ハイエンド注目製品はこれだ! Feed

2021年6月18日 (金)

【人気のタップがリニューアル!】オヤイデの電源タップMTBⅡシリーズの登場です!


みな様、こんにちは!
今回は本日発表となりましたオヤイデの定番電源タップ、MTBのニューモデルのご案内です!

4582387104848 オヤイデ
3P-6口電源タップ
MTB-6-2



前モデルであるMTBシリーズとの大きな違いをざっと挙げますと
・一目でわかる落ち着きのあるマットブラック仕上げ。
・コンセントの固定にハネナイトワッシャーを追加。異素材・複合構成で制振性を向上させています。
・コンセントは新たにMTB-2用に再設計されたSWO-DX-ULTIMOを使用。
・インレットの更新(IEC320 INRET ⇒ Power Inlet PP)
・電源線とアース線をあえて別の線材にする、(AC電源部分)4N純銀 2mm単線、(アース部分)Oyaide 3398-14の構成。

です。
特に昨今オーディオアースは最注目されており、内部電源アース線にも同社の精密導体“102 SSC”を採用した事には、 『流石、Enteq製品を早い段階から展開し、アースの効果を知り抜いたオヤイデ電気ならではだな』と感じさせられました。

オーディオタップとして高い完成度を誇ったMTBシリーズをさらに突き詰めてチューニングを施したMTB-2シリーズ。
現在ご予約受付中です!発売は2021年6月25日予定です
※3P-4口タイプのタップMTB-4-2もございますので、こちらもご検討くださいませ!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2021年6月 3日 (木)

【ベストセラーがリニューアル!】サエクのラインケーブルのご案内です。


みな様、こんにちは!
今回ご案内はサエクの新型ラインケーブル"1805シリーズ"が新発売となりましたので、そのご案内となります。

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サエク
RCAラインケーブル
SL-1805



1994年発売のSL-1801。
27年もの超・ロングセラーモデルであるSL-1801の後継モデルとして、この【SL-1805】は導体に「サエクといえば!」言っても過言ではないPC Triple-C導体を採用した、ニューエントリーモデルです。

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サエク
XRラインケーブル
XR-1805


そしてバランスケーブルの【XR-1805】は2010年発売のXR-1000の後継モデルです。
こちらもSL-1805と同じく導体にPC Triple-C導体を採用しています。

と、いうことはサエクのラインケーブルは、エントリーモデルもPC Triple-C導体になったことすべてのラインケーブルでPC Triple-Cが採用されている事になります。
※最上位モデル"STRATOSPHERE"はPC Triple-C導体に銀コーティングを施した『PC Triple-C EX』導体です。

何よりもこの1805シリーズのうれしいところは、
"『PC Triple-C』を入門モデルとしてお求めやすい価格で多くのユーザーに使用いただけるように"というメーカーの想いが込められており、旧モデルからそう大きく値上がりしていない、という点ですね。
導入しやすい価格帯でもハイエンドに通ずる音色を楽しめる。非常にありがたいケーブルです。

線材としては比較的高額なPC Triple-Cですが、この1805シリーズはエントリーモデルでの価格帯ながらPC Triple-Cの持つ鮮度感と癖のないストレートな表現を楽しめると言うのは非常に大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。

エントリーラインのラインケーブル勢力図に一石を投じる存在となりえるこの1805シリーズ。
6月10日発売予定で現在ご予約受付中です!

それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2021年5月12日 (水)

【世界限定444ペア!】ダリのスピーカーRUBICON6の特別モデルが登場です!


みな様、こんにちは!
凄くご無沙汰となっております、とうふです。

さて、今回ご案内はダリのスピーカーRUBICON6の特別モデルです。

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ダリ
フロア型スピーカー(サテンブラック)【1本】
RUBICON6SE



フラッグシップモデル「EPICON」の技術を贅沢に採用し、ミドルクラスながらリッチで深みのある表現が魅力のスピーカーRUBICON。
※RUBICONシリーズへの"あさやん"の試聴感想はこちら

そのラインナップの中からトールボーイタイプのRUBICON6をベースに特別モデルならではのチューニングを施したのが今回ご案内の【RUBICON6SE】です。
モデルナンバーである"SE"はスペシャルエディションの意味と思われますが、本機に冠された名は"ブラックエディション"。
その名のとおり、
・落ち着いたサテンブラックの仕上げ ※通常のRUBICONのブラックカラーは艶のあるブラック
・特徴的なウッドファイバー・コーンのウーファーもブラック仕上げ
と全身がブラック仕様となっています。
外見はさらに「ゴールドのDALIロゴ」、「ゴールドのシリアルプレート」とポイントで黒に映える仕上げが施されているのもうれしいですね!

また、内面的には
・内部配線はDALI特別の銀線
・ネットワークコンデンサにドイツのムンドルフ社製コンデンサを採用
外見だけでなく内面的なチューニングを施しています
緻密さや艶感、音のレスポンスなどの違いが楽しめそうですね。

この特別な【RUBICON6SE】は世界限定444ペアで、そのうち50ペアが日本に輸入されます。
完全限定生産品ですので、ご検討の場合はお急ぎくださいませ!
それではいつもお買い得な「Joshin Web」でお待ちしております。

2021年4月23日 (金)

2021年、クリークオーディオの世界が大きく変わります。

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

二代目 Luke Creek氏が、オーディオラボでの研修を経て、新たに開発に参加し、ディスプレイと外観デザインと操作性を担当した、Voyageシリーズがスタート。

新製品のVoyageシリーズは、クリークオーディオの今までの方向性を大幅に変更した、新しい時代のオーディオを追求した、斬新な商品となっております。

新しいシリーズは英国で設計され、ヨーロッパで手作業で組み立てられています。


VOYAGE-CD





■ Creek Audioとは

Creekは、1981年に創設者 Mike Creek氏が英国ハンプシャー・ホーンディーン設立されたメーカーです。

Creek Audio Ltd.の製品第一弾は「4040 プリメインアンプ」でした。

その時、メーカーの理念(ポリシー)は、製品に対する位置付けを、"ローコスト・ハイパフォーマンス"としていました。

"最少のパーツで最大限の完成度を"というカンパニー・フィロソフィーのもと、低価格ながら高品質な商品をラインナップしていました。

Mike Creek氏の作る製品群には、何百万円もするような高価な製品はありません。

しかし、スリムで小さなボディーからは考えられないドライブ能力を発揮。

さらに、Creekでしか味わえない、Creekならではの、聴き疲れのないナチュラルサウンドを奏でてくれました。

スペックやデータを追い求めて作られる超弩級オーディオ機器とは一味違う、独自の世界を堪能出来る製品として、人気を博しています。

1991年にはMike Creek氏の引退とともに、タンノイ社のエレクトロニクス及びデジタル事業部のブランドとして、スコットランド・コートブリッジに工場を移転しましたが、Mike Creek氏の"ローコスト・ハイパフォーマンス"の考えは、現代まで見事に継承されています。

ケンブリッジオーディオやEMFといった多数のブランドの設計を手がけている、Mike Creek氏ならではの技が随所に見られる、魔法のコンポなのです。


■ Evolutionシリーズの後継となる「Voyage」シリーズが発売となります。

USB-DAC機能搭載のCDプレーヤー「Voyage CD」と、プリメインアンプ「Voyage i20」の2モデル。

「Voyage」は、2代目となるLuke Creek氏が新たに開発に参加し、ディスプレイと外観デザイン、操作性を担当。

新しい時代のオーディオを追求するシリーズとして、開発されたものだということです。


■ Voyage CD





8コアのXMOSとDACチップAK4493EQを搭載、CDプレーヤーとしてはもちろん、USB入力により最大384kHz/32bitのPCMと、22.4MHzのDSD再生に対応。

