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2005年9月

2005年9月30日 (金)

ロジテックのLDC-RGB2を使って、PCモニターにハイビジョン映像を映してみた

Logitec LDC-RGB2

 最近使われているパソコンのモニターの解像度は、1024×768ピクセルや1280×1024ピクセルのものが多いですね。これだけの解像度があれば、そこそこ美しい画面でハイビジョンを楽しむことができるはず…

 とLogitecの方も考えたかどうかはわかりませんが、今回使ってみたビデオコンバーターはD4入力をアナログRGBに変換するものです。入力は他にもコンポーネントやRCA/S-VHSなどにも対応しているので、使ってないアナログRGB入力のパソコンモニターをお持ちの方には絶対おすすめの商品です。今使っているモニターを切り替えて(ビデオセレクター機能)、ハイビジョンのモニターにしちゃうなんてこともできてしまいます。

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ワイルド・スピード×2

ワイルド・スピード×2 前作で犯人を逃がしたがためにお尋ね者となった元警官ブライアン(ポール・ウォーカー)はフロリダのマイアミに流れ着く。こちらでも違法ドラッグ・レースの世界に身をおくブライアンだったが、突然警察に拘束される。釈放の条件は、贋札団のおとり捜査に協力すること。タイトルからもわかるようにパワーアップしたカーアクション映画。

 ヴィン・ディーゼルの抜けたすき間を圧倒的な物量のアクションとスピード感で埋めようとした続編。でも…埋まらなかったような。ポール・ウォーカーとタイリースだけではちょっと力不足かな。

ジョン・シングルトン監督。2003年アメリカ映画。

コックリさん

コックリさん 閉鎖的な村の女子校に転校してきたユジン(イ・セウン)はクラスメートのいじめに耐えられず、友人たちと教室の呪われた29番の席に座り呪いの儀式(コックリさん)を行う。それをきっかけに、彼女をいじめた友人は次々と謎の死を遂げる。世界共通(?)とも言えるコックリさんをテーマにしたホラー映画。

 古今東西のホラー映画を寄せ集めたかのような内容。強く影響を受けているのは「キャリー」と「呪怨」かなぁ。最初はいらんもん(笑)を呼び寄せてしまった少女の悲劇なんだけど、それがだんだん呪われた村の物語へと焦点が移っていくのが最近見た韓国ホラーとの共通点。

 主演のイ・セウンは、飛び出しそうな目玉がチャームポイントだ。どの子もどの子も、恐怖におののくところが梅図かずおのマンガに出てくるような顔をしているのが笑える。

 ディズニーマークのあとに出てくる「トイレ・ピクチャーズ」という会社名にも唖然。ジョン・ウォーターズにでもあやかっているのか!?

アン・ビョンギ監督。2004年韓国映画。

2005年9月28日 (水)

ナショナル・トレジャー

ナショナル・トレジャー 冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)はゲイツ家に代々語り継がれているフリーメイソンの財宝探しに北極を訪れる。そこで宝の地図はアメリカの独立宣言書の裏に見えないインクで書かれているという手がかりを得るが、出資者のハウ(ショーン・ビーン)の裏切りで互いに宝を奪い合うことになる。

 ベンの父にジョン・ボイト、宝探しに協力するチェイス博士にダイアン・クルーガー、彼らを追うFBI捜査官にハーヴェイ・カイテルとなかなか豪華な顔ぶれ。フリーメイソンから独立宣言書、ドル紙幣の絵柄などなど使われている小道具も面白くて、予備知識がなくてもそれなりに楽しめる映画になっている。なんたってディズニーブランドで公開される一般映画。

 とはいっても、宝物がいよいよ姿を現すシーンは息をのむというよりもその色合いの地味さにちょっと足をすくわれた気分がしたのも事実。あまりにも映画的な、キンキラな宝物に慣らされすぎてたせいかも。宝を見たいなら、博物館へ行けば良いという気分になりました。

ジョン・タートルトーブ監督。2004年アメリカ映画。

ワイルド・スピード

no jacket image ロスで深夜に行われるドラッグレースの世界で、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はカリスマ的存在のドライバー。そんな彼に挑戦して周囲の注目を集めたのはブライアン(ポール・ウォーカー)という若者。実はブライアンは潜入捜査官で、改造自動車で強盗を働く一味を追っているのだった。チューンナップカーを山のように登場させて話題になったアクション映画。

 もちろんポール・ウォーカーが主役の映画なんだけど、完全に仇役のヴィン・ディーゼルに喰われちゃったといういわくつきの作品ですね。とにかく最初から最後まで改造自動車のオンパレードで、好きな人にとってはたまらないような内容。

