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2009年3月

2009年3月31日 (火)

沈黙の激突 (2006)

沈黙の激突 米軍から謎の物質の強奪未遂事件が起こる。それを防いだ将校のマーシャル・ローソン(スティーヴン・セガール)だったが、事件のあとで息抜きをしていた3人の部下を惨殺される。ローソンの恋人で科学者のティア(リサ・ラヴブランド)によると、強奪されかけたのはCTXという薬物で、これを注入すると瞳孔が開き超人になるというのだったが…

 こりゃ…ひどい(笑)。セガールの映画の中でも1・2を争う作品ではないだろうか。注入すると超人になる薬物…ということで、すげ?ファイトを期待したんだけどせいぜいブロック塀をばんばん破るくらいで、セガールは手先で戦っているだけという様子。突然はじまって突然終わるんだけど、フランス映画のようにかっこいいわけではない。あくまでも太く短くぶつ切り。ストーリーはあってないようなもので、上水道にこのCTXなる薬を投入しただのしなかっただの騒いでいたけど、結局何もせずに一件落着とはどういうことか。とどのつまり、投入されてなかったってこと?

 なんかまじめに書くのがバカらしくなってきた。間違いなく最低映画の1本だとは思うのだが、論じるのが時間の無駄に感じるのはなかなかのものである。ところでタイトルにある「激突」って、何が何と激突したんだろうか。

ミヒャエル・ケウシュ監督。2006年イギリス=アメリカ=ルーマニア合作。

2009年3月30日 (月)

100円PCを使ってみた (5) 電車の中でインターネット

emobile 電車の中で使う1

 100円PCがイーモバイルとつながってどこでもインターネット環境が手に入った…というわけで、次にやってみたのは試用レポートでは恒例になっている実際に通勤電車に持ち出しての実験である。たっぷり充電した100円PCとイーモバのモデムを通勤カバンに詰めて、いよいよ帰宅。さて近鉄電車の中でネットサーフィンはできるのだろうか(ローカルな路線でごめんなさい)?

 電車の中でパソコンを使っている方は昨今多いので、サブノートPCぐらいのサイズであれば別段まわりを気にする必要もない。電車を1本やりすごして席を確保したあと、膝の上で100円PCを起動する。さすがに電車の中で写真を撮るのははばかれたので実況写真はないのだが、実際にやってるところをご想像下さい。

emobile 電車の中で使う2

 駅構内にとまった電車の中でイーモバイルのダイヤルアップを立ち上げると、認証に少々時間がかかったような気もするがちゃんと7.2Mbpsで接続された。スタートページになっているJoshin webのトップページは…あれ、表示が遅いぞ。そういやアンテナの本数が1?2本の間でふらふらしている。電波の状況が悪いのか。イーモバイルの接続速度の表示は7.2Mbpsのままで、無線LANのように速度が自動的に切り替わる、というわけではなさそうだ。

 そうこうしているうちに電車が動き出した。すると、突然ネット画面がさくさくと動きはじめる。どうも駅構内の電波状況が悪かったようだ。大阪市内を高架で走っている間は、ストレスなくネットサーフィンが可能。しかし電車が山間部にさしかかると、通信にもたつく場面がいくらかあった。でも完全に切断されてしまうことはなさそうだ。そうこうしている間に自宅にあっという間に着いてしまった。さすがにネットしてると、時間の流れは早い。

 結論…通勤電車の中でネットサーフィンは可能である。ただし路線により通信速度が極端に遅くなる場合もあるので、急ぎの用事はこれで処理しようと思わない方が賢明。もちろん地下鉄やトンネルでは電波は届かないと思われる。そのあたりを割り切って使えば、どこでもネットサーフィンはかなり快適なのは確かである。
(つづく)

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2009年3月28日 (土)

恋する日曜日 私。恋した (2007)

恋する日曜日 私。恋した 女子高生のなぎさ(堀北真希)はがんで余命いくばくもないことを知らされる。初恋の人の石川聡(窪塚俊介)に会いたくなった彼女は、父に内緒で生まれ育った町を訪れる。ところが久しぶりに会った聡は、妻子ある人妻絵里子(高岡早紀)と不倫をしていることを知る…

