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2012年2月

2012年2月28日 (火)

アメリア 永遠の翼 (2009)

アメリア 永遠の翼 空への憧れからパイロットになったアメリア・イヤハート(ヒラリー・スワンク)は、ディレクターとしてだが女性初の大西洋横断飛行という偉業を成し遂げる。ところが自ら操縦桿を握ることにこだわる彼女は、スポンサーのジョージ・パットナム(リチャード・ギア)の言われるがままにCMに出て資金集めをして、しかも彼とも結婚することになる。やがて、1937年に彼女の世界一周のフライトがスタートするのだったが…

 女性飛行士として有名なアメリア・イヤハートの半生を描いた伝記映画。彼女のコスチュームとかが、どこかで見たビジュアルだなと思い調べてみたら…そうでした、「ナイト・ミュージアム2」に準主役で出ていた彼女のことでした。

 しかし内容は伝記映画として、彼女のスポンサー集めや恋愛、そして不倫(相手はなんとユアン・マクレガー)に目が向けられて、意外とフライトシーンに高揚感やこだわりが感じられないのは飛行機好きとしてはちょっと寂しい部分ではありました。まぁ彼女のフライトってのは、史実のとおりに描いても単調なものなのかもしれませんが。

 日本では知名度の低いアメリアですが、アメリカでは結構名前の知られた偉人だということです。飛行シーンでは、子供の頃に初めて飛行機に乗ったときの、乗客の命がパイロットにゆだねられているというちょっとした孤独感というか、文明から切り離されたという感覚を思い出したりいたしました。

AMELIA
ミーラー・ナーイル監督。2009年アメリカ=カナダ合作。

2012年2月27日 (月)

GAMER (2009)

GAMER 近未来、人々は「スレイヤーズ」というネットワークゲームに熱中する。その内容は、脳を改造された集塵たちを操って殺し合いを行うという究極のバイオレンスを競うもの。その世界のヒーローとなったケーブル(ジェラルド・バトラー)は、あと2ステージで全クリアで無罪放免というところまでやって来る。彼を操るのはサイモン(ローガン・ラーマン)という天才プレーヤーだったが…

 これもサイバーパンク映画の1本なんだろうけど、個人的には爽快感なんてみじんもなくて、ただただ嫌悪感だけが残った困った映画。太ったプレーヤーの描写とか、そこは狙った部分なのかもしれないけど。バーチャルな世界がやたら汚くてエロいのも困りもの。やっぱ性悪説で作られた映画なんかなと思えてしまう。

 何にしても、延髄にケーブル差したり、脳の改造を許すようになったらオシマイだなと思いました。同じ暴力的で不道徳でエロくても、タランティーノ作品に爽快感があるのはどう違うんだろうと考えさせられます。

GAMER
ネヴェルダイン、テイラー監督。2009年アメリカ映画。

2012年2月25日 (土)

エル・スール (1982)

エル・スール エストレリャ(イシアル・ボリャン)は、スペイン北部に父アグスティン(オメロ・アントヌッティ)と母フリア(ロラ・カルドナ)と住む普通の少女。父はペンドラムと呼ばれる振り子を使って小さな奇跡を起こし、水脈を発見したりしている。そんな彼女の聖体拝受の日、南から叔母のドナ(ジュルメーヌ・モンテロ)と乳母のミラグロス(ラファエラ・アバリシオ)がやって来る。次第に温暖な南の土地に思いをはせるエストレリャだったが…

 あの名作「ミツバチのささやき」のビクトル・エリセ監督による80年代の作品。何しろ10年に1本しか撮らない監督の作品だけに見たい見たいと思っていて、ついに出会うことができた。内容的には、エストレリャという少女を通して、謎めいた父を描いた作品なのだが、父の謎が謎のまま終わってしまったのが…なんとも不思議な余韻が残る映画。

 彼女といっしょに、南の土地に思いをはせるのがきっと正しい鑑賞法なんだろうなと思う。突き放したかのようなラストは、時にものすごい効果的だったりする。

EL SUR
ビクトル・エリセ監督。1982年スペイン=フランス合作。

2012年2月24日 (金)

マチェーテ (2010)

マチェーテ マチェーテ(ダニー・トレホ)はメキシコの保安官だったが、麻薬王トーレス(スティーヴン・セガール)に陥れられて家族を殺され、今は不法移民としてテキサスにいる。そんな彼は腕を見込まれ、議員マクラフリン(ロバート・デ・ニーロ)の暗殺をたのまれるのだったが…