CDドライブには堅牢で信頼性の高いStream Unlimited社のものを採用。

DACには、VELVET SOUNDテクノロジーAK4493EQ:プレミアムAKM32bit/768KHz搭載。

標準カラー「シルバー」のほか、本国からの取り寄せとなる「ブラック」モデルも用意されている。

入力端子は「USBオーディオクラス2.0」に対応する「USB typeB」のほか、「同軸S/PDIF」×2、「光デジタル」×2を搭載。

デジタル出力として「S/PDIF」1系統、「光デジタル」1系統を搭載。

アナログ出力は「バランスXLR」と「アンバランスRCA」を各1系統搭載。

また、プリ機能も搭載しており、背面のディップスイッチで固定出力/可変出力の変更が可能。ボリューム操作はリモコンから行う。

アナログ部にはテキサス・インスツルメンツ製のOPA2134オペアンプを使用、WIMAコンデンサーとMELF抵抗のフィルタを通して出力されるとする。

オーディオ用に最適化されたスイッチング電源、電圧は85V~265V、周波数も50~60Hzに自動対応します。

サイズは430(W)×80(H)×350(D)mm、質量は6.8kg。S/Nは123dB、THD+Nは113dB。




■ Voyage i20





DAコンバーター搭載、Bluetooth入力も搭載するプリメインアンプ。

アナログ「RCA」入力を3系統、「XLR」入力を1系統搭載。

デジタル入力は「USB typeB」のほか、「同軸」S/PDIF×2、「光」TOSデジタル×2を搭載。

アナログ「RCA」出力を搭載し、プリアンプとしても利用できる。

また、フロントパネルに6.3mmの「ヘッドホン」出力を搭載。

USB入力は、「USBオーディオクラス2.0」に対応し、最大384kHz/32bitのPCMと22.4MHzDSDまでの再生に対応。

「Bluetooth」はaptX HDのコーデックに対応、スマートフォン、タブレット、または静的コンピューターデバイスからの便利なワイヤレスストリーミングが可能。

また、オプションとしてMMフォノカード「SEQUEL-MK4」を追加可能。標準価格 35,000円(税抜)。

強力なSankenSTD03トランジスタは、複数のMOSFETによって拡張されるG級動作で駆動、必要に応じて驚異的な電力出力電流を供給します。

サーマルトラッキングSankenバイポーラパワートランジスタは、アイドル電流を即座に修正して、クロスオーバー歪みを正確に制御および最小化し、ウォームアップ時間を最小限に抑えます。

モジュラープラグイン電圧増幅器回路も開発、それらのディスクリートトランジスタ回路と低い負帰還により、プリアンプで追加のゲインを必要とせずに入力信号をパワーアンプに供給することができます。

エミッタ抵抗はバイポーラアンプ設計に必要な機能ですが、一般的に使用される高ワット数の巻線抵抗は、不要なインダクタンスと潜在的な非線形性の原因になります。

この問題に対処するために、Creekは、複数の表面実装抵抗器を使用して、代替の高ワット数、低インダクタンスの抵抗器モジュールを開発。

アンプの超低出力抵抗を維持することでスピーカーのダンピングを改善、ダンピングファクター400を実現。

また、このアンプの性能の鍵は、オーディオ用に最適化されたスイッチング電源にあります!!

その強大な1500Wの電源は電圧を安定に保ち、負荷インピーダンスが8Ω→4Ω、4Ω→2Ωと半分になるたびにリニアに出力が倍増する実力を誇ります。

ソフトウェアアップデートは、USB経由でインターネットからダウンロードが可能、オペレーティングシステムを常に最新の状態に保つことができます。

サイズはVoyage CDと同じ430(W)×80(H)×350(D)mmで、質量は9kg、S/Nは102dB以上、周波数特性は1Hz~100kHz。




■ 総評

Creekの新製品「Voyageシリーズ」は最高品質の素材のみを使用して構築されており、薄型でシンプルな製品ながら、大変高い品質を誇る製品です。

プリメインアンプの「Voyage i20」はデジタル入力に最新のDACを搭載しており、USB接続のできるDELAの「NA1」やPCなどのミュージックサーバーと接続して楽しむことが出来ます。

PCMで384KHz/32bit、DSDで22.4MHzに対応との事なので現実的に入手できるハイレゾには問題なく対応出来ています。

「Bluetooth」はaptX HDにも対応しているので、スマートフォン、タブレットからの便利なワイヤレスストリーミングが可能(48kHz/24bit対応)。

CDコレクションはリッピングして保存してしまえば、シンプルな構成でデジタル再生が可能になります。

ただし、フォノ入力のオプションボードも用意する予定との事で、アナログはまだまだ楽しみたい方が多いので対応は嬉しいです。

このアンプの重量は9.0Kgと軽量ですが、新開発されたスイッチング電源の実力が高く超重量級のアンプ並みの安定した駆動力を発揮してくれます。

ハーベスやスペンドールなどのヨーロッパ系のオーソドックスなスピーカーでしたら新旧、大小を問わず相性が良いと思いますし、少し上級な使いこなしですが、JBLなどのアメリカンなスピーカーをしなやかに聴きやすく、変身させる粋な使い方も面白いと思います。

今までのCreekなど、英国製のアンプでは鳴らすのが難しかった、駆動力を必要とするハイエンドスピーカーにも組合せできるのではないでしょうか。



(ichinose)

2021年2月28日 (日)

あらゆる環境で使えるDAC&ヘッドフォン&プリアンプ「iFi-audio NEO iDSD」のご紹介!!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。今回は、iFi-audioのUSB-DAC「NEO iDSD」をご紹介します。

iFi-audioはこれまで、最上級の「Proシリーズ(40万円クラス)」と、普及クラスの「ZENシリーズ(2万円クラス)」が展開されていましたが、ミドルクラスを担う新シリーズ「NEO」シリーズの第1弾として発売されたのが、今回取り上げた「NEO iDSD」となります。





■ iFi-audio NEO iDSD とは

すべてが新設計かつスマートに洗練され、しかも幅広い対応力を実現している注目の「スリー・イン・ワン」のDAC&アンプです。

現在考えられるハイレゾ再生において「ほぼ出来ないことは無い」と言える機能満載&最高性能を目指したデジタル・ヘッドホン・プリ・アンプとなっています。

バランス「PureWave」回路、DSD512/PCM768対応のUSBオーディオ、無敵のハイレゾBluetooth、そしてMQAフルデコード対応と、ハイレゾ再生の究極が「ぎゅぎゅ~!」と詰め込まれています。

既に多数のご注文を頂いております「iFi-audio NEO iDSD」は10万円台でこの性能。この冬の一押しの商品としてご紹介いたします。

■ あらゆる環境で使えるDAC&ヘッドフォンアンプ。

あらゆる環境で使えるDAC&ヘッドフォンアンプ。NEO iDSDは純粋なDACとしてもお楽しみいただけます。プリメインアンプやプリアンプにアナログ固定出力で接続します。

