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2008年1月

2008年1月28日 (月)

トゥ・フォー・ザ・マネー (2005)

トゥ・フォー・ザ・マネー 膝の故障でフットボールをあきらめたブランドン(マシュー・マコノヒー)は、勤めていたスポーツ情報会社で抜群の試合予想の的中率を誇り、ウォルター(アル・パチーノ)にヘッドハンティングされる。やがて顧客を集めスポーツ賭博界を昇りつめていく二人だったが…

 冒頭からスポ根ものかと思いきや、実はスポーツ賭博映画だったというこの展開にはびっくり。驚異の的中率と言いながらも、やっぱりハイリスク・ハイリターンの世界だけに客層も尋常ではなく、かなりアブない目にあって彼らが得たものは…というのがメインストーリー。

 マシュー・マコノヒーを先頭に、社長をアル・パチーノ、その妻をレネ・ルッソと登場人物の濃さも尋常ではない。彼らがこってりと、成功やら家族やら恋愛やらを語るわけだからこれはねばっこい映画である。特にまくしたてるアル・パチーノはやっぱり彼のお家芸というか、見事としか言うほかはない。

 勝って負けてもめて落ちて…やっぱり最後の落としどころはそんなところになるんだろうなって、ちょっとほっとした。太く短く生きるのも大変です。

D・J・カルーソー監督。2005年アメリカ映画。

2008年1月25日 (金)

雪うさぎ

雪うさぎ

 雪が降る地方の方には想像できないかもしれないけど、年に1回積もるか積もらないかの場所に住んでるものにとっては、たまに積もると嬉しかったりします。プチ庭に置いておいたうさぎの置物の上に雪が積もって、写真のような状況になってました。

 実はこのあとプチ庭の雪をかき集めて、子供たちがかまくらを作ってました。高さは40cmくらいで、このうさぎしか入れません。

2008年1月24日 (木)

たそがれ清兵衛 (2002)

たそがれ清兵衛 幕末の東北は海坂藩。下級武士の井口清兵衛(真田広之)は病気で妻を失い、幼い二人の娘(伊藤未希、橋口恵莉奈)とボケの進む母を苦労して育てている。ある日友人の飯沼(吹越満)に、幼なじみの朋江(宮沢りえ)が酒乱の夫と離縁して実家へ帰っていることを聞く。その朋江の危機を、隠していた剣の腕前で救ったことが城内の噂になり…

 山田洋次監督初の時代劇とのことだが、制作年度を考えると昨今の心に残る元気な時代劇の走り、といった存在ではないだろうか。内容的には「武士の一分」なども含めて藤沢周平×山田洋次の3部作の第1作ということで、展開が非常に「武士?」と似ているのが面白い。下級武士が庶民と呼べるかどうかは難しいところだが、少なくとも苦労して生きていた人たちに焦点を当ててるのと、後半に妙にリアルな決闘シーンが用意されているのは共通項である。

 それにしても…宮沢りえがいい。息を吹き返したとはこのことかも。晩年の丹波哲郎のわけわからん説教も一見の価値があります。

山田洋次監督。2002年日本映画。

2008年1月23日 (水)

レッド・プラネット (2000)

レッド・プラネット 2050年、地球は汚染が進み、人類は火星に植物を繁殖させ人間が生きられる環境を作ろうとしていた。初の有人火星着陸を目指してボーマン船長(キャリー・アン・モス)以下6名のクルー(ヴァル・キルマー、トム・サイズモア、ベンジャミン・ブラット、サイモン・ベイカー、テレンス・スタンプ)が火星へ向かうのだが、もう少しのところで太陽フレアの影響で宇宙船は壊れてしまう…

 火星を舞台にしたサバイバルゲーム。宇宙船に残った船長と、着陸した5人のクルーに次から次へと危機が訪れて、一体誰が生き残るんだといった極限の物語。着陸船がエアバッグで着陸するあたりは当時の無人探査船と同じでなかなかリアルな描写。おまけに救助は絶対に来ないという火星という場所で、手近に転がっているものを足がかりに生き残ろうとする姿は説得力抜群。このところどうして有人宇宙探検が停滞しているのか、という理由がよくわかる映画だ。

