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2009年11月

2009年11月29日 (日)

題名のない子守唄 (2006)

題名のない子守唄 北イタリアのトリエステという町に、ウクライナからひとりの女性イレーナ(クセニア・ラバポルト)がやって来る。イレーナはアダケル夫妻(クラウディア・ジェリーニ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)のメイドになり、その娘テア(クララ・ドッセーナ)の子守をするのだが、実は彼女には秘められた過去があった…

 と、ミステリー仕立てでスタートする物語なんだけど、トルナトーレ監督作品だけにただのサスペンスでは終わらない。彼女につきまどう「黒カビ」と呼ばれる男(ミケーレ・プラチド)の存在とか、時折挿入されるポルノ風の回想シーンとかがだんだんつながって行って、やがて感動のラストへ… かなり辛口の物語にもかかわらず、救いがあるのはトルナトーレの持ち味でしょうね。

 これって、ロシアの人身売買とか、売春組織なんかが社会問題化してる、なんて背景があったり告発映画になってたりとかいうことを連想させられたんだけど、ネットで調べる限りはそこらへんに触れたページは見あたりませんでした。

 主演のクセニア・ラバポルトは過去を持つ女性にぴったりの、ミステリアスな雰囲気が魅力的。髪の色を変えたりメイクで雰囲気ががらっと変わって、将来が楽しみな感じの女優さんですね。「黒カビ」ミケーレ・プラチドの不気味さも印象的。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督。2006年イタリア映画。

2009年11月27日 (金)

幸せになるための27のドレス (2008)

幸せになるための27のドレス ジェーン(キャサリン・ハイグル)が凝っているのはブライド・メイドという花嫁付添人。過去に27回もこの役を務るが自分は上司のジョージ(エドワード・バーンズ)に片思いするだけで結婚とは無縁。ところが訪ねて来た妹のテス(マリン・アッカーマン)がジョージとあれよあれよという間に婚約してしまい、自身は結婚式専門のジャーナリストであるケビン(ジェームズ・マースデン)の取材を受けるのだったが…

 何でドレスが27着なんだろう…ってのが最初の疑問だったんだけど、なるほど、27回のブライドメイドをこなしたってわけね。こういう世話好きな女性というか、世話がとっても上手な女性って確かにいるなぁって納得。彼女が世話好きなだけに、妹がずぼらに育ってしまうってのもこれまた納得。結局は彼女の身から出たさびって言ってしまえばかわいそうなんだけど、ま、ラストはラブコメの定石どおりにおさまってくれたので良しとしましょう。

 キャサリン・ハイグルって可愛いんだけど美人かというとかなり微妙。対するマリン・アッカーマンはメイクのせいかもしれないけど悪魔系なところが印象に残る。ところで上司のジョージって、ヒロインがそんなに熱を上げるほど魅力的か?

アン・フレッチャー監督。2008年アメリカ映画。

2009年11月26日 (木)

インク、メディア、用紙、メモリ… サプライまとめ買いセールやってます

メディアまとめ買いセール

 この時期になると必要なのがプリンターのインク。そう、年賀状の準備はできていますか。Joshin webではサプライ用品のまとめ買いセールをやってます。ネットでまとめて注文するのがお得です。

 インクの他にも、プリンター用紙、データメディア、ビジュアルメディア、USBメモリ、メモリカード、電球型蛍光灯、電池のまとめ買いがとってもお得です。個人的には、ビジュアルメディア(DVDやBlu-ray)がおすすめ。年末年始は録画したい番組が目白押しですもんね。

 特設ページは、こちらをクリックしてご覧下さい

マグノリア (1999)

マグノリア 余命いくばくもない大物プロデューサーのアール(ジェイソン・ロバーズ)には財産目当ての後妻リンダ(ジュリアン・ムーア)が付きそう。彼には、新興宗教まがいで儲ける疎遠の長男フランク(トム・クルーズ)がいた。一方で元少年クイズ王のドニー・スミス(ウィリアム・H・メイシー)は自堕落な生活を送り、実直な警官のジム・カーリングは、薬漬けの娘クローディア(メローラ・ウォルターズ)を職務質問していた。やがて彼らの人生は交差し…

