サマータイムマシン・ブルース (2005)
田舎のとある大学のSF研究会のメンバー5人(瑛太、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ、永野宗典)は、何をするとはなく野球をやって夏休みを過ごし、それを撮影している写真部の女性二人(上野樹里、真木よう子)。ところが突然彼らの前にタイムマシンらしき物体が現れ、その効果を試すために彼らは昨日壊れたエアコンのリモコンを壊れる前に回収しにいこうということになるのだが…
本編と関係ない台詞だらけで、非常にタルいすべり出し。いわゆるただ集うだけの文化系の部活の無駄話をえんえんと聞かされるだけの映画かと思いきや、タイムマシンが登場してからお話が混沌としてがぜん面白くなってくる。要するにタイムパラドックスものだったわけね。そうなると前のシーンにタイムトラベルのシーンがかぶっているんじゃないかとか、再見して確認したくなってしまいます。面白い作りです。
こういった物語はルール(タイムトラベルの制限)がひとつのポイントになるわけだけど、1日単位でしか行ったり来たりできないという部分と、最大99年までという制限が秀逸ですね。しかも99年前のこの町は沼だったので、行ってしまうと沈没する(笑)ってのも面白い。
一番面白いのは、こんなものすごいマシンを目の前にしながらも、クーラーのリモコンを取りに行くことぐらいしか思いつかない彼らのバカさ加減。私なら、未来へ行って超ハイテクエアコンを1台調達してくるに違いない(むむ、こちらもセコいか)。待てよ、そんなことすると、タイムパラドックスにはまりこんで世界が消滅してしまうかもしれないかな。
本広克行監督。2005年日本映画。




















