ジャズ Feed

2021年7月27日 (火)

JAZZ名盤紹介:ジャネット・サイデル『マナクーラの月』



今年の梅雨は雨が降りそうで降らなかったり、明けたかと思えば明けていなかったりという感じでしたが、ここにきてようやく、ジリジリした盛夏がようやくやってきました。

紆余曲折のあった東京オリンピックも無事に始まり、ついつい応援にも力が入ってしまいますよね。

今回ご紹介するアルバムはジャズ・ボーカルとしてご紹介するのをためらうほど“いい意味”で軽く、夏のカフェで波の音を遠くに聞きながら流したくなるようなアルバムです。

アルバムのジャケットもポップでこのアルバムの優しさを上手く表してくれています。

夏になると聴きたくなるウクレレのサウンド。
そしてこのアルバムは そのウクレレ・サウンドがジャズと融合し、ハワイアン・テイスト・ジャズとして大ヒットしました。
2005年に発表された作品ですが、今でも夏になると聴きたくなる方が続出します。

ウクレレとジャズ。この2つは必ずしもどんな時も相性が良いとは言えないのかもしれませんが、ここで聴けるウクレレ・ジャズは間違いなく“極上”です。

それでいてこのアルバム、奇をてらったようなわざとらしさもなく、さらっと自然に耳を心地良く駆け抜けるようなサウンドと、何度聴いても飽きのこない、かなりハイ・クォリティな内容です。

終始控えめなバックのサウンドにふわふわなジャネット・サイデルのヴォーカル。

ジャネット・サイデル はオーストラリアの歌姫と呼ばれ、スウィートなヴォーカルが特徴ですが、いい意味で肩の力を抜いて唄ってくれているので、こちらも聴くにつれ、次第にリラックスしていきます。

今のような季節、海辺でハンモックに揺られながら、このアルバムを聴くと、心地良すぎて、最後の曲が終わる頃にはすっかり夢心地となっていることでしょうね。

そんな素敵な場所で聞けなくても、雰囲気だけでも心地良いハワイアン・ブリーズを届けてくれるのは間違いありません。

今ではウクレレ・ジャズの代表作みたいなアルバムになっていますので興味がある方はまずこのアルバムを聞いていただきたいと思っております。

ジャネット・サイデル『マナクーラの月』は、
Joshin webにて好評発売中です。

2021年7月20日 (火)

JAZZ名盤紹介:ビリー・ホリデイ『レディ・イン・サテン』



ビリー・ホリデイという歴代最高峰に位置するシンガーを聴く時、多くの方は彼女の波乱万丈な生涯という“ストーリー性”を関連付けて聴いてしまいがちですよね。

壮絶な彼女の人生からして、それは仕方が無いことかもしれませんが、そのようなバック・ボーンが聴き方に影響するのも事実。

そのバック・ボーンを一切無視した上でこのアルバムを聞いたとき、人々はどう感じるのでしょうかとふと考えたことがあります。

若い時の彼女の歌声は屈託の無い明るさで唄うことに対する喜びが溢れていたのですが、晩年のビリー・ホリデイにはどんな明るい歌を唄っても、ある種の“凄み”みたいなものを感じます。

特に今作の1曲目の“恋は愚かと言うけれど ”という曲、フランク・シナトラがヒットさせた曲なのですが、この曲を歌うビリー・ホリデイには背筋がゾクゾクするような凄みがあります。

晩年といってもビリー・ホリデイはこの時40代前半。
シンガーとしてはまだまだこれからとも言える年齢なのですが、彼女の場合はびっくりするぐらい老け込んでしまい、ハリが無く枯れた声なのです。
また音程も不安定な感じで、お世辞にも“上手い”とは言えないのですが、それが逆にこの曲に“凄み”を加えているのは間違いありません。

波乱万丈な彼女の人生というストーリーを知らなくてもこの凄みは伝わると思います。

壮絶な人生で身も心もボロボロになった女性が

“あなたをほしがるなんで私はなんで愚かなのだろう。。。”

