ジャズ Feed

2020年9月 9日 (水)

次々と繰り出される歯切れの良いフレーズが心地良いアドリブの天才チャーリー・パーカー屈指の名盤


ジャズという一見、敷居が高く見えるジャンルですが、理解しようとするのではなく、感じる事が重要なのではと思います。

とくに1940年代に勃発した“Be-Bop”と呼ばれる即興バトルは今でいうラップ・バトルに近いのではないでしょうか。ライブで即興バトルが白熱するとパンクのライブにも似た空気感すら感じます。

シンプルなテーマをみんなで奏で、1コーラスが終わったら一人ずつアドリブ・ソロでバトルし,それが一巡すると再びみんなでテーマに戻って終わりという非常にシンプルな構成です。

“即興”という言葉は様々なジャンルで使われますが、台本を読むスピーチと台本無しでその場で思いつく事を話すスピーチもあります。

前者の方があきらかに美しく、聞きやすいのですが、時として後者の方が人の心を動かすスピーチになったりもします。

今回ご紹介するアルバムはそんなアドリブの天才、チャーリー・パーカーの名盤です。

このチャーリー・パーカーはそれまでダンス・ミュージック的なジャズを即興芸術に昇華させた一人で、とにかくアドリブの切れがいい。

本人はドラッグ漬けで、毎晩のように酒にまみれて、借りた金は返さず、自分のサックスをどこかで無くしたからと言って、その辺にいる人のサックスを借りて1ステージこなしてしまうようなどうしようもない人だったのらしいのですが、ひとたびサックスを手にすると、もう天才という名にふさわしく目が覚めたように歯切れの良いアドリブ・ソロを展開します。

その場の思いつきで演奏しているにも関わらず、たどたどしい瞬間など全く無く、旋律の上を自由に飛び回ることから、いつしか人は彼の事を“バード”と呼び、賞賛するのです。

わかりやすく例えるなら、台本など関係なく、“お笑い怪獣”として長年芸能界の頂点に君臨している明石家さんまさんに近いかもしれませんね。

でもチャーリー・パーカーは驚くほど短命で、ドラッグが身体を蝕み、34歳という若さで亡くなりました。その時ニューヨークの街中に彼の早過ぎる死を惜しんだ人々が「バードは生きている」と落書き をしたそうです。

チャーリー・パーカーのアルバムは基本的に2ホーンのクインテットで録音されていることが多いのですが、このアルバムは珍しく1ホーンのカルテット。それだけに旋律の上を自由に飛び回るバードのプレイを堪能できる一枚です。

私生活がボロボロでもステージに上がった途端に天才と呼ばれたチャーリー・パーカーの名盤をこの秋、堪能してみるのはいかがでしょうか。

チャーリー・パーカー・カルテット『ナウズ・ザ・タイム +1』は、
Joshin webにて好評発売中です!

2020年8月27日 (木)

9月発売ジャズのオススメ作品

9月発売の新譜の中からスタッフオススメのジャズ作品をご紹介!


『ブラックマジック(10thアニヴァーサリー・エディション)』
ホセ・ジェームス
(2020年9月2日発売 UCCU-1646)

現代ジャズ・シーンの最先端を走るヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズ。2010年にリリースされたセカンド・アルバムが発売10周年を記念し、ボーナストラックを追加し新装ジャケットで再登場。新世代のアーバン・ジャズ・スタンダード作品。


『FRANCE 1972』
KEITH JARRETT TRIO
(2020年9月4日発売 IACD-10428)

フランス国営放送局ORTFのスペシャル番組による録音(スタジオ・ライヴ)。バックを務めるのはチャーリー・ヘイデンとポール・モチアンで様々なスタイルのジャズ・ミュージックを展開する。またここではキース・ジャレットがソプラノ・サックスとフルートのプレイを披露。


『「ヘッド・ハンターズ」-SACDマルチ・ハイブリッド・エディション-』
ハービー・ハンコック
(2020年9月9日発売 SICJ-10014)

