ボルト (2008)
サイボーグ犬のボルト(声:ジョン・トラボルタ)と少女ペニー(マイリー・サイラス)は迫り来る敵をばっさばっさとやっつけるスーパーエージェント。ところがそれはテレビドラマの中での話しだが、ボルトはすっかり自分はスーパードッグだと信じ込んでいる。ある日、荷物にまぎれてハリウッドから遠く離れたニューヨークの町中にほうり出されてしまったボルト。前回の撮影のおかげで、ペニーが誘拐されていると信じ込んでいるため、猫のミトンズ(スージー・エスマン)とハムスターのライノ(マーク・ウォルトン)を連れた大陸横断の旅がはじまった…
ディズニーご本尊(ピクサーではない)によるCGアニメ。毎度ながら声の出演がトラヴォルタをはじめ豪華…なんだけど、吹き替えで見たらわからないか。デジタル作品だけに各国のカスタマイズがされていて、タイトルをはじめ看板やら手紙やら随所に日本語が登場する。それはそれでいいんだけど、海外作品を見ているって雰囲気が楽しめないので個人的にはベケかな。
ディズニーの動物ものってことで、心温まる可愛い映画を連想していると冒頭5分で裏切られます。そうですね、ハンコックの動物版って感じで車はぶっこわすはヘリはミサイルを発射するは犬は車をぶっとばすわで、圧倒されます。でもそれはテレビの中のお話… これが全部長回しのワンテイクなんて、撮影現場を知ってる人ほどばりばり違和感を感じるでしょうけど、まぁ野暮をいうのはやめましょう。まるで「グレート・スタントマン」のクライマックスのようですが。
中盤は、ニューヨークにほうり出されたボルトが、猫とハムスターを連れ立って西海岸を目指すというまるで「三匹荒野を行く」みたいな内容。ディズニーならではのわかりきった内容、わかりきったストーリーなんだけど、やっぱツボを押さえたギャグと感動シーンは、ちょっといい気分にしてくれます。
バイロン・ハワード、クリス・ウィリアムズ監督。2008年アメリカ映画。