 あのタランティーノ製作の超B級映画「グラインドハウス」の嘘っこ予告編…というか、本編よりも面白かったパロディ版予告編「マチェーテ」を、よりによって映画化。こういうのは絶対だれるはずなんだけど、あの予告編のパワーそのまんまにB級ならではの下品さとグロさとバイオレンスとエロを散りばめて、そこらのB級映画じゃかなわないような超C級映画に仕立て上げたという感じである。

 往年のチャールズ・ブロンソンを100倍ぐらいブ男にしたかのようなダニー・トレホがいいね。それがジェシカ・アルバやミシェル・ロドリゲスといった美女を手玉に取りながら大暴れする、本当に爽快な映画。そうそう、あのかつてのアイドルであったリンジー・ローハンも、逝くところまで逝った姿で登場するのがご愛敬。スティーヴン・セガールもブダペストが舞台のB級映画に主役するよりも、よっぽど生き生きと悪のボスを演じているところが気持ちいい。

 見る人はかなり選ぶ映画だと思うし、嫌悪感を感じる人も多いとは思うけど、私はこの映画、好きだな。

MACHETE
イーサン・マニキス、ロバート・ロドリゲス監督。2010年アメリカ映画。

2012年2月23日 (木)

ロビン・フッド (2010)

ロビン・フッド イングランドのリチャード1世(ダニー・ヒューストン)に仕えて十字軍遠征に参戦したロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)、後のロビン・フッドだったが、リチャードの死に加えて、その王冠をイングランドに持ち帰ろうとしたロバート・ロクスリーが暴漢に襲われて絶命する現場に出くわす。彼にかわって王冠をイングランドに届けたあと、ロクスリーの故郷ノッキンガムに住むロクスリーの父ウォルター(マックス・フォン・シドー)に形見の剣を届けるのだったが…

 ロビン・フッドの何度目の映画化だろうか。個人的に記憶に残ってるのは、ケヴィン・コスナー版「ロビン・フッド」と、ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンが主演した「ロビンとマリアン」による後日談だけど、頭の中でストーリーが全然からまない。そう、これはロビン・フッドがシャーウッドの森に入るまでを描いた壮大なプロローグだったわけである。

 「グラディエーター」とまではいかないけど、なかなか壮大なスペクタクルで、特に後半に進むほど物語が走り出してスケール感がアップする。ケイト・ブランシェット演じるマリアンってのも、大人の魅力たっぷりでいいです。悪役ゴドフリー(マーク・ストロング)の憎々しさに加えて、二枚舌ジョン王のラストなんて、完全に「続編が見たい」なんて気分にさせられますね。狙っているかどうかはわかりませんが。

 エンド・クレジットのさりげないグロさから、リドリー・スコットを感じてしまうのは何なんだろう。

ROBIN HOOD
リドリー・スコット監督。2010年アメリカ=イギリス合作。

2012年2月21日 (火)

グーグーだって猫である (2008)

グーグーだって猫である 吉祥寺に住む麻子(小泉今日子)は独身の人気漫画家。今日もアシスタントのナオミ(上野樹里)、加奈子(大島美幸)、咲江(村上知子)、美智子(黒沢かずこ)と徹夜で作品を作品を仕上げるのだったが、その間に飼い猫のサバが死んでしまう。悲しみに沈む麻子の前に、横柄な青年・青自(加瀬亮)が現れ、そして新しい猫グーグーを飼い始めるのだったが…

 大島弓子の自伝的コミックを映画化。猫を主役にした癒やし系映画かと想像したんだけど、小泉今日子はいい歳をとっていて彼女の存在だけでも十分に癒やし系である。元気いっぱいの上野樹里もいい味を出していて、森三中も含めて結構この映画ってキャラクター祭りなんじゃないかと思った。

 しかし物語が進むに連れて、この展開はどうなんだって思わされること数回。まぁ事実なんだから、しょうがないのかも。小泉今日子って、「毎日かあさん」の実写映画化もやってるけど、漫画家が気に入ったんかな。

犬童一心監督。2008年日本映画。

2012年2月20日 (月)

ミックマック (2009)