音楽のあり方を変えた、とさえいわれるバイブル的作品がハービー御年80歳を迎える2020年、最新マスタリ ングで復活。SACDマルチ(4チャンネル)とステレオ、そしてCDのハイブリッド盤。アートワークは1973年発売時アナログからの7インチ紙ジャケット仕様。


『組曲:2020年4月』
ブラッド・メルドー
(2020年9月18日発売 WPCR-18355)

2019年リリースの「ファインディング・ガブリエル」がグラミーを受賞した現代ジャズ・シーンの最先端を行くピアニスト/作曲家、ブラッド・メルドーの最新作。新型コロナウイルスのパンデミック下、オランダで家族とともに自粛生活を送っていたブラッド・メルドーが今体験していることをもとに楽曲を作りあげた。
◆輸入盤はコチラ


『For Jazz Audio Fans Only Vol.13』
(2020年9月23日発売 TYR-1092)

寺島コンピの双璧を成すオーディオ・ファンズ・シリーズ最新作。いい音で聴くとジャズはもっと楽しくなる。その伝導を目的とするコンピレーションが13年目を迎える。「ジャズは音で聴け」を標榜してきた本シリーズ、今年の選曲に要注目!昨今のピアノトリオを知るコンピレーションとしてもお楽しみいただけます。


『フェイシス』
東かおる(vo) 西山瞳(p)
(2020年9月23日発売 MT-9)

インストゥルメンタルとヴォーカルの境目のない自然なアンサンブル、音色が立体的に交換されていくアレ ンジ穏やかで包み込むヴォーカルと情感的なピアノにより紡ぎ出される、それぞれの顔を持つ10曲となって いる。


『ディス・ドリーム・オブ・ユー』
ダイアナ・クラール
(2020年9月25日発売 UCCV-1181)

ジャズ・ヴォーカル界のトップを走るダイアナ・クラールの才能を見出した故トミー・リピューマとの最後の録音を収録。これまで、スタジオで行ってきたレコーディングの中で、録り溜めてきた未公開音源を1つのアルバムにまとめ上げた作品集。
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2020年8月24日 (月)

まだまだ暑い!今聴きたいヴォーカル作品

残暑厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回はそんなまだまだ暑い日々を乗り切る、ヴォーカル作品をピックアップ!
題して『Soft, Mellow & Gentle』。ウクレレの音色が心地よい人気のハワイアン・テイスト・ジャズや、心弾むボサ・ジャズなどオススメのヴォーカル作品をご紹介します。


『ダンス・ウィズ・ミー~キャロル・シングス・ラティーナ』
キャロル・ウェルスマン (MZCF-1419)

ラテン界のスーパー・スターや西海岸ジャズ名手との夢のコラボが実現!ジャジーでゴージャスなジャズ・ミーツ・ラテンのヴォーカル・アルバム。何といっても注目はトロピカル・ラテンの至宝フアン・ルイス・ゲーラとのデュエット(4)「ダンス・ウィズ・ミー」。ラテンアレンジの(1)「貴方と夜と音楽と」、魅惑のチャチャ(5)「タイム・トゥ・ダンス・・」、そしてビル・エヴァンスの名演でもお馴染みの心に沁み入る珠玉のラテン佳曲(11)「雨のつぶやき」も必聴です。


『マグネティズム』
イヴィ・メンデス(MZCF-1290)

最高にメロウなロッド・スチュワート「もう話したくない」珠玉のカヴァー収録!潮風や波の音を思い浮かべるジャジーなアーバン・ボッサ。SadeやEverything But The Girlを手掛けたRobin Millarがその歌声に惚れ込みプロデュースを手掛けたブラジル出身イヴィ・メンデス。オープニングのコールドプレイ「イエロー」、ジョビン「貴方を愛してしまう」、ロッド・スチュワート「もう話したくない」、珠玉のカヴァー3曲。


『トゥード・ジョイア』
ソン・ブラジル(MZCF-1375)

