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2008年10月

2008年10月31日 (金)

タラデガ・ナイト オーバルの狼 (2006)

タラデガ・ナイト オーバルの狼 スピード狂のリッキー(ウィル・フェレル)はNASCARのレースで、ふがいないチームドライバーの代わりにアグレッシブな走りを見せ、一気に人気レーサーになる。ところがフランスからやって来たF1レーサー・ジャン・ジラール(サシャ・バロン・コーエン)に散々こけにされた上に、大クラッシュをして運転が怖くなってしまう…

 ウィル・フェレルがオーバルの狼?ってわけで冒頭は思いっきりミスキャストを思わせてくれたんだけど、大味な彼の持ち味がアメリカンレースとぴったりマッチして、さらにギャグのキレも良くて結構笑わせてくれました。内容的には同じNASCARを描いた「デイズ・オブ・サンダー」のコメディ版ってところで、アウトラインも何やらそっくりである。

 しかし仇役のジャン・ジラールがこれまた笑わせてくれます。ルパン三世みたいな風貌なんだけど、F1ドライバーをアメリカ人が見たらこういう風に見えるのかもって気がしてきます。たぶんフランス人が見たら、「洋画に出てくる間違った日本人」と同じような感想を持つんだろうけどね。

 ラストシーンは、どっちかというと「カーズ」を彷彿とさせてくれるようなオチなんだけど、「カーズ」の方が感動できるってのが…何だかなぁ。劇場未公開作品ですが、車好きなら一見の価値はあるかも。

アダム・マッケイ監督。2006年アメリカ映画。

2008年10月30日 (木)

コヨーテ・アグリー (2000)

コヨーテ・アグリー シンガー・ソングライターを夢見るヴァイオレット(パイパー・ペラーボ)は、二人暮らししていた父(ジョン・グッドマン)を故郷に残してニューヨークへ出る。ところが生活に困った彼女は派手なパフォーマンスバー「コヨーテ・アグリー」で働くことになり…

 いわゆるアメリカン・サクセス・ストーリー青春編で妙に雰囲気が「フラッシュダンス」に似てるなぁと思ったら、どっちもプロデューサーがジェリー・ブラッカイマーだった。なるほど。彼の映画は血の気の多いアクションの方が目立ってるので、こういう世界があるのを忘れてました。

 それにしても…凄いバーだな。あのバーで自分の娘が働いていると思えば、そりゃ父親は心配でしょう。それだけにラストはなかなか太っ腹でかっこいいぞ、グッドマン。

 主演のパイパーはあの雰囲気は似合わないのに頑張ってるって感じがGoodですね。応援したくなります。バーのマダムのちょっとすれた感じもいいし、「私にはバーしかない」って台詞のあたりはぞくぞくしました。男性目線と親目線で見てしまったので、上記のような部分とノリの良さばかりが印象に残ったんですが、女性にとっては元気の出る映画でしょう。

デヴィッド・マクナリー監督。2000年アメリカ映画。

2008年10月28日 (火)

GO! GO! ガジェット (1999)

GO! GO! ガジェット 警官になることが夢の警備員のブラウン(マシュー・ブロデリック)はブレンダ博士(ジョエリー・フィッシャー)の研究所を襲った賊と戦って重傷を負い、GO!GO!ガジェットという全身武器…というか小道具(ガジェット)の改造人間として生まれ変わる。ところが彼女の研究を狙うスコレックスことDr.クロウ(ルパート・エヴェレット)はガジェットをつけ狙い…

 人気アニメの映画化ということで、とんでもないほどノリが軽いヒーローもの。なんせ主人公が瀕死の重傷から改造人間としてよみがえるのだが、悲壮感は一切なし。黙っておもちゃ箱のようになった自分の肉体を受け入れてしまうのである。こりゃ仮面ライダーよりも数段軽いぞ。この役をひゅうひゅうと楽しそうに演じるマシュー・ブロデリックって凄い。

 とはいってもすっとぼけた味で繰り出されるギャグの数々は結構笑える。子供と一緒に見るにはおすすめかな。ガジェットの乗る生意気な車はどうでもいいが、タケコプターみたいな装置は、実際にあるならちょっと欲しいぞ。

デヴィッド・ケロッグ監督。1999年アメリカ映画。

2008年10月27日 (月)

勇気あるもの (1994)

