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2008年12月

2008年12月31日 (水)

必見?必聴? しゃべるトップページ

しゃべるトップページ

 今年もあと8時間とちょっと…なんだけど、Joshin webのスタッフは最後の追い込みでばりばりと仕事やってます。今回の話題は、しゃべるホームページ。ただうるさいだけ…なんて思っている方もおられるかもしれませんが、実際組み込んでみると結構楽しいページになりましたのでぜひ見に(聴きに)来てやって下さい。

 面白いのはこのページ、一般的なブラウザーで一般的に音が鳴るパソコンだったら、特にソフトをインストールしなくてもカーソルを合わせるだけでぺらぺらしゃべりまくってくれるところ。まだ試験運用中で対応はトップページだけで正月明けには撤去するつもりですが、評判が良かったら常設するかも。ぜひ使ってみて下さい。

[:聞き耳を立てる:] Joshin webのトップページはこちら

2008年12月30日 (火)

ベビーシッター・アドベンチャー (1987)

ベビーシッター・アドベンチャー 恋人(ブラッドレー・ホワイトフォード)にデートをすっぽかされた17才の女の子(エリザベス・シュー)が、仕方がないからと引き受けたベビーシッターのバイト。しかし彼女の友人(ペネロープ・アン・ミラー)が家出したとの電話を受けて、ほっておけずに悪ガキ3人(キース・クーガン、マイア・ブリュートン、アンソニー・ラップ)を連れて車を出したクリスだったが・・・

 レッカー車のいかつい修理工にはじまり、車泥棒の一団やら黒人バンドたちやらにからまれての少年少女の一夜のアドベンチャー。わりとこじんまりとまとまったTVサイズの青春コメディ。怖いの大好きの小さな女の子がなかなか笑いを誘ってくれる。

クリス・コロンバス監督。1987年アメリカ映画。

2008年12月28日 (日)

悪名桜 (1966)

悪名桜 大阪でやきとり屋を営む元やくざの朝吉(勝新太郎)と、その子分清次(田宮二郎)が活躍する悪名シリーズの第12作。対立する暴力団と、その間に挟まれて潰されていくひとりの若者をメインに描く。

 どっしりと座った朝吉とぴょんぴょん飛びまわる清次の関係がとてもホットで、キャラの魅力抜群だなと見ていて感心することしきりだったんだけど、何だか朝吉の押掛け女房役の市原悦子さんが浮いている感じでがっかり。

 TVの時代劇なんかと同じ展開なので、このシリーズも何本も見ているとマンネリ化するんでしょうが、あまり知らない私はたっぷり楽しむことができました。

田中徳三監督。1966年日本映画。

2008年12月27日 (土)

足ながおじさん (1955)

足ながおじさん 富豪の3代目のベンドルトン(フレッド・アステア)は、仕事を秘書にまかせて自由気ままにやっているが、フランスの孤児院でみつけた少女(レスリー・キャロン)に一目惚れ。彼女をアメリカの大学へ匿名で入れてやる。有名な童話を、音楽を交えて楽しく描く。

 汗も涙も知らない富豪が、またまたその上に幸せを手に入れるなんてなんてアメリカ的なおおらかさなんだと思ってしまいました。まあ、この作品は少女の目で見るのが正しいんでしょうけど。

 しかし、数々のダンスシーンは理屈抜きに楽しめます。余談だけど、レスリー・キャロンとナスターシャ・キンスキーっておんなじ体形やなあ!?

