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2018年7月14日 (土)

"MQA-CD"特集 第一弾 ~画期的なフォーマットがハイエンドオーディオの世界を変える!? ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、画期的なハイレゾ音源"MQA-CD"を取り上げます。"MQA"というフォーマットとは何かという解説と、既存のSACDやBD/DVDとは違う、"MQA-CD"最大のメリットを試聴結果とともにご紹介いたします。



■ 最初に

"MQA"とは《Master Quality Authenticated(マスター品質認証済み)》の略です。筆者がこの単語を初めて目にしたのは、今から約2年前の2016年の秋口のことで、クリプトンが小型高級アクティブ・スピーカー『 KS-9Multi 』を発表した際でした。その謳い文句には「今一部のオーディオメディアや、最先端を自認するオーディオファイルが注目する、最新配信フォーマット"MQA"に対応した世界初のスピーカーシステム」とありました。

しかし当時、筆者には"MQA"の理論的な話(折り紙理論など)をお聞きしても、全くちんぷんかんぷんであり、しかも当初は、配信フォーマットのみということもあって、正直あまり興味が湧かなかったというのが本音です。まずは、"MQA"とは何ぞや?から話を始めたいと思います。

■ "MQA"とは

ハイレゾという言葉が一般化してかなりの年月が経過しますが、ハイレゾ音源の品質を高めようとすればするほど、その音楽ファイル1件当たりのデータ量が、ギガビット単位で膨らんでしまいます。結果、オーディオ機器のストレージ領域やネットワーク再生時の通信容量・速度が問題になってきており、それらを節約する技術が求められていました。

そんな中、2014年に英国メリディアン社が"MQA"を発表したのでした。"MQA"はスタジオの感動をマスター品質のまま、リスナーの耳に届けるべく開発された「アナログ・トゥ・アナログ」の音楽再生プロセスです。そのベースになっているのは「カプセル化」と呼ばれる独自のエンコーディング技術です。

従来のアナログ音声のPCM化の際の問題点は、音楽信号波形の直前と直後に、必然的にリンギング(ノイズ)が発生してしまい、時間軸の「音ボケ」(過渡的な音に滲み)が生じることです。結果、一つ一つの音がどこから来ているのか、厳密には聞き取れなくなってしまいます。録音された音楽がライブと比べて、平坦に聞こえるのはこのためだと言います。

■ 「オーディオ折り紙」が「音ボケ」問題を解決
その「音ボケ」の解決のために"MQA"は、大容量の高解像度ファイルを扱いやすいサイズに、ロスレスで折りたたみます。これを折り紙に例えて「オーディオ折り紙」とも言われます。これによって、既存のプレイヤーでもCD以上の音質で再生でき、さらに"MQA"デコーダーや専用アプリがあれば、「オーディオ折り紙」を展開させて、臨場感に溢れるマスター・クオリティのサウンドを再現できるのです。これはあくまで「圧縮」ではなく「折り畳み」です。

具体的には、音楽を「0~24kHzまでの音楽信号」と「それよりも高周波な音楽信号」に分け、高周波な信号をまるで折り紙を折りたたむように、「0~24kHzまでの音楽信号」の中に、ある耳に聞こえないレベルのノイズ信号の中に移動させる、というイメージだそうです。これにより、192kHzのPCMデータが、48kHzのPCMデータ程度のサイズにカプセル化され、データレートは1Mbpsを少し超える程度になります。再生時には、ノイズの中から高周波を元に戻して再生するカタチだと言うことです。
※さらに詳しくはメリディアンHP( https://www.hires-music.jp/mqa/ )をご参照下さい。

■ "MQA-CD"の最大のメリット
"MQA"は、扱えるデータ量に限りがある環境下で、ハイレゾの高音質を維持しながら、ファイルサイズをWAVデータの数分の1程度に抑えられます。その"MQA"の保存や伝送が手軽という能力を存分に発揮するメリットを、既存のメディアで実用化したのが"MQA-CD"です。さらに"MQA"に対応していないCDプレーヤーやネットワークプレーヤーでデータを再生した場合もCD相当の音質ではありますが、そのまま再生が可能であるという互換性にも優れています。

すなわち、従来のCD製造時のプレス行程や、プレーヤーのドライブメカなどの基本的な部分を大きく変更することなく、あくまで通常CDとほとんど同じプロセスで、ハイレゾ音源を手にすることができるのです。これは実に画期的なことで、SACDやBD/DVDとは違う、"MQA-CD"の最大のメリットといえます。

■ ハイレゾ配信の"MQA"ソフトはすでに3000タイトル!
今回"MQA"の特集を組ませていただいたのには2つの理由があります。その1つが"MQA-CD"がユニバーサルミュージックから大量にリリースされたため。もう1つは、筆者のリファレンスD/Aコンバーターである『 Brooklyn DAC+ 』を含む、MQA完全対応のMytek Digital製品の輸入元が、従来の今井商事からエミライに変更になり、『 Brooklyn DAC+ 』と『 Manhattan DAC II 』に、よりリーズナブルな新製品『 Liberty DAC 』が加わったためです。

さらには、筆者が常用している『 Brooklyn DAC+ 』による"MQA-CD"のサウンドがあまりに素晴らしく、是非ともオーディオファイルの皆様に"MQA"の素晴らしさを知っていただきたく思ったからに他なりません。

そして、"MQA-CD"をそのままデジタル入力で楽しんでいただける"MQAデコーダー"を搭載した、Mytek Digital製品の他に、一旦"MQA-CD"をリッピングする必要はありますが、M2TECH『 Young III 』やCocktail Audio『 X45 』、ネットワーク経由で再生可能な機器ではLUMIN『 D2 』やTEAC『 NT-505 』、ESOTERIC『 N-01 』などがあります。

また、"MQAレンダラー"という"MQA"の直接デコードは出来ませんが、前段階の展開に対応した再生ソフトウエア(Audirvana Plus3以降やAmarra Luxe※なお6/1時点ではMacのみ対応)が必要ですが、iFi audioやaudioquestなどの製品があります。これら以外にも対応機が今後増えることは確実です。

現時点で、ハイレゾ配信の"MQA"ソフトはすでに3,000タイトルを数え、6月20日に大手レコード会社ユニバーサルミュージックから100タイトルの"MQA-CD"ソフトが発売されます。ジャンルはクラシック、ジャズ、ロック、ポピュラーと多岐に亘っています。

その「 ハイレゾCD 名盤シリーズ 」は"MQA-CD"と"UHQCD"という2つの仕様を併せ持ち、CDプレーヤーでは通常CDとして、"MQA"デコードに対応したDACにデジタル出力を繋ぐと24bit/352.8kHzのハイレゾ再生ができます。さらにCDプレーヤーの再生時にもUHQCDの長所だけでなく、"MQA"エンコードにより前述の通り、時間軸の「音ボケ」改善効果が得られるため、従来CDよりも高音質で楽しめるとしています。

その"MQA-CD"のサンプラー(音元出版オーディオアクセサリー誌169号付録)を筆者宅『 Brooklyn DAC+ 』と貸出機『 Young III 』で再生しました。

■ 試聴しました

CDプレーヤーのデジタル同軸出力を両機に繋ぎますと、『 Brooklyn DAC+ 』では24bit/352.8kHz、『 Young III 』では352.8kと表示されました。

サウンドは通常CDを大きく上回っており、試聴メモには、実にリアル、低域が深く沈む、音数が非常に多い、響きが豊か、ミュジシャンの気配さえを感じる、音像が立体的、楽器の一つ一つに実在感がある、Dレンジが広い、スケールが大きい、ホールの空調まで感じると、素晴らしいコメントが残っています。

一方『 Brooklyn DAC+ 』では"MQA"デコードをOFF出来るため、試してみると、OFFで再生しますとサウンドが全体に軽くなってしまい、左右のスピーカー間だけに集まり、奥行きは浅く、キメも粗くなった様に感じました。やはり44.1kHzの通常CDのサウンドとなってしまいました。


■ 最後に
このように"MQA"は、実感としてPCMの厚み・立体感とDSDの滑らかさ・音場感の"いいとこ取り"をしているとも感じました。

"MQA-CD"の素晴らしい可能性と簡便性を実感し、ハイエンドオーディオ界に新しいハイレゾ音源"MQA-CD"が普及することを大いに期待したいと思います。(あさやん)

2018年7月12日 (木)

ハイエンドオーディオに新たな息吹! M2TECH『 YOUNG MKIII 』 ~ イタリア発の革新的な超多機能USB-DAC&プリアンプ誕生 ~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、常に先を見据えた製品開発を続けるイタリア発のオーディオメーカーM2TECHより、超多機能USB-DAC&プリアンプ『 YOUNG MKIII 』をご紹介!





