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2008年9月

2008年9月30日 (火)

恋は突然に。 (2007)

恋は突然に。 結婚式を目前にして、婚約者に先立たれてしまったグレイ(ジェニファー・ガーナー)。ところが彼には元カノのモーリーン(ジュリエット・ルイス)との間に隠し子がいることがわかってしまう。失意のグレイは彼の友人のフリッツ(ティモシー・オリファント)たちを相談相手にするのだったが…

 主演の女優さんどっかで見たことが…と考えてたら、エレクトラのヒロインのジェニファー・ガーナーだったんですね。私の中ではアクション女優がすり込まれている人だったのでわからなかった。でも彼女ってこういう普通の役をやると…本当に普通の女の人だ(笑)。等身大って言葉がぴったりで、すごく親しみを感じてしまった。

 ストーリーとしては、冒頭でサイテーの出会いをするフリッツが、結局は一番の相談相手になっちゃうところが面白い。ジュリエット・ルイスも久しぶりに見たけど、変わってないというかこういうふてくされたような役がよく似合います。

スザンナ・グラント監督。2006年アメリカ映画。

2008年9月29日 (月)

ホームセキュリティを試す (3) ソーラー警報器

ソーラー警報器1

 防犯ジャリをまいたので、次は窓用アラームの取り付けである。窓用アラームとは読んで字のごとく、窓を開けると、あるいは窓が割られるとけたたましく鳴り響くアラームのことである。それ自身には侵入を防ぐ力はないが、やはり大きな音をカットしてまで空き巣は入りたくないであろうし、防犯アラームがセットしてある家よりも無防備な家を狙いたい、というのは当然の心理である。よってアラームにはどちらかというと威嚇のためにステッカーが付いているものが多い。防犯ステッカーだけが貼ってあっても、意外と効果があるものである。

ソーラー警報器2
 ということで今回取り付けてみたのはヤザワから発売中のソーラースリム振動アラーム。ソーラーパネル付きで充電しながら動作してくれるので、面倒な電池交換がほとんど不要とのこと。実際は充電池が劣化してくるので完全なメンテナンスフリーではなかろうが、手間があまりかからないのは確かなようだ。

 侵入されそうな窓は我が家にはいくつかあるのだが、ソーラーということで南向きのよく日が当たる小窓に取り付けることにする。シャッターのない窓でいちおう格子は入っているのだが、プロの手にかかると格子なんて簡単に外されてしまうらしい。その裏の窓に、両面テープでぺたっと貼り付けてみた。外から見ると、うっすらと「警報装置作動中」の文字が見える。さりげなく存在を主張していていい感じである。

 このアラーム、窓が割れた時にだけ鳴動するのだそうだが、わが家の窓とは相性が良くないのかたまに開閉する時にも鳴ることがある。というわけで、スイッチは外出する時だけに入れるようにして使っている。防犯ステッカーが2枚おまけに付いていたので、こちらは別の窓に貼り付けて威嚇用として使っている。

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2008年9月26日 (金)

スコア (2001)

スコア レストランを経営するニック(ロバート・デ・ニーロ)は実は凄腕の金庫破りのプロ。なじみのブローカーであるマックス(マーロン・ブランド)に持ちかけられた仕事は、保税倉庫に価値が理解されずに保管されているお宝の強奪。内部情報に詳しいジャック(エドワード・ノートン)と組むことになるのだが、「仕事はひとりで」「地元では仕事をしない」という信条に反するので気が乗らない。やがって決行の日がやって来るが…

 正統派のクライムサスペンス、というわけで、往年のフィルムノワールを思い出させてくれるいい意味での小品。「オーシャンズ13」のあとで見ただけに、似たようなテーマながらもこれだけ渋く撮れるってのは面白いなぁと感心した。

 見所はやっぱりマーロン・ブランド(遺作らしいです)、ロバート・デ・ニーロ(最近大作には出ないですね)、エドワード・ノートン(ちんぴらを演じたら絶品)の競演。もちろん後者二人の間には、どんでん返しが用意されていないはずがない…というわけで、金庫破りの華麗なテクニックからラストの展開までは思いっきり楽しませていただきました。気になったのはタイトルが音楽映画と間違えそうなことぐらいかな。

フランク・オズ監督。2001年アメリカ映画。

2008年9月25日 (木)

最愛絶叫計画 (2006)

