フリーダム・ライターズ (2007)
ロス暴動後、治安の悪化したウィルソン高校に赴任してきた国語教師のエリン・グルーウェル(ヒラリー・スワンク)。彼女は教育の現場から荒廃を救おうという理想を持っているが、人種対立による暴力や殺人がはびこる学校は想像を絶した状態。彼女は生徒たちにノートを渡し、日記を書くようにすすめるのだったが…
実話を元にしたエリン・グルーウェルのベストセラーの映画化。洋画にしては珍しい泣ける学園もの。殺人とドラッグ、人種対立がはびこる学園ってテーマはさすがに重く、本当に日記を書くだけで心が開くんだろうかと斜めに構えてみてしまった。まさにペンは剣よりも強しを地でいったような物語である。
冒頭、教室でずっとニコニコしているエリンは確かにかんに障る。新任教師の勘違いってことだろうけど、このあたりの描き方はさすがにうまい。その彼女のニコニコが消えてから物語が動き出すのである。アウシュビッツとこの学園の関連ってのはよくわからないと思ったんだけど、「教えてもらっていない」ってことが重要だったてことなんでしょうね。関係者を学校にまで呼ぶパワーは凄いと思った。
国語教師役でイメルダ・スタントンが出てるけど、ハリポタで意識するようになってから彼女っていろんなところに出てるんだと感心した。他にパトリック・デンプシー、スコット・グレン、マリオ、エイプリル・リー・エルナンデスなどが出演。
リチャード・ラグラヴェネーズ監督。2007年アメリカ映画。