ミックマック 地雷の撤去作業中に爆死した男の息子バジル(ダニー・ブーン)が大きくなり、レンタルビデオ店で働いている。ところが彼は抗争事件の流れ弾に当たり、一命を取り留めるが頭には銃弾が残る。回復後、全てを失ったバジルはゴミ置き場で共同生活をするレミントン(オマール・シー)、フラカス(ドミクニ・ビノン)、ラ・モーム・カウチュ(ジュリー・フェリエ)、タンブイユ(ヨランド・モロー)たちに拾われたのだったが、偶然自分の頭に残る銃弾のメーカーと父を殺した地雷のメーカーのビルが向かい合わせに建っているのを発見して、復讐を決意する…

 「デリカテッセン」「アメリ」のジュネ監督最新作。あの変な世界は健在で、今回はフリークスばりにひとくせもふたくせもある登場人物たちオンパレードで描かれるゆるい復讐劇である。途中、テンポが悪くダレるところは多々あったのだが、キャラクターたちのヘンさ加減でぐいぐい最後まで押し切られたような印象である。ラストのどんでん返しも、なかなか凝っているしね。

 登場人物もさることながら、ゴミの山から作られたメカの数々にちょっぴり心をひかれました。ロボットの踊りとかは名演だと思います。軟体女は、忍び込む時にわざわざそんなかっこしなくてもいいのにと、突っ込みたくてしかたなかったぞ。可愛いから許すが。ところで「ミックマック」って、どういう意味だ?

MICMACS
ジャン・ピエール・ジュネ監督。2009年フランス映画。

2012年2月19日 (日)

VAIOタワーを一生使う(21) USB1.1の前面端子をUSB2.0として復活させる

Vaio_usb1

 最近ちょっと半田付けに凝っている。使っているコテは中学生ぐらいの時に買ったものだが、半田やらスタンドやらルーペやら当時使っていた道具がそのまま出てきて、久しぶりにやってみたら成功したもんだからはまってしまった。というわけで、今回のお題目はVAIOの前面USB端子の復活である。この前面USB端子は、元々USB1.1が実装されていたもので、USB2.0として動作したことはない。またマザーボードを換装した時に、コネクターのカタチが合ったので差し込んでみたのだが、電源供給はされるけどUSBとしては動作しないという状況になっていた。今回はこのUSB端子を復活させて、さらにUSB2.0として動作させてしまおうというわけである。本当はUSB3.0に変更してしまいたいところだが、オンボード用のコネクターの入手が大変なのと(微妙な位置合わせも必要かもしれない)、USB3.0の機器を持ってないので動作チェックできないので今回は割愛する。いつかはやってみたいと思うのだが…

 というわけで、上右の写真はVAIOタワーの前面カバーを外したところ。アナログのビデオ入力端子一式と、iLinkの端子、そしてUSB端子がボックスに入って配置されているので、これをビスを外して取り外す。

Vaio_usb2

 こちらが取り外した前面端子のユニット。ビデオ入力とiLinkの復活は次回に回すとして、今回は右端(取付時は一番下)にあたるUSB端子を復活させよう。さらにねじを外すと、ボックスと基板を分離することができる。

Vaio_usb3

 基板を見ると、本来は直結しているはずのUSBのコネクター(メス)と内部配線用のコネクター(マザーボードへつなぐ分)なのだが、基板上にいくつか部品が乗っている。これがUSB1.1に最適化されていて、あるいはオリジナルのVAIOのマザーボードに最適化されていて悪さをしているのではないかと想像する(上左写真)。

 そこで、プリント基板のパターンをルーターで削って、コネクターから切り離す(上右写真)。きれいにカットできたかどうかは、テスターを使って入念にチェックする。

Vaio_usb4

 半田ごてを使って、基板の裏側からUSBのコネクターと内部配線用のコネクターをジャンパー配線する。実は配置の関係で、コネクターの足は対面に対してクロスしているので、配線を間違えないようにつないでいく。さすがにPCのコネクターはピッチが狭いので、老眼の身には苦しいところだが(笑)、1本配線するたびにテスターを使って導通チェックと、隣とショートしていないかを丁寧にチェックしていく。これだけピッチが狭いと、少量の半田で手際よく手早く配線していくのがコツのようだ。慣れた頃に作業が終了する。