勇気あるもの 広告代理店に勤めるビル(ダニー・デヴィート)は、大切な商談に渋滞で遅れて会社をクビになる。失意の中で手に入れた次の仕事は、陸軍の訓練学校で生徒たちに座学を教えることだった。落ちこぼれの生徒たち(クリフ・ロバートソン、ジェームズ・レマー他)を前に戸惑うビルだったが、彼らが「ハムレット」に興味を示したことから事態は好転し…

 90年代のにおいがぷんぷんする、ちょっと元気が出る小品。「勇気あるもの」というタイトルから連想させられるバリバリの軍隊映画ではなく、舞台が陸軍学校というだけで普通の教師と生徒ものである。こないだ見た「フリーダムライターズ」とかぶるといえばかぶるのだが、こちらの方が切羽詰まったものがないだけに安心して見ていられる。生徒たちの置かれた境遇は似たり寄ったりではあるが。

 何よりも生徒たちが「ハムレット」をラップにして歌い踊るシーンは名場面。デヴィートが「平和の塔」にチャレンジする場面は、本当に頑張ったのかな? グレゴリー・ハインズの無口な教官という役柄もいいです。

 ペニー・マーシャル監督。1994年アメリカ映画。

2008年10月25日 (土)

ホームセキュリティを試す (5) 安価で確実な窓用アラーム

ELPA 窓用アラーム

 ヤザワのソーラーアラームに続けて窓用アラームの紹介は2回目。今回はELPAから発売中の窓用アラーム(写真)を取り付けてみることにしよう。この製品の特長は、とにかく安いこと。安いから性能はそれなり、というわけではなく、窓ガラスに衝撃があればきちんと鳴るし、窓の開閉くらいではまったく動作しない。信頼性の高さはなかなかのものである。コンパクトで取り付けやすいのも非常に良い。

ELPA 窓用アラーム

 付属品はボタン電池と両面テープのみ。準備としてはパッケージから取り出して、付属の電池をケースの下から入れる。よくあるカードリモコンと同じような電池ボックスだ。スイッチは前面にあり、動作中は赤いサインが見えるのでわかりやすい。構造が簡単で確実に動作するというわけで、安心させられる。

ELPA 窓用アラーム

 取り付けはこれまた付属の両面テープで窓ガラスに貼り付けるだけ。シールには警告メッセージが印刷されているので、外から見ると警報器が設置されているのが一目でわかるという寸法だ。

 実際に動作を試すには、10円玉などでガラスをコンコンと叩いたりひっかいてみたりすると良い。するとけたたましいブザー音が30秒間鳴動する。このELPAがすばらしいところは、今まで窓の開閉で一度も誤動作したことがないところだ。

 安価なので、例えば窓10枚ぐらいに一斉に取り付けたとしても懐が痛まないのが良い。普通はやばそうな窓にだけ警報器を取り付けるものだが、家中全部の窓に付けないと安心できないという場合は検討してみてはどうだろうか。衝撃検知以外にも、解放検知タイプもラインナップされているので必要に合わせて使い分けよう。

(つづく)

[:家:] 前回の記事はこちら
[:家:] ELPA 窓用アラームの販売ページ
[:家:] セキュリティグッズの販売ページはこちら

2008年10月24日 (金)

レストストップ デッドアヘッド (2006)

レストストップ デッドアヘッド ボーイフレンドのジェスと共に家出したニコール(ジェイミー・アレクサンダー)はハリウッドを目指す旅に出る。途中で立ち寄ったレストストップの汚いトイレを出たニコールは、ジェスが車ごと姿を消していることを知る。次の休憩所まで96キロあることを知ったニコールはトイレで彼が帰ってくるのを待つのだが、やがて黄色いピックアップに執拗に狙われる。

 「テキサス・チェーンソー」を連想させるホラーサスペンス。怖いというよりも、尋常ではないヒロインのいじめられ方に見ていて気分が悪くなるというのが正直な感想である。正に蛇の生殺しとはこのことで、目の前にかつての失踪者が現れてリンチされたり、助けに来た警官が目の前で殺されたり、これまた乗せてくれたキャンピングカーに異常者家族が乗っていたりとなんとも気が滅入る。

 結局のところ、アメリカの片田舎にはこういったサイコ野郎が蔓延しているので、近づかないほうがいいよ?というメッセージまで感じられる。何だか「エイリアン」を初めて見たあとで、宇宙って怖いところだなぁって思いっきり思わされたのを思い出します。それとも家出なんてするもんじゃない、という教訓的映画なんかな?

