« SONYのヘッドマウントディスプレイを試す(1) 750インチの大画面は本当? | メイン | 阪急電車 片道15分の奇跡 (2011) »

2011年11月13日 (日)

SONYのヘッドマウントディスプレイを試す(2) 3D映像はとっても自然

SONY HMZ-T1 前回はソニーの新ヘッドマウントディスプレイで見える映像の仮想サイズや、装着するめがね部分の重さなどについて書いたが、今回は唯一積み残していた3D映像に関するインプレッションを書いてみよう。

 ご存じのように、ヘッドマウントディスプレイ(以下 HMD)と3D映像というのは非常に相性が良い。以前から販売している、VuzixブランドのHMDもほとんどが3D対応となっているが、これは左右に完全独立した映像パネルを備えているというHMDの構造によるところが大きい。1枚の映像パネルで3D化しようというテレビやプロジェクターと違い、元々左右の独立した映像パネルを備えているからである。

Sony_hmd2  というわけで3D対応のブルーレイプレイヤーを用意できたので、さっそくHMZ-T1につないで鑑賞してみることとする。前回Panasonic Digaにつないだ時と同じく、接続はHDMIケーブル1本なので非常に簡単。何のトラブルもなく出画することができた。ソニーさんに用意していただいたサンプル映像は、アクション映画(スパイダーマン)、ミュージックビデオ、ゲームソフト(某有名レースゲーム)の3本。これを順番に鑑賞してみることにする。

 まずは映画である。3Dに切り替わっているはずであるが、元々映画の画面というのは2Dでも奥行き感があるので今見ている画面が2Dか3Dかわからないという感覚である。しかし画面が進むにつれて、強調された3Dが感じられるシーンと恐ろしく自然に見えるシーンが繰り返し見られる。「自然」という言葉がぴったり。これは我々がふだん世の中を見ている時に、これは3Dであるという意識をせずに見ているのと同じである。なぜだろう。

 いろいろ考えて思いついたのは、ソニーのHMDの3D映像は、点滅とか偏光レンズとか生身の目にとって不自然さを感じさせる要素がまったくないということ。たとえば映画館では左右で異なった方向の光をカットする偏光レンズをかけているわけだし、液晶のシャッターめがねだと不自然な点滅をもって今は3Dを見てるんだという気分になってしまってるわけだが、HMDだとそれがまったくない。偏光も点滅もなく、右目と左目の映像が別々に用意されたものを見ているだけなのだ。同時にこの映像だと、長時間見続けても疲れは少ないのではないかと思わされた。

 ミュージックビデオやゲーム映像になると、映像自身に非現実感が強いせいか3D感は映画よりも強調されている。特にレースゲームに出てくるスーパーカーの車の質感というのは素晴らしく、ゲーム好きというよりも車好きな方は一見の価値があるんじゃないかと思う。デモを見る限りは、PS3との相性は上々なのではないかという気がする。

 次回は最終回として、HMZ-T1で大作映画の数々を見たインプレッションを書いてみることにしよう(つづく)。

前回の記事はこちら
SONY ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1の販売ページはこちら

Joshin web

  • Joshin web インターネットショッピング 家電・PC・ホビーの大型専門店