さらに、DAC&プリアンプとしても使用できます。パワーアンプやアクティブスピーカーに可変出力で接続します。ヘッドフォンユーザーの皆さまは優れたアンプステージを使って素晴らしい「ヘッドフォンハイファイ」システムを実現することが出来ます。




■ カスタムデザインのデジタルエンジンを搭載。

新しい16コアICを採用した新開発XMOSチップを組み合わせた「デジタルエンジン」を搭載。バーブラウン製のDACチップを基本とし、音質の最適化をしたプログラミングにより、完璧なマッチングを実現しています。

デジタルエンジンは同ブランドが幅広く使用しているバーブラウン製のDACチップを基本としつつ、模範的なDACステージを生み出すためにカスタムデザインが施されています。

バーブラウンの「トゥルーネイティブ」チップセットによって、ファイルのフォーマットを変えないこと、つまり「ビットパーフェクト」を保つことができます。録音時に使用されたフォーマットのままで、アーティストが意図した音楽をそのまま聞くことができるのです。

iFiの製品にはバーブラウンのチップセットを広く使用していますが、それは自然な音という「音楽性」と「トゥルー・ネイティブ」のアーキテクチュアが理由で選定されています。

XMOSチップは新世代の16コアICチップで、現世代の2倍のクロック・スピード(2000MIPS)と4倍のメモリー(512KB)を実現し、最新のスーパースピードUSB規格にも準拠。

デジタル開発チームがファームウェアをプログラミング・音質の最適化をしているため、バーブラウンDACとの完璧な組み合わせを確保できています。

ジッターの対策には、GMTフェムト秒制度のクロック、インテリジェント・メモリー・バッファ。

GTO(Gibbs Transient Optimised)デジタルフィルターも組み込まれています。もちろん、今後のアップデートにも対応しています。


■ 無敵の最先端ハイレゾBluetooth受信にも対応(Bluetooth 5.0)。

クアルコムのBluetooth SoC「QCC5100」と専用回路を組み合わせた「Bluetoothエンジン」を備え、コーデックはaptX AdaptiveやaptX HD、ソニーのLDAC、ファーウェイのHWA(LHDC)を含む「現行のすべてのハイレゾBluetoothオーディオ・コーデック」をサポート。

通常のaptXとaptX Low Latency、AAC、SBCはもちろん、24ビット処理が可能な、aptX AdaptiveとaptX HDは48kHzまでをサポート、LDACとLHDCは96kHzまでサポートしています。

Bluetooth機器とのペアリングは7件まで記憶することが可能。エンジンはワイヤレスでのアップデートが可能なため、アップデートによる将来的なコーデック追加も可能としています。


■ デジタルフォーマットは最大でPCM:32ビット/768kHz、DSD:512までの全レベル、シングルとダブルスピードのDXD:768kHzに対応、384kHzまでのMQAのフルデコードに対応。

DACチップの4チャンネル「トゥルー・ネイティブ」設計により、PCMとDSDが別の経路を通るため、どちらの信号もビットパーフェクトの状態で伝送されます。

S/PDIF経由でのMQAフルデコードに対応しているので、CDトランスポートと組み合わせてMQA-CDも楽しめる、まさにハイレゾ天国の製品です!

独自のジッター除去技術や、デジタルフィルターも組み込まれています。TIDAL「Masters」やMQA-CDなどで使用されているMQAフォーマットも、USBとS/PDIF(同軸、光)入力で対応。

メーカー曰く「洗練された回路が家庭環境のあらゆるオーディオ・フォーマットに煌めくような音をお届けします」としています。

■ アナログ回路は本機のために開発された独自のフルバランス回路設計「PureWave」を搭載。

この「PureWave」という名称は、並外れたリニアリティーと最少のノイズと歪みによって達成された純粋な音を表している言葉です。

新開発の「バランス・シンメトリカル・デュアルモノ・トポロジー」を採用し、短くダイレクトな信号経路で、「並外れたリニアリティーと最少のノイズと歪み」を追求。

全体にわたって高品質な部品が使用されていますが、その中には超低歪みのiFi特製オペアンプ、多層セラミックのTDK C0Gキャパシター(クラス1セラミック)、MELF薄膜抵抗器、そしてムラタと太陽誘電株式会社の低ESRハイQ多層キャパシター誘導子が含まれています。

低ESR(等価直列抵抗)、ハイ・リニアリティー、低歪みといった、クラスをリードする品質が音質に大きな効果を発揮。

オーディオファイル・グレードのコンポーネントを使用し、低レベルのノイズと歪みによって「高い純度」を実現しています。

最高度の解像度を保つために、ボリュームは精密なマイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダー経由で、アナログ領域で調節します。


■ 電源供給回路には優れたPSRR(電源電圧変動除去比)を示すというリニア・レギュレーションを採用。

同ブランドのアクティブノイズキャンセレーション搭載の高音質電源アダプター「iPower5V」が付属します。


■ ヘッドフォン・アンプ・ステージは、どんなタイプのヘッドフォンを駆動してもパワーと安定のバランスを見事に保ちます。

高感度なインイヤーモニターから莫大な電流を要求するプレーナー型ヘッドフォンに至るまで、冷静沈着に駆動します。

4.4mmバランスヘッドフォン出力からは1000mW/32Ω以上の強力な出力を継続して供給することができるので、迫力のある低音をあるがまま感じることができます。


■ 入力は光/同軸デジタル/USB端子、出力はXLRライン/RCAライン/4.4mmバランス/6.3mmバランスエンド端子を搭載。

ヘッドホン出力は4.4mmバランスと、6.3mmアンバランスを各1系統、本体前面に搭載。バランス出力では最大出力1,040mW以上(32Ω時)を継続して供給可能、アンバランス出力の最大出力は295mW以上(同)。

ボリュームは音の解像感を保つため、マイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダーを経由し、アナログ領域で調節する仕組みを採用しています。

ヘッドホン出力の他に、固定ライン出力、可変ライン出力を含めて3つの動作モードが利用可能で、固定ライン出力ではプリメインアンプやプリアンプに接続可能です。

可変ライン出力を備えたDAC&プリアンプとして使うこともでき、パワーアンプやアクティブスピーカーに接続する場合に適しています。

アナログ出力としてXLRバランスとRCAシングルエンドの各1系統を装備しています。


■ 筐体はアルミニウム製で、縦置き/横置きの両方が可能。

本体前面のOLEDディスプレイに再生中のフォーマットやボリュームレベルなどを表示できます。横置き/縦置きを自動認識、縦置きにすると液晶画面が自動的に回転します。


■ 動作モードは固定ライン出力/可変ライン出力/ヘッドフォン出力の3つを備えます。

・外形寸法は214×146×41mm
・質量は970g。


・付属品:カード型リモコン、標準ミニアダプター、Bluetoothアンテナ、RCAケーブル(30cm)、USBケーブル(30cm)、ACアダプター(iPower5V)、縦置きスタンド


■ では、試聴してみましょう。

高級ヘッドホンアンプの中心価格帯に真っ向から勝負した意欲作と言うのが第一印象です!

デザイン的にはZANシリーズのような奇抜さはありませんが、正統派のシステムに組み込みやすいデザインだと思います。接続端子や、ボリュームなどのつまみ類も使いやすく、広くお勧めできる製品となっています。

機能や音質はさすがiFi-audio製品だけあって入念に計算されており、全く隙が無く素晴らしい完成度を誇ります、まさに死角無し!

