« 2007年11月 | メイン | 2008年1月 »

2007年12月

2007年12月31日 (月)

DOOM ドゥーム (2005)

DOOM 近未来、火星のユニオン宇宙社オルドゥヴァイ研究所に異変が発生し、事態を鎮圧するために海兵隊RRTSが出動する。実は地球と火星は新たに発生した回廊でつながっており、研究所を襲った謎の怪物を地球へ連れ込まないのが彼らの任務だったが…

 人気ヴィデオゲームの映画化。海兵隊はカール・アーバン、ザ・ロック、ロザムンド・パイク、ラズ・アドティといった屈強なメンバーでそれっぽく、しかも密室と怪物(ゾンビに近い)という古典的なテーマとストーリーにかかわらず贅肉がそぎ落とされた内容はなかなかスピーディーで面白い。最近この手のSFアクションは食傷気味かなぁなどと思ってたのだが、味付け次第ではまだまだ楽しめることがわかった。

 しかしこの映画、ラスト近くがそのまんまヴィデオゲームである。まるでプレステ3の画面を見ているかのようだ。こうなると操作できるプレステの方が上なのかと、ちょっと映画の敗北を感じて暗い気分になってしまった。

アンジェイ・バートコウィアク監督。2005年アメリカ=チェコ合作。

2007年12月29日 (土)

カポーティ (2005)

カポーティ 作家のトルーマン・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、カンザスで起こった一家惨殺事件に興味を持ち、幼なじみのネル(キャサリン・キーナー)と共に取材に行く。やがて容疑者のペリー・スミス(クリフトン・コリンズ・Jr)が捕まり、面会に行くカポーティだったが…

 ノンフィクション小説の草分けとも言える「冷血」の誕生秘話を描いたジェラルド・クラークの原作を映画化。カポーティを演じるフィリップ・シーモア・ホフマンが熱演だか何だかわからないけど奇妙な裏声で始終しゃべり続けるのが何とも印象に残る。カポーティはテレビのバラエティなんかにも出てた人だそうなので、たぶん当時を知るアメリカ人なら誰でもわかるものまね状態、ということなのだろうか。

 一緒に取材を行うネル・ハーパー・リー(アラバマ物語の原作者らしい)とのつかず離れずの関係も印象に残る。死刑囚を取材に行って、どっぷりと深みにはまってしまい取材を終えることができなくなった男の悲劇、といった内容なのだが、妙に淡々と語られるあたりがリアリティがあって良い。でも想像したよりは内容も薄口だったような気がする。犯行に関する闇が、闇のまま終わってよくわからなかった部分が多かったせいもあるんだろうな。

ベネット・ミラー監督。2005年アメリカ映画。

2007年12月27日 (木)

沈黙の追撃 (2005)

沈黙の追撃 刑務所に入っていたアメリカ特殊部隊のクリス(スティーヴン・セガール)は7人の戦争エキスパートと共に呼び戻される。その任務は、南米ウルグアイで捕らえられた捕虜を救出することと、マインドコントロールで要人暗殺をはかるレイダー(ニック・ブリンブル)を倒すこと。かくして彼らは潜水艦に乗りウルグアイに乗り込むのだが…

 とまあこうやってあらすじを書いてみたら007もびっくりといったスーパーアクション大作を予感させるんだけど、実際に見せられた映像は刑事ドラマのようにこじんまりとまとまっているのは何なんだろう。たぶんダム破壊とか潜水艦とかヘリのからんだアクションの見せ方が地味なんだろう。

 もうひとつのテーマとして、マインドコントロールによる要人暗殺があるんだけど、毎度のごとくセガールが強すぎて全然はらはらどきどきさせられないのが考えもの。強すぎるのも問題なんかな…

アンソニー・ヒコックス監督。2005年アメリカ映画。

2007年12月25日 (火)

どろろ (2007)

どろろ 戦乱の世の中で、天下統一を夢見る醍醐景光(中井貴一)は魔物に生まれるわが子の体48箇所を差し出すことを条件に魔力を手に入れる。やがて20年が流れ、医者であり育ての親の寿海(原田芳雄)に育てられた百鬼丸(妻夫木聡)は、コソ泥のどろろ(柴咲コウ)と共に魔物から自分の体を取り戻す旅に出る…

 手塚治虫の人気漫画の映画化。テレビアニメにもなっていたそうだが見てなく、田舎にずっと残っていた1冊の月刊漫画に載っていた1話を繰り返し読んだのが印象に残っている。それだけに、映画を見て物語の背景とかがわかって目から鱗が落ちたような気分になった。