 しかし考えたら、火星(地球とほぼ同じ大きさ)に藻を移植して酸素を作るよりも、地球環境を浄化するほうが難易度的にはまだ低いんじゃないか、なんて思ってしまった。仮にうまくいったとしても、片道半年の距離を人類がぽこぽこ移住して、大気がまたまた不安定になっちゃったらどうするつもりなんだろう。

 私事だけど、DVD発売時にデモDVDが手元にあり、試用レポートなどでオープニング部分を繰り返し見たけど、火星に着陸してから先はどうなるか知らずにずっと気になっていた映画。やっとのどの骨が取れた気分です。

アントニー・ホフマン監督。2000年アメリカ映画。

2008年1月22日 (火)

DVDメディアはやっぱり50枚単位がオトク?

DVDメディア DVDメディアはあまり買わない、というか保存するものがそんなにないので10枚パックなどを買うと半年ぐらい使い切れずに残ってたりしてたんだけど、安くなってきたので一度50枚パックを買ってみた。すると不思議、あれも残そう、これも残そうなんて思い立ってあっという間に50枚使い切ってしまった。というわけでさらに50枚を注文。それでも2000円ちょっとで買えてしまうとは、DVDメディア安くなったもんです。

 考えたらVHSビデオの時代は50本も買えば段ボール一箱くらいのボリュームがあったので、ちょっとコレクションしようと思ったら本棚がすぐにいっぱいになってしまったりしたもんだけど、DVD50枚ってスピンドルのまま保存すれば本当に場所を取りません。これならどうでもいいものでも、残しておこうかな、なんて気持ちになってしまいます。というわけで、私の家にはもう一度見るか見ないかわからないような映画のディスクが増殖中です。

 スピンドルのままだと目的のディスクを探すのが大変なので、最近はやってるのがブックタイプのCD/DVDケース。これだとかさばらないのに一覧性は抜群。収納に困っている方は、一度おためし下さい。

[:CD:] 録画用メディアの販売ページ
[:CD:] ブック型CD/DVDケースの販売ページ

明日があるさ THE MOVIE (2002)

明日があるさ THE MOVIE 中堅商社に勤める浜田課長(浜田雅功)には妻貞代(相楽晴子)と二人の娘がいるが、彼の営業13課は社内ではぱっとしない。ある日浜田は町工場でロケットを作る老人野口(中村嘉葎雄)に出会い、彼の日本初の有人宇宙飛行計画に感化され仕事も家族もほったらかしで野口のもとへ通うようになってしまうのだが…

 吉本興業90周年記念作品ということで、吉本のお笑いタレントがこぞって出演する映画。元々は缶コーヒーのコマーシャルからテレビドラマ、映画と進んでいった企画もので、もちろん青島幸夫の往年の名曲が下敷きになっている。

 ぎくしゃくしたストーリーと無理矢理詰め込んだギャグの数々がかなり浮きまくってはいたんだけど、ロケットを作る話となると人力飛行機と同じく好きな人は絶対のめりこみ度大。エンジンやコックピットなどパーツ単位での制作エピソードはあるんだけど、いつの間にカタチになったの、なんて突っ込みながらも最後まで熱くなって見てしまった。

 こういうの見てると、弾道ロケットで飛ぶだけなら意外と簡単に実現できそうな気分になってきます。もちろん「死んでもいい」という条件付きだけど。

岩本仁志監督。2002年日本映画。

2008年1月19日 (土)

劇場版 どうぶつの森 (2006)

劇場版 どうぶつの森 親元を離れてどうぶつの森へ引っ越してきた少女あい(声:堀江由衣)。たぬき商店で強引に働かされることになり、ぞうのサリー(折笠富美子)という友だちもできた彼女は、ある日浜辺に流れ着いた謎のメッセージが入った瓶を拾う…