幻の極上メロウ・ブラジリアン・フュージョンが遂に復刻!!エリス・レジーナを彷彿とさせるネウサ・サウエルと夫のブレーノ・サウエルを中心に結成された幻のグループSom Brazil。彼らが唯一残したカルト盤。ネウサの歌声の魅力と極上のMPBサウンドから生まれたブラジル・ファン歓喜の1枚。ジョルジ・ペン、ジョビン、イヴァン・リンス、ジャヴァンなどの選曲も嬉しい。


『ある恋の物語 ~想いは遠く』
ジャネット・サイデル (MZCF-1280)

ジャネット・サイデル生前最後のリリース作品。優しくも上品な歌声と、ノスタルジックなウクレレが織りなす至福の1時間。(1)「ラ・パロマ」でのスウィートな歌声にホッとしつつ、カーティス・フラーの名演でお馴染みの(2)、そしてオールド・ファン歓喜の(3)「鈴懸の径」。クラリネットとウクレレが奏でる哀愁メロディがしばらく続いたあと、しっとりと、やや低めに現れるジャネットの歌声が最高に粋。ヴォーカル・ファンの方々、必聴の1枚です。


『レッツ・コール・イット・ラヴ』
ブリジット・ミッチェル (MZCF-1331)

ロサンゼルスの柔らかな陽射しとリオデジャネイロの心地よい風を感じさせる、キュートなジャズ・ボッサ・アルバム。スウィートでコケティッシュなブリジットのヴォーカルと豪華サポート陣の演奏が最高に心地よいジョビン作の爽やかなボッサ(1)「ラメント」は必聴!続くアビー・リンカーン作の名バラード(2)「スロウ・イット・アウェイ」に、スウィンギーなジャズ・チューン(3)「ロスト・イン・ザ・メモリー」。ブリジットの魅力を凝縮したような冒頭3曲でノックアウト間違いなし!

ご注文お待ちしております!

2020年8月15日 (土)

70年代のブラック・ファンク宣言とも言われるヘッド・ハンターズが最新リマスタリングで復活!


ザ・ビートルズが解散し、ジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリンが急死する事で衝撃的な幕開けを飾った1970年代ですが、この時代、ジャズ界でも様々な事が起こり激動の10年となります。

まず帝王マイルス・デイビスが電気楽器とロック・ビートを導入したことがジャズの歴史をひっくり返すほどの衝撃波となりました。
そしてそれをきっかけにマイルスの元で名を馳せたミュージシャン達が挙(こぞ)ってマイルスに続けとばかりにウェザー・リポートリターン・トゥ・フォーエバー、そしてジョン・マクラフリン&ザ・マハヴィシュヌ・オーケストラ等、当時“フュージョン”と呼ばれた様々なグループを結成します。

ハービー・ハンコックもその先陣を切ったアーティストの一人で自ら“ヘッド・ハンターズ”というグループを結成し、このアルバムを以って高らかに“ブラックファンク宣言”をしたのです。

ぶっ飛んだデザインのアルバム・ジャケットは一度見たら忘れられません。また冒頭の曲“カメレオン”なんてジャズ頭には理解が困難ながらもインパクト大(笑)
当時のジャズ・ファンはさぞ頭が混乱したことでしょうね。
今ではフォープレイのドラマーとして大御所になったハーヴィー・メイスンもこの時はイケイケなドラミングで“どファンキー”なドラムを叩いています。

とにかくこのアルバムは聴き応えがあります。
このたびハイブリットCDとしてリマスタリングされ、生まれ変わります。

音質も最新技術を持って生まれ変わり、アルバム・ジャケットも7インチ紙ジャケット仕様で外見も中身も迫力満点です。

この機会に激動の時代となった1970年代の熱気溢れるムーヴメントを肌で感じるのも面白いかもしれませんね。はっきり言って“超”がつくほど濃厚です笑

ハービー・ハンコック『ヘッド・ハンターズ-SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション-』は、
Joshin webにて予約受付中です!

