2016年5月28日 (土)

崖っぷちの男 (2011)

崖っぷちの男 ニック(サム・ワーシントン)はニューヨークのホテルの窓枠に立ち、自殺をほのめかす。あたりは大騒ぎになり、交渉人のリディア(エリザベス・バンクス)がやって来る。実はニックはダイヤを横領した罪で服役中で、背後には彼の弟ジョーイ(ジェイミー・ベル)とその恋人アンジー(ジェネシス・ロドリゲス)を巻き込んだある計画が実行中だった…

 高層ビルの外壁を舞台にした異例のサスペンス。確かにあの数十センチの張り出しに立つことを考えると、メニエールの気がある私としては想像しただけでくらくらっと来てしまうわけだけど、そこで繰り広げられるサスペンスは緊迫感が数倍に脳内変換されて見てしまった感があります。

 久しぶりにエド・ハリスを見たけど、かなりお歳を召されていた上にかなりベタな役でちょっと可愛そうな気がしたぞ。面白かったけど。心に傷を持った女性警官エリザベス・バンクスはいい役回り。立ち直りが早いところもハリウッド映画ではお約束か。サム・ワーシントンは大作映画の常連になりつつあるんだけど、こういう映画にも出てるんだなぁ。

MAN ON A LEDGE
アスガー・レス監督。2011年アメリカ映画。

2016年5月27日 (金)

ロックアウト (2012)

ロックアウト 2079年の近未来。元CIAのエージェントであるスノー(ガイ・ピアース)は凄腕ながら荒っぽい仕事で疎まれている。ところが宇宙空間に作られた刑務所MS-1で暴動が発生して、視察中だった大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)も人質になってしまう。事態を収拾するため、スノーはMS-1に送り込まれるのだったが…

 リュック・ベッソンのプロデュースで贈るSFアクション映画。ダイ・ハードとニューヨーク1997を足してスターウォーズの空中戦をくっつけたような内容で雰囲気は悪くない。B級映画が好きなら楽しめるかも…という内容なんだけど、いかんせんベッソンがかかわったってことで期待度が大きくなる分だけ落胆も大きいかもしれないってところかも。

 主人公のスノーとエミリーの付かず離れずの関係が見所かな。しかしそれ以外は、これって本当にフランス映画って疑いたくなるような不思議な軽さを持った作品です。

LOCK OUT
スティーヴン・セイント・レジャー、ジェームズ・マザー監督。2012年フランス映画。

2016年4月11日 (月)

ハッピーフライト (2008)

ハッピーフライト 旅客機の副操縦士の鈴木和博(田辺誠一)は、機長に昇格するための実地試験を兼ねたホノルルまでのフライトに挑む。ところがゆるゆるの教官である望月(小日向文世)が風邪をひき、威圧感たっぷりの原田(時任三郎)に交代する。キャビンでは国際線は初めてのCAである悦子(綾瀬はるか)が搭乗するが、こちらも威圧感たっぷりのリーダー山崎(寺島しのぶ)に圧倒される。かくして旅客機は飛び立つのだが、やがてエンジントラブルが発生して…

 グランドホテル形式の群像ドラマで、いわゆる洋画「大空港」「エアポート」シリーズを思わせる内容なんだけど、こちらの方が軽い雰囲気なのに登場人物の幅がずばぬけて広いのは面白い。上記以外にも、バードストライクを防ぐための要員と動物愛護団体とのやり取りがあったり、整備員が工具をなくすエピソード、グランドスタッフとクレーマー、管制塔と気象予報士、飛行機マニアの少年などなどおおよそ飛行機を飛ばすのに必要そうなスタッフが総出演。しかも全体的にほんわかと軽いのは面白い。ある意味、テレビドラマチックである。

 飛行機好きの視線で見たら、いろいろと文句を言いながらもにんまりする映画なんだろうなあと思う。これに全日空が全面協力しているというのは…不思議だ。

矢口史靖監督。2008年日本映画。

2016年2月11日 (木)

エヴァの告白 (2013)

エヴァの告白 1920年代のアメリカ。戦争で両親を失ったポーランド人の女性エヴァ(マリオン・コティヤール)は妹と共に移民としてニューヨークへやって来る。ところが結核の妹は上陸許可が出ず、エヴァも身元引受人の叔父が現れず、やむなく怪しい商売を営むブルーノ(ホアキン・フェニックス)に引き取ってもらうのだったが…

 オリジナルタイトルからもわかるとおり、移民の物語。自由の女神が待つニューヨークへの上陸シーンはあの「ゴッドファーザー」を思わせたが、スケールはあまり大きくなく娼館みたいなところに引き取られた一女性の話である。ただしそれだけにリアリティがあるというか、さもありなんといったストーリーはかなりドラマティックな展開を見せてくれました。

