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2007年4月

2007年4月28日 (土)

陰陽師 (2001)

陰陽師 魔物と人間が共存していたという平安時代。都の平安を守る陰陽師という者たちがいた。ある日、帝の子供の敦平親王に鬼が乗り移り、右近衛府中将の源博雅(伊藤英明)は陰陽師の安倍晴明(野村萬斎)に助けを求めるのだが…

 結構話題になった映画なんだけど…いざ目にすると「帝都物語」を思い出してしまった。とにかく全編鬼と人間の戦いを描いたSFXのオンパレード。帝都の時は劇場で激怒してしまったんだけど、暖かい目で(笑)見ることができたのは自分が成長したせいか、あるいは主演の野村萬斎のぶっとんだキャラクターに圧倒されたからかもしれません。

 とにかく安倍晴明という人に持っていたイメージを徹底的に壊してくれたのは確か。なんと形容したらいいのかわからないんだけど、第一印象できっと友達にしたくないと思うキャラ。でも実はいい人なんですね。それだけに伊藤英明演じるヒロマサが世間知らずのボンボンぶりを見せつけても、ついつい納得して見てしまうのが面白い。

 キャラクター的にはずいぶん考えられている映画だと思う。悪役の道尊こと真田広之がものすごく正統派の悪役を演じているのに対して、野村がひょうひょうとかわしていくのはある意味快感がある。不老不死の小泉今日子なんてぴったり。ほとんど立ってるだけの今井絵理子も、可愛いから許すといった感じ。あとの課題は、SFXをなんとかしてほしかったことかも。

滝田洋二郎監督。2001年日本映画。

2007年4月27日 (金)

インビジブル (2000)

インビジブル 生物を透明にする技術を発明した科学者セバスチャン(ケヴィン・ベーコン)は、自らの体を実験台にする。ところが元に戻す技術が人間には通用せず、追い込まれた彼は次第に暴力的な行動を取るようになっていく。

 ウェルズの「透明人間」をベースに、スプラッタ色を散りばめたバイオレンスSF。透明になる課程を、理科室の人体模型みたいに見せるというアイディアは何とも脱帽もの。後半はお決まりの、密室パニックものになっていくというのもお約束か。「全世界が吐いた」というコピーも笑わせてくれる。

ポール・ヴァーホーヴェン監督。2000年アメリカ映画。

2007年4月26日 (木)

トランスポーター2 (2005)

トランスポーター2 高額報酬をもらって何でも運搬するスゴ腕の運び屋、フランク(ジェイソン・ステイサム)だったが、現在は少年ジャック(ハンター・クレアリー)の学校への送り迎えをしている。ところがジャックが突然武装集団に誘拐されたことから、必ず守ると約束したフランクは…

 こうなるともう「輸送」なんてどうでもよくなったんじゃない、と言いたくなるようなアクション中心の続編。主役のフランクはマンガ的に強くて、消火ホース振り回せば全部悪人に当たるし、ビルからダイビングして血清をキャッチしようとしても死なないし、飛行機が墜落しても機内で悪人と戦ってるし、パラシュートで飛行機から飛び降りてちゃんと走ってるトレーラーの上に着地する。これだけムチャしたら1回ぐらい失敗しろよと突っ込み入れたくなるんだけど、これはモロにアクションの定番というか、007の世界へと近づきつつあります。ランボルギーニをはじめカーチェイスのシーンも念が入っていて脚本のリュック・ベッソンの趣味が爆発。

 「最後の恋のはじめ方」で高嶺の花を演じたアンバー・ヴァレッタが、相変わらず金持ちの婦人としていい味を出してます。フランクはがんばったのにあのラストはほろ苦い。悪役のローラ(ケイト・ノタ)はほとんど意味のない半裸でアクション張ってるけど、全然色気がないのが笑える。

ルイ・レテリエ監督。2005年フランス=アメリカ合作。

2007年4月25日 (水)

昇華型プリンターはやっぱり美しい、Canon SELPHY ES1で写真を刷りまくってみた

Canon SELPHY ES1

 インクジェット・プリンターで印刷したデジカメ写真はちょっと気に入らない…と不満を感じる方にこだわって使ってみてほしいのが、昇華型プリンター。大きなカートリッジを見てランニングコスト高そう、と思うかもしれませんが、L判を刷る限りはコストはほとんど変わりません。しかも画質は紙焼き写真に極めて近いとなれば、これは見逃すわけにはいきません。

 というわけでキヤノンさんよりSELPHY ES1をお借りして手持ちの写真データを刷って刷って刷りまくってみたんですけど、刷れば刷るほどそのきれいさに感動させられます。もうちょっと大きなサイズが欲しいと思えば、ポストカードサイズがおすすめ。またカードサイズの用紙は、定期入れなんかに入れておくこともできます。カレンダーも刷れるので便利ですね。

 意外と評価が高かったのがモノクロ写真。モノクロ専用のカートリッジが用意されているのですが、階調が実に深い上にぴしっとした仕上がりは実に渋い。ファミリー写真だとレトロ調に、風景写真だとなんともおしゃれな雰囲気になるのがいいです。スタッフのバイクの写真なんて、まるでカタログって感じでかっこよかったです。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

トランスポーター (2002)

トランスポーター 依頼されれば何でも運ぶプロの「トランスポーター」のフランク(ジェイソン・ステイサム)。銀行強盗の犯人を逃がす次の仕事は、120cm・60kg以下のボストンバックを法定速度で運ぶこと。楽勝に思えた依頼だったが、ボストンバックがもぞもぞと動いて中から女(スー・チー)が出てきたことから運命が狂ってくる…

 何でも黙って運ぶプロの運び屋を主人公にした映画といえばライアン・オニールの「ザ・ドライバー」ですね。なんとも懐かしい素材を、リュック・ベッソンの製作・脚本で料理したノンストップ・アクション映画。寡黙で神経質そうだけど緻密に仕事をこなす主人公にはジェイソン・ステイサムがはまり役。彼が神経質そうにぴかぴかに磨き上げたBMWがこれまたかっこいいんですよね。でもあんだけ神経質に手入れしたBMWがパンクするのが???…

 事件に巻き込まれるきっかけとなるアジア系女性のスー・チーがなかなかキュート。悪役にマット・シュルツ、敵か味方かわからない警部にフランソワ・ベルレアンと、キャラクターの面白さで見せてくれるのはベッソン映画の定石かも。それだけに「レオン」の頃の面白さよ再びと期待してしまうんだけどなぁ。最近は完全にプログラム・ピクチャー化してしまっているのが悲しい。がんばれ、ベッソン!?

