
ケースに材料が入ったので、あとはホームベーカリーにセットして焼くだけである。ケースの取っ手を持ってベーカリーの中に入れ、ねじの部分を合わせて軽く回転させる。はめかたには若干のコツがあるのだが、慣れればすぐに「カチ」と音がしてケースが固定される。次にコースを選んでタイマーをセットする。例えば今回の「ふんわり食パン」コースだと、焼き上がるまでの時間は標準で3時間40分。結構時間がかかるなぁと思われるかもしれませんが、寝る前にセットして目覚めると焼き上がっていた…ってな使い方をすると時間はそんなに苦になりません。実際はタイマーで「7時間」にセットすると、7時間後に焼き上がるってなことになります。翌朝の起床時間よりちょっと早めに焼き上がるようにセットしておきましょう。ちなみに象印の私の持っている機種だと時間は10分刻みでセットできます。

タイマーなしでセットすると、約20分ほど粉をねかせたあとに、羽根が回転して左の写真のようにこねはじめます。ガッガッガッとモーター音がするので、こねはじめはすぐにわかります。材料がもちのようになると、こねは終了。次の行程は発酵で、できあがった大きなおだんごが、2時間くらいかけてゆっくりゆっくり大きくなります。最後に焼きが入り、右の写真のように表面が徐々にきつね色になり、おいしそうな匂いが部屋にただよいます。

焼きたてはケースがかなり熱くなっているので、取り出しには注意しましょう。さらにパンの底には羽根が入っているので、パンを抜くには少々力を入れる必要があります。ミトンを使えば楽でしょう。ナイフや包丁をケースに入れて外そうとすれば、ケースのコーティング(たぶんテフロン)をはがしてしまうかもしれないので要注意です。
うまくケースから外したら、パンナイフでお好みの厚さにカットします。写真だけではわかりませんが、この時のおいしそうな匂いは絶品です。外はカリカリ、中はふんわりで、耳までおいしく食べられるパンです。さらに冷えてもおいしいのが手作りパンの特長。一度食べると、もう元へは戻れなくなってしまいます。
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