ジョン・シャイバン監督。2006年アメリカ映画。

2008年10月23日 (木)

ジョー・ブラックをよろしく (1998)

ジョー・ブラックをよろしく 会社社長のパリッシュ(アンソニー・ホプキンス)は、深夜に死神の声を聞く。パリッシュの娘で医者のスーザン(クレア・フォーラニ)はコーヒーショップで好青年(ブラッド・ピット)に出会い好意を抱くのだが、その直後に青年は事故死する。青年の姿で二人の前に姿を現したのは、パリッシュの枕元に立った声の主だった…

 いきなり大金持ちの大金流し込みのパーティ準備にびっくりさせられるのだが、そんな舞台に似合った生と死のドラマ。死神が青年の姿で現れるというシリアスなファンタジーものだが、無垢な感じのブラピと人生を黄昏を感じさせるホプキンスの競演でストーリーを無理なく見せてくれるのが凄い。

 ヒロインのクレア・フォーラニは知らない人だったが、医者の姿で出て来た時には妙に存在感があって印象に残った。不振に思いながらもブラピの死神と恋に落ちていくところは、これまた繊細な演技が光る。映画が3時間近い長尺で、ゆったりとじっくりと描き込まれるのもいい。

 結局、これって死を受け入れるための物語なんかな。死ぬ前にこうしてじっくりと身辺整理ができるのって、ある意味幸せなんかもしれない。

マーティン・ブレスト監督。1998年アメリカ映画。

2008年10月21日 (火)

リンガー! 替え玉選手権 (2005)

リンガー! 替え玉選手権 人のいいスティーヴ(スティーヴ・ノックスヴィル)は上司に昇進を願い出るが、その条件は管理人のスタヴィ(ルイス・アヴァロス)をリストラすること。スティーヴにそんなことができるわけがなく、結局自分の家の庭師として雇うことに。ところがスタヴィは芝刈り機で指を落とし、手術に大金が必要になる。仕方なく相談した叔父のゲイリー(ブライアン・コックス)のアドバイスは、知的障害者のふりをしてスペシャル・オリンピックに出場せよという罰当たりなものだったが…

 とことんいい人が、いい人ゆえにどんどん深みに落ち込んでいくという、一昔前だったらスティーヴ・マーティンあたりが得意としていた内容のコメディ。癖のあるスタヴィ、ゲイリーに加えて、なさけな系のスティーヴがいい味を出している。あの声で「指なんていらないんです」と言われたもんにゃ、やっぱスペシャルオリンピックに出てしまうかもしれない。ヒロインのリン(キャサリン・ハイグル)も爽やかで可愛い。

 障害者のふりをしてひともうけという毒のあるストーリーに果敢に挑んで、寸前のところでさらりとうまくまとめて最後は暖かい気持ちにさせてくれるのは製作のファレリー兄弟の成せる技か? 見事…です。

バリー・W・ブラウスタイン監督。2005年アメリカ映画。

2008年10月20日 (月)

恋とスフレと娘とわたし (2007)

恋とスフレと娘とわたし 洋菓子店を経営するダフネ(ダイアン・キートン)には、女手一つで育てた3人の娘(マンディ・ムーア、ガブリエル・マクト、パイパー・ペラーボ)がいた。男運が悪い末娘メイのために、ネットで花婿募集の公告を出すダフネだったが、母の差し金とは知らないメイはその男ジェイソン(トム・エヴェレット・スコット)と意気投合するのだったが…

 父と息子ものの映画は定番だけど、これは最近また増えてきた一卵性母娘の物語。女4人ということでここまであけすけに仲良くなれるのかと、ちょっと面食らったような内容。男の目としては、この彼女たちと恋愛関係に落ちたら何もかもばらされそうでちょっとコワいです。

 才女やキャリアウーマンのイメージが強かったダイアン・キートンはすっかりおばあちゃんになったなぁという印象。それでもばりばりとした仕切り屋+恋愛もちゃっかり現役という役柄はある意味凄いかも。それに比べて、娘たちの恋はイマイチ印象に残らなかったのは貫禄負け(笑)といったところか。やたらとおいしそうなスィーツの数々は、空腹で見るのはちょっと辛かったです。