 ロバート・アルドリッチ作品を思わせる群像劇なんだけど、彼らのかかわりが何ともシュールなのが印象に残る。イカレポンチのセックス教祖にトム・クルーズははまり役だし、彼と父親の関係はじわ~っときた。そういやジョン・C・ライリーのさえない警官とメローラ・ウォルターズの関係も泣けるし、クイズ少年のエピソードもいい。なぜタイトルがマグノリアなのかわかんないんだけど、この語り口は新鮮でとってもくせになる。

 それだけに…蛙ってオチは凄い。ラストはひたすらカエル、カエル、カエルである。何もかもぶっとばして降り続けるカエルの軍団。凄い、凄すぎるぞ。さすがに世紀末に作られた映画だけある(笑)。

ポール・トーマス・アンダーソン監督。1999年アメリカ映画。

2009年11月25日 (水)

メリークリスマス! ラッピング袋を販売中

Xmas_lapping

 クリスマスが近づいてまいりました…。Joshin webのサイトも、ちょっと早いかなぁと言いながら、クリスマスに模様替えしております。というわけで、皆様ぼちぼちプレゼントの用意などをされているのではないでしょうか。子供たちが欲しがるおもちゃとかゲームは、クリスマス前に品切れになっちゃう場合が多いので、早めの確保がおすすめです。ひっそり注文して押し入れに隠しておく…なんてのがベストかな。

 というわけで、今回ご紹介するのはクリスマス用のラッピング袋。本当はきれいに包装してリボンなんか付けたいところだけど、ばりばりって破っちゃったらおしまいですよね。ラッピング袋だったら簡単に入れられて見栄えがいい上に、あとからおもちゃの整理袋にしたりできるので便利です。

 クリスマス用ラッピング袋の販売ページはこちらです

モガンボ (1953)

モガンボ アフリカでハンターを営むビクター(クラーク・ゲイブル)の元へエロイズ(エヴァ・ガードナー)という美女がやって来る。実はインドの王子を訪ねて来たのだったが、すれ違いで出会えずビクターが1週間世話することになる。やがて船がやって来て、彼女と入れ替わりに動物学者のノードリー(ドナルド・シンデン)と妻リンダ(グレース・ケリー)がやって来るのだったが…

 サファリを舞台にしたロマンティック・アドベンチャー。つい先頃に「ハタリ!」を見たばっかりに、ひょっとしてシリーズか続編かと思ってしまったほど設定がそっくり。でもこちらの方が8年ばかり古くオリジナルのようである。ちなみにこちらの監督はジョン・フォードで主演はクラーク・ゲイブル。「ハタリ!」はハワード・ホークス監督でジョン・ウェイン主演である。ただしエヴァ・ガードナーとグレイス・ケリーという2大女優が出ているだけ、「モガンボ」の方が華があるかなってところ。

 ストーリーはというと、サファリを背景にはしているけど辛口の大人のメロドラマといった内容で、すれっからしのエヴァ・ガードナーと、温室育ちのグレイス・ケリーという2人の女性の対比が見事。特にグレース・ケリーが演じる「女」が見事だし、それを受ける夫役のドナルド・シンデンの見ていていらいら度もなかなかのもの。本来はエヴァ・ガードナーがヒロインのはずなんだけど、この2人の熱演にかっさらわれた感じである。

 クラーク・ゲイブルは久しぶりに見たけど…かなり油っこいおっちゃんである。

ジョン・フォード監督。1953年アメリカ映画。

2009年11月24日 (火)

