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2008年6月

2008年6月30日 (月)

サイレントヒル (2006)

サイレントヒル ローズ(ラダ・ミッチェル)の娘シャロン(ジョデル・フェルランド)は奇怪な悪夢に悩まされて夢遊病となる。彼女の悪夢に出てくる町「サイレントヒル」が実在することを知ったローズは、彼女を救うために町へ向かうのだったが…

 コナミのホラーゲームを映画化。正に悪夢の映画化といった内容で、見ている方も迷宮に迷い込んでわけわからない体験を登場人物たちと一緒にするという感じ。さながら原作のビデオゲームもこんな感じなのだろう。

 子供の頃に見た、鉄球が飛んできて中からドリルが飛び出し、頭にぐりぐりと刺さる映画を思い出した。あの映画って、そのシーンしか覚えてないんですよね。この映画も30年ぐらいたったら、あの悪夢のような地下迷宮しか思い出せないような気がする。

クリストフ・ガンズ監督。2006年アメリカ=日本=カナダ=フランス合作。

2008年6月26日 (木)

ブラッド・ダイヤモンド (2006)

ブラッドダイヤモンド アフリカのシエラレオネでダイヤの密輸業者を営むダニー(レオナルド・ディカプリオ)は、反政府組織のRUFに強制連行され働かされていた男ソロモン(ジャイモン・フンスー)に投獄中に出会う。彼が巨大なピンク・ダイヤモンドを隠していることを知ったダニーは、組織に連れ去られたソロモンの家族を助けるためにダイヤが必要だと諭す。知り合ったジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)にも、ダイヤのシンジケートを明かすことをエサに密輸に手を貸すことを迫るのだったが…

 ゲリラや反政府組織の資金源になっているという、通称ブラッド・ダイヤモンドを背景にした社会派アクション。ディカプリオはすっかりアウトローの役が似合うようになって、雰囲気満点。ジェニファー・コネリーもいい感じに歳とってると思う。家族思いのソロモンが、長男を助け出すシーンなんかもじーんときた。遠く離れたアフリカの物語ながら、他人事とは思えないって気持ちにさせてくれるのが映画のマジックかも。

 こういう映画を見ていると、日本ってつくづく平和で恵まれてるんだなという気持ちにさせられます。ただしダイヤモンド業界にとっては、イメージ悪くマイナスの映画でしょうね。

エドワード・ズウィック監督。2006年アメリカ映画。

2008年6月24日 (火)

GOAL!2 (2007)

GOAL!2 前作でイギリスのチーム:ニューカッスルで華々しいデビューを飾ったサンティアゴ(クノ・ベッカー)にスペインリーグのレアル・マドリードへの移籍が舞い込んで来る。恋人を英国に残し、単身スペインへ乗り込んだサンティアゴだったが、実の母と弟が現れ…

 タイトルでわかるとおりシリーズ第2作。今回は舞台をスペインリーグへ移し、現役の選手(当時:デヴィッド・ベッカム、ジネディーヌ・ジダン他)も実名で登場するなど豪華な作り。とはいってもどん底からはい上がって行くサクセスストーリーだった「ゴール!」ほどは盛り上がらないってのはストーリー的にはいたしかたないことかも。

 とはいっても、突然お金持ちになっても恋人を大切にしたり家族に苦悩したりと、ドラマティックな展開は退屈せずに見ることができる。突っ走って、挫折して、返り咲いてというスポ根の王道を行く展開に少々苦笑させられる部分もあったけど、波瀾万丈の物語はこの後どうなるんだろうって気になります。3部作だそうなので、完結編が楽しみです。

ジャウム・コレット・セラ監督。2007年イギリス映画。

2008年6月23日 (月)

アルゼンチンババア (2007)

アルゼンチンババア 高校生のみつこ(堀北真希)は病気で母(手塚理美)を失い、おまけに父(役所広司)も行方不明になる。ところが半年後、町はずれの屋敷に住む風変わりなユリ(鈴木京香)通称アルゼンチンババアのところに父が身を寄せていることを知り…

 吉本ばななの小説を映画化。近所の石材店の窓にポスターが貼ってあって、ずっと気になっていた作品。現実離れした風変わりなストーリーで、家族の崩壊から再生が描かれているように見えて、実は一番のテーマになっているのは居心地の良さなんじゃないかと思えてくる。