 「タクシー」シリーズのヒロインであるマリオン・コティヤールが魅力的。相手役はホアキンはともかく、「ボーン」シリーズに出ていたジェレミー・レナーが好演です。この後、彼女にどんな未来が待っているのか、続編がぜひ見てみたいと思わされた映画でもあります。

THE IMMIGRANT
ジェームズ・グレイ監督。2013年アメリカ=フランス合作。

2016年2月 2日 (火)

ピクセル (2015)

ピクセル 80年代のアメリカ。NASAは宇宙に向かって友好メッセージを送るが、同時に当時流行のヴィデオゲームの映像も発信する。それを受けた宇宙人が宣戦布告と勘違いし、80年代のゲームキャラを多数ひっさげて地球侵略にやって来る。事態を収拾するため、大統領のウィル・クーパー(ケヴィン・ジェームズ)は、当時のゲームオタク仲間のサム・ブレナー(アダム・サンドラー)、ラドロー(ジョシュ・ギャッド)らとチームを組むのだったが…

 パトリック・ジーンの短編動画を映画化。パックマン、ギャラガ、ドンキーコングなど80年代の有名アーケードゲームを豪華に詰め込んだ、ゴーストバスターズ風のコメディアクション映画。とにかく80年代愛を詰め込んだ映画で、マックス・ヘッドルームとか当時流行っていた音楽とかがてんこ盛り。お気楽映画には違いないんだけど、超大作に見せかけて実はゆるゆる映画ってわけでなく、最初から最後までゆるゆる映画ってのが潔くて良い。

 当時にどれだけヴィデオゲームをやってたかが楽しめるキーだと思うんだけど、個人的には残念ながらそのあたりは役不足でありました。そうそう、書き忘れたけど、軍人役でミシェル・モナハンも出てます。
PIXELS
クリス・コロンバス監督。2015年アメリカ映画。

2016年1月19日 (火)

ジュラシック・ワールド (2015)

ジュラシック・ワールド 新たに建設された恐竜テーマパークの「ジュラシック・ワールド」に監督官クレア(ブライス・ダラス・ハワード)の甥の兄弟ザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)が招待される。しかし忙しいクレアに放置された彼らは勝手にパークの奥深く入り込み、脱走した恐竜インドミナス・レックスから動物行動学の専門家オーウェン(クリス・プラット)と共に逃げる羽目になるのだったが…

 実に14年ぶりに登場したジュラシック・パークの新作である。もうそんなに経ったのと不思議な気分での鑑賞だったけど、やっぱり技術の進歩は凄いもので劇場で3Dめがねをかけての、アトラクション気分での鑑賞でした。前半ちょっと話がもたついたのと、ワンパターンのストーリーにちょっぴり恨みはあったものの「恐竜を楽しむ」という本来のテーマで言えばなかなか楽しい映画で、最後までたっぷり楽しませていただきました。

 しかしこれだけの犠牲を払っても懲りずに同じことを繰り返すのは、人間の性というかシリーズのお約束というか、何か日本の現状を考えても深い哲学的なものを感じてしまうのでありました。

JURASSIC WORLD
コリン・トレヴォロウ監督。2015年アメリカ映画。

2015年11月 5日 (木)

Windows 10をインストール / VAIOタワーを一生使う(26)

Vaio_win10
 このところWindows 7や8のパソコンを起動すると、しつこいくらいに表示されるWindows 10へのアップデートのメッセージ。とっとと入れ替えちゃった方、様子を見てから入れ替えた方、動かないソフトやシステムがあるので様子見している方とかいろいろだと思います。

 というわけで、我が紫のバイオタワー。こちらもWindows 8.1搭載パソコンなので、例外なくこのメッセージがポップアップされます。最初はちょっとだけ躊躇したのですが、やはりトリニトロン・ブラウン管でWindows 10を動かしたいという誘惑には勝てず、いそいそとWindows10をインストールすることとなりました。インストールにかかる所要時間は約1時間。Win 8.1を入れた時と同様にほとんどほったらかし状態ですが、気がつくとWin10のタイル付きスタートメニューを目にすることができました。これはWin 8を入れた時よりも、かなりスムーズでした。

 Windows 10にして何が良くなったかというと非常に難しい、というかほとんど違和感なく使えているのはメリットであり、デメリットであるような不思議な感触です。強いて言えば、WinXPのサポート終了を体験したのでサポート期間が延びたと思えばそれはそれでメリットと言えるでしょう。何しろ一生使おうと思ってるパソコンなので(笑)。そうそう、個人的にはWin専用アプリが全画面(タブレットモードと言うのかな)でしか動かなかったのですが、マルチウィンドウで動くようになったのは使い勝手が良くなった。ニュースとか天気とか地図とかが、画面切り替えでなく並べて見られるようになったわけですね。他に何かメリット見つけたら、また追記させていただきます。