 BSデジタルで放送のドラマシリーズの劇場版第2作。手持ちカメラの映像や長回しなど、雰囲気はよく言えばヌーヴェルバーグ、悪く言えば低予算映画って感じか。でも主演の堀北真希と窪塚俊介の存在感で画面がぐっと引き締まって見える。

 死ぬ前に会っておきたかった初恋の人が不倫してたなんて、とんでもなく悲しい話なんだけど意外と彼女はドライで悲壮感が感じられないのが逆にリアルである。絵里子の娘を連れ出して半日を過ごすところ、絵里子と対等に話し合うところなどなど、説得力満点。でも意外と映画に酔えないってのがこの作品のウィークポイントに思える。やっぱBSドラマ独特の雰囲気が鼻につくのかもしれない。

廣木隆一監督。2007年日本映画。

2009年3月27日 (金)

ターザン (1999)

ターザン 船が難破して無人島に流れ着いた親子だったが、両親は猛獣に襲われて残された赤ちゃんはゴリラ(声:グレン・クローズ)に育てられる。ターザン(トニー・ゴールドウィン)と名付けられ若者に育つが、ゴリラの探検にやって来たジェーン(ミニー・ドライヴァー)に出会い…

 あのエドガー・ライズ・バローズ原作の「ターザン」のディズニーによるアニメ化。アニメは無機質な感じがすると私は先入観を持っているのだが、この密林はいかにも何かいそうな鬱蒼とした雰囲気にうまく描かれているのにはちょっと驚いた。ムキムキのターザンも、うっすらと体臭まで感じられそうな雰囲気なのも不思議である。絵柄がいいのかな。

 ストーリーはおなじみのターザンそのままなので新味はないのだが、ゴリラや象などの動物たちとのからみが楽しいのはディズニーならではの味つけ。加えて密林を飛びまくる疾走感は秀逸です。ラストにジェーンの父がどうなったかだけが描かれてないのが気になってどうしようもない!?

ケヴィン・リマ、クリス・バック共同監督。1999年アメリカ映画。

2009年3月26日 (木)

デトロイト・メタル・シティ (2008)

デトロイト・メタル・シティ 九州から上京したミュージシャン志望の内気な青年根岸崇一(松山ケンイチ)。渋谷系のポップミュージックをやりたかったのに、気がついたら社長(松雪泰子)にスカウトされてやっていたのはデスメタルバンドの「デトロイト・メタル・シティ」。しかも音楽雑誌社に就職した憧れの相川由利(加藤ローサ)に再会し、彼女がメタル大嫌いだったから…

 若杉公徳の人気コミックを映画化。松山ケンイチが二重人格にも思える、素顔の根岸くんと変身したヨハネ・クラウザーII世(通称クラウザーさん、またはクラちゃん)を怪演。しかし二人のタイプといい、演奏する音楽といいまったくの両極端で、正直言ってどっちにも拒絶反応に近いものを感じる私としては音楽的には辛いものがありました。

 邦画のコミック原作ものにはありがちの突っ込みどころ満載。例えばクラウザーII世ってことはI世がいるのかとか、あの衣装を彼はいつも持ち歩いているのかとか、ラストのバトルステージ(なんと相手はKISSのジーン・シモンズ!!)は明らかに筋書きのあるステージじゃないかとか… 加えて、デスメタの取り巻きたちが妙におバカに描かれているのが気になったのだが。

 という穴だらけの映画にかかわらず、結構笑えました。いい感じにおばちゃんになった宮崎美子のおかげで、ほっこりした大分パートが特にいい感じ。ところで根岸くんが素顔で歌う甘々のラブソングって、そんなにおしゃれ?