 ユリの住む屋敷は汚くて臭くてどうしようもない場所らしいんだけど(残念ながら映画で臭いはわからないが)、結局はみんな、その居心地の良い空間にすっと入り込んでしまっている。見ているこちらも、あの屋敷に住んでみたいなんて気持ちにさせられてしまう。

 そういえば水中に母の墓標が沈んでいくのも、何とも気持ちの良いビジュアルである。母の死は悲しいが、こういう再生ってのはありなんじゃないかな、なんて気分になってきた。タンゴとフォルクローレのリズムも心地よいんだけど、何でアルゼンチンなのかは映画だけではちょっとわからなかったかな。

長尾直樹監督。2007年日本映画。

2008年6月22日 (日)

シマシマのiPodケースを使う

iPodケース 阪神タイガースバージョン
 iPodがデジタルオーディオの代名詞となって久しいんだけど、みんな同じモノを持っている中で個性を発揮したいってのは当然のこと。というわけでiPodのケースは実に様々なものが発売されているわけである。そんな中で、今回ご紹介するのはシマシマバージョンのiPodケース。対応機種は第3世代のiPod nanoで、デザインは3パターンある。デザインは違えどもカタチは同じなので、複数を用意すれば裏表のデザインを変えてセットすることもできるので、さらにバリエーションを楽しむことができるのだ。

iPodケース 阪神タイガースバージョン

 取り付けはカンタンで、ポリカーボネイド製のハードケース(ものすごく薄いが丈夫)なので本体を中に入れてパッチンとはめこむだけでOK。印刷のクオリティも高く、球団マークがくっきり鮮明なのが印象的。もちろんちょっとした衝撃や傷などからも本体を守ってくれる。

iPodケース 阪神タイガースバージョン
 付属品としてクリップが付くので、ベルトやポケットに引っかけられる他に、スタンドとして利用することも可能。3種類あるデザインで筆者のお気に入りなのは、六甲おろしの歌詞が入ったバージョン。一見、お経か何かに見えてしまうのだが(笑)、歌詞を覚えてない方がカンニング(?)するには便利かも。ちなみにJoshinの売り場に一日立ってると、六甲おろしは完璧マスターできてしまいます(笑)。

[:CD:] VOXPOP 阪神タイガースiPod nano3G用ハードケースの販売ページはこちら

2008年6月20日 (金)

西遊記 (2007)

西遊記 天竺にお経を取りに行く旅をする三蔵法師(深津絵里)、孫悟空(香取慎吾)、沙悟浄(内村光良)、猪八戒(伊藤淳史)。一行は立ち寄った虎の国では、国王夫婦は亀に変えられ、国民はやる気を失っていた。王女玲美(多部未華子)との約束で、この国を襲った妖怪金閣(鹿賀丈史)と銀閣(岸谷五朗)を倒す旅に出る一行だったが…

 人気テレビドラマの映画版(らしい)。三蔵法師は女性が演じるってのは、夏目雅子の影響で定番になっちゃったのかな。とはいっても深津絵里は可愛らしくこの役がぴったり。香取慎吾は演技というよりも勢いがあり、元気のいいところが見ていて気持ちいい。「カンフー・ハッスル」や「少林サッカー」あたりが好きだったら文句なく楽しめるだろう。めちゃめちゃ強そうに思えた金閣・銀閣との対決も、適度に気が抜けたゆるさ、コミカルさがいい感じで、結構長い時間戦っているのに飽きずに見ていられるのが凄い。

 テレビから出た作品だけど、間違いなく元気のある邦画の1本でしょう。金閣・銀閣が、鹿賀と岸谷だってのは実は最後まで気がつかなかった。ちょっともったいないメイクだったかも。

澤田鎌作監督。2007年日本映画。

2008年6月19日 (木)

ゲゲゲの鬼太郎 (2007)

ゲゲゲの鬼太郎 テーマパーク建設に伴い、不気味な妖怪が出没する事件が発生して、健太少年(内田流果)は妖怪ポストから鬼太郎(ウエンツ瑛士)に助けを求める。同じ頃、ねずみ男(大泉洋)は封印された妖怪石を手に入れるが…