 任天堂のゲームソフト「どうぶつの森」を元にしたアニメーション。人間はあいとゆう(小林ゆう)の二人だけで、あとはみ?んな擬人化した動物。任天堂がやってるので「ポケモン」のキャラに近いが、全体的な雰囲気は「ドクター・スランプ」とか「ペンギンズメモリー 幸福物語」なんかを思い出しました。子供向けに見えて実はシリアスにふった部分が多いのは後者にコンセプトが近いかな。ほのぼの動物が愛や人生を語るのは、個人的には違和感を感じないわけではありませんが。

 ストーリーはぞうのサリーがデザイナーになる夢を追いかける物語がメインで、あい自身は自分の夢を探しながらもそれが何かわからないという「NaNa」の第1作を思わせるかのような展開です。宇宙人が出てきてもすんなりお話にとけ込んでるのは、動物が主人公という最初から非現実的な世界によるところでしょうね。

志村錠児監督。2006年日本映画。

2008年1月18日 (金)

海でのはなし。 (2006)

海でのはなし。 父(勝野洋)が浮気をしていると思いこんだ楓(宮崎あおい)は、知り合いの通称博士(西島秀俊)に相談に行くが冷たくあしらわれる。ところが、実は自分の母こそが愛人であったことを知り…

 最初はネット配信で公開されたというニュースタイルの中編映画。スピッツのプロモーションビデオ的な位置づけももっており、全編彼らのヒット曲が流れ続ける。この曲が好きかどうかもこの映画の評価の分かれ目って気がするんだけど、oga.は楽しめたけどのめりこむまではいかなかったてところです。

 傷ついた女性と、無感動な男のラブストーリーというある意味繊細な話なんだけど、宮崎あおいと西島秀俊という旬の俳優が演じているだけに絵になっている。宮崎をただの妹としか思えないってのが、なんか白々しい気もしたが(笑)。楓の相談相手として、アカデミー助演女優賞ノミネートで話題になった菊地凛子が出てます。

大宮エリー監督。2006年日本映画。

2008年1月17日 (木)

ナチョ・リブレ 覆面の神様 (2006)

ナチョ・リブレ 修道院で料理番をするイグナシオ(ジャック・ブラック)は財政難から孤児たちにロクな食事が作れない。ある日プロレスラーのラムセス(セザール・ゴンザレス)の優雅な暮らしを見たイグナシオは、自分も覆面レスラーになって賞金を稼ごうとヤセことスティーヴン(エクトル・ヒメネス)を相棒にトーナメントに出場するのだが…

 孤児のために覆面をかぶってプロレスで戦う主人公ってどっかで聞いた話だなぁと思ったら「タイガーマスク」「グラン・マスクの男」を思い出した。前者は謎の金持ち、後者は神父と素性は違うんだけど、似通った設定はすべて事実を元に脚色した結果なんかな?

 それにしても、この3本の中で一番泥臭いのが本作で、メキシコの片田舎と思われる映像には人によっちゃものすごい拒絶反応を示すかもしれません。べたべたのお下品ギャグの連続は、ちょっと構えて見たほうがいいかも。

 「スクール・オブ・ロック」は未見なんだけど、ジャック・ブラックってやっぱりコメディの人だったんだと再発見。彼はキング・コングのイメージが強いんだけど、これだけバカになりきれるところは凄いです。彼らがあこがれるシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レゲラ)もいかにもラテン系の美人って感じがいいです。お高く見えて気さくっていう、マドンナの鏡みたいな存在感です。

 ちょっとだけ残念なのが、負け続けた彼らが意外とあっさりと逆転優勝してしまうとこ。もっともこれにはエンカルナシオンの登場は見逃せないわけで、彼女の力強し、といったところでしょうか。

ジャレッド・ヘス監督。2006年アメリカ映画。

2008年1月15日 (火)

