デュプリシティ スパイはスパイに嘘をつく (2009)
元CIA、今は産業スパイのレイ・コヴァル(クライヴ・オーウェン)は、雇われ先のエクイクロム社で過去につきあいのあった元MI6のクレア(ジュリア・ロバーツ)に再会する。実はエクイクロム社はライバルのB&R社の画期的な新製品の情報を盗もうとしており、2人はこの情報をさらにリークしようと企むのだったが…
とあらすじを書いていても混乱してきそうな、どうにも大変なストーリーの2重スパイ・3重スパイ物語。この手の話はどっちがどっちについているという概念が希薄なので、感情移入しにくい上にああ、あっちの味方だったんかとか、いろいろとからくりを見せられても感心させられることは薄い。たぶん自分の理解能力の弱さ…だけじゃないと思うんだが。
それにしても、ジュリア・ロバーツはかつての輝きを失ったような気がするのは何でだ? クライヴ・オーウェンは007ばりにかっこをつけているんだけど、どう見てもから回りしている感じである。だいたい日本語タイトルの「スパイはスパイに嘘をつく」だけど、嘘をつかないスパイなんて成立しないだろうって突っ込みたくなってしまった。
トニー・ギルロイ監督。2009年アメリカ映画。