ZENシリーズでは物足りなく、Proシリーズは価格的に難しかった方に、この抜群のコストパフォーマンスは嬉しい限りですね。

ヘッドホンアンプとしての利用はもちろんですが、あらゆるデジタルフォーマットに対応しているので、システムのデジタル対応を一気に広げる事が出来ます。

パソコンのハイレゾ音源のUSB-DACとして、スマホに保存しているハイレゾ音源をBluetooth5.0で受信、テレビやゲーム機器から光デジタルで接続したり、CDプレーヤーと接続してMQAを再生したりと、様々な機器と接続して、より幅広く音楽を楽しむことが出来るようになります!!

もちろん対応するレートも現在使われている最高レートに対応しており、出来ない事が無いと思える充実した内容を誇ります!!

この製品は、マニアックなオーディオファイルの方でも満足できると思いますが、初心者の方でも使いやすいようにシンプルな設定メニューが採用されている点も高く評価できます。デジタル入力だけでよければプリアンプとしても十分使う事が出来ますよ。

音質は価格からの期待を大きく超えて抜群のコストパフォーマンスの高さに驚きます。深みのある低音域とクリアで自然な中高域が素晴らしく、音場の背景の静かさもとても印象的です。

アナログ回路はあの「ジョン・カール氏」が監修しただけあって、バランスも良く作りこまれた完成度の高さがあり、このクラスとしては不満を感じさせない見事なサウンドと言えます。

(ichinose)

2021年2月25日 (木)

フィデリックス パッシブプリアンプ『 TruPhase (トゥルフェイズ) 』をご紹介!!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

今回は、最近矢継ぎ早に話題の新製品を送り出しているフィデリックス社より、今回はパッシブプリアンプ『 TruPhase (トゥルフェイズ) 』をご紹介いたします。


音の良さでは定評のあるブランドなので、早速詳細の確認と試聴レポートをしてみましょう。



■ パッシブプリアンプは増幅回路を持たないためアンプでありません、入力切替機能付のアッテネーターとなります。

パッシブプリアンプに関しては以前から賛否両論があり、様々な議論がされてきました。

80年代後半頃なので30年以上前となりますが、私自身も当時、話題に乗ってシステムに組み込んだ経験があります。

ゼネラル通商が発売していた「Penny&Giles社」のスライドボリュームを搭載した「PAF-3022W」でした。

その後、より高級なモデルで、銀接点のモノラルフェーダー仕様の「PAF-1120W(II)」なども発売されて話題となったのを思い出します。

その他にも代表的なパッシブとしては、フィデリティリサーチ「AS-2」、カウンターポイント「SA-121st」、ラックスマン「AT-3000」(順不同)などがありました。

ハイエンドオーディオではチェロの「Etude」(1980年後半)が存在感ありましたが、当時でも40万円近くして全く手が届きませんでした。

当時私は、プリメインアンプのパワーアンプ入力にダイレクトに接続して使っていました。

確かに使うことによって、ロスレスのピュアでストレートなサウンドが魅力的でしばらく使っていましたが、本格的なプリアンプと比べると、中低域のエネルギー感や、立体的な音場感に違和感を感じて、次第に使わなくなりました。

当時は、音の純度はパッシブで、音楽の完成度はアクティブでと言う議論でしたが、いつしかパッシブ方式は製品としてはほとんど無くなってしまいましたね。

アクティブ方式の優位性としては、インピーダンスの変動が無いこと、また高インピーダンスで受けて低インピーダンスで出力するため、信号が安定してパワーアンプの動作が楽になる、CDからの出力と較べて電圧の規格は同じでも電流が大きくW(仕事量)で比較すると差があるなどが言われています(もちろん機種によります)。

最近ではフェーズメーションが超弩級のパッシブプリアンプ「CM-1000」「CM-2000」などを発売して話題となっており、健在でもあります。

私個人的には、先日ご紹介したソウルノートの「P-3」などのプリを使ってみて、やはり「プリアンプを制するものは、オーディオを制す!」と感じておりました。


さて、フィデリックス社から新発売されるのはバランス仕様のパッシブ型プリ『 TruPhase (トゥルフェイズ) 』です。

内部のコンストラクションは多くのパッシブプリと同様に、入力のセレクターと音量調整用のアッテネーターのみの簡単なものです。

フロントパネルには左にセレクター、右にアッテネーター、そしてこのプリの名前にもなった位相を反転させるスイッチが中央にあります。


◆ 主な特徴をご紹介 ◆

(1) バランス接続で位相を180°回転させる事ができます。


型番の由来は「True Phase」からのもので、絶対位相(両方の位相が反転)を瞬時に合わせられると言う意味を含みます。

アンプのバランス端子のHOT番号が異なる機器を接続できるのはもちろんですが、主な目的は録音時の逆相を是正するために設けられています。

基本的には録音の絶対位相はほとんど合っていますが、録音時期やレコード会社や録音エンジニアによっては逆相となっているものもあるようです。

古い時代の録音ソースは特にあまり神経質に言われてなかったこともあり、位相(特に絶対位相)管理についてあまり指摘が無かったようです。

詳しい方が、ある年代のレコードを調べてみると、約60%は位相が合っていて、30%は逆に、10%は不明だったそうです。

この位相に関してはかなり個人差があり、分かる人と、分からない人(違和感を感じる人と感じない人)がいると思われますが、近年のワイドレンジでS/N比の高い、最新機器では明らかに違いが分かるようになってきているのではないでしょうか。

特に人の声や打楽器などでは分かり易く、位相反転機能がプリアンプの必須項目としている方もいらっしゃいます。オルガンなど全く分からない楽器も存在しているそうです…。

開発者の中川氏曰く「必ず合わせてくださいという強い意味ではありません、自由で良いと思います」との事です。

フィデリックス社には超ローノイズ設計を誇るフォノイコライザー「LEGGIERO」があるのでXLR接続で組合せると面白いのではないでしょうか。

※反転できるのはXLR入力端子のみとなります、RCA端子入力では機能しませんのでご注意下さい。


(2) 21接点のロータリースイッチを用いたアッテネーターを採用。


通常パッシブ方式はボリュームを絞る(小音量時)ほどに音が悪くなることは承知の事実です。

音量調整の一般的な設計ではツマミの位置が9時~10時付近に良く使われる音量をセットされますが、この「TruPhase」ではPRO仕様の、2時付近に標準音量が来るように設計されています。

実際に使ってみると初めはなかなか音量が上がらず最初は「あれれ?」と思いましたが、この設計の方が小音量時の音量調整は圧倒的に使い易いので直ぐに慣れると思います。

更にこの仕様により、高能率スピーカーや大出力パワーアンプを接続した時に問題となる、音量を絞ったときのサーノイズを抑えることに成功しています。

この効果は大きく一般家庭の音量では圧倒的に有利となっていると思われます。


(3) フローティング接続の、2連ボリュームを採用。


ロータリースイッチ方式の場合、バランス接続には通常4連ボリュームを使いますが、ボリュームを2連にしてシンプルにすることによって音質向上ができないかと考え、同社の「STACCATO」に搭載されていたフローティング接続を採用し、2連ボリュームでも音質的に全く問題なく使える事が確認され搭載されています。

