック(REclock)と再生成(REgenerate)、そしてDCオフセット(周囲の影響で直流成分が加わり、電気的な中心が0Vからずれてしまう現象)の除去による再バランス化(REbalance)を行うと言うもので、同社の全製品に共通で採用されています。

①iFIオーディオ『iPurifier2TYPEB 』『iPurifier2TYPEA 』(Purifier=清浄装置)
USB-DACの入力に直接接続し、PCから流れ込むノイズを除去する製品で、一般的な入力はB Typeですが、A Typeも用意されています。USB-DACとUSBケーブルの間に使うことで、非常に効果は大きく、デジタル特有のザワザワ感が払拭され、広々とした空間感が再現されます。

②iFIオーディオ『nano iUSB 3.0 』『micro iUSB 3.0
USB経由のノイズ除去に加え、バスパワー(USBから電源供給)方式のUSB-DACに有効な電源の改善も目指した製品で、音声信号とバスパワーのデュアル出力が可能です。上級機の『micro iUSB 3.0』は、2系統のデュアル出力ポートをもち、USB-DAC以外にも音源を保存している外部ハードディスクなどにも使用できます。ノイズの混入が大幅に改善されます。デュアル出力ポートを生かすには同社のUSBケーブル『GEMINI』やアコースティックリバイブの『USB-1.0SP-TripleC』などの信号ラインと電源ラインを分離したUSBケーブルと組み合わせることで、さらなる高品位伝送が可能です。

③iFIオーディオ 『iPurifier DC 』『iPower
多くのUSB-DACに使われているACアダプターは、そのほとんどにスイッチング電源が使われていますが、それらは元来オーディオ機器に使用されることを前提としていないため、ノイズ対策は全く行われていません。『iPurifier DC』は、スイッチング電源が使われているACアダプターに接続することで劇的にノイズを減らします。さらに5V/9V/12V/15Vの4種類のDC電圧にそれぞれ対応する4つのバリーエーションがあるACアダプター『iPower』もあります。これらは、「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション」を採用することで、同社比で従来のACアダプターより10倍静かになったと言います。各種の端子交換アダプターを同梱し、径の違う端子にも対応しています。

これらiFIオーディオのアクセサリー群は、どれもがその技術に対する裏づけが明確で、確実に音質向上が可能です。しかも比較的リーズナブルで、手軽に導入できるアイテムです。そして、最後に筆者二押しの“PCオーディオ”『音質改善アイテム』2アイテムもご紹介します。試聴した結果、手放せなくなってしまい購入に至ったアイテムです。

④アコースティックリバイブ/ファインメット・マルチノイズサプレッサー『 FNS-RCA』『 FNS-XLR

機器とケーブル間に挿入して高周波のノイズを除去する信号浄化器です。
オス・メス同士をPC-TripleCの楕円単線のジャンパー線で連結し、そのジャンパー線が信号浄化器であるハイテク磁性材料の「ファインメット」内を通過する構造になっています。USB-DACの出力とラインケーブル(RCA or XLR)の間に挿入します。従来のオーディオアクセサリーの概念を打ち破るような、インパクトのある音質改善を実現します。
参照ブログ: http://blog.joshinweb.jp/hiend/2015/05/post-7ec4.html

⑤ アイテック『 Λ(ラムダ)8.24 for Digital
オーディオリスニングにとって最も重要な“静電気や磁界”からの「絶縁対策」を目指した製品で、熟練工が一個一個削り出して製品化しています。ノートパソコンの下が最も効果的で、パソコン内で発生しサウンドを汚していた静電気や電磁波が取り除かれることによってS/Nが良くなり、劇的に静かになり、透明度が向上し、従来ノイズに埋もれていた余韻が再現されます。装着した瞬間、透明度が格段にアップし、低音は弾み出しグッと超低音が伸びます。混濁感が全くなく分解能は大幅にアップして再現されます。
参照ブログ: http://blog.joshinweb.jp/hiend/2016/09/aitec824-for-di-a29d.html

最後に
ご紹介しました“PCオーディオ”『音質改善アイテム』は、いずれか1アイテムでも必ず効果を発揮しますが、さらにアイテム加えて行くことで確実に音質は改善していきます。