と哀しげに唄いだした時、自分の全ての感情がビリー・ホリデイの声に持っていかれます。

ここまで情感溢れる歌声は他で聴くことはなかなかできません。

これが晩年のビリー・ホリデイの凄さなのでしょう。

こんな歌を聴かされてしまったら、もう虜になるしかなく、その後で誰の歌を聞いても軽く聴こえてしまいます。

ビリー・ホリデイが何故、今でも女性シンガーとしてトップだと言われ続けている理由のひとつがここにあるのだと思います。

1曲目のインパクトが強すぎて、その後の歌が多少かすんでしまいますが、個人的にこのゾクゾク感を体験したくてこのアルバムをよく聴きます。

テクニックや音響技術だけじゃ伝わらない不世出のシンガー、ビリー・ホリデイの全身全霊を込めて唄った“歌”を魅力をこのアルバムで感じていただけたら幸いです。

ビリー・ホリデイ『レディ・イン・サテン』は、
Joshin webにて好評発売中です。

2021年6月29日 (火)

7月発売の新譜の中からスタッフオススメのジャズ作品をご紹介!


『NINA SIMONE: THE MONTREUX YEARS 【輸入盤】』
NINA SIMONE
(2021年7月2日発売予定  5053-863127)

55年もの歴史を持つ世界最大級の音楽フェス、モントルー・ジャズ・フェスティバル。このライヴに何度も出演したパフォーマンスの中から、未発表音源を含む厳選されたライヴ・レコーディングがたっぷりと収録されています。



『Letter to N.Y.』
大江千里
(2021年7月21日発売予定 MHCL-30689)

2年ぶりのオリジナルアルバムは、全曲NYの自宅でのセルフレコーディングに挑戦。2021年のニューヨークへ、そして世界に向けての希望のBGMとなるべくジャズでポップな意欲作全11曲を収録!



『スムース・オペレイター』
アーロン・ヘイク&ロマンティック・ジャズ・トリオ
(2021年7月21日発売予定 VHCD-01292)

ボズ・スキャッグス、シカゴ、ボビー・コールドウェルによるAORの名曲をアルト・サックスの名手アーロン・ヘイクとジョン・ディ・マルティーノのロマンティック・ジャズ・トリオがスタイリッシュでオシャレなジャズに。



『活火山』
原信夫とシャープス&フラッツ
(2021年7月21日発売予定 CMRS-124)

日本を代表するビッグ・バンドとして活躍し、先日惜しまれつつ亡くなった原信夫とシャープス&フラッツが、新鋭気鋭のアレンジャー、しかたたかしのオリジナル楽曲を中心に演奏したアルバム。1979年のリリース。



『グレイト・セブンティーズ』
ニッキ・パロット
(2021年7月21日発売予定 VHGD-00370)

キャロル・キング、カーリー・サイモン、ボズ・スキャッグス、エルトン・ジョンなど 黄金の70年代ビルボード・グレイテスト・ヒットの名曲をニッキ流新感覚ジャズでカヴァー! ニッキの魅力が満開した高音質SACD仕様。




『Creme de la Creme ~Edition speciale~ 特別篇@THE SQUARE~T-SQUARE “1978~2021”作品集』
T-SQUARE
(2021年7月28日発売予定 MHCL-10141/7)

T-SQUAREの歴史上でも極めて重要な意味を持つ、新旧メンバーによる選曲のメモリアルボックス!和泉宏隆追悼の意を込めて、和泉参加のTHE SQUARE Reunion最後のステージを収めたBlu-rayディスク付きの豪華7枚組。



『THE COMPLETE LIVE AT THE LIGHTHOUSE(8CD) 【輸入盤】』
LEE MORGAN
(2021年7月30日発売予定 088-3935)

伝説のトランペッター、リー・モーガンが1970年にカリフォルニア州ハーモサ・ビーチにて、クインテットが3晩かけて録音した全12セットの伝説のライヴが完全版として初登場。4時間以上の未発表曲を含む33の演奏が収録されており、クラブでのエキサイティングな瞬間を体験することができます。

ご注文お待ちしております!

