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2009年5月

2009年5月31日 (日)

100円PCを使ってみた (10) 外部メモリーを増設?

USBメモリーとSDメモリー

 ネットブックPCのSSDメモリー内蔵タイプは、8?16GB程度の記憶容量を持つものが多い。高速で動作音もない、故障もしにくそうなのは嬉しいところだが、ちょっと使ったらすぐに容量が足りなくなりそう…である。そこでこのタイプのネットブックPCであったらいいなと思うのが、SDHCやUSBタイプの大容量メモリーである。

 特にSDHCタイプはどんどん低価格化が進んでいる。買いやすいのは4?8GB程度のものだが、思い切って16GB以上のSDHCのメモリーをおすすめしたい。一気に内部記憶容量が2倍以上に。しかも差し替えて使えるわけだから、大容量データはSDHCに保存して必要に応じて差し替えて使う、というのが便利そうである。

 USBのスティックタイプメモリーも便利なのだが、小さなネットブックPCに差し込んで使うと妙に大きく邪魔になるのが気になる。そこでおすすめしたいのが、出っ張りがほとんどないタイプ。こちらもUSBコネクターに空きがあれば突っ込んでおけば、ドライブ増設と同じ効果があって便利である。SSDタイプのネットブックは、大容量メモリーを必要に応じて差し替えながら使ってみてはいかがだろうか。

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2009年5月28日 (木)

28日後... (2002)

28日後... 動物実験の施設が愛護団体に襲われ、逆に新種のウィルスが流出する。噛まれて感染した人間は凶暴になり、別の人間を襲う。かくしてロンドンは廃墟となり、病院で目覚めた自転車メッセンジャーのジム(キリアン・マーフィ)は生存者のセリーナ(ナオミ・ハリス)、ハンナ(ミーガン・バーンズ)らとラジオ放送の流れる合流地点へと脱出を試みるのだったが…

 いわゆる新種のゾンビ映画なのだが、イギリスが舞台だけにハリウッドものとは何やら空気が違う。そう、70年代の「赤ちゃんよ永遠に」みたいな乾いた雰囲気がただよう。さすがに世界的なインフルエンザ騒ぎの中で見ただけに、肌で映画の世界を感じられるかのような臨場感がある。

 ちょっと気になったのは、1滴の血で感染するという恐ろしい病原体だったら、ゴーグル(できればシューティング用)ぐらいしろよな、と思ってしまった。目鼻口、粘膜はちょっと露出してるとやばいんじゃないの?

ダニー・ボイル監督。2002年イギリス=アメリカ=オランダ合作。

2009年5月26日 (火)

悪霊喰 (2003)

悪霊喰 司祭のアレックス(ヒース・レジャー)は恩師の謎の死を調べてローマへ。事件の鍵を握るイーデン(ベンノ・フユルマン)に行き着くのだが、彼は教会では異端とされる罪喰い(シン・イーター)だった…

 れいによってたまに出てくる難解なオカルト映画。聖書やキリスト教に精通してないと楽しめない内容なんじゃないかと想像する。だいたい罪食いの儀式が何を意味するのかがよくわからず、また暗いシーンが多いのも難解さに拍車をかける…

 今は亡きヒース・レジャー主演ってのが因縁めいたものを感じなくもない。「オーメン」あたりが好きな人だったら楽しめるのかな?

ブライアン・ヘルゲランド監督。2003年アメリカ=ドイツ合作。

2009年5月25日 (月)

何がジェーンに起ったか? (1962)

何がジェーンに起ったか 名子役でならしたジェーン(ベティ・デイヴィス)だったが性格は異様にわがままで、成長してからは鳴かず飛ばず。女優として成功した姉のブランチ(ジョーン・クロフォード)に食べさせてもらっている状態だった。ところが2人が年取ってから姉が事故で車いすの生活になり、過去の栄光よ再びと思うジェーンはブランチの財産をだまし取り…