 とはいっても個人的には、そこらじゅうで走っているような日本車が中心だったのがちょっと物足りなかった。チープな若者が安価で早い日本車に飛びついたってことでそれがリアルなんらしいけど。

 エンジンの中にニトロ噴射するところをCGで描いてしまうってのは、すげービジュアルだぞ。

ロブ・コーエン監督。2001年アメリカ映画。

2005年9月26日 (月)

コンスタンティン (2005)

コンスタンティン 神や悪魔を見る能力を持ち、悪魔払いを生業とするジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーヴス)は刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)の双子の妹イザベルの謎の自殺を調べるうちに、背後に悪魔の陰謀があることに気づく。この世は神と悪魔の微妙なバランスの上に成り立っているという設定のもとに、サイキックな世界を描いたアメコミが原作のオカルトアクション。

 この世に天国と地獄がつながった世界観や、その行き来をバーチャルな世界として描くところなど形を変えた「マトリックス」とも言える映画。こういうのばっかり続けば、キアヌが出る映画はどうしてもこういう世界を期待してしまうようになるかも。

 余命いくばくもない主人公という行き場のなさや、ヒーローとヒロインが恋に落ちない微妙な関係などなど個人的には結構楽しめたんだけど、いかんせんキリスト教の知識がないと謎解きにも参加できなくて、この手の映画は辛いものがあります。

 一番いいところをさらっているのは、ラストに出てくるルシファーを演じたピーター・ストーメアだったような。「エンド・オブ・デイズ」や「ディアボロス」あたりが好きな方なら楽しめる映画。

フランシス・ローレンス監督。2005年アメリカ映画。

2005年9月23日 (金)

今週の特集は「音場工房 2005年秋 注目の新製品」

音場工房 高級オーディオで定評のあるJoshin webのインショップ「ハイエンド・オーディオ・Ichinose」から、今週の特集は2005年秋・注目の新製品をピックアップしてみました。著者はもちろん、ハイエンド・オーディオ担当のIchinose氏です。

 特集を続けて読んでいるとわかるんですが、良い音を楽しむにはアンプ、プレイヤー、スピーカーはもとより、ケーブルから単純なアクセサリーに至るまで、信号の経路には一品たりとも気を抜けないんですね。というわけで、私がIchinose氏の特集を楽しんで読んでいるのはアクセサリーの解説が多いです。また30万円のFM専用チューナーの発売や、真空管アンプが流行っていることなど面白い情報が得られます。

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HERO ?英雄?

HERO 紀元前200年の中国。後に始皇帝となる秦王(チェン・ダオミン)を倒すために3人の刺客が雇われたのだが、その3人を倒したという無名(ジェット・リー)が拝謁にやって来る。秦王は無名から、3人との死闘の様子をききはじめるのだが…

 華麗な対決シーンが話題となったアクション映画。いかにも中国といったど派手な色使いと、ワイヤーを使った舞いのようなアクションは見せ場いっぱい。さらに中盤の無数の弓矢が舞うスペクタクルシーンなどハリウッド映画もびっくりの史劇。ただし歴史大作の風貌を持ちつつもストーリーは意外と単純で、ぼーっと見ていてもわけがわからなくなることはないだろう。

 そこまでやるか、と言いたくなるようなワイヤーアクションは、ジャンルで言うと超人ものに入るかも。中国映画と言いつつも、元気だったころの香港映画のテイストをしっかりと受け継いでいる作品です。

チャン・イーモウ監督。2002年中国映画。

DivX対応DVDプレイヤー(FIFTY FDV-7700)にUSBメモリーをつないで再生してみた

FIFTY FDV-7700
 何かと便利なのが、格安で手に入るようになった小型のDVDプレイヤー。インターネットユーザーであれば、できればDivXファイルやMP3が再生できるタイプを用意しておきたいところです。

 そこで今回使ってみたのが、FIFTYから発売のUSB付きDVDプレイヤーのFDV-7700。パソコンとつながるわけではないんですが(今ではパソコンにDVDが付いてるからそれならあまり意味がないかも)、USBスティックメモリーやUSB接続のストレージをつなげば、中に入っているDivXやMP3を再生することができるのです。つまりちょっとしたファイルぐらいならいちいちCDやDVDに焼かなくても、フラッシュメモリー経由で再生できるので便利です。

 プライベートルームで使用するのもよし、逆にリビングのテレビにつないでパソコンのファイルをみんなで見る時に使っても便利です。手頃な価格も魅力です。さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい

2005年9月22日 (木)