 百鬼丸の妻夫木は良しとしても、どろろに柴咲コウというかなり思い切ったキャスティングが面白い効果を上げている。がらっぱちの柴咲ってのもなかなか魅力的で楽しめる。でも原作では最後に明かされたという、どろろが女だったというのが一目でわかるのはどうなんだろうねぇ。こういう展開で言えば、「ヒノキオ」の多部未華子がはっと思わせてくれたので、惜しいなあと思ってしまうのである。

 ストーリー的にはかなりの荒唐無稽だけど、手塚作品だから許せてしまうかなって感じ。妖怪が着ぐるみで登場するのは、CG全盛の時代の中ではレトロで懐かしい感じがします。

塩田明彦監督。2007年日本映画。

2007年12月24日 (月)

キッチンの照明を交換してみた

キッチンの照明1 キッチンの照明が、どうも調子が悪い。スイッチを入れるとたまに点灯しないことがある。家内は電気に詳しくないので、点灯しないとなるとスイッチをがちゃがちゃとオンオフする。するとものが蛍光灯だけに、余計に調子が悪くなっていく。元々この家の屋内配線には疑問があったので、蛍光灯が悪いのか配線が悪いのかがはっきりわからない。また数千円で買った照明だけに、修理に出すよりは新調した方が原因もはっきりわかってオトクでは、という判断から蛍光灯を新調することにした。

 どうも対面キッチンのキッチン側の天井照明というのは、部屋の大きさが中途半端でどのサイズを選ぶべきか困ってしまう。きちんとはかったわけではないが、キッチンの広さはだいたい3畳くらい。蛍光灯のラインナップを見ると、室内用はだいたい6畳から、それより小さいものは廊下灯などとして売られている。実はここにつけていたのも廊下灯だったのだが、ちょっと手元が暗いと家内には不評であった。

キッチンの照明2 というわけで今回は6畳用のシーリングライトの中から、一番シンプルなタイプをチョイスして取り付けてみた。リモコンはもちろん不要、点灯用のひももじゃまなので、設置する時に取り外してしまった。取り付けははめこみ式なのでとっても簡単。落とさないように注意することぐらいだろうか。実際点灯してみると、今度は逆にかなりの明るさにとまどったが、慣れると手元がよく見えて料理しやすくなったと好評であった。交換後のトラブルもなく、屋内配線ではなく照明器具側に問題があったことが判明。なかなか良い買い物をしたと悦に入った次第(笑)。

[:ハート:]照明器具の販売ページはこちらです

2007年12月22日 (土)

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ (2006)

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ ニューヨークから強制送還されてきた野猿のような少女(松浦亜弥)は、アメリカで収監されている母(斉藤由貴)の司法取引による釈放を条件に、スケバン刑事として聖泉学園に潜入する。その目的は、謎のアングラサイト「エノラゲイ」と爆死した前任捜査官の謎をさぐること…

 20年ぶりのスケバン刑事復活ということで、いい年になった斉藤由貴を母に、じいさんになってしまった長門裕之を登場させるなど、前作とのつながりもしっかり確保した意欲作。さらに自殺サイトやネットワーカー、深作監督によるバイオレンス描写などをうまくミックスした不思議な雰囲気の作品になっている。

 単なるアイドルに収まらない松浦亜弥が、アクション映画の主演として頑張ってるのが見所かな。演技はちょっとかたいけど、たんかをきるところとかはかっこいいぞ。好きなシーンは、竹内力演じる吉良と親子丼を食べるところ。

深作健太監督。2006年日本映画。

2007年12月21日 (金)

マリー・アントワネット (2006)

マリー・アントワネット オーストリアから14歳で体ひとつでフランスに嫁いだマリー・アントワネット(キルスティン・ダンスト)。慣れない宮殿生活に加えて、夫ルイ15世(リップ・トーン)は狩りに夢中であまり相手をしてくれない。さらに「世継ぎは」とまわりが迫るストレスから、浪費に走ってしまうのだが…

 ソフィア・コッポラが描く新感覚マリー・アントワネット、というわけで、BGMは荘厳なクラッシックとロックの間を行ったり来たり。重厚な世界で生きるマリーが妙に等身大で、体ひとつで別の国にやって来たとまどいがよくわかる。画面はポップでありながら、妙に生々しい映画になっている。