 ヘンリー・ファレル原作。サイコ・サスペンスの古典…といったところでしょうか。実は初見で予備知識なく見たんだけど、ぐいぐい引き込まれるストーリーと2大女優の競演に2時間半がとても短かった。こりゃ、怖い映画です。本当にこんな姉妹の確執ってあるのかどうか知りませんが、とにかくぞくぞくさせられるえげつなさ。

 「裏窓」と同じく、車いすの使い方が秀逸です。軟禁状態の姉が妹にいたぶられる…というのが基本的なストーリーなんだけど、ただただ救いようもなく怖いだけではなく、時々姉が哀れな様子を見せたり、妹を思いやったりするのが一筋縄ではいかない。そのあたりが余韻として残るんでしょうね。やっぱこういう姉妹が育ってしまったのは、親の責任かも…なんてほとんど描かれることのない両親のことを考えてしまいました。

 ひたすら怖い印象のベティ・デイヴィスだけど、ラストの海岸シーンはとても綺麗に撮られていたのがまた印象的でありました。

ロバート・アルドリッチ監督。1962年アメリカ映画。

2009年5月22日 (金)

デッドフォール (1989)

デッドフォール ロス市警の名物刑事のタンゴ(シルベスター・スタローン)とキャッシュ(カート・ラッセル)はライバル心を持ち互いの活躍を競い合う。ところがこれを良く思わないギャングのボスのイヴ・ベレット(ジャック・バランス)の罠にはまり、刑務所送りになってしまう。復讐を誓い協力して脱獄した2人ではあったが…

 うーん、今見ると80年代の雰囲気がたっぷり楽しめる。スタローンもラッセルも若くて、しかもこんなゆる?い役をやってたんだと思うとにんまりさせられる。説得力ほとんどなしのアクションコメディだけど、突っ込みを入れまくるのは野暮ってものかも。とにかく2人のかけあいに始終楽しませられました。

 ロシアの監督がハリウッドのコメディを撮るってのも、いい話だと思います。コンチャロフスキーは最近ぱっとしないけど…

アンドレイ・コンチャロフスキー監督。1989年アメリカ映画。

2009年5月21日 (木)

ソウ4 (2007)

ソウ4 殺人鬼ジグソウ(トビン・ベル)の死体を解剖すると、胃の中から録音テープが出てくる。それはまたもやホフマン(コスタス・マンディロア)をはじめとする刑事たちに当てた死のゲームのはじまりだった。同じ頃SWATの隊員リッグ(リリク・ベント)はバスルームで目を覚ます。彼はジグソウのテープに90分以内に行方不明の2人の刑事を救えと言われるのだが…

 まだ続くのか…といいかげん食傷気味になってきたスプラッタ・シリーズの第四作。いきなり悪役のジグソウの解剖シーンから始まるあたりが何ともごちそうさまであるが、さらにスプラッタシーンもエスカレート。ただしシリーズ通じてあった密室のシチュエーションは薄まったので、逃げようと思えば逃げ出せるってのが何やら追い込まれ型のスリラーを薄めているって感じ。

 ジグソウの子供や、結婚時のエピソードが語られるのはちょっと切り口が変わって楽しめた。「ハンニバル・ライジング」でレクター博士の生い立ちをたどるのと同じ趣向かな。でもさすがに以降の残酷に関しては、とうてい理解も共感もできるもんじゃないけど。

 このシリーズ、いいかげん見るのをリタイアしたいところだけど、「ソウ5」がすでに作られているらしい…

ダーレン・リン・バウズマン監督。2007年アメリカ映画。

2009年5月20日 (水)

Eye-Fiカード?入れるだけでお持ちのデジカメがネットワーク対応になる

EYE-Fi
 ネットワーク対応カメラ…なんて製品が以前にあったけど、今回使ってみたEye-Fiカードは、なんと差し込むだけでお持ちのカメラがネットワーク対応になるという便利な製品。SDカードスロットが付いたデジカメならばほとんど対応で、写真を撮ると同時にネットサービスにアップロードしたり、パソコンへ転送できるというスグレモノ。サンプル品をお借りすることができたので、さっそく試してみました。

