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2021年5月29日 (土)

ECLIPSEから14年ぶりのフルモデルチェンジ「TD307MK3」をご紹介!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

今回は、ECLIPSE「300」シリーズが14年ぶりのフルモデルチェンジ! 3世代目のモデル「TD-307MK3」が発売されましたので、ご紹介します。




■ ECLIPSE「300」シリーズの歴史

2003年発売の初代モデル
「307BK」
タイムドメイン理論を凝縮した6.5cmユニット搭載の画期的コンパクトスピーカー



2007年発売の2世代モデル
「TD307-MK2」
シリーズの血統を受け継ぐ、小型ハイエンド・スピーカー、音質もデザインも大幅に完成度が上がりました。



そして、今回3世代目として14年ぶりにフルモデルチェンジをして「TD-307MK3」が発売されました。


■ 以前のモデル「TD307-MK2」からの改良点

※ 低域再生・空間再現性の向上

振動板を従来モデルのパルプ(紙製)から上位モデルの「TD-508」と同じグラスファイバー製に変更。

パルプより軽く、剛性が高いため、振幅の大きい低域再生時にひずみが無く、透明感のある音を再生できる。
インパルス応答の収束性に優れており、空間再現性の向上を実現。




※ キャビネット容量のアップ

→→→→

スピーカー容量を約200CCアップ。直径で5mm、奥行きで8mm大きくなっています。低域の再現性アップ再生可能低域は100Hzから80Hzに改善されています。

直接置いて比較すると全体的に一回り大きく、上位モデルのように感じます。トータル的な音質改善は「空間再現性」「低域」「中域」「スピード感」「明瞭製」の全てで改善が聞き取れます。


※ 設置性の改善(角度調整のしやすさ向上)

六角レンチ1本で簡単に角度調整が出来るので、従来モデルより遥かに設置が楽になっています。

ご家庭でもシアターなどで天吊りされている方も多いと思います。BOSE無き今、店舗のBGMスピーカーとしても多く見かけるようになっている「ECLIPSE」。

BOSEから交換すると、透明感が増して美しいBGMサウンドにグレイドアップが出来ます(お勧めです)。

付属のスタンドがブラケットになっていて、天井吊、壁掛けに対応しています。
・棚置き場合の角度調整幅:-25°~30°・左右方向360°

・天井、壁面取付時の調整幅:25°~-90°・・左右方向360°



※ 使いやすさと美しさを配慮したデザインの改善



角度調整ネジ以外はすべてのネジが見えない様に設計されており設置後のデザイン性をアップ。直径7mm未満のケーブルはスタンド内に隠すことが可能で美しく設置出来ます。

MK2では露出してしまっていた背面のケーブルが隠せるようにプレートが追加されています。


■ ECLIPSEスピーカーの開発コンセプトは「無色透明」

オーディオ機器をカメラのレンズにたとえれば、それぞれが透明で元の色(音)を正確に再現するのが理想です。この「透明なレンズ」の状態を、音響工学的に置き換えると「インパルス応答がインパルスに近い」状態と言うことができます。


■ 音楽の波形はインパルスの集合体

インパルスとは音の最小単位です。 従来のオーディオ指標である周波数特性は、音響情報の一部にしか過ぎません。 しかし、インパルス応答には周波数特性や位相特性、時間情報など、ほぼ全ての音響情報が含まれています。

インパルスを「正確」に再現できれば、音楽の「正確」な再生も可能です。ECLIPSEのスピーカーはインパルス応答が早く、元の音に近い波形が描かれます。この波形は、空気の動きであり、試聴している人間の鼓膜(こまく)の動きでもあります!!


■ エッグシェル・コンストラクション



音の波形を乱す要因の一つである角形のボックスフォルムではなく、剛性が高く、同一半径面が存在しない卵形ラウンドフォルムを採用。内部定在波や、スピーカーボックス前面角で発生する回析効果を抑制でき、音の波形をより正確に再生できます。


■ オリジナルフルレンジ・スピーカーユニット



インパルスを正確に再現するため、小口径で軽量、かつ剛性が高く、適度な内部損失を持つ振動板を採用。併せて、強力な磁気回路を搭載し、大口径のスピーカーでは実現しづらい素速く正確なストロークを実現しています。