李闘士男監督。2008年日本映画。

2009年3月24日 (火)

フライボーイズ (2008)

フライボーイズ 第一次大戦中、アメリカの参戦前に義勇兵としてフランス空軍に入隊したローリングス(ジェームズ・フランコ)、リード(マーティン・ヘンダーソン)らは、訓練の末にパイロットとなりセノール大佐(ジャン・レノ)のもとで複葉機に搭乗する。作戦に参加するローリングスは、地元の娘ルシエンヌ(ジェニファー・デッカー)が好きになるのだったが…

 「華麗なるヒコーキ野郎」と「メンフィス・ベル」を足して割ったような物語で、ストーリーはありきたりで新味はないんだけど、ヒコーキ好きが見たらもう涙が止まらないような映画。何よりものどかな(でも残酷な)空戦シーンは一見の価値があるし、ステージごとに爆撃任務だったりツェッペリンの飛行船が出て来たりといったあたりはよくできたヴィデオゲームのようでもある。

 しかしこの時代にさえ生まれなければ、空を飛ぶ夢というのは殺し合いじゃなかったはずなのになぁ、と思うと悲しくもなってくる映画。どうせ命がけだったら、平和に飛びたいもんです。

トニー・ビル監督。2006年フランス=アメリカ合作。

2009年3月23日 (月)

それいけ! アンパンマン 妖精リンリンのひみつ (2008)

それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ アンパンマン(声:戸田恵子)の顔を焼く時に混ぜる勇気の花のジュース。アンパンマンの強さの秘密はこのジュースだと知ったばいきんまん(中尾隆聖)は、勇気の花を守っている妖精リンリン(土屋アンナ)をだまして、花をめちゃめちゃにしてしまう。これに怒ったアンパンマンは、勇気の花を求めて旅に出るのだったが…

 土屋アンナを声のゲストに迎えたシリーズ第20作目。しかし併映の「ヒヤ・ヒヤ・ヒヤリコ?」が小粒でギャグもぴりりときいて光っていたせいか、ちょっと中だるみしてしまった印象。がらっパチの妖精というキャラクターはなかなかいい感じだったんだけどなぁ。いずれにせよ映画版の「アンパンマン」のクオリティの高さは再認識。大人が見ても楽しめる作りになっているのはさすがです。

永丘昭典監督。2008年日本映画。

2009年3月22日 (日)

100円PCを使ってみた (4) イー・モバイルとの接続

イー・モバイル モデム

 ウィルスソフトもインストールできたので、いよいよイー・モバイルのモデムをつないでインターネットに接続してみることにしよう。手持ちのイー・モバイル用モデムはスリムなUSBタイプのものだが、現在100円PCに付けているものとはデザインも含めてスペックが若干異なる。しかし通信速度が7.2Mbpsと、通信の基本的な部分は変わらないのでこのまま話を進めることにしよう。

イー・モバイル モデムの接続

 パソコンに差し込む前に、準備としてEM chipを用意しよう。EM chipは他の携帯電話と同じく、契約者の情報などが記録された判別用のICカード。これをモデムのコネクターの脇に用意されたトレイに入れる必要がある。これを取り付けたあと、パソコンのUSB端子に差し込めば自動的にインストールソフトが立ち上がる。ドライバーソフトはモデムに内蔵されているので、Windowsの場合だと別途CD-ROMなどを用意する必要がないという親切設計だ。

イー・モバイル セットアップ

 インストールされると、このようなダイヤルアップ用のウィンドウがWindows起動時に表示されるようになる。そう、イー・モバイルの振る舞いはダイヤルアップと同じなのである。これは、定額に天井があるにせよ、パケットが従量制であることによるのだろう。もっともイー・モバの料金体系だとちょっと使っただけで天井の月額6,880円まで達してしまうので、これは6,880円の定額制だと割り切って使って使って使いまくるのが正しいように思える。電波の状態さえ良ければ、認証は一瞬のうちに終わるし、持ち歩いても快適に使うことができる。このあたりは、おいおい実験してみることにしよう。

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2009年3月20日 (金)

アポカリプト (2006)

アポカリプト 狩猟民族のジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は仲間と平和に暮らしていた。ところが突然村が他の部族に襲われ、ジャガーは妊娠した妻と子を深い穴の中に隠すも捕虜となり街へ連れて行かれる。そこでは生け贄の儀式が行われていた…