マイケル・レーマン監督。2007年アメリカ映画。

2008年10月19日 (日)

カスペルスキー氏訪問(セキュリティソフト開発者)

カスペルスキー氏

 パソコンをインターネットにつなぐなら、というよりも、現在ではPCに必ず必要なのがウィルス対策ソフト。とりあえず一番安いのを買ってインストールして…なんて方も多いのではないかと思いますが、これだけネットが物騒な世の中だったらしっかりしたものを1本用意しておきたいもの。そこで登場するのが、ジャストシステムから発売中のカスペルスキー・アンチウィルス2009なのです。

 商品名のとおりロシアのカスペルスキー氏が作ったソフトで、パッケージは氏の顔写真入りのインパクトあるもの。店頭で一度見たら、忘れないですね。そのカスペルスキーさんが、本日Joshin web事務局を訪問してくれました。

カスペルスキー氏

 写真でもわかるとおりなかなか気さくな方で、昨年来日時はなんとJ&Pのお店で某球団のはっぴまで着てくれたとか。しかしその時にバースに間違われたのがトラウマ(?)とかで、今回は店舗の訪問はなし。ネットショップのJoshin webへ来ていただき、いろいろお話をうかがうことができました。

 かつては近くて遠い国だったロシアですが、今では開けてカスペルスキーさんの事務所も日本企業と同じビルに入っているらしい。ロシアのパソコン事情、ネットショッピングのこと、パソコンのセキュリティについて、そしてアンチウィルス2009がいかに強力かなど、短い時間でしたがいろいろ楽しいインタビューができました。

 インタビュー記事は近日中にJoshin webにて公開予定ですので、ご期待下さい。

[:PC:] カスペルスキー氏のウィルスソフトはこちらで販売中

2008年10月17日 (金)

ゴースト・ハウス (2007)

ゴースト・ハウス 娘のジェス(クリステン・スチュワート)が問題を起こしたことで、ノースダコタの田舎の一軒家に引っ越してきたソロモン一家。父のロイ(ディラン・マクダーモット)はここでひまわりの栽培をはじめようとする。ところが口のきけない弟のベン(エヴァン・ターナー)はこの家に何者かがいることを感じるのだったが…

 いわゆるお化け屋敷映画なんだけど、家はそんなに大きいわけでもなく昼間でも幽霊は出る。じわじわと恐怖を盛り上げる手法は、「呪怨」あたりとそっくりで、いわゆるハリウッド風のホラー映画とは違う。このあたりはアジア系のパン兄弟が監督していることや、日本通のサム・ライミがプロデュースしているあたりと深く関係してるんだと思う。意外と人が死ぬシーンがなく、後味は悪くないホラーになっている。

 主演のクリステン・スチュワートのきりっとした顔立ちが印象的。反対に、もっちゃりしたディラン・マクダーモットも特長のある顔で記憶に残る。母親役で懐かしいペネロープ・アン・ミラーも出てます。

オキサイド・パン、ダニー・パン共同監督。2007年アメリカ=カナダ合作。

2008年10月16日 (木)

僕たちのアナ・バナナ (2000)

僕たちのアナ・バナナ ユダヤ教のラビ・ジェイク(ベン・スティーラー)とカトリックの神父のブライアン(エドワード・ノートン)は大親友。ところが二人の幼なじみながらも小さい頃に引っ越していったアナ(ジェナ・エルフマン)と再会して、美しく育った彼女に思いを寄せる二人だったが、立場上彼女とは恋愛できない二人は微妙な三角関係に陥り…

 エドワード・ノートンの初監督作品。どろどろ恋愛映画になりそうなストーリーをこれだけさっぱりさわやかにまとめるあたりは、エドワードの成せる技なんかなぁ。もっとも劇中のブライアンはちょっといい人過ぎるような気もしたけど、彼のキャラクターに合っているつうたら合ってるんだよな。

 幼い頃の3人を演じた子役たちが、主演の3人にそっくりなのがいい。特にアナを演じた女の子。主演女優さんを知らなかったので、このおてんばがどんな風に育つのかなと思ったら、そのまんま大きくなってたのには笑えた。

 結局のところ、登場人物たちがみんな無理なくいい人なのが爽やかさと感動を呼ぶんだろうね。宗教がらみの紛争も、個人レベルではこんな風に片付けばいいという願望があるんかな。

エドワード・ノートン監督。2000年アメリカ映画。

2008年10月14日 (火)

