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2020年6月24日 (水)

マイルス・デイヴィスの誘いを断った“間”の達人、アーマッド・ジャマル

今回はこちらを紹介させていただきます。


アーマッド・ジャマルというピアニストをご存知でしょうか。
1950年代初頭から頭角を表し、現在も活躍中のピアニストなのですが、シカゴに拠点を置き、早々とジャズ・ピアニストとしての成功を収め、自らジャズ・クラブまで経営していた人なのです。

でもそれより注目すべきは、あのビル・エヴァンスよりも早く3者対等のピアノ・トリオのスタイルを確立しています。
またアレンジのセンスや独特な“間”の取り方も秀逸で、そのスタイルはマイルス・デイヴィスをはじめとするたくさんのミュージシャンに影響を与えています。

黒人らしからぬ、ブルース色が極めて薄い、巷では“カクテル・ジャズ”と呼ばれる、気楽に聴けて耳心地の良いサウンドが特徴です。

彼が有名なのはそれだけではありません。

マイルス・デイヴィスから、レギュラー・バンドへの加入を促されても、シカゴを離れたくないという理由から断っているんですよ。なのでマイルスの誘いを断ったピアニストとしても有名なんですね笑。

フラれたマイルスは、その後も自身のクインテットのピアニスト、レッド・ガーランドに常に“アーマッド・ジャマルのように弾くように”と言い続け、アーマッド・ジャマルの曲のアレンジをそのまま流用したり、とにかくマイルスはこのアーマッド・ジャマルがお気に入りだったようです。

そのアーマッド・ジャマルの最も有名なアルバムが今回ご紹介する、『バット・ノット・フォー・ミー』。

リラックスしたトリオ演奏を聴かせる、シカゴのパーシングというラウンジで録音されたライヴ盤。
これは全米ヒット・チャートで最高3位を記録するほど大ヒットしました。

選曲もスタンダード・ナンバーを散りばめられていて、高音域でコロコロしたピアノとそれに絡むハイセンスなベースとドラムが耳に心地良く、いつまでも聴いていられる魅力があります。

ジャズ史上、ピアノ・トリオとしては屈指の名盤になっているのですが、なぜか日本ではイマイチ知名度が低いようで、“隠れ名盤”としてご紹介させていただきます。

ドライブしながら、または晩酌のお供に、BGMとしていつでもどこでも気軽に聞ける名盤をお手元に一枚いかがでしょうか。

アーマッド・ジャマル『バット・ノット・フォー・ミー』は、
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