2021年6月26日 (土)

FREEDOM Paper Sleeve Collection 好評発売中


60年代から70年代にかけ、沈滞したジャズ・シーンに新たなる生命を吹き込んだインディペンデント・レーベル【Freedom】 復刻シリーズ。
低迷と沈滞に陥りがちだった当時のジャズ・シーンに警鐘を鳴らし、無名だったスタンリー·カウエルやチャールス·トリヴァーなどの若手ミュージシャンを積極的に起用し新たな生命力を吹き込んだコンテンポラリー系ジャズを主としたレーベルの復刻です。



『黒い星を探せ』
デューイ・レッドマン・カルテット
(MZCB-1430)

ジョシュア・レッドマンの父であり、キース・ジャレット・カルテットの一員として活躍したテナー奏者、デューイ・レッドマン衝撃のデビュー・アルバム。



『南アフリカのある村の分析+4』
ダラー・ブランド・トリオ
(MZCB-1431)

アブドゥーラ・イブラヒムことダラー・ブランドの名作「アフリカン・ピアノ」と共に初期代表作となったアルバムがボーナス・トラック4曲追加&オリジナルジャケットでの初CD化!



『ドルフィーに捧げる涙+3』
テッド・カーソン・カルテット
(MZCB-1432)

盟友、エリック・ドルフィーの早すぎた死の悲しみを乗り越えて生まれた名作がオリジナル未収録3曲を追加して27年ぶりに復刻!



『タッチング+1』
ポール・ブレイ・トリオ
(MZCB-1433)

60年代のフリー・ジャズ・ムーヴメントに大きく貢献したピアニスト、ポール・ブレイが65年に自己のトリオでコペンハーゲンに残した今もって色褪せない初期重要作!



『ザ・リンガー』
チャールズ・トリヴァー
(MZCB-1434)

元祖スピリチュアル・ジャズ・レーベルStrata-Eastの創立者、チャールズ・トリヴァーが1969年にロンドンに残した記念すべきデビュー・アルバム!



『カデンツァ・ノヴァ・ダーニカ』
ジョン・チカイ
(MZCB-1435)

コルトレーンとの共演でも知られるサックス奏者ジョン・チカイが祖国デンマークに残したフリー・ミュージックの美しい頂点にして代表作!



『ブリリアント・サークルズ+2』
スタンリー・カウエル
(MZCB-1436)

カウエル初のリーダー・アルバムであり、スタンリー・カウエルの高度なジャズ概念と音楽性が充分に示された初リーダー・アルバムにして傑作!



『FREEDOM SUITE(2CD)』
V.A.
(MZCB-1211/12)

アルバート・アイラー、オーネット・コールマン、セシル・テイラーら超強面メンツの音源を有する孤高のフリージャズ・レーベルFreedomの音源が何とコンピに!フリージャズのイメージを覆す美しいメロディ、圧倒的なカッコよさに、思わず目からウロコ!

ご注文お待ちしております!happy01

2021年6月12日 (土)

ロックンロール創世記の息吹を楽しめる一枚


◆アナログ盤はコチラ
輸入盤に関して
※海外メーカー都合により、商品内容が急遽変更となる場合がございます。
※発売日は現地の発売日です。※日本語ブックレット等は付属しておりません。
※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。


日ごろから可能な限りですが、音楽の歴史を学ぶようにしています。

誰が誰に影響を受けてその音楽性を持つに至ったか等、それは時折ジャンルを跨ぐ事もあり、調べていくと興味は尽きません。

ジャズで言えば、突如現れビ・バップ革命を起こした天才、チャーリー・パーカーディジー・ガレスピー、そしてその影響を強く受けたけど、反面教師となってクール・ジャズ、ハード・バップのスタイルを築いたマイルス・デイヴィス
そのマイルスはやがてジミ・ヘンドリクスと出会い、自身の音楽にロックの要素を盛り込んでいく。

ジャズ界でビ・バップ革命が起こりつつあった1940年代、アメリカ西海岸で生まれたSpecialty Recordsのスター達の当時の勇姿を聴く事ができるアルバムがこのたびリリースされます。

