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2009年6月

2009年6月30日 (火)

魔法にかけられて (2007)

魔法にかけられて アニメの国アンダレーシアで王子との出会いを夢見るプリンセス・ジゼル(エイミー・アダムス)。ところが王子エドワード(ジェームズ・マースデン)と出会うもつかの間、魔女ナリッサ(スーザン・サランドン)の罠にかけられて現実のニューヨークへと追放されてしまう。幸い、親切な親子ロバート(パトリック・デンプシー)とモーガン(レイチェル・カヴィ)に拾われるのだったが、彼女を追って王子と魔女もニューヨークへやって来て…

 いわゆるディズニー・プリンセスが主役で、アニメと実写が融合した作品。メリー・ポピンズあたりを思わせる。とはいってもストーリーは今風にブラッシュアップされていて、ヒロインは単なる夢見るヒロインかと思いきや現実世界へ来たとたんに妙に考え方が現実っぽく変わっていく。逆に夢見るもう一組のカップルが夢の世界へとトリップしていくってのが面白い。

 それにしても、おとぎの動物たちはニューヨークではどぶねずみやゴキブリたちに変貌するってのがこれまたリアルですねぇ。ナレーションはジュリー・アンドリュースが担当しております。

ケヴィン・リマ監督。2007年アメリカ映画。

2009年6月29日 (月)

キューティー・ブロンド2 ハッピーMAX (2003)

キューティー・ブロンド2 ハッピーMAX 法律事務所に勤めるエル(リース・ウィザースプーン)は恋人エメット(ルーク・ウィルソン)と婚約中で、相変わらずきゃぴきゃぴと仕事を回す。ところが愛犬ブルーザーの母親が化粧品会社で実験動物にされていることを知り、これを禁止する法律を作ろうと思い立つのだったが…

 ブランド大好き娘のエルが活躍するシリーズ第2作。感想は第1作とまったく同じで、冒頭の10分間は激しい拒絶反応。だめだこりゃと思ったあたりでストーリーが動き出し、途中でエルがぎゃふんと言わされ意気消沈したあたりでは元気づけたくなり、ラストでは拍手しているといった具合。完全に計算されつくした映画だな、こりゃ。

 とどのつまり、すべてに勝るのは「コネ」なのか…? 仇役にサリー・フィールドも出てます。ハッピーMAXってサブタイトルが、すべてを象徴しているかも。

チャールズ・ハーマン・ワームフェルド監督。2003年アメリカ映画。

2009年6月28日 (日)

ライラの冒険 黄金の羅針盤 (2007)

ライラの冒険 黄金の羅針盤 イギリスのオックスフォード、人々はダイモンと呼ばれる、自分の分身の動物を引き連れて暮らしていた。親を知らず寮で暮らす12歳のライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、学長から真実を知ることができる黄金の羅針盤をもらう。それを手に、さらわれた子供たちを取り戻すために叔父アスリエル卿(ダニエル・クレイグ)を追って、謎のコールター夫人(ニコール・キッドマン)と北極を目指す旅に出るのだったが…

 フィリップ・プルマンの有名な児童文学の映画化なのだそうだが、これって児童が理解できるの?と疑いたくなるような摩訶不思議な世界。まずはダイモンという背後霊みたいな動物を引き連れた世界ってのが異様だし、真実を写す羅針盤やら、ダストやら、教権やら、飲んだくれてしゃべる熊(笑)やらと、こりゃ混乱必至。いや、頭の柔らかい子供たちだからこそすんなりと入っていける世界なのかな?