インファナル・アフェアII 無間序曲

no jacket image 1991年の香港。マフィアのボス・クワンが暗殺され、配下の幹部4人がにらみ合う。そのうちのひとりサム(エリック・ツァン)は子分のラウをスパイとして警察学校へ送り込む。同じ頃警察学校へ通うヤン(ショーン・ユー)は主席にもかかわらずクワンの私生児だったことがばれて退学処分になるのだが、ウォン警部(アンソニー・ウォン)に拾われスパイとしてマフィアに潜入捜査することを命じられる。前作より前の、二人がスパイになったエピソードを中心に描かれるパート2。

 前作ではアンディ・ラウとトニー・レオンだった二人が、別の俳優で描かれる前日談。ただでさえややこしいストーリーだのに、こうなると本当に気を入れて見てないとわかんなくなることもあって何回もDVDを巻き戻し(?)ながら見てしまった。

 とはいっても二人は脇役的に描かれていて、本当の主役はウォン警部とマフィアのボス・サム。ウォン警部は宇津井健と加山雄三を足して割ったような風貌で、サムはこれまた谷啓と川谷拓三を足して割ったような男である。濃ゆくて油ぎってることこの上なし(?)の重厚なドラマである。

 ファミリーのシーンが多いことや殺戮シーンのはさみこみ方、時代をさかのぼった続編などなど、名作「ゴッドファーザー」を思わせるのだが上映時間が短いのでジェットコースターのようであった。後日談を先に見ているにもかかわらず、楽しめてしまうのは脚本の良さだと思う。

アンドリュー・ラウ、アラン・マック共同監督。2003年香港映画。

2005年9月21日 (水)

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 前作で弁護士マーク(コリン・ファース)とのハッピーエンドを迎えたテレビレポーターのブリジット(レニー・ゼルウィガー)。ところがマークと美人弁護士レベッカ(ジャシンダ・バレット)との浮気が原因でケンカ別れする羽目に。そのうえ元上司のダニエル(ヒュー・グラント)もテレビレポーターに転職して成功したのでおかしな事になっていく。ヒットコメディーの続編。

 一目見て思ったのは…ブリジットめちゃ太った!! 前作はやや太めといった感じだったけど本作では完全におばさん体型。ここまで太るとレベッカと対抗するのは難しいんでは、とも思ったけど、誤解なら誤解でなぜマークもレベッカもすぐに弁解しなかったのかも不明。なんかすっきりしないストーリーだぞ。

 とはいっても、スカイダイビングからはじまってオーストリアのスキー旅行やタイのロケ、女刑務所とめまぐるしく走る展開はコメディとしては見どころいっぱいで楽しめる。マークとダニエルの、妙にリアルでなさけないケンカもシリーズの約束事になりつつあるのかな。

ビーバン・キドロン監督。2004年アメリカ映画。

2005年9月20日 (火)

ドリームキャッチャー

ドリームキャッチャー 幼なじみのヘンリー(トーマス・ジェーン)、ビート(ティモシー・オリファント)、ジョンジー(ダミアン・ルイス)は知恵遅れの少年ダディッツ(ドニー・ウォールバーグ)を助けて以来の仲。やがて成人して毎年の恒例行事としてハンティングに出かけるのだが、そこでとんでもないものに遭遇してしまう。

 幼なじみの男の子の友情、超能力、ぬめぬめぐちょぐちょのエイリアン、インディアンのまじない、下品な味付けなどなど、原作のスティーブン・キングならではのエッセンスがぎゅうぎゅうに詰め込まれ映像化されている。突如登場する宇宙ウナギとエイリアンがなんとも全体のテンポを崩している気がしないでもないけど、これもB級映画大好きな観客へのサービスと考えれば悪くない。

 いじめられてるジョンジーを少年たちが助けるあたりの描写が、結構好きです。モーガン・フリーマンも出てるけど、あんまり活躍してないのがもったいない。

ローレンス・カスダン監督。2003年アメリカ映画。

2005年9月19日 (月)

新型フィリシェーブ HQ9170で優しく深剃りしてみた

PHILISHAVE HQ9170

 シェービングって結構こだわりのある方って多いですね。どうしてもウェットじゃないとすっきりしないとか、電気カミソリの場合はメーカーにこだわりがあったりとか。oga.の場合は物心ついてから(?)ずっと電気カミソリ派なんだけど、メーカーは転々と渡り歩いていたりします。