プレステやブルーレイプレイヤーが当たる、ソニーウィンターキャンペーンやってます

ソニーウィンターキャンペーン

 もうすぐ12月。あわただしい時期ですが、ボーナスで何を買おうかとかいろいろ思い巡らせている方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、ソニーのウィンターキャンペーン。ソニー製品を3万円以上お買い上げいただいた方から抽選で、プレイステーション(もちろん最新型)やブルーレイプレイヤーが当たるキャンペーンを、2009年12月31日までやってます。  賞品の中で個人的におすすめなのは、ブルーレイプレイヤー。特にブルーレイレコーダーをお持ちの場合だと、リビングで録画した番組をBD-REにダビングすれば、自室などで見ることができて便利です。  キャンペーン内容と対象商品などについては、こちらのページをご覧下さい。

ハプニング (2008)

ハプニング セントラルパークで突然人々が集団自殺するという事件が発生。同じ頃、近くのビル工事現場でも作業員が大量に落下事故を起こしていた… 高校教師のエリオット(マーク・ウォールバーグ)は妻アルマ(ゾーイ・デシャネル)と喧嘩の最中だったが、友人ジュリアン(ジョン・レグイザモ)とその娘ジェス(アシュリン・サンチェス)と共に列車で避難命令の出たニューヨークを後にするのだったが…

 M・ナイト・シャマラン監督の最新作を観賞。この人、全編タルいのに最後の5分ぐらいがどっか~ん、なんて作風が定着していたので、覚悟して見始めたんだけど、何と最初から飛ばしまくりのデザスター映画でありました。キングの「ミスト」によく似た内容だけど、事態の全貌が見えないというあたりでは「サイン」の延長線上かも。飛ばしまくるが故に、こりゃラストのどんでん返しも凄いに違いない…とわくわくしていると…

 完全に肩すかしを食らいました。やっぱりシャマランはただ者ではありません。赤潮という説明には納得させられたけど、衝撃のラストと呼ぶには全然足らない。まぁ普通のデザスター映画だと思って見たら当たりも外れもないかも。ヒロイン役のゾーイ・デシャネルは最初はぱっとしない女優さんだと思ってたけど、ラスト近くはぞくぞくするほど綺麗だったのが印象的。

M・ナイト・シャマラン監督。2008年アメリカ=インド合作。

2009年11月21日 (土)

ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛 (2008)

ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛 前作から1300年後のナルニア国は、テルマール人によって侵略され衰退していた。その王位継承者であるカスピアン王子(ベン・バーンズ)は命を狙われ、魔法の角笛を吹いたことにより伝説の四人の王ルーシー(ジョージ・ヘンリー)、エドマンド(スキャンダー・ケインズ)、ピーター(ウィリアム・モーズリー)、スーザン(アナ・ポップルウェル)が呼び寄せられたのだったが…

 現代(といっても大戦中ですが)からファンタジーの世界へ子供たちが旅をするという、C・J・ルイス原作のナルニア国物語の第2章。前作はまだファンタジー色が強かったんだけど、今回はテルマール人という人間が敵だけに、どうしても血なまぐさい戦争のイメージは払拭できず、何とも言えない居心地の悪さを感じてしまった。とはいっても、我々も子供の頃はチャンバラごっこをして時代劇の立ち回りを見て育ったわけだし、どうこういう問題ではないんかもしれないけど、どうにも子供たちが殺し合うという設定に違和感を覚えてしまいました。

 まぁその部分を除けば…かなり気合いの入ったファンタジー大作で、動物やら植物やらが入り乱れてのスペクタクルは一見の価値あり。最後は水親父(?)がとどめをするってのは、ちょっと反則っぽいけどなぁ(笑)。

アンドリュー・アダムソン監督。2008年アメリカ映画。

2009年11月20日 (金)

バーンヤード 牧場は大パニック! (2006)

バーンヤード 牧場は大パニック とある牧場の牛オーティス(声:ケヴィン・ジェームズ)は、牧場のリーダーである父ベン(サム・エリオット)とは正反対のトラブルメーカー。ところが父のベンがある日コヨーテの群れに襲われて… 2代目として牧場のリーダーとなったオーティスだったが…

