Disney's クリスマス・キャロル (2009)
19世紀のロンドン。高利貸しの老人スクルージ(ジム・キャリー)のところに、死んだ共同経営者のマーレイ(ゲイリー・オールドマン)の亡霊が現れる。実は彼の運命を変えるがために、3人のゴーストが訪れると言い残して去って行くのだったが…
古典文学のディケンズの「クリスマス・キャロル」を、ゼメキス監督がお得意のパフォーマンス・キャプチャー技術を使って映画化。つまりキャプチャーされた俳優のCGを使ったアニメーション映画というわけで、劇場公開時は3Dだったようだ。実際にソフトも3D版が発売されているが、今回はBSで放映された2Dの字幕版を鑑賞。
やっぱこれって、3Dで見てこそなんぼのアトラクション映画なんじゃないかなあという感想。特にスクルージ老人がゴーストに連れられての浮遊シーンは2Dで見ていてもなかなかの迫力で、これってディズニーランドのアトラクションなんかになったら楽しいだろうなぁと思わされた。
ストーリーは完全に陳腐化している感じで、決定的なのはラストに感動がない。スクルージが更正するあたりに説得力がないので、見終わっても妙な説教臭さだけが残る。かなり昔にゼメキスが言っていた「CGが発達すれば俳優はいらなくなる」というのは絶対嘘だと確信した。この映画に出てくるキャラクターに感情移入して見るのはかなり苦しい。「素晴らしき哉、人生」ほどとは言わないにしても、もうちょっと感動させてほしかったぞ。
A CHRISTMAS CAROL
ロバート・ゼメキス監督。2009年アメリカ映画。