 主演のダコタ・ブルー・リチャーズが気が強そうで可愛くないところが魅力かも。ニコール・キッドマンは怪しすぎです。飛行船で空を飛ぶシーンは気持ちよさそうでいいですね。

 3部作の第1作ということで、これからってところでスパっと終わっているのは「ロード・オブ?」や「ナルニア?」あたりと一緒です。しかし次作が出るころまでストーリーを覚えていられるのか不明。DVDが売れるわけですね。

クリス・ワイツ監督。2007年アメリカ映画。

2009年6月26日 (金)

トム・ホーン (1980)

トム・ホーン 開拓時代末期のアメリカ西部、騎兵隊などで名をあげたトム・ホーン(スティーヴ・マックィーン)は牛泥棒を退治する用心棒として牧場に雇われる。学校教師(リンダ・エヴァンス)とのロマンスなど平和な日々を暮らしているように思えたが、牛泥棒を容赦なく射殺してきたためついには殺人罪で捕らえられる…

 実在の人物トム・ホーンの晩年を描いた伝記映画。主演のスティーヴ・マックイーンもまさに死をむかえる前年の作品であり、淡々とした映画でありながらも何かただならぬ雰囲気がただよう。

 それにしても…である。彼は無実なのか、それともそうではないのか? 映画を見ていただけではわからないし、彼の冷静さも常人では理解しがたいものがある。いや、西部劇の登場人物ってのは本当に理解できない行動をするもんだと子供の頃に思ったのをまた思い出した。

 マックィーンの映画ってのはリアルタイムに見たのは晩年の作品だけなんだけど、テレビの名画劇場で見た「シンシナティ・キッド」や「砲艦サンパブロ」あたりがやはり思い出深い。

ウィリアム・ウィヤード監督。1980年アメリカ映画。

2009年6月25日 (木)

おくりびと (2008)

おくりびと 所属するオーケストラの解散によって職を失ったチェリストの小林大悟(本木雅弘)と妻の美香(広末涼子)は、東京から山形の田舎へ帰ることを決意する。ところが求人広告訪ねた佐々木(山崎努)から得た仕事は、葬式で遺体を清めて棺におさめる納棺師。高額な給料に、妻に仕事内容を伝えることもできずに仕事をはじめる大悟だったが…

 アカデミー外国語映画賞受賞で一気にブレイクした作品。とはいっても、滝田洋二郎監督だからばりばりの娯楽映画だろうなと思ってみたら…そのとおりでした(笑)。題材の見つけ方は良いし、ストーリーも気がきいているんだけど今一歩ふみこみ足りないというか、旧来の邦画のレベルでおさまってしまっているのが残念。例えば主人公と父親とのエピソードにしても、石のアイディアってのはいいんだけど握っていたというのが逆にありえないって思ってしまった。実は息子の元へ行きたかったという気持ちは伝わってくるんだけど…

 とはいっても、妻との和解のシーンもなければ、納棺師を続けていくかどうかもはっきりしない終わり方は良いと思う。この二人に、どんな子供が育つんだろうかという部分でも余韻が残る。

滝田洋二郎監督。2008年日本映画。

2009年6月22日 (月)

マーシャル・ロー (1998)

マーシャル・ロー ニューヨークでバスジャック事件が発生する。FBIのアンソニー(デンゼル・ワシントン)の機転で事なきを得たが、別のバスジャックが発生して今度は自爆テロへと発展する。事件を収束しようとするCIAのエリース(アネット・ベニング)、そして陸軍のデヴィロー将軍(ブルース・ウィリスが乗り込んでくるが、彼らの思惑は対立して、ニューヨークの戒厳令へと発展する。

 911事件の前に作られたテロ映画なんだけど、そうとは思えないほどリアルな映画でぐいぐいと引き込まれていくものがあった。結局は裏工作、裏取引の国アメリカってわけで、割を食っているのはアラブ諸国の住人たちってのは説得力がある。

 久しぶりにアネット・ベニングを見たと思ったんだけど、これは10年以上前の映画だったわけですね。今は彼女何をしているんだろう? 役柄とのアンバランスさが、本作ではいい味を出してたと思うんだけど。

エドワード・ズウィック監督。1998年アメリカ映画。

2009年6月20日 (土)

サボテン・ブラザース (1986)

サボテン・ブラザース 山賊に襲われるメキシコの村から助けを求めに町に出た娘カルメン(パトリス・マルティネス)。たまたま入った映画館で上映中のヒーロー、スリー・アミーゴス(スティーヴ・マーティン、チェヴィー・チェイス、マーティン・ショート)は実在すると思った彼女は、ハリウッドに電報をうつのだったが…

 あのブルース・ブラザースのジョン・ランディス監督作品で、なぜかコアなファンの多い本作を初めて観賞… うーん、なんてコメントしたらいいんだろ?

