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2020年9月20日 (日)

繊細かつ華麗なピアニズムを堪能できるカティア・ブニアティシヴィリの最新作


『ラビリンス』
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
(2020年10月9日発売 1943979577-2)


数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国グルジア(現ジョージア)出身のブニアティシヴィリ。「アルゲリッチの再来」と絶賛され、アルゲリッチ本人やクレーメル、パーヴォ・ヤルヴィといった偉大な音楽家から惜しみない賞賛を送られるなど、いま最も実力・人気を持つ若手女流ピアニストです。

今作「Labyrinth=迷宮」は、彼女のお気に入りの楽曲を集めたとてもユニークな内容となっています。バロックから現代音楽、そして映画音楽まで幅広い時代から多彩な曲が選出され、クラシック・ファンだけではなく幅広い聴衆に気楽に楽しんでもらえるアルバムです。
冒頭、モリコーネの「デボラ」のテーマ、低音の深い一撃で始まるおなじみの旋律ですが、雰囲気があまりにも不可思議。のっけからブニアティシヴィリの世界(=迷宮)に引き込まれていきます。王道のサティやショパンが続き、いきなりリゲティ!?からのバッハ。迷宮と現実世界の交錯です。そして、後半にはなかなかお目にかかれないジョン・ケージの「4分33秒」かと思えば、バッハの協奏曲 BWV974(マルチェッロのオーボエ協奏曲~アダージョ)で締めくくるという、独特の世界観を楽しむことができます。

【収録内容】
1. モリコーネ:映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』~「デボラのテーマ」
2. サティ:ジムノペディ第1番
3. ショパン:24の前奏曲 第4番ホ短調Op.28-4
4. リゲティ:練習曲第5番「虹」
5. J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067~バディネリ(4手版)
6. J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068~G線上のアリア
7. ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14(アラン・リチャードソン編)
8. セルジュ・ゲンスブール:ラ・ジャヴァネーズ
9.ヴィラ=ロボス:苦悩のワルツ
10. F.クープラン:謎の障壁(神秘的な障壁)
11. J.S.バッハ:協奏曲ニ短調BWV.596~シシリエンヌ(原曲:ヴィヴァルディ)
12. ブラームス:間奏曲Op.118-2
13. アルヴォ・ペルト:パリ・インテルヴァロ(断続する平行)
14. フィリップ・グラス:映画『The Hours(めぐりあう時間たち)』より
「I am going to make a cake」(マイケル・リースマン&ニコ・マーリー編)
15. D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.32
16. リスト:コンソレーション第3番
17. ジョン・ケージ:4分33秒
18. J.S.バッハ:協奏曲ニ短調BWV.974~アダージョ(原曲:マルチェッロ)

【演奏】
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ(ピアノ:5, 13)

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『シューベルト・アルバム』
カティア・ブニアティシヴィリ(p)
(好評発売中 SICC-30509)

ブニアティシヴィリの6枚目のアルバム。シューベルトの最後のソナタに、即興曲集(D.899)とリスト編曲の「セレナード」を収録。幅広く深みのある表現力が遺憾なく発揮されています。


『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番』
カティア・ブニアティシヴィリ(p)/パーヴォ・ヤルヴィ(指)
(好評発売中 SICC-30427)

初のフル・コンチェルト・アルバム。ラフマニノフの有名な2つの協奏曲を、「ショパン・アルバム」で共演したパーヴォ・ヤルヴィとチェコ・フィルとのタッグ再び。豪壮華麗なピアニズムを堪能できる1枚。


『カレイドスコープ』
カティア・ブニアティシヴィリ(p)
(好評発売中 SICC-30260)

極めて色彩的なピアニズムを特色としており、今回の選曲はまさに彼女にうってつけのもの。技巧的にきわめて難易度が高いが、カラフルに彩った表現ですばらしい万華鏡(カレイドスコープ)のような世界を描写しています。

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