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2021年1月 3日 (日)

エントレック「ENTREQ」仮想アースの世界をご紹介!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
今回は、ENTREQ(エントレック)社の仮想アース、3アイテムがリニューアルされて新登場したのでご紹介します。


2015年の発売以来高い人気を博していた「Minimus」と「Silver Minimus」に改良が加えられ「Minimus Inifinity」と「Silver Minimus Infinity」として新発売されました。

更にフラッグシップとなるオリンパスシリーズの小型モデルとして注目される上位モデル「Olympus Ten」も新たに追加発売されています。


■ ENTREQ(エントレック)社とは?

スウェーデン南端の緑豊かな都市アストープに設立されたオーディオアクセサリーメーカーです。同社代表のオロフ フライバーグ氏は、1980年代にミストスプレッダー型空気清浄機の開発で同社を設立。

40年以上におよぶオーディオへの深い造詣によって2002年にオーディオ市場に進出。物理学に精通し、スウェーデンの自然に多くのインスピレーションを得た氏の見識は、自然法則に基づいたオーディオ再生を目指しています。

特に、オーディオにおける振動と磁場の影響に着目し、長年の研究成果を製品開発に活かしています。製品の開発と製造は全て自社で行い、常により良い製品造りを目指して、日々の研究に勤しむ堅実な企業姿勢が、世界のオーディオファイルに広く受け入れられています。


■ 「Minimus Inifinity」と「Silver Minimus Infinity」



従来モデルと較べて、ミネラルミックスの構成比を見直し、加工の際に3トンの圧縮加工を加えるなど、一部製造工程が改良されています。「Silver Minimus Infinity」は「Minimus Infinity」とくらべて銀を約30%多く含有しています(従来モデルと同様です)。

※「Minimus Infinity」は、中高域の分解能の改善はそのままに、低域のレスポンスの向上によって、音の躍動感が改善。高域の繊細感、滑らかさが改善され、音場はさらに静寂で、奥行きや上下左右が広く、見通しが良くなっています。
※「Silver Minimus Infinity」は、静かな音場から再現される音の立ち上がり、繊細な空間表現力が際立ち、さらに低域にまで効果が広がり力感を感じさせてくれる。
銀素材の固有の響きも消えて、音の変化がより自然体となり、大変使いやすくなったこともご報告しておきます。


■ 「Olympus Ten (オリンパス テン)」


フラッグシップのオリンパスシリーズを継承した小型モデルです。上位モデルとして発売された「Olympus Ten」は、オリンパスシリーズ専用に配合されている、金・銀・銅・亜鉛・マグネシウム等の金属に導電性鉱物を複合した”新ミネラルミックス”を配合。3トンの圧縮加工によりつくられた”ミネラルミックス”を、マグネシウムと銀製のメッシュワイヤーで完全にラッピング。

グランドポスト端子も「Olympus Ten」専用の純銀製端子に変更されています。また、「Olympus Ten」は、プリアンプ/プリメインアンプの接続を主に想定して開発された点が新しい発想となっています。

※より効果的にチューニングされ、幅広い帯域の分解能を持たせつつミッドレンジを中心とした帯域レスポンスの向上に伴い、広く深い音場感と定位や音像の立体感がより明確となって音楽の本来持っている表現力を際立たせます。


■ 使い方は簡単

使い方は3機種とも同様で、付属のアースケーブルを「ENTREQ」の接続ターミナルから、各機器のアース端子、接続機器の入出力の空き端子、機器の筐体のねじに接続するだけ。

付属のY端子付のアースケーブル以外にも「RCA端子」「XLR-F端子」「XLR-M端子」「USB端子」が用意されています。



■ 試聴レポート

接続したオーディオ機器のアース環境が整うと、アンプの回路動作が安定することにより、劇的にS/N比や音質が改善されます。音像定位は滲みやブレがなくなり「ビシッ!」と安定!! 立体感も改善され、極めて明確明瞭になります。

音場は左右、奥行き、高さ共に広がり、ノイズが一掃されることにより、音場自体の見通しが改善されています。

質感や音色も自然でリアルなものとなり、躍動感やエネルギー感、ダイナミックレンジも向上するなど、多くのポイントで大きな改善効果が期待できます。旧モデルに僅かに感じていた銀素材の響きも消えて、ニュアンス豊富でHi-Fi感の向上を感じさせてくれます。


■ 使いこなしのポイント

どの機器に接続すると最も効果があるでしょうか。圧倒的に「プリアンプ」がお勧めです。


プリアンプのアース端子に接続するのが一番簡単で一番効果があります、プリメインアンプの場合もアース端子があればそちらに接続してください。アース端子の無いプリアンプの場合はシャーシに。シャーシに接続できるネジなどが無い場合は、次にXLR端子>RCA端子となります。

ただし、アナログのXLR(RCA)端子に接続する場合は片chだけに接続するとバランスが微妙に崩れる場合があるので、L/R両chへの接続する事も検討が必要です。基本的には1台の「ENTREQ」の端子に2本のケーブルを接続しますが、贅沢にch別に2台の「ENTREQ」を接続する方法もあります。


「ENTREQ」の良いところは追加する事による副作用の心配が無いことで、段階的にグレイドアップすることが出来ます。複数台増設する事で、更なる音質が改善します。

基本的に機器1台に「ENTREQ」が1台接続とります。プリに接続して、更に効果を上げたい場合は「ENTREQ」を追加でご購入していただいて他の機器に接続してください。

複数個使用した場合、音質改善は間違いなく期待できますが、改善度合いは徐々に少なくなります。

プリに接続場合と較べると、追加でパワーアンプに接続した場合の効果は聴感的には半分程度・・と投資効率は落ちます。もちろん、接地アースのようなアースループの発生は絶対に起こらないので安心して何台でも接続できるのは大きいです。

既に本格的な接地アースを実現している環境下でも、仮想アースで音質改善が報告されていますのでお勧めいたします。

※シャーシのアースに接続する場合の注意点。
天板などのネジを緩めて取り付ける場合の注意点があります。ネジを緩める事は特に危険ではありませんがメーカーの保証対象外となる場合がありますのでご自身の責任にて行ってください。
筐体と接触していないネジでは効果がありませんので、ネジとRCA端子のグランドが導通しているかをテスターなどで確認して接続しましょう。


■ アースケーブルはもちろん、アース線の端子でも音が変わります


まずは付属のアースケーブルでお使いいただいて全く問題はありませんが、更に違うブランドのケーブルに変更することで音質追及が出来ます。ご自身でアースケーブルを自作したり、端子を交換して音の変化を楽しむことも可能です。


■ ターミナルについて


ターミナルのネジは本体と同じ木製を使用。もちろん音質的な検討の結果と思われるのでそのまま使っても問題はありません。ただし、純正の木製ネジ(ナット)は強く締める事が出来ないのが弱点で、6mmネジ用の蝶ナット等をお使いの方もいるようです(樹脂製、銅製など)。

音質は特には問題ないようなのでお試ししてはいかがでしょうか。これらは改造となりますので、あくまで自己責任にてお願い致します。
(ichinose)

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