 基本的には「七人の侍」(荒野の七人かもしれないけど)のパロディっぽい、山賊から村人を救うストーリーなんだけど、黎明期のハリウッドから芸人たちがショーと勘違いして山賊退治にやって来るというのがポイント。現実だったらみんな殺されちゃっておしまい、なんてことになりかねないんだけど、敵も味方も残虐ではなく妙に余裕で生きているあたりがいい雰囲気を出してるのかな。相手を威嚇するも銃口は常に空を向いているあたりが、妙にほのぼのとした雰囲気なのが良い。

 80年代のスティーヴ・マーティン、チェヴィー・チェイス、マーティン・ショートといえば、本当に脂ののりきった時期でまさに全盛期といったところでしょうか。さすがに2000年代後半に見る(しかも初見!)にはギャグも厳しいものがあるけど、彼らの芸達者ぶりにもじわ?っとくる部分が多数あります。

ジョン・ランディス監督。1986年アメリカ映画。

2009年6月19日 (金)

フレディVSジェイソン (2003)

フレディVSジェイソン フレディ(ロバート・イングランド)とジェイソン(ケン・カージンガー)の惨劇から10年…すでに2人の殺人鬼のことなど忘れていたエルム街の住人だったが、恐怖を呼び戻したいフレディは殺人鬼ジェイソンを復活させてその恐怖で自分も復活しようと企むのだったが…

 何だこりゃ? エイリアンVSプレデターみたいな映画を想像して見たのだったが、実際に画面に登場したのはキングコング対ゴジラ…を連想させるような珍作。おなじみ「13日の金曜日」シリーズのジェイソンと「エルム街の悪夢」シリーズのフレディを対決させようという発想までは面白かったんだけど…

 悪夢を栄養にして強くなるというフレディが、ジェイソンを復活させてその恐怖で強くなろうというストーリーは面白い。ただしいけないのは、2人が同時にスクリーンに登場してからである。夢から引きづり出されたフレディが、怪獣映画さながらに戦うのはパロディ以外の何者でもない、という印象を残してくれた。それでも両シリーズのファンにとっては、けっこうにんまりさせられるシーンも用意されているのは楽しめるのであるが。

 さすがに…この映画の続編は作られないだろうなぁ。

ロニー・ユー監督。2003年アメリカ映画。

2009年6月16日 (火)

ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007)

ジェシー・ジェームズの暗殺 西部史上初の銀行強盗とされるジェシー・ジェームズ(ブラッド・ピット)。アウトローながらも民衆に人気のある彼のもとへ、ジェシーを崇拝するロバート・フォード(ケイシー・アフレック)が仲間にしてくれとやって来る。最初は面白い男だと相手にしていたジェシーだったが…

 うーん、何なんだろう、この映画の空虚さは。ジェシーが意外と魅力的に見えなかったのが敗因かもしれないけど、それにも増してロバートの鼻をつくような気に障る部分。これは計算されたものだとは思うんだけど、とどのつまり2人のどちらにも魅力を感じないがゆえに、映画も空虚なものに感じてしまったのかも。

 ただしストーリーとしては面白いところも多い。特に暗殺を行って以降の、ロバートが劇場で自分自身を演じたりといったパートは意外と見所だったと思う。アウトローを殺したってことでヒーローなんだろうけど、もちろん劇中では額のガラスごしに殺されるのを予見したジェシー(こちらが一枚上手ってわけですね)は描かれるわけもなく… でも観客はそんな部分もこのロバートって男に感じ取ってしまったのだろうかってフシがあったりする。

