ただ、君を愛してる (2006)
大学の英語学科に入学した誠人(玉木宏)は、フランス語学科に所属の個性的な女性・静流(宮崎あおい)に声をかけうち解ける。ところが彼女を恋愛の対象と見てない誠人は、クラスの美女みゆき(黒木メイサ)に恋をするのだったが…
予告編で大塚愛の主題歌と二人のキスシーンが結構印象に残っていたのでそれだけの映画かと思っていたんだけど、そうではなかったみたい。昨今はやりの純愛ものに難病ものをミックスしたラブストーリーとしては最強パターンの映画。全体的な雰囲気の良さは主演の玉木宏と宮崎あおいの持ち味でしょう。
美人でナイスバディのみゆきと、幼い感じのする静流ってのは絶妙なキャスティング。それでも静流が主役をはっておかしくないってのは宮崎あおいの底力ってもんでしょう。最初は粘着質で怖い感じもした静流がだんだん可愛く思えてくるのがミソ。どう見ても同棲になってる二人に何もなかったり、あるいはあれだけレベルの高い男女が仲間として集まってて4年間なにもどろどろした事件が起こらないってのは意味不自然。少女漫画あたりが原作かと思ったんだけど、そうではないのにさらにびっくり。
いい話であるし、感動的でもあるんだけど、宮崎あおいがいなくなってからがちょっと長すぎるのが残念である。もっとスパっと終わった方が余韻が大きかったかも。
実は一番かわいそうなのは、画面に出てこない静流のお父さんだったかも。
新城毅彦監督。2006年日本映画。


