ロックンロールやR&B(リズム&ブルース)の起源はちょうどこのあたりですよね。

ファッツ・ドミノやチャック・ベリー、そしてリトル・リチャード、そしてソウル・ミュージックの起源になるサム・クック

その頃白人の世界ではエルヴィス・プレスリーが黒人ような唄い方で彼等のスタイルを受け継ぎ、端正なルックスも手伝って大スターへとなっていきます。
方や作曲家としてキャロル・キングとジェリー・ゴフィンの黄金コンビが現れ、メロディのバリエーションがどんどん豊富になっていきます。
この流れはザ・ビートルズザ・ローリング・ストーンズにも受け継がれます。

リトル・リチャードのスタイルは黒人ではジェームス・ブラウンへと引き継がれ、サム・クックのスタイルも、オーティス・レディングに影響を与えながら、同じくジェームス・ブラウンに影響を与えていきます。

そのジェームス・ブラウンのスタイルはやがてプリンスに受け継がれていくのですが、このように音楽というものはずっと昔から繋がっているんですよね。

普段からこんなことを考えている人あんまりいないんですかね。happy01
自分はこんなことを学生の頃からずっと考えています。

簡単に述べるつもりが逆にややこしくなってきたので(笑)掘り下げていくのはこのへんにしておきます。

とにかくロックンロール創世記の彼等の息吹を感じる曲がずらりと並んだこのアルバム。

人が新しいものを作り出すとき、それはとてもエネルギーに溢れている瞬間だと思います。

先人から学んだものに新たなエッセンスを加え、そのスタイルは進化していきます。

ダンス・ミュージックやジャズ、ブルースを聴いて育ってきたきた若者が“ロックンロール”という音楽至上最も偉大なる革命を起こそうとしていた、そんな歴史の一部を切り取ったようなアルバムです。

自宅の真空管アンプで雰囲気抜群にして聴きたいアルバムです。
あえてアナログ盤もアリかもしれませんね。

『RIP IT UP: THE BEST OF SPECIALTY RECORDS 【輸入盤】』は、
Joshin webにて予約受付中です!

2021年6月 2日 (水)

ビル・エヴァンス史上初のレーベルを超えキャリアを網羅したボックス・セット


輸入盤に関して
※海外メーカー都合により、商品内容が急遽変更となる場合がございます。
※発売日は現地の発売日です。※日本語ブックレット等は付属しておりません。
※輸入盤のため、ケースやジャケットに若干の傷や汚れがある場合がございます。予めご了承下さい。


ジャズを知る上で避けては通れない巨人の一人、ビル・エヴァンス
ピアノ・トリオの代表格的な存在なのですが、アルバムをコンプリートしようと思えばなかなか大変な作業です。
膨大なアルバムをリリースしていてとても研究家でもない限り全てを聴くのは至難の業。

ビル・エヴァンスの活躍は大きく分けて4つに分けることができます。

まずは1959年~1961年頃のリヴァーサイド時代。
ここでは伝説の凄腕ベーシスト、スコット・ラファロとドラムスのポール・モチアンと“三者対等”のピアノ・トリオで華麗なインタープレイが特徴。
4部作と呼ばれる名盤を生み出しております。

次にスコット・ラファロが亡くなった後、ビル・エヴァンスはショックのあまり、1962年~1965年あたりは迷走時期に入ります。
それでもこの時期にストリングスと共演したり、いくつかの名盤は残しています。

その後、ベースの名手、エディ・ゴメスと1966年出会い再びレギュラートリオでの活動が活気を帯びてきます。
ドラムスは何人か交代はありましたが、エディ・ゴメスとのコンビネーションは1978年まで続きます。

そしてビル・エヴァンスが亡くなるまでのラスト・トリオ。

細かく分けたらもっと細分化できるでしょうがざっくりいくとこんな感じです。
それぞれの時期にそれぞれのカラーがあり、全ての時期において名盤があり、名演を繰り広げています。
個人的にはそれぞれの時期に好きなアルバムがあり、聞き方、楽しみ方も少し違うように思います。

今回このビル・エヴァンスの歴史を上手く5枚にまとめたボックスがリリースされます。
詳しくは詳細ページにて解説がありますが、今回同日発売される『ON A FRIDAY EVENING』も5枚目のディスクとして収録。