最愛絶叫計画 もてないけど王子様がやって来ることを夢見る少女ジュリア(アリソン・ハニガン)は恋愛請負人のヒッチのところで肉体改造を行い、いい女に変身する。かつてから思いを寄せていたグラント(トニー・コックス)と付き合うようになるのだが、元カノ(ソフィー・モンク)が登場して…

 タイトルからわかるように、ホラーのパロディ映画「絶叫計画」シリーズの1本のようだが、実際のタイトルは「DATE MOVIE」。しかしこんなエロくてグロくて下品で苦笑いしかできない(失礼)映画をデートで見たら、すべてがぶちこわしになるんじゃない…って心配になってくる。あ、劇場未公開なので、ビデオで見たらってことか。

 パロられてるのは「ブリジット・ジョーンズの日記」「ロード・オブ・ザ・リング」「キル・ビル」「プリティ・ウーマン」…あと何かあったかな? 恋愛映画はあんまり見てる方じゃないので、元ねたがわからないものが多い。かといって知ってたからって笑えるもんじゃないんだけど。

アーロン・セルツァー監督。2006年アメリカ映画。

2008年9月24日 (水)

ドラえもん のび太と緑の巨人伝 (2008)

ドラえもん のび太と緑の巨人伝 植物自動化液をかけて歩き回るようになった苗木。キー坊と名付けて、のび太(声:大原めぐみ)、ドラえもん(水田わさび)、しずかちゃん(かかずゆみ)らはかわいがっていたのだが、ある日みんなは巨大な渦に巻き込まれて緑の惑星に飛ばされてしまう。そこでは植物の姿をした宇宙人たちが地球の環境破壊に怒り、制裁を加えようとしていた…

 声優陣が変わってから第3弾のドラえもん映画なのだそうだ。原作はもちろん藤子・F・不二雄だが、ストーリーはオリジナル。主要メンバーが宇宙に飛ばされていくあたりは、こないだ見た「リトル・スターウォーズ」にそっくりなディテール。でも内容はエコロジー寄りにふられている上に、後半はパラレルワールドになっていてシュールな展開である。子供たちはちゃんと理解しているんだろうかと心配になったが、結構楽しんで見ていたようである。

 ドラえもん依存症ということで一時期叩かれたのび太くんだけど、映画版ではどれもなかなかしっかりしていて今回も頑張ってた。後半になると、ドラえもんの小道具が使えなくなる状況下でなんとかしなければならなくなるのがポイントですね。ゲストスターとして堀北真希、三宅裕司も声の出演をしています。

渡辺歩監督。2008年日本映画。

2008年9月22日 (月)

ファンタスティック・フォー 銀河の危機 (2007)

ファンタスティック・フォー 銀河の危機 超能力を持ってしまったヒーロー4人組・ファンタスティック・フォーのリード(ヨアン・グリフィズ)とスー(ジェシカ・アルバ)が結婚するという話題で世間は持ちきり。ところが結婚式の当日に、ニューヨークに宇宙からUFOが飛来して式をめちゃめちゃにしてしまう。かくして仲間のジョニー(クリス・エヴァンス)とベン(マイケル・チクリス)と一緒に、宇宙からやって来たシルバーサーファー(ダグ・ジョーンズ)と戦う羽目になるのだったが…

 シリーズ第2作、というわけで、余計な説明は省いていきなり結婚式の準備からスタートである。あれ、この二人ってそんなとこまでいってたっけとか、ジェシカ・アルバってえらいケバくなったなぁなんて思いながら見ていたら途中から舞台は宇宙・地上とびゅんびゅん飛びまくって忙しいことこの上ない。

 正に荒唐無稽としか言いようのないストーリーなんだけど、お互いの能力が入れ替わったりスーのお色気パートが入ってたりと、笑いのツボもちゃんと心得てるのは偉いと思う。かくして宇宙規模の戦いに物語は発展。これを大まじめに大作映画にしちゃうところが、いい意味でアメコミパワー全開である。

 ところでシルバーサーファーって何者だったんだろう。きちんと説明されないところが、それっぽくて良いとも言えるけど。

ティム・ストーリー監督。2007年アメリカ映画。

2008年9月21日 (日)