Vaio_usb5

 再度配線チェックを行ったあと、分解した時と逆の手順でコネクター部分を戻していく。パソコンがちゃんと起動するのを確認したあと、前面コネクターにUSBメモリーを差し込んでみたのがこちらの写真。見事、前面端子でUSB2.0のデバイスを認識することができました。最近は周辺機器は何でもUSBでつながる時代だけに、前面に1ポートでもUSB端子があるってのはとっても便利なのです。

【注意】この記事は、古いパソコンのレストアを目的に書いています。記載のような改造を行った場合は、メーカー保証や長期修理保証の対象外となります。改造による故障等はすべて自己責任となりますので、ご了承ねがいます。


現在までの改造箇所
メモリー 64MB → 256MB → 4GB
ハードディスク 8GB → 1TB+68GB → 1TB
CPU Pentium2-333MHz → Celeron 533MHz → Core i3 540
ドライブ CD-R/RW → DVD-RAM/RW/R (DVDマルチ)
インターフェース USB1.1 → USB2.0 → USB3.0
電源ユニット 80W → 300W
OS Windows98 → Windows XP
プリンター BJ F600 → PIXUS 550i → EP-802A
インターネット接続 ダイヤルアップ → ADSL+無線LAN(11g) → フレッツ光 100MB + 無線LAN(11n)

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2012年2月17日 (金)

モンスターVSエイリアン (2009)

モンスターVSエイリアン 結婚をひかえていたスーザン(声:リース・ウXザースプーン)だったが、教会へ空から隕石が落ちてきてその直撃を受けてしまう。すると彼女の体は巨大化して、かけつけた軍隊に捕獲されてしまう。謎の施設で目覚めたスーザンは、そこがボブ(セス・ローゲン)やコックローチ博士(ヒュー・ローリー)などモンスターたちの飼育場所であることを知る。同じ頃、宇宙の果てから地球侵略を狙ってエイリアンが飛来するのだったが…

 ドリームワークス制作のCGアニメーション。女性の巨大化といえば、ダリル・ハンナの「ジャイアントウーマン」を連想したんだけど、本来は50~60年代のB級SF映画のパロディのてんこ盛りということらしい。「ブロブ」とか「半漁人」とかはわかるけど、残念ながら面白いと言えるところまでこの分野はあんまり詳しくないのが辛いところ。

 ジャイノミカと呼ばれる、巨大ウーマンは目玉が大きくてなかなか魅力的。ただしモンスターのキャラクターが何だか子供の落書きみたいなところがあってイマイチ乗り切れなかったかな。ドリームワークスのアニメは、ぱっと見とはうらはらに意外とハードルが高い気がする。2Dで見たけど、3Dはなかなか楽しいらしい。

MONSTERS VS.ALIENS
ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン監督。2009年アメリカ映画。

2012年2月14日 (火)

スライディング・ドア (1997)

スライディング・ドア 広告代理店に勤めるヘレン(グウィネス・パルトロー)は作家の卵のジェリー(ジョン・ハナー)と同棲中。ところが地下鉄に乗ろうとした時に、一方は乗れて、一方は乗り遅れてしまい…

 というわけで、もしも地下鉄に乗れたら、乗れなかったらの2つのストーリーを交互に描いた不思議なラブストーリー。どちらのジェリーも浮気中で、それがばれるかばれないかだけの差なんだけど、事態はどんどんおかしな方向へ進んでいく。話がこんがらがらないように、一方のヘレンにはおでこにバンソウコウを貼ったり、途中からはショートカットにしたりと工夫が見られて、これは良かったです。

 しかし最大の欠点は、あんな男になんで…という不倫どろどろものに共通のテーマだったりします。彼女に言い寄ってくる別の男性も、結構個性派でこれまた第一印象はうさんくさいのがクセモノです。たぶんアカデミー賞をとる前のグウィネスだと思うんだけど、彼女は本当に綺麗な女優さんですね。ストーリーは思ったよりもいまいちだったんだけど、彼女見てるだけで2時間終わってしまったってのが本音かな。

SLIDING DOORS
ピーター・ハウイット監督。1997年アメリカ映画。

2012年2月13日 (月)

デュー・デート 出産まであと5日! 史上最悪のアメリカ横断 (2010)

