ヘルボーイ ゴールデン・アーミー (2008)
前作で魔界からやって来て人間の世界で育ち、今は超常現象捜査防衛局のエージェントを務めるレッドことヘルボーイ(ロン・パールマン)。オークション会場が魔物の襲撃を受けたとのことで、同僚のリズ(セルマ・ブレア)、エイブ(ダグ・ジョーンズ)、ヨハン・クラウス(ジョン・アレクサンダー)たちと現場にかけつけるが、事件の背後には人類と戦うためにロボット軍団「ゴールデンアーミー」の復活を目論むエルフ族のヌアダ王子(ルーク・ゴス)がいた…
シリーズ第2作にして、今度は人類と敵対するエルフ族の末裔を登場させてスケールアップ…と言いたいところだが、「ハムナプトラ3」と同じく最強軍団の復活というストーリーの最強軍団はたいして活躍しないのがお約束なのである。と思いながら見ていたら、この作品もお約束どおりであった(笑)。でもゴールデンアーミー同志のバトルとか、見所はいっぱい用意されているのでB級のにおいがぷんぷんする超大作として成功している映画だと思います。
ヘルボーイが、見た目そのまんまで乱暴者ってのが、ちょっとひねりが感じられなくて残念。コメディパートをいっぱい入れてただの乱暴者になってないところがミソ。ヒロインのセルマ・ブレアはなかなか魅力的だとは思うのだが、ちょっとお疲れ気味のご面相は微妙なところ? 見方によっては、それが魅力なのかもしれないが。半漁人エイブは意外と泣けるキャラクターだし、ガス人間のヨハンに至っては日本の特撮やアニメで見たことあるような気分になったぞ。
敵役の王子は「デトロイト・メタル・シティ」そっくりでこれまた笑えた。その妹のアンナ・ウォルトンは、森下愛子を白塗りにしたようなイメージだぞ。可愛いんだけど…
ギレルモ・デル・トロ監督。2008年アメリカ映画。