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 (1999)

ガメラ3 イリス覚醒 世界各国で怪鳥ギャオスが大量発生。鳥類学者の長峰(中山忍)は調査に飛び回っていた。同じ頃の奈良の南明日香村。両親をガメラの戦闘で殺された綾奈(前田愛)は、祠の中で封印された怪鳥の像を見つける。これこそが人類を破滅に導くという邪神イリスだった。

 平成ガメラシリーズの3作目。第2作よりは面白かったが、ストーリー的にはやっぱり登場人物たちが現実離れしててのめりこめなかったのがつらいところ。例えばイリスと融合して復讐しようとする前田愛とか、巫女の山咲千里とか存在感あるんだけどキャラクターの行動としては違和感ありまくりで途中から気になって仕方がなかった。

 とはいっても特撮関係はよくできていて、冒頭の炎上する渋谷から最後の京都駅での戦い(実は私、ここ新しくなってから行ったことないんですね)まで見所が満載ですばらしい。ギャオスが大量発生のまま終わる世界の終末といった雰囲気もいいですね。

 余談だけど、明日香村の近所に住んでいるのでロケとかで出てくるのかと目をこらして見ていたんだけど、まったく見つけることはできなかった。ちなみに南明日香村という場所はありません。

金子修介監督。1999年日本映画。

2008年1月14日 (月)

ガメラ2 レギオン襲来 (1996)

ガメラ2 レギオン襲来 地球に大規模な流星雨が降り、その1つの巨大な隕石が北海道に落下する。青少年科学館学芸員の穂波(水野美紀)と自衛隊の渡良瀬(永島敏行)は事件を調査するのだが、やがて付近の光ファイバーが食い荒らされていることを知る。そして地下鉄が謎の怪獣の群に襲われ、札幌のデパートには巨大な花が咲くのだが…

 かなり評判の良かった新ガメラシリーズ3部作の第2弾をやっと見ることができた。実は第1作を劇場で見て結構面白かった記憶があり期待していたのだが、さすがに10年前のトクサツ映画だとミニチュア撮影が妙にレトロで懐かしい感じがした。まさに古い怪獣映画を楽しむ雰囲気だ。

 マンモスフラワーの出現、群体と草体、自衛隊の活躍などなどいろんなおかずをからませて具だくさんな作り。しかし、以前に見たほどリアリティを感じなかったのはどういうことだろう? たぶん怪獣出現に対する登場人物のリアクションが、どこか現実離れしていたような気がするのだ。あれだけの事件が起こっていれば、日本はもっとすごいパニックになってるんじゃないかなぁなんて思いが強いです。

 とはいっても、ミニチュアワークであれだけ迫力のある画面を作り出すのは凄い。たぶんCG合成が多用されてるんだろうけど、見ていてミニチュア特撮と妙になじんでいるのが面白かった。レギオンやガメラの設定に関しては、妙に凝りすぎって感じで映画を見ているだけではラストシーンなんて何のことだかわかりませんでした。惜しいかな…

金子修介監督。1996年日本映画。

2008年1月12日 (土)

幸せのちから (2006)

幸せのちから 1981年のサンフランシスコ。体組成計のセールスマンのクリス(ウィル・スミス)は思うように商品が売れず、妻に家出されアパートも追い出される。5歳の息子クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)を育てるために証券会社の研修生になるのだが、半年の研修中は無給だということがわかり…

 いわゆるアメリカン・ドリームのサクセスストーリー映画で、実話だというところがポイント。極めて映画的な内容なんだけど、本人たちが遭遇したどん底物語もはたから映画として見ると思ったよりも面白くないかな、というのが正直な感想。

 とはいっても見るべき部分は多く、父子競演(あとから知った)ということでウィル・スミスの実子の自然な演技とか、タクシー代踏み倒したりとかトイレで寝たりとかかなり危ない部分が印象に残ってたりします。