今回の最大の魅力は、ビル・エヴァンス史上初めてレーベルを超えて5枚にまとめられたといことです。
言い換えると今までまとまらなかったということです。

レーベルを超えるにはそれ相当な苦労もあったでしょう。
色んな方々の協力があってこのセットになったのでしょうね。

ビル・エヴァンスのキャリアを網羅する珠玉の名演の数々を新たなるリマスター音源でお楽しみいただけます。

アルバムを作品として一枚一枚じっくり聞くのもちろん良いですが、ビル・エヴァンスの場合、基本的に旋律もハーモニーも美しく、耳に心地良いので、時間がある時に今回のようなキャリアを網羅したダイジェスト版をさらっと聞くのもオススメです。

BILL EVANS『EVERYBODY STILL DIGS BILL EVANS(5CD) 【輸入盤】』は、
Joshin webにて予約受付中です!

2021年5月30日 (日)

エリン・ボーディー最新作は3年越しのヒューマンなプロジェクト!



『ユア・ソング』
エリン・ボーディー(vo)
(2021年6月1日発売 RPOZ-10067)


名作カヴァー集『ヒア・アンド・ナウ』(2017)以来4年ぶり、エリン・ボーディー待望の最新作は2018年からスタートしたプロジェクト「Your Song」のアルバム化。これは一般ファン向けに募った、それぞれが想うメモリアルな曲を、エリン・ボーディーがファンたちと丁寧に会話を重ねて寄り添い、その人のために録音したもの。
当初は個人のためだけに録音したものでしたが、続けていくうちに人々との交流やその人たちの人生に触れ合うことを通じて、深みを増した数々の作品が、コロナ渦で人との交流が変化する中、より多くの人々の心を癒すためになればとアルバム化が決まりました。

収録曲はビル・ウィザース、レノン&マッカートニー、ヴァネッサ・ウィリアムス、メイソン・ジェニングス、タートルズといったカヴァーも含まれており、ヴィクター・クラウス(b)とのデュオをメインに、前作『ヒア・アンド・ナウ』で表現したようなエリン流の静謐な世界として再構築しています。

【収録曲】
1. Happy Together
2. The Moon Is Ours Tonight
3. In My Life
4. Be Here Now
5. I Knew
6. The Grey Lady
7. Save the Best for Last
8. Slide
9. My Heart is All I Have
10. Lullaby for Jaya
11. Because of You
12. You Just Can’t Smile it Away

こちらもおすすめ!↓


『ヒア・アンド・ナウ』
エリン・ボーディー(vo)
(好評発売中 RPOZ-10033)

アリソン・クラウスの兄ヴィクター・クラウスをプロデュースに迎え、小編成で静謐かつデリケートな音楽を完成。持ち味であるナチュラルな歌声がアコースティックな各弦楽器とがマッチして落ち着いた雰囲気が聴く者に寄り添う。

ご注文お待ちしております!happy02

6月発売の新譜の中からスタッフオススメのジャズ作品をご紹介!



『ユア・ソング』
エリン・ボーディー
(2021年6月1日発売予定 RPOZ-10067)

エリン・ボーディー最新作は3年越しのヒューマンなプロジェクト。アメリカで普通に生きる人々のために歌った珠玉の歌の数々。ヴィクター・クラウス(b)とのデュオをメインに、エリン流の静謐な世界を構築している。



『スクイント』
ジュリアン・レイジ
(2021年6月11日発売予定 UCCQ-1142)

アメリカーナ・ジャズを牽引する人気ギタリスト、ジュリアン・レイジがブルーノートにデビュー!長年にわたってチームワークを磨き上げてきたホルヘ・ローダー(b)、デイヴ・キング(ds)とのトリオ作品で深みのある巧みなインタープレイが魅力。



『グレイト・セブンティーズ』
ニッキ・パロット
(2021年6月16日発売予定 VHCD-01291)

キャロル・キング、カーリー・サイモン、ボズ・スキャッグス、エルトン・ジョンほか黄金の70年代ビルボード・グレイテスト・ヒットの名曲をニッキ流にカバー。ニッキの魅力が詰まった素敵なジャズ・アルバム。



『オン・ア・フライデイ・イヴニング』
ビル・エヴァンス
(2021年6月18日発売予定 UCCO-45001)

没後40年、今なお愛され続けるジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスの奇跡の発掘!海賊盤でも過去に流通していない完全未発表ライヴ音源が、45年の時を経て当時の雰囲気が感じられる臨場感あふれるサウンドで蘇る!