鉄板英雄伝説 (2007)

鉄板英雄伝説 ルーブル美術館で育ったルーシー(ジャイマ・メイズ)、メキシコの孤児エドワード(カル・ベン)、ハイジャックから奇跡の生還をしたスーザン(フォーネ・チェンバース)、超能力コミュニティに通うピーター(アダム・キャンベル)の4人は、偶然に手に入れたチケットでチョコレート工場に招待される。ところがチョコレートの材料にされかかり、逃げた先はクローゼットの奥に広がるグナルニア国だった…

 EPIC MOVIEというタイトルからわかるとおり大作映画のパロディ編。「最終絶叫計画」や「最愛絶叫計画」のスタッフよ再び…ということらしいが、相変わらず脈絡なく有名映画をパッチワークしたストーリーやお色気+お下品なギャグの数々は健在で、まじめに見ていると疲れること疲れること。今回は大作映画ということで、元ネタをほとんど見ていたにもかかわらず、ほとんど笑えないってのがカルトとなりうる映画なんじゃないかと思われてくる。

 救いといえば、主演のジェイマ・メイズがなかなか可愛いのにかかわらずこの役に大まじめに取り組んでいることぐらいか。思わず頑張れ?と声援をかけたくなってくる。ところでこの邦題、何で鉄板英雄伝説なんだろう?

ジェイソン・フリードバーグ、アーロン・セルツァー共同監督。2007年アメリカ映画。

2008年10月11日 (土)

ホームセキュリティを試す (4) サムターン回し防止

サムターン回し防止

 防犯ジャリ、窓用アラームときたので、今回はちょっと目先を変えてサムターンガードである。サムターンとはドアの内側からかける鍵で、指でくるっと回すもの。鍵が不要なのでお手軽なんだけど、泥棒にとっては郵便受けやドアの隙間から針金を入れてサムターンに引っかけ、簡単にかちゃっと開けてしまうらしい。スリもそうだが、凡人の感覚では理解できない器用なやつはいるもんである。もっとまともな事にその特技を利用すればいいものを…

サムターン回し防止2

 というわけで、今回取り付けてみたのが写真のサムターンガード。要するにサムターンの外側にプラスチックのカバーを貼り付けるだけのものだが、これがあると針金をひっかける難易度がぐぐっと上がるというシロモノだ。取り付けは至って簡単で、サムターンガードの裏側のはく離紙をはがして貼り付けるだけ。もちろんサムターン回しの技術を持った人間が身近にいない(笑)のでどれくらい効果があるか試すことはできないが、気分的にはかなりいい感じである。

 難点としてはサムターンが回しにくくなる(慣れればどうってことないが)、サイズをきちんと測ってから買わないと取り付けられない場合がある(勝手口のサムターンは、小さい上に取り付けシロがなくて無理だった)ってことぐらいか。それでも安価だしお手軽なので、気になったらひとつ貼り付けておいてはいかがだろうか。

[:家:] つづきはこちら
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[:家:] ノムラテック サムターンガードの販売ページ
[:家:] セキュリティグッズの販売ページはこちら

2008年10月10日 (金)

フーリガン (2005)

フーリガン ルームメイトの罪をかぶってハーバードを退学になったマット(イライジャ・ウッド)は、姉シャノン(クレア・フォーラニ)の住むロンドンを訪れる。そこで出会った義弟のピート(チャーリー・ハナム)はフットボールチームのウェストハム・ユナイテッドのサポーターのカリスマリーダーだった。やがてサポーター間の乱闘に巻き込まれたマットは、仲間たちに迎え入れられるのだったが…

 フーリガン…いわゆるファームと呼ばれる熱狂的ファンを描いた物語。本来は彼らにとって嫌われ者だったヤンク(アメリカ人)でありながらも、乱闘に参加したことで受け入れられて暴力に目覚めて(?)、ところがジャーナリズム専攻だったがためにスパイと疑われて…と、イギリス映画の雰囲気を持ちながらも2転、3転するストーリーのおもしろさはアメリカ映画譲りである。

 大乱闘をやらかすフーリガンだけど、戦う武器は拳かせいぜい棍棒ってのが、ある意味自制ができていて偉いんじゃないかと思ってしまった。それでも悲劇が起こるときには起こるわけなんですけど。くしゃっとつぶれたかと思ったら、勢いづいてアメリカへ帰ったマットの結末はハッピーエンドと見ていいのかな? イライジャ・ウッドって、すっかり性格俳優になっちゃったような気がします。