■ DDコンバーターで一躍有名に! イタリア発のオーディオメーカーM2TECH

M2TECH(エムツーテック)はPCオーディオ聡明期の2009年に、「HI-FACE」というDDコンバーターを発表して注目されるようになった、デジタルに特化したイタリア発のオーディオメーカーです。「HI-FACE」はPCのUSBスロットにそのまま挿せるUSBメモリサイズのDDコンバーターで当時大ヒットとなりました。

その後、2010年に据置型のUSB DAC「YOUNG」を発売、2014年に「YOUNG DSD」に進化したのでした。そして2017年末、今回取り上げます『 YOUNG MKIII 』となって登場したのです。前作「YOUNG DSD」の基礎設計を踏襲しつつ、DACチップには定評のあるTI「PCM1795」や、電子ボリュームなど、最新かつM2TECH独自のアイデアが多数盛り込まれて製品化されました。

■ 常に先を見据えた製品開発を続けるM2TECH

M2TECHは自社の使命を、「音楽再生方法におけるテクノロジーの内容と変化を考慮に入れながら、家庭での娯楽用の装置とソフトウェア・パッケージの形態で、新しい方法論で心地よく、簡単にオーディオ・コンテンツにアクセスできるようにすること、そして高品質な音楽探究の体験を保証する事」としています。

また同社は、重厚長大かつ高価格のハイエンド製品には一切手を染めず、ひたすらサイズ的にも価格的にも、海外製としては異例な程のリーズナブルで小型の製品を供給し続けており、前述の自社の使命に対する誇りを貫き通しているように見えます。

その結果、M2TECHは常に先を見据えた意欲的な製品開発を続けて来たのです。M2TECHの製品開発者のマルコ・マヌンタ氏は、これまで数多くのハイエンドブランドのデジタルモジュールの開発を手掛けて来ており、デジタルオーディオ界では大いに名を馳せた最重要人物だと言います。

「YOUNG」は2010年の発売時、当時一般的にはまだ24bit/96kHz対応が主流であった時期に、すでに32bit/384kHzに対応させており、市場では大きな驚きをもって迎えられました。これは8年経った今でもハイレゾ・オーディオとしてはトップクラスの仕様です。

当時のカタログには、「32/384のスペックを実現する録音機材はまだないが、24/192の楽曲を再生する際に、スペックが24/192のDACで再生するよりも、32/384のDACで再生した方が音が良いのは当然で、日進月歩で進化する今、32/384対応のADCが登場し、32/384で収録された楽曲が登場した時、24/192のDACでは音の良し悪し以前に再生することさえできなくなります。」としています。この同社の先見性には驚きです。

その8年前の予言通り、デジタル音源の移り変わりは非常に早く、様々なフォーマットや伝送方式が登場し、ユーザーにとってはもちろんメーカーにとっても混乱気味の昨今です。そんな中、M2TECHのもつ最先端のノウハウをつぎ込んで完成した『 YOUNG MKIII 』は、今後のハイレゾ・オーディオの指針ともなる製品と言えます。

■ 『 YOUNG MKIII 』のスペックとは
『 YOUNG MKIII 』のフロントのデザインは、前作「YOUNG DSD」に比べ筐体や表示機能が洗練され、かなり高級感を与えられています。スペックもDSDが5.6MHzから11.2MHz(DoPは5.6MHz)対応にグレードアップし、新たに同社としては初めてMQAにも対応しています。さらに伝送方式に高音質なapt-Xコーディングに対応したBluetooth機能まで装備しています。



もちろん、PCMは32bit/384kHzに対応しており、MQA-CDをリッピングしたソフト(※)の再生では、352.8kHz(44.1kHzの8倍)にデコードされ、実際に写真の様な表示となりました。DACチップはTI(バーブラウン)製の「PCM1795」でPCM/DSDともにネイティブで対応、電子ボリュームにはCirrus Logic「CS3318」を採用し、プリアンプとしても十分な実力を得ています。 (※CDプレーヤーからのデジタル接続でのMQA-CDの再生は出来ません。一旦リッピングしてのデータ化が必要です。)



USB以外のデジタル入力は、AES/EBU、RCA同軸(前作はBNCもあった)、TOS光を装備、RCAアナログ入力が1系統あります。アナログ出力はXLRバランスを1系統持っており、シングルエンド接続をするためのRCA変換アダプターも付属しています。また、出力電圧の上限を2つの数値に設定することが可能で、真空管(10Vrms設定を推奨)を含むいかなるパワーアンプでも最高出力を得られる設計となっています。もちろん同社のパワーアンプ「CROSBY」ともデザインを含めベストマッチングとなります。



少々難しくなりますが、回路的には前作の基礎設計を踏襲しており、入力信号のコントロール部にはXilinx FPGA(設計者が構成を設定できる集積回路)を使用。バッファー回路には、パッシブ・アンチエイリアスフィルター、I/V変換に伴うオフセット除去回路を採用するなどして、圧倒的に低いノイズフロアを実現できたとしています。


■ 試聴しました
『 YOUNG MKIII 』のサウンドと操作性は、筆者自宅で確認しました。バランス出力を直接パワーアンプに入れ、本機のボリュームを使って試聴しました。

横幅200mmとコンパクトですが、筐体がしっかりしているため見た目以上の重量感があります。デザインも奇をてらったものではなく、シンプルで好感が持てます。付属のリモコンは中型の多機能なもので、プリアンプ機能もリモコンで全て操作出来ます。特に本体のボリュームツマミが小さいためリモコンの方が操作は確実です。またプレイソフト「foobar2000」の選曲もこのリモコンで可能なことには驚きました。

サウンドは実にハリのある若々しいもので、脚色を一切感じさせない生々しさが一番の魅力です。中低域には弾力感があり、高域には爽やか感があります。音楽を十分に楽しませてくれる、明るさたっぷりのサウンドでした。

ボーカルはしっかり前に張り出し実在感があり、声の肉質感をしっかり再現してくれました。低音の伸びは標準的ですが、ここでもダンピングの効いた実在感を伴ったものでした。ギターやブラス楽器のキレが良くカラッと明瞭に再現してくれました。

そしてMQAソフトの再生は圧巻で、通常CDフォーマットとの差は歴然でした。伸びやかさ、密度感、低域の伸び、中域の滑らかさなどなど、全ての面で大きく上回っており、ハイレゾの素晴らしさを実感しました。DSDの滑らかな質感にPCMのしっかりしたサウンドが加わったレベルの非常に高いハイエンドの世界が展開されました。

さらに『 YOUNG MKIII 』は、スマートフォンやタブレットから高品質な音楽を直接ストリーミングすることができるBluetooth(※)レシーバーをも内蔵しており、従来からのワイヤード環境一辺倒のハイエンドオーディオの世界を、より柔軟にしていきたいと言うM2TECHの考え方が垣間見えるような気がします。 (※BluetoothもMQAも信号のやりとりは、M2TECHが得意とするPCMフォーマットで行うため、信号処理能力に対する信頼性は極めて高い。)

『 YOUNG MKIII 』は、最新かつM2TECH独自のアイデアがたっぷり盛り込まれた超多機能USB-DAC&プリアンプです。イタリアからの"ハイエンドオーディオの新たな息吹"を感じます。(あさやん)

2018年7月 1日 (日)

ブライトーンの輸入品にはユニークなハイエンド製品が目白押し! ~ ブライトーン取り扱いブランド製品の掲載を再開しました

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
諸般の理由で長らく掲載を中止しておりました「Bright Tone(ブライトーン)」扱いの製品の掲載を復活致しましたので、新製品を中心にご紹介いたします。ブライトーンはネットオーディオからヘッドフォン、アクセサリー類まで幅広く輸入販売を行っています。
ブライトーンは実に多くのユニークなブランド製品を取り扱っていますが、今回はその第一弾として、最先端を走るネットワークプレーヤー関連『 LUMIN(ルーミン) 』『 SOtM(ソム) 』とオーディオアクセサリー関連の『 High Fidelity Cables(ハイフィディリティ・ケーブル) 』 の3ブランドを取り上げます。


■ LUMIN

香港に拠点を置くルーミンは、世界のネットワーク再生をリードしてきたブランドです。2014年の登場以来、ファームウェアのアップデートを重ね、様々な新機能を追加してきています。同社のネットワークプレーヤーはOpenHome※を経由せずに、「Lumin App」とダイレクトに通信できるため、超高速のレスポンス、安定した操作性、PCレスで即時反映できる環境設定機能を実現しています。(※UPnPをベースに構築されたネットワークオーディオのプラットフォームでDLNAの後継)


■ ルーミン ネットワークプレーヤー(シルバー) LUMIN D2-SILVER



■ ルーミン ネットワークプレーヤー(シルバー) LUMIN D2-BLACK



⇒ 同社の「D1」の後継機で、電源を内蔵(従来機は外部電源仕様)して基板レイアウトを見直し、筐体の幅が240mmから300mmに大きくなっています。DACチップは「D1」同様Wolfson「8741」をデュアルで使用しています。サウンドは厚く、熱く、前に張り出してくるエネルギー感の高いもので、濃密で分解能が高く音楽を十分楽しませてくれます。




■ ルーミン DSD256/MQA対応ネットワークトランスポート LUMIN U1-SILVER



■ ルーミン DSD256/MQA対応ネットワークトランスポート(ブラック)【受注発注品】 LUMIN U1-BLACK


⇒ デジタル出力に特化したネットワークトランスポートで、MQAとDSD256 11.2MHzに新たに対応しました。2つのUSB出力を含めた5種類のデジタル出力、ギガビットネットワークとUSBによる入力を装備し、高音質ストリーミングサービスのTidal、Qobuzにも ネイティブ対応したハイエンドオーディオ用ネットワークトランスポートです。