 動物たちが主役のCGアニメ。実は2本足で歩けるし、人語もしゃべれるけど人間たちの前ではネコをかぶっているというすっとぼけた動物たちが主人公。いきなり主人公のオーティスが陸サーフィンをはじめるあたり、ほのぼの系の映画かと思いきや、コヨーテが襲来してからは急にシビアな内容に変貌。オーティスの成長物語を、おもしろおかしく語ってくれるなかなかの秀作です。  かなり楽しめる上にクオリティも高く、これが劇場未公開&ビデオ未発売ってのは不思議です。ちなみに日本ではスターチャンネルとWOWOWで見ることができます。

 声の出演は上記以外にダニー・グローヴァー、コートニー・コックス、アンディ・マクダウェルと豪華です。

スティーヴ・オーデカーク監督。2006年アメリカ映画。

2009年11月17日 (火)

スターシップ・トゥルーパーズ3 (2008)

スターシップ・トゥルーパーズ3 宇宙生物バグとの戦いを繰り広げる未来の地球。惑星ロク・サンを守るジョニー・リコ大佐(キャスパー・ヴァン・ディーン)のところへ総司令官でありロックスターのオマー・アノーキ(スティーヴン・ホーガン)をはじめ、旧友のハウザー将軍(ボリス・コジョー)とローラ(ジョリーン・ブラロック)たちが訪ねてくる。ところが突然のバグの攻撃にあい、基地は崩壊してしまう…

 あの…「スターシップ・トゥルーパーズ」に、ついに第3作が登場。といってもまったく話題にならなかった映画だけに、内容もそれなりのものでなかなかヒサンな仕上がり。見せ場はといえば、パワード・スーツの登場(ラストにほんのわずかだが)と、司令官がロックスターだというあたりか(笑)。何だか、日本のロボットアニメの影響をモロに受けてんのかな? こういうのを逆輸出というのかもしれない。

 元々スプラッタ色の強かった1作目だったけど、本作では画面が暗いせいかそのあたりは若干おさえ目。そのぶん、コミカルなシーンにふったような作りで、笑えるか笑えないかが評価の分かれ目かもしれない。個人的には…それなりに笑えたってところかな。

エド・ニューマイヤー監督。2008年アメリカ映画。

2009年11月16日 (月)

潜水服は蝶の夢を見る (2007)

潜水服は蝶の夢を見る 雑誌ELLEの編集長ジャン・ドー(マチュー・アマルリック)は脳梗塞で倒れ、気がつくと左目のまぶた以外は動かせない全身麻痺の状態になっていた。彼のリハビリのために言語療法士アンリエット(マリ・ジョゼ・クローズ)と理学療法士マリー(オラツ・ロペス・ヘルメンディア)がつきっきりで世話をし、やがて瞬きによるコミュニケーション方法を得る。彼が次にとった行動は、編集者クロード(アンヌ・コンシニ)の聞き取りによる自伝の執筆だった…

 「007慰めの報酬」での悪役が印象的だったマチュー・アマルリック主演の実話の映画化。脳梗塞で倒れた主人公の視線からはじまり、その重苦しさは相当のものであり、疑似体験によるフラストレーションはなかなか大変である。しかしELLEの編集長という大物だけあるのか、3人の美女(?)による必死の看病で細々としたコミュニケーション能力を取り戻し、ついには自伝まで書いてしまう物語である。

 最初の重苦しさを吹き飛ばしてくれたのは、瞬きによるコミュニケーションを取り戻した時でも家族の面会でもなく、彼が書く詩的な文章がクロードにより読み上げられたところかな。いくら文才があっても、それを外に伝える方法がなければどうしようもないってのを思い知らされました。

 「潜水服は蝶の夢を見る」というタイトルもいいです。重い潜水服を脱ぎ捨てて、蝶になったジョン・ドーはどこへ行ったんだろう…と考えるとちょっと悲しいものがありますが。

ジュリアン・シュナーベル監督。2007年フランス=アメリカ合作。

2009年11月11日 (水)

告発のとき (2007)