ジーン・ネグレスコ監督。1955年アメリカ映画。

2008年12月26日 (金)

ザ・コップ (1987)

ザ・コップ ある女性の惨殺事件から、ジェームズ・ウッズ演じる刑事は過去の美女殺人事件を関連づけて連続殺人だと主張する。しかし孤立したウッズは、署内からもはじかれて単独捜査に。刑事ものの定石で特に目新しさはなかった。

 この映画で私は発見した。ジェームズ・ウッズには眉毛がない!! というのは置いといて、事件にひかれてのめりこんで行くウッズ君の姿に、そして時々美女をつまみ喰いする姿に、そしてラストで頭に血が昇ってああなってしまうところにも、ウッズくんにぴったりの役だなあと思わされたのでした。

ジェームズ・B・ハリス監督。1987年アメリカ映画。

2008年12月25日 (木)

ノーライフキング (1989)

ノーライフキング ファミコンソフト、「ライフキングの伝説」に呪いがかかっているという噂が流れる。根拠のない噂に翻弄される現代の子供たちの周辺を描いた作品。しかし、描こうとしたものがピント外れに思えてならない。

 週刊誌などによると、今の子供は噂によるものすごい伝達能力を持つという。そんな子供たちの風俗を描いた作品。しかし情報能力はあっても思考は相変らず幼稚で、「ライフキング」を解かないと死んでしまうなんて噂を信じてしまう始末。

 しかし、映画のラスト20分の締めくくり方はどうにもしっくりこなかった。子供ってああいった形での感性は持ち合せてないような気がするんだけど。それに「リアル」って言葉が後半のキーワードになっているけど、現代の子供にとってはファミコンや情報機器を含めた全てが「リアル」なんじゃないかなあ? 大人の目から見て理解できないものをリアルでないなんて考え方はおかしいなんて思いました。

 とは言っても納得した部分もいくつか。主人公の男の子が「ライフキング」を解かないと死ぬことになって(どうして死ぬかって疑問を持たないのが子供ならでは)、思い悩むシーンはとても説得力がありました。その悩みから脱却するってことが「リアル」だってことだったのでしょうか?

市川準監督。1989年日本映画。

2008年12月23日 (火)

バットマン (1989)

バットマン アメコミのヒーロー、バットマン(マイケル・キートン)がスクリーンデビュー。悪役のジョーカー(ジャック・ニコルソン)とデッドヒートを繰り広げる。アクションはともかく舞台のブレードランナーを思わせるゴッダム・シティーは雰囲気たっぷり。

 とにかくゴージャスな作品です。なんたって、この物語のために架空の街をひとつ作ってしまったわけですから。特に、あちこちの建物の室内装飾などは一見の価値があります。

 物語は、昔からあるヒーローものの定石そのもの。ラストの高所恐怖症の人はダメなシーンを除いて、安心して見ていられます。一部、バットマンは面白くないなんて噂が乱れ飛びましたが、私は結構楽しめましたけど。どうしてもだめな人は、画面が渋目に(暗めに)設定されているのとちょっと感傷的な部分が多いせいでしょうか。

 作品ごとに、貫禄というよりも怖さを増していくジャック・ニコルソンが不気味な一編でした。

ティム・バートン監督。1989年アメリカ映画。

2008年12月22日 (月)

ボルベール 帰郷 (2006)

ボルベール 帰郷 失業中の夫パコ(アントニオ・デ・ラ・トレ)と娘パウラ(ヨアンナ・コボ)を養うライムンダ(ペネロペ・クルス)だったが、夫はなんとパウラに関係を迫りパウラはなんと父を刺し殺してしまう。死体の処理に困って冷凍庫にほうりこんだライムンダだったが、今度は故郷のラ・マンチャから叔母(チョス・ランブリアベ)の訃報が届き…

 久しぶりのアルモドバル監督作品だけど、昔ほどのけばけばしさやてんこ盛りの毒は薄まって枯れてきたような印象。しかし本来は本筋になりそうな義父の刺殺事件はほったらかしにして、ライムンダと死んだはずの母イレーネ(カルメン・マウラ)の幽霊や、飲食店にまつわるエピソードがずんずん進んでいくあたりはただならぬ語り口を感じてしまう。で、結局埋められたパコは発見されずにめでたし、めでたしなのか? いや、それなら同居をはじめた母の方がやばやばでは? なんてひっかかる部分が山積み。

 実はスペイン映画に出ているペネロペ・クルスを初めて見たんだけど、確かにこの世界の方が生き生きとしていて、パワフルなラテンのお母さんがお似合いです。やっぱスペイン映画と極彩色の生と死は、切っても切れない関係のようです。