■ ルーミン ネットワークサーバー(NAS)【内部ストレージ:5TB HDD】 LUMIN L1-HDD5TB



■ ルーミン ネットワークサーバー(NAS)【内部ストレージ:960GB SSD】 LUMIN L1-SSD960GB


⇒ 従来、音楽データ保管にはPCまたはNASを必要としていました。本機があれば、シンプルにPCと接続してドラッグ&ドロップで曲を保存し、すぐにネットワークへ接続して、高音質な音楽を堪能できます。もちろん定評のある「Lumin App」との相性も十分考慮されています。対応フォーマットは、DSDは「DSF、DIFF、DoP」、PCMは「FLAC、Apple Lossless(ALAC)、WAV、AIFF」、LOSSYは「MP3、AAC(in M4A container)」です。

■ SOtM

ソムは、最先端のオーディオ技術を用いてSoul Of the Music(音楽の魂)を提供する気鋭のブランドです。音響PCパーツから最先端のデジタルオーディオまで取り扱っている韓国のメーカーです。従来からいち早くRoon対応機を出すなど、世界的にも最先端スペックのデジタル機器、先鋭的なUSB DACやDDCなどを送り出してきています。

■ ソム USBリジェネレーター《9Vスタンダード》SOtM tX-USBultra(9V)


⇒ デジタル再生において、クリティカルなUSB信号の生成と同期に着目し、定評のあるスーパークロック「sCLK-EX」でUSB信号をリジェネレート(再生成)します。入力はUSB-Bを1系統、出力はUSB-Aを2系統装備。トランスポートとなるパソコンやミュージックサーバーとUSB-DACの間に本機を割り込ませることで、クロックを打ち直し、ノイズキャンセルした後USBで出力されます。USB給電を切る機能もあり、USB伝送の根本的問題も解消します。S/Nが格段に向上しスピード感も圧倒的で改善効果は想像以上です。

※12V仕様や10MHzの外部マスタークロック対応モデル「tX-USB ultra + Clock」もオプションで用意されています。



■ ソム マスタークロック“sCLK-OCX10”SOtM SCLK-OCX10


⇒ 4系統に出力可能な10MHzマスタークロックジェネレーター。一般的な矩形のデジタル信号でのクロック信号ではなく、10MHzによるアナログ正弦波を生成することでノイズを抑制。全帯域で解像度やリアリティが向上し、機器のもつクォリティを確実に引き出すとともに、高音質でアナログライクなサウンドを実現します。



■ ソム ネットワークトランスポート(9V仕様)SOtM“sMS-200ultra” SMS-200ULTRA-9V


⇒ 従来機のUPnP、OpenHome、Roonと幅広い再生対応に加え、クロック(sCLK-EX)を強化し、Deezer HiFi、DSD 22.4MHz/PCM 768KHz 32bitにも対応したNAS機能付きオールインワン・ネットワークトランスポートのハイエンドカスタムモデルです。従来の小型ソース機器のサウンドの限界を超えた本格的ハイエンドサウンドを実現します。

■ High Fidelity Cables

米テキサスにあるハイエンド・アクセサリーブランドで、ケーブルの信号伝送に磁気伝導技術を採用する画期的な製品を提案しています。磁気を使うことで信号の品質を高めるというユニークな理論で、磁気フィールドを生成することで伝送ケーブルに流れる電子の流れを中心部に凝縮させ、歪みや干渉、損失を低減させると言います。

■ ハイフィディリティケーブル マグネチックアダプター(Magnetic Adapters)アナログ(RCA)信号の信号側(ソース側取付)用 (L+R)2個1組



■ ハイフィディリティケーブル マグネチックアダプター(Magnetic Adapters)アナログ(RCA)信号の出力側(アンプ側取付)用 (L+R)2個1組



■ ハイフィディリティケーブル マグネチックアダプター(Magnetic Adapters)デジタル信号の信号側(ソース側取付)用



■ ハイフィディリティケーブル マグネチックアダプター(Magnetic Adapters)デジタル信号の出力側(アンプ側取付)用


⇒ ケーブル伝送路には信号の電気フィールドと磁気フィールドが誘導された構造となっており、この磁気信号を磁性体でコントロールする仕組みが「磁気伝導」です。手持ちのケーブルに本機を指定の方向に取りつけるだけで磁気伝導技術の効果が得られると言う画期的製品で、お気に入りのケーブルに使用することで、高解像度で写実的な魅力が加わります。



■ ハイフィディリティケーブル マグネチックウェイブガイド【1個】


⇒ 本機を空いたコンセントに差し込むことで、音楽信号が劇的にクリーンかつクリアになり、 優れたダイナミクス、綿密な描写、音楽性を実現するとしています。一般のパワーコンディショナーと併用すればさらに効果的です。
なお本機は、効果を発揮するまでにしばらく時間を要します。通常のエージングと異なり、磁気フィールドが形成されて効果が出てきます。壁コンセントよりもなるべくシステムに近いところに複数挿した方が効果的です。50時間から効果が得られ1000時間までパフォーマンスが徐々に上がって行くとしています。 



■ ハイフィディリティケーブルズ ヘッドホンアクセサリー “トリニティ ゴー”


⇒ ヘッドフォン(イヤホン)とリスニングデバイスの間に取り付けるだけ(電源不要)で、磁気伝導技術の効果を得ることができます。本機には新しいコンパクトなウェイブガイドモジュールが組み込まれており、発生する磁気により音声信号の電子を導体の中心に引き寄せ信号をロスさせることなく伝達するとしています。軽く、持ち運びに便利なクリップも付属しており、DAPやスマホで音楽を最大限に楽しんでいただけます。


■ 最後に

以上のように、ブライトーンの輸入品にはオリジナリティ溢れたハイエンド製品が目白押しです。世界中からブライトーンが探してきたユニークな製品群は、他とは"目の付け所が違う"と感じました。今後の展開も大いに期待したいと思います。 (あさやん)

2018年3月18日 (日)

先進的なD/Aコンバーターオーディオデザイン『 DCDAC-200 』~「PCオーディオに再チャレンジしてみませんか」第3弾

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
2018年の年初から「PCオーディオに再チャレンジしてみませんか?」と提案してまいりましたが、今回は、複数のDACが楽しめる実にユニークなD/Aコンバーターとして、オーディオデザインの『 DCDAC200 』をご紹介いたします。



■ DACチップの陳腐化が心配なオーディオファンに!!

PCオーディオや、ネットワークオーディオを楽しまれているオーディオ&音楽ファンの最たる心配事は、内蔵DACチップの陳腐化ではないでしょうか。現時点では最先端であっても、数年先にはどうか?と考えるだけで、挙げた手を思わず引っ込めてしまいそうです。

次々と新製品に買い換えができる方は別として、私を含め、ほとんどの方は失礼ながらそうはいかないのが現実です。DACチップが最新鋭のESS Technologyや旭化成エレクトロニクス製などに注目が集まっている昨今ですが、それ以外のDACで最先端でなくてもオーディオ的に優れたパフォーマンスのDACや、今となっては貴重なDACもまだまだ世の中には存在します。

今回ご紹介しますAUDIO DESIGN(オーディオデザイン)社の『 DCDAC-200 』は、そんなオーディオ&音楽ファンにこそ打ってつけの実にユニークなD/Aコンバーターです。

■ 独特なオーディオデザイン社の設計コンセプト!

オーディオデザイン社は、自社で設計・開発・製造を行っている純国産のハイエンドオーディオメーカーです。2004年創業ですから14年目の会社になります。当初ハイエンド機器向けのセレクターからスタートし、プリアンプ、パワーアンプ、ヘッドホンアンプ等のオリジナリティーあふれた製品を開発・製造・販売しています。

会社は責任者(大藤 武氏)とプラス1名だけと、非常に小規模な個人企業のため、商品はどれも個性的で、筐体はお世辞にも高級感があるとは言えません。シャーシにも市販の汎用品を使うなど、どうしても自作のように見えてしまいます。ただその分中味には十分コストをかけていると言えます。

そのオーディオデザイン社の設計コンセプトは独特で、従来型の感性や定説による設計手法も、電気特性を重視した設計手法もとらず、オーディオアンプの設計にとって最も重要な事は、どんな要因が音質に影響を与えているかをまず探ることだとしています。

これは簡単なようで非常に難しいことです。現在のオーディオ装置は、ノイズや歪率といった単純な基本特性の点では必要な条件をすでに満たしているかに見えます。しかしながら、実際に音楽を再生してみると音質は機器により様々で、音質に起因する要因はまだまだすべてが解明されていないのが実情です。オーディオデザイン社は音質に影響を与えている要因を探るため、常に挑戦と探究を続けることにより、より良い音質を目指しています。

結果、業界の流行り廃りに流されること無く、独自に音の良いアンプを追求し続け、非常にリアルな情報量の多い音であり、上手く使いこなした際の再生音から得られる圧倒的な感動を目指しているとしています。「日本のオーディオ業界の一角に、こういう会社・製品もありますよ」という存在価値が示せればと同社は考えているのです。

■ DACボードの交換を前提とした設計の『 DCDAC-200 』

今回ご紹介します『 DCDAC-200 』も前述のコンセプトの基に企画された製品です。本機は将来にわたってDACボードの交換を前提として設計されており、その都度音質の向上や音色の違いを楽しめるという実に先進的な機能を持った、USB及びSPDIF入力を装備したD/Aコンバーターです。本来3種類のDACを搭載できる仕様ですが、標準仕様の『 DCDAC-200std 』では、マルチビット型ラダーDACチップの「PCM1704」と、ΔΣ型の「ES9018S」が組み込まれています。