一般家庭ではバランス接続(4連)による外来ノイズをキャンセルするメリットは実質的にはほとんど無いとの事です。



抵抗には20式のアメリカPRP社製高音質抵抗を使用するなど高音質に拘った仕様となっています。


(4) セレクタースイッチは8回路5接点を採用しアースを完全に分離


一般のセレクターはアースが共通で信号のみをセレクトしておりますが、アースも切り替えるべく8回路5接点のスイッチで完全な切り離しをしています。

内部はバランス接続対応になっている為にセレクターは四連の物を使用しています。

電源は極性によって音が変わる事はすでによく知られております、これはアースに電流が流れる弊害からですが、これをなくすには、アースを繋がないことが正解です。



※ 注 意 ※
このセレクター設計により、入力の切り替え時には結構な音量のノイズが出ますのでご注意下さい!!
パワーアンプのボリュームを絞るか、ボリュームの無いパワーアンプでは電源を落とす必要があります。
大出力でボリュームの無いパワーアンプで、フルパワー状態で切り替えるとスピーカーを破損させる可能性があります。
頻繁に入力を切り替える方にはちょっと使いにくいと思いますので予めご了承下さい。


■ その他



入力端子:XLRx2系統、RCAx3系統
出力端子:XLRx1系統、RCAx1系統

さらに、これ以上の機器を接続したい場合は、別なパッシブの入力セレクターか「TruPhase」の追加購入をお勧めいたします。

XLR出力は位相が反転でき、XLR入力とRCA入力の双方を出力します。一方、RCA出力は、位相反転ができず、XLR入力の出力をしません。

回路ループの最小化、振動モード対策、電磁波の吸収効果など細部におけるノウハウを投入。

モガミ電線の無酸素銅でポリエチレン被覆線を採用。



■ 試聴しました


驚くほどの豊富な情報量と、高い解像度を誇る音質です。

音源から全く劣化を感じさせないストレートな再生音は、今までのパッシブフェーダーの常識からは信じられないほどで、音の厚みや力感が痩せる事は一切無く、広い音場、音の純度はもちろんの事、音源の陰影すらも再現できる表現力はハイエンドのアクティブプリアンプと対等に渡り合える、最高純度の音の表現力を聴かせてくれました。

これだけの高音質を備えていて、この価格は非常に高いコストパフォーマンスと言って良い製品です。


■ ご使用環境により評価の分かれる商品と思われます、こんな方に特にお勧めです。

とにかくコストパフォーマンスの高い高品質なプリアンプが希望である。

低能率のスピーカーを使っている(最近のあまり大きくないスピーカー、音圧レベル90dB以下)。

高品質で低出力のパワーアンプを使っている(シンプルなシングル増幅やプッシュプルなど)。

パワーアンプにボリューム(ミュート)が付いている。

入力ソースをあまり切り替えない。

ソースの逆位相が気になっている、位相に敏感である。

(ichinose)

2021年2月20日 (土)

クリプトン ブックシェルフ型スピーカー『 KX-1.5 』のこだわりとは?

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

今回は、KRIPTON(クリプトン)から新発売された会心作スピーカー「KX-1.5」をご紹介します。前作の「KX-1」から約7年ぶりのモデルチェンジとなります。この7年間に培われた技術を取り入れて開発されています。

特に昨年発売された「KX-0.5」(2019年7月発売)で素晴らしい成果を上げた新技術を使った渾身のシステムとなっています。


KRIPTONのコンセプトでもある【 手の届く価格でありながら、Made in Japanの高品質/高音質を提供 】を見事に具現化した製品に仕上がっていてお勧めいたします。

細部にまで行き届いた入念な調整、チューニングにより完成度の高いスピーカーとなっていますので、その細部のこだわりを、順を追って解説いたします。


■ こだわり[1](ウーファー)


ご存知のようにKRIPTONのスピーカーは長年継承されてきた密閉型が採用されています。密閉型で最も重要なアイテムであるウーファーの開発には特に入念に行われたと思われます。

新設計の振動板は「KX-0.5」で採用されたカーボンポリプロピレン(CPP)を一回り大きく17cmとしています。ポリプロピレンはケミカル系の素材の中では最も紙に近い特性を持つもので、それにカーボンを加えて剛性をアップ。

紙の優れた内部損失の性質と、カーボンの高剛性特性の良いところを合わせ持った絶妙のバランスを実現した振動板との事です。

また、マグネットにもこだわりがあり、「KX-1.5」の磁気回路にはフェライトマグネットが使われていますが、上位モデルに採用しているアルニコマグネットに近い(B-H曲線)特性を実現した磁気回路が使われています。


■ こだわり[2](ツィーター)


ツィーターは「KX-1」から採用されている定評のある砲弾型イコライザー付ピュアシルク 35mmリングダイアフラム・ツィーターを改良して採用。

透明感を高め、更に高域周波数レンジ拡大を図り、50kHzまでの高域をカバー、ハイレゾ音源にも余裕で対応。


■ こだわり[3](エンクロージャー)


エンクロージャーの表面には音色の良さと自然材の美しさを兼ね備えたスモークユーカリ(自然材)の突板を貼り、仕上げに美しいポリウレタン塗装が施されています。少し濃い木目の美しい高級感溢れる仕上げで、格調と品位を高めています。

キャビネット主材には針葉樹系で高密度な18mm厚パーチクルボードを採用、裏板の高密度MDFを組み合わされた高剛性の密閉型とし、不要な振動を抑えながら、振動減衰特性に優れた、ぬけが良く、響きの美しい、まさに高級楽器のようなエンクロージャーとなっています。


■ こだわり[4](吸音材)


驚異の吸音材として話題になったあの「ミスティックホワイト」を混入した特殊な吸音材を採用。密閉型スピーカーにはキャビネット内部の空気の抜け道が無いためウーファーの動き(低域制動:Qo)を助けるために吸音材がギッシリと詰め込まれています。

「ミスティックホワイト」は通常の吸音材を遥かに上回る吸音特性を誇る素材のため、今回は「純毛低密度フェルト」と組み合わす事により、ウーハーの優れた低域特性との相乗効果が生まれ、密閉型の優れた低域特性、トランジェントの良い、奥深い低音を実現しています。


■ こだわり[5](内部配線材)


内部配線には、高域用と低域用に異なる専用「PC-Triple C」導体ケーブルを使用。ツィーター用にはケーブルの振動を吸収する効果があるというマグネシウム芯線の外周に「PC-Triple C」導体を6本よりした構造。ウーファー用には極太の「PC-Triple C」導体に、ケーブル絹の介在を使用しています。

付属するジャンパーケーブルも「PC-Triple C」導体となっており、内部配線から接続ケーブルまで全て統一した線材が採用されています。


■ こだわり[6](ネットワーク回路)


2ウェイのデバイディングネットワークは歪を極小まで抑えるため、抵抗値の低い空芯コイル(直径1.2mm)、ケース入りのピッチ材で振動を抑えた低損失メタライズドフィルムコンデンサーなどのネットワーク素子を採用。

これらにより優れたスピーカーユニットの音を極限まで引き出し、音楽のピアニシモからフォルテシモまで、さらにハイレゾの音場感までピュアな再現を実現しています。


■ 試聴してみました

サウンドはクリプトンらしい情報量が豊かで充実したサウンドです! JAZZのドラム再生では、密閉型らしい引き締まって、深く沈みこんだ低域表現に優れ、明瞭なアタック感により、リアリティーに溢れたサウンドを聴かせてくれる。

難しい低域の再生も見事、絶対的な量感ではなく、優れた階調表現力で演奏の本質を再現してくれます。また、感心するのは密閉型ながら小音量時にも全体のバランスが崩れる事が無かった事もご報告しておきます。

女性ボーカルの艶やかな表情も見事に歌い上げてくれる。ナチュラルで癖のないサウンドは楽曲を選ぶ事も無いでしょう。非常に美しく仕上げられた外観同様にサウンドも美しく優れたもので、所有感を満たしてくれるスピーカーになっていると思います。

コストパフォーマンスも最高で、アンプなどの周りの機器のグレイドアップなどしながら長く付き合えるのではないでしょうか!!