レクシー・アレクサンダー監督。2005年アメリカ=イギリス合作。

2008年10月 9日 (木)

主人公は僕だった (2006)

主人公は僕だった 国税庁に勤めるハロルド(ウィル・フェレル)は毎日を時計のように正確な行動で刻む男。ところがある日、自分の行動を語る声が頭の中に響きだした。しかも自分の死を予告するフレーズまで飛び出したので、文学者のヒルバート教授(ダスティン・ホフマン)に相談する。さらにパン屋を経営するアナ・パスカル(マギー・ギレンフォール)と仲良くなるのだったが…

 ザック・ヘルム脚本、自分がある小説の主人公だったら…というifをふくらませていった摩訶不思議なストーリー。でも小説と現実がなぜリンクしているかの理論的な説明は一切なしなので、いわゆるファンタジーとして見るのが正しいだろう。ちなみにこの小説を書いてる作家はエマ・トンプソン、その助手がクイーン・ラティファという陣容である。久しぶりに見たエマ・トンプソンってこういう病的なキャラだったかなぁってちょっと意外。いい味を出してましたが。

 ウィル・フェレルのうざったさ(失礼)はいつもどおりなんだけど、今回出色だったのがアナ・パスカルを演じるマギー・ギレンフォール。片腕にタトゥの入った姿はちょっとひくものがあったけど、この彼女がストーリーが進むに連れて魅力的になっていくんですよね。結局、この映画の登場人物ってのがみんな第一印象と実際が違う…ってわけで、人は見かけによらないものだと思わせてくれました。

マーク・フォースター監督。2006年アメリカ映画。

2008年10月 8日 (水)

フリーダム・ライターズ (2007)

フリーダム・ライターズ ロス暴動後、治安の悪化したウィルソン高校に赴任してきた国語教師のエリン・グルーウェル(ヒラリー・スワンク)。彼女は教育の現場から荒廃を救おうという理想を持っているが、人種対立による暴力や殺人がはびこる学校は想像を絶した状態。彼女は生徒たちにノートを渡し、日記を書くようにすすめるのだったが…

 実話を元にしたエリン・グルーウェルのベストセラーの映画化。洋画にしては珍しい泣ける学園もの。殺人とドラッグ、人種対立がはびこる学園ってテーマはさすがに重く、本当に日記を書くだけで心が開くんだろうかと斜めに構えてみてしまった。まさにペンは剣よりも強しを地でいったような物語である。

 冒頭、教室でずっとニコニコしているエリンは確かにかんに障る。新任教師の勘違いってことだろうけど、このあたりの描き方はさすがにうまい。その彼女のニコニコが消えてから物語が動き出すのである。アウシュビッツとこの学園の関連ってのはよくわからないと思ったんだけど、「教えてもらっていない」ってことが重要だったてことなんでしょうね。関係者を学校にまで呼ぶパワーは凄いと思った。

 国語教師役でイメルダ・スタントンが出てるけど、ハリポタで意識するようになってから彼女っていろんなところに出てるんだと感心した。他にパトリック・デンプシー、スコット・グレン、マリオ、エイプリル・リー・エルナンデスなどが出演。

リチャード・ラグラヴェネーズ監督。2007年アメリカ映画。

2008年10月 7日 (火)

恋におちたシェイクスピア (1998)

恋におちたシェイクスピア 16世紀のロンドンには2つの芝居小屋が競っていた。劇作家のシェイクスピア(ジョセフ・ファインズ)はスランプだったが、芝居のオーディションに来たトマス・ケント(グウィネス・パルトロー)と貴族の娘ヴァイオラにインスピレーションを得て新作を書き始める。ヴァイオラと恋に落ちるシェイクスピアだったが、彼女には婚約者(コリン・ファース)がおり…

 いわゆる「ロミオとジュリエットができるまで」の物語であり、市井の人々と役者、劇作家、貴族、そして女王(ジュディ・デンチ)たちが比較的こじんまりとした世界にまとまっているのが印象的。ジュディ・デンチの髪型は強烈で夢に出て来そうだが、さすがに名優だけあってその存在感はぴかいちである(アカデミー助演賞)。