 「ザ・ドライバー」が実は丸腰ではないというのは最後のスパイスになっていたんだけど、このトランスポーターは退役軍人ということで、実に強いです。そこが逆にこの映画を凡庸なものにしているような気がします。

ルイ・レテリエ、コリー・ユン共同監督。2002年アメリカ=フランス合作。

2007年4月24日 (火)

SAYURI (2005)

SAYURI 貧乏から置屋に売られて姉とも離ればなれになってしまった少女千代(大後寿々花、成人後はチャン・ツィイー)。彼女が世話になったおかあさん(桃井かおり)の元には、売れっ子芸者の初桃(コン・リー)や彼女と同じ境遇のおカボ(工藤夕貴)がいた。ある日、町でかき氷とハンカチ、そしていくらかのお金をくれた会長(渡辺謙)に憧れた千代は、彼に再び会うために芸者になることを決意する…

 アーサー・ゴールデンの小説「Memories of a Geisha」を映画化。スピルバーグ製作のハリウッド製ゲイシャ映画だってことで話題になったけど、登場人物が全編英語でしゃべる以外は一時期量産された東映の文芸大作といった雰囲気。主役のSAYURIはかつて松坂慶子や名取裕子が繰り返し演じたような薄幸からはい上がっていくキャラクターで、たぶん吹き替えで見たらただの邦画大作と間違えるかのような雰囲気。それだけに日本のことをいろいろ調べ上げて、雰囲気もしっかり作り上げたんだろうと思う。日本人から見たら微妙な映画だけど、これだけのものを作り上げた熱意や情熱はすばらしい。日本人として嬉しいぞ、うん。

 キャスティングも面白い。チャン・ツィイーや、コン・リー、ミシェル・ヨーといった中国の大女優たちと日本の渡辺謙、桃井かおり、工藤夕貴といった中堅どころががっぷり組むという顔合わせも豪華。台詞を英語にすることによって、彼らが対等に日本でのドラマを演じられるってのはある意味コロンブスの卵なのかもしれない。

 というわけで、これが東映大作だったら平凡な仕上がりと評したかもしれないけど、そういった背景をふまえて大甘な点をつけてしまいます。

ロブ・マーシャル監督。2005年アメリカ映画。

2007年4月23日 (月)

特集「母の日ありがとうフェア」を公開しました

母の日ありがとうフェア

 日本では5月の第2日曜日は「母の日」というわけで、母の日の特設ページをオープンしました。お母さんに喜んでいただけそうなプレゼントをいろいろ用意しましたので、ぜひご覧下さい。

 おすすめは…ちょっと値段は張りますが、まだお使いでないなら「食器洗い乾燥機」なんて忙しいお母さんにはぴったりな気がします。家事がラクになるのはもちろん、家族の団らんの時間が増えるってのがいいですね。手頃な価格でお探しなら「フットスパ」なんかも面白い。立ち仕事が多いお母さんなら、リフレッシュするのにぴったりです。

 面白いところでは「電子辞書」なんていかがでしょうか。最近の電子辞書は100コンテンツも入っている機種があって、冠婚葬祭やらマナーやら趣味やら、いろんな項目があって便利に使えます。実はoga.も以前に電子辞書を実家の母にプレゼントしたことがあるのですが、書き物をすることが多い父に取られてしまったそうです(笑)。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

レジェンド・オブ・ゾロ (2005)

レジェンド・オブ・ゾロ カルフォルニアがアメリカの州になろうとしていた1850年。アレハンドロ(アントニオ・バンデラス)は妻エレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)との間に一人息子ホアキン(アドリアン・アロンソ)に恵まれながらもゾロとして民衆の敵と戦っていた。ところが州投票が終わるまでゾロを続けると言ったことからエレナと大げんか、アレハンドロと別れた彼女は謎の伯爵アルマン(ルーファス・シーウェル)と付き合うようになるのだが…

 7年ぶりの「マスク・オブ・ゾロ」の続編。今回はアンソニー・ホプキンスのクラスの脇役もいなくて大丈夫かな…と思ったんだけど、序盤からばんばんアクションで飛ばして最後までノンストップで見せてくれました。ヒーローが家族を持ったら、ということでホームドラマ的な要素がスパイス的に生かされてます。とはいってもそんなに深刻なものではなく、アクションも含めて軽いノリはヒーローものの定石ですね。

 今回はニトロをアメリカに持ち込んで国家転覆を企む秘密結社が敵なんですが…ニトロぐらいで国が転覆するんかとつっこみたくてしょうがなくなったぞ。単なる武器商人に過ぎないやん!?

 バンデラスってよくよく見るとコメディ系の顔つきですね。これはハリソン・フォードに通じるものを感じる。キャサリン・ゼタ・ジョーンズは相変わらず華がある。ヒーローの息子はヒーローなのか、アドリアン・アロンソのゾロの真似も笑えます、楽しめます。

マーティン・キャンベル監督。2005年アメリカ映画。

2007年4月21日 (土)

Joshin Bookストアがオープンしました 今ならポイント還元&iPodが当たる!!

Joshin Bookストア

 本業は電気屋ですが手広くいろいろとやっているのがJoshin web。今回はなんと本屋さんをオープンしたのでご紹介いたします。その名も「Joshin BOOKストア」。何が便利かといいますと、配送料無料!! つまりマンガを1冊買うだけでも、無料でお届けいたします。やっぱネットで気軽に本を買うんだったら、こうじゃなくちゃね。さらにオープンセール期間中の2007/5/31までは、ご購入価格100円につきJoshinポイントを5ポイントを進呈いたします。

 さらにさらに、同じくオープニング期間中にご購入いただいたお客様から4週連続各週抽選でiPod shuffle 1GBを1台(合計4台)どどぉ?んとプレゼントいたします。

 ちなみにご購入方法ですが、弊社のJoshin BOOKストアーのページからログインして「この提携サイトに移動」ボタンを押して下さい。するとJoshin BOOKストアのメインページへ到達しますので、こちらの「ログイン」ボタンを押して「初めての方へ」ボタンを押してお使いのメールアドレスを入力をすると、会員登録用のアドレスを書いたメールが飛んできます。そのページから、お名前や住所などの必要事項を入力すればOKです。あとは欲しい本をカートへ入れて、お買い物をお楽しみ下さい。ちょっとこの手順が面倒で申し訳ないんですが、1回登録すればあとはカンタンに買えるようになりますのでお許し下さい!!