上位モデルと同じグラスファイバー製振動板の採用により、大幅に再現性が改善されています。


■ 振動カットと気密保持

より「正確な音」の再生を追求するため、エンクロージャー、スピーカーユニット、ディフュージョン・ステー、それぞれの接点に、振動をカットし、エンクロージャー内の気密確保に効果的な、特殊素材を採用しています。


■ ディフュージョン・ステー

スピーカーユニット自体の不要な振動がエンクロージャーに伝わるのを回避するため、スピーカーユニットを、5本の支柱を持つ「ディフュージョン・ステー」に取り付ける、独創の「仮想フローティング構造」を採用しています。




■ グランド・アンカー

スピーカーユニットの高速前後運動をしっかりと受け止める強固な足場として、ユニット後部に円錐形の錨(グランド・アンカー)を接続。スピーカーユニットの理想的な前後運動を実現します。


■ 角度調整機能

スピーカー部の角度を無段階に調整して、よりシビアにリスニングポイントを設定できます。環境に合わせて設置の自由度が広がり、より正確に、録音された空間情報を再現できます。


■ 正確に再生された音は、素速く立ち上がり、立ち下がります。

不要な響きを加えずにインパルスを正確に再現できれば、音は正確に、素速く立ち上がって立ち下がり、キレの良い「正確な波形」が再生できます。


■ アーティストの技が鮮明に聴こえてきます

音の立ち上がりと立ち下がりの素速さ、音程の正確さは、演奏家の力量がはっきりと表れるところです。ECLIPSEのスピーカーなら、1つひとつの音のキレの良さ、そして演奏表現力の幅の広さなど、名演奏の醍醐味を存分に味わうことができます。




■ 銘器の音色の素晴らしさがはっきりと聴き取れます。

空気がいっぱいに入ったバスケットボールを叩くと、表面素材が空気を弾く加速度により、パン!パン!とキレの良い音がしますよね。ストラディバリウスやスタインウェイなど、アーティストがこだわる銘器の張りのある音色も、楽器が空気を素速く弾けていることが大きな要因です。

つまり、スピーカーが素速く空気を動かし、止めて、素速い音の立ち上がりと立ち下がりを再生できなければ、銘器の音色の本当の素晴らしさを再生することはできないのです。


■ ECLIPSEはアーティストの想いを再生します

スピーカーの多くは、重低音や高音の伸びなど「周波数特性」に軸を置いています。しかし、真の「正確な音」を追求するには、音の立ち上がり・立ち下がりという「過渡特性」も重要なファクターととらえ、アーティストがこだわる演奏技術や音色の、よりリアルな再生に力を入れて、開発・改良に取り組んできました。

その結果、微細な音までクリアに聴こえる「明瞭性」、録音された位置情報まで描き出す「空間再現力」、キレの良い演奏のリズムを再現する「スピード感」を併せ持つ、ECLIPSEだけの「正確な音」の再生を実現。 アーティストが演奏に込めた熱い想いまでも再生することが可能になりました。

これこそが、ECLIPSEが世界トップクラスのミュージシャンやレコーディングエンジニア達から高評価を受けている最大の理由です。


■ 試聴してみました。



精密な箱庭サイズのハイファイ・サウンドの世界!!

タイムドメインスピーカーはインパルス応答の良さを追求し、生音のような素早い立ち上がりと、立下りが再現できるのが身上です。そのため、小径のフルレンジユニットを採用(TD-307MK3では6.5cm)しており、重低音再生や解像度の高い再生には課題がありました。

今回のモデルチェンジでは低域の再現性と明瞭な解像度を改善するために振動板に上位モデルと同じグラスファイバー製を採用しています。実際に音を聞いてみると、なるほど「MK2」とはクラスが異なる表現力が備わっていて、中々聴き応えのあるサウンドを奏でていました。

ECLIPSEはバスレフ型ながら、バスレフ型にありがちな低域の不要なダンピング音が少なく、かつ密閉型の詰まった感がない所が素晴らしいと思います。カタログスペックの数値以上に帯域幅は改善されていると感じました(再生周波数帯域:100Hz~25KHz→80Hz~25KHz)

今回の「MK3」化により、上位モデルに近づいて、よりコストパフォーマンスも上がっているのではないでしょうか。
(ichinose)

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