 あまりにもまわりの食べ物、衣装、そしてベルサイユ宮殿の調度品がきらびやかなので、見ている方も感覚が麻痺してくるのが味わえる。こりゃこんな中にぽんと無知な女の子がほうりこまれたら、こうなっちまうのも無理はないと納得。さらに彼女は民衆のことを理解してなかったと評されることが多いけど、あんな宮殿に幽閉されてて夜中にパリに忍び出て遊び歩くだけじゃ、理解できないのも無理はないとこれまた納得させられた。

 不満といえばラストのあっけなさ…ぐらいかな。彼女の顛末を、ちゃんと描いてほしかったような気がする。

ソフィア・コッポラ監督。2006年アメリカ映画。

2007年12月20日 (木)

ママが泣いた日 (2005)

ママが泣いた日 突然夫に家出されたテリー(ジョーン・アレン)。4人の娘(エリカ・クリステンセン、エヴァン・レイチェル・ウッド、ケリー・ラッセル、アリシア・ウィット)をかかえて行き場のないストレスから怒りっぽくなるが、元大リーガーのデニー(ケヴィン・コスナー)が彼女に急接近してくる。

 冒頭いきなり葬式のシーンからはじまって、さらに3ヶ月前というテロップから物語がスタートするので「誰が3ヶ月後に死ぬ!?」というのがず?っと見ている間中頭に引っかかってたんですが…そうですか、そういう展開だったとはまったく想像できませんでした。登場人物たちと一緒に「ぽかん」といった感じです。

 ヒステリックな母親、余裕のなさがにじみ出ていて見ていて心が痛みます。と母親視線で見てしまうのはやっぱり自分が枯れてきたからかなぁとしみじみ思ってしまいました。子供たちの目線からだとどう見てもヤな母親です。でも、単に余裕がないからだけだってのがスクリーンのこっち側からだとわかってしまうので、余計に痛々しいです。

 ジョアン・アレンとケヴィン・コスナーを見てると、つくづく大人の映画だってのが感じられます。一番好きなシーンは、みんなそろってバレエの舞台を見るところかな。

マイク・バインダー監督。2005年アメリカ映画。

2007年12月18日 (火)

撃鉄2 クリティカル・リミット (2005)

撃鉄2 クリティカル・リミット チェチェン過激派のリーダー・ニコライは、指導者を殺されてアメリカに復讐を企てている。プルトニウムを手に入れてアメリカ国内での爆破を計画するが、一味には元CIAのジョナサン(スティーヴン・セガール)が潜入していた…

 彼の映画の「沈黙」がつく作品はストーリーもアクションも金太郎飴状態で、もうどれを見てどれを見てないかわからなくなっているんだけど(笑)、撃鉄2は見てないぞと思い手に取った。しかし…これもどこかで見たようなストーリーだ。冒頭でセガールの正体がわからないのが味なのかもしれないけど、彼が悪役だった試しはないのでやっぱり意外性がない。中盤以降はいつものパターンで、スーパーマンぶりを発揮して事件を解決していくというストーリー。強いて言えば、核爆弾の処理方法が何とも強引で印象に残ったくらいか。でも1年たったらその部分以外は全部忘れてしまってるような気がする。

アレクサンダー・グラジンスキー監督。2005年アメリカ映画。

2007年12月17日 (月)

クロコダイル・ダンディー (1986)

クロコダイル・ダンディー オーストラリアに出張中の新聞記者スー(リンダ・コズラウスキー)は、ワニに片足を食いちぎられながらも自力で脱出したというクロコダイル・ダンディ(ポール・ホーガン)を取材するために奥地へ向かう。彼が気に入ったスーは、恋人の待つニューヨークへ連れ帰るのだが…

 80年代の大ヒットコメディ。なぜか見る機会がなかった作品なんだけど、今見るとやっぱり80年代のこじんまりとまとまったコメディという雰囲気で時代が感じられる。単純にカルチャーギャップを楽しみたいなら、たまにテレビのスペシャルでやっている途上国の方と交換留学する番組の方が笑えるかな。

 総じてストーリーらしきものが希薄なのが盛り上がらなかった原因だけど、それでもラストの地下鉄のシーンなどは頑張ってると思います。リンダ・コズラウスキーはなかなか色気満点。後のポール・ホーガン夫人なのだそうですが、一発屋で終わらせておくには惜しい感じ。

ピーター・フェイマン監督。1986年オーストラリア映画。

2007年12月15日 (土)

ザ・センチネル 陰謀の星条旗 (2006)