これらの“PCオーディオ”『音質改善アイテム』を導入して、PCオーディオのさらなる可能性を目指し、“PCオーディオ”に再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※ご注意:ご紹介したオーディオアクセサリーをお使いになることで、音質が悪化することはありませんが、改善度合いには、ご使用機器や環境、お聴きになる方の感覚や要求度によって差がありますので、予めご了承下さい。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2016年12月16日 (金)

セパレートSACD/CDプレーヤー「DP-950/DC-950」に肉薄するアキュフェーズの一体型SACD/CDプレーヤー『DP-560』登場!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回はアキュフェーズから発売の、一体型SACD/CDプレーヤーの“最高峰”といえる『DP-560』をご紹介します。

日本橋1ばん館で、従来機「DP-550」との比較試聴もしましたので、ブラッシュアップされた内容とともに、そのサウンドもレポートいたします。


アキュフェーズ デジタルプレーヤーの歩み

アキュフェーズのデジタルプレーヤーには、セパレート型と一体型の2ラインがあります。アキュフェーズが自社製CDプレーヤーを初めて世に問うたのはCDが登場してまだ4年足らずの1986年発売のセパレートCDプレーヤー「DP-80/DC-81」でした。

一体型はその翌年の1987年発売の 「DP-70」からで、2001年に発売されたSACD/CDプレーヤー「DP-85」を含め2桁の型番が続きました。

型番が3桁となったのは2006年のCDプレーヤー「DP-500」からで、500番台は2010年発売のCDプレーヤー「DP-510」、そして2008年発売のSACD/CDプレーヤー「DP-600」と統合される形で、2012年SACD/CDプレーヤー「DP-550」となったのでした。

その「DP-550」がメカニズムを含め徹底的にブラッシュアップされ登場したのが、これからご紹介しますSACD/CDプレーヤー『DP-560』なのです。

目指すは「DP-950/DC-950」

アキュフェーズが「DP-560」で目指したのは、今年2016年に持てる技術のすべてを投入し、新時代を切開くべく開発されたセパレート型SACD/CDプレーヤー「DP-950/DC-950」です。

その優れた技術を基に自社開発メカニズムを含め、これまでの高度なノウハウと最新テクノロジーを結集させ、高性能の一体型SACD/CDプレーヤーを目指して製品化されました。その過程では徹底的に試聴を繰り返したとのことです。

従来機「DP-550」をブラッシュアップ!

従来機「DP-550」の性能をさらに極めるために、ブラッシュアップされた注目点は大きくは以下の3箇所です。

その1)新開発のドライブメカニズムを搭載

SACDはデータの記録密度が高いため、従来CDよりかなり高速で読み取りが行われます。このため、回転体から発生する振動はもちろん、外部からの機械振動にも影響を受けてしまうため、それらの影響を回避して安定した信号の読み取り精度を必要とします。

『DP-560』のドライブメカには同社としては初めて国産某社のメカを採用し、そのメカを同社のもつノウハウで徹底的に強化することで、剛性の高い強固なシャーシ構造をとって一体化したのです。さらに、ドライブメカを可能な限り低い位置に配置することで、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感あるサウンドを目指しています。

メカ全体を包むブリッジは、前作「DP-550」より大型化し、カバー上部を5層構造とすることで遮音性を向上させています。さらにピックアップ部分とメカ部分を高性能なシリコン系のダンパーでフローティングすることで、外部からピックアップへ伝わる振動を低減するとともに、風切り音を気流制御することで、ディスクの回転音を従来メカの1/3に抑えています。

その2)ESSテクノロジー社の高性能D/Aコンバーター《ES9018S》採用

D/Aコンバーターには前作「DP-550」の《ES9008S》に替えて“ハイパーストリームDAC”《ES9018S》が採用されています。この実績のあるデバイスを電源の強化などで最大限使いこなし、片チャンネル当たり4回路のDACを並列駆動させることで、S/Nを「DP-550」より1dBアップの119dB、全高調波歪率を0.0001%アップの0.0006%としています。ごく僅かな差ではありますが、これを保証値としていることに同社の自信の程が伺われます。

