チェ 39歳 別れの手紙 (2008)
キューバ革命を果たし、重要な地位についたチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。しかしカストロ首相(デミアン・ビチル)に別れの手紙を残し、新たな紛争地帯であるボリビアへと渡っていく。独裁政権のバリエントス大統領(ヨアキム・デ・アルメイダ)を相手に再びゲリラ戦に挑むゲバラだったが…
チェ・ゲバラ2部作の後編で、ボリビア編。ただしゲリラ戦の様子や淡々とした語り口は前作を引き継ぐかのようで、たぶん部分部分を見せられたらどちらがどちらかわからなくなるような気がする。BGMのないエンドロールをながめながら、結局ゲバラって何だったんだろうってしばし余韻にひたる。たぶん「ランボー」みたいに、戦場じゃないと生きられない人。いや、彼はランボーみたいなスーパーマンではない。
やっぱ革命が一段落したキューバに自分の居場所を見つけられず、新たな紛争地帯に乗り込んでいく自分への厳しさがゲバラのゲバラたる所以か。映画だけでは、うまく伝わって来なかった部分ではありますが。
スティーヴン・ソダーバーグ監督。2008年フランス=スペイン合作。