『For Jazz Ballad Fans Only Vol.2』
(2021年6月23日発売予定 TYR-1097)

寺島選曲の究極原点「聴きやすく親しみやすいジャズ」を体現!演奏、音色、曲の妙を味わえるジャンル「バラッド」にスポットを当てた新シリーズ第2弾!



『OUT OF THE DAWN』
大西順子 presents オーケストラ
(2021年6月23日発売予定 SCOL-1054)

大西順子プレゼンツ企画最新作は、念願のビッグバンド・プロジェクト。新進気鋭の若手から日本を代表する奏者まで総勢20名が結集し奏でる、ジャズ・オーケストラ作品が完成!!



『ライヴ・アット・ヴィエンヌ』
マイルス・デイヴィス
(2021年6月25日発売予定 WPCR-18438/9)

ヴィエンヌ・ジャズ・フェスティバルにマイルス・デイヴィス・グループとして出演した時のライヴの模様を収録した、未発表ライヴ・アルバムがここに登場!ジャズ界の帝王の最晩年の貴重な未発表ライヴ音源が、生誕95周年、没後30周年となる今年、遂に日の目を見る!

ご注文お待ちしております!

2021年5月29日 (土)

「必殺仕事人」のテーマや、「ラピュタ」の“パズーのラッパ”も演奏 ~名トランペット奏者・数原晋さんを偲ぶ≪後編≫~


どうも、四葉でございます。今回は…【前回記事】でお伝えしました通り、
名トランペッター・数原晋さんを偲び、追悼特集【後編】をお送りします。

diamond 数原晋 初ソロ・アルバム『TRUMPET MAJOR』


金曜ロードショーの初代OP「 フライデー・ナイト・ファンタジー」の他にも
日本有数のトップ・プレイヤーとして、数々の演奏を手掛けてきた数原さん。
それら一曲一曲を思い返してみると、誰もが一度は耳にしたことがあるような
楽曲ばかり…!彼が日本の大衆音楽界に残した功績の偉大さを、あらためて
実感しております…今回は、その中から一部抜粋してご紹介させて頂きます。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・

★☆ 『必殺仕事人』 ☆★

diamond 中村主水伝説 必殺仕事人ベスト!
中村主水伝説 必殺仕事人ベスト!
 … ※松竹配給映画『必殺! THE HISSATSU』より
     メインテーマ(=「タイトルバック」)は、トラック32曲目に収録。


殺し屋を主人公とした異色の時代劇・必殺シリーズ。第一弾『必殺仕掛人』に始まり
『仕事人』や『激突!』など、多くのタイトルが存在する本作は、BGMの曲名が
「必殺!」だったり「殺しのテーマ」だったりと、作品ごとに多少異なるのですが…

もし「必殺シリーズのテーマといえば?」と問われれば、誰しもが『タララ~♪』と
あの有名な、哀愁漂うトランペットの音色を思い浮かべるのではないでしょうかconfident
(上記の商品ページにて、楽曲の一部が試聴可能ですので、是非お試しください)

数原晋さん渾身のソロ演奏による、冒頭のファンファーレが印象的なこのテーマ曲は
シリーズ初代主題歌「荒野の果てに」をアレンジしたもの。マカロニ・ウェスタン調を
時代劇のメインテーマとして起用する…というセンスもまた、素晴らしいですねhorsedash
その作曲者・平尾昌晃さんも、既に故人となられてしまって…本当に惜しまれますweep

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

★☆ 『はぐれ刑事純情派』 ☆★

diamond 「はぐれ刑事純情派」主題歌全曲集
「はぐれ刑事純情派」主題歌全曲集
 … ※ANB系ドラマ『はぐれ刑事純情派』
     「メインタイトル」は、トラック1曲目に収録。