 崇拝から殺人に至るってのは、やっぱりおきまりのコースのひとつなんかな。自分としてはよく理解できないけど。

アンドリュー・ドミニク監督。2007年アメリカ映画。

2009年6月15日 (月)

100円PCを使ってみた (12) HDDを外付けする

EeePCと外付けHDD

 フラッシュメモリー、外付けDVDドライブと来たので、今日のお題目は外付けハードディスクドライブ(HDD)です。内蔵120GBのHDDってのがネットブックPCの一般的な仕様ですが、速度重視でSSDモデルを選ぶ場合もあります。こういった選択をされた場合は、大容量のデータは外付けHDDにストックしておいて、必要にあわせて入れ替える、といった使い方がおすすめです。また120GBで足りない場合も、外付けがあれば便利でしょう。

 一般的な大型の外付けドライブでもOKなんですが、今回おすすめしたいのがポータブルタイプのHDD。小さい上にバスパワーで動作するので、特に持ち歩くケースが考えられる場合はポータブルを選んでおいた方が便利です。またデスクトップパソコンを別に持っている場合でも、簡単に抜き差ししてデータの共用ができるというメリットもあります。

 今回使ってみたのはBUFFALOの製品なんですが、白いASUSのネットブックPCと色がマッチしていてまるで純正品のようでした。もちろんバッテリー(バスパワー)で、何の問題もなく動作してくれました。

(つづく)

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2009年6月14日 (日)

サーフズ・アップ (2007)

サーフズ・アップ 南極に住むイワトビペンギンのコディ(声:シャイア・ラブーフ)は伝説のサーファー・ビッグZ(ジェフ・ブリッジス)に憧れてペングー・アイランドのワールドカップへ出場する。そこで出会ったのは最強のチャンピオンであるタンク(ディードリック・ベーダー)。彼はプロサーファーのギークや、ライフガードのラニ(ズーイー・デシャネル)に支えられて大会に備えるのだったが…

 またまた登場のペンギンが主人公のCGアニメ。そう、「ハッピー・フィート」の続編か、あるいは姉妹編かと思ったんだけど関係はないみたい。でも10年ぐらい経ったらこの2本は私の記憶の中でごっちゃになるような気がする。

 ストーリーは、ハッピーフィートというよりは「カーズ」に近いような印象。がつがつと勝つだけが人生じゃないよ、と言ったら聞こえはいいんだけど、同じテーマの映画が続くと何だかなあって感じである。

 ドキュメンタリー風(というかテレビ中継風)の演出はなかなか面白かった。ビッグZと主人公のコディもいい関係。全体的に、そつなくまとめられているけどお話がかなり軽いといった印象。サーフィンのシーンは、なかなか迫力あります。

アッシュ・ブラノン、クリス・バック監督。2007年アメリカ映画。

2009年6月12日 (金)

シルク (2007)

シルク フランスの片田舎に住むエルヴェ(マイケル・ピット)は、戦争から帰り美しい娘エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚する。ところが村の産業である製糸工場が、蚕の伝染病により打撃を受ける。健康な卵を求めてエルヴェはアフリカから日本まで旅をするのだったが…

 アレッサンドロ・バリッコのベストセラー小説を映画化。日本側からも役所広司、中谷美紀などが出演。ところが思ったほどにスケール感がなくこじんまりした映画になってしまったのは何でだろう。短時間にエルヴェがヨーロッパと日本の間を何回も行ったり来たりしたからかなぁ…

 それにヨーロッパの恋愛映画にしては、メッセージ性が希薄な感じ。日本人の美女にくらくらっときて、そして実はエレーヌの手紙だったなんて結末はいったい何を意味しているのか? 実は何も意味してないんじゃないか、なんて気分になってしまった。キーラ・ナイトレイは綺麗だったけど、中谷美紀にしても芦名星にしても、あんまりオーラ出てなかったしなあ…