 検索のコツですが、日本人の著者の場合は姓と名の間にスペースを入れること、海外の場合は姓名の間を中黒(・)で区切るとヒットするみたいです。相当な件数が用意されているので、探している本がある方はチェックしてみる価値がありますよ。

 Joshin BOOKストアのご利用はこちらのページから…

マスク・オブ・ゾロ (1998)

マスク・オブ・ゾロ スペイン占領下から独立したメキシコ(現カリフォルニア)、かつて怪傑ゾロとして知事モンテロ(スチュアート・ウィルソン)と対決したディエゴ(アンソニー・ホプキンス)は、盗賊だが身の軽いアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)を2代目ゾロとして鍛える。

 あのゾロが帰ってきた…というわけで、スペイン系ハリウッドスターとなったバンデラスがゾロを演じる活劇編。oga.の世代だと、ゾロといえばアラン・ドロンだと一部すり込まれているきらいがあるんだけど(もうちょっと年上だとガイ・ウィリアムズ)、どこかエスプリが感じられるこぎれいなドロン版よりも、こってりとして土のにおいがするバンデラス版は性に合ってます。原作もそうなのかは知らないけど、ゾロは2代目に引き継ぎ…というわけで、こちらもこってり系のアンソニー・ホプキンスが先代ゾロとして脇を締めるのも良い。キャサリン・ゼタ・ジョーンズは「エントラップメント」で一気に頭にすり込まれたんだけど、この映画はその1年前に撮られていたわけですね。

 とまあ、背景はいろいろあるんだけど内容は意外と軽めで、ギャグなんかも散りばめられていて誰でも楽しむことができます。フラメンコ風のBGMや、往年のアクション西部劇風の画面展開などはぴたっとツボにはまってしまった。製作にスティーブン・スピルバーグが入っている点がいい具合にプラスになってんのかな。

マーティン・キャンベル監督。1998年アメリカ映画。

2007年4月20日 (金)

携帯・モバイルについて書き込んで、ピンクローズ・プリザーブドフラワーを当てよう

ピンクローズ・プリザーブドフラワー
 4月の掲示板のテーマは「携帯電話・モバイル」。ケータイ、モバイルに関するエピソードや一言を募集しています。oga.のモットーはケータイは壊れるまで使う(笑)。でも普通は、あれやこれやと面白い機能が追加されてどんどん目移りしてしまいますよね。最近の流行はやっぱりワンセグケータイ。テレビもケータイで見る時代が、ひたひたと近づいています。

 掲示板に書き込んでいただいた方から抽選で、ピンクローズ・プリザーブドフラワーをプレゼントします。「何それ、普通の造花やドライフラワーと違うの?」と言われそうですが、これは生花にオーガニック系の染料を吸わせて作ったものだそうで、風合いがまるで違いしかも数年間はもつのだそうです。

 掲示板を読む、あるいは投稿するのはこちらです。2007.4.30まで。

かもめ食堂 (2005)

かもめ食堂 フィンランドに日本料理店「かもめ食堂」を開いたサチエ(小林聡美)だが、店はずっと閑古鳥で誰も来ない。そんなある日、日本好きの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)が入ってきてガッチャマンの歌詞をきく。その歌詞を教えてくれたミドリ(片桐はいり)は店に住み着くのだったが…

 人気作家群ようこの書き下ろしを荻上直子がメガホンを取って映画化。ヘルシンキを舞台にした不思議な雰囲気の邦画で、見ている時は妙な居心地の良さを、そして見終わったあとは妙にこの映画について語りたくなる面白い作品である。店につどう日本人女性3人(小林、片桐、そしてもたいまさこ)、それにちょっとずつ追加される登場人物(マルック・ペルトラは有名らしい)が繰り広げるエピソードが何ともゆったりとしたテンポで語られて心地よい。

 焼き鮭やとんかつ、おにぎりなどなど日本食がとってもおいしそうに描かれるのも印象的。まさにソウルフードである。日本での生活にドロップアウトしたと思われる3人の女性を描きながら、しっかりと日本に回帰しているあたりが単なる北欧万歳の映画に終わってなくて良い。生活に疲れている人には、ほっとする瞬間を与えてくれるような映画である。できればこのストーリーの男性版も欲しいもんだ。

荻上直子監督。2005年日本映画。

2007年4月19日 (木)

定評あるロープロ(Lowepro)のカメラバッグ、パソコンバッグを試してみた

Lowepro カメラバッグ
 ロープロといえばカメラバッグが有名だが、最近はパソコンバッグにも進出。見た目はトートバッグだけど実はパソコンバッグ、といった面白い製品を出しています。というわけで今回はロープロのカメラバッグ、パソコンバッグを何種類か取り寄せてレポートしてみました。

 カメラ用はやっぱりデイバッグタイプが中心になると思うんですが、面白いのは間仕切りがぴしっと入っていて一眼レフカメラ、レンズ、フラッシュなどを何本も収納できること。その上にノートパソコンをはじめいろいろ入ってしまうんだから、たいした収納力です。カメラに限らず、ふだん使いとして利用するのも面白いかもしれません。

 パソコン用はトートバッグやショルダーバッグが便利です。開けると内側がオレンジ色で、強烈なロープロの主張が感じられるのが良いです。こちらも通勤・通学用としても使えそうです。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

トレジャー・プラネット (2002)

トレジャー・プラネット ジム(声:ジョセフ・ゴードン・レヴィット)は惑星モントレッサで母と二人暮らしの15歳の少年。宇宙へ旅立って帰ってこない父の影響から、やんちゃ三昧の日々。ある日墜落した宇宙船から瀕死の男を助けたことから、財宝が眠るというトレジャー・プラネットの地図を手に入れる。

 あのスティーヴンソンの「宝島」を舞台を宇宙に変えてアニメーション映画化。その名のとおり「宝星」なわけで、宇宙に船を浮かべての活劇はもろに松本零士の世界のパクリでしょうね。そういえば動物っぽい宇宙人とか、ロボットのぼけキャラなんてのもそっくり。

 ストーリーはほぼ「宝島」をなぞるので、今見ると定番中の定番の展開。でも飽きずに最後まで見られるのは脚色の良さと画面の面白さだと思います。宇宙ものアニメはディズニー初ってのは、ちょっとびっくりした。

ロン・クレメンツ=ジョン・マスカー共同監督。2002年アメリカ映画。

2007年4月18日 (水)

連載 Vistaを使う(5) エクスプローラーの使い心地は?