その3)USB-DACとしても最新フォーマットに対応

USBからのハイレゾ音源の対応サンプリング周波数は、PCMで384kHz/32bit、DSDで11.2MHz/1bit(11.2MHzはASIOのみ)までの最新スペックを実現しています。これは将来に亘っても安心できるものであり、デジタル音源としてはSACDを含め究極の性能であるとも言え、SACD/CDプレーヤーとしてのみならずUSB-DACとしても自信を持ってお勧めできるデジタルプレーヤーと言えます。

そして今回一部の方にしかそのメリットはありませんが、アキュフェーズ独自のデジタル・オーディオ・インターフェースである“HS-LINK”がバージョンアップされ、“HS-LINK Ver.2”となっています。

データとクロックを分離して伝送ででき、従来のVer.1では受信側にPLL(高周波発振器)が必要でしたが、それが不要となり、送信側のクロック精度を維持したままデータ処理が可能になったのです。もちろんVer.2からPCM:384kHz/32bitとDSD:11.2MHzまでの送受信も可能となっています。

最後にもう一つ、今回の『DP-560』から一新されたドライブメカによる機能面での恩恵があります。それはデータディスクの再生が可能になったことで、DVD-R/RWやDVD+R/+RWに記録したDSD(2.8MHz/5.6MHz)、PCM(192kHz/24bitまで)の音楽ファイル(対応フォーマット:WAV、FLAC、DSD、DSDIFF)の再生に対応したことです。

これによりパソコンを使わず『DP-560』のみでハイレゾ音源を納めたディスクが楽しめ、パソコンを気にせず音楽に集中できることは、音楽ファンにとっては実に有り難いことです。

フロントのディスプレイには再生されている信号のサンプリング周波数とビット数が表示され、付属リモコンは『DP-560』の操作だけではなく、アキュフェーズのプリアンプやプリメインアンプのボリュームコントロールも可能で、アキュフェーズユーザーには便利な機能です。

試聴しました


『DP-560』の試聴は、11月某日、日本橋1ばん館で前作「DP-550」との比較から始めました。

まず「DP-550」でSACDを中心に聴きました。若々しい躍動感のあるサウンドで、キレが良く、良い意味でデジタルらしい、情報量の豊かなサウンドで、これを聴いている限り特別不満を感じることはありませんでした。

しかし、少し聴いていく内に、もう少し中低域の厚みがあっても良いのではとは感じましたが、「DP-550」の完成度は十分高く、新製品『DP-560』で、アキュフェーズがどういう方向のサウンドを目指したのかに興味が沸いてきました。

次に同じシステムで、「DP-560」に繋ぎ替えて同じソフトから試聴を始めました。明らかに中低域の厚みが増して、空間表現も豊かになっていました。

ザワツキ感も全くなく透明度の非常に高いサウンドで、本機のS/Nの良さが十分現れています。ボーカルでは口元が小さくなり、顔の輪郭までクッキリ見える様でした。

さらに、弦楽器の立ち上がりやピアノの瞬発力、制動力など、上質なソースほど前作との差をはっきりと出して来ました。

最後に

『DP-560』はアキュフェーズの中堅SACD/CDプレーヤーとの位置づけではありますが、そのパフォーマンスは「DP-950/DC-950」にも十分に肉薄しており、国内はもとより世界的にも一体型SACD/CDプレーヤーとしては、“最高峰”と十分位置づけられるグレードを有していると思います。将来に亘って安心してお使いいただける多機能デジタルプレーヤーだと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2016年11月22日 (火)

DENONの新たな挑戦!上級機のノウハウ・パーツを惜しみなく投入した最新プリメインアンプ「PMA-1600NE」

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
本日は、DENONの人気価格帯プリメインアンプの最新鋭機『 PMA-1600NE 』をご紹介します!
上級機のノウハウ・パーツが惜しみなく投入され、内蔵DACの実力は相当なグレードなので、自信をもって多くの音楽ファンにお勧めしたいと思います。


異例のヒットを続けている「PMA-2500NE」


2016年2月に、賛否両論渦巻く中で発売されたハイレゾ対応USB-DAC搭載プリメインアンプ「PMA-2500NE」。一部では、「何故USB-DACなのか?」「音質に悪影響はないのか?」「DAC部分が将来陳腐化することはないのか?」などなど、否定的な意見もありました。

しかし、蓋を開けてみれば、その心配も杞憂に終わりました。それと言うのも「PMA-2500NE」が、20万円オーバーのプリメインアンプとしては異例のヒットとなり、それは現在進行形なのです。

