さあ!2階は更に人が凄いですよ!
2階の入り口から見える範囲だけでもJBLでお馴染みのハーマンインターナショナルさん。
イヤホンの老舗SHUREを擁する完実電気さん。DITAやfinalを扱うS'NEXTさん。
ブース間や通路は広めにとられていますが、それでも移動するのに一苦労!
しかも、出展ブランドやブース名を列記するだけでもブログの文字数制限に引っかかってしまうほど
入口で配布されたパンフレットを頼りにぐるっと一周・・・。
まだ自分が子どもだった頃、親におもちゃ売り場に連れて行ってもらった時のようにあれもこれもと目移りしてしまいます。
その中でも特に目を引いたところは、やはりソニーさんのブース。
もう、人集りが別格です。遠くから写すのがやっとでしたが、それもそのはず、
現在大ヒットまっただ中の完全ワイヤレスイヤホン“WF-1000XM3”が発売となった当日だったこともあり、
注目度は高く私以外にもカメラを構えている方もチラホラ・・・。
既にどこかの店舗で手に入れて、“WF-1000XM3”を装着済みの方も居られました。この辺りは流石ポタフェス。

他にもイヤホンだけでなくDAPからアクセサリーまで幅広く扱うアユートさんのブース。
高級ポータブルオーディオを嗜む方々にとって、既にソニーと比肩するブランドとなっているアステル&ケルン
音楽に興味があまりない方でも聞いたことはあるであろうギターメーカーのフェンダーなど、
ブース1つどころか、それぞれのブランドに熱狂的なファンが居られ、ファンの方の熱はもちろんですが、
ブース内のスタッフの熱も凄かった!試聴する際に使う椅子は、ほぼ常に満員状態でした。
おっと、高級と言ってもピンと来ない方も居られますよね?これで伝わるか分かりませんが、
チラッと写ってるイヤホンやプレーヤーひとつでン十万のものがゴロゴロとあるんですよ!本当に凄い世界です。


さてさて、大阪へ帰る新幹線の時間も差し迫っておりますので急いで地下1階へ。
ここで1つ大きなミスを告白します。昨晩カメラの動作チェックをしてから電源を切らずに会場入りした為、
地下に降りてすぐカメラのバッテリーが尽きてしまいました・・・。
そのせいで、古豪ゼンハイザーさんやリケーブルで有名なBrise Audioさん、Bispaさんなどなど。
個人的にも気になっていた多数のブースを撮り逃してしまいました。非常に悔しい!!
しかし、くよくよしていても始まりません。ここからは文章だけになりますが、ご容赦ください。
まず初めに、入ってすぐ右手に先述のゼンハイザーさんのブース。
個人的にはプロ向けのイメージが強く、ファン層もご年配の硬派な方が多い印象がありますが、
最近は完全ワイヤレスタイプの高級機を発売するなど、時代の流れにも柔軟に対応しているようで、
10代から20代前半ぐらいの若い方も熱心に見ておられました。
人の流れに乗って奥へ進んでいくとこちらも先述させていただいたBrise Audioさんのブース。
ここでは物販もされていたのですが、その方式がまさにイベントならではの形態で非常に面白い。
様々なリケーブルがブースにズラリと並べられており、その場で自分が持っているイヤホンと組み合わせて、
じっくりと試聴することが可能で、納得したリケーブルが見付かればその場でスタッフの方に声をかけて購入できます。
普段、ここまで試聴可能なリケーブルを何種類も用意されているお店は少ない為、
ここぞとばかりにスタッフの方を質問攻めにしたり、リケーブルを何本も購入される方がおられました。
更に進むと64 AudioやUnique Melodyなど数多くの海外の高級ブランドを扱うミックスウェーブさんのブース。
ここはブース自体の広さもスタッフの方の人数もそうですが、集まっているファンの人だかりが別格です。
海外メーカーさんのスタッフさんが通訳の方を連れてブースに立っていることもあり、
直接話を聞こうとファンの人が列を作っていたり、周囲とは温度感が明らかに違いました。
また、試聴機として並んでいるイヤホンも、普段よく見る数千円のイヤホンと比べてサイズが大きく、
明らかにドライバー数が複数搭載された高級機であることが分かります。
デザインもまるで宝石のようなキラキラとしたものなど、非常に見応えがありました。
スタッフの方にプレーヤーをお借りして2-3機種試聴をさせていただきましたが、
どれもとんでもない解像度と音場の広さで、文字通り別次元の体験をさせていただきました。
既にいくつかのブースで行われている物販では売り切れになっているところもちらほら見えているにも関わらず、
イベント会場内は常にギュウギュウの状態で、なかには「明日もまた来ます!」という声も聞こえてきました。
まだじっくりもう一度見たいブースはあるものの、ここでタイムアップ!会場を出ることに・・・。
午前中の早い時間から会場入りしたにも関わらず、一通りブースを回るだけで会場を出るころには日がかなり傾いておりました。
今回のポタフェスで感じたことは、Bluetoothという利便性を活かした完全ワイヤレスイヤホンの注目度が高まっており、
バッテリーの持続時間や本体の小型化、デザイン性の向上など細かいニーズに合わせた製品が多くなってきました。
特に、スマホのアプリと連動させた機能が多く開発されており、まだまだ進化した先を楽しめそうです。
有線の製品は超が付くほどのド級高級機が更に洗練され“聴こえない音”をどこまで再現できるかなど、
音の限界をどこまでも追究されており、こちらも非常に好奇心をくすぐられました。
ポタフェスは年に数回東京や大阪で行われており、毎回“新しい何か”が発表されているので、
前回参加したから今回はいいやなんてもったいないですよ!
機会があれば是非参加してみてくださいね!