 というわけで今回使ってみたのはフィリップスから新発売のシェーバーHQ9170。フィリシェーブといえばモスラの頭みたいな複数回転刃が有名なんですが、今回のモデルは刃が3重になってさらに昆虫っぽさを極めています。とはいっても剃り味は究極で、昆虫というよりもタコが吸い付いたようなヘッドのフィット感はなかなかのものです。音も静かでタッチも柔らかいのに、剃る面積が広いので早く剃れるのなんの…

 というわけでoga.は新型フィリシェーブがかなり気に入ってたりします。さらに詳しくはこちらをクリックしてご覧下さい

ブリジット・ジョーンズの日記

ブリジット・ジョーンズの日記 出版社に勤めるブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガー)はやや太めの30代女性で現在のところ男っ気なし。その彼女が、日記をつけて酒とタバコをひかえて、そしてボーイフレンドを見つけるという決意をする。やがてハンサムな上司ダニエル(ヒュー・グラント)に言い寄られいい仲になるのだが…

 女性を中心に結構人気のある映画。いわゆるダメダメ女が一大決心をして素敵な恋を手に入れようという話なんだけど、私には彼女のドジ加減が不思議と魅力的でいい女に見えてダメ女に思えないんだなぁ。このあたりが私がこの映画の本意が理解できずに、微妙なズレを感じてしまう所以だと思う。

 ダニエルとマーク・ダーシー(コリン・ファース)の間をブリジットが揺れ動くってのがメインストーリーなんだけど、ブリジットの両親(ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ)、特に母の不倫問題やブリジットのゲイの友人たちなど、彼女をとりまく人間関係が秀逸で面白いです。

シャロン・マグアイア監督。2001年イギリス=アメリカ合作。

2005年9月16日 (金)

今週の特集は「2005年秋冬モデル・新型パソコン購入ガイド」

新型パソコン 大手メーカーの秋冬モデルパソコンが出そろってきた…というわけで、今週の特集は新型パソコンです。ラインナップをぐるっとながめてみると、各社ともやはりAV機能付きの大画面パソコンに力を入れていることがわかります。

 個人的にお気に入りなのは、日立の新型Prius Deck。デスクトップパソコンながら、超薄型の本体がかっこいい。ドライブをわざわざモニター側に取り付けたというのも、使い勝手が良くて面白いアイディアです。

 ノートでは、VAIOのtype TやDynabook SSなどの超薄型パソコンが気になります。薄いけど強い、ってのがキーワードですね。さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

男はつらいよ 純情篇

no jacket image 長崎の五島列島を旅する寅次郎(渥美清)は、子連れの女性絹代(宮本信子)を助けて父親千造(森繁久弥)のもとへ送り届ける。二人を見ていて望郷の念にかられた寅は、柴又の故郷へ帰るのだが彼の部屋には美人の間借り人夕子(若尾文子)がいた… シリーズ第6作。

 この頃の若尾文子って本当にキレイでまさに高値の花のマドンナって感じ。それに突撃していく寅のとんちんかんなおかしさは、今見るとどうしても時代がかったおかしさに見えてしまうのが残念。

 エピソードとしては五島編とも言える宮本信子と森繁のからむエピソードのほうが秀逸。この話と柴又のストーリーがうまくからんでいないのが悔やまれる。寅さんって柴又ではおっちょこちょいでボロボロなんだけど、地方へ行くとわりと普通だってことがよくわかります。

山田洋次監督。1971年日本映画。

2005年9月15日 (木)

WACOMの新しいペンタブレット(FAVO CTE-640)を着せ替えてみた

WACOM CTE-640
 ペンタブレットといえばグラフィックやCG、動画などクリエイティブな作業をする方の必需品。とはいっても一般的なユーザーはダメ…というわけではなく、ふだんはマウスを(これがコードレスの電池レスでとっても具合が良い)、グラフィックを扱う時だけペンを使うって使い方だけでも結構便利です。

 今回WACOMから発売の新製品CTE-640は、透明カバーにおおわれた着せ替え可能なモデル。なんとシートを作る専用ソフトまで用意されていて、これを使って写真を印刷すると見事に世界に1台だけのペンタブレットができあがってしまいました(写真)。恋人や家族の写真を入れるなんてこともできますよ。クリアカバーに入れると写真もぴかぴかしてとってもキレイです。

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ゴジラ FINAL WARS

no jacket image 近未来の地球。世界各国に怪獣が出現し、ミュータントで組織された地球防衛軍が出動する。ところが事態を収拾したのは突然UFOに乗って現れたX星人で、地球人と友好関係を結ぼうというのだが…

 タイトルからわかるようにゴジラの最終作とされる作品。古い東宝SF映画のストーリーを切り貼りしたまさに寄せ鍋的映画で、ゴジラの息子やらクモンガやらカマキラスやら40代以上の男性にしかわからないようなキャラクターのオンパレード。さらに轟天号(海底軍艦)や妖星ゴラスまで登場するサービスぶりである。