 崩壊寸前のマヤ文明を舞台にしたアクションで、監督としてのメル・ギブソンの持つ作風というかこだわりというか、ある意味フェチとも思われるスプラッティーで痛いシーン満載である。こりゃ普通の神経をしていたら通してみるのはかなりきつそうだし、彼らは蛮族だったとの偏見を持ってしまうんじゃないかと心配になってくる。

 とはいっても、妻子を助けるというベタなテーマ、走って走って走りまくるスピーディな展開などなど、文明を離れたとっつきにくそうな世界を舞台にしながらもぐいぐいと見せてくれるあたりはさすがである。

 マヤ文明なんて教科書の中の世界なのに、体験した気分にさせられるのは映画の持つ魔力に違いない。新大陸発見も、反対側から見たらこういうふうに見えるんだと妙に納得してしまった。

メル・ギブソン監督。2006年アメリカ映画。

2009年3月19日 (木)

ウォンテッド (2008)

ウォンテッド 平凡な毎日に嫌気がさしている若者ウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)だったが、ある日壮絶な銃撃戦に巻き込まれる。言われるがままに美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)に連れられて暗殺者集団フラタニティのアジトへやってきたウェスリーは、そこのボスのスローン(モーガン・フリーマン)から彼の殺された父は凄腕の殺し屋だったことを知らされる…

 「マトリックス」の再来を思わせるぶっとんだアクション映画。登場人物たちはアドレナリンが放出されると特殊能力を発揮するらしく、物がゆがんで見えたりカーブする弾丸が撃てたりとはちゃめちゃに思えるのだが、視覚効果が素晴らしくてさもできそうな気分になってくるから不思議である。

 しかもダメージをくらっても、ロウのお風呂に入るとすぐに回復するというおまけつき。まさしくヴィデオゲームの世界ですね。違うのは、撃たれたり突かれたり斬られたり痛そうなことぐらいか。

 しかし…平凡な毎日から抜け出して、本当に行きたかったのはこの暗殺者の世界なの?ってのがどうにも引っかかる。確かに刺激的ではあるけど、こんな太くて短い刺激ならいらないってのが正直な感想かな。だから映画の中だけで楽しんで起きたい物語なのかもしれません。それだけにラスト近くの親父のセリフは、ちょっとだけ泣けたかも。

ティムール・ベクマンベトフ監督。2008年アメリカ映画。

2009年3月18日 (水)

ハンコック (2008)

ハンコック ジョン・ハンコック(ウィル・スミス)は不死身で空も飛べるスーパーヒーローだが、酒びたりで下品な言動とやたらと物を壊すことから市民に嫌われている。ところがいつものように悪人退治を行ったあと、踏切で立ち往生していた広告会社勤務のレイ(ジェイソン・ベイトマン)を救ったことから、彼がハンコックのイメージアップを引き受けることになるのだが…

 「スーパーマン」を思わせる特撮映画だが、その実態はコメディ。品行方正であるはずのヒーローが自堕落な男で、その更正物語かと思いきや物語は意外な方向へごろごろごろ… 伏線といえば、意外と地味な位置(レイの妻)にシャーリーズ・セロンがキャスティングされていることでしょうね。

 それにしても、アメリカってのはスーパーヒーローが好きなのは今も昔も変わらずで、よっぽど治安の悪さに悩まされてるんかなって気になります。悪人どもも、ハンコックみたいなのがいるのに強盗しようなんて考えるのはヘン。刑務所におとなしくはいっていると考えるのもヘン。

 本作では強い敵がいなかったので、続編では悪役登場ってのが自然な流れでしょうか。それとも本作で明かされたヒーロー(ヒロイン?)の弱点が逆手に取られるのかな? いずれにせよ、次作が作られそうな映画です。

ピーター・バーグ監督。2008年アメリカ映画。

2009年3月17日 (火)

