空軍大戦略 (1969)
1940年のヨーロッパ、フランスを占領した独軍は対岸のイギリスの空爆計画をたてる。これを迎え撃つのは、当時最新設備であったレーダーを備えたイギリス空軍。かくしてスピットファイヤーとメッサーシュミットの空中戦が幕を開けた…
60年代に作られた戦争映画大作の1本。見所は、かなりリアルに展開する空中戦の数々で、飛行機好きであれば楽しめる内容。しかしメッサーやスピットがぼんぼん爆発するシーンはどうやって撮ったんだろう? 特撮にしてもかなりリアルだし、地上に置いてあるのが爆発するシーンは実物大モデルのように思えるぞ。
といった空戦シーンのリアルさはともかく、ドラマ部分は意外と平板なのは難点。気がついたらドイツ軍がどんどん飛んできて、どんぱち空中戦を繰り広げるけど妙にイギリス軍機の強さが目立って、気がついたら映画が終わってしまった。そこに画期的な作戦があったわけでもなさそうだし、手動のアナクロな戦略会議室(?)の描写も面白いけど戦略決定に生きていたんだろうかって疑問を持ってしまった。
そうそう、サー・ローレンス・オリヴィエをはじめ、名脇役のマイケル・ケイン、戦争映画には欠かせないロバート・ショウ、そしてクルト・ユルゲンス、紅一点スザンナ・ヨーク(懐かしい!)がドラマを繰り広げるのですが、こちらも全体的に希薄な感じがするのはガイ・ハミルトン監督の交通整理ができていないせいか?
ガイ・ハミルトン監督。1969年イギリス映画。


