デュー・デート 妻サラ(ミシェル・モナハン)の出産を5日後に迎えた建築家のピーター(ロバート・ダウニー・Jr.)はアトランタから自宅のロサンゼルスへ帰るために飛行機に乗り込む。ところが同乗のイーサン(ザック・ガリフィナーキス)のおかげでテロリスト扱いされた上に飛行機に乗ることを禁じられ、あげくに財布やカードも盗まれる。無一文になったピーターは、泣く泣くイーサンと共にレンタカーで大陸横断する羽目になるのだったが…

 ロバート・ダウニー・Jr.が、なんともなさけない建築家を演じるロードムービー。対するザック・ガリフィナーキスの熊男ぶりは生理的にだめな人は徹底的にだめかもしれない。それでも最後には彼のことを好きになったり、ほろりとさせられたりするのかと思ったけど、最後までやっぱりだめでした(笑)。あの空気の読み違え方を根本的になおさない限り、私は好きになれない…

 となると、この映画の見所っていったい何なんだろう。不条理な笑いはいっぱい盛り込まれているけど、何だかなぁ。ロバート・ダウニーもビックになってもこんな役ができるのは凄いって思うけど、それ以上に感じるものがないぞ。ジュリエット・ルイスが久しぶりにクレジットされていたので妻役かと思ったら、旅の途中にちょっとだけ出てくるチョイ役だった。ちょっともったいない。

DUE DATE
トッド・フィリップス監督。2010年アメリカ映画。

2012年2月12日 (日)

VAIOタワーを一生使う(20) DVDのアクセスランプを復活させる

Dvd_led1

 どうしても気になってしょうがないことってのはあるもんである。筆者の場合は、愛用のVAIOタワーのDVDのアクセスランプが点灯しないこと。データを読んでいるのか読んでないのかがわかるのは、音だけが手がかりである。理由は簡単で、ドライブをCD-RWからDVD-RWに換装した時にアクセスランプの位置が合わなかったせいで、中ではアクセスランプは光っているんだろうけどカバーをしてしまえば外からはまったくわからないのである。

 上の写真で言うと左側のフロッピードライブの真上あたりにある小窓がDVDのアクセスランプに当たるわけだが、今回の工作(改造とも言う)はこのランプを点灯させようというわけである。

Dvd_led2

 前面のカバーを外したところが左上の写真。ドライブの下に見える緑の基盤の左端に2つ並んでいるのが、DVDのアクセスランプだ。かつてはこれの移設にチャレンジしたこともあったのだが、失敗してショートさせてしまいドライブを1枚昇天させたトラウマがあるため(笑)躊躇してたのだが、ぼちぼちドライブをブルーレイに買い換える気になってきているので、ダメ元でチャレンジしてみる気になった。失敗したら、ブルーレイドライブを買おう(笑)。

 基板上のLEDがどういう規格なのか一切不明なので、とりあえず現物合わせで点灯するLEDを探すことにする。パーツ屋さんから、ジャンクのLEDひと袋(量り売り?規格不明品)を買ってくる。

Dvd_led3

 極性も不明なので、向きを変えながら基板上のLEDに当てて点灯するものを探す。不要なLEDは撤去したいところだが、並列につないでもなんとか動作するのでそのままにしておく。さすがにオンボード用の極小LEDを手作業で撤去する自信がない。次にLEDの足がショートしないように、ビニールコードの足をむいたビニールの方(通常は捨てる部分)をLEDの足にかぶせる。前回の失敗は、この作業を怠ったために発生したのである。

Dvd_led4

 いざ半田付けしてみると(左写真)、小窓のところまで全然距離が足りない。そのままカバーをかぶせてみたが、案の定光りがまったく届かない。しばらく考えた末、さらにLEDの足をリード線で延長して、LED本体はビニールテープで固定することにする(右写真)。これならLEDの位置を微調整して、きちんと光が通る位置に固定できるはずである。

Dvd_led5

 完成! DVDのアクセスランプが点灯するのを見るのは、実に何年ぶりのことだろうか。そして完成と同時に、しばらくブルーレイディスクを換装する気持ちが薄れていくのであった…(笑)。

【注意】この記事は、古いパソコンのレストアを目的に書いています。記載のような改造を行った場合は、メーカー保証や長期修理保証の対象外となります。改造による故障等はすべて自己責任となりますので、ご了承ねがいます。