100円PCを使ってみた (3) セキュリティソフトを入れる

マカフィー1

 パソコンのチェックもひととおり終わったので、さっそくモデムをつないでモバイルネットワーク接続…といきたいところだが、忘れちゃいけないのがセキュリティソフトのインストール。近年のウィルス発生数は凄まじく、ノーセキュリティのパソコンをネットにつなごうものなら秒殺…とも言えるスピードでコンピューターウィルスに感染してしまいます。ここはつなぎたい気持ちをぐっとこらえて、セキュリティソフトのインストールといきましょう。

 09/3/17現在、Joshin webが提供中の100円PCはもれなくセキュリティソフト付き。McAfeeのインターネットセキュリティ2009のなんと3PC版がついています。つまり100円PC以外にも、手持ちのパソコン2台にインストール可能。しかもメディアはSDアダプター付きのマイクロSDなので、そのままドライブのない100円PCに差し込んでインストールできてしまいます。こりゃ至れり尽くせりですね。

マカフィー2

 インストールは数分で終わったのですが、その後でのチェックやら初期設定やらに結構時間がかかります。ここはじっとながめているよりも、ほったらかして別の事でもして待った方が良いでしょう。ユーザー登録はネットとつながってないとできないので、イーモバイルに接続してから、ということになります。

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2009年3月16日 (月)

プレステージ (2006)

プレステージ 19世紀のロンドン。マジシャンのグレート・ダントンことロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とザ・プロフェッサーことアルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベイル)は互いに競い合うライバルだったが、アンジャーの妻が脱出マジックの最中に命を落としたことから二人の関係がおかしくなっていく。

 クリストファー・プリーストの「奇術師」を映画化。マジシャンを主人公にした映画を私が見るのは「恐怖の沼」以来でないかと思うのだが(笑)、ケレン味たっぷりのストーリーに伏線と騙しの数々、あっと驚くラストなどなどこりゃ力作だと思います。本当は数回見ないとわからないほどいろいろ張り巡らされている映画だそうで、1回見ただけでこの映画を語るってのがおこがましいような気もいたします。またそのうち、大画面で楽しむことにしましょうか。

 主演の二人に加えて、トリックを提供するカッターことマイケル・ケイン。またしてもいい仕事してます。反してスカーレット・ヨハンソンはもったいない。彼女が後半にもっとストーリーにからむ、という予測がはぐらかされた気分。デヴィッド・ボウイに関しては、それとわからない使い方がもったいないです。

 それにしても…マジシャンの映画を見ていたら、最後は「ザ・フライ」を見せられたってのが正直な感想かもしれません。

クリストファー・ノーラン監督。2006年アメリカ映画。

2009年3月13日 (金)

スウィート・ノベンバー (2001)

スウィート・ノベンバー 広告代理店のやり手社員ネルソン(キアヌ・リーヴス)は、運転免許試験場でサラ(シャーリーズ・セロン)という風変わりな女性に出会う。彼のおかげで試験に落ちたせいで、ネルソンにしつこくつきまどうサラだったが、やがてネルソンの仕事もうまくいかずに…

 ものすごく嫌みなエリートをキアヌが好演。奔放に生きるサラのおかげで自分を取り戻していくのだったけど、実は彼女は…ってのが主だったストーリー。つかり彼女は凄い「あげまん」だと思うんだけど、この11月だけの彼女って設定がどうにもしっくりこなくて、見終わったあとに違和感ありまくり。結局のところ、薬棚を見せたくなかったり、美しいまま自分を思い出にしてほしかったりと、自分の殻をやぶれなかったのは彼女自身ってことなんかな。そう考えると、何だか悲しい結末だな。

 シャーリーズ・セロンって、こういう庶民的な女を演じても、手足がすらっと長くてなんとも言えないオーラを出している。普通の男なら、眺めてるだけで癒されるかも…

パット・オコナー監督。2001年アメリカ映画。

2009年3月12日 (木)