 しかも最新SFXで見せてくれるのかと思えば、古い着ぐるみバトルそのままのクオリティ。エンタテイメントというよりも、ひょっとしてやけくそか(?)と思える潔さはここまでくると快感でもある。

 まぁ、ほとぼりが覚めたらゴジラはまた復活すると思うけど。

北村龍平監督。2004年日本映画。

2005年9月14日 (水)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 60年代のアメリカ。両親の離婚にショックを受けたフランク・W・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)は家を飛び出し、何気なくはじめた偽造小切手作りやパイロットになりすます詐欺で次第に頭角をあらわしていく。ところが小切手の問題でFBIの捜査官カーン・ハンラティ(トム・ハンクス)が動き出す。実在した若き詐欺師を軽妙なタッチで描いたライト感覚な犯罪映画。

 ストーリーもテーマも面白いんだけど、見終わったあとで「いったい何だったんだろう」って思ってしまう映画。スピルバーグ監督の映画は、最近こういう軽めのやつが多い。詐欺師の手口も豪華な共演者も見どころたっぷりだけど、それ以上のものを感じることができなかった。

 子供の遊び感覚で詐欺がとんとん進んでいく様子はコミカルだ。トム・ハンクスはただ存在感を見せつけているだけのような役回りなんだけど、ハンラティの父親役をやっていたクリストファー・ウォーケンは芸達者で何をやってもコワくなるから不思議だ。

 こういう映画を見るたびに、アメリカってほんと日本とはモラル感覚が違うなぁと感心させられてしまう。詐欺師の過去を持った男が、冒頭のクイズ番組出演をしたりFBIでそれなりの仕事を持って受け入れられる社会ってある意味凄い。

スティーブン・スピルバーグ監督。2002年アメリカ映画。

2005年9月13日 (火)

続・男はつらいよ

no jacket image 前作から1年経たずに「とらや」に舞い戻ってきた寅次郎(渥美清)は恩師の散歩先生(東野英治郎)の娘夏子(佐藤オリエ)に一目惚れする。京都を旅するこの父娘と偶然再会した寅は、京都に住む実の母お菊(ミヤコ蝶々)に再会することをすすめられるのだが。人気シリーズの第2作。

 寅次郎が自分を捨てた母に会うという、ちょっとシビアでびっくりなストーリーを扱った作品。長いシリーズの立ち上げ時にはこういった後から見るとびっくりするような内容が多いかも。それだけ後になるほどネタが尽きてワンパターンに陥っちゃうわけだろう。その寅の母がミヤコ蝶々(彼女は関東出身らしいけど)ってのも面白いキャスティング。寅は遊び人の父が芸者に生ませた子供なので、さくら(倍賞千恵子)の母もミヤコ蝶々というわけではない、念のため。

 さらに芸達者な東野英治郎と渥美清のかけあいもあり、佐藤オリエとのエピソードに時間を割いているにもかかわらず上記のエピソードの方が印象に残る。ある意味、具だくさんで結構楽しめるドラマになっている。

山田洋次監督。1969年日本映画。

2005年9月10日 (土)

グラディエーター

グラディエーター 西暦180年の古代ローマ。戦士マキシマス(ラッセル・クロウ)は皇帝から絶大なる信頼を得ていたが、彼が毒殺され息子のコモデゥス(ホアキン・フェニックス)に陥れられ妻子を殺され自身も死刑を宣告される。復讐の鬼となった男の戦いを描いた古代ロマン。

 いわゆる「ベン・ハー」をリメイクしたような物語でスケールもそれなりに大きく楽しめる。CGの発達をうまく生かして、従来では撮れなかった(撮るのに大金がかかった)古代ローマを見事にスクリーンに再現している。でも結局5年を経て、この映画は「ベン・ハー」になれなかったような気がする。

 なぜかっつうと、やっぱドラマの問題だろうね。それなりに骨太の物語なんだけど、アカデミー作品賞ってきくとちょっと違和感を感じるのが問題だと思う。

リドリー・スコット監督。2000年アメリカ映画。

今週の特集は「みんなで楽しむデジタルカメラ」

デジタルカメラ特集 これから運動会・学芸会・行楽のシーズンですね。デジタルカメラが年で一番活躍する時期でもあります。というわけで、最新デジタルカメラの特集をしましたのでぜひご覧下さい。