告発のとき 元軍人のハンク(トミー・リー・ジョーンズ)とジョアン(スーザン・サランドン)夫婦の息子マイクが、イラク戦争から帰還後行方不明になる。残された手がかりは、携帯に残された短い動画ファイル。息子の行方を追ってフォート・ラッドの基地へおもむき、刑事エミリー(シャーリーズ・セロン)に協力を求めるのだったが、やがて息子が焼死体で発見される…

 実話を元にした映画らしいが、あまりにもシリアスでひねりがなくて、正直拍子抜けした。それはたぶん、期待した反戦のストレートなメッセージや戦争で息子を失った夫婦の物語ではなく、かなり異質のものを見せられたせいもあるかもしれない。でもこの狂気の連鎖というか、帰国してからの普通の殺人事件に戦争の本質が込められているという部分に本質を見る気がした。平和な国に住む人間にとってはわからない感覚だろうなぁ。

 それにしても、トミー・リー・ジョーンズとスーザン・サランドンの夫婦ってのが良い。軍人一家なんだけど、息子2人を戦争(?)で失ってしまうんですよね。そして「あなたが入隊をすすめたから」という奥さんのセリフも心に残る。普通の生活と普通でない生活が当たり前のようにつながっているところに、強烈な違和感を感じる。

ポール・ハギス監督。2007年アメリカ映画。

2009年11月10日 (火)

イン・ディス・ワールド (2002)

イン・ディス・ワールド パキスタンの難民キャンプに住むジャマール(ジャマール・ウディン・トラビ)はいとこのエナヤット(エナヤトゥーラ・ジュマディン)はロンドンへと亡命することになる。かくしてトラックやコンテナ、バスなどを乗り継いで命がけの旅が始まったのだったが…

 ミニシアターの芸術映画…といった雰囲気の出だしだったけど、旅がはじまってからはひたすらドキュメンタリーのようなシリアスなタッチに、ぐいぐいと画面に引き込まれて見てしまった。どうして亡命の旅に出ることができたのかとか、なぜロンドンかといった説明は一切ないのでもやもやっとしたものが残るのだが、それでもこの少年の住む居心地の悪い世界ではなく、ロンドンには何かがあるという希望を感じさせるところが救いなのだが…

 でも先進国と呼ばれるヨーロッパ圏に入っても、フランスで対岸のイギリスを眺めながらでもこの居心地の悪さってのは全然払拭されないんですよね。たぶん難民たちが日本へやって来ても、同様の居心地の悪さを感じるんじゃないかと思ってしまった。結局彼らが救われるってのは、何なんだろう。安定した暮らし? 家族? そしてこの映画は、どこまでが映画でどこまでがドキュメントなんだろうね?

マイケル・ウィンターボトム監督。2002年イギリス映画。

2009年11月 9日 (月)

セックス・アンド・ザ・シティ (2008)

セックス・アンド・ザ・シティ エッセイストのキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は仕事も順調な上に、恋人のミスター・ビッグ(クリス・ノース)と婚約するなど順風満帆な人生を送っている。友人のサマンサ(キム・キャトラル)は年下の恋人と同棲中。弁護士のミランダ(シンシア・ニクソン)は家族に恵まれて暮らしていたが、夫の浮気が発覚。子供ができずに悩んでいたシャーロット(クリスティン・デイヴィス)は、中国人の養女を得るのだったが…

 人気テレビシリーズの後日談…というわけで、たぶんドラマを見てないぶんだけ面白くないだろうなぁと構えて見たらこれが意外といけた。たぶんアメリカ女性の夢と思われるブランド漬け恋愛漬けの都会暮らしに、ぴりりと人生のスパイスをふりかけたかのような映画ってところが勝因かも。キャラクターがいいんだろうね。本来なら、くっついて離れてもういいかげんにせえと言いたくなるキャリーとミスター・ビッグの関係なんかも、ちょっと肩入れして見ることができました。