 この映画の面白いところは、どん底から右肩上がりにはい上がるという展開ではなく、映画の90%にかけてはどんどん落ちていくという時間配分でしょう。面白いんだけど、ラストがあっけなく感じるのは仕方のないところかも。ところでこのお父さんはいいんだけど、息子がどんな大人に育ったのかがちょっと気になります。

ガブリエレ・ムッチーノ監督。2006年アメリカ映画。

2008年1月10日 (木)

さくらん (2007)

さくらん 吉原の遊郭に売られてきたきよ葉(土屋アンナ)は気が強く度々脱走をくわだてるが、店番の清次(安藤政信)に吉原の桜の木に花が咲いたら逃がしてやるとたしなめられる。やがて売れっ子の高尾(木村佳乃)にのせられたきよ葉は花魁を目指すのだが…

 かつての東映が文芸大作として好んで撮った題材を、土屋アンナ主演・蜷川実花監督でポップに映画化。原作は安野モヨコの人気コミック。とにかく最初から最後まで極彩色が目に痛い映画で、花街の雰囲気は存分に楽しむことができる。空中を金魚が舞ってるような水槽とか、ああいうのがあったら楽しいだろうなぁと本編と関係ないところに気をとられたりした。

 しかし土屋アンナの花魁って、見るからにヤンキーでミスマッチなんだけどたぶんあの世界で生きてた女性ってあんな感じだったんだろうなぁってこちらも説得力たっぷり。そんなヤンキーが妙にしおらしくなったりするシーンはぐっとくる。

蜷川実花監督。2007年日本映画。

2008年1月 7日 (月)

硫黄島からの手紙 (2006)

硫黄島からの手紙 太平洋戦争末期の硫黄島に指揮官としてアメリカ留学の経験のある栗林中将(渡辺謙)がやって来る。内地に妻花子(裕木奈江)を残してきた西郷(二宮和也)や、オリンピック馬術で金メダルまでとった西中佐(伊原剛志)たちは精神論に走らず合理的な栗林に希望を感じるのだが、やがてアメリカ軍の総攻撃がはじまる…

 激戦地であった硫黄島の攻防を日米双方から描いた二部作のひとつ。ハリウッド製作でありながら、日本人の目で見ても違和感がないって部分がまずは驚き。もちろん「ワイルド・スピード×3」のようなワンダー日本は最近のアメリカ映画には健在なんだけど、まじめに撮ればこんな映画も撮れるんだと驚いた。イーストウッドってただ者じゃない。

 ストーリーはパン屋から出征してきた西郷の目を通して描かれるんだけど、彼がとっても等身大で身近な存在なのが本作をわかりやすくしている。「墓穴掘ってんのかな」なんてぼやくあたりはいい味を出してます。戦中にこんな青年いたんだろうかと思わされるけど、やっぱいたような気になってくる。栗林も西も当時としてはかなり洗練された存在で、戦闘はぐちゃぐちゃっと描かれているにもかかわらず彼の指揮なら結構な時間持ちこたえたのはわかるなぁという説得力があります。何にしても、これだけの才能が消費された戦争の無駄・無駄・無駄が浮き彫りになってくる佳作だと思います。

クリント・イーストウッド監督。2006年アメリカ映画。

2008年1月 5日 (土)

電車の中でDVDを見る(8) バッテリーを交換

ポータロウのバッテリー デジタルオーディオにせよポータブルDVDにせよ、最近はほとんどが充電式のバッテリーを採用している。その充電可能回数はカタログ値で300?1000回ぐらい。つまり毎日充電しても数年はもつという計算になる。デジタルオーディオなどでは電池の持ちが良いのでよく聴いても数日に1回の充電ということになるのだろうが、ポータブルDVDはそうはいかない。oga.が使ってみた限りでも、電池は1年半から2年ぐらいでおかしくなってくる。ポータロウの場合は新品の電池だと3時間ぐらい再生できるのだが、これが通勤の1往復(約1時間半)がもたなくなってくると買い替え時かな、と思う。