巷ではどうしてもDACチップが音質を支配しているような印象を持たれがちですが、DACチップは電源やその周辺回路、使われる個数、使い方、実装技術などトータルで動作するものです。実際のところオーディオデザイン社としては、設計する立場からは、その依存度は3~4割程度と考えているようです。

マルチビット型の「PCM1704」は今や貴重なバーブラウン(2000年にTexas Instrumentsが買収)製で、マルチビットの代表的なサウンドで一世を風靡(エソテリックやデノン、海外ハイエンドCDプレーヤーに搭載)した名DACです。一方のΔΣ型の「ES9018S」は米ESS Technology社製で最新鋭のDACチップとして、近年多くの機器に採用され持て囃されています。

「PCM1704」は4基(モノDACチップ4個でバランス回路を組んでいる)搭載しており、ラダー回路に工夫を凝らした定電流源で駆動することで768kHz/24bitの精度を確保しています。古いDACではありますが最新式の実装技術と組み合わせて更に音質を向上させているのです。

「ES9018S」は内部でオーバーサンプリングを行うことで、可聴帯域の低歪化を計ったDACチップです。このDACチップはデジタル的な工夫が存分に施されているものの、アナログ的には性能が出にくい設計のため、オーディオデザイン社は、その音質は基板設計などの実装技術に大きく左右されるとしています。そのため基板はそのポテンシャルを最大限に活かす設計としていると言います。

USB端子からは、PCM:192kHz/24bit加え、「ES9018S」用ボードではDSD:5.6MHzまでの入力が可能です。またサンプリングレートコンバーター機能も搭載されており、PCMは768kHzまでのアップサンプリング(「ES9018S」では384kHzまで)が可能です。

電源部にもオーディオデザイン社のこだわりを見せており、デジタル用に3系統の独立した安定化電源に加え、アナログ用にもDCアダプターなどで定評のあるリニア式高速低インピーダンス安定化電源を2系統搭載しています。ノイズ対策やサウンドに留意した贅沢な高音質設計としています。

『 DCDAC-200 』のDACチップによるサウンドの違いは、私が従来から持っていたイメージ通りのものでした。それはUSBでも、CDからのSPDIF入力でもほぼ同じ傾向でした。

「PCM1704」では、音が重厚で太く、温かくコクがあり、中低域にコッテリ感や密度感を感じさせました。左右や奥行き方向への広がり感は少なめながら、音像は輪郭をはっきりさせる実に押し出し感のあるリアルなものでした。768kHzへアップサンプリングすることで、さらにリアル感が増し、高S/Nでクリーンな抜けの良いサウンドになりました。ジャズの生々しい音源の再生には打ってつけのDACと見ました。

一方の「ES9018S」では、繊細さが加わり、しなやかで滑らかなサウンドとなり、音場の見通しがよく、リアル感よりも質感や空気感を感じさせるサウンドとなりました。またDSD音源ではさらに瑞々しさや、まろやかさが加わり、クラシックやボーカルにはやはりこちらを選んでしまいます。


■ 最後に
このようにオーディオデザイン『 DCDAC-200 』は、2種類のDACによるサウンドの違いが楽しめるユニークなD/Aコンバーターです。将来的なアップデートや新たなDACボードの供給も想定されており、将来にわたっての陳腐化が回避された、先進的なD/Aコンバーターと言えます。

「PCオーディオ再チャレンジ」への画期的なアイテムの登場です! (あさやん)

※当面の間『 DCDAC-200std 』のみの販売となります(DACの個別組み合わせでの販売はいたしません)。内部DACボードは今後順次追加される予定です。ボードの交換はオーディオデザイン社でのみ行います(お客様での交換は出来ません)。


2018年3月13日 (火)

【気軽にオーディオ入門】デスクトップ・オーディオへの誘い~スピーカー編(その1)~


みな様、こんにちは!
先月末くらいから急に本年度の花粉症を発症したとうふです。
はやくも、辛いです(涙)

さて、前回はプリメインアンプのAI-301DAをご紹介したので、今回は組み合わせるのにお薦めの小型スピーカーをご案内します!

パイオニア
ブックシェルフ型スピーカー【ペア】
S-CN301-LR


エントリーモデルのスピーカーでありながら、
パイオニアのフラッグシップスピーカー「S-EXシリーズ」や、
同社ハイエンドブランドTAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)で数々の名作スピーカーを開発した、アンドリュー・ジョーンズ氏が開発に携わった事でも有名な、コンパクト・ブックシェルフスピーカーです。

横幅135mmと場所をとらず奥行きも220mm。卓上ユースにもちょうど良いサイズと言えます。

ユニット構成は
・2cm径のソフトドームツィーター
・10cm径のウーファー(グラスファイバー振動板)
2ウェイ構成。
接続はシングルワイヤ接続となり、
スピーカー背面は
・バスレフポート
・スピーカー端子(筐体に直接取付)
とスタンダードな2ウェイ・ブックシェルフの構成になります。

実機を聴いてみると、10cmウーファーからとは思えない量感のある低域に驚かされるでしょう。
小型スピーカーらしい、スピード感に優れた表現と合わさって聴くジャンルをあまり問いません

低・中・高域のバランスに優れた表現を持ち、
小型スピーカーにありがちな"中高域寄りで、低域表現は苦手"という印象とは無縁といえます。
デスクトップ上で使用する事を想定すると、低域は充分とも言えます。
バスレフポートが背面側にあるので、場合によっては壁面との距離を調整して低域を調整する必要があるくらいでしょう。

反応が良く、スピード感にも優れますので、AI-301DAとの組み合わせならば、ロックやポップス系の音楽にマッチするのではないでしょうか。
小口径でありながらも、しっかりとした低域を楽しめるS-CN301-LR。
価格破壊といっても差し支えの無い表現力と相まって、デスクトップ上で使えるコンパクトスピーカーとしてお薦めです!


とうふ的S-CN301-LRの5段階評価
お薦め度 :★★★★:価格・表現力・見た目全てにおいて高レベル『5点』!
表現力  :★★★★:低・中・高のバランスが絶妙です。『5点』!
見た目  :★★★★:安っぽさは微塵もありません。『5点』!
導入度  :★★★★:ジャンルを問わず楽しめ、場所もとりません『5点』!
総合評価 :★★★★:一度は聴いて頂きたい。驚きのコスパです『5点』!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年3月 1日 (木)

カクテルオーディオ 超多機能型デジタルミュージックサーバーの魅力を探る

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、1台でデジタルオーディオの再生に必要な機能をすべて網羅したcocktail Audio(カクテルオーディオ)の"ミュージックサーバー"の魅力に迫ります。アンプが内蔵されている『 X35 』と、デジタル機能だけに特化した『 X50D 』をご紹介!

cocktail Audio マルチメディアプレーヤー

『 X35 』



『 X50D 』


■ ミュージックサーバーってどういうモノ?

韓国NOVATRON社は、2003年1月に設立されたHi-Fiオーディオメーカーで、「cocktail Audio」は同社のHi-Fiオーディオ製品専用ブランドです。これは地域性なのでしょうが、従来から韓国のオーディオブランド製品には、ネットオーディオに関して先進的な取り組みが目立ちます。

これからご紹介しますcocktail Audioの製品は、様々なアイデアが詰め込まれたミュージックサーバーですが、「ミュージックサーバー」という名称自体、まだ日本国内では十分浸透していませんし、「ミュージックサーバー」という言葉には様々な解釈の仕方があるため、"どういうモノ?"と思われる方も多いのではないかと思います。

「ミュージックサーバー」を厳密に定義しますと、「音源の管理(サーバー)から再生機能(プレーヤー)までを備えるオーディオ機器」ということになると思います。分かり易く言いかえれば、「ストレージ(ハードディスクやSSD)内蔵のネットワークオーディオプレーヤー」ということです。これならイメージがつかめるかと思います。

「ミュージックサーバー」のメリットは、これ1台でデジタルオーディオの再生に必要な機能がすべて賄えるということです。デジタルの聡明期のCDがメインソースだった時代はごくシンプルだった再生システムが、デジタルファイルでのオーディオ再生の時代になって非常に複雑なものになってきました。

例えばネットワークオーディオをしようとする場合、ネットワークプレーヤーに、サーバーの働きをするNAS、CDをリッピングしたりメタデータを整理するためのパソコンが必要です。本来オーディオ機器ではないパソコンやNASなどを、家庭内LANのネットワークに接続しなければ再生できないという状況になってしまったのです。

これではオーディオ&音楽ファンにとっての敷居がますます高くなり、「難しい」と感じるのは当然だと思います。しかし今回ご紹介するcocktail Audioの「ミュージックサーバー」は、こうした複雑さを排除して、1台でネットワークオーディオの魅力を味わえる実にユーザーフレンドリーで画期的な製品です。

そして、cocktail Audio「X35」であればアンプまで内蔵しており、CDのリッピング、メタデータの管理、さらに音楽再生までこれ1台で行え、本体ディスプレイとリモコンで快適な操作が行えるように設計されているため、通常のネットワークプレーヤーのように別途タブレットを用意する必要もありません。スピーカーさえあれば、本当にこれ1台ですべて完結してしまうのです。

また、cocktail Audio「X50D」はDACやアンプを搭載せず、とにかく「デジタル機能だけに特化したミュージックサーバー」という立ち位置の製品で、特に高性能なD/Aコンバーターやアンプをお使いのオーディオマニアにはドンぴしゃな製品とも言えます。

それでは、この2機種について「どんなことができるのか」をサウンド傾向とともにレポートしてまいります。

■ オールインワン型マルチメディアプレーヤーcocktail Audio「X35」とは?