やはり、USB-DAC一体型の便利さ・扱い易さに加え、デノンが長きに亘って築き上げてきた「シンプル&ストレート」の設計思想による高音質が認められた結果とも言えます。

DENON「PMA-1600NE」とは

今回発売された「PMA-1600NE」も「PMA-2500NE」同様、高度なUSB-DACを搭載した同社の中堅プリメインアンプという位置づけで、前作「PMA-1500RE」の後継機にあたります。

最近は、ネットワークプレーヤーにデジタルアンプを付け加えた一体型のアンプも散見されますが、本機は本格的なアナログアンプで、入力系にアナログ入力のほか、デジタル入力が加わったと考えるのが妥当だと思います。

出力は8Ω負荷で70W+70Wと十分なもので、4Ω(1kHz)では実に倍の140W+140Wを叩き出すことも出来ます。余裕の設計であることが、このことからも判ります。

出力段は、デノンの高級アンプでの常套手段でもあるUHC-MOS(UltraHigh Current MOS)FETをシングルプッシュプルで用いる、ハイゲインパワーアンプによる一段構成のシンプルなものとしています。

素子の数を減らして、信号経路を限りなく短くすることで、微小信号から大電流領域までのリニアリティに優れた回路とし、音の純度を高めているのです。

通常のアンプでは、大電流を得るために多数の素子を並列駆動するのですが、その際に問題になる素子の性能のバラツキによる音の濁りが、これにより解決されるのです。

楽音の繊細な表情までを描ききる表現力を実現するため、DENONは1ペアという最小単位の素子による増幅方式にこだわり続けているのです。
シャーシ内部のコンストラクションは、中級機としては非常に凝ったもので、フォノEQおよび入力部、ボリウムコントロール部、USB-DAC、増幅回路、電源部、コントロール部がセパレートされた6ブロック構成シャーシを採用。

補強を施したシャーシは外部振動から信号回路を守り、また各回路間の干渉も排除しています。

フォノ回路もカートリッジを供給し続けているデノンならではのモノです。MM/MCの両方に対応したハイゲインのイコライザーアンプですが、基板上のパターン上のループによる音質への悪影響を回避するため、MM/MCの切替スイッチをプッシュ式からリレーに変更しています。

これにより信号ループはより小さくなり、繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することができ、大幅に音質を向上させることができたと言います。

最大の目玉機能!USB-DAC

そして、本機の最大の目玉機能でもあるUSB-DACですが、将来に亘っても安心な「DSD 11.2MHz」および「PCM 384kHz/32bit」までのハイスペックに対応しています。

DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生と、DoP (DSD over PCM Frames )の両方に対応しています。

PC側のクロックを使用せず、本機の超低位相雑音クロックによって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードに対応。

マスタークロックはD/Aコンバーターの直近に配置し、余分なジッターの発生を抑えるとともに、周波数も44.1kHz/48kHzを別々に2個のクロック発振器を搭載した「DACマスター・クロック・デザイン」を採用しています。

また、USB接続されたPCや本機のデジタル回路から発生するデジタルノイズの音質への悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。

入力側と出力側を電気的に絶縁し、D/Aコンバーター以降のアナログオーディオ回路へデジタルノイズが紛れ込む心配もなくしています。

さらに、DENONのSACD/CDプレーヤーではお馴染みの、独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術である最新の「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。

限りなく原音に近い理想的な補間処理で、録音時に失われたデータを精巧に復元することで、原音に忠実な再生を実現したと言います。

そして、多くの方が心配されているデジタル回路のアナログ再生への影響ですが、アナログ再生時には、デジタル入力回路への給電を断つことにより、動作を完全にストップさせる「アナログモード」を採用。

さらに、FLディスプレイの表示までも消灯し、純粋なアナログアンプとして動作させることができます。( ※「アナログモード」に設定中は、USB-B、同軸デジタル、光デジタル入力は使用できません。)