ホームセキュリティを試す (2) 防犯ジャリをまく

防犯ジャリ1

 近所に泥棒が入ったのをきっかけに我が家の防犯をやってみようと思い立ったのは前回書いたとおりだが、まず手をつけたのが防犯ジャリ。普通のジャリでも踏むとザクザクと音がして防犯になるそうだが、防犯ジャリに至ってはガラス素材を使ってより大きな音がするように作られたジャリなのだそうだ。

防犯ジャリ2 いざ封を切って見てみると、ジャリというと氷砂糖のような色カタチをしている。手に持つと意外と軽く、しかもびっくりするほど真っ白である。これをまくと雑草も生えないなんて書いてあるのだが、それは土も何もなしでこの防犯ジャリだけを敷き詰めた場合のことだろう。

 ということで、犬走りにまいていくことにする。実は犬走りのジャリというのは知らないうちに減っていくもので、ぼちぼち足さなければいけないかな、と思っていたところ。そこへこの真っ白な防犯ジャリをまいてみると、ごらんのようにあたり一面真っ白になってしまった。これはこれで面白いのだが、和風の家だとブラウンやブラウンミックスといった色を選んだ方がいいかもしれない。

防犯ジャリ3

 防犯ジャリの効果は抜群で、まいたあとは歩くと「ジャキ・ジャキ」という音がするようになった。見る人が見たら防犯ジャリだとわかるだろうから、防犯カメラと同じく泥棒に対する威嚇効果もあるのではないだろうか。

(つづく)

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2008年9月19日 (金)

沈黙の奪還 (2007)

沈黙の奪還 元CIAのエージェントのジャック・フォスター(スティーヴン・セガール)は娘アマンダ()と共に亡き妻の故郷ルーマニアを訪れる。ところが娘は何者かに誘拐され…

 沈黙シリーズの第12弾…だそうだ。もうどれがどれかはわからなくなっている、さながらアメリカのVシネマのようなシリーズである。娘の奪還物語ということでちょっとは期待したのだが、驚くほどの緊迫感と悲壮感のなさは驚異的でさえある。シュワちゃんの過去の映画「コマンドー」あたりと見比べてみるといいかもしれない。

 そういえばルーマニアロケって最近他の映画でも見たような気がするなぁ。流行ってるのかな?

ミヒャエル・クウシュ監督。2006年アメリカ映画。

2008年9月18日 (木)

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 (2007)

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 歴史学者のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、講義中にウィルキンソン(エド・ハリス)という男からリンカーン暗殺者の日記を持っていると知らされる。それによると、彼の祖先のトーマス・ゲイツが暗殺に荷担していたというのだが。汚名を晴らすために、元恋人のアビゲイル(ダイアン・クルーガー)、父親のパトリック(ジョン・ヴォイト)、ハッカーのライリー(ジャスティン・バーサ)たちと黄金都市を探すのだったが…

 大統領に代々伝わる秘密の本とか、パリの自由の女神に隠された文書、ラシュモア山の謎など、いわゆる史実にぶらさがったトンデモ話をいっぱい散りばめたアドベンチャー宝探し映画の第2弾。とはいっても謎のほうはベン・ゲイツが恐ろしいスピードでぱらぱらと説いていくので、観客はふり落とされないように見ているしかないってところかも。各エピソードに関しての詳細は、興味があったら後からネットででも調べてみるのが面白いかもしれません。

 ディズニー印の映画だけあって、アドベンチャーものにしては比較的ソフトな作りで安心して見ていられます。驚きの47ページの内容って、一体何なんでしょうね。実はビデオを巻き戻してまで見てしまったけど、よくわかりませんでした。

ジョン・タートルトーブ監督。2007年アメリカ映画。

2008年9月17日 (水)

ハタリ! (1962)

ハタリ! アフリカで動物園へ送る動物を捕まえるハンターのショーン(ジョン・ウェイン)、ポケッツ(レッド・バトンズ)、チップス(ジェラール・ブラン)たち。そこへ、イタリアのカメラマン・ダラス(エルザ・マルティネリ)が取材にやって来て同行することになるのだが…

 サイやキリンやカバやバッファローなど、野生動物たちをトラックとジープ、そしてロープで捕まえるハンターの姿を、いろんなエピソードと笑いやロマンスを交えて描いた娯楽編。ちょっとだけ物足りなかったのは、ストーリーらしいストーリーがないことだけど、アフリカ旅行をしている気分で見るのが正しい鑑賞法かもしれません。