ザ・センチネル 陰謀の星条旗 かつてレーガン大統領を救った伝説のシークレットサービス・ピート・ギャリソン(マイケル・ダグラス)。ところが彼の同僚が殺される事件は発生し、背景には大統領暗殺の陰謀があった…

 アメリカ大統領のシークレットサービスを主人公にしたサスペンスアクション。ちょうど「ホワイト・プリンセス」を見たあとだったので、同じテーマながらも切り口の違う作品を楽しむことができてラッキーだった。それにしても…あれだけの護衛体制の中で、大統領夫人(キム・ベイシンガー)と不倫するか?ギャリソン!! ある意味あのはめられ方は自業自得と言えなくもないが、さらに同僚のデヴィッド(キーファー・サザーランド)の妻を寝取った過去もあるというくだりも笑わせてくれます。さすがマイケル・ダグラスはまり役です。

 141年間裏切り者を出したことがないシークレットサービスに内通者がいる…ってのがポイントなんでしょうけど、その割りには意外性のない展開と軽さが鼻についてしまった。あれだけ警備が厳重でも、ロケット弾1発で落ちる専用ヘリって一体?? さらに内通者はもっと意外な人物であってほしかたような。

クラーク・ジョンソン監督。2006年アメリカ映画。

2007年12月14日 (金)

壬生義士伝 (2002)

壬生義士伝 幕末の京都は壬生。東北から脱藩して新撰組にやって来た吉村貫一郎(中井貴一)は剣の腕を見込まれいきなり師範として採用される。金に汚い彼を面白く思わない斎藤一(佐藤浩市)は意味もなく彼に斬りつけるのだが、相打ちに終わる。やがて彼らは幕末の動乱に巻き込まれていくのだが…

 浅田次郎の原作を映画化して、日本アカデミー賞を獲った作品。滝田洋二郎監督らしく、ドラマ的で非常にわかりやすい演出なので誰でも安心して見ていられる。物語は斉藤の回想として語られるのだが、幕末と明治後期という我々から見たらどちらも大昔って時代背景が面白い効果を上げている。

 かなりたくさんのエピソードを詰め込みながら、迷子にならないですんだのはストーリーを見事に絞り込んであるからでしょう。金に汚い吉村が実は家族を思ってというのはよく伝わって来るのだが、惜しいのは終盤にそれが義を重んじて破滅していくという心境の変化がよくわからないこと。しかも終盤の30分ぐらいが妙に冗長なのが、無意味に長いと感じるか雰囲気を楽しめるかが評価の分かれ目でしょう。oga.はちょっと長すぎるかな、と思ってしまいました。

 と、ぐだぐだ書いてみても、やっぱりここ数年の日本の時代劇は元気です。時代劇ファンじゃなくとも、見る価値はあります。中井貴一はさすがに起用でこんな役もこなせるのかと驚いた。佐藤浩市は無頼な感じがぴったり。夏川結衣と中谷美紀は文句なく綺麗です。

滝田洋二郎監督。2002年日本映画。

2007年12月13日 (木)

マークスの山 (1995)

マークスの山 元暴力団の畠山(井筒和幸)が殺される事件が発生し、捜査チームに山好きな合田警部補(中井貴一)、肥後(古尾谷雅人)らが加わる。数日後に法務省の松井(伊藤洋三郎)が殺され、両者には頭に錐で突いたような穴があいていた…

 高村薫の推理小説を映画化…なんだけど、典型的な説明不足の消化不良映画といった印象。というか、肝心なパートである萩原聖人と名取裕子カップルのエピソードが私の頭の中でうまく本筋の殺人事件に結びつかないのだ。このあたりは私の頭が悪くなったのか、それとも原作読んでないとダメなのかがよくわからない。

 映像的には冒頭の心中シーンからはじまって、ぐいぐい引き込まれるショットがいっぱいあったのに惜しいって感じ。で、結局山岳会ってのは何だったんだろうか。内ゲバの起こった真相も映画を1回通してみただけではわからない。なぜ死ぬ? なぜ殺す? マークスって何だ? う?ん!?