Vistaのエクスプローラー

 OSを替えた時にoga.がとっても気になる部分、それはファイルを扱うインターフェースだ。Windowsで言えば(ファイル)エクスプローラーがそれで、OSを替えるとその使い勝手に一喜一憂することになってしまう。

 実を言うと、最近のOSでoga.が一番気に入っていたのがXPのエクスプローラーなのである。左側にツリー表示、右側にファイル表示を好むoga.としては、ボタンを1回押さなければならない手間があるにせよ、XPのインターフェースは気持ち悪いほどにツボにぴたっとはまって心地よかった。それだけに、Vistaで大幅に変えられていたらどうしようという不安も少々あったわけである。

 で、どうだったかというと… Vistaで一番混乱したのは、このエクスプローラーの部分かもしれない。まずは好きなツリー表示が左端いっぱいに出せなくなった。さらにデザインのせいか、ツリーの階層の深さがわかりにくくなったのである。もうひとつはすべてのプルダウンメニューが最初から表示されなくなった。ALTキーを押せば出てくるのは途中でわかったのだが、隠しているのはそれなりの理由があるのだろうからとりあえずふだんは隠れている状態で使うことにする。

 とまあ戸惑う部分ばかりが多くて、XPのようなツボにはまる部分は見いだせなかったoga.なのだが、使い込んできた現在はいちおう不自由なく、初期設定のままのVistaのエクスプローラーを使いこなせている。

 マイナス要素ばかり書いてもしょうがないので、気に入った部分を最後に書き添えておこう。音楽ファイルの扱いが格段と進化している。ファイル一覧の詳細に、MP3やWMAのタグ情報が引っ張ってこられるようになったし、場合によってはアルバムや曲順でソートできるようになっている。これはダウンロードサイトなどでぐわっと落としてきた場合などに、整理が感動的なほど簡単だ。Vistaのユーザーは、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

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プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2005)

プルーフ・オブ・マイ・ライフ 著名な数学者だが精神が不安定な父ロバート(アンソニー・ホプキンス)を介護する娘のキャサリン(グウィネス・パルトロー)だったが、その父も数日前に死んでしまう。失意の彼女の元にかけつけたのは、父のかつての教え子であったというハル(ジェイク・ギレンフォール)と姉クレア(ホープ・デイヴィス)だったが、情緒不安定なキャサリンと何かと衝突する。ところがロバートの残した膨大なメモから世界的な発見をハルが見つけ出し…

 原作はピューリッツァー賞をとったデヴィッド・オーバーンの戯曲だそうだが、映画にするとちょっと地味な展開になっているのが残念なところ。数学者の話で「ゲーム理論」なんかも出てくるところから「ビューティフル・マインド」の後日談みたいなものかと想像したんだけど、こちらはまったくのフィクションらしい。

 線の細そうなパルトロウが数学者だというと「なるほど」と納得できてしまう絶妙なキャスティングである。数学者の風格ただようアンソニー・ホプキンスや、微妙な立場にいるジェイク・ギレンフォールなどもはまり役だと思うんだけど、悲しいかなストーリーに面白さを感じることができなかったのが辛いところ。メモを誰が書いたかという部分も、親子の絆も姉妹の絆も、そしてハルとの同志とも恋人ともとれる関係も何やら踏み込めずに一歩手前で立ち止まっている感覚が歯がゆく感じた。

 でもこの映画、自分が読み切れてないんだろうなという気がしないでもない。10年後ぐらいに再見したら、印象は変わってるかも。

ジョン・マッデン監督。2005年アメリカ映画。

2007年4月16日 (月)

2台目、3台目のテレビ用デジタルチューナーとしておすすめ、MASPRO DT400を試す

MASPRO DT400

 いよいよテレビのアナログ放送終了まで4年。新しく購入するテレビはほとんどが地デジ対応、ということになってますが、既存のテレビをどうするかは頭の痛いところ。特に2台目、3台目のプライベートテレビとか、転換期に購入したD端子付き・デジタルチューナーなしテレビ(ハイビジョンレディテレビといいます)などはどうするか、それはチューナーを買い足すしかないでしょうね。

 というわけで今回使ってみたのは、マスプロから発売中のDT400。デジタルチューナーとしては中級クラスで、BSや110度CS、デジタル放送には対応しているけどHDMIやiLink出力は持たないといったタイプです。用途としては、BSデジタルや110度CS放送は外せない、あるいはデータ放送も見たいという方でしょう。サイズも小降りで、使ってみた限り画質も申し分ありません。

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ファイブ・イージー・ピーセス (1970)

ファイブ・イージー・ピーセス 採掘の仕事をするボビー(ジャック・ニコルソン)はかつてはピアノ一家に育ったのだが、家出して現在の生活に落ち着いている。ところが恋人のレイ(カレン・ブラック)が妊娠したことをきっかけに、音信不通だった父の看病に行くことを決めるのだが…

 70年製作のアメリカン・ニュー・シネマの1本。かつてはピアニストとして慣らした男が地味な生活をおくっている。彼の行動がなんとも破滅的で、そのくせ渋滞のトラックに積まれたピアノを弾き出したり支離滅裂。お世辞にも面白いストーリーとは言えないんだけど、最後まで目が離せないのはこのボビーという男と彼を慕うレイという女の独特の持ち味なんだろうと思う。

 70年代のアメリカの世相っていうのを知らないので物語を読み解くのは難しいんだけど、現代の先行き不安な日本の現状と重ねて考えてもいいんかな。そう思うとピアノ一家を抜け出したボビーの心情、恋人を置いてけぼりにしてトラックに乗るボビーの心情もわからんでもないかなあといった感じ。

 しかしわずか37年前にして、男が傍若無人な上にこんな古風な女がアメリカにもいたんだなぁとも思った。ちょっと不思議な感じ。カレン・ブラックって個人的には「ファミリー・プロット」の印象がものすごく強いんだよなぁ。

ボブ・ラフェルソン監督。1970年アメリカ映画。

2007年4月14日 (土)

