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2021年5月15日 (土)

LUXMANから40年ぶりに魅力的なMCカートリッジ「LMC-5」が発売!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

今回ご紹介する LUXMAN「LMC-5」は、往年の「LMC-1」「LMC-2」の設計思想をベースに、ラックスマンが長年のオーディオコンポーネントの開発で培ってきた技術とノウハウを盛り込んで開発したフォノ・カートリッジです。

カートリッジ製造の粋を極める国内の職人によって1つ1つ丁寧に組み上げられた「LMC-5」は、最高品位のアナログレコード再生の世界をお楽しみいただけます。


※型番のLMCは「リニア・マグネティック・フィールド・クロス(Linear Magnetic-field Cross)」の略です。シェルは別売です。

■ スタイラスから発電エンジンまで、すべての素材と構造を、試聴を繰り返して2年の歳月をかけて遂に完成したカートリッジです。

日本国内におけるCDパッケージの売り上げが年に10%程度減少しているこの10年間において、アナログレコードのリリース枚数は、2010年比で10倍を超える枚数に達しています。そのような中、ラックスマンはいち早く現代のオーディオ技術による最新のレコード再生の可能性に目を向け、2011年にアナログプレーヤー「PD-171」を発売。

以降トーンアーム交換タイプの「PD-171A」や、アームレスタイプの「PD-171AL」、ベーシックな「PD-151」、フォノイコライザーアンプ「EQ-500」「E-250」の発売など、趣味のレコード再生の世界に本格的なコンポーネントを投入し続け、アナログ・ブームを創ってきたブランドのひとつでした。

そして今回、約2年の開発期間を経て、レコード再生におけるもうひとつの重要なコンポーネントである、フォノ・カートリッジを新たにラインアップ。「LMC-5」は、1981年に発売された 「LMC-1」と、翌1982年発売の「LMC-2」から約40年ぶりとなるラックスマン・オリジナルのフォノ・カートリッジです。

あらためて、レコードに刻まれた音楽信号を確実にトレースしピックアップするスタイラスとカンチレバー、その微細な動きを強固に支え、変形や鳴きを抑圧するボディ、そして伝わった振動をリニアに変換する発電エンジンなど、音楽信号の各伝送ステージを構成する主要パーツについて、材質とその構造を徹底的に見直しました。

決して奇をてらうことなく、試作と試聴を繰り返し、ラックスマンのアンプを始めとする他のコンポーネントの開発作業と同様の手順を確実に踏むことで、アナログレコード・システムにおける比類のない高忠実度の音楽再生を達成したとのことです。


「LMC-5」の主な内容

■ スタイラスとカンチレバー発電回路


スタイラスは聴感上のノイズが少なく情報量の多いソリッドダイヤモンドのシバタ針。最近流行のボロンやサファイアなどはあえて使わず、試聴の結果として、シバタ針と相性が良く素直な特性のアルミカンチレバーが採用されています。


■ 発電機構


・アーマチュアの軽量化が可能なMC型の発電機構。
・LRの発電コイルを対称に巻いた直巻十字型コイルにより軽量化とチャンネル間の感度差を低減。
・外来ノイズの飛込みを減らす小さなループ面積の磁気回路構造。
・コイルは断線に強い範囲で最も細いΦ30μmのUEWを採用し線材の方向性を固定化。
・振動系の支点を明確にする0.008mmピアノ線による1点支持構造を採用し歪の発生を極小化。


■ ボディ構造とデザイン


・スタイラスユニットを音響的にマイクと等価であると捉えユニット周囲の共振と反射を徹底的に抑制。
・スタイラスユニットの横にはカンチレバー保護の役割も果たす外壁(ウォール)を両サイドに配置。
・外壁間の共振と反射音を減らすための逆卵型曲線を採用した外壁内面構造。
・軽量化と共振対策のためのベースと必要最小限の外壁のみに削ぎ落とされたボディ構造。
・ラックスマンのコーポレートカラーである深みのある赤色(ディープレッド)にアルマイト染色された本体デザイン。


上部からの撮影:取付け穴には2.6mmのネジが切ってあるのでネジ貫通型のヘッドシェル専用となる。


横からの撮影:発電パーツ類は横のガードでしっかりと守られている。


前面からの撮影:シンメトリックなデザインで垂直確認もし易い。


底面からの撮影:発電機構部分は完全にオープン構造に。


大きさは標準的:17Wx18.3Hx21.3Dmm、重量:8.5g


■ 試聴してみました



音質はラックスマンの伝統を感じさせる非常にバランスがよく自然なサウンドが特徴。高域の抜けが良く、大変伸びやかで心地よさを感じさせるラックスサウンド。中低域は安定感抜群、高い解像度と豊かさを両立させた魅力的なサウンドに仕上がっている。

立体的な音場にボーカルが浮かび上がる様が自然で音楽に没頭出来る嬉しいカートリッジ。弱音時のデリカシーに富んだ再現性、余韻の消え行く様も自然で心地よい。

低域楽器が唸っている時でも折り重なる楽器がかぶる事無く見通しの良さも見事。音楽性を重視するアナログ愛好家に特にお勧めのカートリッジと言えます。
(ichinose)

【 LUXMANのカートリッジの歴史 】

■ 1981年発売「LMC-1」


防振亜鉛合金SPZ削り出しによるブロック・シャーシ採用のLMC発電方式カートリッジ。圧倒的な音のスピード感、ダイナミックレンジの広さは、他の追従を許しません。

カンチレバーに0.3Фのサファイア・ロッドを採用。シャルトの取付け面も鏡面仕上げで共振を防止。

・出力電圧:0.1mV
・針圧:1.3~1.7g(標準:1.5g)
・インピーダンス:4Ω
・自重:5.0g


■ 1982年発売「LMC-2」


デュアル・マグネットのLMC発電方式と、ブロック・シャーシによる「集中マウント構造」のカートリッジ第2段。

「LMC-1」のクオリティーに迫る音質と共に、高出力で使い易さも備えています。スタイラスには「LMC-1」と同様、セミ・ラインコンタクト型の天然ダイヤを採用する贅沢さ。

・出力電圧:0.2mV
・針圧:1.3~1.7g(標準:1.5g)
・インピーダンス:6Ω
・自重:5.8g

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