アンプとして、最も重要な電源部も安定度を増すため、従来機に比べトランスを大型化し、コアサイズと容量を大幅にアップしています。

前述の「アナログモード」時にはさらに電源に余裕が生まれ、音質アップに大きく貢献しています。

試聴しました

9月の新製品発表会で試聴しましたので、その印象を述べておきます。同時発売のSACD/CDプレーヤー「DCD-1600NE」でディスクソースを中心に聴きました。

第一印象はスピード感です。しかし、そのスピード感はデジタルアンプのそれではなく、音に厚みがあり、ザワザワ感が皆無の聴いていて安心感・安定感のあるサウンドでした。

特に女性ボーカルはふくよかで、国産アンプによくある清廉潔白でやせぎすな声ではなく、肉質感たっぷりで湿度感を伴ったナチュラルなボーカルが聴けました。これはやはり、純粋なアナログアンプの成せる業と感じました。

クラシックは大編成楽曲でも、通常のお部屋なら大音量再生でも破綻することはなく余裕で鳴らせます。小編成の透明感、静けさはアナログアンプならではでした。

そしてジャズでは本領を発揮し、ベースは厚みがあり、シンバルのスピード感、抑揚のあるエネルギッシュなサウンドは、価格を忘れさせる程でした。

最後に、パソコンをUSB接続して、PCM 192kHz/24bitとDSD 11.2MHzのソフトを聴きました。これまで聴いてきたディスクと違い、情報力は圧倒的で、キメの細かなサウンドは絶品でした。

この「PMA-1600NE」の内蔵DACの実力は相当なグレードと見ました。何より内蔵していることのメリットを十分感じさせたことに、DENONの本機に対する並々ならぬ自信を伺い知ることができました。

最後に

DENON「PMA-1600NE」は、10万円台の中級アンプとはいえ、サウンドは堂々としたもので、数万円の普及タイプのプリメインアンプとは次元の違うサウンドでした。

ハイエンド一歩手前ながらこのサウンドは、自信をもって多くの音楽ファン、リターナー(もう一度オーディオ世代)、そしてヘッドホン卒業生に広くお勧めします。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

2016年11月20日 (日)

マッキントッシュ製品大幅価格改定敢行!! プリアンプの新製品「C47」「C52」が早くも大幅値下げ!!

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
最近の円高の恩恵もあり、2016年11月よりマッキントッシュが製品の大幅価格改定を敢行し、1月に発売されたばかりのプリアンプの新製品「C47」「C52」が早くも大幅値下げされました!

本日は、その「C47」「C52」のコンセプトと魅力をリポートして参ります。


憧れのマッキントッシュが大幅値下げ!

マッキントッシュ(McIntosh)、それはマランツ(marantz)と並び称される米国オーディオ界の2大ブランドの一つであり、オーディオを志した人は、一度はあのフルグラスのイルミネーションパネルに憧れたのではないでしょうか。そして現在もなお、確固とした地位を保ち続けているオーディオメーカーです。

マッキントッシュは、Frank H. McIntoshによって1949年に米国ワシントンに設立されました。その後ニューヨーク州に本拠を置き、著名なGordon J. GowとSidney Cordermanがエンジニアに加わって、現在まで半世紀以上も続く同社の基礎を創り上げたのです。

マッキントッシュの製品作りは、「音楽への愛情」を背景とし、最先端技術を実用的に精錬して、恒久的な信頼性と安定性を得ることにあると言います。

その結果の一つとして、マッキントッシュのアンプは完全性と永続性を求めたデザインを採用しています。それは伝統的なフルグラスのイルミネーションで着飾ったフロントパネルであり、視認性の高いグリーン、ブルー、レッドのインジケーションとブルーのメーター表示は漆黒のグラス面と相まって、非常に美しい差別化されたデザインで、他社の追随を決して許しません。

その憧れのマッキントッシュ製品が11月より大幅な価格改定を敢行し、新製品のプリアンプ「C47」「C52」も大幅値下げされました!

プリアンプ「C47」「C52」とは?