メルマガに登録してAQUOSを当てよう!! 4/30まで

AQUOSが当たる

 Joshin webのメルマガに登録してから応募するだけで、AQUOSが当たるキャンペーンを4/30までやっています。登録はもちろん無料ですので、ぜひお申し込み下さい。

 シャープのAQUOSってすっかり、液晶テレビの代名詞になっちゃいましたね。今回の企画タイトルにもバナーにも「液晶テレビ」の文字が入ってないのに、oga.としてはちょっとびっくり。最近はAQUOSファミリンクの影響で、シャープのDVDレコーダーも人気機種になっています。

 詳しい情報とお申し込みはこちらから…

鳶がクルリと (2005)

鳶がクルリと 自分の商品が採用されずにショックを受けていた企画室担当のOL 中野貴奈子(観月ありさ)は、発表前の商品の写真を窓からとび職の少女ツミ(通山愛里)に撮られたことから、彼女の所属する「日本晴れ」に抗議に行く。ところがそこには頭領の高松(哀川翔)、ご隠居(宇津井健)をはじめ昔気質な職人たちがいて…

 突然、困難なビルのモニュメント取り付けを命じられて奮戦するOLを描いたコメディ。しかしオープニングからのスピーディー(と思われる)ショットがどうにも鼻について、なかなか物語の世界に入り込めなかったのが残念。とび職の方々も、最後は挽回するもこうも宇宙人のように描かれたんじゃちょっと失礼なんじゃないかと思ってしまった。

 観月ありさはなかなかコメディ的な才覚を見せてはまり役。ユーザーサービスか、ほとんどミニスカートで出ずっぱりのところが東映らしさを感じる。もうひとりのヒロインの通山愛里は、本作では野ザル状態だけどひょっとして綺麗に着飾ったらなかなかの美人なんじゃないかと思わせてくれる。本来かっこいい役回りのはずの哀川翔は、「東京ゾンビ」で柔術やってる姿がかぶってちょっと困ったぞ。

 しかし東映って、本当にあか抜けない映画を増産するもんだと感心する。これはこれで、貴重な映画会社なのかもしれない。

薗田賢次監督。2005年日本映画。

2007年4月13日 (金)

連載 Vistaを使う(4) サイドバーは使える?使えない?

Vistaのサイドバー 一目見て「あ、Vistaだ」とわかる画面デザインにサイドバーがある。右の写真のとおり、画面の右端(設定によって左端)にカレンダーや時計、RSSリーダー、CPUメーター、スライドショーなどを並べる機能で、これに対応したプログラムはガジェットと呼ばれる。必要に応じてガジェットを選んでサイドバー上に、あるいはデスクトップへも並べることができるので、常に表示させておきたい情報がある場合は便利というわけだ。

 サイドバーが出てきた背景には、ディスプレイのワイド化があげられるだろう。DVDを見るのにはワイドディスプレイは相性が良いが、ブラウザーやワープロをするのには画面を持てあますので、空いた右端にサイドバーを表示しようという考え方らしい。確かに最初にVistaを使い始めた時には、サイドバーは右端の最前面に固定されていたのでどんな窓よりも前に出てきて強い自己主張をしていた。ディスプレイがサイドバーのぶんだけ狭くなった印象だ。ところが、窓を横に2つ以上並べて作業するoga.としては、ワイドディスプレイの幅が生かせなくなってすぐにサイドバーを消してしまった。そんなわけで「サイドバーはじゃま」と言ったりしてたのだが…

 実は現在はまた評価が変わって、サイドバーを使っていたりする。サイドバーを常に上にするの設定をオフにすると、壁紙と同じようなふるまいをしてくれることがわかったからだ。というわけで、CPUメーターや時計、カレンダー、天気予報などの当たり障りのないガジェットが並んでいる。本当は日本中の定点観測のカメラが自動的に切り替わって表示されるようなガジェットがあれば、仕事をしながらも閉塞感を感じなくていいかな、などと思っているのだが。

 サイドバーのようなふるまいをするソフトであればWinXP以前でも作れそうなものだが、OSに標準搭載されたという意義は大きい。Vistaユーザーであれば誰でもすぐにインストールして使えるので、うまくいけば対応ガジェットが増えてユーザーも恩恵を受けることができるからだ。

Vistaのサイドバー追加画面

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12人のパパ2 (2005)

12人のパパ2 トム(スティーブ・マーティン)は12人の子持ちだが、次第に親元から離れていく家族に寂しさを感じて全員集合の号令をかけ、思い出の湖畔へキャンプに行く。ところが対岸には彼の永遠のライバルであるジミーとそのエリートぞろいの子供たちがいた。ライバル心を燃やす二人だったが、子供たちは…

 タイトルからわかるように「12人のパパ」の続編なんだけど、とんでもなく他愛のない話でわざわざ映画にまでする必要があるの?なんて思ってたらやっぱり日本では劇場未公開だったようだ。

 要約すると、キャンプにやってきた家族が対岸の幼なじみの家族と出会い、父親同士は意地を張り合うけど子供たちは仲良くなる。そして土地の恒例のスポーツ大会(陸上競技からはじまり丸太乗りやらカヌーならが続き、アメリカの田舎を感じることができる)で家族で争っている途中で…とまぁ、書いてても本当に他愛がないと叫びたくなるぞ。あとは両家の娘たちの色気とスティーブ・マーティンのワルノリと子供たちの悪ふざけで強引に乗り切ったという感じ。ヒラリー・ダフも出てます。

アダム・シャンクマン監督。2005年アメリカ映画。

2007年4月12日 (木)

特集「電子辞書購入ガイド 2007」を公開しました

電子辞書購入ガイド2007

 遅くなりましたが恒例の電子辞書特集の2007年版を公開しました。電子辞書もその年その年で進歩がありまして、今年のトレンドは手書き入力。これはもちろんNintendo DSの影響もあるんでしょうけど、手書きパッドと電子辞書は抜群に相性が良いのは確かです。

 まずは、読めない漢字をひく時に手書きが使えるととっても便利。また中国語などのように、読めない外国語をひく時にも応用可能なんですね。もうひとつは、漢字を覚えたりする時に使えること。従来の電子辞書に内蔵されていた学習機能だと、読んだり3択4択問題なんかは得意だったんだけど、漢字が書けるようになるかというとちょっと「?」だったわけです。手書きで学習できるというのは強いです。