2020年8月11日 (火)

ジャズ界屈指の巨人ジョン・コルトレーンの歴史的名盤「ジャイアント・ステップス」


遡る事数十年前の話ですが、大学時代にジャズを勉強しようとして、数冊の本を購入し、最初に買ったジャズのアルバムがこの『ジャイアント・ステップス』だったと思います。

当時はまだ初心者ということもあり、単純に“ジョン・コルトレーン”といういかにもジャズっぽい名前に惹かれて手に入れたのですが、そのアルバムが未だに自分の中ではジョン・コルトレーンで一番聞いているアルバムです。

このアルバムは後期スピリチュアルな方向にのめり込んでいく前のコルトレーンのどちらかといえば“正統派”なジャズとして楽しめる作品となっているのもあって、いわゆる“愛聴盤”になっています。
最後の曲“ミスター P.C.”はマイナー・ブルースの形式でベースのポール・チェンバースのために書かれた曲なのでしょう、これが当時初心者の自分にはとてもカッコ良く聴こえたのを今でも覚えています。

でも実はこのアルバムでいつ聴いても興味深いのが1曲目の“ジャイアント・ステップス”。

当時にしては珍しく、めまぐるしく変わるコード進行にピアノのトミー・フラナガンがついていけず、彼にとっては屈辱のセッションとなってしまったのです。

その様子は誰でも聴けばすぐわかるほどで、当時既に名手として数々の名盤に参加していたトミー・フラナガンがまるで初心者のようなたどたどしいプレイになってしまっています。これが異様なまでの緊張感を出しているんですよね。
もちろん彼が下手なのではなく、それほどこの曲の難易度が高い事を物語っているのですが、このような演奏がが後世まで残ってしまうのがジャズの恐ろしさであり、面白さでもあるのです。

ただ本人的にはこれがマスター・テイクになったのが許せなかった事でしょう。約20年後トミー・フラナガン名義で『ジャイアント・ステップス』というアルバムをリリースし、見事リベンジを果たすことになるのです が、このようなドラマがジャズのアルバムにはたくさんあります。

この名盤が今回60周年アニバーサリーとして、リマスターされ、国内盤では5月に発売されました。輸入盤は9月18日にCDとアナログ盤でリリースされます。

いずれも2枚組になっていて、1枚目はオリジナル・アルバムとして楽しめて、2枚目はそのドキュメンタリー的に当時の様子がわかります。

1枚のディスクにオルタネイト・テイクを付け加えたりせず、オリジナル・アルバムはそれとして独立させていてるところが、個人的にはありがたい限り。

ジャズ界屈指の巨人、ジョン・コルトレーンの歴史的名盤、当時の技術では再現し得なかった細部まで聴き取れる今回のアニバーサリー・エディション。ぜひ彼の“シーツ・オブ・サウンド(敷き詰められたような音)” を心ゆくまで堪能してください。

ジョン・コルトレーン『ジャイアント・ステップス~60thアニヴァーサリー・エディション』は、
Joshin webにて好評発売中です!

2020年7月28日 (火)

8月発売ジャズのオススメ作品

8月発売の新譜の中からスタッフオススメのジャズ作品をご紹介!


『ZIPANG 弐nd』
SANOVA
(2020年8月5日発売 VICJ-61785)

「和製ネオジャズ」をコンセプトとして、2017年に結成された堀江沙知のピアノ・インスト・プロジェクト、SANOVA。5枚目の今作は日本をテーマにした「ZIPANG」第2弾。日本人の琴線に触れるメロディーを大切にした「日本」をイメージした作品集。


『フライ・ムーン・ダイ・スーン』
黒田卓也
(2020年8月5日発売 UCCU-1641)

2014年、USブルーノート初の日本人アーティストとして『ライジング・サン』でメジャー・デビュー。3年半ぶりとなる新作はビートと生演奏が絶妙に融合した、圧倒的グルーヴ&メロディの数々。細部の音色やテクスチャーに至るまで綿密に計算された切れ味のあるトランペット・プレイが冴えわたる!