この15年間で17モデルものスピーカーをを商品化してきた《 メイド・イン・ジャパン 》の匠・渡邉氏の会心作は、さすがに改良に改良を重ねたモデルだけあって完成度の高い見事なサウンドを達成しています。

本体サイズは幅224×奥行き319×高さ380mm、重量は9㎏。
インピーダンスは6Ω。出力音圧レベルは88dB/W・m、再生周波数帯域は40Hz~50kHz。
(ichinose)


2021年1月27日 (水)

究極のハイエンド無帰還バランスプリアンプ・SOULNOTE『 P-3 』のご紹介

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。

SOULNOTE「3rdステージモデル」のハイエンド機器の開発が凄い事になっています。

昨年発売されたSACDプレーヤー「S-3」はあらゆる点でまさに究極と言える内容を誇っており、我々を驚かせてくれました!

拘りまくった高級パーツ群、高精度で精密なシャーシ構造、超強力な電源回路と、細部に渡る入念な設計と膨大な物量を投入!

一切の妥協を排した設計で、その明快なコンセプトは、ある種の気持ちよさを感じさせるほど澄み渡ったものでした。

今回ご紹介する『 P-3 』はその「S-3」のコンセプトがそのまま継承された、究極のプリアンプ版となります。




■ ハイエンド無帰還バランスプリアンプ『 P-3 』

出力ラインアンプに「S-3」搭載のディスクリート無帰還バランス回路「Type-Rサーキット」をプリアンプ用にフルチューニングして採用。

「挿入することで逆に情報量やSN感が増加し、決して色付けすることなく、パワフルな駆動力を発揮し、そして有機的に音楽を楽しく奏でる」プリアンプとなっています。

実は、『 P-3 』が発売される少し前にSOULNOTEより連絡があり「凄いパーツが見つかったので、「S-3」をお買い上げのお客様のグレイドアップをしたい」との申し入れがありました。

『 P-3 』を開発中に見つけた新開発のリレー「RSR-2-12D」が今までの常識では考えられないほど素晴らしかったそうで、開発者の加藤さん曰く「音場はさらに広がり、澄み渡り、奥行き方向の定位が明確に、非常にパワフルでかつ繊細。小音量でも明瞭でかつ大音量でも全く煩くない。

まるで、最高級外部クロックを接続したのと同等かそれ以上の効果が認められました。」との事!


このリレーは、今までオーディオとしては全く注目されていなかったパーツでしたが、常識にとらわれない探究心から発見されたものだそうです。

水銀リレーに近い性能を発揮する、超低損失ガラス管封入リードリレーをベースにカスタマイズしたもので、かなり高価なパーツとなります。

そして何と、このアップグレードは既に「S-3」を購入されたすべてのお客様に無償にて対応と言う素晴らしい提案で、感動しました!! 送料も無料の神対応!!

もちろん当店で「S-3」を購入された全てのお客様が既にグレイドアップを完了されてお楽しみいただいております。信頼できるメーカーと思います。

プリアンプの重要性は私自身も痛感しております。強力なプリアンプをシステムに導入すると、システム全体が目覚めたように安定かつ躍動します。

出力インピーダンスを低く安定させる事が出来るため、総合的な仕事量(W)が大きくなりパワーアンプの動作を安定させる事が出来ます。

プリアンプの出力信号の規格(電圧)はCDなどのラインソース機器と変わりませんが、プリにより的確に増幅された出力信号により「動特性」が改善し、パワーアンプの負荷が軽くなるので、まるでパワーアンプのグレードが上がったような効果があります。

もちろん、『 P-3 』の場合は、単にパワーアンプのグレードが上がるだけではありません、微細な信号を専門に扱う究極のプリアンプが導入されることで、ピアニシモの情報量が増加、聴感上のSNの改善、スピード感や、サウンドの剛性感の改善など、音楽に込められた情報を余すことなく引き出してくれる感じです。



■ 細部に渡る究極の拘りと設計は細部に渡ります

固定抵抗切り替えボリュームの切り替えリレーに採用するRSR-2-12Dは、なんと『 P-3 』では一台あたり94個使用。考えうる最高の方式と最高の部品により、最高のボリュームが誕生しました。


抵抗には超超高精度ネイキッドフォイル抵抗を投入、温度特性に優れた人工衛星グレードの超高精度薄膜抵抗をベースに、モールドやディップによるダンプや癖を排除するためにネイキッド化したもので、こちらは一台あたり156個使用。0.5dBステップで144段階のボリュームを構成。


◎無帰還バランスアンプにType-R サーキットを採用。
出力ラインアンプには、「S-3」で鮮烈なるデビューをはたしたディスクリート無帰還バランス回路「Type-R サーキット」をプリアンプ用にフルチューニングして搭載。さらに、新開発の超高精度薄膜ネイキッド抵抗を投入。驚異的な情報量、SN感、ドライブ能力を発揮。

これはクルマの「R」(レーシング仕様)の様なチューニングカーと同様の発想で、最高級のレーシングカーは乗り心地とパワーを両立したスペシャルモデルの称号!


◎GND切り替え方式入力セレクター
プリアンプにおいて音質を劣化させる最大の要因の一つに、多数のソース機器を繋ぐことによるGNDループやノイズ混入の問題があります。

この問題を排除するために、選択していない機器をあたかもコネクターが抜かれた状態にすべく、信号側のみならずGNDも切り替える方式を採用。

またリレー接点による影響を避けるために、セレクターにもRSR-2-12Dを全面的に採用。


◎完全なるツインモノラル・コンストラクション
左右チャンネル用に、入出力端子基板、回路基板、電源回路、電源トランス、リレー駆動回路、リレー電源まで、全く同じものを2つ使用する「ツインモノラルコンストラクション」採用。

マイコン用電源もトランスを含め完全分離し、リレーのコントロール信号はフォトカプラーで完全に分離している。


◎GND フローティング
左右チャンネルとコントロール系に対して、セラミックスで絶縁された3つのシャーシを各自持たせることで、それぞれのGNDを完全にフローティングさせている。

これにより「音場が立体的に広がり、有機的な音楽再生が可能」とアピールする。


◎アナログ電源トランスには、片側280VAの大型未含侵トロイダルトランスを採用。
コントロール系トランスを含めトータル600VAという超大容量を実現。またマウント方向を基板と垂直にすることで、有害なリーケージフラックスの回路への飛び込みを防いでいる。


◎3点スパイク接地
3つの電源トランスベースにそれぞれ直結された3本のスパイクにより、トランスの有害な振動がシャーシに伝播する前に排除される構成となっています。

鋭利なスパイクにより設置面が心配な場合も、付属のスパイク受けボードが威力を発揮します(本体と同じ寸法:横幅x奥行)