 また、従来はオプション扱いだった第2外国語の辞書(スペイン語やドイツ語、韓国語など)をちゃんとプリインストールした機種がずらっと登場したこともあげられます。英語以外の外国語を勉強されている方は、要チェックではないでしょうか。

 他に上位機種では当たり前になっているのが、数カ国語の読み上げ機能や、(内蔵or外部メモリーへの)辞書の入れ替え機能などなど。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

ガウディアフタヌーン (2001)

ガウディアフタヌーン バルセロナで中南米文学の翻訳をしているカサンドラ(ジュディ・デイビス)は、フランキー(マーシャ・ゲイ・ハーデン)という女性に夫のベン(リリ・テイラー)を探してほしいとの依頼を受ける。ところがベンには何人かの同居者がいて、夫婦の秘密を知らされる。

 ストレートのカサンドラにとっては刺激の多い、フランキー&ベン夫婦とその取り巻きに翻弄される物語。そんなから騒ぎの中で、フランキー夫婦の娘デライラ(コートニー・ジンズ)がけなげにしっかり者に育っているのは「わかる、わかる」ってところか。

 しかし舞台となるバルセロナの空気って、どんな映画でもアルモドゥーバル風にしてしまうんかなぁ。わからんでもないが。

スーザン・シーデルマン監督。2001年アメリカ=スペイン合作。

2007年4月11日 (水)

こだわりの爪切り、マルト長谷川のウィングスペシャル(WN-3010)で爪を切ってみた

ウィング爪切り WN-3010

 この仕事を長くやってると、こんなこだわりの道具もあるんだと驚かされることが多々あります。今回使ってみたマルト長谷川のウィング爪切りもそんな逸品のひとつで、なんと1万5千円もする爪切りです。でもこれを持っていると…爪切りが何とも楽しくなるんですよね。サロンとかに行ったら1回分の値段で、ずっとこのこだわりの時間が楽しめるってのはある意味お買い得なのかもしれません。

 ちなみにこの商品、ニッパー型爪切りに革ケース、爪やすりの3点セットで販売です。プロ仕様ということで、医療や介護の現場でも使われているとか(これもホスピタル・グレード?)。個人的には昔クラシック・ギターをやっていたので、爪でギターを弾かれる方にはおすすめではないかと思います。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

サウンド・オブ・サンダー (2004)

サウンド・オブ・サンダー 2055年の近未来、タイムマシンが実用化されて、金持ち目当ての恐竜狩りツアーが行われていた。過去を変えないためにツアーには厳格なルールが適用されていたのだが、トラヴィス(エドワード・バーンズ)の同行したツアーでちょっとしたトラブルがあり、帰ってきた世界は徐々に変化していた…

 あのブラッドベリ原作の、タイムマシンで過去へ旅した男が蝶を踏んづけたがために、帰ったら軍国主義の世界になっていた…という有名な短編の映画化ですね。元々原作が短編の上に、蝶を踏んだことが映画の中盤まで明かされないためにブラッドベリだとはその時まで気づきませんでした。しかしあれ、短編だったと思うんだけどよく1本の映画にふくらませたものだと感心。

 CGとトクサツ使いまくりのかなり派手な映画なんだけど、微妙なクオリティの低さがひびいてまるでアメリカのテレビドラマのスペシャル版、といった雰囲気になっているのが惜しい。B級だと割り切って見るのが正しい鑑賞法でしょう。

 時間の波がどっば?と襲ってきたり、タイムパラドックスの処理がやっぱり納得できなかったり(何かした後で帰ってみると世界が変わるってことは、通常の時間の上にもうひとつの時間が存在するの?)やっぱタイムマシンものは難しいですね。未来都市はシド・ミードがデザインしたようですが、逆に80年代といった雰囲気を感じてしまうのはなぜ? ベン・キングズレーも出てます。

ピーター・ハイアムズ監督。2004年アメリカ映画。

2007年4月10日 (火)

中国語対応の電子辞書(CASIO EX-word XD-SW7300)を使ってみた

CASIO EX-word

 ニーハオ、中国語にはまったく縁のないoga.ですが、今回は中国語対応の電子辞書を使ってみました。日中辞典はわかるんだけど、中日辞典なんてどうやってひいたらいいんだろう…って思いながら触ってみると、さすがカシオさん、やりますね。こういう時に手書き入力が生きてきます。

 つまり、読み方もなんにもわからない漢字だらけの中国語なんですが、手書きすればちゃんと探し出してくれます。これは便利。さらにネイティブ発音による読み上げにも対応しているので、発音だってちゃんとわかります。自分が学生の頃にも、こんな便利なものがあったら良かったのになあと常々思います。

 もちろん中国語に限らず、スペイン語、ドイツ語、フランス語、韓国語と各国語バージョンがそろっていますので、英語以外の言語を勉強中の方はいかがでしょうか。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

ギミー・ヘブン (2004)

ギミー・ヘブン 殺人事件が起こり、養女の麻里(宮崎あおい)が残された。実は彼女をひきとった義理の親はいずれも殺人事件に巻き込まれて殺されており、柴田警部(石田ゆり子)が捜査に乗り出す。同じ頃盗撮サイトを運営する葉山(江口洋介)と野原(安藤政信)は、カメラに細工をした女の部屋へ乗り込んだのだが、彼女は行方不明でシーツに不思議なマークが残されているのを発見する…

 「共感覚」という特殊な感覚を持った者をテーマにしたサイコサスペンス。数字に色を感じたり、雨粒を花と感じたりするような特殊能力だそうだが、その共感覚をキーにして謎の少女麻里をはじめ、サイト運営の葉山、柴田警部、謎の男ピカソ(松田龍平)が徐々に結びついていく。凝ったストーリーではあるが、いまいちパンチが足りなくて面白いというところまでは昇華しきれてなかった。何よりも殺人に結びつけてしまうのが、共感覚者にとって失礼なんじゃないか、というのが見終わっての印象。ラストシーンは綺麗だったんだけどなぁ。

 宮崎あおいは相変わらずうまい。こういったふてくされた少女ってのははまり役。アブない芸人、鳥肌実もヤクザ役で出てますが、映画の脚本家では彼の個性は生かし切れないみたい。

松浦徹監督。2004年日本映画。

2007年4月 9日 (月)

キューティ・ブロンド (2001)