ペドロ・アルモドバル監督。2006年スペイン映画。

2008年12月21日 (日)

ひと味違うコードレス掃除機、ブラック・アンド・デッカーを使う

ブラック&デッカー Z-FV1205

 年末も押し迫ってきて、大掃除を頑張っている方も多いのではないでしょうか。寒い時期の掃除といえば、排気のきれいな新型クリーナー。窓を開けずに使えるのがいいですね。さらに、ちょっと変わった掃除機がいい…という方にぜひ使ってみてほしいのが、このブラック・アンド・デッカーのピボットフロアバスター Z-FV1205なのです。ぱっと見たところ、スケートボードのようというか、馬づら掃除機って感じだけど…

ブラック&デッカー Z-FV1205 実はこんな姿でもれっきとしたサイクロン。さらにコードレスの掃除機なんですね。充電器でスタンバっているのが左の写真で、ふだんはまったく場所をとらないのがわかっていただけるかと思います。コードもホースもないってのは何と楽なことかってのは、お掃除をされる方ならわかるのでは。

 折りたたみをぱかっと開いたらお掃除開始。上の写真のように、先が出っ張ってるのでベッドや家具の下などへ、腰をかがめずにヘッドを入れることができます。もちろんパワーブラシ付き(下左写真)なので、じゅうたんの上のゴミもパワフルにかき出してくれます。

 そして掃除が終わったら、ぱかっと開けてゴミを捨てる。なんと、サイクロンのダストはヒンジ(蝶つがいですね)の部分に付いています(下右写真)。有名な工具メーカーが作った製品だけに、使い勝手はなかなか洗練されてます。ひと味違う掃除機が欲しい、と思ったら、ぜひ試してみて下さい。

ブラック&デッカー Z-FV1205


ブラック・アンド・デッカー ピボットフロアバスターの販売ページはこちら

2008年12月19日 (金)

エル・シド (1961)

エル・シド 11世紀のスペインで宗教の壁を越えてスペインの軍隊を統一し、アフリカからの侵略を防いだ闘将エル・シド(チャールトン・ヘストン)の半生を描いたスペクタクル大作。とにかく画面に並ぶ人物の多さには圧倒される。

 考えたらアメリカのヘストンとイタリアのソフィア・ローレンが英語でスペインの史劇を演じるのは面白い取り合せだな、なんて思ったのですが…

 ドラマは「ベン・ハー」や「十戒」あたりを期待したのでいまいちでしたが、相変らずのハリウッド全盛期の物量映画には圧倒されっぱなしでした。美しいスペインの城や自然をバックに、登場する兵士の数の多いこと多い事。

アンソニー・マン監督。1961年アメリカ映画。

2008年12月18日 (木)

キングコング対ゴジラ (1962)

キングコング対ゴジラ 北極海での冬眠から覚めたゴジラと、南方の島からいかだで連れ来られたキングコングがともに日本に上陸する怪獣バトル映画。この頃のゴジラはまだまだ狂暴で、自衛隊との闘いも面白い。熱海城も出ます。

 アンギラスの登場した第2作に続くゴジラの出演第3作です。アメリカの怪獣スターであるキングコングの登場ということで、あちらの作品も随所にぱくってあって笑えます。たとえば走って来る列車をコングが体当りで止めて屋根を引き剥がすシーン。美女を右手につかんで、この映画ではなんと形が似ているからか国会議事堂によじ登ったりと。

 この作品を見ながら、私は元気だった頃の香港映画を思い出してしまいました。外国の作品は徹底的にぱくり、面白いとおもった映像は真似をして、おまけに登場人物の頭の構造はちょっと低めに設定してある。まるで一時期ブームを巻き起こした香港映画とまったく同じ姿勢で創られた作品なわけです。

 そしてちょっぴり文明批判をして、作品は終わります。キングコングは本当に泳げるんだろうかという不安を残して。

本多猪四郎監督。1962年日本映画。

2008年12月15日 (月)

鉄路の闘い (1945)