 Eye-Fi CARDのパッケージを開けると出てくるのは、SDカードの形をしたEye-Fi本体と、専用アダプター。これをパソコンのUSBポートに差し込むことで、自動的にドライバーソフトをインストールすることができる。メニューに沿って対話式で設定は完了する。今回は、撮った写真はパソコンの共有フォルダーに転送されるように指定したが、インターネット上のDPEサービスに設定することも可能だ。その場合は、写真のアップロードの手間から解放される。

EYE-Fi

 セットアップが終わったら、カードをデジカメに差し込んで準備完了。あとは写真を撮るだけで、どんどんパソコン(あるいはネットサービス)に転送されていくから面白い。

 転送されるイメージはどんなものかというと、無線LANの電波が届く範囲で写真を撮ると、数秒後にパソコン上にポップアップが開いて写真が転送されて来る。こりゃ便利…というよりは面白くて、最初はバシャバシャとそこらじゅうの写真を撮りまくってしまった。

EYE-Fi
 転送中はカメラの電源を切らないのがコツで、切ると転送が中断されてしまう。でももう一度電源を入れ直すと再度写真を送り直すので、写真が失われてしまうことはない。電波の届かないところ(外)で写真を撮ればどうなるかというと、同期機能が働くのでカメラを持って帰ってネットワークが動いているところで電源を入れると、自動的に新しい写真だけが次々とパソコンへ転送される。これは便利だ。

 以前に写真館へ子供の七五三の写真を撮りに行ったことがあるが、スタジオにはコード付きのカメラがあり、撮る片っ端から画像サーバーに写真が転送されて、撮り終わったら即座にパソコン画面で写真が確認できるのには驚いた。同じようなシステムが家庭でも楽しめる、といったところで、使い方によってはものすごく便利に写真を楽しむことができるだろう。

 マニアックに使いこなすのもいいけど、パソコンに写真を転送して管理するのが面倒だ…という方にもおすすめです。

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2009年5月19日 (火)

ハサミを持って突っ走る (2006)

ハサミを持って突っ走る 詩人を夢見る母ディアドラ(アネット・ベニング)と父ノーマン(アレック・ボールドウィン)のもとに育つ中学生オーカステン(ジョセフ・クロス)は、両親の不仲と母親の依存症のおかげで、精神科医フィンチ(ブライアン・コックス)のもとに預けられることになる。ところがここの家族(グウィネス・パルトロ?、エヴァン・レイチェル・ウッド、他)はひとくせもふたくせもあり…

 うーん、元の家庭も、預けられた精神科医の家庭も、こりゃ究極の選択。どちらかを選べと言われても、安住の地はない。中学生だったら自立するにはまだ早いし、でもこれはアメリカの中学生がよく置かれているありきたりな状況下もしれないな、などと考えてしまいました。

 これってオーガステン・バロウズの自伝…ってことだけど、必ずしも映画向けの物語ではないような気がした。日常生活ではウンコ崇拝(?)をするピンクの家の精神科医に預けられるってのは大事件だけど、映画にしたらどうよって感じ。少なくともハサミを持って突っ走っているようには見えませんでした。

ライアン・マーフィー監督。2006年アメリカ映画。

2009年5月18日 (月)

アメリカン・ギャングスター (2007)

アメリカン・ギャングスター 70年代のハーレム、黒人ギャングの運転手だったフランク(デンゼル・ワシントン)はボスが死んでシンジケートの一切を受け継ぐ。ファミリーを従え、ベトナム戦争の軍用機を使って麻薬を密輸して富を築くのだったが、そこに捜査の手を伸ばしたのは決して買収されない刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)だった…

 リドリー・スコットが近年お得意とする裏社会の年代記ものの1本。とにかくモラルがぐちゃぐちゃで勧善懲悪とは無縁の世界が描かれる。警察側ですら押収した大金を正直に署に届ける(当たり前やん!)だけで「馬鹿かこいつは」と有名になるのである。見ているだけで感覚が麻痺してきて、麻薬でのし上がるなんて当たり前のことのように思えてくる。