キューティ・ブロンド カリフォルニアで女性社交クラブの会長を務めるエル(リース・ウィザースプーン)。ところが弁護士を目指す恋人ワーナー(マシュー・デイヴィス)に「弁護士の妻にブロンドはいらない」と棄てられたことから、彼を追ってハーバードの法学部を目指す。見事に難関の入学試験を突破した彼女だったが…

 冒頭の10分ぐらい、ピンクの画面にきゃぴきゃぴの女性社交クラブライフがこれでもかといった風に描かれるのを見て激しい拒絶反応を感じたのだが…一転してハーバードのロースクールに場面が変わってからはがぜん面白くなる。頭の中はファッションしかない…はずのエルが、持ち前の行動力を武器にロースクールでぐんぐんはい上がって行く。

 ちょっと出来過ぎじゃない、というきらいはあるんだけど、気がつくと彼女を応援してしまっている元気が出るムービーです。リース・ウィザースプーンは「メラニーは行く!」ではそれほど注目してなかったんだけど、「ウォーク・ザ・ライン」と本作を見てちょっとはまってしまいました(見た順番がめちゃめちゃですみません)。

 同類の映画として「エリン・ブロコビッチ」が浮かんだんだけど、キャピキャピの女子大生と、子持ちの女性(タイプは似ているのだが)では映画の雰囲気はがらっと違いますね。

ロバート・ルケティック監督。2001年アメリカ映画。

2007年4月 6日 (金)

連載 Vistaを使う(3) 早い? 遅い? 電源断

Vistaの電源断

 パソコンを入れ替えるまでのoga.の最大の不満は… 電源断に時間がかかることだった。実際に電源オフを選んでからどれくらいの時間がかかったかを測ったわけではなかったんだけど、仕事が終わって帰ろうと思いコマンドを入力してから、実際にパソコンが切れるまでの間に一服できたような気がする。もっともこれはoga.のパソコンが、試用レポートの関係からいろんなソフトを入れたり消したりを繰り返して、とんでもない量のゴミファイルを作っていた(であろう)ことにも起因する。

 Vistaは電源断が早くなった、ということなのだが、種を明かせば「スリープ」が電源断の役目を担ったということによる。つまり、本来のシャットダウンは補助的な位置づけになり、仕事が終わって電源ボタンを押すと「スリープ」状態になり、再び電源を押すと「スリープ」からの復帰となる。確かにこれは早い。それにいろんなソフトをインストールして、起動時の読み込みデータが増えたとしてもスリープだったらそんなに影響はないだろう。

 というわけで、OSのお作法は尊重して最大限に従うことをモットーとしているoga.はしばらくは仕事を終えるとこの「スリープ」状態にして家に帰ることにした。スリープだとキーボードやマウスが点灯しているのがちょっと気持ち悪いのだが、それはOSを信じるしかない。しかしその状態を長く繰り返していると、いくら堅牢なVistaといえどもちょっぴりシステムが不安定になってきたりもした。

 最終的にどういったところで落ち着いたかというと、ふだんはスリープ、何日かに1回はシャットダウンというごくごく当たり前の運用だ。この当たり前が良いのか、現在のところVistaは機嫌良く動いてくれている。

[:PC:]Windows Vista(ソフト)とOffice 2007の販売ページはこちら
[:PC:]OS別のパソコン本体販売ページはこちら

追憶 (1973)

追憶 第2次大戦中のアメリカ。ケイティ(バーブラ・ストライサンド)は軍服を着た大学時代の友人ハベル(ロバート・レッドフォード)に出会い自分のアパートに誘う。学生運動家の彼女とノンポリのスポーツマンという全然違うタイプにかかわらず、やがて二人は恋に落ち… 第2次大戦からスペイン内戦、そしてアカ狩りの時代を背景に20年に渡る二人の軌跡を描いた辛口のラブストーリー。

 最初に見たのは20代の頃だったんだけど、とにかく気の強いケイティの行動が鼻について全然面白くなかった。描き方にもメリハリがなく、注意して見てないと二人はいつ結婚していつ離婚したのかもわからなくなりそう。でも40を過ぎて今見ると…これは結構深い映画です。すっかりはまってしまいました。

 鼻持ちならないケイティにもかかわらず、彼女が女性の支持を集めるのはやっぱりその妥協のない生き方でしょう。納得できないことには声を上げずにいられない、拳をあげずにいられない性格、不器用な生き方しかできないのに、結局彼女は最初から最後までハベルが好きだったという部分がぐっとくる。別れる前の最後の言葉も「せめて子供が生まれるまで一緒にいて」だもんなぁ。これは泣けるわ。

 しかしこんなケイティがなんでノンポリのハベルに惚れたんだろうかというと…これは当時はなかった言葉なんだけど、ハベルは間違いなく「癒し系」ですね。しかもごくごく普通の男。軍人から脚本家になっていくあたりは才能はあるんでしょうけど、どちらかというと世渡り上手で波風立てないタイプです。

 スタンダードになっている主題歌がやっぱりいいです。映画の雰囲気にぴったり。この頃は名画に名曲ありでした。THE WAY WE WEREという原題も内容を的確に現していていいです。

シドニー・ポラック監督。1973年アメリカ映画。

2007年4月 5日 (木)

特集「思い出はデジタルで残そう デジカメ・ムービー特集」を公開しました

デジカメ・ムービー特集

 入学式のシーズンです。もちろん、お花見・行楽・ゴールデンウィークとデジカメやムービーを使うシーンがぐっと増えてくる季節。「思い出はデジタルで残そう」というわけでデジカメ・ムービーの特集を公開しました。

 ぐっと変わったなぁと思ったのはムービーの世界。ハイビジョン対応のカメラがぞろぞろと出てきたことで、こちらへ売れ筋がシフト中。ただし記録メディアがハードディスク、AVCHD対応のDVD-R、メモリカード、そしてDVテープと混沌としているのが気になりますが、いずれ落ち着くでしょう。それよりもどれかを選んで買っておかないと、お子様はどんどん大きくなるし撮りたい今はどんどん過ぎていくことのほうが問題かもしれません。方式はどうあれ、デジタルなのであとでダビングしても劣化はほとんどありません。

 デジカメはどうでしょう。手ぶれ防止は当たり前で、画素数は1000万ピクセル超、高倍率ズームなんてのがどんどん出てきました。メモリーが安くなってきたので、動画機能を積極的に使ってみるのもおもしろいかもしれません。もちろんハイエンド向きには、一眼タイプも値段がこなれて買いやすくなってきています。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