鉄路の斗い クレマン監督の長編処女作。第2次大戦のドイツ占領下のフランスで、レジスタンスとしてノルマンジー上陸作戦の後方支援をした鉄道員たちをセミ・ドキュメンタリータッチで描く。

 主役らしい主役はいないのですが、こまぎれのストーリーがそれぞれ面白く熱中して見入ってしまいました。前半はドイツに占領された鉄道員たちがどうやって連絡を取りながら軍事物資の輸送を送らせたかが。後半は、ノルマンジー上陸作戦を知った鉄道員たちが、戦車や大砲の鉄道輸送をいかにして妨害するかが描かれます。特に戦車を満載した列車が脱線転覆するシーンは、手に汗握るスペクタクルになっています。

 なんといっても、役者でなく実際に現場を体験した人達が演じているというのが重い作品です。

ルネ・クレマン監督。1945年フランス映画。

2008年12月14日 (日)

ヘンリー&ジューン 私の愛した男と女 (1990)

ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女 30年代のパリ。銀行家ヒューゴ(リチャード・E・グラント)の妻アナイス・ニン(マリア・デ・メディロス)はロレンスなどのエロティックな文学に傾倒し、日記を書き続けている。ある日出会った無名時代の作家ヘンリー・ミラー(フレッド・ウォード)とその妻で映画女優のジューン(ユマ・サーマン)にただならぬ魅力を感じ、やがて深く付き合うようになるのだったが…

 マリア・デ・メディロスの演じるアナイス・ニンや、ユマ・サーマン演じるジューンなど確かに魅力的なんだけど、もやもやっとしたストーリーは正直よくわからない部分が多い。結局あとからネットでアナイス・ニンやヘンリー・ミラーに関して調べる羽目に。まぁ彼らに興味を持つきっかけとなった映画ってことでは良かったのかも。

 ただの中年おやじにしか見えないヘンリー・ミラーの魅力を瞬時に見抜くあたりにアナイス・ニンの鋭さってものがあったのかも。可愛い顔をしてるけど、彼女の日記に書かれたら、丸裸にされてしまいそうな恐ろしさを感じます。

フィリップ・カウフマン監督。1990年アメリカ映画。

2008年12月 9日 (火)

マザー・テレサ (2003)

マザー・テレサ インドのカルカッタで女子校の先生をしていたマザー・テレサ(オリヴィア・ハッセー)だったが、貧民街で貧しい人々のために何かしたいと思い立って修道院を出る。従来の組織の限界を感じて「神の愛の宣教者会」を設立しようとするのだったが…

 あのマザー・テレサを「ロミオとジュリエット」のオリビア・ハッセーが演じる伝記映画。見事に枯れた感じのあるオリビアは好演で、存在感抜群。収賄事件に巻き込まれてもまったく動ぜず、「神の思し召し」と言って切り抜けてしまうあたりは爽快感がある。ただし映画自体は彼女の一生をさらりと描いたという感じで、イマイチ踏み込んだものが感じられなかったのは自分が「神の愛」をはじめとするキリスト教的なものを理解していないところもあるんでしょう。

 実はこの映画を見る直前に、息子の国語の教科書で「マザー・テレサ」を読んだ(朗読を聞かされた)ところだったんだけど、教科書の方が彼女のエピソードに詳しく、映画が何となく舌足らずになっているところが面白かった。映画ってのはやっぱりビジュアルで見せる、感じさせるものだってことなのかもしれません。

ファブリツィオ・コスタ監督。2003年イタリア=イギリス合作。

2008年12月 8日 (月)

親密すぎるうちあけ話 (2004)

親密すぎるうちあけ話 ビルの一室に事務所を構える税理士のウィリアム(ファブリス・ルキーニ)のところへ、美しい人妻アンナ(サンドリーヌ・ボネール)が訪ねてくる。実は同じ階の精神科医(ミシェル・デュショーソワ)の部屋と間違えたのだが、勘違いのままアンナは夫との生活を話し始める…