現在までの改造箇所
メモリー 64MB → 256MB → 4GB
ハードディスク 8GB → 1TB+68GB → 1TB
CPU Pentium2-333MHz → Celeron 533MHz → Core i3 540
ドライブ CD-R/RW → DVD-RAM/RW/R (DVDマルチ)
インターフェース USB1.1 → USB2.0 → USB3.0
電源ユニット 80W → 300W
OS Windows98 → Windows XP
プリンター BJ F600 → PIXUS 550i → EP-802A
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2012年2月10日 (金)

ヤギと男と男と壁と (2009)

ヤギと男と男と壁と 三流ジャーナリストのボブ(ユアン・マクレガー)は、起死回生を狙ってイラクの戦場取材へと向かう。そこで彼が出会ったのが、自らを超能力者と名乗るリン・キャシディ(ジョージ・クルーニー)。実は彼がかつて所属していたという「新地球軍」は、超能力を使って戦争を終わらせることを研究していたというのだが…

 ジョン・ロンスンの、嘘ともホントとも取れるトンデモ本を原作にした、超能力系ブラックコメディ。しかしオープニングのテロップでは「実話かもしれない」なんて文字が躍る。超能力の有無はともかく、こういった部隊が実際に存在していたと言われたら、アメリカのことだけにそうなのかもしれないという気分にさせられてしまいます。

 くたびれた超能力者を演じるジョージ・クルーニー、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペーシーといったくせ者俳優が、怪しさ大爆発で好演。しかし物語が面白いかといえば、思ったほどは盛り上がりに欠け、何やら「マッシュ」の出来損ないみたいに終わってしまったのが残念。最も「マッシュ」も個人的にはあんまし面白かったと言えないので、この手のブラック映画には私が相性が悪いだけなのかもしれないけど。

THE MEN WHO STARE AT GOATS
グラント・ヘスロヴ監督。2009年アメリカ映画。

2012年2月 9日 (木)

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1 (2010)

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1 ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)亡きあと、闇の帝王ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)を倒すために分霊箱のありかを求めてさまようハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)、ロン(ルパート・グリント)の3人だったが、死喰い人たちの追跡に誰の助けもなく3人で旅をすることとなり…

 J・K・ローリング原作のハリー・ポッターシリーズの最終章の2部作のパート1。学校(ホグワーツ)はもはや登場せず、成長した登場人物たちを中心に描いたダーク・ファンタジー。主人公たちの成長に合わせて、もう完全にターゲットは大人、しかもダークな内容について行けないとどうしようもないような内容である。

 2部作の1部なのでぷつんと終わるのはお約束なのかもしれないけど、すべての謎がそのまんまなので何と評していいのかわかりません。ハリー、ハーマイオニー、ロンの三角関係は、このストーリーを見る限りまだまだどう転ぶかはわからないです。

HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS PART 1
デヴィッド・イェーツ監督。2010年イギリス=アメリカ合作。

2012年2月 7日 (火)

梟の城 (1999)

梟の城 戦国時代末期、織田信長は伊賀忍者の里を攻めてそのほとんどを根絶やしにする。10年後、生き残った葛籠重蔵(中井貴一)は、豊臣秀吉(マコ)暗殺の密命を受ける。信長亡きあと、その家臣の秀吉に対する仇討ちなど興味がなかった重蔵だったが…

 司馬遼太郎原作の時代小説を、篠田正浩監督がふんだんなCGとSFXを駆使して映画化。公開当時は、なるほど流行のCGはロケの難しい時代劇と相性がいいんだろうなと漠然と思ったのだが、今見ると技術も合成もかなり荒く過渡期の産物だったかなと思わされる出来である。

 ただし役者は鶴田真由、葉月里緒奈、根津甚八、火野正平、中尾敏、岩下志麻などなどそうそうたるメンバーがそろっており、大河ドラマとして見ればなかなか見応えがある大作となっている。ラスト近く、秀吉と重蔵が天下に関して語り合うシーンは、個人的にはかなり印象に残るシーンでありました。

 ところで梟の城ってどの城のことだったんだろう?