ダーク・ウォーター (2004)

ダーク・ウォーター 離婚調停中のダリア(ジェニファー・コネリー)は娘のセシリア(アリエル・ゲイド)を連れてニューヨーク・ルーズベルト島の安アパートへ引っ越してくる。ところが天井にあった黒いシミがどんどん大きくなり、汚水がしたたり落ちてきた。実は彼女たちの住むひとつ上の10Fにはある秘密があり…

 鈴木光司原作で、中田秀夫監督が映画化した「仄暗い水の底から」のハリウッド版リメイク。「仄暗い?」は未見なんだけど、なんとなく日本版の雰囲気はこんな風かなと想像できるような内容。ハリウッド版でもじと?っとした古アパートの空気が秀逸で、その管理人の不気味さとも相まってなかなかの効果を上げている。同じニューヨークなのに、ロープウェイを使わなくちゃ行けない孤島という舞台設定も良い。

 でも…こじんまりとまとまったJホラーはやっぱりハリウッドで再現するのは難しいんじゃないかなぁと思った。ジェニファー・コネリーは頑張ってるし、子役のアリエル・ゲイドもうまい。脚本もどこかで聞いたことがあるようなストーリーではあるが、悪くない。でもハリウッド・リメイクと聞くと、どうしてももっと派手なものを期待してしまうのである。

 死んじゃうってのは本当に最善か? 娘のことを思えば…

ウォルター・サレス監督。2004年アメリカ映画。

2007年4月 3日 (火)

折りたためます、BOSE オンイヤーヘッドホンを試す

ボーズ・オンイヤーヘッドホン

 高音質なインナーイヤーヘッドホン(ボーズではインイヤーと言うらしい)が大流行だけど、無理なく高音質なのはやっぱりフルサイズのヘッドホン。電車の中でもたま?にかけている方がいて、こだわりを感じさせてくれます。

 確かにフルサイズをデジタルオーディオにつないでも鳴りますが、できればちょっと小型のアウトドア用ヘッドホンが欲しいところ。でもせっかく音にこだわっても小型は下位機種なのでは…というジレンマに陥った方におすすめしたいのが、このボーズ・オンイヤー(BOSE-OE)。耳を完全におおうタイプではないのですが、ちゃんと遮音性もあり音漏れも少ないです。そのくせに低音がしっかりと出て、電車の中でも音楽に没頭できます。

 使わない時には折りたたんでケースに入れることができるのもいいです。カバンに無造作にほうりこんでおいてもかさばらないです。もちろん電車の中でDVDを見るのにも使ってみましたが、ちゃんと日本語のセリフが聞き取れます。

 さらに詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さい。

ビーン 劇場版 (1997)

ビーン 劇場版 イギリスが所蔵する名画「ホイッスラーの母」がロスに買い戻されることになり、付き添いの学芸員としてビーン(ローワン・アトキンソン)が指名される。実は彼はイギリスではやっかい者で、そうとは知らないアメリカの画商デビッド(ピーター・マクニコル)は彼を自宅へ泊めることにするのだが…

 イギリスの有名なテレビシリーズである「ミスター・ビーン」の劇場版。テレビはほぼサイレントのパントマイムみたいなものらしいが、この劇中のビーンはただの奇行が目立つイカレポンチって感じで、笑えるかどうかは運次第ってところ。oga.的には笑えるパートもそこそこあったんだけど、かなりきついシーンも多かったな。

 なお吹き替え版はオリジナルよりもしゃべりまくりで、実はoga.の息子は最初から最後まで笑いっぱなし。どうも彼(小学生です)には波長が合うようである。事あるごとに「ビーンが見たい」といってこのビデオを見ている始末。

 それにしても…大丈夫か、ホイッスラーの母。ポスター貼っただけで見破られないってのがある意味風刺なのかな。見つかった時のビーンの処遇を思うと、ちょっぴり心が痛むぞ。

 将軍役で、バート・レイノルズが出ています。ちょっともったいない感じだけど。あと、大げさな音楽が良いです。

メル・スミス監督。1997年アメリカ映画。

2007年4月 2日 (月)

今年もやりま(した)、エイプリルフール

 楽しみに待って下さっているかたもおられるってことで、今年もやりました、エイプリルフール特設ページ。まぁ、企画・制作期間が1日ってわりにはカタチになったのは不思議です。

 あまり多くは語りません。いちおう、見損ねた方のためにアドレスを残しておきます。なお3回目の登場となった延髄プラグの今回の元ネタは、こちらのページです。

[:びっくり:] エイプリルフール特設ページはこちら

サハラに舞う羽根 (2002)

サハラに舞う羽根 19世紀、イギリス軍は女王陛下の名のもとに、世界の1/4を支配していた。ハリー(ヒース・レジャー)は軍人である父の影響でイギリス軍の士官となり、エスネ(ケイト・ハドソン)という美しい女性と婚約して順風満帆の人生に思えたが、アフリカのスーダンへの出撃命令が出る。悩んだ彼は除隊するのだが、臆病者を表す4枚の羽根が送りつけられ…

 A.E.W.メイソンの古典「4枚の羽根」を映画化。邦題どおりの壮大な砂漠を舞台にしたある意味スペクタクル映画なんだけど、思ったほど話題にならなかったのはやはりドラマ部分の弱さかも。

 軸になるのはハリー、エスネ、ジャック(ウェス・ベントリー)の三角関係。出撃命令が出たとたんに除隊したハリーは、エスネとうまくいかなかったので今度は個人的にスーダンに乗り込み、現地の傭兵アブー(ジャイモン・フンスー)になぜか助けられて危機を乗り切るのだが、エスネはジャックと婚約してしまい…というのが主だったストーリー。なんか波瀾万丈でおもしろくなりそうなんだけど、イマイチ「なんで除隊」「なんで助ける」「なんでくっつく」と疑問符ばかりが頭に浮かんですっきりしない。このあたりはoga.の頭では1回見ただけでは読み解くことができなかった。頭悪くなったのかなぁと思ってしまった。

 とはいっても、砂漠のシーンは迫力満点で見応えがありました。特にイギリス軍が方陣を組んで反乱軍と戦うシーンは一見の価値があります。

シェカール・カブール監督。2002年アメリカ=イギリス合作。

2012年5月

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