 久しぶりに見るパトリス・ルコント監督の最新作。以前見た「髪結いの亭主」「仕立て屋の恋」もそうだったけど、本当にいかにもフランスの恋愛映画といった作りの作品群は見ていて懐かしささえ覚えるし、典型的フランス映画が見たいと思ったら手にしてみるのがおすすめ。

 内容は夫とうまくいっていない人妻が、精神科医と間違えて税理士を訪ねてしまう。ところが本家の精神科医よりもこっちの方が居心地がいいし、税理士も興味を持って話を聞き入ってしまう…というもの。本当はこういう関係が夫婦間で持てればベストなんだろうけど、なかなかそうも言っておられない。また税理士は税理士で一歩踏み込めば関係が壊れそうで、結局立ち位置を変えることができないんですよね。

 人妻アンナを演じるサンドリーヌ・ボネールはバレエ姿が美しくて印象に残ります。対するファブリス・ルキーニは演技としては固まってるだけ…って気がするんだけど、それも妙に味がある。

 こういう微妙な関係ものってのはやっぱハリウッドでも日本映画でもなくて、フランス映画だなって思わせてくれます。長いすから消えた二人は、どこへ行ってしまったんでしょう?

パトリス・ルコント監督。2004年フランス映画。

2008年12月 7日 (日)

蒸し物パーティ(?)もできる、ティファール・スチームクッカー

スチームクッカー

 寒いです。あったかいものが食べたくなります。鍋物とかシチューとかラーメンとかいろいろ頭に浮かんできますが、今回とりあげるのは蒸し物。豚まん(肉まんとも言う)、あんまん、茶碗蒸しとかいろいろありますが、蒸し物を作るのは結構面倒なもの。最近ブームのスチームオーブンレンジをご紹介したいところですが、ここはティファールから発売中のスチームクッカーの登場です。

スチームクッカー

 面倒なく手軽に蒸し物が作れるのが最大の魅力。水を入れてコンセントを差し込むだけの上に、蒸し上がっていく中身が見えるのも新鮮です。さらに保温機能も付いているので、テーブルの真ん中に置いておけば取り出すたびに湯気とおいしそうな香りが立ちこめたりして、たまりませんね。重ねて収納できるので、意外と場所をとらないのも魅力です。

[:食事:] ティファール・スチームクッカーの販売ページはこちらです

2008年12月 5日 (金)

幸せのルールはママが教えてくれた (2007)

幸せのルールはママが教えてくれた 問題ばかり起こす17歳のレーチェル(リンジー・ローハン)は、母リリー(フェリシティ・ハフマン)に連れられて実家の祖母ジョージア(ジェーン・フォンダ)の世話になることに。嫌々ながらも獣医(ダーモット・マローニー)のところで働くことになったレーチェルだったが…

 母娘3代のホームドラマ。とはいってもアメリカ製らしく、男運が悪い3人は派手にぶつかりあいながらも結束が強い強い。おまけにラストでははからずもほろりとさせられる、強引ながらも良質の人情ドラマになっている。

 何よりも祖母ジョージアが暮らす田舎がいい。見るからにど田舎ってのではなくて、住んでいる人間が良い意味で田舎。都会が好きな人が「ダサい」「うざい」と考えそうな人間関係の田舎なんだけど、それがラストではじわ?っときいてくる。何よりもトラックに乗ってる登場人物の組み合わせがいい。

 女子高生のカリスマ的な立ち位置を感じさせるリンジー・ローハンは今回も色気いっぱいの不良娘役で頑張ってる。以前に「バーバー」でスカーレット・ヨハンソンが同じような役をやってたけど、あっちがまじめそうに見えて…に対してリンジーはいかにもって感じがしたのが面白かった。ジェーン・フォンダは久しぶりに見たけど、おばあちゃん役ができる歳になったんですねぇ。

ゲイリー・マーシャル監督。2007年アメリカ映画。

2008年12月 4日 (木)

ベイブ 都会へ行く (1998)