 あの誰でも知っている水木しげるの怪奇マンガを実写映画化。当然、スクリーンは一大コスプレ大会になるわけだが、それを誰も彼もが楽しそうに演じていて一見の価値がある作品。大泉洋のねずみ男にはじまって、田中麗奈の猫娘なんて違和感まったくなし。間寛平の子泣き爺や、西田敏行の輪入道もいいですねぇ。さながら、テーマパークを流しているかのような雰囲気。後半の輪入道の機関車なんて乗ってみたくなります。

 ハーフのウエンツが鬼太郎を演じるってのも、逆に彼の持っている日本人離れした雰囲気が良い方向へ作用したかのような感じで良かったです。人間の娘(井上真央)に恋をするってストーリーも、ラストはちょっとはかなげで印象に残ります。アニメの実写化はイメージを崩すから嫌だという意見は多いのですが、私はこういうのは結構好きですねぇ。

本木克英監督。2007年日本映画。

2008年6月17日 (火)

ラストラブ (2007)

ラストラブ かつてニューヨークで活躍したジャズプレイヤーの阿川(田村正和)は、妻(高島礼子)の死をきっかけに帰国して娘の佐和(森迫永依)とひっそり暮らしている。ところが若い女性・結(伊東美咲)とニューヨークで再会したことから、再びジャズへの思いがよみがえり…

 良くも悪くも、田村正和を主演にど?んと据えたラブストーリー。というわけで、彼が好きか嫌いかがその評価のすべてになっちゃてるような映画です。田村のジャズメンってのが… う?ん、何なんだろう。バブル期のトレンディドラマ再来って感じです。こんな映画を見てると、かっこいいだけが人生じゃない、なんて思っちゃうのですが。

 子役の森迫永依がとっても可愛いのが印象的。妙に達観したところがあるのが、違和感なく演じられてるのがいいですね。

藤田明二監督。2007年日本映画。

2008年6月14日 (土)

パンを焼こう (4) スイッチオン、あとは待つだけ

パンを焼こう

 ケースに材料が入ったので、あとはホームベーカリーにセットして焼くだけである。ケースの取っ手を持ってベーカリーの中に入れ、ねじの部分を合わせて軽く回転させる。はめかたには若干のコツがあるのだが、慣れればすぐに「カチ」と音がしてケースが固定される。次にコースを選んでタイマーをセットする。例えば今回の「ふんわり食パン」コースだと、焼き上がるまでの時間は標準で3時間40分。結構時間がかかるなぁと思われるかもしれませんが、寝る前にセットして目覚めると焼き上がっていた…ってな使い方をすると時間はそんなに苦になりません。実際はタイマーで「7時間」にセットすると、7時間後に焼き上がるってなことになります。翌朝の起床時間よりちょっと早めに焼き上がるようにセットしておきましょう。ちなみに象印の私の持っている機種だと時間は10分刻みでセットできます。

パンを焼こう

 タイマーなしでセットすると、約20分ほど粉をねかせたあとに、羽根が回転して左の写真のようにこねはじめます。ガッガッガッとモーター音がするので、こねはじめはすぐにわかります。材料がもちのようになると、こねは終了。次の行程は発酵で、できあがった大きなおだんごが、2時間くらいかけてゆっくりゆっくり大きくなります。最後に焼きが入り、右の写真のように表面が徐々にきつね色になり、おいしそうな匂いが部屋にただよいます。

パンを焼こう

 焼きたてはケースがかなり熱くなっているので、取り出しには注意しましょう。さらにパンの底には羽根が入っているので、パンを抜くには少々力を入れる必要があります。ミトンを使えば楽でしょう。ナイフや包丁をケースに入れて外そうとすれば、ケースのコーティング(たぶんテフロン)をはがしてしまうかもしれないので要注意です。

 うまくケースから外したら、パンナイフでお好みの厚さにカットします。写真だけではわかりませんが、この時のおいしそうな匂いは絶品です。外はカリカリ、中はふんわりで、耳までおいしく食べられるパンです。さらに冷えてもおいしいのが手作りパンの特長。一度食べると、もう元へは戻れなくなってしまいます。

bread つづきはこちら
bread 前回のレポートはこちら
bread ホームベーカリーの販売ページはこちら
bread量るのが面倒なら、パンミックスも売ってます…

2008年6月13日 (金)

ナイトミュージアム (2006)