※このボードはなかなか音が良いのでスパイク受けで対応する方も一度是非試してみてください。


◎セット温度に関して
一般的にトランジスタの温度が高いほど性能が上がり、音質も良くなる傾向にあります。

SOULNOTE製品は音質と安全性を最重視して回路電流を決めており、全て問題のない範囲で高めのトランジスタの温度設定となっているため一般的な製品より温度は高めですが異常ではありません。
ただし結構熱くなりますので設置場所の放熱には注意が必要です。狭いラックに押し込むのは避けてください。

(ichinose)

2021年1月14日 (木)

LUXMAN 創業95周年記念 純A級プリメインアンプ『 L-595A LIMITED 』徹底研究!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "あさやん" です。

今回は、ラックスマン 創業95周年記念で登場した、純A級プリメインアンプ『 L-595A LIMITED 』をご紹介します。

ラックスマンが誇る 半導体式アンプの銘機「L-570」を、その外観や音質イメージを30年の時を超えて現在に蘇らせたアニバーサルモデルです。




■ ラックスマンの歴史

ラックスマンの歴史はこのコーナーでも度々取り上げていますが、その歴史は実に95年にも及びます。

参考:ラックスマン(LUXMAN)製品を語る 「Vol.1」「Vol.2」「Vol.3

そんな95年の歴史の中で大ヒットしたプリメインアンプとしては、最初期の「SQ-5B(1962)」、続いて「SQ-38F(1968)」「SQ-505(1968)」「L-560(1985)」と続きました。

その後、1990年代を前に「アルパイン」と資本提携。「ALPINE/LUXMAN」と「LUXMAN」と言う“二足の草鞋”をはいたラックスマンにとっての不遇の時代が続いていました。

そんな中、その後のラックスマンの歴史を大きく変えるヒット作が登場するのです。それが1989年登場の 純A級プリメインアンプ「L-570」でした。

当時のバブル景気とあいまって、総重量30kg、定価35万円と高額ながら、各オーディオ誌で高評価を得て、世界最高のプリメインアンプとも称されたのです。

当時この「L-570」と英国ハーベスのブックシェルフスピーカー「HLコンパクト」の組み合わせは大人気となり、大ベストセラーとなったのです。


LUXMAN『 L-570 』

それでは、以下より『 L-595A LIMITED 』を詳しく見てまいりましょう。


(1) パネルデザインと外装

何と言っても印象的なのはそのデザインです。セレクターとボリュームノブだけのシンプルなデザインが主流の昨今ですが、確実にかつ直感的に入力切替が可能なダイレクト選択型のアルミヘアライン製角形入力スイッチ、大型のボリュームノブは、ほのかに照らされたLEDインジケーターとその周囲の大きなザクリによって容易に音量レベルが直読できます。

そしてこれも「L-570」同様、ヘアライン仕上げの前面パネルの下部に、黒のアルマイトパネルを使うことでツートンカラーとなり、見た目の高さを抑えることで精悍なデザインとなっています。この結果、当時より金属加工技術が大きく向上していることで、オリジナルの質感を遙かに超えることができたと言います。

さらにボンネットからサイドに至るコの字ケースは、同社のフラッグシップの真空管パワー「MQ-300」の化粧板や、真空管プリ「CL-1000」の木箱同様の、上質な13mm厚MDF素材・天然木の突き板にローズウッド色の光沢塗装を施したウッドキャビネットで囲まれており、所有欲をそそるハイエンド機ならではの高級感が漂います。


(2) 独自の増幅回路ODNFの最新最終進化形「ODNF-u」搭載

LUXMAN独自のODNFは1999年に同社カーオーディオアンプ「CM-2100」に初めて搭載。以来改良に改良を重ね磨き上げられてきました。この技術は、音楽成分はそのままに歪成分のみを検出し、それをフィードバックすることでS/Nに優れた躍動感溢れる瑞々しいサウンドを実現したのです。

そのODNFが第4世代の「ODNF Ver.4.0」となり完成の域に達したのですが、さらにもう一度見直しを入れ、歪検出アンプの出力をパラレル駆動とすることで、インピーダンスをさらに低く抑え、歪検出精度を極限まで向上させることができたのだとしています。


(3) 新LECUA(レキュア)1000

LECUA(Luxman Electric Controlled Ultimate Attenuatot)は、2003年発売の「C-70f」に初めて搭載されて以来、改良&進化を遂げてきた独自の音量調整機能です。ボリューム位置検出用の電流を流して、その変化量をマイコンが検出。リレーを介して異なる抵抗を配置した基板上のボリューム位置が示す抵抗値(抵抗が片ch直列に1dBステップと11dBステップの2本だけしか入らない)へ接続して音量調整を行う高純度なアナログボリュームです。

『 L-595A LIMITED』では、同社のフラッグシッププリ「C-900u」や最高峰プリメイン「L-509X」に採用されているアンプ回路一体型の「新LECUA1000」を搭載。微小音量域でのL/Rchのレベル偏差、音量ポジションでの音質差を極小にしています。ボリュームは0~87dBの88接点で細かく調整可能です。


(4) その他の主な特長

①プリの出力段に、同社トップエンドプリ「C-900u」と同等のディスクリートバッファー回路を搭載。音楽信号の純度が保て、パワーアンプ部への駆動力が向上し、音の立ち上がりやスケール感に寄与できたとしています。

②定格出力は3段ダーリントン3パラレルプッシュプル構成で純A級30W+30W(8Ω)、60W+60W(4Ω)を獲得。

③高レギュレーションの大型電源トランスとL/R独立80,000μFの大容量ブロックコンデンサーによるハイイナーシャ(高慣性)電源搭載。

④大型スピーカーリレーとSP端子までの低インピーダンス化で、ダンピングファクター370を実現。

⑤高級フォノイコライザー並のハイグレードなMM/MC対応のフォノイコライザー回路を内蔵。

⑥プリ部など小信号ブロックへの外来ノイズの飛び込みを遮断するためのシールドとして、銅メッキ綱板を装着。

⑦最も使用頻度の高いLINE1の端子には、真鍮の硬度と銅の導電率を併せ持つ高品質カッパーアロイRCA端子を採用。

⑧レッグ(脚)にはデリケートな音楽信号を不要な振動から守るため、ゲラデーション鋳鉄製を採用。


■ まとめ

以上のように『 L-595A LIMITED 』は、デザインこそ往年の「L-570」のイメージを継承はしていますが、単なる銘機の復刻ではなく、中味は最新のラックスマンの技術ノウハウを注入して、最新の純A級プリメインアンプとして完成させたのです。

ラックスマンの担当者曰く、既に試聴されたオーディオ評論家の評価は非常に高く、「これまでのラックスマンのプリメイン史上最高!」「同社のL-509Xとも全く違う瑞々しいサウンド!」「趣のあるデザインで、見た目を裏切らないサウンド!」「非常に魅力的な音で安すぎる!」などなど絶賛されたとのことです。

このデザインに惚れたオーディオファンや音楽ファンは勿論のこと、最新鋭&最高峰のプリメインアンプをお探しのオーディオファイルに自身をもってお勧めします。
(あさやん)

2021年1月 8日 (金)

極上の音楽体験を可能にする、ハーベス ブックシェルフ型スピーカーの最新モデル『 Super HL5 plus XD 』が登場!