フランソワ・ジラール監督。カナダ=フランス=イタリア=イギリス=日本合作。

2009年6月11日 (木)

Presents うに煎餅 (2007)

Presents うに煎餅 印刷会社に就職した羽月(戸田恵梨香)は、理想と現実のギャップに疲れ気味。おまけに大学で留年を繰り返す恋人の悟(平岡祐太)にも愛想をつかしている。そんなとき、合コンで良さげな男健介(黄川田将也)と知り合いデートを繰り返すのだったが…

 角田光代の短編小説を映画化した、中編映画の第2弾。理想だと思える、かっこいい男とつきあってはみたけど…というストーリー。いわゆる青い鳥的ないい話だとは思うのだが、悟がいい男かと言えばかなり微妙なのが敗因。確かに確かめもせずにピアスを贈る男なんてかなりひいてしまいそうだが…

 ポップな画風といい、これが今風な映像なんかな? 登場人物がおっそろしくビビッドな服を着ているのはかなりひいてしまったが。

石井貴英監督。2007年日本映画。

2009年6月 9日 (火)

Presents 合い鍵 (2006)

Presents 合い鍵 OLの由加里(広末涼子)は8年間つきあってこのところ疎遠ぎみの恋人の博明(玉山鉄二)に久しぶりに合う。彼から切り出されたのは、好きな人ができたから別れてほしいとのこと。今までの8年間は何だったのかと途方に暮れる彼女は気がつくと彼の部屋の合い鍵を持っていて…

 角田光代の短編集「Presents」を元にした中編映画。8年間つきあった彼との別れという、何やらありがちな光景をじっくり描いて見せてくれる秀作。女性監督の持つ感性もさることながら、倦怠期でたどたどしい2人と、8年前の生き生きした2人のやりとりのコントラストがこれまた秀逸である。何回も見たい映画ではないけど、ちょっと心に残る映画。こういう思い出って、誰でも心の中に一つか二つしまってるんじゃないかな。

日向朝子監督。2006年日本映画。

2009年6月 8日 (月)

ストーカー (2002)

ストーカー スーパーのDPEコーナーに勤める写真技師のサイ(ロビン・ウィリアムズ)は、お得意様のニーナ(コニー・ニールセン)、ウィル(ミシェル・ヴァルタン)、ジェイク(ディラン・スミス)一家に好意を持っている。ところがひょんなことから父親ジェイクの浮気を知り…

 タイトルどおりのストーカー映画なんだけど、主人公のサイが本当に普通のおじさんというのが、逆に哀れを誘う。こういう店員さんってたまにいるし、客側から見るととってもいい人なんですよね。それが一線を越えてしまうあたりが妙にリアルに描かれるのがポイント。本当に、善人と悪人の境界線は紙一重というのを感じさせてくれます。ロビン・ウィリアムズは相変わらずうまいです。

 こう考えると、写真屋さんって本当に個人のプライバシーに入り込んでくる職業のひとつですね。個人情報に敏感になった現代だからこそ、この映画の怖さがじわりと感じられるのではないでしょうか。もうひとつ、家族は大切にしましょう。

マーク・ロマネク監督。2002年アメリカ映画。

2009年6月 7日 (日)

100円PCを使ってみた (11) DVDドライブはやっぱり必要

ノート用DVD
 DVDドライブを積まないのが、ネットブックPCの軽量化の秘密。ドライブがないパソコン用にUSBメモリーやSDカードメディアで供給されるソフトも増えてきました。でもいざという時はやっぱりCDやDVDが必要な場合も多いもの。メインPCとしてネットブックを使っている場合はなおさらです。というわけで、今回のテーマは外付けのDVDドライブ。価格もほとんどが1万円以下とそんなに高くないので、ネットブックPCのユーザーになったらまず欲しくなる周辺機器のひとつと言えるでしょう。