ナイトミュージアム バツイチのラリー(ベン・スティーラー)は、息子ニック(ジェイク・チェリー)の手前定職を持とうと決意して、博物館の夜警になる。ところがこの博物館、エジプトの秘宝の呪いで夜中に展示物たちが動き出すのだ。一晩で逃げだそうとしたラリーだったが、息子の励ましで逃げられなくなり…

 博物館の展示物が夜中に暴れるだけの映画…だと思ったら、意外とひねりがきいてて楽しむことができた。この手の映画では外せないロビン・ウィリアムズの登場と、単なるパニック映画ではなくて彼らを手名付けてしまう展開、そして本当の敵は人間だったなんて部分がとっても今風で良かったです。

 雰囲気的には「ジュマンジ」や「ザスーラ」に似てるんだけど、以前よりも物語に没入して見ることができたのは技術の進歩からか、あるいはキャラクターの良さかベン・スティーラーの芸達者さからなのか。もうちょっと上映時間が短かったら、博物館の大スクリーンで上映するアトラクション映画に向いているかもしれませんね。

ショーン・レヴィ監督。2006年アメリカ映画。

2008年6月12日 (木)

世界最速のインディアン (2005)

世界最速のインディアン 60年代のニュージーランドはインバカーギル。初老のバート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)は伝説のバイク・インディアンを改造する日々。その目標はアメリカのソルトフラッツで行われるスピード競技会で、世界記録を更新すること。やがて借金をして渡航費を手に入れたバートは貨物船でコックをしながらアメリカ目指して出発するのだが…

 伝説の男バート・マンローを描いた実話の映画化。当時からもハイテクが横行するアメリカで、タイヤをキッチンナイフで削り足に電気毛布をばらした石綿を巻いて(大丈夫か?)出場するバートが記録を打ち立てた記録が未だ破られてないなんて、やっぱ職人って凄いって気分にさせられます。

 競技会場にたどりつくまでのロードムービーがいいですね。古き良きアメリカがじわ?っと感じられる。記録に挑戦しに来たと豪語する老人に対する税関職員の優しさからはじまって、道中いい人ばかりでとってもいい気分にさせられる。

 インディアンが世界記録を打ち立てる映画かと思ったら、インディアンってバイクの名前だったんですね。まさにフルカウルに包まれていて、さらに自立できないところ、曲がろうとすると必ずぶっとんでいく直線大王なところも魅力的です。

ロジャー・ドナルドソン監督。2005年ニュージーランド=アメリカ合作。

2008年6月10日 (火)

犬神家の一族 (2006)

犬神家の一族 戦後間もない信州の那須。薬屋で巨万の富を築いた犬神佐兵衛(仲代達矢)が亡くなり、遺言状を古館弁護士(中村敦夫)が預かる。同時に探偵の金田一耕助(石坂浩二)も呼ばれるのだが、彼らの前で連続殺人事件が起こる…

 70年代に大ヒットした邦画を、同じく市川崑監督がセルフリメイク。なぜ同じ映画を撮る…なんて疑問が見る前はなくもなかったけど、最新の俳優と1回撮った映画だけに勝手がわかっているのかツボを得た演出で安心して見ていられるといったところか。オリジナルのテーマ曲を使っていたり、金田一を前回と同じ石坂が演じるなどリメイクにありがちな妙な違和感が一切なかったのが良かった。

 俳優陣も、当時同じポジションにいた島田陽子にかわって松嶋菜々子を起用、さらに犬神の3人の娘に富司純子、松坂慶子、萬田久子。金田一にからむ宿屋の女中に深田恭子など、なかなかツボを得た配役である。

 それにしても、これが横溝ワールドなのかもしれないけど、巨額な遺産を前にした一族のあさましさといったらこちらも現実離れした感じで、今見ると全然リアリティが感じられないのはマイナスである。さらにラストの「天から来た人みたいだ」発言が妙に浮いているのも印象的。でもまぁ、2時間楽しめたし犬神家ってこんな映画だったんだぁと懐かしい時間を過ごすことができたのは大きなプラスである。

市川崑監督。2006年日本映画。

2008年6月 9日 (月)

スパイ・ゾルゲ (2003)

スパイ・ゾルゲ 第2次世界大戦直前の東京。朝日新聞の記者 尾崎秀実(本木雅弘)と、ドイツの特派員ゾルゲ(イアン・グレン)が特高警察の吉河(椎名桔平)に逮捕される。実は彼らは国家機密をソ連に送り続けていたスパイだった…