 さすがにCGがない時代だけに、体当たりで撮影されたと思われる動物の捕獲シーンは迫力満点。このあたりはぜひ大画面で見たいところ。ジョン・ウェインのハンターってのもはまり役で、コメディパートを務めるポケッツや魅力的なダラスなど、キャラクターは申し分ありません。やっぱ盛り上げてくれるようなストーリーがほしかったかな。

ハワード・ホークス監督。1962年アメリカ映画。

2008年9月16日 (火)

ボーン・アルティメイタム (2007)

ボーン・アルティメイタム 記憶を失ったCIAの暗殺者ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、自分を陥れたトレッドストーン計画とそのアップグレードであるブラックブライアー計画について知る新聞記者のサイモン・ロス(パディ・コンシダイン)と密かに接触する。ところがロスは殺され、謎を追ってやって来たスペインのCIA支局で出会ったニッキー(ジュリア・スタイルズ)と共に追跡を逃れるのだったが…

 ロバート・ラドラム原作、ボーンシリーズの第3作にして完結編。上映時間がコンパクトな上に、ストーリーも非常にコンパクト。にもかかわらず、ロンドン・マドリッド・モロッコ・アメリカと世界を飛び回る展開は小気味よく、最近見たアクション映画の中では別格のおもしろさである。原作がいいんでしょうね。

 死んだ恋人のマリーを引きずるボーンだけに、ニッキーとの関係が微妙なところがまた良いです。彼女の笑顔で物語りを締めるあたりは、アメリカ映画というよりもヨーロッパ風のエスプリを感じます。

ポール・グリーングラス監督。2007年アメリカ映画。

2008年9月15日 (月)

オーシャンズ13 (2007)

オーシャンズ13 オーシャン(ジョージ・クルーニー)の仲間のルーベン(エリオット・グールド)はホテルの共同経営者のバンク(アル・パチーノ)に裏切られて体調を崩し、一時は危篤状態になる。復讐を誓ったオーシャンと仲間たち(ブラッド・ピット、マット・デイモン、バーニー・マック他)はバンクの経営するホテル兼カジノを破産させる計画をたてるのだったが…

 シリーズ第3作にして、メンバー13人。しかし本当に13人もいたのかが疑問。ジュリア・ロバーツが登場しないのが決定的だったかな。

 ストーリーもやや薄味になっちゃった感じで、AIシステムに守られた難攻不落のカジノを落とす…というわくわくしてくる内容にもかかわらず、意外とあっけない。まぁ何にせよ口八丁・手八丁はハイテクに勝るというわけで、すべてはころりと騙されてしまうあたりが楽しめるかどうかが鍵になりますね。個人的には、オンラインの人相書きを改ざんするあたりやシステムを騙すあたりは大いに楽しめたんだけど、全体的に何かわからない物足りなさを感じた、といったところです。

 たぶん、肝心な13人もいる(はず)のキャラクターが立ってない、というか主要な数人しか生かされてないあたりが不満だったってとこかな。反面、芸達者なアル・パチーノとか、ちょっと登場するだけで笑わせてくれるアンディ・ガルシアとか(ゴッドファーザーのコンビやん!)が頑張ってくれてはいましたが。

 スティーヴン・ソダーバーグ監督。2007年アメリカ映画。

2008年9月12日 (金)

恐怖のメロディ (1971)

恐怖のメロディ 地方局の人気DJのデイブ(クリント・イーストウッド)は、いつも「ミスティ」をリクエストしてくるファンの女性イヴリン(ジェシカ・ウォルター)に出会い、誘われるがままに一夜を共にする。ところが昔の恋人(ドナ・ミルズ)とよりを戻そうとした彼の前にイヴリンが再び現れ、その行動は常軌を逸してくる…

 クリント・イーストウッドの初監督作品。実は中学生の頃にテレビで見たことがあったのだが、ラブシーンばかりが印象に残って妙にねちこい映画だったという感想。ところが今回再見してみると、こりゃぁ今で言うストーカーを扱ったかなりテーマ的には世相を先取りした作品だということがわかった。しかもじわじわとコワイ。

 70年代初期のアメリカ映画だけに、妙に乾いた雰囲気も時代を感じさせてくれる。ちりちりとサスペンスを盛り上げていく、たたみかけるような演出はイーストウッド監督のルーツを感じさせてくれます。その割にラストが妙にあっけないのが、この頃の映画のお約束かな。

 ラストシーンは、私の記憶では断崖の底の川に浮かぶイヴリン…だったんだけど、今回見直してみるとものすごい絶壁の海岸だということがわかりました。あのビジュアルは強烈です。どうやって撮ったんでしょう?