こんにちは、ハイエンドオーディオ担当の "ichinose" です。
ハーベスの定番モデル「Super HL5」が大きく進化。XDシリーズの最新モデル「Super HL5 plus XD」となって発売されました。

ハーベスの新しい風を感じさせるサウンドに注目です。今までのモデルとの違いや、試聴レポートをご紹介します。


ハーベスは、1977年 BBCモニターの開発者の1人だった、ダッドリー・ハーウッド氏が独立したブランドであることはあまりにも有名ですね。

日本で発売されたのは、1979年に発売された「MONITOR HL(TYPEⅢ)」が最初で、20cm乳白色のポリプロピレンウーファー+2.5cmシルクドームツイーターの構成でした。


■ ハーベスの従来モデルを振り返ってみます


ハーベス『 MONITOR HL 』
※寸法:(W)325 x (H)640 x (D)300mm、重さ:13.5kg

その後、TYPEⅣとなり、ウーファーの振動板はポリプロピレンからTPXコーン(ブラック)に変更されています。10年後の1987年に会社を愛弟子のアラン・ショーに譲ってからは民生用システムにも積極的に参入。

そして、大きな転換となったのは、1988年発売の「HL5」で、遂に愛弟子のあのアラン・ショウが改良をしたスピーカーシステムが登場します。



ハーベス『 HL5 』
※寸法:(W)325 x (H)640 x (D)310mm、重さ:17.0kg

高域に2.5cm口径のアルミハードドーム型ツイーターが採用されていて大変驚いたのを覚えています。ハード系の振動板にもかかわらず繊細で優しく、上品なサウンドで、ボーカルや弦楽が美しく心地よいサウンドは見事に継承されていました。キャビネットやネットワークも全て含めて、非常にバランス良く整ったサウンドは高い完成度を誇っていました。

楽器を組み上げるかのように、木材の特性を活かしつつ絶妙のダンピングによって振動を制御、キャビネットが呼吸するかのような、あたたかくナチュラルなパフォーマンスを引き出す繊細なエンクロージャーのチューニングは、ハーベスの真骨頂と言えます。

余談ですが、同時期に発売された姉妹モデル「HARBETH HLCompact」(1988年)は爆発的な大ヒットを記録!! 実は我が家のリビングにも購入して、オーラデザインやアキュフェーズのアンプでその心地よい端正なサウンドを楽しんでいました。

また、私の好きなアコースティック・バラード系のJAZZが何とも心地よく、ながらに聴き始めて何時しか引き込まれる魅力的なサウンドでした。サランネットがウレタン製でボロボロになり朽ちましたが、そのまま使うために布生地を購入して木枠で自作したのを思い出します。

話を戻します。そして、スーパーツイーターが追加されて現在と同じ3ウェイ構成に変更されたのは、2004年に発売された「Super HL5」からとなります。



ハーベス『 Super HL5 』
※寸法:(W)323x(H)635x(D)305mm、重さ:16.8kg

スーパーツイーターユニットにはチタン・ダイアフラムを採用した2cmハードドーム型を採用、10kHz以上の高域を受け持たす事によって分解能や空気感の向上を図っています。前身の「HL5」と較べると圧倒的に高域に余裕が出て透明感や音場感が改善された事により、低域の表現力も改善されて、全帯域で見通しが改善されました。

この後、スーパーツイーターが再注目となり、様々なユニットが発売されて大ブームとなるきっかけを作った製品でもありました。キャビネットは一見何も変わってないように見えますが、細部の質量やコンプライアンスが異なるチューニングが施されており、コンピューターによる振動解析も積極的に取り入れられており、不要共振のみを除去、大幅に進化を果たしています。

2015年「Super HL5 plus」が発売、主な改良点は、ウーハーの振動版のポリプロピレンにアルミをブレンドし、中心から周辺に向け、ブレンド比率を変化させる特殊技術を導入。従来のハーベスの音は、アコースティック楽器や、ボーカルが自然で、端正な穏やかさが持ち味でしたが、そこに更に現代的な明るさが加わった印象となりました。

そして遂に2020年11月、最新モデル「Super HL5 plus XD」が発売となりました。



ハーベス『 Super HL5 plus XD 』
※寸法:(W)322x(H)635x(D)300mm、重量:15.8kg(初代モデルから基本的には変わっていませんね!)

新たなコンセプトに基づく「XDシリーズ」は、これまでのラインナップをさらに新たな高みへと押し上げるべく、何年にも渡って進めてきたスピーカーのパフォーマンスに関する研究と、最新の技術的蓄積を、目の覚めるような分解能、心躍る鮮烈な音楽体験に結実させた、まったく新しい提案です。

XDが意味するのは、「eXtended Definition(イクステンデドゥ デフィニション)」すなわち、幅広い変化による分解能、解像度の大幅な向上。スピーカーの挙動に関する最新の知見を鮮烈な音楽体験に結実させる、ハーベスからのまったく新しい意味が、この名称に込められています。

あたたかく緻密なハーベスならではの音で世界を魅了してきた「Super HL5」も、XDシリーズのコンセプトに基づいて再定義され、「Super HL5 plus XD」として生まれ変わりました。理想とする水準とのズレを、膨大な作業量、忍耐力、時間により改善することで、外見はほとんど変わっていないにもかかわらず、そのサウンドは大きく改善されています。

あたたかくウェル・バランスな「ハーベス・ハウス・サウンド」の音づくりで特に重視されているのは、リアルなリスニング・ルームでの「インルーム・レスポンス」。それは、「コンサート・ホールの音響をリスニング・ルームへ」という、ハーベスが常に意識してきたテーマでもあります。

荘厳なオーケストラからアップテンポの楽曲まで柔軟に対応、音のディテールをつぶさに表現できるデリカシーを兼ねそなえ、 音楽の実像に迫るパフォーマンスが極められています。


■ 試聴しました

基本的には伝統の「ハーベスサウンド」は継承されているのが前提での話となりますので予めご了承願います。今までの「HL5」シリーズは「HLコンパクト」や「HP3」とは少し異なり、往年のブリティッシュサウンドが色濃く残されており、良くも悪くもゆったりとした低域バランスが特徴となっていました。

しかし、今度の「Super HL5 plus XD」は他のXDシリーズと完全に音調やバランスが整えられており、楽曲への対応力が大幅に広くなっています。まさにXDシリーズのトップモデルと言えるサウンドとなっています。

かなりボリュームを上げても昔のモデルのように箱鳴りが気になったり、音が破綻しないことに驚きです。それにも増して、私的には小音量でも音痩せしないところが大変好印象でした。

一言で言うと、従来のハーベスの良いところを残しつつ、現代テイストの再現性に見事に対応したと言える、さすがのサウンドといえます。

ハーベスらしくどのジャンルも心地よく聴かせてくれますが、中でも弦楽器とボーカルの表現はやはり絶品で、思わず聴き入ってしまいます。

今回のXDはネットワークが大幅に改善された事により、スピーカー端子がバイワイヤリングでは無く、シングルワイヤリングとなっています。これはネットワークにかなり自信が無いと出来ない事で、ハーベスが大幅に進化した証ではないでしょうか、非常に良い事だと思います。

やはり、ハーベスは、ハーベスの特徴を活かすことが使いこなしのポイントなのではないでしょうか、なるべくシンプルにセッティングをして素直に鳴らすのがお勧めです。


もちろんセッティングには、純正のスタンドがお勧めです、シンプル・スリムなデザインながら、無垢材の工芸品で、底板の響きを活かす専用設計です。
(ichinose)

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    (神戸 三宮)