100W×2chの左右独立のデジタルアンプを搭載し、スピーカーを接続するだけで音楽データの再生が可能です。背面にあるスロット(1箇所)に別売※のHDD/SSD(SATA 2.5型 SSD/HDDは2TBまで、3.5型HDDは8TBまで)を収納でき、楽曲を存分に保存できます。着脱はユーザーで簡単にでき、複数のドライブをジャンル別など使い分けることもできます。(※HDDやSSD等の記録媒体は付属していません。別途お買い求め下さい。)

前面にCDドライブを搭載しており、CDをFLACやALAC、WAV、MP3など様々なフォーマットでリッピングできます。CDのメタデータやカバーアートはGracenoteなどの情報から取り込めます。そして取り込んだ音楽データは、独自のミュージックデータベースに蓄積され管理もできます。煩わしいリッピング作業から開放されます。

対応フォーマットは最先端のものを網羅しており、DSD(64/128/256)、DXD(352.8kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)、WAV(192kHz/24bit)などの再生が可能です。またネットワークに接続することで、ネットワークプレーヤーとして機能し、TIDALやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスも楽しめます。

入出力も実に多彩で、デジタル音声出力は同軸、光、AES/EBU、USB、HDMIの5系統を装備、入力は同軸、光、AES/EBUの3系統と万全です。さらにMM型対応のフォノイコライザーまで搭載しており、アナログレコードの192kHzでのハイレゾ録音やLINE INでのアナログソースのハイレゾ録音もできる優れものです。もちろんオートでもマニュアルでもカッティング編集できます。

DACチップには実績のあるESS ES9018K2M を搭載。電源部も大型トロイダル・トランスやアナログ/デジタル独立電源を採用するなど高音質設計としています。フロントパネルには7インチの液晶ディスプレイを採用し、操作画面はもちろん音楽ファイルの情報やカバーアートまで表示されます。さらにHDMI出力を使えば、お持ちの大型ディスプレイやプロジェクターの大画面で映し出すことも可能です。

さらにスマホやタブレット(iOS/Androidデバイス)にNOVATRON「MusicX」をダウンロードすれば、ご家庭のネットワークを経由して手元での各種操作も可能です。

直接スピーカーを接続してのサウンドは、デジタルアンプらしい素直なもので、想像以上のパワー感があり、ブックシェルフタイプのスピーカーなら十分ドライブできます。音質傾向は、明るめの生き生きしたサウンドで、10~20万円台の中級プリメインアンプに十分匹敵するレベルと感じました。電源ケーブルの交換で更にパフォーマンスが向上することも確認できました。

もちろんアナログアウト(RCA)をお使いになれば、お持ちのアンプでもお楽しみいただけます。この使い方でも本機の価値は十分あると感じました。

■ デジタルに特化したミュージックサーバー&プレーヤーcocktail Audio「X50D」

本機はデジタルに特化することで、お使いのD/Aコンバーターをはじめとしたハイエンドオーディオ機器に、ミュージックサーバー機能を追加させることができます。

CDのリッピング機能や対応フォーマット、ネットワークプレーヤー機能、フロントの液晶ディスプレイは「X35」と共通ですが、機能的には強化されています。

デジタル出力は、同軸が2系統になり、TOS、AES/EBU、USB、HDMIに加えてI2S※(2系統)やワードクロック出力も装備されています。ただ、デジタルに特化したことからアナログ入力はもちろんヘッドホン出力もありません。余計なモノはすべて排除されています。(※Inter-IC Soundの略で、デジタルの音楽データとともにそのクロックを分けて送ることで精度の高い伝送が可能)

さらに背面にはSSD/HDD(別売)のスロットが2基に増設されており、それぞれ6TBまでのSATA3.5型/2.5型HDDまたは2.5型SSDが装着可能になっています。バックアップや最大12TBまでのストレージが構成できます。

そして音質向上の手段として、フロントパネルを12mm、それ以外はコンピューター制御で切削加工した8mmの極厚アルミプレートで筐体を構成しています。インシュレーターもアルミダイキャストとしており、繊細なHDDやSSDを守るためもあって、振動に強くハイエンドに通じる強固な仕様としています。その結果アンプを持たない「X50D」の方が「X35」より重くなってしまっています。

サウンドはお使いになるD/Aコンバーターや、USB-DAC次第という面はありますが、同じ条件(「X35」のデジタルアウト)で比較したメーカーの話では、解像度が高く、情報量が多いのは共通しているものの、やはり音の厚みに違いがあり、温かみを感じさせる豊かなハイエンドに通じるサウンドだということです。


■ 最後に
cocktail Audioの製品はいわゆるサーバーであり、いかにもPCといった内容の製品ではありますが、国産PCメーカーのサーバーにある無機的で冷たいサウンドというイメージは皆無で、本格的なオーディオライクなサウンドを提供してくれます。従来存在しなかったオーディオ新時代を予感させる画期的アイテムcocktail Audioの導入をぜひご検討下さい。(あさやん)

2018年2月28日 (水)

【気軽にオーディオ入門】デスクトップ・オーディオへの誘い~アンプ編(その1)~


みな様、こんにちは!
早くも花粉症の気配を感じ、鼻がムズムズしているとうふです。
いい加減に空気清浄機を導入せねばなりませんね。
そんな空気清浄機も豊富でお得なジョーシンの特集コーナーはこちらより

さて、それでは今回の本題です。
昨今、オーディオ再生にCDプレーヤー等は使用せず、
スマホやPC
ポータブルオーディオプレーヤー
シンプル&コンパクトにオーディオを楽しむ人が増えています。

これは何も日本だけの話ではなく、海外でもA4サイズコンポーネントを採用した
ヘッドホン・オーディオや小型ブックシェルフスピーカーと組み合わせた、
卓上のオーディオ(デスクトップ・オーディオ)ユーザーは増加の傾向にあります

デジタルアンプの表現力が大幅に向上等の技術的な背景もあるでしょうが、何よりも
コンパクトな環境でも妥協せず、良い音で楽しみたい』というオーディオユーザー共通の願いがあるのだろうと私は思います。

日本でも徐々に広まりつつあるデスクトップ・オーディオ。
これから何度かに分けて機器を色々ご紹介してまいりますので、
・デスクトップ・オーディオを検討されている方
・コンパクトなオーディオ環境の導入を検討されている方
は是非お付き合いくださいませ。

それではデスクトップ・オーディオをお薦めする第一弾として今回はこちらのアンプをご案内!

ティアック
USB-DAC搭載プリメインアンプ
AI-301DA-SP
※カラーバリエーションあり


ハイエンドブランドは「Esoteric
入門~一般向けブランドは「TEAC
そして業務用ブランドに「TASCAM」を持つ、
ティアックから好評発売中の小型アンプ『AI-301DA』です!

横幅215mm、奥行き258mm、の省スペースボディながら、
○DSDは5.6Mまで、PCMは32bit/192kHzのファイルに対応したPC-USB接続
○光・同軸のオーディオデジタル入力が各1系統
○アナログ入力が2系統
○さらになんとaptXに対応したBluetooth入力まで!
一般的なオーディオアンプの幅約半分、奥行き約3分の2サイズのボディに『これでもか!』というくらい豊富な機能が搭載されています。

ちなみに出力端子は
○バナナプラグにも対応したスピーカー端子
○サブウーファー出力
○ヘッドホン出力
となります。

パワーアンプ部は高級アンプでも採用例の多いデンマークのデジタルアンプ『ICE POWER』を採用。
見た目・サイズからは驚きの40W+40W(4Ω)のパワフルなスピーカー出力を搭載しています。
さらにヘッドホン出力部もCCLC方式(コンデンサーによる位相遅れ等のデメリットを回避する回路)を採用しており、スピーカー出力に良く似た反応の良い表現を楽しめます

厚みも約61mmとそれほど背が高くないので、PCモニタ脇に設置してもそれほど場所を占有しないでしょう。
スマホやポータブルプレーヤーからのBluetooth接続でのヘッドホンもしくはスピーカーリスニングも簡単に行え、PCからのUSB接続も簡単に楽しめます。
また、光デジタル信号の入力に対して自動で電源が入る、オートパワーオン機能を搭載しているので、TVの光出力を接続しておけばテレビの高音質化にも使えます。

1台でマルチに楽しむ事が出来るアンプとしても、非常に優秀なAI-301DA。
先日ご案内のACRO L1000とは異なる、純オーディオデザインのアンプとなります。
しかし、入門向けの価格帯でありながら、
・コンパクトかつ薄型
・有線接続だけでなくBluetoothにも対応と豊富な入力端子
・優秀なヘッドホン出力と、サブウーファー出力も搭載した出力端子
と、機能は盛りだくさん!

これからスピーカーオーディオシステムの導入検討をされている方に、
そしてコンパクトで場所をとらないサブシステムを検討されている方にも。
多機能・コンパクト・バランスのとれた表現力と三拍子そろったこの『AI-301DA』はお薦めです!


とうふ的AI-301DAの5段階評価
お薦め度 :★★★★:価格/サイズ/音質のバランスが非常に高いです『5点』!
表現力  :★★★★:反応が良く、元気なサウンドを楽しめます『5点』!
見た目  :★★★ :アルミ素材を多用し安っぽさはありません『4点』!
導入度  :★★★★:この価格に多機能高音質を実現。素晴らしいです『5点』!
総合評価 :★★★★:入門機に良い価格帯ながら多機能高音質。お薦めです『5点』!


それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2018年2月11日 (日)

ついに最新鋭Brooklynのオーナーになってしまった! ~「PCオーディオに再チャレンジしてみませんか」第2弾~

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は「PCオーディオに再チャレンジしてみませんか」第2弾と題し、2016年6月のこのコーナーで取り上げた「Brooklyn DAC」の最新バージョン『 Brooklyn DAC+(プラス) 』を満を持してレポートいたします!




■ マイテック・デジタル『 Brooklyn DAC + 』の概要

米国マイテック・デジタル社は、ニューヨーク・マンハッタンの二大スタジオ(ザ・ヒットファクトリー、スカイライン・レコーディオング・スタジオ)でエンジニアだったミハル・ユーリビッチ氏によって、1992年に設立されたプロ用レコーディング機器メーカーです。

同社は数多くのA/DコンバーターやD/Aコンバーターを、マスタリングやその他のプロユース用として開発してきました。そしてDSDフォーマットの確立に際しても、マスターレコーダーのプロトタイプの開発から関わり、SACDの立ち上げにも大いに貢献したのでした。

その後、オーディオファイルにプロの現場の音。すなわち、スタジオスペックのD/Aコンバーターの音を聴いて欲しいとの願いから、同社初の民生機となったD/Aコンバーター「Stereo 192-DSD(生産終了)」(※)を発売。その非常に高い完成度(当時の最新スペックPCM:32bit/192kHz、DSD:2.8MHz/5.6MHzに対応)が評判を呼び、大ヒットを記録したのでした。 ※「Stereo192-DSD」の機能は今現在も進化しつづけています。「Stereo192-DSD」のドライバとファームウェアは マイテック・デジタルの手により常に更新され続けており、しかもお客様自身の手でもアップデートが可能です。この分野において今後もトップランクの性能を保ち続ける事が出来るのです。非常にユーザビリティの高い製品なのです。

そのマイテックが、2014年にハイエンドDACとしては異例のヒット作となったフルサイズのフラッグシップ機「Manhattan DAC」を発売したのでした。その翌年、弟機ともいうべきハーフサイズ(横幅216mm)の「Brooklyn DAC」を市場に投入。こちらも大ヒットを記録したのです。

そして2017年、「Manhattan DAC」が『 Manhattan DAC II 』に、「Brooklyn DAC」が『 Brooklyn DAC+ 』にバージョンアップを果たして発売されました。

■ 驚きの超多機能ぶり!

拙宅では『 Brooklyn DAC + 』を、従来から使用していたプリアンプは使用せず、パワーアンプに直接バランスケーブルで繋ぎ、DACプリとして使用しています。ボリュームはアナログボリューム(※)を使用しています。
※ボリュームコントロールはDIGITAL/ANALOG(いずれも1dBステップ)の選択が可能ですが、音質で選んだ結果、ビット落ちのないアナログにしています。


とにかく、最初は本機の超多機能ぶりにはぶったまげました。フロントの高精密ディスプレイと、その両側にある2個ずつ計4個のプッシュスイッチ、それと右端の大型ロータリーノブ(ボリュームノブ兼用)で、あらゆる設定を可能にしているのです。

音源別には、パソコン(PCM:384kHz、DSD:DSD256/11.2MHzに対応)からは、USBケーブルでUSB-B(USB 2.0 Class 2)端子に、CDプレーヤーからはSPDIF(同軸:2、TOS:1選択可能)に同軸ケーブルで、アナログプレーヤーは、Analog-InputのPHONO-MM(LINE、P-MM、P- MCから選択可能)入力に、それぞれ接続しています。さらにデジタル入力ではAES/EBU、アナログ出力はシングルエンド(RCA)とバランス(XLR)の2系統を装備しています。

ここで、その多機能ぶりをざっとご披露しますと、出力(アンプ又はヘッドホン、及び両方)の選択、クロック(内蔵の超高精度・低ジッターのFemtoクロックと外部ワードクロック)の選択、MQA信号の入力選択、出力位相の反転機能、バランス(左chを絞る)、3種類のPCMフィルターの選択、ディスプレイ機能(オートオフやスクリーンセーブに戻る秒数・各種明るさ、さらにMytekマークの色)の選択とまさに至れり尽くせりです。リモコンはAppleリモコンを代用しています。

『 Brooklyn DAC + 』のサウンドをソース別に見て参りますと、まずはCDプレーヤーのデジタルアウトからのSPDI入力では、CDプレーヤーが2グレード以上あがり、CDソフトがこんなに音がいいのだと改めて納得させられました。光(TOS)と同軸で確認しましたが、光は爽やか系、同軸は高解像度系で、結局同軸に落ち着きました。

ファイル音源では、CDのリッピングソフト(16/44.1)が実に力強く、特に低域の伸び、重心の低さはかつてなかったレベルでした。また中高域もPCMを感じさせない抜けの良さ、滑らかさがあり、これで十分だと感じました。しかし、プレイソフトにFoober2000を使った、DSD128:5.6MHzにアップコンバートしたサウンドはさらに繊細で透明感が向上し、ボーカル系では間違いなくこちらを選択してしまいます。


CDリッピングソフトをFoober2000を使ってDSD128(5.6MHz)にアップコンバートして再生。

ハイレゾファイルは、サンプリング周波数に忠実に反応し、そのソフトに入っているすべての情報を引き出していると感じさせる程、従来の各種USB-DACで聴いてきたサウンドとの違いに圧倒されました。

『 Brooklyn DAC + 』でのアナログレコード再生のサウンドは想定外でした。

PHONO-MMにしてアナログレコードを再生。カートリッジにはSPU-GTE(生産終了)を使用。

聴いた瞬間、正直「なかなかやるねぇ」でした。通常リスニングではこれで十分というレベルに達しています。当初フォノイコライザー回路はデジタル処理されているのではと考えていましたが、輸入元(今井商事)に問い合わせた所、完全なアナログだということで、それが証拠にデジタルボリューム使用時はレコードは再生できません。

■ 「MQA」対応について

次に筆者にとって大いに魅力的な機能で、本機の購入に至った最大の理由でもある『 Brooklyn DAC + 』の「MQA」対応について触れておきたいと思います。


MQA-CD再生時ディスプレイには24bit/176.4kHzと表示されます。

MQAは、英国の老舗オーディオメーカーであるメリディアン社が提唱している新しいロスレス圧縮コーデックで、今後のハイレゾによるストリーミング配信の主流となりうるフォーマットとして今注目を浴びています。データ量の多いハイレゾファイルを一旦圧縮変換する、いわゆるFLACに似た可逆圧縮方式のような形式です。

例えば、352.8kHz/24bitのハイレゾファイルを44.1kHz/24bitにまで、実に約1/8にまで圧縮。これにより、大容量ハイレゾファイルのダウンロードにかかる大幅な時間短縮や、HDDなどストレージの節約にもなります。膨大な情報量を持つスタジオクオリティの音声ファイルを、CD並のコンパクトなサイズにロスレスで圧縮する独自技術で『 オーディオ折り紙 』とも例えられる非常に巧妙な圧縮技術です。

DSDブームを作り出したマイテックが、今度は「MQAといえばマイテック」といわれるかも知れない可能性を秘めてもいるのです。常に、デジタル再生の最先端を切り拓いてきたマイテックが、MQAにいち早く目を付けた意味はやはり大きいと思います。

さて、『 Brooklyn DAC + 』によるMQA-CD(※)再生は、想像を遙かに超えるサウンドでした。MQA-CDをプレイした瞬間、本機のディスプレイにはいきなり「24bit / 176.4kHz」と表示されました。そのサウンドはPCMなのに実にDSDライクなのです。キメの細かさ、音場の広さ、音像の立体感は圧巻でした。まだソフトが限定されているため、これ以上のコメントは避けますが、このMQA-CDがSACDに取って代わるポテンシャルは十分あるのではないでしょうか。MQA-CDがパッケージメディア進化の最終形かも知れないとも感じました。 ※MQA-CDは、通常のCD(SACD)プレーヤーでは16bit / 44.1kHzの通常のCD音質で再生されます。ディスクのコストアップも殆どないと思われます。また、『 Brooklyn DAC + 』ではMQAデコードのオン/オフが可能で、この機能は現時点ではマイテックだけです。


■ 最後に
『 Brooklyn DAC + 』を聴き込んでいく程に、本機がプロの世界で鍛え上げられたマイテックと、開発者のユーレビッチ氏が、一音楽愛好家の立場での試聴を繰り返しつつ製品化したということに納得させられました。

そのサウンドは、深く厚みのある低域、エネルギーに満ち溢れた中域、高域の圧倒的な情報量、厚みのある豊潤なサウンド、生音のような立ち上がりや響きを再現し、非常に説得力のあるものです。

マイテック・デジタル『 Brooklyn DAC + 』こそ、オーディオファイルが待ち望んでいた"新世代のUSB-DAC"だと思います。その性能・機能は従来のUSB-DACを完全に凌駕していると断言します。今年こそ本機で「PCオーディオ」にもう一度チャレンジしてみませんか?(あさやん)

2018年2月 9日 (金)

今年は 『 PCオーディオ 』に再チャレンジしてみませんか?

ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。
今回は、復活の兆しが見える 『 PCオーディオ 』 について特集いたします。筆者の考えやこだわりをはじめ、PCオーディオに再チャレンジを検討されている方へのポイントなどもお伝えいたします。

最新鋭DACチップ「ES9038PRO」を採用!!
オッポ 『 Sonica DAC 』


■ 『 PCオーディオ 』 減速の原因を探る!

『 PCオーディオ 』 (パソコンを使ったファイルオーディオ再生)は2008年頃から次第に注目されるようになり、小型USB-DACが海外オーディオメーカー、国内オーディオメーカー、PCメーカー、そして楽器メーカーまでが入り乱れての開発競争となったのは、まだ記憶に新しいところです。しかし2016年頃から次第に元気がなくなり、製造メーカーが一社抜け二社抜けして次々市場から退場していきました。

筆者なりに 『 PCオーディオ 』 減速の原因を分析してみますと、
①PCM・DSDのスペックばかりが強調され過ぎ、またぞろ従来からのオーディオ業界の欠点でもある数字競争に陥ってしまった。
②ハイレゾという言葉のみが一人歩きし、CD以上のスペックであれば録音や音の善し悪しに関係なく、何でも「ハイレゾ=高音質」という間違った認識が蔓延してしまった。
③ピュアオーディオとポータブルオーディオがハイレゾという言葉だけで一緒くたにされ、最も重要な「高音質」が忘れ去られてしまった。
④当然のことながら、PCメーカーなどオーディオのスキルのないメーカー製のUSB-DACのプアなサウンドがオーディオファンに敬遠され、熱が冷めてしまった。
⑤オーディオファン自体のPCのスキル不足が災いし、PCのトラブルに惑わされるケースが増えるにつれ、次第にPC離れが起こってしまった。
⑥ネットワークオーディオが本格化して、PCオーディオとの混乱を生じさせ、どちらに進むべきかとユーザーに迷いを生じさせてしまった。
⑦2014年頃からアナログブームが起き、チープなUSB-DACとの比較ではアナログが優位に立ってしまい、PCオーディオが忘れ去られた。その後はアナログブームも終息。

という具合で、『 PCオーディオ 』 の新しい話題も最近は、とみに少なくなってしまっていました。しかし昨年の半ば頃から、再び 『 PCオーディオ 』 に新たな息吹が感じられるようになってきたのです。今回はその辺りを探ってまいります。

■ 『 PCオーディオ 』 が再注目!

今年(2018年)、『 PCオーディオ 』 が再び注目される理由があります。それは、

①2017年に登場した、OPPO D/Aコンバーター 『 Sonica DAC 』 と、ユニバーサルプレーヤー 『 UDP-205 』 が大ヒット!
②米国プロ用レコーディング機器メーカー MYTEK Digtal の最新鋭D/Aコンバーター+プリアンプ 『 Manhattan DAC II 』 と 『 Brooklyn DAC+ 』 の登場!
③TEACが超ハイスペックのUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプとネットワークプレーヤーの最新鋭機を市場に投入!
④"MQA" (Master Quality Authenticated) 対応のハードとソフトの出現!

特に④の"MQA"は提唱メーカーの英国「メリディアン」に加え、ハード側は国内では「TEAC(ESOTERIC)」「SONY」「PIONEER」「ONKYO」など、海外では「dCS」「iFi-Audio」「LUMIN」「audioquest」「SIMAUDIO」「MYTEK Digtal」などの一流メーカーが既に参入を決定しています。ソフト側でも「Warner」をはじめ、「UNIVERSAL」「SONY」のメジャーレーベルが既に参入を表明していますが、現時点では「e-ONKYO」「TIDAL」などの音楽配信サービスでの展開がその中心となっています。

ただ、"MQA"ファイルの再生には、デコーダーがなくてもそれ自体が通常のCD(PCM)として再生できるという完全な互換性があり、そこが大きな強みです。この特長を生かしたメディアが"MQA-CD"です。すでに「OTTAVA Records」「2L」「Chesky」などオーディオファンが注目するレーベルが発売を開始しました。

■ 『 PCオーディオ 』 にこだわる理由

ここで筆者が「PC&ネットワークオーディオ」、中でも特に 『 PCオーディオ 』 にこだわる理由を今一度、整理しておきたいと思います。
従来からオーディオというものは、マイクで拾った音を一般家庭のスピーカーで再生することでした。しかし、それは気が遠くなる程の長い行程を経て、我々に届けられてきたのです。まずマイクで拾った音は、磁気テープに記録され、マスタリングやディスク化など、複雑な制作過程を経て作られるアナログレコードやCDソフト、それらを再生するためのプレーヤー、レコードならターンテーブル、カートリッジ、アーム、そして、フォノイコライザー。CDでは複雑なメカドライブや、信号を拾うための光ピックアップなど、マイクからスピーカーまでの距離の何と長いことか・・・。

しかし、「PC&ネットワークオーディオ」では音源ファイルの再生となるため、スタジオのマイクで収録した時点で、既にファイルというデジタルデータになっており、それがアナログに変わったり、メカニズムを介したりすることなく、そのままの形で手が加えられることなく我々まで届くのです。これこそ革命とも言える画期的な出来事といえます。

またCDプレーヤーでは、ダイレクトに再生する(信号をピックアップしながら即D/A変換しなければならない)ためには必要不可欠な、補正やピックアップのサーボの電流の増減による音質劣化が、どうしても避けられなかったのです。しかしCDをリッピングしたデジタルファイルであっても、一旦ファイル化してしまうことで、不安定要素から逃れられ、そのメリットには想像以上のものがあります。それは誰もが経験済みだと思います。

ただ、ネットワークオーディオは、家庭内でのネットワークの構築という、多少の敷居の高さもあり、PCオーディオ程には、どなたでも簡単にというわけにはいかないのが現状です。しかもその便利さやスマートさ故、AVアンプやポータブルオーディオ、ミニコンポなど、ホームオーディオの分野の方が先行しており、最近になってやっとハイエンド機が続々と登場してきているのが現状です。

『 PCオーディオ 』 にされるか「ネットワークオーディオ」にされるかは、お使いになるユーザーに委ねたいとは思いますが、特に 『 PCオーディオ 』 に再度チャレンジしていただく場合に、最低限押さえておいていただきたいポイントを最後に挙げておきたいと思います。

■ 最後に
①DACチップには、最新鋭のESS Technologyや旭化成エレクトロニクスなど、歴代最高性能デバイスが採用されている。 ※「ES9038Pro」や「ESS9028Pro」「AK4497」で、これらは単なる数字競争ではなく確かに音質が良い。
②ハイエンド機として、音質にこだわったアナログ回路や、電源回路、高性能なクロック回路が採用されている。
③MQA再生に対応 ※将来ファームウェアによるアップデートの可能性もある。

勿論これらの条件が絶対必要なものではありませんが、あれば将来に亘っての安心感は十分担保されるのではないかと思います。2018年、「PCオーディオ」に再チャレンジしてみようではありませんか。オーディオがもっともっと面白くなるのは間違いありません。"once again PC-Audio"

最後に、PCオーディオ対応の注目製品をご紹介いたします。

ティアック・USB-DAC/ヘッドホンアンプ『 UD-505-B 』『 UD-505-S
定評ある「UD-501」「UD-503」に続く第3弾。ハイエンド・オーディオの設計思想を凝縮させ、PCM 768kHz/32bit、DSD 22.5MHzに対応したデュアルモノーラルUSB-DAC&ヘッドホンアンプ。DACに「AK4497」、10MHzの外部クロック入力対応。ヘッドホン端子は6.3mm標準端子×2+新たに4.4mm 5極端子、Bluetoothも搭載し、現代的な仕様をすべて網羅しています。サウンドはクリアでナチュラル、音場はリアルそのものです。

ティアック・USB-DAC/ネットワークプレーヤー『 NT-505-B 』『 NT-505-S
機能や構成面では前作「NT-503」を進化させたモデルといえますが、サウンドは大きく変貌を遂げています。前作の真面目さや色づけの少なさなどとはかなり趣の異なる華やかでリッチな表現力を持っており、ハイエンドに通じる魅力的なものになっています。本機は、Esotericのフラッグシップ「N-01」と共通部分が多くなっているのも特徴で、DACに「AK4497」、10MHzの外部クロック入力、そして大注目のMQA対応となっています。

オッポ・ネットワークオーディオ・USB-DAC機能搭載D/Aコンバーター『 Sonica DAC
DACには「ES9038PRO」を採用。このクラスの製品としては全く異例です。USB入力ではPCM 768kHz/32bit、DSD 22.6MHz(DSD512)の音源再生対応。さらに再生可能なメディアは、Bluetooth、AirPlay、SponifyとTIDAL、USBメモリ、インターネットラジオと、まさにてんこ盛り状態です。充実した電源回路やフルバランス設計のアナログ回路を採用。サウンドは高分解能で解像度が高く、鮮度感、立ち上がりの速さも抜群です。

オッポ・ユニバーサル/4K Ultra HD プレーヤー『 UDP-205
通常ビデオディスクプレーヤーでの採用は到底不可能な「ES9038PRO」をステレオ用とマルチチャンネル用に独立して贅沢にも2基搭載しており、USB-DACとしても第一級です。高剛性化、低重心化、振動対策などのノウハウが最大限、しかも効率良く投入され、高級オーディオ機器並の徹底度です。サウンドは本格的なもので、安定した厚みのある低域、ヌケの良い中高域は、まさにハイエンドの世界そのものです。