崔洋一監督。1995年日本映画。

2007年12月12日 (水)

アントブリー (2006)

アントブリー ルーカス(声:ザック・タイラー)は小柄でいじめられっ子の少年。両親ともうまくいってなく、庭のアリいじめが日課になっていたが、怒ったアリの魔法使いゾック(ニコラス・ケイジ)によりルーカスもアリのサイズに縮められてしまう。ルーカスを仲間にしようとアリたちの教育がはじまったのだったが…

 またまたアリアニメ!? って思ったんだけど、「ミクロキッズ」のように人間を縮小してアリとからませるってのが新味。しかもアリと同じサイズの荷物(エサ?)を持たせて、垂直な壁を登らせようというくだりには笑った。妙に哲学的だった「アンツ」というよりも、「バグズ・ライフ」のノリに近く子供と一緒でも安心して見ていることができる。

 それにしても、声優陣が豪華です。ニコラス・ケイジ、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ブルース・キャンベルにリカルド・モンタルバンなんて方も出てます。どこに出てたか…わからないってのがミソだったりして(笑)。

ジョン・A・デイヴィス監督。2006年アメリカ映画。

2007年12月11日 (火)

ホワイト・プリンセス (2004)

ホワイト・プリンセス アメリカ大統領ジョン(マイケル・キートン)のひとり娘サマンサ(ケイティ・ホームズ)が大学に入学することになる。ところが寮生活をはじめキャンパスは24時間ボディーガード付き。根をあげた彼女はボディーガイドをまいて羽目を外すのだったが…

 ファーストドーターなんて凄い…と思ったのは最初だけで、やっぱり自由のない生活ってのはとっても大変。あんなボディガードを引き連れていたら恋もできない…なんて考えてたら、あれよあれよの展開は面白かった。それにしてもアメリカの大学生活ってのは、毎日がお祭り騒ぎで多少の誇張はあるんだろうけど本当かなって驚かされた。

 ケイティ・ホームズはティーンエージャー代表って雰囲気の女優さんだけど、調べてみると結構のお歳だとは知らなかった。トム・クルーズの新しい奥さんだしね。マイケル・キートンが大統領ってのは、意外とはまり役です。

フォレスト・ウィテカー監督。2004年アメリカ映画。

2007年12月10日 (月)

NANA2 (2006)

NANA2 ミュージシャンを目指すナナ(中島美嘉)と、通称ハチ公こと奈々(市川由衣)はまったく違うタイプながらもルームメイト。奈々は憧れのバンドTRAPNESTのタクミ(玉山鉄二)を紹介され恋に落ちる。ところがナナと同じバンドの伸夫(成宮寛貴)も彼女に思いを寄せるのだが…

 矢沢あいの人気コミックを実写映画化した第2弾にして完結編。さっぱりとした語り口で見終わったあとに爽やかな感動を残した前作だったけど、こちらはどろどろとしたドラマを描いてどよ?んとしたラストはなかなかのもの。ある意味大人のドラマにひと皮むけた…と言えなくもないんだけど、彼女たちの今後を思うと手放しに喜べないのが辛いところ。

 キャストの変更も話題だったけど、実力派宮崎あおいの降板はやっぱり痛かった。彼女だったらこのどん底版奈々をどういうふうに演じたのだろうかとか考えると興味が尽きない。どう考えても第1作の主役はナナ、第2作の主役は奈々だもんな。もうひとり、レンの松田龍平の降板もあったけどこちらは出番も見せ場もそれほど多くなくあまり違和感はなかった。完結編とはいってももう1作くらいはあってもおかしくないんじゃないのって内容。その頃に奈々は子供を連れてるわけだけど…

大谷健太郎監督。2006年日本映画。

2007年12月 1日 (土)

サムサッカー (2005)

サムサッカー 17歳にして指しゃぶりがやめられないジャスティン(ルー・ブッチ)は自分に自信が持てずに投げやりな行動を繰り返している。良き話し相手の歯医者(キアヌ・リーヴス)は彼に催眠術をかけ、事態は好転したかのように思えたが、両親に連れられた医者でADHDだという診断を受けてしまう…

 親指サッカーって何だ?って思って見たら指しゃぶりの映画だった(笑)。何てことない高校生の日常を描いて何てことない映画…に思えたんだけど、妙に心に残るのは神経質そうなルー・ブッチとこれまた神経質そうなお母さん(ティルダ・スウィントン)の好演のおかげかも。特に薬(抗うつ剤)を飲んでからの彼の様変わりが快感もので、神経症の薬物治療を賛美するわけではないけどきっかけと流れが変わるってのは大切なんだと思いました。

 キアヌ・リーヴスってこういう映画のチョイ役に結構出ているけど、場をわきまえたというか主役を喰ってしまわないさりげなさ、それでいて適度に面白いところが心憎いです。

マイク・ミルズ監督。2005年アメリカ映画。

2012年5月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

リンク

  • Joshin ネットショッピング
    Joshin
    ネットショッピング