今回のホームシアターのテーマとして、生活の邪魔にならないってのがある。3歳になったとはいえまだまだ小さな子供がいるわけだし、上の子と一緒になって暴れる場合もある。引っ掛けて怪我でもしたら大変だ。というわけで、ケーブルは可能な限り壁面へ埋め込むことにした。
以前に業者にCD管を埋め込んでもらったことを書いたが、いざ見直してみるといろいろと問題があることがわかった。まずはCD管の径が小さい。おそらく電話や電源用のものが流用されているようだ。ビデオケーブルを通すと指定した場所へはご丁寧に2本も通してあったが、どう考えてもHDMIはおろかDケーブルも通りそうにない。導線(針金ですね)を通し忘れている管もある。

左の写真が、配管部分のカバーをめくったところ。中に見えるミミズの輪切りみたいなのがCD管だ。本来は導線とよばれるワイヤーが通してあって、これに通したいケーブルをビニールテープでぐるぐるまきにくくりつけて反対側から引っ張って通すのだが、この場所のぶんにはワイヤーが通し忘れられているのが発覚。
右の写真は、用意したビデオケーブル。今回は3芯のシールド線を通してコンポーネント接続とすることにした。これならハイビジョン信号も通る。HDMIは、その時が来たらまた考えることにしよう。末端処理は自分でハンダごてを握って行うこととした。
今回通すのは、ビデオデッキからプロジェクターまでのビデオケーブル(コンポーネント)を1本、アンプからスピーカー(天吊り)までのスピーカーケーブル2本。当面はオーソドックスな2chステレオでいくことにする。

導線が通ってないCD管へケーブルを通す方法だが、インターネットで調べたところタコ糸の先にティッシュを丸めてしばりつけ、これをCD管へ差し込み、反対側から掃除機で吸い出すというアイディアを発見した。これは使えると思い、いざやって見るとタコ糸はシュルシュルと吸い込まれて反対側の掃除機にズボっと飛び込んだ。特別なツール類は一切不要。見事である。

ところが喜んだのはここまで。タコ糸にケーブルをくくりつけCD管に送り込んだのは良いが、ケーブルを押し込む・タコ糸を引っ張るを繰り返しているうちにやがてケーブルは重くて動かなくなってきた。そして最後にはタコ糸がぶちっと切れた。
タコ糸通しを何回も繰り返し、数時間に渡る試行錯誤の末に得たケーブル通しの秘訣はこうだ。タコ糸にまずは細い(あまり抵抗のない)ケーブルをつないで管を通す。通ったら今度は、細いケーブルに本番の太いケーブルをビニールテープで巻き付けて同様に通すのである。かくして冷房のきいた部屋にもかかわらず、汗だくになり、指先はキズだらけ(配線用のボックス内は金属がむき出しになっている)になりながら予定のケーブルを通し終えたのだった… ホームシアターへの道は、険しく遠い(笑)。
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