100円PCを使ってみた (2) モニターとキーボードを見る

EeePC 画面

 今回は届けられた100円PCのインプレッションといきましょう。まずは画面から。EeePC701SDの液晶モニターは、7インチサイズで解像度800×480ドット。一般的なポータブルDVDプレイヤーと同じサイズのモニターなのですが、DVDは480×220ピクセルのパネルが使われているものがほとんどなので、DVDの画像などを写してみるとかなり細かくてきれいという印象です。もっともパソコンのモニターとしては小さい部類に入るので、ホームページを見るにはかなり窮屈な印象ではあります。

 さらに実際のモニター解像度とビデオカードの解像度が異なるので、画面が上下にハードスクロールするというおまけつき。つまり普通に表示すると、スタートボタンが見えなくなったり画面の上部が見えなくなったりして、マウスでそのあたりを行ったり来たり。最初は戸惑いましたが、使っているとなぜか慣れてしまいました(笑)。なお現在サービス中の100円PCはすべてモニターは8インチ以上となり、解像度も1024×600以上あるのでこのような苦労をかけることはないかと思います。

 モニターの上にカメラが付いているので、ヘッドセットを用意すればテレビ電話みたいな使い方もできるかもしれません。

EeePC キーボード


 キーボードはタッチタイピングをするには限界の小ささといったところでしょうか。キーの幅はほぼ指の幅と同じで、油断すると隣のキーも一緒に押してしまいそう。でもしっかりとホームポジションを確保してタイプすれば、意外とうまく文字を入力することができてひと安心。これも慣れの問題といったところです。モニターとキーボードが小さい恩恵で、本体のサイズはほぼ7インチポータブルDVDと同じ。パソコンを持ち歩く、と考えるとかなり軽い部類に入ると思います。

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2009年3月10日 (火)

シャンハイ・ヌーン (2000)

シャンハイ・ヌーン 19世紀の中国・紫禁城からペペ姫(ルーシー・リュウ)が誘拐され、犯人から金貨10万枚をアメリカのネバダ州カーソンシティへ持ってこいという要求がある。近衛兵のひとりだったチョン・ウェン(ジャッキー・チェン)はアメリカへ渡るが、仲間とはぐれた上にならず者のロイ・オバノン(オーウェン・ウィルソン)と成り行きで行動を共にすることになるのだったが…

 ジャッキー主演とタイトルからして上海が舞台のアクション映画かと思いきや、これが「レッド・サン」「イースト・ミーツ・ウェスト」顔負けの東西交流西部劇。要するにジャッキーを西部で暴れさせたかっただけの企画、と言えなくもないが(身代金を西部で、という設定が強引)、まぁ楽しいから許すといったところか。そうなると、タイトルは西部劇の名作「ハイ・ヌーン(真昼の決闘)」からのパクリってことですね。

 そういやジャッキーの役名(チョン・ウェン)も相棒のオバノンの正体もかなり人を食ったもの。このあたりはマカロニをパロった「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」と同じで、ある種の西部劇への愛を感じるぞ。

 ジャッキーとオーウェンのコンビは、往年の「西部二人組」を思わせる楽しさだけど、ルーシー・リュウはプリンセスと呼ぶにはどうかな?

トム・デイ監督。2000年アメリカ映画。

2009年3月 9日 (月)

百万円と苦虫女 (2008)

百万円と苦虫女 フリーターの初子(蒼井優)は実家を出て同僚と共同生活をはじめようとするが、トラブルに巻き込まれて刑務所に入れられてしまう。出所した初子は、100万円がたまると引っ越すという生活を繰り返すのだったが…

 映画というよりは、連続ドラマにしたほうが似合いそうなオムニバスドラマ。100万円がたまったら引っ越すというのがお約束のようだが、実は本当に100万円たまったのはそれほど多くない。ほとんどが人間関係から引っ越すというのがこの映画のポイントなのかもしれない。

 主人公はとにかく不器用で引っ込み思案な女の子である。でも結局演じているのが蒼井優だからか、ものすごくもてる(笑)。これって作者の本来の意図からは外れているんじゃないかと思ってしまった。考えてみれば、農家の青年(ピエール瀧)、海の家の少年、ガーデニングの大学生(森山未來)とみんな鈴子のことが好きなんですよね。でもみんな気持ちが微妙にすれ違っていく。何か昔解けなかった女の子の気持ちの謎を、神の視点になって見ているかのような気分。

 微妙な距離をおいてつきあう弟(齋藤隆成)との関係が、特に秀逸。両親の影がものすごく薄いのも、昨今の家族関係を反映してのことなのかな。

タナダユキ監督。2008年日本映画。

2009年3月 8日 (日)

100円PCを使ってみた (1) 100円PCって何?