 いきなりネタばれで恐縮だが、ラストにフランクが司法取引で短い刑期で出所してくるのも何とも言えない。ギャング映画にしては回数は少ないながらも、このフランクって劇中で殺人もやらかしてるのに…である。正義の警官リッチーも、家族ぼろぼろで幸せになってないってのがやるせないなぁ。麻薬取締官がぼろぼろ逮捕されるのは拍手ものではあったが。

リドリー・スコット監督。2007年アメリカ映画。

2009年5月16日 (土)

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (2007)

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 19世紀のイギリスはロンドン、理髪師のベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)はタービン判事(アラン・リックマン)に無実の罪をきせられて投獄。妻は自殺し娘ジョアナ(ジェーン・ワイズナー)は判事の養女となってしまう。ロンドンに帰ってきたベンジャミンはスウィーニー・トッドと名前を変え、ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム・カーター)のロンドン一まずいパイ屋の二階に店を開くのだったが、復讐鬼となった彼は客をどんどん惨殺し…

 何じゃ、こりゃあ… ティム・バートンの作品は結構好きなんだけど、最近はちょっと波長が合わないかもしれない。ジョニデが、ヘレナが、アラン・リックマンが歌うホラーミュージカルってのが斬新といえば斬新なんだけど、何というか心にぐっとくる部分が希薄。たぶん、復讐と言いながらも無差別殺人に走る主人公に感情移入ができないのが最大の理由だろうし、楽曲もタイトル曲以外は全然耳に残らないのが敗因だろうね。

 もうひとつ気に入らないのが、ヘレナ・ボナム・カーターの演じる毒婦。彼女は完全にティム・バートンワールドの住人になりきっているんだけど、どこか可愛さと哀れさが同居して心にひっかかる…という役どころのはずなのに、ここでは単なる毒婦に過ぎない。う?ん、期待したものが見られなかったという部分かな。

 ほとんどモノクロに近い画面は一見の価値があります。強いて言えば、血の赤が際だったパートカラー作品といったところか。予備知識なく見てどん引きした「リトル・ショップ・オブ・ホラー」をラスト近くになって思い出しました。

ティム・バートン監督。2007年アメリカ映画。

2009年5月11日 (月)

TATARI (1999)

TATARI テーマパークのプロデューサーのプライス(ジェフリー・ラッシュ)は妻エヴリン(ファムケ・ヤンセン)の誕生パーティーをかつて大虐殺が行われた病院跡で行おうとする。招待されたのは5人の男女(テイ・デイヴィス、アリ・ラーター、ブリジット・ウィルソン、ピーター・ギャラガー、クリス・カッテン)だったが、やがて館は自動的に閉鎖されてひとり、またひとりと惨殺されていく…

 続編から見てしまった「TATARI 呪いの館」の正編をついに発見。しかし続編とのつながりはあまりなく、結末よりといってもストーリー自体がホラー映画の定番(サバイバルもの)なのであまり続編とは関係なく見ることができた。

 実は私が一番面白かったのは、冒頭のジェットコースターのエレベーターのシーン。本物だったら絶対に騙されることはないんだろうけど、そこは映画のマジックというかまんまとトリックにはまった。同じギミックが後半もいっぱいあるのかな、と期待したらすっかり外されたというのが正直なところ。うーん、ホラーはちょっと食傷気味になってきたぞ。

 しかしこんなB級ホラーを、ロバート・ゼメキスとジョエル・シルヴァーという一流どころが大まじめにプロデュースしているのが懐の深さを感じさせてくれます。ホラーでは独特の地位を築きつつある「ダーク・キャッスル」の第1回作品だそうです。

ウィリアム・マーロン監督。1999年アメリカ映画。

2009年5月 9日 (土)

ニュールンベルグ裁判 (1961)