 バッテリーを長く持たせるにはコツがある。まずは、使い切ってから充電すること。それが無理であれば、できるだけ空になるまで使ってから充電する。リチウムイオンバッテリーはメモリー効果が起こりにくく継ぎ足し充電が可能…とのことだが、経験上長持ちさせたければやっぱりなるべく使い切った方が良いようだ。理想としてはバッテリーを2本持って、使い切ったら交換するのがベストだが、これは重たくてあまりやりたくない(一時期やってはいたのだが)。

 あとは、バッテリーは定期的に使うこと。使わずにほったらかしておくのが一番始末が悪く、知らない間に充電できなくなっている。使わないバッテリーは買わない、持ってるバッテリーは使わなくても定期的に充放電すること。でもそれは面倒なので、やっぱりいらないバッテリーは買わないに限る。

 というわけで筆者のポータロウの電池も3代目となった。よくここまで使ったものだと、自分でも感心する。

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2008年1月 4日 (金)

アキハバラ@DEEP (2006)

アキハバラ@DEEP アキハバラに集まったページ(成宮寛貴)、アキラ(山田優)、ボックス(忍成修吾)、タイコ(荒川良々)、イズム(三浦春馬)の5人組は、古家を借りてベンチャー企業「アキハバラ@DEEP」を起業する。ところが彼らの作ったサーチエンジン「クルーク」に目をつけた巨大IT企業デジタル・キャピタル社のカリスマ中込(佐々木蔵之介)は、クルークを買収にかかるのだが…

 石田衣良の同名小説を映画化。いきなりメイド喫茶やら萌え系、潔癖症の若者やらが大挙して出てきて、この雰囲気だめだ?って強烈な拒絶反応を感じたのだが、彼らが起業してからは俄然面白くなってくる。これって結局、登場人物かっこよすぎで本当のおたくではない点がちょっとひっかかるんだえけど、ストーリーにパンチがあって面白く、ヘタなアクション映画なんかよりも楽しんで見ることができる佳作だと思います。

 格闘家を演じる山田優がいい。寺島しのぶとの格闘シーンも、なかなか熱い。唯一不自然だなあと思ったのは、戦いの場がネット上でなくほとんどリアルの世界だったこと。でもそれだから映画として面白かったのかもしれないけど。

源孝志監督。2006年日本映画。

2008年1月 1日 (火)

地獄の変異 (2005)

地獄の変異 ルーマニアのカルバチア山脈に、伝説の巨大洞窟が発見される。調査を依頼されたプロダイバーのチャーリー(パイパー・ペラーボ)、ジャック(コール・ハウザー)、キャサリン(レナ・ヘディ)ら一行はチームを組んで洞窟へ入るが、進入口が崩れて引き返せなくなる。やがて彼らは得体の知れない生物に遭遇し…

 年末から正月にかけて、DOOMに続いてB級っぽいホラー作品を鑑賞。そういえばこの時期って深夜放送でこういう映画を見るのが恒例だったなぁって懐かしい。密室ホラーってのと、ある意味ゾンビものってのが非常に酷似した2本だけど、面白さって点で考えるとDOOMの方が格上であった。

 この映画って、洞窟に入った目的ってのがイマイチなのが第一の乗り切れなかった原因。怪物もはっきり見せてくれなかったのが、70年代の映画のようだ。唯一面白かったのは、彼らがプロのケイブダイバーであり、救助を依頼するのも自力で脱出するのも一緒だと考えて行動するあたり。でもプロだったら、地上チームも設営して常に連絡を取りながら駒をすすめていくもんじゃないかなぁ、なんて突っ込みたくもなったのだが。

 怪物の見せ方からラストのオチまで、あらゆる意味で70年代を思わせてくれる。頑張ってつけた邦題(?)も含めて、年末年始にカウチポテトしながら見るにはぴったりの映画です。

ブルース・ハント監督。2005年アメリカ=ドイツ合作。

2012年5月

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