100円PCのセット(イメージ)

 すでに市民権を得た感じのある100円PC。その名のとおり、100円で手に入るパソコンのことで、2年間のモバイルインターネット回線(EMOBILE)の契約が必要だが、とにかく初期投資が100円で済むというのは魅力です。

 というわけで、今回の連載はこの100円PC。一体どんなパソコンがやって来て、どんな使い勝手なのか…というのを実際にこの目で確かめてみました。ただしお断りとして、連載で用意したパソコンは現在Joshin webでサービスを行っているEeePCのモバイルパソコンの下位機種に当たるモデル(EeePC701SD)で、実際は上位機種が対象となっていることをお断りしておきます。付属のモデムも弊社のサービスとは異なりますが、ご了承願います。

 お断りがいっぱい続きましたが、届けられたのが写真のEeePCとモデム、付属品のセット。これだけがまずは100円で手に入るってのはとってもトクした気分。必要な回線料ですが、月額2900?6880円ってことですが普通に使ったらまず6880円必要と思った方が良いようです。それでも、自宅に縛られず電波の届く範囲でインターネットができることを考えたら、外でパソコンを使うユーザーにとっては十分価値があるでしょう。あるいはふだんADSL回線であまり回線速度も必要ないのであれば、ADSLを解約してEMOBILEだけにしてしまう(自宅でもEMOBILEでネットをする)、という選択もあるかもしれません。

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2009年3月 6日 (金)

純喫茶磯辺 (2008)

純喫茶磯辺 建設作業員の磯辺裕次郎(宮迫博之)は、妻(濱田マリ)と別れて高校生の娘咲子(仲里依紗)と二人暮らし。ところが死んだ父の遺産が転がり込んだおかげで、仕事をやめて喫茶店を開くと言い出す。その内装のダサさから閑古鳥がなく「純喫茶磯辺」だったが、アルバイト店員のモッコ(麻生久美子)がコスプレ衣装を着て店に立ったおかげでお客さんが増えて…

 素人が開業した喫茶店を舞台にしたコメディ。といっても職業How toものや、喫茶店が主役ではなくて、あくまでも妻と別れた父娘が主人公である。堕落したダメ親父をコメディアンの宮迫がいい感じで熱演。ふつ?の女子高生の仲里依紗も光る。父はアルバイト店員のモッコに、娘は小説家の客に思いを抱き、そして破れるのがポイント。

 この展開って、まさしく古き良き時代の日本映画を思い出します。そういや喫茶店の内装に流れるセンスも、同じく古き良き時代。古い邦画と唯一違うのは、見せかけだけのハッピーエンドに終わらないところ。でもこれって、どう考えてもハッピーエンドなんだけどな。

 ちなみに私はモッコは咲子の話に合わせただけで、そんな女ではなかったとふんだんだけどどうなんだろう。ラストの彼女の登場でそのあたりが思いっきり覆された気分になったんだけど。

吉田恵輔監督。2008年日本映画。

2009年3月 5日 (木)

フレンチ・コネクション2 (1975)

フレンチ・コネクション2 前作で取り逃がした麻薬王シャルニエ(フェルナンド・レイ)を追ってフランスのマルセイユへやって来たポパイことドイル刑事(ジーン・ハックマン)。ところが現地のバルテルミー警部(ベルナール・フレッソン)とはうまくいかず、いらいらしているところを組織に誘拐され麻薬づけにされてしまう…

 アメリカが舞台の前作に対して、こちらはフランスに舞台を移したパート2。何かもやもやっとした前作からしても、完全に続編を意識したというか2本で1本って感じの映画で見終わったあとの満足度が高い。確かに「フレンチ・コネクション」ってタイトルなんだから、半分はマルセイユを舞台にしてくれなきゃなぁとは思ってしまいます。