「必殺」シリーズで長年にわたり、中村主水を演じてきた名優・藤田まことさん主演の
ドラマ『はぐれ刑事純情派』。“刑事にも人情がある。犯人にも事情がある”を心情に、
犯罪の裏にある人間の弱さを見抜く主人公・安浦刑事(やっさん)の、人情味あふれる
キャラクターが視聴者を魅了し、今なお愛され続けている大人気長寿シリーズですねtv

そのオープニングで、赤字のタイトルロゴが「ジャーンジャーン♪」と迫り、その後
心地よく流れるトランペットの主旋律…そう、コレもまた、数原さんのソロ演奏です。
きっと、吹奏楽経験者の多くが憧れたであろう、キレッキレの高音が堪りませんnotes
(この曲を聞くと、やたらとクセの強いサブタイトルだったことも思い出しますcoldsweats01
そういえば…横溝署長を演じていた梅宮辰夫さんも亡くなってしまったんでしたね…
なんだか、ひとつの時代が終わってしまったなぁ…と、非常に寂しい気持ちですweep

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

★☆ 『天空の城ラピュタ』 ☆★

diamond 天空の城ラピュタ イメージアルバム 空から降って来た少女
天空の城ラピュタ イメージアルバム 空から降って来た少女
 … ※東映配給アニメ映画『天空の城ラピュタ』
     主人公・パズーが吹く「ハトと少年」は、トラック2曲目に収録。


言わずと知れた、スタジオジブリ不朽の名作『天空の城ラピュタ』(1986年公開)。
主人公・パズーが、朝一番に屋根にのぼって、ラッパ(トランペット)を演奏すると
ハトが一斉に飛び立っていき、シータが目を覚ます…という、印象的なワンシーンsun
そこで流れる曲「ハトと少年」も、実は数原さんの演奏だった…というから驚きですeye
パズーに憧れて吹奏楽を志したファンもいるほど、トランペッター人気の高い一曲。
朝に聞くと、スッキリと目覚められそうな数原さんの名演奏を、是非ご堪能下さいnotes

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

その他…山口百恵さんが歌う、昭和の名曲『いい日旅立ち』のイントロ演奏…

search GOLDEN☆BEST 山口百恵 コンプリート・シングルコレクション


これまた主旋律が印象的な、『 サクラ大戦』の主題歌「檄!帝国華撃団」…

diamond パチスロ『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』Original Soundtrack


そして、大野雄二バンドのトランペッターをつとめた、『 ルパン三世』…!

diamond「ルパン三世のテーマ」30周年コンサート “LUPIN!LUPIN!!LUPIN!!!”


…と、その活躍は非常に多岐にわたり…そのどれもが心に残る名演奏ばかり。
(これでもまだ書き足りないほど、彼が携わった作品は多数ございますshine

また、ブラスバンド経験者なら、その名を知らぬ者はいないと言われるほど
トランペッターのレジェンド的存在である、数原さん。吹奏楽関連のCDを
お持ちの方は一度、その演奏者の一覧を確認してみてはいかがでしょうか。
“tp.数原晋”と書かれている作品が、たくさん見つかるかもしれませんsearchshine

筆者の所持CDにも、数原さん参加作品が多数…!惜しい方が旅立たれて
しまいました…彼が奏でた音色の数々を、あらためて堪能したいと思います。
名トランペット奏者・数原晋さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

notes🎺notes 『数原晋』 関連商品 一覧 は コチラ notes🎺notes

「金曜ロードショー」の初代オープニング曲を演奏 ~名トランペット奏者・数原晋さんを偲ぶ≪前編≫~


泣きたい時は、無理に我慢せず思いっきり泣くと楽になる、とは言いますが…
――皆様は最近、何かに感動して涙した経験、ございますか?…筆者・四葉は
先日、「金曜ロードショー」で放送された『タイタニック』で号泣しましたcrying
タイタニック
diamond タイタニック