 個人的に笑ったのは、サマンサの女体盛り。ちょっと小腹がすいた時に見ていたので、あれを見ながらなぜか妙に寿司が食いてぇ~なんて思ってたら話はアメリカ映画ならではの食べ物の投げ合いに発展。げっ、冷蔵庫の扉にべちょっとくっついたスシを見てると、食欲がなよ~んと減退してしまった。

 というわけで、最後まで飽きずに見ることはできたのだが、残った感想は「勝手にやってくれ」。結局印象に残ったキャラクターはキャリーの私設秘書役だったジェニファー・ハドソン。最後に彼女がすべてをかっさらっていった感じでありました。

マイケル・パトリック・キング監督。2008年アメリカ映画。

2009年11月 7日 (土)

話題のLED電球を試してみました

LED電球1 省電力のLED懐中電灯がちょっとしたブームですが、今回使ってみたのはエコ意識が高い方を中心にじわじわと盛り上がっているLED電球。あれ、電球型蛍光灯とはどこが違うの?とか、どうしてこんなに値段が高いの?とかいろいろと疑問はあるでしょうが、LEDに電球なみの輝度を持たせているってのがポイントのようです。

 電球型蛍光灯との違いは、やっぱり消費電力の少なさ。LED電球は根本に放熱用のフィンがついていることからわかるように、ある程度の熱は持ちますが、それでも蛍光灯や白熱電球とくらべると発熱量はわずかなもの。それに蛍光灯の弱点である、点灯時の消費電流が大きいところとか、点灯してから十分明るくなるまで時間がかかる、という部分はクリアしていると言えます。

 というわけで、電球型蛍光灯を何種類か借りてきて、我が家の洗面所につけてみました。口金は電球と同じなので、取付はとっても簡単。スイッチを入れてみると、これまた電球とまったく同じように点灯。これって、言われないとLED電球を使っているなんてことはまったくわかりません。正直なところ、ちょっとぐらいLED電球を使っているってことを自己主張してもらってもいいんじゃないかと思ったぐらいです。  スイッチを入れるといきなり明るいので、トイレとか廊下などの頻繁にオンオフする場所でも使えそうです。まずはよく使う場所を中心に、置き換えを検討してみるのがよさそうです。

LED電球2

LED電球の販売ページはこちら

ザ・ワン (2001)

ザ・ワン 125あるという多次元宇宙を支配しようとする男ユーロウ(ジェット・リー)は、各世界にいる自分の分身をすべて殺して全能の神の存在(ザ・ワン)になろうとする。彼を追いかける宇宙捜査局の刑事(ジェイソン・ステイサム)だったが、ついにユーロウは最後の一人であるロウレス(ジェット・リーの二役)に迫るのだったが…

 多次元宇宙なんてめんどくさそうなナレーションではじまるあたりに、こんなん理解できるんかとちょっと危機を感じたが…中身はどうってことないパラレルワールドもののアクション映画でありました。世界は125あるらしいんだけど、すでに123人のジェット・リーたちは始末ずみ。残る二人のバトルに、宇宙局の刑事が加わるんだけど、同胞たちを殺せば殺すほど強くなるという設定だけに彼らはすでに超人バトルの域に達しているというわけである。うーん、ジェット・リーなんて何もしなくても超人の域に達していると思うんだけどなぁ。

 とか思いながら、このおもいっきりB級具合とパラレルワールド、そしてラストのオチのまとめかたは何かに似ている、と思ったらジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の「タイムコップ」を思い出した。再見までしてみよう、というつもりはないけど…

ジェームズ・ウォン監督。2001年アメリカ映画。

2009年11月 5日 (木)

スター・トレック (2009)

Startrek ロミュラン人ネロ(エリック・バナ)との戦闘中に宇宙船USSケルヴィンの中で生を受けたカーク(クリス・パイン)だったが、父は皆を救って壮絶な戦死を遂げる。青年になったカークは無軌道な青春をおくっていたが、USSエンタープライズの初代艦長パイク(ブルース・グリーンウッド)に、父を越える男になってみろとスターフリート入りをすすめられる。そこにはバルカン人のスポック(ザカリー・クイント)を始め、若き日のスルー(ジョン・チョー)、ウフーラ(ゾーイ・サルダナ)らがいた。