 最近のデジカメの特長は、500万画素が当たり前になったこと。新製品は600万画素超へとシフトしつつあります。さらに、コンパクト(薄型)タイプと一眼レフタイプの間に、一眼じゃないけど高性能なデジカメが増えています。レンズは交換できないけど、シャッター速度や絞りなどを自由に調整してマニュアル撮影が楽しめるというタイプです。

 一眼レフデジカメの場合は、構造上液晶モニターをファインダーにできなかったりサイズが大きかったりといろいろ制約がありますが、高性能デジカメはそういったすき間をついたような製品だと思います。一眼まではいらないけど、とあきらめていた方は検討してみてはいかがでしょうか。

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ローレライ

ローレライ 終戦直前の1945年、広島に原爆が投下され降伏が検討されていた日本に、敗戦したドイツから新型潜水艦が運ばれてくる。ローレライと呼ばれる新型兵器を積んで日本では<伊507>と名付けられた艦は、太平洋上の米軍基地へ日本への新たな原爆投下を阻止するために出撃するのだが… 大ヒットした潜水艦SF(?)映画。

 「潜水艦映画に外れなし」というわけでこの映画もそれなりに面白いのだが、思ったよりも高揚感がなかったのはなぜだろうか。ひとつは潜水艦と駆逐艦のバトルがなんとも大ざっぱで作戦もかけひきものかけらもなかったこと。それからローレライシステムの使い方もイマイチぱっとしなかったからのように思う。

 生体兵器をナチスは開発していた、という噂はよく聞くので面白い設定だとは思うんだけど、彼女の着ている衣装や雰囲気がどうにもアニメっぽくてしらじらしく違和感をいっぱい感じてしまった。大砲一発で航空機を仕留めるってのも説得力がないぞ。

 とはいっても、やっぱりこの映画を楽しめてしまったのは「潜水艦映画に外れなし」ではなく、私が潜水艦映画が好きなだけかもしれない。

樋口真嗣監督。2005年日本映画。

2005年9月 8日 (木)

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

no jacket image イブライム・フェレール、ルベーン・ゴンザレス、オマーラ・ポルトゥオンド、コンパイ・セグンドといった、キューバ音楽の重鎮たちをあのギターの名手ライ・クーダが発掘したバンド(?)が「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」だが、そのドキュメンタリー映画版がこれ。ライブ演奏の合間に主要なメンバーたちがぼそぼそと過去を語るだけの内容なんだけど、これがとんでもなく渋くかっこいい。ブエナ・ビスタっちゅうとディズニーの配給会社の名前といっしょなんだけど、それと混同しちゃってて実はこういう内容の映画だとは知らなかったぞ。惜しい物を逃していた、ソンした気分になった。

 ラテン系の音楽が好きな方なら、間違いなくぐぐっとくる映画だと思う。ほとんど朽ち果ててしまったようなじいさん(失礼!)やばあさん(さらに失礼!!)たちが繰り広げるセッションは、正にいぶし銀の輝きで心に残る。

 「ベル天」や「都会のアリス」なんかが印象に残っているヴィム・ヴェンダース監督なんだけど、最近はこんな映画を撮っていたわけだ。

ヴィム・ヴェンダース監督。1999年ドイツ=アメリカ=フランス=キューバ合作。

2005年9月 7日 (水)

男はつらいよ

no jacket image 東京は柴又・葛飾の団子屋に、家出したテキヤの車寅次郎(渥美清)がふらりと帰ってくる。残った家族は叔父夫婦に世話になるさくら(倍賞千恵子)だけだったが、その見合いに同席して話をぶちこわしてしまう。ふてくされてまた旅に出ようとする寅だったが、御前様(笠智衆)の娘冬子(光本幸子)に一目惚れして… 48作続いた映画史上最長と言われるシリーズの、記念すべき第1作。

 実ははじめてこの第1作を見たんだけど、こうなるともうテレビドラマの初回を見るような気分ですね。メインとなるストーリーは妹さくらの結婚なんだけど、夫の博(前田吟)の父が志村喬だったり、最初のマドンナは御前様の娘だったりと何やら目からウロコのエピソードがいっぱいでした。おまけにみんな若くて、倍賞千恵子なんて超キレイ。

 テレビで結構見てると思った「男はつらいよ」だけど、調べてみると10本ぐらいしか見てないことがわかった。つくづく恐ろしいシリーズだ。

山田洋次監督。1969年日本映画。

2005年9月 6日 (火)

デジタル一眼よりも凄い、FUJIFILM FinePix S9000を使ってみた

FinePix S9000

 デジタル一眼レフを検討中の方、特に普通のデジカメから一眼デジカメへステップアップしようとされている方にぴったりなデジカメが富士写真フイルムのFinePixS9000。見た目はデジタル一眼レフなんだけど、中身は普通のデジカメ。でも900万画素+光学10倍ズームの高性能デジカメなんですね。

