88ミニッツ (2007)
若い女性を狙った連続猟奇殺人が起こり、フォースター(ニール・マクドノー)という男が逮捕されFBIの犯罪心理学者グラム博士(アル・パチーノ)の証言で死刑の判決が下る。それから9年後、フォースターの死刑執行を目前にして同様の手口の殺人事件が起こり、グラム博士には「おまえの命はあと88分だ」と脅迫電話がかかってくる。
かなりチープな雰囲気のサスペンスで、アル・パチーノの登場で「おっ、映画だ、テレビドラマじゃないんだ」と引き戻された感じ。でも謎の犯罪者にぶんぶん振り回されるパチーノは、本当に犯罪心理学者なんかと突っ込みを入れたくなることしきり。さすがにフォースターが犯人だということには自信を持っているようなのだが、そう叫ぶだけでは説得力がないっちゅうもの。
いい感じに老けたパチーノだけど、こういった小品ばっかりじゃなくて大作にも出てほしいなぁ、なんてまじ思ってしまいました。脇を固めるアリシア・ウィット、エイミー・ブレネマン、リーリー・ソビエスキーといったヒロインたちは、なかなか味があってポイント高いです。
ジョン・アヴネット監督。2007年アメリカ映画。