もう何度も見たハズなのに、あのラストシーンを見ただけで…涙が止まらずsweat02
セリーヌ・ディオンさんの主題歌『My Heart Will Go On』もまた、絶妙で…!
あの、イントロの寂しげな笛の音を聞くたび、ジワッ…と込み上げてきますweep

…いやはやしかし、放送後の反響たるや凄まじく…!大変ありがたいことに、
当店の洋画ランキングでも「タイタニック」の名前が急浮上しておりましたship
不朽の名作ゆえ、既に多くの方が鑑賞済だろう…と思いきや、考えてみれば
本作が公開されたのはもう、四半世紀ほども前になるんですねcoldsweats02…なんでも、
鬼滅の刃』などの影響で、歴代の興行収入ランキングを目にする機会が増え
洋画NO.1の座に輝き続ける「タイタニック」ってどんな映画だろう…?と、
興味本位で見てみたら、圧倒されたeyeという、若い世代の方も多かった様子confident

今回「金曜ロードショー」で放送されたのが、未だパッケージ化されていない
レアな日本語吹替(レオナルド・ディカプリオ=石田彰さん)のバージョンで
あったことも、かなり話題になってましたねearheart04こうして、色んなきっかけで
名作映画が時を超え、世代を超えて評価されるのは、嬉しいものがありますcatface
(ちなみに…2021年現在、発売されている“ソフト版”に収録の日本語吹替は、
 「もののけ姫」アシタカ役でおなじみ、松田洋治さんが主人公・ジャック
 声を担当されていますshine円盤バージョンのジャック&ローズも素敵ですので
 是非、“金ロー版”と聞き比べて頂きたいですgoodBy 吹替ファンの筆者より)

…そして。今回の「金曜ロードショー」が涙腺を緩ませたのは、映画本編の
ラストだけではありません…タイタニック・後編の、番組冒頭もそうでした。
先日、74歳でこの世を去った名トランペッター・数原晋さんの追悼として
彼のソロ演奏による初代OPテーマ『フライデー・ナイト・ファンタジー』が
一夜限りの復活を果たす…という粋な計らいで、ファンの涙を誘いました…
・・・ ・・・ ・・・ ・・・

★☆ 『金曜ロードショー』 ☆★

diamond フライデイナイト・ファンタジー
フライデイナイト・ファンタジー
 … ※NTV系『金曜ロードショー』初代オープニング
     「フライデーナイト・ファンタジー」(CRIS D'AMOUR)
       ≪作曲:ピエール・ポルト≫は、トラック17曲目に収録。


数原晋(本名:かずはらすすむ)――1946年生・岡山県出身のトランペット奏者。
中学生の頃、ブラスバンド部でトランペットと出会い、国立音楽大学に進学。その後、
高橋達也と東京ユニオン」等のビッグバンドを経て、フリー・トランペッターに。
それから、数々の映画やドラマ、アニメ挿入歌、さらに歌謡曲まで…実に幅広い活躍を
されてきた為、誰しもが一度はその演奏を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

例えば…その代表的なひとつが、「金曜ロードショー」の初代オープニング曲ですslate
辺り一面を真っ赤に染める夕陽と海のある風景、桟橋で一人佇む男性のシルエット…
そして哀愁たっぷりに響き渡る、あのトランペットの情熱的な音色…!ひとたび聞けば
かつて週末の夜にお茶の間で味わった、映画ならではの非日常的な体験と、その余韻を
思い出さずにはいられませんweep(水野晴郎さんの“あの名言”が脳裏に浮かびます…)
ファンの声に応え、今回特別に蘇ったOPですが…その魅力は今なお色褪せませんねconfident

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

…ここ最近、名作映画のリクエスト企画など、原点回帰ともいえる動きを見せ
盛り上がっていることもあって、「金曜ロードショー」のテーマ曲を真っ先に
挙げさせて頂きましたが…数原晋さんの有名なトランペット演奏作品といえば
まだまだあって…!その魅力は、ひとつの記事ではとても語りつくせませんsweat01
そんなワケで一旦、ココで区切らせて頂き…他作品については【次回記事】で
語らせて頂ければ…と思います。もし宜しければ、あわせてご覧下さいませshine

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