 このS9000、おそらく初心者がデジタル一眼を手にしたら戸惑うであろう部分がほとんどクリアされているのが良いです。例えば…液晶モニターを使っての撮影が可能です。一眼レフはミラーを使った構造上、ファインダーを使っての撮影しかできません。ハイアングルやローアングル撮影ができなくて、慣れないと結構不便。でもS9000なら大丈夫です。

 またレンズ交換ができないのですが、そのかわり1本で広角から10倍ズームまでカバーした使い勝手の良いフジノンレンズが付いてます。レンズ交換もホコリが入ったりしてトラブルの元なんですが、S9000の場合はそんな心配はありません。交換せずにすむなら交換しないほうが良いという割り切りです。

 操作方法も、使ってみた限りはデジタル一眼と同じで凝ったマニュアル撮影も可能です。さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい

ブラックホーク・ダウン (2001)

ブラックホーク・ダウン 1993年、アフリカはソマリアの内戦を終結させるために、首謀者のアディード政権への急襲をアメリカ軍は計画する。かくして米軍精鋭部隊(ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、エリック・バナ他)はヘリ・ブラックホークで本拠地を急襲するのだが、そのうちの1機が撃墜され泥沼の戦いとなる。

 わずか1時間で終わるはずの戦い…のはずが、地獄を見るという戦争映画。あれだけの激戦でありながら、最新兵器を持つ米軍のためかアメリカ側の死者はわずか18名。ソマリア側は数百名が死亡したという。このあたりの不条理が、映画ではさらっと流されていて米軍の死者のみが表に出ているのが映画としては不満だ。

 とはいっても、リドリー・スコットの映画だけにやや俯瞰気味に描かれるリアルな市街戦は見応えがある。いくら強力な装備を持っていても、戦場から生きて帰って来られるのは人間の気力でしかないことを思い知らせてくれる。

リドリー・スコット監督。2001年アメリカ映画。

2005年9月 5日 (月)

拝啓天皇陛下様 (1963)

no jacket image 戦前の日本陸軍に、貧しくて学もない山田正助(渥美清)が入隊してきた。厳しいはずの軍隊だが、食事はうまいし給料もたっぷりもらえてすっかり居心地をよくした正助は、除隊後もしっくりせずに日華事変には志願して軍隊に戻る。軍隊が楽しいという、ちょっと我々の感覚では想像できない男を描いたコメディ。

 よくタイトルをきく映画なのだが実際に見てみると想像とまったく違う内容にびっくり。べつに反戦映画でもなく天皇批判の映画でもなく、この時代にたぶんいっぱいいたであろう山田という男の生き様が淡々と描かれる。この変化球ぶりが、現代でも時々テレビ放映される所以でしょうね。

 長門裕之や藤山寛美など、脇をかためる兵隊さんたちが人間的に魅力あふれていい感じ。時代を感じることができる映画です。

野村芳太郎監督。1963年日本映画。

2005年9月 4日 (日)

インファナル・アフェア

インファナル・アフェア 香港マフィアのスパイとして、警官になったラウ(アンディ・ラウ)と、警察学校で優秀さを認められ、香港マフィアに潜入捜査をすることになったヤン(トニー・レオン)。やがて10年の年月が流れ、ある麻薬取引をきっかけに二人は直接対決する羽目になる。対立しながらも実は立場が逆という二人を描いた、香港フィルムノワールの話題作。

 確かに面白い…ストーリーなんだけど、立場がまったく逆なので気合い入れて見ていても話がどんどんこんがらがってくるのが辛い。どっちの立場もそれぞれの世界のエリートで、スパイなんかしない方がお互いのためじゃないの、なんて思ってたら一方が裏切りかけるエピソードも。これって説得力あるねぇ。

 余談だけど、冒頭とんとんとストーリーが進んでいくのを見て、間違えて「?2」を借りてきてしまったかとあせったぞ。

アンドリュー・ラウ、アラン・マック共同監督。2002年香港映画。

2005年9月 2日 (金)

今週の特集は「デジタルビデオカメラを楽しもう」

ハイビジョンビデオカメラ 運動会・学芸会、そして行楽のシーズン到来!! となると登場するのは、ビデオカメラですねぇ。我が子の成長を、楽しい旅の思い出を、ビデオカメラでしっかり残しましょう。