現在、マッキントッシュのプリアンプは、真空管式と半導体式が混在し、実に11機種(2016.10現在)に上ります。今回ご紹介する2機種は同社の中核モデルという位置づけです。

従来の「C48」と「C50」の後継機となります。デザインは同社のアイデンティティでもある前述のフロントパネルを踏襲したものです。

上手くコストダウンに成功した「C47」

「C47」は、前作「C48」から5バンドイコライザーを省略し、音質性能を犠牲にすることなく上手くコストダウンに成功したモデルです。確かに中央のイコライザーのツマミがなくなったため、若干デザイン的に寂しさは感じますが、それ以外の機能は充実したものになっています。

入力系は多彩で、そこはマッキントッシュです。ラインレベルはアンバランス3系統とバランス2系統、フォノ入力はMMとMCが個別に用意されており、負荷インピーダンスや容量も選択できる新設計です。

さらに前作「C48」にはなかった(「C50」には搭載されていた)デジタル入力が、同軸/光/USBの3系統に加え、同社製品(MCT450 SACD/CDトランスポート)専用のデジタルDIN入力を装備し、SACD再生のDSD伝送を可能としているのが画期的です。

DAC素子には、DSD入力に対応するため、従来機 「C50」に搭載されていた「PCM1795」から「ES9016S」に変更されており、USB入力ではDSD256(11.2MHz)の最新フォーマットにも対応しています。

内容的には新規に設計された表面実装を多用したオーディオ基板を、シャーシ内部に巧みに収納することで、一体型のプリアンプでありながら、電源部とデジタル系の回路が巧みに隔離された構造になっています。

ボリュームは従来機を踏襲しており、経年変化が少ない0.5dB単位214ステップのVRV(Variable Rate Volume)電子ボリュームを採用し、音量数値は、フロントパネルの中央に表示されます。

5バンドイコライザーに替わって通常の低音と高音のトンコントロール機能(INPUTノブとVOLUMEのノブで設定)はあり、個々の入力ソース毎に割り当ても可能です。高音質のヘッドホン出力がフロントに装備されており、HXDクロスフィード機能により前方定位も可能です。

充実した内容の「C52」

一方、上級機「C52」も「C50」から抜本的に設計が見直され、入力の種類は「C47」と同様ですが、アンバランンス4系統、バランス3系統、「C47」同様MM/MCが個別に用意されています。

アナログ出力もアンバランス4系統、バランス3系統(メイン出力に加え、オン・オフ操作ができる2系統の出力とプロセッサー出力を装備)と最近のプリアンプとしては珍しい程充実しており、まさに何でもありのプリアンプと言えます。

さらに前作「C50」同様、パワーアンプではお馴染みのブルーアイのレベルメーターや8バンドイコライザーを搭載。

また、イコライザーの調整用のアッテネーターは、従来機より信頼性を向上させたものを採用しているとのことです。電子式のボリュームやD/Aコンバーターは「C47」と同様のものが採用されています。

試聴しました

サウンドは、「C47」は、その構成がシンプルなことから従来のマッキントッシュとは少し違う、新しい方向性の音と感じました。あの我々が思い浮かべるコッテリとしたそれではなく、比較的若々しい、色付けのないサウンドとなっていました。

これはこれで新しいマッキントッシュファンをつかめるのではないかとも感じました。

また「C52」は、期待通りの堂々たる、たっぷりサウンドで、中低域の厚みはマッキントッシュそのもので、これぞマッキン、されどマッキンと言えます。ただ往年のサウンドとは違い、グラマラスになりすぎることはなく、適度な締まりやリアルな音像表現は、やはり新世代のマッキントッシュサウンドでもあると感じました。

8バンドのイコライザーを有効に生かせば、さらに楽しいサウンドも享受できると思います。

そして、D/AコンバーターやUSB-DACを有効にお使いになれば、最新のデジタルソースでありながら、そこにはマッキントッシュのエッセンスが効いたデジタルサウンドという特典も得られるのです。まさに一粒で二度も三度も美味しいサウンドが楽しめると思います。

最後に

これら「C47」「C52」にはやはりマッキントッシュのパワーアンプと行きたい所ですが、そこはセパレートアンプ。プリメインアンプからのグレードアップはもちろん、今お持ちのパワーアンプをお使いになることで、十分なマッキントッシュサウンドが楽しめると思います。
(※パワーアンプに比べ、プリアンプの方が再生音に対する支配力が大きい)

まずはプリアンプから・・・。貴方も憧れのマッキントッシュのオーナーになりませんか?やや円安傾向に振れつつある昨今。価格改定された今こそ、ご決断下さい。

※お願い:今回の値下げにより、マッキントッシュ製品の注文が殺到する可能性がございます。輸入製品のため納品までお待ち頂く場合もございます。予めご了承下さい。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(あさやん)

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