現在までの改造箇所
メモリー 64MB → 256MB → 4GB
ハードディスク 8GB → 68GB → 1TB+68GB → 1TB
CPU Pentium2-333MHz → Celeron 533MHz → Core i3 540
ドライブ CD-R/RW → DVD-RAM/RW/R (DVDマルチ)
インターフェース USB1.1 → USB2.0 → USB3.0
電源ユニット 80W → 300W
OS Windows98 → Windows XP → Windows 8 → Windows 8.1 → Windows 10
プリンター BJ F600 → PIXUS 550i → EP-802A
インターネット接続 ダイヤルアップ → ADSL+無線LAN(11g) → フレッツ光 100MB + 無線LAN(11n)

Windows 10(パッケージ)販売ページ
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2015年11月 4日 (水)

ラヴレース (2012)

ラヴレース 厳格な母ドロシー(シャロン・ストーン)と父(ロバート・パトリック)に育てられたリンダ(アマンダ・サイフリッド)は反動から奔放なバー経営者チャック(ピーター・サースガード)と恋に落ち結婚する。しかし金に困ったチャックは、借金帳消しのためにリンダをポルノ映画に出演させようとする。母親から、夫には従うように教え込まれたリンダは、そのオファーを受けるのだったが…

 あのウォーターゲート事件にも名前が登場した有名なポルノ映画「ディープスロート」誕生の裏側を描いた人間ドラマ。なぜアマンダ・サイフリッドがこの映画に…と最初は興味津々だったんだけど、なるほどそういうドラマがあったんだと、なかなかの見応えにうならされてしまいました。

 舞台が70年代だけに、サイケな雰囲気がただようんだけどアマンダがその中で溶け込んでます。堅物シャロン・ストーンもいいんだけど、本作でとっても良かったのが父親のロバート・パトリック。お前、何やってんだって嘆く父親の悲しみと、最後のよく頑張ったなって娘を迎えるシーンはじーんときた。いい映画やんって思ったぞ。

LOVELACE
ロブ・エブスタイン、ジェフリー・フリードマン監督。2012年アメリカ映画。

2015年10月23日 (金)

ネイビーシールズ チーム6 (2012)

ネイビーシールズ チーム6 スタナー(カム・ジガンディ)、チェリー(アンソン・マウント)、トレンチ(フレディ・ロドリゲス)らは特殊部隊ネイビーシールズの中でも選り抜きのエリートたち。彼らの任務はとあるテロ首謀者の暗殺だが、その要塞とも言えるアジトに彼がいる確証が得られない。ハイテクを武器にアジトを探る諜報員たちだったが…

 見始めて、何か強烈な既視感に襲われたのだがそれもそのはず、あのアカデミー賞受賞作「ゼロ・ダーク・サーティ」と同じ事件を扱った実録アクション映画である。なぜ同じテーマで2本目の映画が作られたのかは不明だが、それでも楽しめてしまったのはストーリーがなかなか面白いからではないかと思わされる。

 特にアジトに張り込む諜報員たちと、彼らの推理の部分はわくわくさせられたが、転じて襲撃のアクションシーンに入ってからはテンションがワンランク落ちてしまった感じがした。理由はよくわからないのだが。テロは良くない、でも報復はどうなのか。あのアジトに住んでいた子供たちはどんな大人になるんだろうか。いろんなことを考えてしまう映画だった。

CODE NAME GERONIMO
ジョン・ストックウェル監督。2012年アメリカ映画。

2015年10月17日 (土)

シャドウハンター (2013)

シャドウハンター クラリー(リリー・コリンズ)は普通の少女だったが、母親ジョスリン(レナ・ヘディ)を何者かにさらわれたことをきっかけに、魔物(妖魔)が見える能力が本格的に開花する。彼女を助けた青年ジョイス(ジェイミー・キャンベル・バウアー)により、クラリーと母は実は妖魔と戦うシャドウハンターであり、母は妖魔が狙っている聖杯を隠しているということを聞き出すのだったが…

 カサンドラ・クレアの原作を映画化。昨今流行のヴァンパイア映画に雰囲気やプロットは似ているのだが、ヴァンパイアではなくシャドウハンターと妖魔の戦いだという設定が違う。しかし登場するシャドウハンターたちも特殊能力を持っていて、途中で明かされるクラリーが聖杯を隠す手段などもなかなか面白かった。

 主演のリリー・コリンズはフィル・コリンズの娘で最近よくいろんな映画に出ている。そのうち大作映画に出演して大化けするんじゃないかと密かに思ってたりする。相手役のジェイミー・キャンベル・バウアーはちょっと病的な感じがする、線が細い美少年である。雰囲気はケイレブ・ランドリー・ジョーンズに似てるかな? 脇役でお久しぶりのCCH・パウンダーが出ているんだけど、彼女の役回りが面白く、思わず拍手喝采してしまった。部分部分は面白いところもあったが肝心の本編がちょっとぱっとしなかったのは残念。

THE MORTAL INSTRUMENTS CITY OF BONES
ハラルド・ズワルト監督。2013年アメリカ=ドイツ=カナダ合作。

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