ノート用DVD

 外付けDVDにはモバイル用とそうでないものの2種類がありますが、ネットブックに使うならやっぱりモバイル用の小型軽量のものがおすすめ。持ち歩けるほど小型・軽量の上に、バスパワーで駆動できるので(つまりACアダプターが不要)便利です。さっそくBUFFALO製の外付けドライブを試してみましたが、使い勝手は内蔵型とさほど変わりません。モバイルでは常時つないでおくとバッテリーの消費が早まるので、必要な時だけさっとつないでデータを転送、不要になったらすぐに外すという使い方が向いているでしょう。

 もちろんCDやDVDも焼けますが、焼いている途中で電池切れになると書き込みを失敗するのでバッテリー駆動で焼くのは緊急時以外はおすすめできません。ちゃんと焼きたい時は電源を用意しましょう。

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2009年6月 4日 (木)

大いなる陰謀 (2007)

大いなる陰謀 上院議員のアーヴィング(トム・クルーズ)は、軍のテロ対抗作戦を女性記者のジャニーン・ロス(メリル・ストリーブ)にリークする。その裏にただならぬものを感じて、記事にするのをためらうジャニーン。同じ頃、大学で政治を教えるマレー(ロバート・レッドフォード)は、教え子たちに持論を説くのだったが…

 上院議員を独占インタビューする記者、大学のゼミ、そして作戦遂行中の戦場(実は兵士は、マレーの教え子)と3元中継で話が進んでいくドラマ。大学や学生と、戦地がつながっているというアメリカの日常感覚にまずは驚かされる。次に隠密作戦のリークが、大統領になる布石だという大いなる陰謀。このくらいで陰謀って呼べるんだろうか(笑)ってのが正直な感想である。日常茶飯事に、転がってそうな事件のような気がする。

 そう考えると大いなる陰謀って何だったんだろうか。学生の選択肢として、戦場へ赴くことが含まれるというアメリカの実情と、それが教育システムに組み込まれているってこと? いや、「大いなる陰謀」とは邦題なので、あまり深く考えるのが馬鹿馬鹿しいことなのかもしれない。

 というわけで、豪華顔合わせの割にはちょっと肩すかしをくったかのような作品。テーマの割に、上映時間がコンパクトだったのも敗因かな。

ロバート・レッドフォード監督。2007年アメリカ映画。

2009年6月 2日 (火)

28週後... (2007)

28週後... 噛まれると凶暴になる新種ウィルスに襲われたイギリス。ドン(ロバート・カーライル)は絶体絶命の状況から、妻アリス(キャサリン・マコーマック)を見捨てて自分だけ助かる。やがてウィルスは沈静化し、スペインに旅行に行っていた娘タミー(イモージェン・ブーツ)と息子アンディ(マッキントッシュ・マグルトン)が帰ってきたのだったが…

 「28日後...」の続編だけど、背景の事件がつながっているだけで前作とのキャラクターのつながりはなし、というか微妙に何かがつながっているのかもしれないけど、1回の観賞では見つけることはできなかった。

 今回はとあるファミリーが主人公なんだけど、妻を見捨てて逃げるという父親のなさけなさが、妙に身につまされる。本来はばっさり切り捨ててしまいそうなキャラなんだけど、自分もいざという時にああなってしまうんじゃないだろうかという不安感があおられてしまう。

 その後のストーリーも情け容赦ないのがなんとも凄い。ああ良かったと思わせておいて…そりゃないだろうという展開。これはラストのエンドクレジット近くまで引き継がれる。聞けばこれは3部作の予定なのだそうだが、どんな完結編が用意されるのか楽しみである。ロメロのゾンビシリーズと同く、ばしっと話が収束することは期待できそうにないが。

フアン・カルロス・フレスナディージョ監督。2007年イギリス=スペイン合作。

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