 有名な「ゾルゲ事件」を篠田正浩が引退作品として製作・監督。物語は逮捕の瞬間からはじまり、ゾルゲと尾崎の出会い、そして彼らにからむ政治家・軍人・そして女たち(葉月里緒菜、小雪、夏川結衣)を中心に語られる。3時間を超える作品ながらストーリーがなかなか面白く、一気に見終わることができた。最近流行のデジタル合成により、当時の風景などもそつなく盛り込まれているのはよく出来ている。

 とはいっても、なぜスパイ?という説得力にイマイチパンチがなくて、だらだらっとした中で終わってしまったという部分もなくはない。ましてやあの時代に命をかけたスパイである。「戦争と人間」と同じ時代背景を持っている作品なので、見比べてみると面白いだろう。

篠田正浩監督。2003年日本映画。

2008年6月 7日 (土)

コンパクトデジカメの自分撮りに便利 Manfrottoの小型スタンドを使ってみた

Manfrotto modepocket

 三脚を持っていない時に、集合写真を撮りたくなったらどうしていますか? 家族で出かけている時でも、ここ一番という場所ではみんなでカメラにおさまりたいですね。通りがかりの人に「シャッター押して下さい」と言えるのは関西人だけなのだそうですが、oga.の場合はまわりをきょろきょろしてカメラを置ける場所を探して「置き撮り」なるものをよくやっています。でも、思ったとおりにぴたりとフレームを合わせるのは結構至難の業。カメラの下に10円玉を積んで角度をつけてみたりと、いろんなことは試してみましたが。

 そこでコンパクトデジカメ用の超小型三脚があるわけですが、この小型三脚に凝ってみよう…なんて思った方にぜひおすすめしたい、イタリアはマンフロット製のカメラ用小型スタンド MODEPOCKET(上写真)が入ってきたのでさっそく使ってみることにしました。

Manfrotto modepocket

 まずは手にしたのがこの赤と白のパッケージ。安っぽい紙箱に入っているってのが、いかにもヨーロッパって感じでそそられます。欧州では無駄な部分には一切金をかけないし、紙箱ってのがエコでもあるわけですね。でもこの赤と白のデザインセンスには一目置かなければなりません。折りたたんだ本体はこんなに小型で、手の中にすっぽりと入ってしまいます。でも50gという適度な重さがあるおかげで、小型カメラであれば安定して置くことができるのはさすがです。

Manfrotto modepocket

 取り付けはコインを使って、ねじで止めるだけ。よくある超小型三脚だと、閉じた状態だとカメラは自立しないのでかえって邪魔になったりするものですが、modepocketだと開いていても閉じていてもカメラがちゃんと自立するのが凄いです。しかも足の開き加減によりカメラの角度調整ができるので、ベンチやテーブルの上に置いても迎角の調整ができてちゃんと被写体をフレームの真ん中におさめてしまうことができます。

 なかなか便利なので、しばらくコンパクトカメラにつけっぱなしたまま使ってみようかと思ってます。さらに別のねじ穴が切ってあるので、そのまま大きな三脚に取り付けることができるってのも考えてありますね。

[:カメラ:] Manfrotto modepocketの販売ページはこちら
[:カメラ:] 普通のコンパクトデジカメ用三脚も売ってます

2008年6月 6日 (金)

御法度 (1999)

御法度 幕末の新撰組に加納惣三郎(松田龍平)と田代彪蔵(浅野忠信)という二人の剣士が入隊する。腕の立つ惣三郎だったが、その美少年ぶりから田代が衆道へと誘い込み、隊にも惣三郎に言い寄り心を惑わすものが続出。隊長の近藤勇(崔洋一)と土方歳三(ビートたけし)は頭を悩ませ、加納に女を教えようと山崎蒸(トミーズ雅)をつかわすのだったが…

 司馬遼太郎の「前髪の惣三郎」と「三条磧乱刃」を原作にした時代劇。大島渚監督だけに、ただの時代劇ではないと構えて見たんだけど、衆道ものだっただけにびっくり。とはいっても斎藤道三の衆道がごくごく一般的なものとして描かれた「国盗り物語」を昔読んだのを思い出して、こりゃ確かに司馬遼太郎の世界だと途中から妙に納得してしまった。