ニュールンベルク裁判 戦後間もないドイツ。ナチの本拠地であったニュールンベルグにアメリカの判事ヘイウッド(スペンサー・トレイシー)がやって来た。目的は、軍事裁判でドイツの司法長官ヤニング(バート・ランカスター)ら戦犯を裁くこと。やがて検事(リチャード・ウィドマーク)、弁護士(マクシミリアン・シェル)らによるニュールンベルグ裁判がはじまった…

 「東京裁判」と並ぶ2大軍事裁判を描いたドラマ。あくまでもドラマであり、裁かれるヤニングをはじめとする法務関係者はすべて架空の人物らしい。とはいってもモノクロの画面とドキュメントタッチの骨太な演出、上記出演者に加え、証人として登場するモンゴメリー・クリフトやジュディ・ガーランド、ヘイウッドの話し相手になるマレーネ・デートリッヒなどなど重厚なドラマで見応えがある。

 フィクションとはいっても、ナチが行ったとされる大量虐殺、断種法などは事実を基にしているのだろう。特にラストのヤニングとヘイウッドの刑務所内でのやり取りは名場面だと思う。

スタンリー・クレイマー監督。1961年アメリカ映画。

2009年5月 4日 (月)

スリー・キングス (1999)

スリー・キングス 湾岸戦争終結後のイラク。捕虜を整理していたアーチー(ジョージ・クルーニー)、トロイ(マーク・ウォールバーグ)、チーフ(アイス・キューブ)たちは、1人の兵士の尻の穴に突っ込まれた紙を発見する。それはフセインのお宝のありかが書かれた地図だった。手ぶらで国に帰るわけにはいかないと、軍紀違反も何のその、金塊強奪に乗り出す彼らだったが…

 湾岸戦争ものには違いないのだろうけど、その舞台で金塊強奪をたくらむというアウトロー映画。いかにもアメリカ的で、人情ものに振った戦争映画よりもこちらの方が説得力があるというのも困ったものだ。

 もっとも作品の出来はそんなに良いものではなく、アクションシーンは迫力あるんだけど(特にこちらに何か物が飛んでくるシーン)、他は中だるみしたり人命救助に焦点がぶれたり、何やら混沌とした内容。もっともこの混沌ぶりが湾岸戦争そのものなのかもしれない。金の延べ棒をビトンのカバンに入れて運んだり、フセインを語ってリムジンを走らせるシーンとかは面白かったぞ。

デヴィッド・O・ラッセル監督。1999年アメリカ映画。

2009年5月 2日 (土)

エリザベス ゴールデン・エイジ (2007)

エリザベス ゴールデン・エイジ ヨーロッパで唯一のプロテスタントの女王としてイギリスを治めていたエリザベス1世(ケイト・ブランシェット)。ところが周囲ではスペインのフェリペ2世(ジョルディ・モリャ)、イギリスの王位継承権を主張するスコットランド女王メアリー(サマンサ・モートン)の存在と謀略が渦巻く。そんな中でエリザベスは新世界から帰ってきた航海士のウォルター(クライヴ・オーウェン)に心ひかれるのだったが…

 混沌としたストーリーで混沌とした中で「私は国と結婚します」と言い放って終わった「エリザベス」の続編。またまたこの混沌につきあわなければいけないのか、と正直ごちそうさま状態で観賞に入ったんだけど、これは続編の方が面白い。たぶん今回の相手役となるクライヴ・オーウェンをはじめ、スコットランド女王のサマンサ・モートン、そして侍女のアビー・コーニッシュ(実はニコール・キッドマンが出演しているのかと思ったほどそっくり)たちの好演、そして後半のスペイン無敵艦隊との戦いとかが面白くて、内容が充実しているからだと思います。

 無敵艦隊を破ったのは、結局戦略が優れていたというよりも神風が吹いた…ってことなんでしょうか(元寇のように)。あの戦いで無敵艦隊全滅…ってのはちょっと納得いかないかも。

シェカール・カブール監督。2007年イギリス=フランス合作。

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