クリント・イーストウッド監督。1971年アメリカ映画。

2008年9月11日 (木)

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ) (1985)

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ) 宇宙戦争の特撮ビデオを撮っていたすね夫(声:肝付兼太)、ジャイアン(たてかべ和也)、のび太(小原乃梨子)の3人だったが、ドジなのび太はすぐに仲間はずれにされる。気を取り直してドラえもん(大山のぶ代)、しずかちゃん(野村道子)とメルヘンビデオを撮り始めたのび太だったが、そこに宇宙人のパピ(潘恵子)がやって来て一同は本物の宇宙戦争に巻き込まれる…

 藤子不二雄原作、劇場版ドラえもんの第6作。タイトルからもわかるとおりスター・ウォーズのパロディ版なのだが、ドラえもん一行が操る空飛ぶ戦車軍団がなかなかかっこよくて面白い。これは子供が見たら、結構ハートをぐわっとつかまれる内容なんじゃないかと思います。宇宙人たちのサイズを一段小さくして、それに合わせてのび太たちもスモールライトで小さくなって入っていくというのがアイディアですね。

 ひとつだけひっかかったのが、武田鉄矢の主題歌。ちょっともの悲し過ぎて映画に合ってないような気が…

芝山努監督。1985年日本映画。

2008年9月 9日 (火)

TATARI 呪いの館 (2007)

TATARI 呪いの館 姉の死の謎を解くために、廃墟となった精神病院にやって来たアリエル(アマンダ・リゲッティ)。ところが「パフォメットの像」という悪魔の彫刻を手に入れるために、冷酷なデズモンド一味もやって来る。中に入った彼らは閉じ込められ、亡霊たちに襲いかかられるのだったが…

 見終わってから「やられた?」と思ってしまったのは、これは続編でありひとつ前に「TATARI」という正編があるってのを知ったこと。単純なびっくり箱ホラーだからあまり前後関係は気にしなくてもいいのかもしれないけど、物語でちょびっとだけ語られる姉の死に関しては知っていた方がより楽しめたのかな。

 81分の映画だけど、事件が片付くのが1時間10分あたりと、意外と短くてあっけないなってのが正直な感想。ショックシーンとスプラッティなシーンはそれなりに用意されているので、ダメな人はダメだと思います。悪魔の像ってアイディアは小粒だけど良かったかな…

ヴィクター・ガルシア監督。2007年アメリカ映画。

2008年9月 8日 (月)

ザ・ディフェンダー (2006)

ザ・ディフェンダー 元ボクシングのチャンピオンのウェインは、敵対するギャングが釈放されたことを知る。ボディガードとして雇ったのは元特殊部隊のフィリップ(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)だったが…

 ずいぶん久しぶりに見たジャン・クロード・ヴァン・ダム映画である。とはいっても劇場未公開であるだけあって、バリバリのB級アクション映画なのは予想したとおり。ヴァン・ダムといえば「タイムコップ」あたりでは面白い企画ものに出てたし、足がびゅっと開くアクションとか妙な特技が思い出されるんだけど、この作品ではひたすらサブマシンガンを撃ちまくる地味な役どころでした。

 しかし…敵対するギャングの怖?い雰囲気はよく出ていたと思うぞ。やっぱアクション映画は敵が強くなくっちゃね。

シェルドン・レティック監督。2006年アメリカ映画。

2008年9月 6日 (土)

ザ・シューター (2007)

ザ・シューター 元CIAのスナイパーのジェームズ(ウェズリー・スナイプス)は、イギリスでのテロリストの狙撃を依頼される。機転をきかせて狙撃に成功したジェームズだったが脱出に失敗。怪我をした上で心に傷を負った少女エミリー(イライザ・ベネット)にかくまわれるのだったが…

 タイトルは「シューター」だが、狙撃シーンはほんの一回限り。あとはカーアクションを交えながら、逃げろよ逃げろの脱出劇である。彼をかくまう少女エミリーがなかなか魅力的なんだけど、それ以上の見せ場に乏しいのが辛いところ。