 これの監督って、1作目がフリードキンで2作目がフランケンハイマーだったんだというのは新たな発見。しかも2作目の常らしく、アクションがパワーアップしているように見えるのだがストーリーがいささか破綻気味。最も気になったのは、麻薬づけのポパイがなぜ警察に送り返されたのかと、その後のホテルにガソリンぶちまけておとがめなしって部分。

 ラストの疾走シーンは、確かに名場面です。走って走って走りまくって、もうだめかと思ったら、実は丸腰じゃなかったってのはかっこ良すぎるかも。突き放したようなラストはお約束かな。これ、テレビの洋画劇場だったら、突然コマーシャルになってそれっきりという何ともなさけない終わり方になるんじゃないだろうか。

ジョン・フランケンハイマー監督。1975年アメリカ映画。

2009年3月 3日 (火)

D-TOX (2002)

D-TOX 警官連続殺人を追うFBIのジェイク・マロイ(シルヴェスタ・スタローン)は、犯人に婚約者を惨殺されて心に傷を負う。友人の薦めで、ドック(クリス・クリストファーソン)が所長を務める人里離れた警官専用の療養センターに入ったマロイだったが、実は犯人はこのセンターに忍び込んでいた…

 スタローンといえば派手なアクションが定番なのだが、これは密室スリラー。途中で吹雪になったりして、舞台の閉塞感はなかなかのものなんだけど、何とも期待はずれの幕切れに感じるのは犯人に全然意外性がないことと、スタローンに期待するものが別ってことなのかも。閉鎖空間であってもゾンビやバイオハザードみたいなストーリーだったら楽しめるってことを考えると、ちょっと練り方が足りないんかな。あるいは羊たちの沈黙みたいに犯人に超人的カリスマ性を与えるって手もあったと思う。ICUのメッセージだけじゃ、そんなに怖くないぞ。

 D-TOXって何なんだろうって思ったら、デトックス(毒抜き?)のことらしい。個人的には、クリス・クリストファーソンが懐かしかったのでどんでん返しか何かでさらに活躍するのかと思ったら、それっきりだったのでがっかりしたぞ。他にチャールズ・ダットン、ポリー・ウォーカー、トム・ベレンジャー、ロバート・パトリックなんかが出ています。

ジム・ギレスビー監督。2002年アメリカ映画。

2009年3月 1日 (日)

橿原市昆虫館へ行ってきた

橿原昆虫館1

 まだまだ寒いけど、室内で楽しめる場所…というわけで、橿原市昆虫館へ遊びに行ってきた。この昆虫館、家からそんなに遠くないのと、入場料も安いこと、それに月に1?2回ほど結構面白いイベントをやっている(往復はがきで予約が必要)ということからちょくちょく利用している。

橿原昆虫館2 ここの目玉といえば、大きな温室。1年中、チョウチョが舞っているのに加えて、運が良ければ世界一小さいことで有名なハチドリにも会うことができる。もっともリピーターとなっているoga.もハチドリを目撃したのは、ほんの数回でしかないのだが。

橿原昆虫館3 実は子供たちに一番人気なのは、この虫の世界へ入っていけるカメラである。ハンドル操作で写真のカメラを操縦して虫目線が楽しめるという単純な仕組みなのだが、結構臨場感があり大人でもハマる。写真の甲虫バージョン(ムシキングの世界ですな)と、カメラが防水タイプになった水中バージョンがあり、どちらも大変面白い。

橿原昆虫館4 正に自分が操縦しているというイメージである。昔「深海征服」という映画があったけど、やってることはこの展示とまったく変わらない(笑)。ラジコンを楽しむのと同じ、いやそれ以上に臨場感があるかも…

 なお昆虫館には芝生とちょっとした遊具のある公園が併設されているので、ご家族連れだと1日楽しめます。

[:車:] ラジコンが楽しみたくなったらこちらへどうぞ

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