 イチオシのビデオカメラは、やっぱりSONYから新登場のハイビジョンカメラ・HC1。まだまだ高い、という意見もありますが、今買わないとお子さまの今はハイビジョンで撮れません。1年後、2年後にさらに安くなったハイビジョンカメラを手にしても「あの時に買っておけばよかった」と思うのではないでしょうか。

 ハイビジョンを除けばテープのカメラは縮小傾向で、売れ筋はどんどんDVDカメラへと移行しています。一度使えばわかりますが、間違えて重ね書きしてまうキケンがないのは初心者でも慣れた方でもとにかく嬉しいもの。また撮ったディスクをそのままDVDレコーダーにほうりこんで見られるのも便利ですよ。

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TOPONEのサッカーボール型冷温庫で、ジュースを冷やしてみた

サッカーボール型冷温庫

 パーソナル冷温庫ってのがブームになってます。要するにひとり用の飲み物専門の冷蔵庫ってわけで、マイルームに置いてビールやジュースを冷やしてもよし、ひとり暮らしで自炊しない人でもこれがあれば飲み物だけは冷やしておけるってわけです。

 しかもこれ、サッカーボールのカタチをしている上に、JFA公認のモデルなんですね。サッカーファンなら、絶対に欲しいぞぉ。冷温庫ってのはプライベートグッズだけに、こういった遊び心が感じられる商品が多いです。さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい

ドーン・オブ・ザ・デッド (2004)

ドーン・オブ・ザ・デッド エベレットの町で、突然住民たちがゾンビ化する事件が発生。看護婦のアナ(サラ・ポーリー)は、ゾンビ化した夫ルイス(ジャスティン・ルイス)を残してわけもわからず閉鎖されたショッピングセンターへ逃げ込むのだが、まわりはゾンビにぐるっと囲まれていた。80年代にヒットしたジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」のリメイク版。

 前作は強烈に印象に残っているんだけど、この映画はストーリーをそのまんまなぞった感じでこうも同じだとどうしてリメイクしたんだろうって首をひねってしまった。

 ゾンビに囲まれたショッピングセンターってのが面白い設定なので、もう一度映画にしたかったんだろうね。食べ物が山のようにあるので、籠城してたらなんとかなりそうなもんだけど、そうはいかないのが人間の欲深いところ。

ザック・スナイダー監督。2004年アメリカ映画。

月とキャベツ

no jacket image スランプでバンドを解散し、田舎でキャベツを作って過ごすミュージシャンのハナビ(山崎まさよし)は、東京へ出た帰りに草原で少女ヒバナ(真田麻垂美)に出会い帰りのバス代を貸す。ところがヒバナは彼の家まで押し掛けてきて、不思議な共同生活がはじまるのだが… 人気ミュージシャンの山崎まさよしを主演に撮られた、ミュージックビデオ風のファンタジック・ラブストーリー。

 なんかこのハナビってやつ、女にまったく感心ないんかと最初は斜めに構えて見てたんだけど、ファンタジックに昇華していく後半はなかなか没頭してしまった。バレエを踊る真田麻垂美の魅力によるところが大きいだろうね、この映画。主題歌がone more time, one more chanceなんだけど、個人的にはJitterin' Jinnの「夏祭り」が頭に浮かんできてそっちの方が映画の雰囲気に合ってるような気がしたぞ。

 ヒバナって、ハナビをミュージシャンとして復活させるためにプロダクションが送り込んだんじゃないのって最初はヒネた見方をしてしまった。見事に外れたけど。

篠原哲雄監督。1996年日本映画。

2005年9月 1日 (木)

ワイルド・ワイルド・ウエスト

no jacket image 南北戦争後のアメリカ西部。早撃ちウエスト(ウィル・スミス)と発明家ゴードン(ケヴィン・クライン)は大統領からラブレス博士(ケネス・ブラナー)の合衆国乗っ取りの陰謀をうち砕く密命を受ける。激しく反発しあう二人だったが、やがて彼らの前には巨大ロボットスパイダーが登場して… 西部劇とSFを融合させた新感覚アクション映画。

 一言で言えば、仮面の忍者赤影の西部劇版。もう一言添えれば、とんでもないバカ映画である。とはいっても、バカが好きな者にとってはなかなか楽しめるサービス精神たっぷりの映画でもある。

 なんでスパイダーなんかが最後までわかんなかったんだけど… ケネス・ブラナーがスパイダーになっちゃうあたりでは「そこまでやるか」って感じで楽しめました。

 ユニヴァーサル・スタジオ・ジャパンにはこの映画のアトラクションがあるぞ。こちらは未見だが。

バリー・ソネンフェルド監督。1999年アメリカ映画。

2012年5月

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