 現代でこそアブノーマルなものとしてとらえられがちな同性愛だけど、この映画の近藤や土方の反応を見ていると、この時代の方がずいぶんおおらかに受け入れられてたんだなぁとちょっと感心した。

松田龍平はこれがデビュー作だそうだけど、男を惑わす男として強烈な印象を残す。崔洋一の近藤隊長も、男ぶりが良くいい味を出してます。

大島渚監督。1999年日本映画。

2008年6月 5日 (木)

水の中のナイフ (1962)

水の中のナイフ アンドジェイ(レオン・ニェムチック)とクリスチナ(ヨランタ・ウメッカ)夫婦は、週末をヨットで過ごすためにドライブ。途中でヒッチハイクの青年(ズィグムント・マラノウィッチ)を乗せ、意気投合した彼らはヨットに乗り込むのだったが…

 ロマン・ポランスキー監督の長編第1作で、亡命前のポーランド映画。モノクロで登場人物はわずか3人、しかもヨットの上という閉鎖空間ながらも、真綿で絞めるかのような初期のポランスキー感覚が見て取れる面白い映画。何で夫婦はこの若者をヨットに乗せちまったんだろうってのが唯一納得できないところなんだけど、くたびれた夫婦にはこのくらいの刺激が必要だったってことなんでしょうか。

 何にしても、若者が落ちてからのアンドジェイのうろたえ方が象徴的。予想を反して本当に深刻な事件は何も起こらないんだけど、物語の前と後で夫婦は確実に変わっているというのが考えさせられます。

ロマン・ポランスキー監督。1962年ポーランド映画。

2008年6月 3日 (火)

MARCO 母をたずねて三千里 (1999)

MARCO 母をたずねて三千里 イタリアのジェノバに住むマルコ(声:樋口智恵子)の生活は苦しく、母アンナ(榊原るみ)はアルゼンチンへ出稼ぎに行く。ところが母からの手紙が途絶え、心配したマルコは南米への旅を決意する…

 エドモンド・デ・アミーチスの原作をアニメ映画化…というよりは、アニメ「世界名作劇場」でおなじみの「母をたずねて三千里」の再映画化。なつかしい…はずなんだけど、oga.としては船が出発するシーンしか記憶がない。しかも母との別れのシーンではなく、マルコが出発するシーンである。

 とはいってもこのストーリー、子供には理解できなかったのかもしれないけどよくできている。出発がイタリアのジェノバで旅をするのが南米だったというのが発見だし、ジェノバっ子の心意気というか、故郷を大事にする気持ちが何とも心地よい。マルコは家出するのかと思いきや、父親はしっかり「母さんのことはまかせた」と言ってるし、時に人を助け、助けられのエピソードも感動的である。マルコの家がなぜ貧乏かもちゃんとわかるし、わずか1時間半とはいえどもぎゅっと圧縮されたストーリーは見応えがある。

 間違いなく、大人が子供に見せたい映画でしょう。子供が理解するかどうかは定かではありませんが(笑)。

楠葉宏三監督。1999年日本映画。

2008年6月 2日 (月)

Gガール 破壊的な彼女 (2006)

Gガール 破壊的な彼女 もてないマット(ルーク・ウィルソン)が友人にそそのかされて地下鉄でジェニー(ユマ・サーマン)をナンパする。実は彼女は世間を騒がすスーパーウーマンのGガールだった。最初は楽しんでいたマットも、やがて彼女の嫉妬深い性格に嫌気がさしてきて、別れを切り出すのだったが…

 スーパーガールをユマ・サーマンが演じるってことである意味はまり役…なんだけど、事態はあらぬ方向へころころと転がっていき… 終わってみるとこれ、艶笑ものなんですね。ベッドでサンタナを流すセンスが、どうにもバカうけでありました。大女優の仲間入りしたはずのユマもこんなのに出てしかも思いっきり笑いをとってくれるんだから尊敬いたします。可愛いだけであんまり重要じゃない役柄かと思っていたハンナ(アンナ・ファリス)も後半大活躍。

 ところでうさん臭いベッドラム教授(エディ・イザード)って一体何だったんだろう。自称悪役なんだけど、どんな悪事をやったのかが全然わからないぞ。アイヴァン・ライトマンの映画ってちょっとした思いつきをぶわっと膨らませたような作品が多いですね。

アイヴァン・ライトマン監督。2006年アメリカ映画。

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