ベイブ 都会へ行く 前作で牧羊犬コンテストで優勝して時の人(ブタ?)となったベイブ(声:ダニー・マン)だったが、牧場の借金は増えるばかり。ホゲット叔父さん(ジェームズ・クロムウェル)が井戸で怪我をしたのをきっかけに、エズメ叔母さん(マグダ・ズバンスキー)と共にテレビに出て稼ぐために都会へと旅立つベイブだったが…

 あのスマッシュヒット映画「ベイブ」の続編。今回は借金で傾いた牧場を救うためにベイブが出稼ぎをする話なのだが、途中で足止めをくった二人は動物ホテルに泊まっるのだが、話はまっすぐ進まない。映画はこのホテルでのエピソードを中心に描かれるのだが、ストーリーの焦点が定まらないだけに、前作ほどの爽快感がないのが辛いところ。

 しかしベイブの人の良さってのは健在で、あの川に落ちた番犬を助けるシーンにはジーンときてしまいました。箱庭のような魔都として描かれれている大都会とか、ブラックな味付けとか、オーストラリア映画はやっぱりひと味違うって思ってたんだけど、あのシーンですべて帳消しになってしまいました。

 とどのつまり、田舎が一番ってこと? 確かに動物たちにとってはそうかもしれません。

ジョージ・ミラー監督。1998年オーストラリア映画。

2008年12月 2日 (火)

キングダム 見えざる敵 (2007)

キングダム 見えざる敵 サウジアラビアの外国人居住区で爆破テロがあり、300人以上の死者が出る。フルーリー(ジェイミー・フォックス)、ジャネット(ジェニファー・ガーナー)ら5人のFBI捜査官は、周囲の反対を押して現地で捜査をはじめるのだが…

 中東情勢・アルカイダ・自爆テロといった難しいテーマを、かみくだいて説明しようというのがタイトルで感じられたのだが…やっぱりややこしい。DVDだったら3回ぐらい巻き戻して見ないと理解できないかもしれない。とはいっても映画のストーリー自体は比較的シンプルなテロ捜査もので、国家間の反対を押して現地入りしたFBI捜査官たちはお約束のようにテロの嵐に見舞われるのである。

 しかし後半、なぜか雨あられと降ってくる自動小銃の銃弾やロケット弾をもろともせず、かすり傷を負ったのみで事件は無事収束に向かう。う?ん、不死身のヒーロー映画とは本質的に違うはずなんだけど。そのテロリストの巣窟での決戦も、妙な爽快感があるのはいかがなもんだろう。

 結局のところ、憎しみの連鎖を否定したいのかもしれないけど、これを見ている限り映画を見てさらなる憎悪とやっつける爽快感を感じる人の方が多いんじゃないかと思ってしまいます。見えざる敵って結局、映画の観客のことかもしれない。

ピーター・バーグ監督。2007年アメリカ映画。

2008年12月 1日 (月)

ザ・スナイパー (2006)

ザ・スナイパー 元軍人の工作員カーデン(モーガン・フリーマン)は暗殺任務の遂行中に事故にあい、警察に捕まってしまう。護送中に仲間の機転で脱出しようとするが、これまた車ごと川に転落。彼を救ったのはハイキングに来ていたレイ(ジョン・キューザック)とクリス(ジェイミー・アンダーソン)父子だった。元警官のレイはカーデンを連行しようとするが、逆に彼の仲間に追われる羽目になる。

 森を舞台にした山狩りアクション映画(笑)で、タイトルにある狙撃のシーンはほんのわずかである。実は良い人のイメージが強いモーガン・フリーマンだけに、殺し屋なんて似合わない。巻き込まれてしまった父子を葛藤しながらも助けて大活躍である。彼の登場で、意外と安心して見ることができる映画になってしまった。

 たよりなさげに見えるレイが中盤から大活躍するんだけど…この彼が元警官で体育教師って設定は、ひょっとして後からとってつけたんじゃないかと思ってしまった。まあそうでないと自動小銃の扱いからナイフを持った男の扱いまで知ってるわけないんだけどね。

ブルース・ベレスフォード監督。2006年アメリカ映画。

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