 グウィネス・パルトローは綺麗で可愛くて清楚で激しくてこの作品では光り輝いている。逆にシェイクスピアは線が細くてかなりイメージと違うのだが、若かりし日ということでこういうのもありかなぁという気がする。ひとつだけ難点があるとすれば、グウィネス・パルトローの男装。誰が見てもすぐわかりそうなものを…

ジョン・マッデン監督。1998年アメリカ映画。

2008年10月 3日 (金)

愛と追憶の日々 (1983)

愛と追憶の日々 夫に先立たれたオーロラ(シャーリー・マクレーン)は女手一つで娘のエマ(デブラ・ウィンガー)を育て上げる。エマはフラップ(ジェフ・ダニエルズ)と結婚し、オーロラは隣家の宇宙飛行士ギャレット(ジャック・ニコルソン)に心ひかれるのだったが…

 母娘の関係を30年にもわたって描いたドラマ。こじんまりとまとまっていて大河ドラマという雰囲気ではなく、移り変わっていく家族のカタチにおもいっきり時の流れを感じさせてくれる秀作。母と娘の関係が軸になっているんだけど、個人的にはラストのギャレットと子供たちの会話にじんときた。ただの脂ぎったおやじだったギャレットが光り輝く瞬間を見たような気がした。

 デブラ・ウィンガーも昔はそれほど意識してなかったんだけど、魅力的な女優さんですね。普通なんだけど知的な雰囲気があって、いい味を出している。激情型のシャーリー・マクレーンはお家芸といったところか。孫が生まれたのに素直に喜ばないところなんて、屈折具合は絶妙。他にも出番は少ないながらもジョン・リスゴーやダニー・デヴィートも出てます。

ジェームズ・L・ブルックス監督。1983年アメリカ映画。

2008年10月 2日 (木)

大災難 P.T.A. (1987)

大災難 P.T.A. 広告代理店に勤めるニール(スティーヴ・マーティン)は、感謝祭の休暇で家族の待つシカゴへ帰ろうとする。ところが雪で飛行機は欠航して空港に足止め。ひょんなことから、セールスマンのニール(ジョン・キャンディ)とレンタカーを借りて旅をすることになるのだったが…

 スティーヴ・マーティン全盛期(といっても日本ではぱっとしなかったが)に作られたコメディ。在りし日の太っちょキャンディ競演というわけで、ぼけと突っ込み…というよりも、迷惑男キャンディにひたすら耐えるお人好しのマーティン、という組み合わせは絶妙である。oga.が日本人ゆえにオリジナル脚本に込められたギャグで笑えないのが、とってももったいない気がする。

 今更ながらに80年代のマーティンを再見したけど、本当にいらいらさせられるほどいい人。それだけにラストシーンにはほろりとさせられます。ほんのワンシーンだけだけど、ケヴィン・ベーコンも出ています。なおタイトルのP.T.A.とは、原題のPlanes, Trains and Automobilesの略。二人が旅に使った乗り物のことですね。

ジョン・ヒューズ監督。1987年アメリカ映画。

2008年10月 1日 (水)

追跡者 (1998)

追跡者 元CIAのシェリダン(ウェズリー・スナイプス)が殺人容疑で逮捕され、捜査官のジェラード(トミー・リー・ジョーンズ)は彼を護送する任務を負う。ところが専用機が墜落して、ジェラードはシェリダンを密林に追うことになるのだったが…

 あのハリソン・フォードの「逃亡者」の捜査官ジェラードを主役にしたドロップアウト作品、なのだそうだが、逃亡者から5年後に作られた映画を10年後に見たわけで15年間のブランク。「逃亡者」を裏返しにしたストーリーだってことはわかるんだけどそれ以上は「逃亡者」と比較しては楽しめなかったことが悔やまれる。

 ストーリーはいかにも大作って作りで面白い。量産されるセガールやヴァン・ダムのアクション映画とあきらかに空気が違うのはどんなものなんだろうか? 逃げるシェリダンが陰謀に巻き込まれているのに加えて、飛行機の墜落シーン、意外な黒幕などなど見せ場はいっぱい。

 ロバート・ダウニー・Jr.やイレーヌ・ジャコブも出てます。もう一人、ビリー・ボブ・ソーントンも出てるんだと思ったらクレジットに載ってなかった。あのそっくりさんは誰なんだ!?

スチュアート・ベアード監督。1998年アメリカ映画。

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