『ジャスト・クーリン(SACD)』
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
(2020年8月7日発売 UCGQ-9027)

アート・ブレイキーが率いた名門バンド、ジャズ・メッセンジャーズの黄金期の完全未発表スタジオ録音が奇跡の発掘。半世紀以上も一度も世に出ていなかった幻の音源。テナーにはバンドの初代メンバーのハンク・モブレーが一時的に復帰。相性抜群のモーガンとモブレーをフロントラインに据えバンドが一丸となって盛り上がる、モダン・ジャズ黄金期の熱気をダイレクトに伝える全ジャズ・ファン注目の作品がSA-CD~SHM仕様~でもリリース。



『ヴァレンタイン』
ビル・フリゼール
(2020年8月14日発売 UCCQ-1127)

現代ミュージック・シーンの最重要ギタリスト、ビル・フリゼール。 唯一無二のギターを堪能できるトリオ作品を待望のリリース!フリゼールのテクニックを存分に堪能することができる正統派インスト曲がメインでライヴでの定番曲も多数収録している。



『A Tribute to Doris Day - Heart's Desire 』
スー・レイニー
(2020年8月26日発売 YZMS-1015)

2019年に惜しまれつつ他界したドリス・デイ。彼女がまだ存命中に制作されたトリビュート・アルバムが、ついに国内盤仕様として登場。ドリスをこよなく尊敬する、スー・レイニー。名ピアニストのアラン・ブロードベントが編曲・指揮を担当、スー・レイニーはどの曲でもゴージャスかつ存在感たっぷりの歌唱を繰り広げています。



『オール・ライズ』
グレゴリー・ポーター
(2020年8月28日発売 UCCQ-1122)

2013年に3枚目のアルバム『リキッド・スピリット』でブルーノート・デビューを果たし、グラミー賞の最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞。2016年の4枚目のアルバムでも同賞を受賞した、現在世界で最も売れているジャズ・ヴォーカリストの最新作。全曲ポーターの書き下ろしでジャズ、ソウル、ブルース、ゴスペルを融合させた素晴らしい楽曲の数々に彩られている。



『プレイズ』
チック・コリア
(2020年8月28日発売 UCCO-8036/7)

伝説のピアニスト、チック・コリアによるモーツァルトからモンク、ジョビンからスティーヴィー・ワンダー、そして自身のオリジナルまで、偉大な作曲家の系譜を探求したソロ・ライヴ作品が登場!ソロ演奏でありながらも音楽史上の作曲家たちと共演しているかのような錯覚に陥るなど熱狂的に聴衆を魅了した2018年のライヴ演奏を収録。国内盤はハイレゾ音源収録のMQA-CD×UHQ-CD仕様にてリリース。

ご注文お待ちしております!

2020年7月27日 (月)

UK出身のクールなシンガー・ソングライター、リアン・ラ・ハヴァス、待望の3rdアルバムをリリース

今回はこちらを紹介させていただきます。
輸入盤に関して
※海外メーカー都合により、商品内容が急遽変更となる場合がございます。
※発売日は現地の発売日です。※日本語ブックレット等は付属しておりません。
※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。


あのプリンスが絶賛したUK出身のシンガー・ソングライター、リアン・ラ・ハヴァスが3枚目のアルバムをリリースしました。

ジャマイカ人の母親とギリシャ人の父親を持つせいか、彼女の多様性は幅広く、持ち前のファッション・センスもおしゃれですよね。

彼女の事を知らない人にわかりやすく説明するなら、見た目はデュア・リパ並みにスタイリッシュで、音楽性は先日このブログで紹介させていただいたキャンディス・スプリングスH.E.R.、そしてアリシア・キーズをブレンドした感じ。余計わかりにくくなっていたらすみません(笑)