篠田正浩監督。1999年日本映画。

2012年2月 6日 (月)

マーティ (1955)

マーティ 肉屋に勤めるマーティ(アーネスト・ボーグナイン)は34歳の独身男。まわりは結婚結婚の大合唱でうるさく、週末は友人とバーでビールを飲むが、女の子を誘おうやめとこうで何とも歯切れが悪い。しかし意を決して行ったダンスホールで、地味な女の子のクララ(ベッツイ・ブレア)と意気投合して家へ誘ったのだったが…

 1955年のアカデミー作品賞、主演男優賞などを受賞。バディ・チャイエフスキー原作のテレビドラマの劇場版らしい。モノクロ・スタンダードのとにかく地味な映画なのだが、アーネスト・ボーグナインの等身大のキャラクターと、彼が好きになるベッツイ・ブレアの雰囲気が最高に良い。

 評判からして癒やし系の映画かなと思って見たんだけど、内容は実はかなり辛辣。一人息子をかかえる母親(エスター・ミンチオッティ)の苦悩とか、嫁姑の問題とか、老人問題とか、おまけに大卒で学校の先生の彼女との格差婚の問題とか、何やかやといろんな問題がこれでもかと詰め込まれていて、なるほどなと途中からは妙に納得させられた。

 それでも主人公の二人を応援したくなるのが、映画のマジックかも。ちなみにボーグナインは醜男と言われているようだが、かなり味のあるいい顔だと思う。ベッツイ・ブレアは単に色気がないだけで、これもとっても魅力的な女性に思えるのだが…

MARTY
デルバート・マン監督。1955年アメリカ映画。

2012年2月 4日 (土)

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 (2011)

タンタンの冒険 ジャーナリストの少年タンタン(ジェイミー・ベル)は、市場で美しい帆船模型を手に入れる。実はこれは宝の地図が隠されたアイテムだったのだが、そうとは知らないタンタンは正体不明の悪者サッカリン(ダニエル・クレイグ)に拉致されてしまう。愛犬スノーウィに助けられ、帆船ユニコーン号の船長の末裔だというハドック(アンディ・サーキス)に出会ったタンタンは、謎解きの旅に出るのだったが。

 エルジェのコミック「タンタンの冒険」を、スピルバーグ監督で3Dのモーションキャプチャー・アニメとして映画化。筆者の長男がこの原作にはまっていた時期があるらしく、一緒に鑑賞するとかなり作品に関して熱く語ってくれた。原作を知っている者でもなかなか好印象な作りになっているそうだ。

 物語はといえば、同じくスピルバーグのインディ・ジョーンズシリーズの主人公を少年に変えたような感じで、世界を股にかけて跳んだりはねたりの活劇はひさびさにスピルバーグ健在と思わされる内容。原作コミックの接点からかモーションピクチャー・アニメとなっているけど、この内容だったら実写版で作ってくれた方が良かったかな、というのが正直な感想。原作のタンタンのイラストと映画の顔ともずいぶんと違うんだから、これは実写でもOKでは。

 さらっと流れて後に残らない映画だけど、笑えるツボは結構多くて満足感も高い。見るなら3Dがおすすめかな。

THE ADVENTURES OF TINTIN : THE SECRET OF THE UNICORN
スティーヴン・スピルバーグ監督。2011年アメリカ映画。

2012年2月 3日 (金)

ハリウッド的殺人事件 (2003)

ハリウッド的殺人事件 ロサンゼルス市警殺人課の刑事ギャヴィランン(ハリソン・フォード)は副業で不動産売買を行っているが資金繰りに困っている。コンビのコールデン(ジョシュ・ハートネット)は副業にヨガのインストラクターをやりながら、ハリウッドの俳優でひと山当てることをもくろんでいる。そんな彼らの前に、ライブハウスでの乱射事件が発生してラッパーが射殺される。事件の捜査をはじめる二人だったが…

 「~殺人事件」というタイトルから、名探偵ものを想像したらこれは大外れ。いきなりクラブでサブマシンガンを乱射してというのが、どうやらハリウッド的殺人事件というわけのようだ。ストーリーはあってないがごとくで、ひたすら主人公二人の生き方やら交友関係やら女性関係やら人生観やらいろんなものがごちゃまぜに語られる。これがまたタルい(笑)。

 さすがにハリソン・フォードでアクション映画となると、しんどいものがあるのかもしれない。占い師のレナ・オリンとか、映画プロデューサーのマーティン・ランドーとか、まわりをかためる連中はなかなか癖があって面白かっただけに惜しい。ロバート・ワグナーも出てたらしいんだけど、どこに出てたんだろ…?

HOLLYWOOD HOMICIDE
ロン・シェルトン監督。2003年アメリカ映画。

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