MARCO 母をたずねて三千里 (1999)
イタリアのジェノバに住むマルコ(声:樋口智恵子)の生活は苦しく、母アンナ(榊原るみ)はアルゼンチンへ出稼ぎに行く。ところが母からの手紙が途絶え、心配したマルコは南米への旅を決意する…
エドモンド・デ・アミーチスの原作をアニメ映画化…というよりは、アニメ「世界名作劇場」でおなじみの「母をたずねて三千里」の再映画化。なつかしい…はずなんだけど、oga.としては船が出発するシーンしか記憶がない。しかも母との別れのシーンではなく、マルコが出発するシーンである。
とはいってもこのストーリー、子供には理解できなかったのかもしれないけどよくできている。出発がイタリアのジェノバで旅をするのが南米だったというのが発見だし、ジェノバっ子の心意気というか、故郷を大事にする気持ちが何とも心地よい。マルコは家出するのかと思いきや、父親はしっかり「母さんのことはまかせた」と言ってるし、時に人を助け、助けられのエピソードも感動的である。マルコの家がなぜ貧乏かもちゃんとわかるし、わずか1時間半とはいえどもぎゅっと圧縮されたストーリーは見応えがある。
間違いなく、大人が子供に見せたい映画でしょう。子供が理解するかどうかは定かではありませんが(笑)。
楠葉宏三監督。1999年日本映画。

