東京タワー オカンとボクと、時々、オトン (2007)
1960年代の筑豊。乱暴者のオトン(小林薫)の元を出たオカン(内田也哉子・樹木希林)とボク(オダギリジョー・谷端奏人・田中祥平・冨浦智嗣)は二人暮らし。女手一つで育てられたボクは東京の美術大学に入り、怠惰な生活をおくる。どうにか卒業したボクはふくらんだ借金を返す決意をするのだったが…
リリー・フランキーのベストセラー小説を映画化。日本アカデミー賞作品賞をはじめ、主要な賞をとった話題作。なるほど男なら郷愁を呼びそうなストーリーだけど、思ったほど感情移入できなかったのはすっかり固定イメージが出来上がってしまっている樹木希林が主演のあたりかもしれない。初共演というか、実娘の内田也哉子と二人一役を演じるのは雰囲気ばっちりだったし、内田也哉子も存在感抜群で良かったのだが。
本当に時々出てくるオトンもいい味出してますね。突然キレる親父ってのも、ある意味懐かしい。この二人(三人)にとって、異国の地の東京、そして東京タワーってのは一体何だったんだろう?
松岡錠司監督。2007年日本映画。