 しかしスナイプスって、どう考えても一回見たら忘れられない顔しているだけに、隠れるとか潜伏するとかってストーリーには思いっきり無理があるような気がするのだが。変装してパスポート作ったとしても、誰が見てもスナイプスってわかるのが笑えるぞ。

ジョセフ・ラスナック監督。2007年アメリカ映画。

2008年9月 5日 (金)

シャフト (2000)

シャフト 型破りな刑事ジョン・シャフト(サミュエル・L・ジャクソン)はつまらない喧嘩で黒人を殺害したウォルター(クリスチャン・ベイル)を逮捕する。ところが富豪の父親のおかげで釈放されたあと、海外へ逃亡。本人は辞職を決意するのだったが…

 冒頭のテーマ曲から「おおっ」と思わされた。オリジナルの「黒いジャガー」とテーマ曲が同じやん、これは懐かしい。最近見た「犬神家の一族」でもそうだったけど、テーマ曲がそのままってのはリメイクの王道かもしれないですね。まったく出で立ちの違うサミュエルが、オリジナルのシャフトに見えてくるから不思議です。

 ダーティ・ハリーをはじめとする、はみだし刑事が幅をきかせていた時代のドラマだけに、シャフトの行動もなかなか八方破れ。それだけに、憎々しげなウォルターが生きており、冒頭からかなり気持ちよく見せてくれました。最近見た刑事ドラマの中では、かなり上位にランクされるかな。

ジョン・シングルトン監督。2000年アメリカ映画。

2008年9月 2日 (火)

ゾディアック (2006)

ゾディアック カリフォルニアでドライブデート中の男女が射殺される。通報者による犯行声明。そしてサンフランシスコ・クロニクル誌に「ゾディアック」と名乗る犯人から暗号文が届く。この暗号解読に取り憑かれたのが、同誌に勤めるコミック作家のグレイスミス(ジェイク・ギレンフォール)と記者エイブリー(ロバート・ダウニーJr)だった。

 実在の迷宮入り殺人事件をテーマに、事件に取りつかれた記者と漫画家を軸にした年代記。3時間近い上映時間の中で、事件発生から10年以上の年月が語られるのはさながら年代記といった趣きである。しかも事件の核心へは近づいては遠ざかりを繰り返し、いわゆる最初の劇場型犯罪をこうやって見る羽目になるってのはある意味犯人の思うつぼなんじゃないかなぁって中盤にふっと思わされた。

 暗号をテーマにしているのに、映画ではあまり暗号の核心へと入っていかないのが不満といえば不満かな。「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督なんだけど、あの「セブン」のような人の気分を逆なでするような居心地の悪さはなく、オーソドックスな演出でした。

デヴィッド・フィンチャー監督。2006年アメリカ映画。

2008年9月 1日 (月)

オール・ザ・キングスメン (2006)

オール・ザ・キングスメン 群の職員ウィリー・スターク(ショーン・ペン)は、小学校建設の汚職を摘発したことで逆に職を追われる羽目になる。ところが欠陥工事の事故で脚光をあびたウィリーは、知事選に出馬するのだったが…

 ロバート・ベン・ウォーレンのピューリッツァ賞をとった原作を映画化…というよりも、初期のアカデミー作品賞受賞作の再映画化といった方が映画ファンにはなじみが深いかもしれない。

 狂言回し役の新聞記者ジャック・バーテン(ジュード・ロウ)とウィリーが同じ車に乗ったシーンから映画は始まるのだが、これは彼が知事になった後。そして群の出納官だった過去にぴょーんと話が飛ぶ。つまり、使用前・使用後てなわけで、汚職にまみれる前後ってのがテーマなはずなんだけど、何だか映画にメリハリがなくてわかりにくいのが辛いところ。

 ただしさすがに芸達者なショーン・ペンを使っているだけあって、怒りの演説シーンなどは正に真骨頂である。このまんま突っ走っていたら良かったのにね…ってところだろう。

 アンソニー・ホプキンスやケイト・ウィンスレットなんかも出ているけど完全に脇にまわっちゃって印象が薄い。色をわざと抜いたかのようなざらついた画質は、昨今の流行か。

 最大の敗因は、政治家に汚職や収賄はつきものってわけで、ストーリーに昔ほど新鮮味を感じなくなったことかもしれません。

スティーヴン・ザイリアン監督。2006年アメリカ映画。

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