2011年にデビュー以来、彼女のスモーキーでジャジーな歌声はすでに多くの方々を魅了してきました。

本人はジャンルというカテゴリにあまり拘りは無い様子で、1枚目、2枚目のアルバムでは自由奔放に様々なスタイルの楽曲にチャレンジしていましたが、今回3作目にして自分のスタイルを確立した様子も感じ取る事ができます。

アルバムはタイトルに自身の名前をつけるだけあって、これが自分自身であると言わんばかりの自信が伝わってきます。
じっくり聴いてもいいし、軽くBGMとして流してもスタイリッシュ。
しっとりした雰囲気に包まれて大人な空間によく似合います。

個人的にはセンシュアルな歌声、スタイリッシュなサウンド、それらと彼女のキュートな笑顔にかなりのギャップがあり、それに魅力を感じてしまいます。

雨後のタケノコのように次々と出てくるアーティスト、全てを把握するのは至難の業ですが、彼女のようなアーティストを知っているだけでも、ちょっと“通”な感じがしますよね。

LIANNE LA HAVAS 『LIANNE LA HAVAS【輸入盤】』は、
Joshin webにて好評発売中です!

2020年7月19日 (日)

ウェス・モンゴメリー版『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』に関する逸話


この有名なアルバム・ジャケット、クールなデザインで昔レコードで持っていたのですが、今となっては不健康なイメージがして時代にマッチしていないかもしれませんね笑。

それでもこのアルバムはジャケットだけでなく、内容も素晴らしい名盤の一つです。このたびMQA-CD/UHQCDとして限定販売となるのでご紹介させていただきます。

ウェス・モンゴメリーといえばジャズ・ギターの革命児、オクターブ奏法を親指の腹で弾き、独特の音色で超絶テクを持つ印象の方の多いはず。確かにそのような4ビートのジャズ・アルバムもいくつか出してはいますが、このアルバムにおける印象はどちらかとうとイージー・リスニングに近いですね。

パーシー・スレッジの「男が女を愛する時」やザ・ビートルズ のナンバーをドン・セベスキーがおしゃれにアレンジしてしています。1967年にはジャズ・アルバムでありながらヒット・チャートに入ったというほどの名盤なのですが、面白いのがここから。

本当かどうかの裏を取るまでには至らなかったのですが、あのポール・マッカートニーがこのアルバムを聴いて自分たちの作った曲のおしゃれなアレンジにとても感動したみたいです。
感動のあまり、当時まだ未発表だったザ・ビートルズのアルバム『レット・イット・ビー』をクリード・テイラー(ウェス・モンゴメリー版『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』のプロデューサー)に贈ったそうです。

この行為にはレット・イット・ビー(お好きなように)という意味が含まれていてクリード・テイラーはポール・マッカートニーの承認の元、後に手がけるジャズ・フルート奏者、ヒューバート・ロウズのアルバム『クライング・ソング』にジャズ・アレンジされた「レット・イット・ビー」が収録されることになるという話です。

つまりポール・マッカートニーを感動させ、彼等にも認められた本作品、軽く聴くとイージー・リスニング、深く聴くと、曲のアレンジのセンス、ウェス・モンゴメリーのギター・テク等聴きどころ満載です。

この機会にぜひ一度お楽しみください。

ウェス・モンゴメリー『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』は、
Joshin webにて予約受付中です!

2020年7月12日 (日)

ベテラン・ピアニスト、チック・コリアの6年ぶりのソロ・ライヴ・アルバムが発売決定!


『プレイズ』/チック・コリア(p)
(2020年08月28日発売 UCCO-8036/7)


チック・コリアの最新作は、2018年に行われたソロ・ライヴ。モーツァルトをはじめ、スカルラッティ、ショパン、スクリャービンなどクラシックの大作曲家の作品を中心に、モンク、ジョビン、スティーヴィー・ワンダー、そして自身の作品まで、偉大な作曲家の系譜を探求し、多彩な音楽ジャンルを楽しめるソロ・ライヴ作品です。
長い音楽の歴史の中で、時代、スタイル、ジャンルは違えど、意外な共通点を垣間見ることができる興味深い作品構成になっています。
※国内盤のみ ハイレゾ音源MQA-CD/UHQCD仕様!