マイテック・D/Aコンバーター(USB-DAC)+プリアンプ『 Brooklyn DAC+(SL) 』『Brooklyn DAC+(BK)
人気の手のひらサイズで機能満載の「Brooklyn DAC」のバージョンアップ版。DACチップを「ESS9018」から「ESS9028Pro」に、アナログボリューム、フォノEQ、ヘッドホンアンプなども大幅グレードアップしています。PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまで対応。しかもMQAレコーダーを内蔵しており、ON-OFFの切替も可能です。フォノEQも優秀で入力系も充実しており、プリアンプとしても第一級です。※詳しくは後日レポート予定

マイテック・D/Aコンバーター(USB-DAC)+プリアンプ
Manhattan DAC II(SFM) 』『 Manhattan DAC II(GS) 』『 Manhattan DAC II(BM)

「Manhattan DAC」の改良版で、DACに「ESS9038PRO」を搭載、内部基板も完全に一新され、筐体もより堅牢になっています。フェムトクロック、抵抗ラダー型のアナログボリューム、強力な電源部を持ち、デジアナ分離は勿論、回路別にローカル電源を配置するという高品位電源です。MQAにも対応しています。サウンドはプロ機を得意とする同社らしく、スタジオの微細な音やミュージシャンの姿形まで再現する高解像度を実現しています。(あさやん)

2018年1月31日 (水)

【気軽に本格オーディオ入門】~"デスクトップアンプ"アステルアンドケルンの「ACRO L1000」を聴いてみました~


みな様、こんにちは!
ハイエンドオーディオ担当の"とうふ"です。
先日、新年のご挨拶をしたばかりなのに、はやくも1月が終わろうとしていますね。

さて、今回ご案内の製品はこちら!

アステルアンドケルン
デスクトップ型オーディオアンプ(ガンメタル)
ACRO L1000

Astell&Kern(アステルアンドケルン)の"デスクトップアンプ"ACRO L1000です!

アステルアンドケルンって?
韓国メーカー"アイリバー"の高価格帯オーディオ製品のブランドネームです。
アイリバー製品というと、デジタルオーディオプレーヤー黎明期(MP3プレーヤー時代)には「iriver」ロゴの製品を試された方も多かったのではないでしょうか?
実はポータブルデジタルオーディオプレーヤーのメーカーとしては老舗とも言えるメーカーなのです。
なお余談ですが今から10年以上前に、ポータブルCDプレーヤー形状でMP3データを書き込んだCD-Rを再生できるプレーヤーとして人気だった「RioVolt」はこのアイリバーのOEM生産品だったりします。

話が少しそれましたが、この「アステルアンドケルン」ですが主にデジタルオーディオプレーヤーやヘッドホン/イヤホンに関係する製品が多く、据置オーディオではまだそれほど知名度が高くないメーカーでしょう。
しかし昨今のヘッドホン/イヤホンブームの中、ポータブルオーディオ界隈では間違いなくトップメーカー
海外のオーディオイベントでのブースや、新製品の発表前後になると業界が非常に騒がしくなるのももはや恒例行事になりつつあります

最新チップ等のデジタル技術の取得やユーザーの声を驚異的なスピードで次の製品に反映など製品開発にも非常に意欲的。
エントリー~スーパーハイエンドまで幅広く製品を展開し、そのいずれもがお洒落で高級感のあるデザインという事で現在のポータブルオーディオ業界を牽引しているトップメーカーです。

デスクトップアンプって?
昨今、音楽再生にCDプレーヤーを使わず、PCやスマートフォン/タブレット、デジタルオーディオプレーヤー等をメインに音楽を楽しむ世代もどんどん増えてきています。
そのような背景からオーディオ界隈ではヘッドホン/イヤホンユーザーに対する商品アプローチが増えています。

さらに据置オーディオも皆が皆、大きなスピーカーを設置できるわけでもありません。
ブックシェルフ型スピーカーの表現力も大きく向上しており、以前ほど大型のスピーカーを必要としないユーザーも増えています。

そういった時代背景から昨今では卓上(デスクトップ)利用を想定した小型アンプ/プレーヤーが世界的にもじわじわと流行の兆しを見せている中、ポータブルオーディオのトップメーカー、アステルアンドケルンが世に送り出すデスクトップ用のアンプがこのACRO L1000です。

実機を簡単にご案内
先述の通り音楽再生にCDを使わないとなると最も手軽なのがパソコンを利用したPCオーディオです。
このACRO L1000はノート/デスクトップパソコンの脇に設置ができるコンパクトなデザイン。
Acro_l100_pc目を引く大型ボリュームは掴みやすく操作性抜群です。
回転は非常に滑らかですが、かすかなクリック感とボリュームに沿って配置されたLEDで音量調節も迷いません
※円柱のようなデザインはアクロポリスの丘に建つ、パルテノン神殿の柱をイメージしているそうです。

Acro_l100_rear入力はUSB入力のみ。
端子はMicro-B端子となります。
スピーカー出力も搭載されており、スピーカー出力のON/OFFも背面スイッチで簡単に行えます

Acro_l100_sideヘッドホン端子はさすがと言うか、手のひら大の小さなボディに
・6.3mm標準
・3.5mmステレオミニ
・2.5mm4極
さらに
・背面側にXLR4Pin
と豊富なヘッドホン出力を搭載。

試聴しました
WindowsPCの場合はメーカー代理店であるアユートのホームページからドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。
※Mac/Linuxやスマホ/タブレットからの場合はドライバは不要です。(スマホ/タブレットの場合は動作条件をご確認ください)
このACRO L1000は、旭化成の32bitDAC「AK4490」を搭載。
更にデジタルオーディオ信号を正確に処理する32bit CPUの搭載することでPCM信号は最大32bit/384kHz、DSD信号はDSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生をサポートします。

まずはヘッドホンで試聴しました。
アンバランス接続での鮮度が高くも響きの良い表情を楽しめます。
そしてもはやアステルアンドケルンのお家芸と言っても良い、2.5mm4極接続では重心の低い落ち着いた表現が加わり、リケーブル/接続方法による表情の変化を楽しめます。
バランス出力とアンバランス出力とで表現力の違いを楽しめるのは「さすがアステルアンドケルン」と頷けます。
昨今ではリケーブルに対応したヘッドホン/イヤホンも増えており、ケーブルの交換による音の変化をデスクトップ上でも簡単に楽しめるのは嬉しい事ですね。

バランス接続時に、よりしっかりとした力強い表現力を楽しめる秘密はメーカーホームページに記載のある、
・旭化成の32bitDAC「VERITA AK4490」をL/R独立して1基ずつ搭載。GNDもL/R独立させた、デュアルDAC構成。
・さらにL1000用に再設計を施した新アンプ回路を採用。
この辺りにあるのでしょうね。

次にスピーカーを試聴。

Acro_l100_up15W×2という数値からは「少々無理があるかな?」とは思いつつもクリプトンのKX-3PⅡに接続してみました。
音の傾向としては、ヘッドホンのバランス接続で楽しむような重心の低い、アンプのサイズからは思えない堂々とした表現力です。
低域が遅れることも無く、デスクトップに置くには少し大きい言わざるを得ないサイズのKX-3PⅡを見事に鳴らし、得意の女性ヴォーカルを艶やかに滑らかに楽しめました。

ちなみにあえて"デスクトップアンプ"であるACRO L1000にトールボーイスピーカーを接続してみましたが、結果は以外にも良好でした。
※ただ、大型ユニットを多数搭載している大型トールボーイスピーカーは流石に無理があり、小口径ユニットを少数搭載している所謂ホームシアタースピーカーの中でも入門モデルとの相性がよかった事を追記しておきます。

最後に
"デスクトップアンプ"の名が示すように本体は手のひらよりやや大きめのサイズとなる小さなアンプ(※電源アダプタ除く)に、豊富なヘッドホン出力と表現力には『さすがポータブルオーディオのトップメーカー』と頷けます。
さらにいざ、スピーカーを接続すると『このサイズから!?』と驚かされる、低域に力感のある表現力。

ポータブルオーディオプレーヤーで培った「デザイン性の高さ」と「コンパクトでも高音質」。
その強みを余すところ無くこの手のひら大のボディにおさめ、既存のメーカーでは思いつかないデザイン性の高い製品に仕上げられたこのACRO L1000。
デスクトップ上という限られたスペースでも『良い音を楽しみたい』という、今後増加するであろうオーディオスタイルに対するトップメーカーが贈る理想形の1つと言えるでしょう。


とうふ的ACRO L1000の5段階評価
お薦め度 :★★★★:デザイン/表現力/使いやすさ全てが素晴らしい。『5点』!
表現力  :★★★★:小さいからと侮るなかれ。堂々とした表現です。『5点』!
見た目  :★★★★:既存の国内メーカーでは到達できないある種アート。『5点』!
導入度  :★★★★:サイズ感と表現力。非常にハイレベルです『5点』!
総合評価 :★★★★:ヘッドホン/スピーカー問わず楽しめるまさにお手軽ハイエンドです。『5点』!
 
さて、今回は"あさやん"が送るオーディオブログ風に仕上げてみましたがいかがでしたでしょうか?
本年はどんどん試聴記事や商品のレビューを送れるようにがんばっていきますので、よろしくお願いします!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

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