ナンバー23 (2007)
野犬の駆除を仕事としているウォルター・スパロウ(ジム・キャリー)は犬に噛みつかれて取り逃がし、すべての予定が狂ってしまう。そんな彼に妻アガサ(ヴァージニア・マドセン)は「ナンバー23」という古本をプレゼントする。ところが本の内容と自分に類似点を見つけたウォルターは、すっかり23という数字のとりこになってしまい…
数字をテーマにしたミステリーということで、グリーナウェイの「数に溺れて」あたりを期待したんだけど期待したものとはまったくの別物でありました。最大の期待はずれは、23という数字に思ったほど深みが感じられない。32でも2と3を逆にしたということでOKだし、回帰線の23.5度は23と2+3だと読み解くなど、どちらかというとこじつけに近い。画面にたまに23という数字が現れると、ハリウッド映画らしくちゃんと説明してくれる。数字を探してみようという楽しみもあんまり感じられない。
退屈だなぁと思いつつ、1時間23分で映画は終わるんだろうかと思ったらその時間もつ?と過ぎていった(DVDで見ながら経過時間が気になるってのは、退屈している証拠かも)。オチは悪くないんだけど、物語を検証するためにもう1回見直してみたい…とは思わない。何だかなぁ。
ジム・キャリーって強烈なキャラから抜け出そうと、頑張っているって感じが逆に抜けないような気がする。ヴァージニア・マドセンは、相変わらず綺麗です(笑)。
ジョエル・シューマカー監督。2007年アメリカ映画。