 テレビ版スタートレックのいわば「ビギニング」篇。以前、映画版が登場して「ジェネレーションズ」でカーク船長の最期が描かれた時に「映画版が登場しなければ、このシーンは見ることがなかったのに…」という感想を書いたことがあったのだが、この映画に関してはまったく逆の感想。映画版が誕生したからこそ、カークの誕生からおなじみのメンバーたちのはじまりの物語を見ることができたってところ。

 しかし、ストーリーは若干パラレルワールドを描いているためかテレビ版とは味付けが微妙に異なっているところも面白い。バルカンが破滅したり、スポックとウフーラが恋愛関係にあったりという部分はかなり面白い設定である。タイムパラドックスから、カークの父は救われるのか…と期待させておいてそうはいかない辛口な点もあったりする。

 スポックよりも、スルーやチェコフの方がちょこまかとしたノリで大活躍するのが笑えた。スコットやマッコイもいい味を出している。しかし、彼らがみんな同期だったとは知らなかったぞ。

J・J・エイブラムス監督。2009年アメリカ映画。

2009年11月 3日 (火)

NOセックス、NOライフ! (2005)

NOセックス、NOライフ 専業主夫のトム(デヴィッド・ドゥカヴニー)と女優のレベッカ(ジュリアン・ムーア)は性のすれ違いの問題からカウンセリングに通っている。レベッカの弟トビー(ビリー・クラダッブ)はエレイン(マギー・ギレンホール)と何年も同棲しているが、そろそろ子供が欲しいという彼女との意見の相違から別れてしまう。新しい彼氏を作ったエレインだったが…

 微妙にすれ違う二組のカップルを描いた、大人のラブストーリー。何とも言えない邦題がついているのが微妙だけど、内容は原題のとおり「人を信じろ」ってことなんですよね。ちょっとなさけない感じのトムが、セラピーで徐々に心を開いていく様子は、ありきたりだけど感動的。同じく、うだうだと距離をはかっているトビーとエレインの物語も見せてくれる。子供を作るってのは男女ともに大問題だとは思うのだが、これから逃げる男ってのはそんなに一般的なんかな。ちょっと不思議。

 さらに、チョイ役でエヴァ・メンデスとかエレン・バーキンが出てるのは、豪華というよりももったいない感じがした。

バート・フレインドリッチ監督。2005年アメリカ映画。

2009年11月 2日 (月)

ゲーム・プラン (2007)

ゲーム・プラン アメフトのスター選手ジョー・キングマン(ザ・ロック/ドゥエイン・ジョンソン)のところへ娘を名乗る少女ベイトン(マディソン・ベティス)が転がり込んでくる。独身を謳歌する彼は激しく拒絶するのだが、やがて叔母が彼女を引取にやって来て…

 古くはシュワちゃん、スタローン、最近ではヴィン・ディーゼルなどなど、人気が出たアクションスターが必ず通る道…って決まってるかどうか知らないけど、ザ・ロックよおまえもかというわけで登場したキッズコメディ。そりゃ「私はあなたの娘よ」と言われたら普通の男だったら戸惑うだろうけど、思い当たるフシだらけの彼はそれなりに受け入れてしまう。ワガママなダメ男って設定なのかもしれないけど、なかなか度量の深さを感じてしまったぞ。

 とはいっても映画の深さはそこまでで、あとは一般的なキッズコメディの王道をズボーンと突っ走るかのようなストーリー。ザ・ロックへの愛情がないと少々きついかなぁという感想です。独身男性の憧れの部屋は…やっぱ子育てには向いてないんでしょうね。そうそう、マッチョな男はバレエがよく似合います。劇場未公開作品。

アンディ・フィックマン監督。2007年アメリカ映画。

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