【収録楽曲(抜粋)】
モーツァルト:ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K.332
ガーシュウィン:サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K9, L413
カーン:イエスタデイズ
エヴァンス:ワルツ・フォー・デビイ
ジョビン:デサフィナ―ド
ショパン:24のプレリュード第4番
スクリャービン:24の前奏曲 作品11
モンク:パノニカ
モンク:トゥインクル・ティンクル
モンク:ブルー・モンク
ワンダー:楽園の彼方へ
コリア:イエロー・ニンバス
コリア: ポートレイト
コリア: デュエット
チルドレンズ・ソング

◆輸入盤はコチラ
◆輸入盤アナログ盤はコチラ

こちらもオススメ↓


『トリロジー2』/チック・コリア・トリオ
(UCCJ-3038/9)

クリスチャン・マクブライド(b)、ブライアン・ブレイド(ds)という現代最高峰のプレイヤーと組んだスペシャル・トリオによる世界ツアーのライヴ音源からベスト・テイクを厳選。オール・アコースティックでスウィングする名演奏の数々。


『ザ・ミュージシャン(ライヴ・アット・ニューヨーク・ブルーノート)』
/チック・コリア
(UCCO-1185/7)

巨匠チック・コリアが70歳の誕生日を記念して、2011年にニューヨーク・ブルーノートで開催した全23日間のライヴからベスト・テイクを厳選。チック・コリアの音楽キャリアを回顧した内容で、10バンド・総勢27名の豪華ミュージシャンが参加!

ご注文お待ちしております。

2020年7月10日 (金)

マイルス没後の黄金のクインテットのスタジオ・ライヴ・アルバムが2枚組でリリースされます!


輸入盤に関して
※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。


今回はこちらを紹介させていただきます。

かつてマイルス・デイヴィスの1960年代を支えたメンバーは“新主流派”、“黄金のクインテット”、または最高のクインテットという意味を持つ“The Quintet”等様々な称号で呼ばれ、ジャズのメインストリームにおいてそれまでのハード・バップと差別化を図った新しい“ジャズ”を繰り広げました。

マイルスの電気楽器の導入後、各メンバーは脱退することになりますが、それぞれがリーダーとして、当時“フュージョン”と呼ばれたムーヴメントの中心に君臨し続けてきました。

ところがその面々は1976年からV.S.O.Pクインテットとして再び結集し、アコースティック・ジャズの中心に舞い戻ります。

当時活動休止中のマイルスの代わりに(休止中じゃなくてもこのクインテットに加わることは無かったでしょうが)、フレディ・ハバードをフロントに据えて、いくつかのライヴをこなします。

それから12年ほどが経過し、マイルス・デイヴィスが亡くなった時、ハービー・ハンコックを中心とし、このメンバーは再び再会することになりました。

この時のトランペットは60年代当時のマイルスの面影を彷彿とさせるウォレス・ルーニー(彼は今回の新型コロナ・ウィルスの犠牲者となりました。ご冥福をお祈りいたします。)。彼は1991年のモントルー・ジャズ・フェスティバルで企画された、マイルス・デイヴィスギル・エヴァンスの名曲の再演のステージで、憧れのマイルスの横で若き日のマイルスの代役を務めるという大役を果たしています。

このマイルス・トリビュート企画のクインテットでミュンヘンを訪れた時の音源が今回リリースされることになりました。

人気ジャズ番組の為のスタジオ・ライヴということで、このメンバーならではのクールでありながらキレッキレの演奏になっていることでしょう!

2枚組で当時の演奏がたっぷり聴けるのはファンとして嬉しい限りですね。

HERBIE HANCOCK『MUNCHEN 1992 【輸入盤】』は、
Joshin webにて予約受付中です!

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